2019/10/23

シベリア抑留絵画展

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 もはや行った日付けがわからなくなっちゃいましたが、9月末に行ってきました。「シベリア抑留絵画展 冬と夏を描く」。場所は九段の生涯学習館でしたが、主催は新宿にある平和祈念展示資料館。都営地下鉄のドア上などに広告が出ている、新宿住友ビルのあそこです。基本的には満州からの引揚者とシベリア抑留帰還者を柱にした「戦後の労苦」を扱うところです。以前、満蒙開拓青年団のPR映画の特別上映に行ったことがありますが、総務省委託事業であることとその主旨からわかるように、まあそうした展示ですが、その枠内でそれなりに頑張ってる担当者がいるな、という気もしました。

 なんでわざわざそうしたところのものを観に行ったかといえば、展示の中に四國五郎の絵があったからです。あそこが四國五郎?と思ったけど、彼もシベリア帰還者なので、「まあそりゃそうだ」というわけ。ちなみにチラシは東京大空襲・戦災資料センターでもらいました。昭和館やしょうけい館も含め、相互にチラシを置いてるみたいですね。まあこれも、そりゃそうだ、なんですけど。
 で、今回展示されていたのは、抑留体験後に画家となった人、画家とはならずに個人で描いていた人、挿絵などの仕事を既にしていて召集され復員した人など、10人の帰還者が描いたものです。
 四國五郎の絵は、油ではなく、ペン画に彩色したもので、個人的にはこちらのタッチの方が好みでした(元々油よりペン画が好きだし)。田中武一郎のペン画もさすがに「上手いなー、見られてよかったなー」というものでしたし、職業画家でない人の絵に切実さがあったりして、拙劣を越えた「描きたい」という思いが描かせてるんだな、と感じます。
 場内が空いていたのもあって、置いてあった「佐藤清画文集」もじっくり読みました。展示されていた絵は油でしたが、画文集の方はペン画(白黒)で、シベリアでの「暮らし」を綴ったもの。中でも、出征時に持たされる檄の入った日の丸を、ロシア人との物々交換に使い、ロシア人女性達が日の丸をそのままスカーフとして使っている話(これは会場に絵もありました)などが印象に残りました。会場で売ってたら欲しかったんだけどな。
 ただひたすら苦しい毎日であっても、ふとしたときに小さな嬉しさを感じたり、「くすり」としたりすることはある。それは人間だから。でも、そうしたことがあったからといって、ひたすら苦しい毎日であることにかわりはない。「戦争画」とはなにか、とは幾度も論じられてきましたが、これらもまた「戦争画」であるのでしょう。シベリアの夏の嬉しさ、海の見える草原に咲く桔梗の絵も、また。最近聞くようになった「戦争中だって楽しみがあった」的な論にどう向き合うのか。そんなことも考えたりしたのでした。

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2019/10/07

〽京都〜大原、実光院♪

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雨もだいぶ小やみになりました。先ほどの宝泉院と実光院とは通り向かいくらいのところ。

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こちらでも同じように毛氈が敷かれた上で、お庭を拝見します。拝観は抹茶付きかどうか選べますが、まだもう少し雨宿りがいるかなー、ということで、温かい抹茶をいただきました。比較的小さな客殿で、担当の女性の方がいろいろと優しく声を掛けてくださいました(←その意味ではここがいちばん親切で丁寧)。
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縁側から見える池と秋海棠。なんか上手く撮れないんですよね、秋海棠。お寺の簡単な説明+声明のテープをラジカセで拝聴。

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「だいぶやんできたみたいですし、お庭もぜひ観ていってくださいね」とおっしゃるので、備え付けの傘とサンダルで、回遊式の庭に降ります。
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こちらは茶花が絶え間なく咲くようにとお庭を造ってあるそうで、そちらの写真も機会があればまた。
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水瓶のような大きな岩をくりぬいたもの(なのかな)にも見事な苔。
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水蓮のつぼみがひとつだけ。
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お庭の杉。またちょっと降ってきたかな……。
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ということで、3時過ぎにバスに乗って大原を後にしました。こちらはバスの窓の中から。大原ではこんな写真がさっくり撮れちゃうんだなあ。

