2017/09/16

小さな死

 ガラで見たような記憶はうっすらあるんだけど、全部を見るのは初めてで、しかも以前観たのがどのパートかすら覚えてませんでしたよ。

 モーツァルトの有名なピアノ協奏曲だけど何番かなんて覚えてませんよ、という2曲。フェンシングの剣を使った男性6人の踊り、PDD3つ、黒いドレスを着た可動式トルソを使った女性5人の踊り(直前のPDDに出ていた女性が不参加)、PDD3つ、という構成だったかと思います。全体の雰囲気は「ステッピングストーンズ」に近いかなあ。薄暗い照明と、男女共コルセットに近いような固さを感じる肌色の衣装。

 剣を使ってひととおり踊った後に、後ろに寄せてあった薄いグレーの巨大な布(床全部を覆うくらい)の一辺を男性たちが持って前に走り、一度床に付けてまた後ろに走ると、それまで後ろのトルソーの影にいた女性たちが床に寝ているという具合。この布を持って走るのは確か二回あって、二回目に下手側の男性が持ったまま走って捌けるんですが、これがすごく美しいんだな。黒のトルソの場面も面白い。動きがコミカルなだけではなくて、身体の仮面としての着飾ったトルソと,その裏に隠れた裸体、みたいなね。そして最後は脱ぎ捨てられたトルソだけが漂って終わるという。

 アルルと同じく、初日・最終日と中日でキャスト違いでしたが、最終日がダントツに良かったです。初日は「やっぱ川島さんと奈良さんは格が違うな〜」と思いましたが、中日は「二瓶さんいいな〜、吉川さんすごいな〜、でもやっぱ伝ちゃん真打ち!」でありました。女子は両日粒ぞろい、でしたが、男子はやっぱり中日は竹組、という感じですね。初日があのメンバーだもんな( ̄▽ ̄)。二瓶さんには樋口くんでは、そんで吉川さんには宮川くんではまだまだ不足!感が。二瓶さんも吉川さんも、モダンもいいんだよね〜。でも海田くんや安楽くんが頑張ってるのは嬉しい。あと、配役表の順がPDDの順だというのもよいですね。割と在団年数とか階級順に並べることが多いんですが、これだと後で振り返るときもわかりやすい。

 剣を持ったままPDDを踊るのは杉山くんと沖さん(安楽くんと榊さん)の組だけだったと思うけど(この組だけが舞台にほかの5組がいる前でのPDDで、あとは他の組が捌けてからの踊り)、緊張感があってよかったな。杉山くんは踊りに誠実さとか生真面目さとかが出るタイプだけども、そういうところが好きだからいいのだ。「小さな死」というタイトルの裏としてよく言われる官能性については、初日→中日→最終日、と上がっていったような。大体、男性が女性を気持ちよくさせようとし、女性はそれに応えていくという具合になっているんだけど、まあ入戸野くんだけは自分が気持ちよくなってたなあ、おい( ̄▽ ̄)、という辺りもたいへんわかりやすくてよろしかったような( ̄ー ̄)ニヤリ。

 いや、とにかくたいへん美しい舞台でした。


「小さな死」
振付:イリ・キリアン 音楽:ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト

9/8,10 沖香菜子、金子仁美、三雲友里加、川島麻実子、崔 美実、奈良春夏
杉山優一、岡崎隼也、入戸野伊織、柄本 弾、ブラウリオ・アルバレス、秋元康臣

9/9 榊優美枝、岸本夏未、二瓶加奈子、吉川留衣、崔 美実、伝田陽美
安楽 葵、海田一成、樋口祐輝、宮川新大、ブラウリオ・アルバレス、岸本秀雄

| | コメント (0)

2017/09/10

アルルの女(松)

 というわけで、東バ3演目3連戦。たいへん楽しうございました。まずは初演の「アルルの女」から。

 最後のファランドールは時々見るし、最後のメヌエットのPDDは見たことあるようなないようななんだけど(最初の水香ちゃんのかくかくだけ覚えてるという)、全幕群舞付きは初めて。初日と最終日は2階バルコニー、中日の川島さんの日は1階前方ということはあるんですが。

 初日は「こういう話なのかー、群舞面白いなー、水香ちゃん結構いいなー」という感じでした。女の子の衣装が女学生みたいで、かわいくもかしましいというか。ニジンスカの「結婚」のようでもあるが、「オネーギン」の村の青年団のようでもあり、友達の結婚式って結局合コンだよなー( ̄ー ̄)ニヤリとか。特に初日/最終日は男子に推しが多くて楽しい。永田くんの手の使い方(腕というより手首より先)は前からきれいで好きだったけど、それが全体に共有されてきた感じもあるな。この辺りは芸術スタッフの人の成果だろうか。あと宮崎くんは笑うとかわいいからもっと笑えや(自分的に上瀧くんと同じフォルダらしい)。手をつなぎながら順番に跳びはねるところとかかわいいんだよなあ。

 さて、あらかじめ言っておきますが、ぢぶん、ボッレと相性悪いんですよ( ̄ー ̄)。きれいだなーすごいなーとは思うけど、「いいなー」と思った例しがないという。で、今回も初日は「こういう話なのかー」だったんですけどね。最終日は初日よりもだいぶよかったです。後半は袖に引っ込む場面もなくて、結構ハードな役なので、初日はセーブしてたのかもしれないっすね。

 で、最終日はもう大体のことはわかっているので(群舞とか流れとか)、少しはボッレも見ようかなーと、割にしっかり見てました。しかしこいつ、最初から結婚するつもりねぇだろ( ̄▽ ̄)、っていう。そんな出だしだったんで、結婚式というよりも、結婚記念日の倦怠期の夫婦みたいなね。結婚記念日なんだけど、途中のロータリー駅かなんかで初恋の人を見ちゃったりしてですね、家に帰ってきたら妻が嬉しげにはしゃいでるんだけど、なんかオレの知らない人みたい、何でオレこうなっちゃったんだこんなはずじゃなかったのに、オレの青春を返せーーーヽ(`Д´)ノウワァァァン! ……ていう話っぽかった。
 そう思って観ると、男性の群舞は学生時代の同級生達の幻影がフレデリを責め立てるようでもあり、それに合わせて女学生達がヴィヴェットに加勢するようでもあり、でもそれはフレデリの良心(?)だったりしてね。

 と思うと、結構面白かったです。最終日の最後のファランドールの前辺りからは「ウィリが見える人」になってて、追い詰められた感じがよかったです。すでに自分の脳内では「アルルの女」じゃなかったけど。

 水香ちゃんは、初日の方が健気な感じだったかな。ビミョーに「村の小娘」感があって、それがヴィヴェットらしかったです。段々不安になっていくさまや、「こっちを見て!」というのもよく、やっぱりプティ慣れしてるんだなあとも思ったし、うんうんなかなかよい感じだー、と感心しながら見てました。最終日はちょっと脳内ボッレに引きずられて人妻っぽく見えた。主観が客観を凌駕する典型ですな。初日よりも強いヴィヴェットだったような気がします。というか川島さんより強いヴィヴェットだからそう見えたのかもなー。

振付:ローラン・プティ 音楽:ジョルジュ・ビゼー
9/8,10
フレデリ:ロベルト・ボッレ ヴィヴェット:上野水香
女性:波多野渚砂、上田実歩、髙浦由美子、中島理子、
   榊優美枝、菊池彩美、柿崎佑奈、酒井伽純
男性:永田雄大、和田康佑、宮崎大樹、竹本悠一郎、
   山田眞央、安楽 葵、岡本壮太、岡﨑 司

| | コメント (0)

2017/09/01

職業訓練が終わりました!

