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2005/08/31

立派になってたコンベンション

……というようなことを昨日書いたのだけど、気になってコンベンションセンターを調べてみました。気になるくらいなら、前もって調べろよ>ぢぶん。

 したらすっかりきれいになっていましたよー。というか、まったく別物。コンベンションリゾートタウンというでかい街ができていた(それともちがうホールと勘違いか?)。全体像劇場。キャパは1709なので、二回で3400人はやはり満員御礼。こんな立派なところでできたのねー、と妙に嬉しかったりして。8年前の話とはいえ、あなどりがたし。
 
 というわけで、ついでに宜野湾市。9月11日は「山ねずみロッキーチャック」の上映会か(笑)。懐かしいなー(まさか新作?)。街はこんな感じです。伊波市長の米国行脚などの活動はすごく面白くて(面白がってる場合かどうかはともかく)、注目地域です。 佐喜眞美術館はお近くへお寄りの際は是非。私立美術館で、丸木夫妻の「沖縄戦の図」がメイン収蔵品ですが、 黒田征太郎さんらをはじめ、意欲的なイベントが行なわれています。
 
 …とかいいつつ、私自身もう、2年も沖縄行ってないよ…。そろそろ行きたいのは山々なんだけどねぇ。

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コンベンションセンターの思い出

 いつもお世話になっている掲示板の方にはご紹介させていただきましたが、マールイ沖縄公演の記事がタイムスにありました。
事前事後
 主催がタイムスだけあって、ちゃんと事前と事後に載っている(ので、新報の方はチェックしてない 笑)。宜野湾のコンベンションセンターというのは、かれこれ7、8年前に(もうそんなになるのかー)米軍用地強制収用の公開審理で使ったところ。2回は行ったような気がする。ちょうど収用期限が一斉に切れて当該用地が多かったことと、最大地主数(もちろん一坪地主を含めて)を誇る(?)嘉手納基地を含んでいたことで、当該地主が3000人を超えたために、当時「沖縄で一番キャパの多いホール」を使ったと記憶している。それでもキャパは2000なかったはずなので、マールイの「昼・夜2回公演で3400人」というのは、本当に満員状態だったのだと思う。というより「満員だから3400人」と判断したのかも(私の集会人数割り出しはいつも「キャパ×△割入り」)。なんだか感慨深いなー。しかもあの時は打ち上げの飲み屋(なぜか「つぼ八」だった)に財布と定期と家の鍵が入ったウエストポーチを忘れて、翌日現地の一坪地主会の人にホール前まで届けてもらったんだよ。ほんとにその節はお世話になりまして(汗)。確か周囲が公園になっていていい雰囲気のところだったけど、ホールの中は「あそこでバレエか?!」だったような…。サミット前後でいくつか箱モノが建っているので、今ではもっと設備がよくてキャパの大きいホールがあると思うけど(コンベンションも改装したかもしれないし)。
 
 まあそんなことはどうでもいいのだが、事前記事にあるコシュレワの「最後まで頑張りたい」というコメントに、苛酷な夏のツアーの達成感と気合いが込められていて、やっぱり応援モードになっていくのだった。もう少し写真がきれいだと嬉しかったなぁ(←ぜいたく)。んで、少年のようなシヴァっちは、長身のコシュレワよりもちゃんと背が高かったのだ。よかった、よかった。シードロフのシャツはアロハじゃなくてかりゆしウエアかな。それにしてもコシュレワもシヴァコフも25才、エフセーエワと来た日にゃ22才だもんなぁ。伝統があるのにダンサーが若いカンパニーだ。
 
 で、結局冬の「ドンキ」も迷ったあげくとってしまったの。光藍社のウェブ予約で2階バルコニーがまだ空いてたんだもの。平日でオーチャードだから早退しないと行けないので、かなり迷ってたんだけどね。でもこれでルジの「ラ・シル」はまず無理な状態に。「バヤデルカ」だけは観たいけど、女性キャストが出てからでないとちょっと怖いし…。神戸のドンキはペレン&シヴァコフのペアという情報をいただいたので、これはああああっ、これはあああああっ! ううむ。ペレンはここいらが一皮むけるかどうかの正念場だし、このドンキでリベンジできれば彼女にとっても大きいと思う。逆に今年の正月みたくなってしまえば、かなりキビシイ状況になると思うし。というわけで、シヴァのバジル日本デビューを含めて、これはああああっ! なわけですよ。ううむ。ステージマナーがよくなってノーブルっぽくなり、かつ弾けたバジルがシヴァコフにできるだろうかというのも気になるところだし(どっちかならできると思うんだけどね)。行けるかなぁ。それにしてもシヴァ、ノーブルというより体育会系だった頃にはダンマガに「バレエ団きってのノーブル」とか書かれるし、ようやく大人になったなぁと思ったら今度は「ピュアな少年の心」だし(笑)。もう(笑)なくしては書けなくなってしまった「ピュアな少年」。困ったもんだ。しかも、隣のスミレフスキーの写真は、サンダーバードに見える…。