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2019/10/04

〽京都〜大原、宝泉院♪

や、タイトルはもうコレで行きますよ( ̄▽ ̄)。

宝泉院は先ほどの勝林院のほぼお隣です。

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なんとなく既視感のある、これでおなじみのお寺ですね。入ってお手洗いを拝借して出てきたら、ついにザンザン降り。
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クリックして大きくしていただくと、ザンザン降りなのがわかるかも(最初の写真も降ってます)。
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こんな。
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拝観料が「抹茶つき」なので、ゆっくり冷やし抹茶をいただきまして。
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有名な樹齢700年の五葉松ですが、マツクイムシにやられて、現在治療中。白いのは、薬を塗って、いわば湿布してある状態なのだそうです。風情に欠けるけど仕方ないわな。
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どこのお寺も、秋海棠が花盛り。
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雨に降られた人で混んできたし、若い人がきゃっきゃしながら撮影大会初めてうるさいし、雨も小やみになってきたし、というわけで、お庭の方へ。
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小さな回遊式の庭園。
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ほこらの下にあった大きな岩は、亀の甲羅のようなひび割れが(左側の棒がほこらの支え)。
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さ。次のお寺に行きますよ〜。

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〽京都〜大原、来迎院&勝林院〜

天気がいよいよ怪しくなってきたので、三千院からちょっと距離のある来迎院に先に行くことにしまして。

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お堂の写真を撮ってなかった……orz。拝観料を払うところで、「本堂の中に上がってお参りしてください」と言われたので、そのまま本堂へ。写真は本堂の回廊から。

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こんな感じですね。奥に見えるのは鐘楼です。

三千院から多少離れているのもあって(もしかしたら雷が鳴ってるせいもあって)、ほとんど人がおらず、ただ閑かでした。本堂は室町時代、本堂の薬師・阿弥陀・釈迦の三如来像は重文。これもすばらしいお像です。どれだけ観ても見飽きない。

 

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今回の旅行でいちばん気に入ったといいますか、居心地の良かったのはこのお寺でした。回廊に寝転がってぼんやりしながら、ここで雷雨になってくれたら、このままここにいられるのになあ、と思ったり。

天台声明の道場とて、日曜日の午後はご住職の声明が聞かせてもらえるらしいです。聞きたかったなー。ここで聞いたら格別だろうな。

 

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そうも言っていられないし、まだしばらく雨も降らなさそうなので、よっこいせと腰を上げます。

 

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三千院へと降りる道は、良い具合に苔むした石垣が。これは三千院のかな。

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三千院の前を通り越して、勝林院。こちらも声明道場。本尊は大きな阿弥陀仏。やっぱり仏さまはお堂で観るに限るねぃ……。

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2019/10/01

〽京都〜大原、三千院〜

〽仕事に疲れたおんーーな(?)が、ひとり〜♪

とまあ、自分の世代なら歌ってしまうわけですが、三千院です。大原三千里でもなく大原三千人でもなく三千院。大原麗子が三千人いたらすごいビジュアルだな。

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 ここの門前で湯葉そばをいただいた話は既出ってことで。写真は例によってクリックででかくなります。
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何も言うことないくらい気持ちの良いお庭ですが、天気予報通りずっと遠雷(というにはも少し近い)が鳴りっぱなしてて、ちょっと気が急いたりして。国宝の阿弥陀三尊は本当に素晴らしいです。脇侍の両菩薩がちょっと腰を浮かして「今行きますよ〜」のところも含め、上野の展覧会で見たような気もするんだけど、別の所のだったような気もするし(ヒドイ)、ともあれ、お堂で観るとまた違った素晴らしさがあります。ずっと観ていたいけど雷が……、先に行かねば……。

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2019/09/27

苔in寂光院

今回は苔です。ほぼ苔です。寂光院の苔です。

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本堂前の雪見灯籠の傍の苔。雪の変かわりに白い百日紅が散っています。

 

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修学旅行で来たときには、もっと広いような気がしていたのですが、案外と狭かったのは自分が大きくなったからじゃないと思うの。
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お地蔵様も苔の中に。
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バス停から寂光院へ至る道の途中で。大原はどちらを向いても絵になります。

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〽京都〜大原、寂光院♪

 大原は高校の修学旅行以来です( ̄▽ ̄)。行きたい行きたいと思いつつ、ある程度まとまった時間が無いとちょっと怖くて行けなかったんだよなー。なかなかバレエのついでに、というわけにはいかなくて。

 今回は五条のホテルから烏丸線で国際会館前下車、バスで大原まで行き、寂光院、三千院、来迎院、勝林院、宝泉院、実光院の順で回りました。まずは寂光院。写真は例に寄ってクリックででかくなります。

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 本堂。中は撮影禁止ですが、ちょうど二人連れの方と一緒になったら、お寺の方が本堂の中で解説をしてくださいました。ご本尊はどでかい地蔵菩薩。割と最近焼損したものを復元したもの。

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 白い百日紅がきれい。


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 寂光院といえば建礼門院というわけで、使っていたという井戸の跡と庵の跡。

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 「諸行無常の鐘楼」。




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 境内にある宝物殿(無料)で、焼損したお地蔵様の中にあった大量の胎内仏(焼けたり焼けてなかったり)や、平家物語の「大原御幸」関連の資料などが見られます。あまり数は多くないけど、折角なので。
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 雪見灯籠に雪ならぬ百日紅。豊臣秀頼の寄進らしいです。