Kimg0040_2

 3ヶ月の職業訓練が終わりましたヽ(´▽`)/。6月1日から8月31日まで、まあ休みもちょこちょこあったのですが(夏季休暇もちゃんとある)、月から金まで毎日6時間、がっつりお勉強いたしました。

 自分が受けていたのは「東京都民間委託訓練」ちうヤツで、ハローワークが窓口になって書類選考があったりするんですが(自分の受けた池袋のコースは1.87倍だけど、同じような内容の御茶ノ水は2.77倍(・_・)!、八王子は0.8倍)、でも主催は東京都で、しかも東京都のしごとセンターからは斡旋がないという、なんかこうどういう仕組みなんだよ、という。一応近隣からの受講も可能ということで、千葉や埼玉から来ていた人もいました。自分みたいな失業保険受給中の人だけでなく子育てや病気でブランクがあった人もいましたし、45歳以上のクラスだったので定年や雇い止めの人も結構多かったです。

 手続き的には、ハローワークの訓練窓口に申し込み→選考(半年コースだと面接も)→受講許可→訓練→修了となりますが、その後、訓練窓口の人が担当アドバイザーとして個別についてくれて、職業相談や求人紹介をしてくれます。自分は受講中にハロワに行かなかったので、昨日からついてもらいましたけど、受講生仲間の話では、受講中に行って申し込めば、受講中からついてくれるようです(管轄のハロワによって違うのかも)。また、訓練を委託した会社でも(自分はTAC)、3ヶ月間はアフターフォロー(面談とか)をするとともに、3ヶ月後まで就職したかどうかの追跡調査が義務づけられてます。まあ、就職させるためにタダ(教材費別)で訓練するわけで、委託会社にとっては訓練生の3ヶ月内の就職率が「成績」になるんですな。ちなみに、訓練中は失業保険(途中で切れる人は期間中延長給付)、受講手当(1日500円×最大40日)、通所手当(最安通勤定期1ヶ月×期間)が出ます。1日でも休むと、手当類のほかに通勤定期代も日割りで引かれます( ̄ー ̄)ニヤリ。電車遅延などで1分でも受講時間にいないと、その時限は欠席扱いです。結構厳しいです。休むための届けもやたらめんどくさいです。

 講座もたくさんありますが、自分の受けたのは「PC実践コース」という、45歳以上のパソコン初心者のための3ヶ月コース。WordとExcelの実習を中心に、MOSと日商の受験対策と、PowerPointの基礎実習、座学でネットワークセキュリティとかPC本体の仕組みとか、就職対策の応募書類の書き方とか模擬面接とかが込みでした。Wordがいちばんがっつりだったけど、ExcelでもPPでも共通操作が多いので、確かにWordがちゃんと使えると後が楽だなー、というのはありますね。いや、業務で多少使ってましたけど、いかに自分がちゃんと使えてなかったかを思い知りましたですよ……。ちゃんと習うって大事だなー。アビバの体験教室のCMで「体験教室にこなかったら、きっとこのボタン、一生押さなかったな」というのがありましたけど、まさに毎日そういう感じ( ̄▽ ̄)。

 つわけで、修了ギリギリでしたが、MOS(マイクロソフトスペシャリスト)のWordとExcel、両方をとりましたヽ(´▽`)/! 履歴書の「学芸員」「司書」という、いかにも使えない感じのふたっつだけだった資格欄が賑やかになりましたよ(なにせ運転免許すらないw)。とにかく書類選考を通らないと面接どころではないので、これは大事。某社の面接で「これだけパソコン歴があるのに、Officeも使えないんですかあ?」って言われてチョーむかつきましたんで頑張りましたよ。ありがとう某社( ̄ー ̄)ニヤリ。

 あとはExcelの試験対策でうっちゃってあった校正の通信教育を再開して(10月までにあと2回提出)、求職活動に入ります。なんとか「上野7時開演」に間に合うところを探します〜(6時半開演はあきらめた……orz)。

 ハローワークの訓練ページ こちら
 自分の受けた委託訓練 こちら
 元・訓練の中の人 こちら

| | コメント (2)

2017/08/14

ENB海賊その2

 もうだいぶ記憶が怪しいw。

 2幕は割りと普通に2幕でした。海賊ダンスとビルバントの鉄砲ぶっ放し踊りは1幕でそれっぽいことをやっちゃったのでナシ。しかし、洞窟に帰ってきていちゃいちゃするコンラッドとメドゥーラをちらちら見るビルバントが、悪巧みというよりは「あの女がカシラ取りやがった……orz」ぽくてなんかかわいい。この辺はアコスタのキャラかもなあ。

 トロワはなんといいますか。もうロホでコラレスだからね! エルナンデスもがんばっていたけども、相手がコラレスだからね(二度言ってみたw)! 1幕ではいるんだかいないんだかみたいな存在感の薄いアリ(まあそういう役だ)だけど、まー、なんといいますか。ジャンプもすごいんですけどね、もう回転がw。コラレスのところだけ、4倍速とかで再生されてるんじゃないかって(笑)。加速装置つきですよ、加速装置つき! ロホの回転が普通に見えるってあなた(^▽^)! ひょろりんとした体型だから余計なんだろうなー。羽生選手の4回転が、両側から紐を引っ張るとくるくる回る民芸品みたいだって思ってたんだけど、ちょうどそういう感じかもしれない。あんまりひゅんひゅん回るんで、もうこっちも笑いが止まらなくなっちゃったよ。

 その後の展開も割りと普通。メドゥーラに頼まれて、さらってきた女性たちを解放することでコンラッドとほかの海賊たちに亀裂が入るわけですが、女性たちにはお土産ナシで、手ぶら解放。ここでもビルバントが「あの女の言うことばっかり聞いてーー!きーっ!」って感じでかわいいんですけどね(アコスタだから)。

 2階の上手バルコニーだったので、コンラッドの寝台の中がほとんど見えなかったんですが(マールイだと下手にあるので油断した。カウチにしてほしいわー)、それほど支障はなかったです。マヌケの相談と音楽が残っててよかったな。睡眠薬入りの花を試す場面、倒れた見張りがちゃんと回収されていたところが「ロホの論理的な演出」だろうか(ちょっと感心)。その花をメドゥーラに渡すのが、ランケデムではなくて、ランケデムに頼まれた女性(の奴隷?)であるのも論理的。まあどう転んだところでマヌケなんだけどね。その後のメドゥーラを取り囲むところの音楽が残ってたのもうれしかったな。