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2005/08/28

「戦国自衛隊」アップ&ロホのマノン

 「映画館・MOVIE」「戦国自衛隊1549」をアップ。観ている最中に震度4の地震があった映画として心に残りますわー(笑)。
 
 台風が来ていたせいかどうかはわからないけど、台風が近づいた頃から歯が痛くて痛くてしょうがない。もう、ものを噛むと浮いているのがわかる程痛い。昨年歯医者に通って神経を抜いたところと、その隣の歯で「すごく痛いんですけど」と訴えたのに「知覚過敏ですからしょうがありません」と言われたところ。台風がいなくなったのにまだ痛い。しょうがないから痛み止めを飲んでるけど、それでも結構痛い。ううううううう。
 
 「ダンスマガジン」最新刊購入。凄い表紙だ。いや、特に凄くないのかも知れないけど、いつものスタジオ撮影ではなくて舞台撮影を表紙にすると全然違って見えるということね。ロホのインタビューで「デ・グリューは偽善者だと思う」というのを読んで、最終幕のマノンとデ・グリューの「心のつながらなさ」は確信犯だったのかと思った。っていうと、全体から浮いて見えたテューズリーのデ・グリューも、「浮いて見える」意味があったということか。自分がレポを書いた後にこういうインタビューを読むと「答え合わせ」をしている気分になるな(笑)。ロホの考える「マノン」の物語は受け入れる/受け入れない人がいると思うけれど、こういう読み込み方は結構好きだ。実際にそれを舞台でやるのはチャレンジャーだと思うけど。「マノン」にしろ、「バヤデルカ」にしろ、「そうして最後に二人は愛を確かめ合ったのでした」で終わるのは美しいし、そう終わって欲しい人が多いだろうが、それだけでない舞台も私は割に好きだ。ひねてるだけかもしれないけど。いずれにせよ、ロホは今後も追いかけて観たい……ていうほど来日しないだろうなぁ(涙)。
 
 リンクページの素材関係コーナーに「月の歯車」さんを加えました。散々お世話になっておきながら今頃……(汗)。主にバレエページのライン(というかバナー)をお借りしています。リンクバナーもこちらの台を使わせていただいています。幻想系と和風とでなかなか使いやすいです♪ 

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2005/08/26

「ライフ・イズ・ミラクル」駆け込みで観る

 「スターウォーズ」を見に行こうと思ってぴあを眺めていたら、「ライフ・イズ・ミラクル」も26日までかいっ! というわけで、24日に大慌てで銀座まで見に行って参りました。いやあ、やっぱりうまいなぁ、クストリッツァ。動物を使わせたら右に出る者はいないかもしれない。あまり万人向きとはいえない作風だし、ボスニアについてもよく知らない日本ではメタファーの見落としも多いだろうし、相変わらず本題に入るまでがえらく長いし。今回の映画はボスニア戦争が背景。以前「映画館・MOVIE」に載せた「ノーマンズランド」もそうだけれど、ボスニア戦争を扱う場合の大きなテーマ、「つい昨日まで隣人だった人々が敵・味方で戦争する」ということがこの映画でも核心。「ノーマンズランド」ではなぜこの戦争が起きたのか、なぜ憎み合わねばならないのかもわからないままの2人が、最後までその憎しみを解くことなく殺し合うけれど、クストリッツァは主人公が最後まで愛し合うことによって「ミラクル」を起こそうとする。
 
 それにしても、一口に「ムスリム」と言っても本当に様々だ。ボスニアのムスリムは一見してムスリムだなんて全然わからない。ヘジャブもつけてないし。思い出すのは「エネミーライン」(あれもボスニア戦争ものだけどハリウッドだから結構無茶)のムスリムで、アイス・キューブのシャツを着たムスリムの青年は、偶然助けた米兵にコーラを飲ませて、「アメリカ文化はいいよな。パブリック・エネミーとかさ」と話しかける。米兵の方はパブリック・エネミーなんか聞いたことなくて困っちゃうのだけど、ムスリムの青年にとってはアメリカ文化=ブラック・イスラムだったりするのか、と思いついてちょっと目からウロコ。まあ、クストリッツァが描くような「ボスニア」が実在するのかは私にはわからないわけだけど、絵空ごとでもいいじゃない、と思わせてくれるのはクストリッツァだからでもある。いやー、とにかくロバと犬は秀逸。ロバと犬の好きな人は必見かも。
 