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 寂光院といえば苔。というわけで、苔は別エントリで〜。

 

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2019/09/18

メリケンパーク

 今回神戸へ行ったのは、以前から気になっていた戦没船の資料館が平日しか開いていないので、とにかく失業中に行っておこう(と、前回の失業中も思ったのに果たせなかった)ということで。そちらの方はまた書くとして。

 神戸は3回目、かな。一度は91年の湾岸戦争の時に関西の集会に報告者として呼ばれて、主催の小田実さんちに泊めていただいて、帰りに神戸市立博物館に寄っただけ。2度目は全国共同行動だったかの合宿で、これは確か阪神大震災の後でしたが、全然記憶が無い(笑)。

 で、資料館を出たのがすでに3時半ごろ。とにかく暑くて何か飲みたい座りたい。つことで近所の看板を頼りにメリケンパークへ。

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いきなりコイキング(ちがう)
 
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そしてピジョンにつかまるよ(ちがう)

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とにかく暑いので、こういう神戸っぽい風景を見ながらスタバ。というかスタバしかなかった。スタバならある。困ったもんだな……。

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神戸になれ? 神戸たれ? 



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「希望の船出」。神戸港から出発した海外移民の記念碑ですね。
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こんなんも。


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1枚目は第二海援隊のモニュメント。雲が凄い。
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天気がいいから海がきれい。上から見てる分には。
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メリケンパークの隅っこにある神戸港震災メモリアルパーク。本当に片隅です。

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ほんのちょっとだけ、震災時のままに保存してありました。

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全体像。正面が震災とは関係ない御製の碑なのがなんかなー(いちばん奥の直方体)。

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往きは地下鉄のみなと元町駅からでしたが、帰りは中華街を抜けて、JRの元町駅へ出て京都へ。中華街は横浜>神戸>>>>長崎、という印象ですね。やっぱ横浜のはでかいわー。というか長崎狭いわー。

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中華街のお約束♪

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2019/09/13

京都食いっぱぐれ日記。

 ご無沙汰しております。去った8月末をもちまして、無事に会社を円満に退職いたしました。正式には9月15日付け退職で、つまり明後日までは有休消化中です。いろいろご心配をおかけしましたが、今度は就職の心配が待っています。まあ、今月いっぱいは完全休養というようにクリニックの主治医とも話をしてますので、10月になったらいろいろとまた心配します。多分。でもずいぶん気は楽になったのさ〜。

 というわけで、8月末に広島、今週は京都とそれぞれ2泊のお出かけをしてきました。広島の方はツレアイと待ち合わせて、リニューアルした原爆資料館を中心に、プラス被爆文学の旅的に。京都の方はひとりで、神戸の戦没船資料館を第一目標に、大原とそのほか。おいおいに書く方のリハビリもしなくてはならないので、まずは簡単な京都の食いっぱぐれ日記から始めたいと思います。例によって、写真はクリックで大きくなります。

 神戸が第一目標とはいえ、連泊にしないと安くはならない、ということで、今回は近畿ツーリストの2泊3日のぞみ指定往復+素泊まり27300円、500円のお土産券付きのお得コース。平日とはいえほとんど交通費だけじゃん? みたいな感じですが、のぞみの選択肢が少なくて、料金追加での変更もできないのが難点。いちばん早い10時発で行き、一番遅い16:26で帰りました。なので、最初の昼ご飯は新幹線の中でコンビニのパン。

 ホテルは五条のベッセルホテルカンパーナ、なぜかシングルではなくてツインが用意されてましたが(笑)、大浴場あり、23時まで無料ドリンクバーありで、たいへんよいホテルでした。フロントは、マネジャーさん以外はアジア系外国人の方々で、流暢な日本語というわけにはいかないですが、とても感じよく、自分を案内してくれた女性は満面の笑顔がすっごく可愛かったです。難点はひとつだけあって、周りに飲食店がろくに無い……。五条だからな……。マックとかやよい軒とか吉野屋とかはあるんですけどね……orz。

 で、夕飯はやよい軒の隣の同じような定食屋で牛カツです。

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 ……ま、正直、カツは豚か鳥の方が好きですね。牛カツの店はよくみたけど、京都名物なのかな……。野菜にかかってたのがゴマドレッシング(酸っぱくない)で助かりました。
 2日めは修学旅行以来となる大原へ。ずっと行きたかったんだけど、ちゃんと時間を取らないと不安だったので、2泊の中日、と決めていました。予報では午後に雷雨ってなってたんですけど、朝はカンカン晴れだったし。
 大原へついて、天気の良いうちにちょっと離れた寂光院へ行き、戻って来て三千院前の土産物屋兼レストランで昼食。