 3幕はパシャの家。1幕で怪我をしたハニュコワに替わり、ここからギュリナーラが金原さんです。金原さんがたいそう可憐でですね、ロホと一緒だと「お姉さま、どこまでもついていきますわ!」な感じに(確かに若手と監督だしなあ)。あんまり「ちゃっかりさん」のギュリナーラではなかったけど、まあそれはそれで。で、パシャはアヘンを吸ってハーレムの幻影を見る……って、こないだもそんなの見たぞw。アヘンであの世の幻影を見た人と、風車から落ちてハーレムに行った人とw。

 えーっと、花園の場はなかなか見ごたえがありました。久しぶりに見たなー。ただ、ギュリナーラもメドゥーラも、ほかの花たちと同じ衣装なので(差込の色違いで2種類)、もうちょっと特別感のある衣装でもよかったのでは。ピチカートがなかったのが残念(ピチカートといえばシシコワ!)。
 その後のコンラッドたち乱入あたりも割りと普通の演出でした。もう少しマヌケでもいいのになあ。メドゥーラが腕につけた傷から裏切りのばれたビルバントを成敗、メドゥーラとギュリナーラ、コンラッドとアリの4人で船を奪って出帆(ほかの海賊は?)。……って、そこまではいいんだけど、船は嵐にあって……って、振り出しに戻るの? と思ったら、あっと言う間にアリが吹き飛ばされ(本当に吹っ飛んだ)、そのまま船が分解、流れ着いたメドゥーラとコンラッドは無事を喜びあうのでした。……って、ギュリナーラは? ギュリナーラ、どこに流れちゃったん? 

 という、なんか最後に来て(( ̄Д ̄;;)!っていう演出でした。最初にギュリナーラとメドゥーラは仲良しさん! の場面がなかったので、まあうっちゃっといてもいいや、ってことなんですかね(薄情だなあ)。

 いやしかし、「海賊」ならではのばかばかしさがありましたし、久しぶりに全幕で見たら楽しかったし、群舞もエネルギッシュで高感度高かったですし、なによりロホがロホだったので、十分満足したのでありました。またロホが踊れるうちに来てほしいなあ。

| | コメント (0)

スプリームBの2

「眠れる森の美女」 ディヴェルティスマン 


リラの精(ヴァリ): オニール八菜
ローズ・アダージオ: 高田 茜、スティーヴン・マックレー、ベンジャミン・エラ、 ジェルマン・ルーヴェ、ユーゴ・マルシャン
オーロラ姫(ローズ・アダージョの後のソロ): ミリアム・ウルド=ブラーム
王子(2幕冒頭のソロ): フェデリコ・ボネッリ
オーロラ姫と王子のパ・ド・ドゥ(幻影の場): ミリアム・ウルド=ブラーム、ジェルマン・ルーヴェ
青い鳥(パ・ド・ドゥ): フランチェスカ・ヘイワード、マルセリーノ・サンベ
青い鳥(コーダ): フランチェスカ・ヘイワード、マルセリーノ・サンベ、ユーゴ・マルシャン
オーロラ姫と王子のパ・ド・ドゥ(アダージョ): ヤーナ・サレンコ、スティーヴン・マックレー
王子(ヴァリ): マチアス・エイマン オーロラ姫(ヴァリ): レオノール・ボラック

 最初に聞いたときは、ローズアダージョ+3幕のディヴェルティスマンで、青い鳥のほかにシンデレラや赤頭巾や猫もくるんだろうなあわくわく、だったんですが、みんなオーロラやりたいんだなあ、おいwってな具合に。全員そろって入場を見てたら、まあそりゃそうだろうなあとも思うんですけども。カラボスがやりたい人はいなかったのかな。

 
 高田さんのオーロラがとにかくかわいくて!かわいくてかわいくてかわいくて!(←語彙がない) オーロラにバラを渡す場面は2度あるわけですが、1回目のバラが回収→分配で使いまわされていたのが印象的でありました。エラくんがいろいろ段取りを気にしそうな王子であった。マックレー先輩がさすがの余裕っぷりを発揮していて楽しい。

 その後のソロは割とはしょられがちなんだけど、振りも音楽も好きなのでうれしい。ミリアム、やっぱりかわいいなあ。王子のソロもはしょられがちかな。ボネッリはいいよねえ。今回のメンバーでは割と「大人」なイメージがあって、個人的には「抑え」というか、お祭りになりすぎない要のような感じでした。幻影はよかったけど、オニールのリラを入れてトロワにしてもよかったのに。あと最後の切り方がもう少しなんとかできなかったかな。青い鳥もせっかく最後に闖入者を入れるなら、もっとコミカルにしてもいいのになあ、とか。そうそう、ヘイワードのフロリナが腕を白鳥のように波打たせていて、いやフロリナは鳥じゃないよ? って思ったんだけど、あれはロイヤル仕様なんだろうか(そもそも鳥の翼も波打たないんだけど、ということはおいといて)。

 まあそんなわけで、いろいろと演出的にはやっつけ感もありましたが、それぞれのパフォーマンスは楽しめたので、まあコレはコレで豪華で面白かったな、と。サレンコの猫とかも見たかったなー。あと、むしろ同じ演目をぶっこんできて、「ロイヤルはこうじゃ!」「パリオペではこうなんじゃ!」って張り合うようなのもあったら面白かったかも(Bプロしか見てないんで、アレですがw)。

| | コメント (0)

スプリームBの1

 パリオペとロイヤルの対決! という宣伝文句だった「バレエ・スプリーム」。最終日のBプロに行きました。パリオペとロイヤルが交互に出てくるのかなー、と思ったら、1部がパリオペ、2部がロイヤル、3部が混合。盛りだくさんというわけではないかもしれないけど、これくらいの分量でちょうどいい感じ。難しい演目もなくて、昔の光藍社のガラみたい( ̄▽ ̄)と思わなくもないけど、こうしたPDDガラ自体が久しぶりだったので楽しかったです。プログラム買う必要もなかったし。つか、難しい演目(コンテとか)が2〜3目は入ってないとプログラム売れないのか……。

「グラン・パ・クラシック」 オニール八菜、ユーゴ・マルシャン

 定番中の定番。シェスタコワのウルトラマリンの衣装に慣れてるので、パリオペは白だー( ̄▽ ̄)、と今更のように思ったり。オニールは始めて見たけど、すらりとして(今風に言うと「しゅっとした」感じ?)、自分好みでした。32回転は、くるっ、くるっ、くるーーん、くるくるくるっ!の繰り返し。
 そういえばシェスタコワがよく、4回転目に向きを1/4ずつ変えていくのをやってたけど、最近あんまり見ないねえ(大変な割りに見栄えがしないのだろうか)。

「ロミオとジュリエット」 第1幕よりパ・ド・ドゥ レオノール・ボラック、ジェルマン・ルーヴェ

 ヌレエフ版、ビデオ(ジュドが出てるヤツ)持ってるのに見てない……orz。いやしかしホントに忙しいな。手数(足数?)が多すぎるというか。松山の清水さん(の振付)には確かにこのヌレエフのDNAが入ってるわーー、っと再確認。
 面白かったのは、ロミオは「青年」だけどジュリエットは「少女」なのね。ロミオが何度も「一緒に(ここから)行こう」という意味がジュリエットにはわからないから、そのたびに「だめよ、ここで踊りましょう」ってなっちゃう。こっちは結末を知ってるから「今のうちに逃げちゃえよ〜」って思うけど。バルコニーって、それがあるから切ないんだよなあ。