 

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2005/08/22

「眠りの森の美女」アップしました

 「舞踊館・BALLET」に東京バレエ団「眠りの森の美女」をアップしました。遅ればせながら初日のレポです。小出さんの日って、会場全体がなごやかな雰囲気でいいわー。それに甘えず(甘えるタイプじゃないけど)看板娘としてがんばってほしいです。幸せな踊りのできるダンサーなのだから。
 
 レポを書きながらN響アワーの子どもコンサートを観ていたら、「白鳥の湖」のハイライトを、司会者の朗読付きでやっていた。この男性アナの朗読がすごい(笑)。舞踏会で王子がオディールに愛を誓ってしまった後の場面。「そこには泣きながら走り去るオデットの姿が! もろかった誓い、儚い愛。オデットぉっ、ぅオデットおおおおおおっ!」……歌謡ステージじゃないんだからさ。奈落から小林幸子があがってきそうだったよ。
 
 で、さらにそのまま新国立の「ドンキ」を観ながら書く。ガリムーリン、話には聞いていたが、本当におっさんになってしまって(泣)。踊ってるウヴァは初めて観るけどさすがに豪快だなーとか、ここの婚礼もキューピッドが出るのかーとか、さいとうさんはやっぱり一度生で観たいなーとか、どうしてエスパーダのソロはいつも変な改訂なんだろうとかありますが、ながらで観ていたのでまたいずれ。それより広場での闘牛士の踊りを(というかガリムーリンを)観ているうちに、すっかりシヴァコフ・ロスになっちゃってさ……。まさかここでそんなことになろうとは。ううう、シヴァのエスパーダが観たいよお。どうして光藍社さんはルジマトフ+ジュド+レドフスカヤというあのすごい(売れそうな)舞台をDVDにしてくれなかったのかしら(まだ遅くないよぉ)。しかも観ているうちに今度は飯田監督ロスにまでなってしまってさ(泣)。あのサンチョはもう観られないんだろうなーと思ったらつい。自分でももうわけわかりませんわ。
 
 今年は大きい地震が多いですね。ちなみに火曜日の地震では、うちの会社はえらくゆれて、パーテーションかわりに置いていた棚の上から書類の詰まった段ボールが4箱も落ちました。人が歩いてなくて良かったよ。横積みしてあった書類もかなり落ちたし。だけどそんなに揺れたのはうちの会社だけだったらしい(笑)。4階にあるのと、1階が駐車場になっているのが原因だろうか。
 
 土曜にようやく「スターウォーズ」を観ましたが、また今度。

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2005/08/19

幸せ疲れか…

 書きかけだった「ルジマトフと華麗なるクラシックバレエ・ハイライト」「舞踊館・BALLET」にアップ。はー。さすがに6日間で4本、別演目を観たら知恵熱らしい。熱は出てないけど、ぼーっとして脳細胞が動きましぇん。帰り道でも頭の中に音楽が残っているのはいい公演、と思うけど、未だにありとあらゆる音楽がをんをんをんをん頭の中で鳴っていて、やかましいっつうか、なんつうか。今鳴っているのが「ジゼル」なのやら「眠り」なのやらも判然としない有様。てなわけで、ルジマトフ1本、シヴァコフ3本(ダブりあり)、木村和夫2本。盆と正月が一緒に来たような(元々お盆ではあるが)大狂乱だわ。もったいないっ。このうち1本でも9月にあればっ。やっぱり、月1、2本くらいをコンスタントに観るというのがいいんだけどねぇ。NBSさん、どうですか(吉永小百合の口調で)。
 
 光藍社さんから「バレエの美神」公演のDMが昨日届く。おやまあ。ウェブ先行で申し込んじゃったよ(笑)。光藍社さんのウェブ先行は初めてだけど、席種ごとにブロックが選べるのが親切。どのあたりが何席なのかもわかるし。同じA席でも前の方のサイドが好きな人や、2階後でも真ん中がいい人、いっそ3階の前という人、いろいろだもの。そのおおざっぱなブロックを選んだ上で、席番を確認して申し込めるから、これはプレオーダーなどと比べ物にならないほど親切だ。で、そこそこの席があったので申し込んでしまったというわけ。
 