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 生湯葉そば。湯葉好き〜♪ ちょっと塩っぽいお出汁。
 そして三千院、来迎院、勝林院、宝泉院と来たところで雷雨( ̄▽ ̄)。ちょうど宝泉院は抹茶付きの拝観だったので、いただきながらの雨宿りです。

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 このあと実光院でもお抹茶をいただいたんですけどね( ̄▽ ̄)。
 大原から戻って、四条のヴェローチェで一息ついて、新京極など行ったりきたりして、夕飯はなぜか北極星のオムライス。

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 中は海老のケチャップライス。海老が思ったよりも大きくてたくさん入っていたのが嬉しかったですな。
 さて、3日め。最初は東山に行こうと思っていたのですが、京都国立博物館が面白そうだったので、行ったことのない泉涌寺へ行き、東福寺駅から七条へ出るコースに変更。お昼はお土産を買いがてら、昨夜辺りをつけていた(というかオムライスを食べた後で発見した)祇園四条のパスタ屋さんへ。

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 「合鴨と賀茂ナスとレンコンのもろみ醤油香味野菜添え」サラダと吸い物とドリンクつき。「九条ネギのジェノベーゼ」を食べようかと思ってたんですが、賀茂ナスに負けた( ̄▽ ̄)。量が多い〜( ̄▽ ̄)。食べても食べてもある。もろみ醤油なので、なんか細い焼きそばみたいな気もしたけど、ナスが美味しかったからよいのだ。
 新幹線八条口の前の鶴屋芳信で「京ふわわ」なる飲み物。グリーンティーの上に甘い泡(練乳?)の乗ったもの。マカロンかと思ったら最中がついておりました。抹茶ばっかりだな( ̄▽ ̄)。

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 東京着が18時半すぎなので、夕飯は家で駅弁を食べようと。

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 ……結局途中でお腹すいて、新横浜に着く前に食べちゃった( ̄▽ ̄)。ご飯にじゃこの佃煮、鰆の西京焼き、信田巻き、キノコと湯葉の煮物、カボチャのつぶしたの(サラダではない)、ゴボウ、椎茸、里芋、ミニ団子。いちばん京都っぽいメニューだったりして。


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 で、こちらがお土産券でいただいた(100円ほど乗せたけど)、nikinikiのお菓子(2個セット)。八ツ橋の皮で作った季節の生菓子で、月は黒あんがサンドに、ウサギの胴体には白あんが入ってました(実はちゃんと杵も持っている)。お土産券の都合で祇園四条の店で買いましたが、京都駅にも店があります。すごく可愛いけど、……八ツ橋の皮はあの薄さだから美味しいんだな、とも思いましたとさ。

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2019/06/15

ついったにいます

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ながらく放置になってしまって、来てくださった方には申し訳ありません。

とりあえず生きてます。おおむね、ついったーの方にいます。よしなにー。

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2019/01/14

ここ最近のこと/正月は沖縄

 すみません、ご無沙汰しておりました。なんとか生きてます。

 昨年3月末に会社の(前)社長と(前)取締役の対立がピークに達しまして、そこいらから精神的にまいっちんぐな状況だったんですが、秋からちょっと「これはヤバイのでは……、もしかして噂の若年性痴呆とか軽度記憶障害というヤツでは……」ということが相次ぎまして、年末近くなってから「もの忘れ外来」というところの扉を叩きましてん。したらですね、
 「痴呆症じゃなくて抑うつですよ」
……と、あっさり診断が降りました。抑うつで集中力、判断力、思考力、気力、記憶力が落ちてたんですな。何もかも落ちてるじゃん(ちなみに12月は体重も3キロ落ちたw)。
 幸い、それほどこじらせていなかったので、とりあえず抗うつ剤での治療をしています。今のところはさほど副作用(吐き気とか)は出てないですが、翌朝ちょっとふらつく感じがする(昼前には落ち着く)のと、口が渇くのはありますな。徐々に本が読めたり、皿が洗えたりするようになってます。いやー、いろいろ大変だったわ( ̄▽ ̄)。

 そんなこんなで無気力に暮らしてますが(会社には行っている)、正月は沖縄に行ってきました。ツレアイから「今年は来い」ってことで、もう10月くらいにはチケットやら宿やら取っていたからなんですが、ま、ゆっくり話も出来たし。

 写真、撮りすぎて(笑)全然整理が出来てないんですが、例に寄って食い物だけ。


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 首里城前にあったポーク卵おにぎりの専門店「ななむすび」(イートインあり)にて。飛行機が那覇に着いたのが2時前で、玉陵を見て首里城前に戻ったのが4時頃。機内で朝ご飯を食べただけだったので、ちょっとお腹に入れたいなー、というわけで、ポーク卵+かつお梅のおにぎりと珈琲。かつお梅たっぷりで、正直他の味がしなかった気もするけど、それはそれでおいしうございました。メニューはこんな感じ。もずく天が売り切れてたの……orz。