「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 ミリアム・ウルド=ブラーム、マチアス・エイマン

 久しぶりに見るような気がするチャイパw。エイマンは今がいちばんいいときなのかなー、と観るたびに思うので、その意味でもスゴイ。回転もジャンプもよいのだけど、コーダだったかな、下手から前の方を上手にむかって横にステップしていくときの脚捌きが「おお!」という感じで、ちょっと刮目でした。ミリアムは相変わらずかわいいけど、ちょっと貫禄出てきたなー。なんか、いつも見るチャイパとは一味違ったけど、なかなか楽しかったです。


「真夏の夜の夢」  高田 茜、ベンジャミン・エラ
 
 高田さんがかわいいけど強い姉さん女房w。記憶よりもパキッとしたイメージだったけど、誰の記憶なのかがいまひとつ自分でもわからないという。エラのオベロンは尻に敷かれてるぽいところが、逆に切羽詰っての逆転劇を仕込みました! という感もあって、まあそれはそれで。エラは割と好みだなー。


「タランテラ」 フランチェスカ・ヘイワード、マルセリーノ・サンベ

 チャイパVSタランテラw。こちらはやんちゃコンビっぽくてそれはそれで楽しい。ヘイワードは好みだなー。「タランテラ」って、毎回萩尾望都の「フラワーフェスティバル」のアレを思い出しちゃって、 「えーっと、えーっと?」ってなっちゃうんだよ……。


「白鳥の湖」 第2幕よりパ・ド・ドゥ 金子扶生、フェデリコ・ボネッリ

 ボネッリはエレガントだなあ……。こういう王道ものが一本はないとね!


「ドン・キホーテ」よりパ・ド・ドゥ ヤーナ・サレンコ、スティーヴン・マックレー

 と、しみじみしたところに持ってきてコレだよ(^▽^)! いやー、笑った笑った。自分は割りとサレンコ好きなんだけど、まさかサレンコがロホのポジションに来るとは思わなかったな。考えてみればサイズ的に(というか肉体条件的に?)遠くないんだから、着地地点が近くなるのはそうかもしれない。回る回る、立つ立つ!みたいな。マックレーとはサイズ的なバランスもちょうどいいし、技量的にもバランスよくて、競い合うところは競い合い、組むところは組み、というメリハリが二人の信頼関係を感じさせていいペアでした。二人ともやりたい放題なのにそれがPDDだというところは踏み外してないのが「格」を感じさせてよろしいなー、と。あんまりすごいんで、途中から笑いが止まらなくなっちゃった。久しぶりにマックレーのタップも見たかったな。

| | コメント (0)

2017/07/28

ENB海賊 その1

 ふと気づけば1ヶ月近くこちらには何も書いてないという( ̄0 ̄)! このかん何をしておったかといえば、職業訓練校に通ってWordとExcelにまみれ、かつ通信教育で校正の勉強をしておりました。求職のために手札を増やさないとなー、ということなんですが、とりあえず、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリストという検定)のWord(2016版)は獲りました╭( ・ㅂ・)و グッ ! 8月中にはなんとかExcelの方も獲りたいなー。授業の方が面白くて、正直ずっと訓練生をやっていたい( ̄▽ ̄)。まあそういうわけにもいかず、8月末日が修了式です。通信の方は10月末が期限ですが、課題はあと2回分(2ヶ月分)を残すのみ。訓練校は、基本は月〜金の6時限(7時限目に自習or補講)という体勢で、求職活動日という平日の休みが何日かはありますが、遅刻も休みも原則不許可なので(申請がめんどくさいし、手当も引かれる)、割といっぱいいっぱいです。

 そんなわけで、舞台も映画もほとんど見てなかったんですが、バヤ3回と「子午線の祀り」、ENBの「海賊」だけは行きました。映画は「謀殺下山事件」1本切りだな。まあ失業者がそんだけ見りゃ充分だろ、と言われそうな気もするけど。

 で、「海賊」をちらっと。予定が立たないし、日曜以外はチケットを獲らないようにしていたので、16日のロホの主演の日を見ました。
 話がコンラッドたちの難破からではなくトルコの奴隷市場から始まり、捉えられ、売り飛ばされそうになるメドゥーラをコンラッドたちが助けにくるところからです。そんで、パシャに売られたメドゥーラを奪還するまでが1幕。洞窟の場面は割と普通に2幕。3幕はパシャの館で、こちらもストーリー的には割と普通。エピローグは、無事救出されたメドゥーラとギュリナーラ、コンラッドとアリが船出したものの、途中で嵐に遭い難破し(話が円環するかと思ったw)、アリがいきなりふっとばされ(びっくりした( ̄0 ̄)!)、ギュリナーラが行方不明になるものの、コンラッドとメドゥーラが助かってめでたしめでたし……というなんともビミョーな結末に( ̄▽ ̄)。

 自分のデフォルトの「海賊」は、マールイがかつて持っていたボヤルチコフ版。曲はそれやキーロフの版とはかなり入れ替わっていて、編曲も若干違うものがありました。1幕がいちばん違ったかな。なにしろ1場がまるまるないので、トルコの兵長さん(ブレグバーゼ父っつあんの鞭捌き!)も出ないし。市場でも、パレスチナの踊りといったキャラクター群舞はなし。3幕にあるオダリスクが、3人の売られる女の子達の踊りになっていて、ソロを踊って袖に捌けようとするところに必ず奴隷商人が待っていて連れて行くという、なかなかリアルな(?)演出になってました。オダリスクの最初の音楽は好きだな〜♪ 最初のソロを踊った金原さん、一人だけ日本人だとやはり幼く見えるな〜と思ったら、本当に19歳だそうで、そりゃ若いわ〜。

 2幕の洞窟での海賊踊りだのビルバントの鉄砲ぶっ放し踊りだのがないかわりに、1幕の最初の方にビルバントを中心にした海賊たちの踊りがありました。ビルバントのヨナ・アコスタはロイヤルのアコスタの甥っ子だそうですが、ぱっと見はむしろカレーニョっぽい感じ。腹回りとオデコかな……。ノーブルと言うよりはちょっと粗っぽいですが、勢いがあって気持ちのいい踊り。ビルバントだからノーブルな必要はないしな。好感度高かったです。アリのコラレスは一人だけ上着のないアリ仕様の衣装で、奴隷なのに一人だけ無駄にノーブルな身のこなしだったりしたので、奴隷だから上着ももらえないし、観賞用にどこぞの優男が買われてきたのだと脳内補完。

 奴隷のPDDは概ね普通(演出的に)。ランケデムを踊ったジンハオ・チャンは長身で、肝心なところでちょっとすぺっちゃったりしたのも含めて、今回の男性陣ではいちばん好みでした(何を含めてるんだ( ̄▽ ̄))。ギュルナーラのハニュコワはきれいだったけど、コーダの辺りで負傷したそうで、3幕は金原さんに交替になりました。残念。