 あとは沖縄的なものは食いっぱぐれまして、最終日の昼に「沖縄っぽいものを食わせろ〜」と駄々をこねて県庁前のりうぼうの「ふる里」でこちらを。

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 あーさ汁定食(780円)。じゅーしー(炊き込み)、炒り卯の花、ミミガー、くぶいりちー(切り昆布炒め)、小魚の南蛮、アオサと豆腐の汁物、お新香。健康的だなー。ミミガーは酢味噌が苦手なので、ツレアイに食べてもらいました。

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 おそらく沖縄ボトラーズの販売機。「午後の紅茶」ならぬ「霧の紅茶」はUCCらしい。さんぴん茶にちゃんと「ジャスミンティー」って書いてあるのがミソ。アメリカンクリームソーダってなんだろ……。

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 見覚えのないバヤリースが! しかも他のより高い!

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 ……というわけで、帰りに空港で買ってみました。懐かしのトリスコンクの味でした。実はグァバも買って、まだ開けずにうちの冷蔵庫に入ってます(グァバジュース好きなん……)。なぜか、グァバとマンゴーは170円でパインは160円だったんだよ……ていうか、なんでオレンジまで高いの……。


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2018/12/06

マリインスキーのすべて

 3日で5公演って、久しぶりに無理をしましたが、とりあえず2日のマリインカから。今回はこれ1公演だけでした。3階正面でA席……(NBSはまだBだよね?)。 
 指揮はアレクセイ・レプニコフ。さすがにマリインスキー管。のっけから「音が違うわあははは」って感じでしたが、時々妙な感じも。なんつうか、パートごとにタイミングがあってないというか。まあ席のせいかもしれないですけどね。

第1部「ショピニアーナ」
作曲:フレデリック・ショパン  振付:フォーキン  改訂振付:ワガノワ
アリーナ・ソーモワ、ザンダー・パリッシュ
 
 今回はこれがいちばん「マリインスキーらしい」満足感がありました。折角の3階席なので、ソリストよりも群舞をもっぱら堪能。ソリストの踊りだとワルツがよかったな。

第2部「マリインスキーの現在」
『眠れる森の美女』よりローズ・アダージョ
振付:プティパ/セルゲーエフ 音楽:チャイコフスキー
エカテリーナ・オスモールキナ、ロマン・ベリャコフ、コンスタンチン・ズヴェレフ 他

 クラシック演目には劇場の客席を舞台から見たような背景幕付き。オスモールキナは、目が覚めるような、というわけではないけれど、典雅なというか、アカデミックなオーロラ姫。王子たちは「各国の」というほど民族衣装的なものではないけど、おそろいでもない衣装。赤タイツの王子(にしてはちょっと薹立ちした感じの)が、サポート担当でもないのにばらを回収したりかいがいしく働いておった(演技も多分いちばん細かかった)。

『ソロ』
振付:ファン・マーネン 音楽:J. S. バッハ
フィリップ・スチョーピン、ヤロスラフ・バイボルディン、マキシム・ゼニン

 3人で「ソロ」? と思ったら、3人で入れ替わり立ち替わりにソロを踊り、最後にちょっとだけ全員で踊る。どんどん曲が速くなっていって、最後の方は本当に忙しそうで、体力だなーとは思うけど、そんなに面白くはない。

『海賊』第2幕のパ・ド・ドゥ
振付:プティパ 音楽:アダン
永久メイ&アンドレイ・エルマコフ

 うわさの永久さんは、失礼を承知で第一印象を言えば「なるほど西洋人好みの日本人だなー」という感じで、ああ本当に失礼だな、自分。海賊はどこからこんな子どもをさらってきちゃったんだ、という。大変華奢なんだけど、腕を開いたときに空間がすごく大きくて、この辺りが素質として評価されたんだろうなー、と思いました。むしろクララかオーロラを見たかったかな? エルマコフはお目付役の頼りになる先輩でありました。

『バレエ101』
振付:ゴーティエ 音楽:ペーター・アーベレ
ウラジーミル・シクリャローフ

 前に見た時も書いたけど、やっぱりオチが好きじゃないなあ。初見がいちばんで、何度も見て面白い演目でもないしな。最後暗転したあとに、ナレーターに一発くらわせて「101ポジション!」ってダンサーがドヤ顔して終わる、てのがいいな。若い頃のマラーホフがやったらどんなになるかはちょっと見たかったですね。

『フラッシュ・バック』より パ・ド・ドゥ
振付:イリヤ・ジヴォイ 音楽:アルヴォ・ペルト
エカテリーナ・コンダウーロワ&ロマン・ベリャコフ

 前のシクリャローフの上半身が残ってるのかと思ったら、コンダウーロワが向こう向いて座ってたという( ̄▽ ̄)よい出だしでした。コンダウーロワがすごいチリチリヘアでびっくりしたけど、かつらだよね?
 プログラムを買ってないのでシチュエーションが全然わかりませんが、腐れ縁の男と女の暴力的な駆け引きみたいな感じ。全幕が見たくなるようなものでもなかったですが(きっとろくな話じゃないな、という感じ)、今回のコンテの中ではいちばん見応えがありました。

『タリスマン』
振付:プティパ 音楽:ドリゴ
予定キャスト:レナータ・シャキロワ&キミン・キム

 噂のキミンを初めて見ましたが、まあ飛ぶわ回るわ、あんまりすごいんで途中で笑い出しちゃったよ( ̄▽ ̄)! 3階からみてもあれだけ高く跳んでるんだもんなあ。役にはまったらすごいだろうねえ。シャキロワは今回見た中では、好みのタイプのダンサーでした。

第3部「パキータ」より グラン・パ
作曲:ミンクス  振付:プティパ 改訂振付・構成:スメカロフ/ブルラーカ
予定キャスト:ヴィクトリア・テリョーシキナ/ティムール・アスケロフ

 待ってましたのテリョーシキナ。パキータはカンパニーによって構成が違うので、日頃見ないヴァリエーションが入っているのも楽しい。マリインカだったらトロワ入りでもよいのになー。ヴァリはエトワールの2人を除いて4人だか5人だか。個人的には3ヴァリの人(パープルのチュチュ)が好みでした〜。とはいうものの、前日兵庫のドンキからトンボ返りというのもあったかと思うけど、全体に精彩を欠いた感じは否めないかな……。テリョーシキナだったらもっと行くんじゃない? みたいな感じが残っちゃうのは期待値が高いからしょうがないのかだけども。ま、コーダの回転はもの凄い早さで回っていたのだけど、自分が求めるのはソコジャナイ感じでな……。あんまりガシガシ日程詰めて「……まあこの日程じゃね」というのもどうかと思うんだよな……折角のマリインスキーなんだしな。

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2018/11/09

露坐の大仏おわします

 もう一月前ですが、10月の7日に鎌倉に行ってきました。この日は本当に暑くて、10月だというのに汗かきかき。極楽寺→長谷寺→大仏のコースでしたが、今回は大仏だけ( ̄▽ ̄)。

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 有名な(?)超わかりやすい案内板。♪ごーくらくじざかこーえゆーけーばー♪
 「極楽寺坂越え行けば/長谷観音の堂近く/露坐の大仏おわします」という文部省唱歌「鎌倉」の2番だけで一日終わっちまったわけですが、覚えておくと便利な歌です(こちら

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 スタンダードに正面から。ヒジャブを被った女性達のグループが記念写真を撮ってました。

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 スタートが遅めだったので、すでに4時は回ってましたが、まだそこそこ明るい。

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 とはいえ、このシーズンは中に入れるのは16:10までとかで間に合いませんでした……orz。もう10分早ければなあ。実はこの中に入ったことがないのです。背中の扉がまだ開いてます。

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「露坐の大仏」ってのはつまり屋外に座ってらっさるということなんだけど、大仏殿は室町時代に地震と津波で倒壊したらしい。海からすぐだもんなあ。

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 売店にいくつかあった絵はがきのうち、平山郁夫の世界遺産セットの中で原爆ドームの絵の入った物を買いました。売店の人にちょっと怪訝な顔をされたと思ったら、大仏が入ってないセットだったのさ( ̄▽ ̄)(←帰ってから気づいた)。

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 この角度だとちょっと立ってるように見える?

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 いやー、それにしても相変わらず人が多かったなあ。ちなみにこちらは浄土宗の高徳院、大仏は阿弥陀様ですのん。