 それから他の版だと売り物のメドゥーラが踊らされつつ助けを乞うソロが入るのですが(ペレンの悲しいんだか怒り心頭なんだかな踊りが好きだったなあ)、ここではメドゥーラのヴェールをコンラッドが取ると、その美しさにパシャが卒倒するという、なんだニキヤかガムザッティか、みたいな演出に(こないだ見たばっかりだからねぇ)。その後、メドゥーラの踊りになりますが、これがまた性悪( ̄▽ ̄)。パシャを煽って誘って突き放しながらコンラッドといちゃいちゃするという、キトリとガマーシュかって。ロホはフリーダムにやりたい放題だし、振り回されるパシャがすっごく可愛いんだこれが。もうホントに腹を抱えて大笑いしちゃった。

 でも、逃げ出せたと思ったメドゥーラはもう一度捉えられて、ギュリナーラともども連れて行かれちゃう。ここでコンラッドが情けないというか、メドゥーラを買おうとしてお金を集めようとするんだよな。いやあんた海賊だろ( ̄▽ ̄)。で、結局足りなくてしょんぼりすると、ビルバントが「オレにいい考えがある!」って、武力強奪しに行くというな( ̄▽ ̄)。おまいら、どこまでマヌケなの……。

 というところでまたいづれ。

 

| | コメント (0)

2017/06/30

松山こどもシェイクスピア劇場 2

 つことで、もうだいぶ経ってしまったけれど。

 去年までは、こどもの日ハイライト版も、通常版の縮小+録音テープでしたが、今年から「新演出」としてセリフによる解説を導入。演出・振付自体は通常版と同じだったけど、話のつまみ方が去年までとはちょっと違った。
 冒頭、序曲中に執筆中のシェイクスピアが出てきたので、「ほう、進行役はシェイクスピアかー。考えたなー」と思ったら、謎の踊りを踊っただけで一言も発せずその後も出てこなかったw。いったん幕が閉じて、客席からマキューシオ&ベンボーリオ登場。幕前でマイク(手持ち)を使って掛け合いで解説。

 マキューシオ「二つの家はとっても仲が悪いんだー。困っちゃうよねえー」(大意)
 自分「お前が言うなw」

 マキューシオ「でも、最後に2人は死んでしまいます」(大意)
 自分「誰のせいだw」

 みたいな感じで、腹抱えて笑う( ̄▽ ̄)。前回に引き続き、マキューシオは本多さん、ベンヴォーリオは大谷さん。2人とも去年よりもこなれた動きなのは当然としても、本多さんは清水ー鈴木に連なる松山正統派といった感じ(サイズも含めて……orz)。ロミオよりも熱血漢のマキューシオだな。大谷さんは弟くん的ベンヴォーリオ(これ大事)。よいコンビだな〜。

 特にその後も「進行役」はなく、「町の人」とか乳母とかが袖脇においてある手持ちマイクで適宜喋る。1幕の両家乱闘は実況解説つき。舞踏会も「ほら、ロミオが忍び込んできましたよ!」みたいな感じでちょっとうるさい。低年齢相手(0歳児から入場可)なのでそれくらいやらないと、なんだろうけど。
 なんというか、しゃべり手が1人ではないのと、踊りにしゃべりがかぶるので、メリハリがないというか。踊りの中でやられるとちょっとしらける感じがあるんだよなあ。もちろん、しゃべり方やタイミングやセリフでそう感じる(もっと上手くやればそうでもない)ということはあるんだろうけど。

 前回までのハイライト版では、3幕でジュリエットがロレンスのところへ行く場面がばっさりカットされていて、ロミオがバルサザーに引きずられて寝室から退場した辺りでいきなりベッドの中から薬瓶を取りだして一気のみしてたので、「良家の子女のたしなみスゴイ( ̄0 ̄)!」ってなってたんだけど、今回はそこはちゃんとカットされずに、普通の手順になってました( ̄▽ ̄)。マキューシオの死のくだりが結構短くなっていたなあ(そこは前回通りのような)。

 個人的に観た範囲では、この版ほど両家のいがみ合いの醜さを描いた版はないように思うけど、そこをセリフで説明してしまうと、やはりくどい印象。最後の「(こうした教訓を教えてくれて)シェイクスピアさんありがとう!」(←オープニングの伏線を回収)はさすがにやりすぎじゃないかなあ。子ども(といっても0歳児からだし)にはそこまで言わないと、という気持ちもわかるだけになんとも判断しがたいところだけども。

| | コメント (0)

2017/06/20

GWの子ドンキ 4

 さて、最後にしましょ……というか、3に入ってたはずだったのに、途中でSafariが飛んだおかげで力尽きたのさ……。

 初日のエスパーダは気合いたっぷり岸本くん。ときどき目がイっちゃってたような気もするんだけど、キレもよいし、なにより「花形」感増し増しなのがよい。ぼちぼちバジルも来てもいいのになあ。
 初役のブラウ。見せ方はさすがに上手いし、見栄えもするんだけど、踊りの詰めはちょこちょこ甘いところが。まあ初役だからね。ただ端々が東バスタンダードと違うのが気になる。例えば1場のソロ(本来なら酒場のソロ)で、掌を下に向けて大の字でフィニッシュなのが、掌も手も「ドヤ」な上向きで終わるとか。レジェンドが見てるからそれはそれでいいってことなんだろうけど、ゲストじゃなくて団員なんだからそこはスタンダードで勝負して欲しいなあ、と。

 中村(え)くんのラストサンチョ。くるくると大活躍でしたーヽ(´▽`)/! 本当にもったいないなあ……。馬とのコンビは例によって大人気。馬、本当に人気者だな……。どんどんフリーダムになっていくよ……。嵐の場面で、幕にからまっちゃったガマーシュとロレンツォを後ろ脚で蹴り上げるの、どんどん派手になっていくような……( ̄▽ ̄)。カテコでは恒例馬の脚4人の技合戦。去年の公開ゲネプロの時に友佳理監督が、馬の中の人がみんなすごく踊れるダンサーだということを見せたい、と言っていた通りですね。最終日はこれも恒例(?)、非番のプリンシパル2人による馬の脚増量に加えて、川島さんが人形芝居の衣装で乱入( ̄▽ ̄)。これもまた恒例のキホーテ・エグザイルとともに狂乱のうちに終わったのでありました。はー、楽しかった。

 で、お余所の舞台をみてあれこれ言うのもあまり好ましくはないのはわかっているのだけど、松山の「子ども版ロミジュリ」の後で、やっぱり東バの「子ドンキ」「子眠り」はよくできるな、と思ったわけです。何がよいかというと、進行役の「しゃべる人」が特定の1人だということ(今回雄叫びあげた人がいたけど)、踊りにセリフが(ほぼ)かぶらない、という二点。あとは子ども用というと光藍社の「親子祭シリーズ」くらいしか観ていないので、さらに余所ではどうしているのかはわからないし、松山の夏のガラなんかは光藍社のに近い感じなのだけど。「しゃべる場面」と「踊り/マイムの場面」の領域の区分けとバランスというのは、存外大切なのだなあと思ったことでした。

| | コメント (0)