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2018/11/05

プティパガラ目黒&横浜 第1部

プティパ生誕200年記念〈夏祭りガラ〉(8/25 目黒パーシモン)
プティパガラ(9/1 神奈川県民ホール)
― 第1部 ―

「ジョコンダ」 柿崎佑奈、ブラウリオ・アルバレス ほか

 ジョコンダの時の踊りといえば、「ファンタジア」の中に名作があるのですが、これがかなりアップテンポな印象なので(アニメだからアップテンポというよりも動きが細かくてそう見えるのかも……むしろ1940年作品だと思うと「音に合う」方がすごいという気もしたり)、やっぱりちょっともっさりした印象にはなってしまうんだな(そもそもブラウだしな)。朝、昼、夜、夜中という4つの時のそれぞれに色分けされた衣装の女性群舞に、夜の女王(紫ベースのチュチュ)と風の精の男性ソリスト。女性群舞はそれぞれ順に出てきますが、どこからどこまでが朝、という明確な感じでもなかったような。正直、それほど面白い振付ではないんですが(オペラの一部だしね)、「原プティパ」といいますか、プティパの振付の原型を観るという意味では興味深かったです。横に並んで手をつないで踊る(4羽の白鳥的な)アレが好きなんだなー、とか、腿上げみたいなヤツ好きだねー、とか( ̄▽ ̄)。
 柿崎さんの夜の女王は(チュチュの色もあってか)リラの精っぽい。背も高く、プロポーションが素晴らしいのもあるけれど、バヤの影などを観ると手脚の始末がとてもきちんときれいにされていて、そう言う辺りも抜擢される一因ではないかな、と。ブラウはアレですね、まあブラウだし。


「アルレキナーダ」 足立真里亜、海田一成/足立真里亜、樋口祐輝

 足立さんがキュート。ちょこんとした帽子も似合う! 去年のガラではちょっと苦労していた32回転も、今年はおかずをつけてきっちり回っておりました。アレルキナーダだからちょい小悪魔系なのも可愛い。しかしそれに輪を掛けて海田くんがかわいいよ( ̄▽ ̄)! かわいすぎて半泣きだよ! ちょっと小柄だけど踊りは上手い人なので、まさに適役。語彙力を失うほどかわいい……。樋口くんはチャラ男のアルルカンだけど、それがまた似合っており、別のベクトルで適役でありました。
 夏祭りのもう1日は中川+樋口、掛川は金子+鳥海で、中川さんでも観たかったよう……ヽ(`Д´)ノウワァァァン。


「タリスマン」 沖香菜子、宮川新大

 タリスマンといえばロブーヒン、と古い話をつい持ち出したりしましてな( ̄▽ ̄)。
 ええと、目黒のプログラムでは「天女のエッラとお守りをひろった貴族のヌレディンとの恋物語」となっていて、だから「お願い返して」「やーだね!ぶいぶいっ」っていう振りなのだな、と得心したのですが、横浜の方では従来通りの「エッラと風の神が下界へ行くときのPDD」となっており、どっちなんだよヽ(`Д´)ノウワァァァン! 
 沖さんは軽くて天女のイメージによく合う。正直なところ、宮川くんは「上手いなー」と思うことはあっても、好みではないというか、そんなに「よい」と思うことはなかったのですが、今回は本当によかったです。ジークフリートはまだ模索中だなーという印象でしたが、その模索したものがここで出たような感じがしました。役と踊りと本人が合ってきた、という感じでしょうか。こうやってステップアップしていくのを観るのはよいものですね。


「エスメラルダ」 上野水香/伝田陽美 柄本弾 ほか

 エスメラルダがグランゴワールやジプシー仲間とともにフェビュスの婚約式に招かれて踊る場面。あんまり観る場面じゃないよな、と思いつつ、長いバックの蛇行パドブレを観て、ああダンチェンコで観たわー、と思い出したのでありました。
 グランゴワール(詩人)って立場がわかりにくいんですけど、ノートルダムの近所に悪党の治外法権のエリアがあって、そこで彼が何かやらかして首領から絞首刑にされかけるんですね。で、首領が「誰かこいつと結婚するなら助けてやるぞ!」って言うので、エスメラルダが(特に好きでもないけど殺されるのはかわいそう、ってんで)結婚するわと名乗り出て夫婦になった、といういきさつ。「100分de名著」のおかげでやっと状況がわかったよ……。
 というわけで、まあモロにバヤデルカの婚約式のシーンのアレと同じシークエンスです。ヘビ入りの花かごはないですけども。でも大僧正と違ってグランゴワールは大変に優しいです。嫉妬に燃えた困ったキャラはフロロの方に振られてますし、なんといっても弾くんですし。エスメラルダがどんなに「チクショウ踊るかよぉぉぉぉ!」になろうともそっと優しく微笑みかけながら「ね?踊ろ?」とタンバリンを差し出す。命の恩人とはいえ、グランゴワールの献身的な優しさに、はああ何の文句があるんだいいじゃねぇかこっちの乙女……じゃなくてこっちの男にしとけよ! とエスメラルダを小一時間説教したくなりますが、それにしても弾くん、最近乙女が過ぎないか……。
 技術的には双方申し分なく。水香ちゃんはガラのプログラムとして全幕の一部を、伝ちゃんは全幕の一部を切り取ってそのままに演じた、という印象。それぞれの良さはありますが、水香ちゃんのガラ経験値がこういうところで生きてくるんだなー、とも思ったり。伝ちゃんの悲哀っぷりはそれはそれはすごかったし、全幕で見たい気持ちはあるけど、全幕レパートリーに追加するかっつうとヒドイ話だしそれより別の物やろうぜ、と思うのでまあそれはそれで。しかし、今の伝ちゃんはスゴイっすよ。推し推しです。
 