2017/06/16

GWの子ドンキ 3

 なんかもう今更なんだけど、書かないと先に進めないし、覚えてるところだけちょっとだけ。

 秋元&川島ペア。秋元さんも川島さんも、それぞれに誰と組んでもOKだし(サイズ的な制限はあるにせよ)、このペアでももちろんOK(ただ個人的には川島さんなら弾くんが割と好きかなー)。なぜか、バヤもこのペアだと思ってたんですね。で、秋元くんは踊りは素晴らしいけど全体に大味、という印象があって、川島さんは相手の演技をぐいぐい引き出していくタイプなので(その意味では友佳理さんと美佳さんの間くらい。友佳理さんは観てる方が「すげー( ̄0 ̄)!」っていうくらい相手を変えるけど、美佳さんはそうと見えないくらいに無色のままで相手を変えてしまう魔性型)、これで否応なしにドラマチックなバヤをやったら秋元さんも一皮剥けるのではと思ったのに残念な……と思ったら、なんと4月のシュツットガルトではこのペアでバヤをやったそうで。要領を得ない話になってますけど、要するに期待通りに秋元さんの芝居に「一皮剥けた」感がありましたよ、と。もちろんレジェンドの熱血指導のおかげもあったのだと思うけど。

 宮川&沖ペア。宮川くんもなんとなく使いどころがわかりにくいというか。当てられた役は「まあ期待通り」にはなってるんだけども、「これは適役!」って感じにはなりにくいというか。これはこれで特にどうこう文句言う程でもないんだけど、だったら(任意の誰か)でもよかったかなというかそっちが見たいかな、というか。悪くないだけに難しいねぃ。好みの問題なのかなあ。

 川島さんと沖さんについてはもう言うことなしなので。個性が全然違うだけにそれぞれ楽しい。川島さんがしっかり者で、沖さんがちゃっかり者かな( ̄▽ ̄)。ガマーシュ&ロレンツォとの組み合わせもそれぞれによい。

 木村キホーテは、ザッキーとはまた別の方向で極めたような。あんまり老人芝居が上手くなるとそれはそれで不安がくるのじゃ……( ̄▽ ̄)。キッチンボーイやキューピッドの子役さんたちへのまなざしが、孫を見る目になってるよ……。1幕のキホーテは、広場に来た辺りのところと、テーブルのセッティングを待ってる間、宙を飛ぶミルタが見えてたりするんだけど( ̄▽ ̄)、前は入戸野くん、後はガマーシュがちゃんと「何? 何が見えてんの?」って付き合ってくれるのがいいんだよなー(ザッキーのマジっぷりが最高)。1幕のバジルのソロの間に「ワシは見んぞ!」ってそっぽ向いて拗ねて、でもやっぱり見ちゃって「うおおー!(こりゃなかなか)」ってなるのも可愛い。

 でも可愛いといえばやっぱり夢の場のトロワ(ドルシネアのソロにキホーテとキューピッドが参加)で、ドルシネアの手を取った後に移動しながら自分の手をじっと見つめてるのが、「オレもう絶対手は洗わないんだ……」って感じですごく可愛いんですけどね。ここでキホーテの夢を叶えてあげるのは、脚本の立川技術監督のやさしさだよな……(やはりそこは自らもおっさん……いやいや)。でも、夢の中でキホーテが姫と踊って満足したので、キトリをバジルに譲ってあげたというか、キトリを姫じゃなくてキトリとして認識できたというか、酒場の場面が納得感があるものになっていて、遡って夢の場に(単なるクラシックシーンではない)必然が生まれてるという上手い構成になったなあ、と思ったりして。

 で、最後、サンチョの「もう家に帰れるんですよね?」という問いかけにいきなし「NOおおっ!」の雄叫びですよ( ̄0 ̄)! ゲネプロでぶっ飛びましたがな。
 

 

| | コメント (0)

2017/05/27

松山こどもシェイクスピア劇場 その1

 GWに松山バレエ団のR&Jを見ました。通常バージョンは森下+刑部ペア。これは去年も見た取り合わせ。演出は2010年に森下+清水ペアで見たときとそんなには違わないかと思います(そんなに前だったのか!)。キャストはだいぶ変わったけどね。

 5日は毎年「こどもの日スペシャル」として、同じ作品の短縮版を、森下さんではないキャスト&オケなしテープ演奏で、低価格でやるのが通例。しかし今年は「こどもシェイクスピア劇場」と称して、やはり森下さんではないキャスト(午前が佐藤さん、午後が山川さん)でオケなしですが、去年とは演出を変え、台詞による説明が入るという形での上演でした。去年どうだったか忘れちゃったんだけど、今年は0歳児から入場可。2階ホワイエ(ビュッフェと反対側)には、よくデパートなんかにあるようなプレイサークル(ただしおもちゃはなかったみたい)があり、アナウンスによると、授乳やおむつ替えのできる休憩室があったようです。そしてクローク前がベビーカーの駐車場に( ̄▽ ̄)。

Ca3k22220009

 こんな貼り紙も。「お子様の喜びの声」ってところが松山の言い回しだよね( ̄▽ ̄)。幕間には(上演前にもあったのかも知れないけど忘れた)、「小さい子がおしゃべりしても、大声出したり泣いたりしても今日はオッケーな公演だから、親御さんもそのまま座って見ていていいからね! 外へ出てもいいし、ロビーのモニターでも見られるからね!」という趣旨のことがもっとお上品にアナウンスされておりました。これはよいことで、アナウンスでそのように知らされていれば、観る大人の客もそういうもんだと思って観てればよいからね。0歳児にバレエを見せるのが趣旨ではなくて、子どもを預けられないご両親や、小さい弟妹のいるお子さんがメインのお客さんなのだろうから、「この子のせいで楽しめなかったストレス」を減らすためにはそういう方がいいだろうし。でもそれなら保育がある方がいいんだろうけど、それはそれでコストも大変だしなあ……と、主催者が考えればよいようなことを考えてみたりして。まあうんと小さい子はそれでいいけど、中途半端に小さい子が、劇場はそういうもんだと思ってしまうとそれはそれで、よそでトラブルの元にはなるけども。ちなみに、子ども用クッションは足りなくなったのか、椅子にすっぽりはまる専用クッションの他に、赤の無地のものとタンタンのもの(両方マジックでオーチャードの名前が入ってる)が配られておりました。

 いったんここで。

| | コメント (0)

2017/05/22

GWの子ドンキ 2

 つことで。子ドンキ自体は何度か書いてきてるので、個人的なツボとかそういう辺りを。子だろうと通常版だろうと、ドンキはもうどこ見ていいかわからない、というくらいどこを見ても楽しいんですけども。

 ガマーシュ&ロレンツォコンビは岡ザッキー+永田、山田+竹本とも、それぞれにバランスのよい定番コンビになりましたなー。特にザッキーのガマーシュは何かを極めたらしい……。なんかもう別種の生物と化してました( ̄▽ ̄)。なんと形容していいかよくわからない。あの歩き方(洋風摺り足とでもいうのか)でなんであんなにスピードがでるんだ、とか。何かを突き抜けながら一周した結果としてのナチュラル、みたいな。山田くんのガマーシュはオーソドックスな線だけど、ナヨ系というよりもちょっと骨太感があって、サラリーマンまんがのイヤミな課長とかそんな感じで、「結婚したくない」ならこっちの方だなー。ロレンツォは、永田くんの方が濃いめで練り込んであるけど、竹本くんのちょっとさらっとした感じも悪くない。でも相手を入れ替えちゃうと、あんまり合わないかもしれないなあ。