 

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2018/10/14

横浜のプティパ・レクチャー

 つことでだいぶ時間が空きましたが、この夏の東バのプティパシリーズ。プティパ記念ガラを目黒で2回、横浜で1回、掛川で1回行いましたが、うち目黒と横浜を1回ずつ観ました。3箇所それぞれにキャストも演目もビミョーに違っていて、目黒はオケなし、ほか2回はオブジャニコフの指揮でオケつき(横浜は神奈フィル)。目黒のバレエ劇については前回書きましたが、横浜ではフョードロフによる1時間ほどのレクチャーがありました(通訳付きなので実質30分くらい)。横浜に関しては東バというよりも県民ホールの企画だったようですね。去年の忘年会の時に友佳理さんが、ホールからオファーがあったので企画を出したようなことをおっさってたような気もします(うろ覚え)。

ニコライ・フョードロフによるレクチャー「プティパ~クラシック・バレエ黄金時代の幕開け」

 ご存じの通り、フョードロフはボリショイのかつてのプリンシパルで、友佳理さんのおつれあいですが、現在はほとんどバレエ史家のようになってます。なんかワガノワ(スクールでなく)の著作権管理かなにかをやってたりとか、いろいろ謎の人(笑)。今回の一連のプティパシリーズについては振付指導もしてますし、企画段階から彼の手腕がいろいろ発揮されていたのでは、と思います。とにかく1時間じゃ足りない、いくらでも喋るよ! という前のめりの60分( ̄▽ ̄)。目黒でのバレエ劇ではバレエ裏方史的な話が多かったですが、今回はプティパの一生を辿るお話。

 まあ既にそんなに覚えてはいないんですが( ̄▽ ̄)、印象に残ったところで言うと、ロシアに行くまでとロシアに行ってから結構長いこと「うだつの上がらない人」だったということですね。お兄ちゃん(ダンサー)の人気が高すぎて目立たないというか。契約する先契約する先どんどん倒産しちゃうし、ダンサーとしてもこれ以上は出世しないのが自分でもわかっちゃうくらい。知人のつてを頼ってロシアに売り込みをかけたらロシアから招待状が来て、それに「プティパ様」とファーストネームが書いてなかったので、兄の方だろうけど書いてないし! ちょっとでも若い方が仕事があるだろうし! てわけで5歳サバよんでロシアに行って契約したはいいけど、ロシア側でも「あれ?」って思って、そのうちにまあこれ以上は成功しないよなって双方が思ったという。でもパントマイムに秀でていたので、そっち方面で人気が上がって首がつながったというのは目黒でも語られた通り。ちなみに、5歳サバよんでた件は、生誕100年だかなんだかでロシアで記念行事をやるためにマルセイユに出生証明書を請求して初めてわかったとか( ̄▽ ̄)。のんきだなあ。

 そんなプティパですが、監督就任後もダンサーには人気があったそうで。その後、劇場総帥に軍人が就任し、彼とトラブルになって結局劇場を追われるわけですが、この時の公演のエピソードも面白かったんですが、詳しくは忘れちゃった(笑)。でも「私を追い出そうとしてる!」って息巻いたときにすでに80過ぎてるからなあ。いやそもそも総帥の方針もムチャクチャなんだけど。

 で、「benefit公演」と言っていたかと思いますが、「記念公演」についての在り方のお話もありました。今回の横浜のプティパガラはまさにその形式に則っていて、最後にプティパの肖像が映し出され、一同その功績をたたえるというものでした。「ほほう、これがそうか」と思ったのですが、思い返せばベジャールの追悼公演の時も同じ形式でしたな。ロシアではこうした「記念公演」がいろいろあるというお話であったと思います。

 質疑応答で、32回転について質問した方がいらっさいました。それによると、プティパは技をひけらかすタイプを非常に嫌っていて、現在のように32回転がいろんな演目で行われるのは、後世につけ加えられていったのではないかとのことでした。「プティパってば、最後は32回転させときゃいいと思ってんだろー」と思っていたのはワタクシによる冤罪でした。ごめんね、プティパ( ̄▽ ̄)。そんで、ロシア人で初めて32回転をやったのはクシシェンスカヤだということで、目黒でのクシシェンスカヤdisが回収されたなー、と思ったけどもしかして再disだったのかしらん。

 あ、あとこれは目黒での方の話で思い出したんですが、「プティパ」という名前は「プティ・パ」つまり「小さいパ」だっていうのは、言われるまで全然気がつきませんでしたのん。

 

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