 そしてまあドンキのお楽しみと言えば中村(ゆ)くんですよ( ̄▽ ̄)! 中村(ゆ)くん抜きのドンキはあり得ないっすな。今回、セギディリャ男子に3人だったかな? 学校の研修生が入ったり、退団者があったり、闘牛士に出世したヤツあったりで、(ゆ)くんがいろんなところを切り回していて、いつもより楽しませていただきました! 1幕でバジルがロレンツォの背中をつんつん、ってやってだまくらかすくだりで、いつもロレンツォのぐちを「うんうん、父っつあんもたいへんだよねえ」って聞いてあげるのが(ゆ)くんなんですが、今回は「段々成長して」という眠りでよく使われるマイムで「苦労して育ててきたんだよなあ」とかなんとか。そんで、ガマーシュが出てくれば、椅子に座らせられたキトリと「アレと結婚するの?」「冗談じゃないわーー!」という、これもマイムでおしゃべりしたり。で、「冗談じゃないわー!」も川島さんの方が沖さんより「うぎゃー!」度が高かったりして楽しい。

 そして(ゆ)くん(←省略が進んだ)といえば、狂言自殺のためにバジルが戻って来たときの「がらがらがっしゃーん!」ですよ。なぜあそこで彼がお盆を3枚も持って立っているのか?! という長年(というほどでもない)の謎を毎回毎回見忘れるのですが、今回の最終日はがんばってその成り行きを……っていうほどじゃないんですけども。ええと、ロレンツォとガマーシュが酒場に入ってきて、続いてキホーテとサンチョが入ってきて。大体、ロレンツォ(とキトリ達)、ガマーシュ、キホーテと見所が多いので後ろの芝居は見逃しがちなんですが(前方に座ってると見えないし)、入ってきたサンチョが何か食いたがるんだな。そんで、後ろのテーブルで何人かでごちゃごちゃやってて、テーブルに重ねてあったお盆がじゃまになって(ゆ)くんがそれをどかそうとして持ったところに、飛び込んできたバジルが体当たりして「がらがらがっしゃーん!」と。ええ、自分以外になんの需要のない情報ですが、そういうことで。

 死んだふりのバジルの前で、ロレンツォとガマーシュとキホーテがわあわあやってる間に後ろで回す結納金カンパですが、以前は端にいたセギディーリャが自主的に回し始めてたと思うんですが、今回はキトリの指示で始まってました。今回からの変更点だと思うんですが、前回からだったかちょっと自信がない。そんで、その場で袋をあらためた竹本ロレンツォが、金貨をちょっとこぼしちゃったんだけど、残った分は(ゆ)くんがすかさず拾ってネコババし、他の人からこづかれるという芝居に。みんなGJ!

 つことで、マニアックな今回でしたが、次回も多分あると思います。多分。

| | コメント (0)

2017/05/08

GWの子ドンキ 1

 つことで、GWは「バレエホリデイ」、両日とも大変な賑わいでした。文化会館大ホールのホワイエの真ん中にどーんとピンクのランウェイ。これはレッスンウェアと舞台衣装のファッションショーのために作られたんだけど、その時間以外にはあちこちのバレエ団の舞台衣装が展示してありました。あんまりちゃんと見なかったけど、ロイヤルとかあったような。

Ca3k22300004

 こんな感じ。これは28日の公開リハの時に、近くには寄れなかったけど撮ってみた。このときはまだ設営中だったけど、ホワイエの、通常の入口から女子トイレ前の日頃は〆切になってる出口を直線通路に取って、両側に出店(主にバレエ用品)が並びました。ここの部分は入場無料なので、公演を見に来た人以外も通ってたみたい。公演前後も休憩中も賑わってました。チュチュ着て写真撮ってたお子さんもいたけど、その場で買ったのか、写真用レンタルサービスがあったのかは不明。
 ホワイエから客席に入る中央口(というか)の真ん中からランウェイが始まってて、その両脇(よくキャスト表が掲示されてる辺り)に二つ、チケットもぎり口を設営。左右の階段(クロークとビュッフェに降りるところ)は一応封鎖で、チケット半券を見せて出入りするようになってました。

 つことで本番ですよ!

 子ドンキもずいぶんあちこちでやって(あちこちで見て)練れてきましたが、文化会館でやるのは初めて。いつも下手中央通路から出るロシナンテとサンチョは上手から、2幕の最初に上手から出るガマーシュとロレンツォは下手からに変更。ロシナンテは上手ドアから入って、上手側のウィングとサブセンターの間(NBS的にはA席とS席の間)の通路を通って、最前列を通って、下手に作られたスロープへ出ました。さすがに、センターの通路を通るのはきつかったかな。サンチョの解説中に舞台にアゴ乗せてごにょごにょするのはなかったけど、みんな大喜びでロシナンテに触ったりしてたから、やっぱり話は聞いてなかった( ̄▽ ̄)。

 で、ロシナンテの声が「ピンポーン!」「ブブー!」から「ブフヒィィィ」に変わりました( ̄▽ ̄)。本番のキャスト表にはレジェンド・ワシリーエフの名がクレジットされておりました! けど、リハの時は声が違ったような気がするんだよな(クレジットもなかったし)。馬よりちょっと豚っぽかったし。単に声色を変えたのか……。レジェンドが「オレがやるうううう!!!」って言ったのか……。しかも2日めの方が増量されてたような気がするんだけど? いや、誰の声にせよ、ピンポンより全然いいですけどね。公開リハの話は前のエントリのリンク先(回りくどい)に書いたけど、レジェンドがロシナンテを気に入ってくれたみたいで、本当によかった。愛されてるよなあ、ロシナンテ。

 でまあ、繰り返しになるようだけど、去年の目黒での公開リハの時に、子ドンキの脚本を書いた立川技術監督(バヤで仏像を倒したり岩石落としをやったりする監督さん)のご挨拶っつうかお話がありまして。話の中身はなんかもう忘れちゃったんですけど(←ヒドイ)、立川監督のセンスなんだなあ、と。で、今回ワシリーエフがちょっと手を加えたのは(東バ公式によると)、バジルやキトリの登場場面で(それに限らずだけど)、声を出して盛り上げること。特に、1幕のキトリのソロの前に闘牛士たちが騒ぐのに、森川くんの「ヘーイ、キトリーーーーッ!!」って叫び声というかコールというか、大変良く響いて、今回いちばんの盛り上げ男でありましたよ(誉めてる)。あと、GPDDのキトリのヴァリの終わりの方、キトリが脚を組み替えながらというかなんというか、後ろに下がっていくところで、みんなが肩を、みーぎ、ひだり、って、前後に振るちうのもレジェンドの改訂だそうです。ファンダンゴの人たちが一斉に振るのも可愛いんだけど、木村キホーテが「しれっ」とした顔で肩を動かしてるのも可愛いんですよ。

 ほかのところはまたあとで。

| | コメント (0)

2017/05/03

バレエホリデイのまとめ

 ツイッターのモーメント(ツイートの簡単なまとめ)機能を使って、4月28日の公開リハからクリエーション、ファッションショー当たりのところをまとめてみました。こちら
 肝心の公演については書いてないっすけど( ̄▽ ̄)、とりあえず。

 ちなみにカテコは本番も毎回、キホーテとサンチョが舞台上から狙いをつけて共謀→キホーテが下手通路、サンチョが上手通路からレジェンド・ワシリーエフに突進、二人で席から引っ張り出してレジェンドを舞台に上がらせ、レジェンドもセンターで踊る、のパターンでした。リハの時はサプライズだったらしくて、木村さんが追い立てながらの登壇に、ちょっと余興で踊るみたいな感じでしたが、初日は「今日も?やる?」で、最終日は「お迎えキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!、踊るよー!」っていうレジェンドがたいへん可愛い( ̄▽ ̄)。幕前取り残されは、リハの時はハプニングで、初日はなし、最終日は狙ってやってるぽかったです。レジェンドも、ベジャールほどにではなくとも、東バにたびたび来て、指導や作品をくれるといいなあ。

| | コメント (0)

2017/04/22

ふたりのイーダ その2

 まあそんな感じで。

 原作では確か、ゆう子の背中にほくろがないのを確認した椅子がばらばらに壊れ、東京に帰った直樹のところにりつ子から、実は自分がイーダだったという手紙が届いて終わったと記憶。つまり、椅子が広島に向かう後半が「つけたし」なわけですね。映画ではイーダは死んだことになっているけど、2歳で孤児になったりつ子=イーダを子どもを亡くした夫婦が育て、しかし2歳ではもう被爆前のことは(椅子のことも家のことも)覚えていなかった。そして白血病を発症したりつ子は病気と闘う宣言をして終わる。

 これが1969年から76年という「歳月」であるわけです。2歳だったりつ子は26歳から33歳になって、「近所のお姉さん」から「お母さん」の歳になる。時間は流れている。人も、人の記憶も、人の心持ちも動いている。人々は原爆から背を向け、明るく楽しい「瀬戸内の若者」の記事を読む。しかし例えばそれは62年の「その夜は忘れない」に現れるような、ひりひりした目の背け方とはまったく違う。

 とはいえ、美智をイーダにしてしまうと、祖父母があの廃屋に住んでいたことになってしまうので、そうもいかない。じゃあイーダは結局どこにいるの? ってことでああなったんだろうなあ。椅子はファンタジーの住人、直樹は現実の住人。同じ日の広島で椅子は死者と出会い、直樹は(子どもなりに)自分のルーツと祖母の悲しみを見る。そして河口という「広島の出口」で2人は再会し、自分たちの世界に帰っていく。

 美智はシングルマザーだけど、前夫というか、兄妹の父親については全然触れられてません。離婚なのか死別なのかも含めて。両親が再婚に反対するのは「被爆者だから」だけど、美智が自分が被爆者であることを認識したのは最近の健康診断の結果だから、それが理由で別れたのではないのかもしれない。りつ子の抱いた健康への不安は、二世である直樹への不安となって美智に引き継がれる。観る者は、直樹の発熱は椅子とのやりとりでのショックが原因だとわかっているけど、美智には自分の健康不安が払拭された直後の新たな不安となって淀んだままとなる。

 構成としてはそういうとこだけど、とにかく直樹役の上屋健一くんがすっごくいいんですよ( ̄▽ ̄)! 当時どれくらいなんだろうなあ。10歳より上には思えないんだけど。ちょっと「ケンちゃん」ぽいのは時代の流行りもあるんだろうと思うんですが、動きも表情もほんとにいいんだこれが。セリフは多少回りきらないところもあるけど、そりゃ「演技」じゃなくても普通に子どもはそんなくらいだよね、っていうくらい。椅子相手のとっくみあいみたいな難しい動きもがっつり。特に最後の海水浴の場面、流されてきた椅子の部品を見つけてから組み立てるまで、椅子を傷つけてしまったことへの深い後悔からくるテンションのバカ高さが好きだわー( ̄▽ ̄)。直樹はきっとあの時、椅子さえよければ、イーダじゃないけどゆう子の椅子として連れて帰るくらいのことは思ったんじゃないかな。
 ゆう子はもう可愛いからいいです( ̄▽ ̄)。あの年齢だからね。ほくろ確認のところ、原作の「背中にむしむしついてる」「いやあ」ってワンピース脱がすの好きだったから、そのやりとりがなくなっててちょっと残念。

 美智が広島でお坊さんに原爆の話を聞かせて欲しい、って頼むときに、坊さんが「天皇陛下だって戦争だからしょうがなかったっておっしゃってる」って言って振り払う場面が。もちろん坊さんの方は、若いモンが興味本位で聞きやがって、って思ってるからで「しょうがなかった」なんて全然思ってないわけで。その後自分でマッチを擦って、火の中に自分の指を突っ込んで、「お前もやってみろ。みんなこうやって焼かれたんだ」(大意)って言う。美智は坊さんの剣幕と火の恐ろしさに逃げ出してしまうけど、こんな風に天皇発言が出てくる。

 多くの子どもをトラウマに落とし込んだらしい椅子は宇野重吉。自分が原作を読んだときは、椅子ってこう、ナンバ歩きみたいに前後の脚をいっしょに右側、左側、ってカタカタ歩くと思ってたんですね。したら、座面を下にぐーっと下げる→前後に脚が開く→座面を上げる→脚がすぼまる力で前に進む、っていう、尺取り虫的な(ちょっと違うけど)歩き方でびっくらしましたよ。確かにその方がリアリティがあるような気がする( ̄▽ ̄)。
 
 祖父の森繁は農業試験場みたいなところで現役(嘱託?)勤務。小学生の孫がいるならそれくらいの年齢かな。仕事中だってのに、雨が降ったら気象台へ「孫が虫取りするのに雨止むのか」って難癖みたいな電話するし、虹が出たら家にかけて「外に出て見せろ」っていうし、ちょっとは仕事しろよ( ̄▽ ̄)っていう。高峰秀子の祖母がきれいでねえ。2人が孫のために年甲斐もなく捕虫網振り回してチョウを追い回す場面は、物語的には「むだ」かもしれないけど、すっごくいい場面なんだよなあ。こういう「むだ」をきちんと入れられたのが、この頃の日本映画でもあって。そういえば最初の「黒い水」だけは解決を忘れられてたみたいだな。

 でまた、ところどころが大林宣彦でねえ( ̄▽ ̄)。直樹が熱を出したときにみたコラージュによる悪夢とか、川底でイーダの横顔がどーーん!!っと出てくるとことか、そりゃ「ハウス」だろ、っていう。電気笠かぶったクンフーみたいなのも出てきたな。イーダが76年、ハウスが77年なのでハウスの方が後なんだけど、ある種時代の流行技術みたいなものもあるのかしらん。

 でね、映画や漫画や本による子どものトラウマってね。大概は「トラウマ」なんてもんじゃなくて「怖くてしかたなかった」くらいの意味だから。それはあった方がいいんです。断然いい、と自分は思います。

| | コメント (0)

«ふたりのイーダ その1