 16日は小出領子ちゃんのオーロラデビュー。こちらも本当に幸せな舞台。木村さんは「4人の王子」。おお、久しぶりの王子じゃ。とはいえ4人の王子(要するにオーロラの求婚者)となると「ハムレット役だけど演目は『ローゼンクランツとギルデスターンは死んだ』だった」みたいな(笑)。こちらも記憶が薄れない内に、なんとかします。「ユカリューシャ」の方も多少、補足したいし。
 
 15日は15日とて、忙しい1日。靖国問題については「文書館・COLUMN」にあれこれ書いたことと基本的には変わりませんが、ほかにも言いたいことはガンジス河の砂の数ほど。でも、考え始めると膝を抱えてどこにも行きたくない気分になってしまうので、とりあえずは幸せな夢に埋没する毎日。とりあえずは、ね。
 

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2005/08/15

大急ぎでユカリューシャ

 大急ぎで「ユカリューシャ」「舞踊館・BALLET」にアップ。ルジの方の夏ガラの感想も途中なのですが、こちらはもう少し後になります。何か難しい理由があるわけではなくて、16日に東バの「眠り」を見に行くので、それまでに東京バレエ団関係を終わらせておきたかっただけ。今日の「ユカリューシャ」の舞台を中心に、友佳理さんのDVDを作るとのことで、会場で「案内の申込み」を受け付けてました。でも、ということは、「スプリング…」は収録されないんだよねぇ(涙)。木村さんはこれ1本しか出なかったし、木村さんと長谷川さんのPDDはほんとに素敵だったんだよぅ。エスカミリオとカルメンのPDDの途中で携帯鳴らしたあほうがいたんだけど、そういうのはちゃんと収録されちゃうんだろうねぇ。私はもともと、ドキュメントよりは舞台の記録をきちんと残して欲しい方だから、どうせなら今日の舞台をそのまま収録して欲しいな。
 
 アロンソ版「カルメン」をやるというので、予習というわけじゃないが、プリセツカヤの「バレエの詩」(「カルメン」が収録されている)の感想をライブラリ用に書いていたのだけど、書いても書いても終わらないんだな、これが(笑)。このビデオは、もしかしたらうちにあるビデオの中で、いちばん稼働率が高いかもしれない。仕事するときに環境ビデオ代わりにだらだら流して見てるし。で、感想用に改めて見たら、このアロンソ版の主題は「監視統制社会とそのただ中で生きる個の覚悟」なのね。「自由な女」だけではなく。その「自由」も恋愛とか男性とかに対してだけではなく、実現しようとすればやはり「体制」への反逆と成らざるを得ない。それは作られた時期と場所とによるものが大きいわけで、スターリン時代を経験し、ソビエト社会のただ中で踊り続けたプリセツカヤとその仲間たちだからこその作品であることを再認識した。で、現在の日本を考えた場合に、この高度監視統制社会への道をひた走りに走っていることは確実なわけで、そこが実感として描き出せればすごく面白いなと思ったのだけど、まあねぇ。ササチュー率いるダンサーたちにそれを求めてもなぁ、と、これも改めて思った次第。ただのメロドラマになっちゃってたけど、それはそれで面白かったからいいや。
 
 古い話題だけど、東バつながりで、「マラーホフの贈り物」。東バ出演演目はAプロが「白鳥」2幕、Bプロが「エチュード」。白鳥はジュリー・ケントとマラーホフ。2幕といってもグラン・アダージョだけだろうから、男性の出番はないな(まさか、ロットバルト…?)。「エチュード」はケント、マラーホフ、ゴメス。ううむ、またチャレンジャーなことを。前回エトワールだったプリンシパル諸氏は出番なしかしら? それともコールドのトップをやるのかしら? というのはかなり重要な判断基準ではあるが、まあとりあえずBプロだな(笑)。見たことのない演目が多いという点ではAプロなのだが。困ったものだ。ラカッラも一度見たかったし、セミオノワとシュピレフスキーのペアが見られるのも楽しみ。
 
 マールイ関連は、また遡って書きたいです。

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2005/08/13

マールイ祭もおわり…

 11日のシェスタコワ・ガラ、12日のルジマトフ・ゲストガラと行って参りました〜♪ 私のマールイ夏祭りはこれでおしまい。またしばらくみんなと会えないと思うと淋しい。日曜からは東バ祭りなんだな、これが(笑)。14日の「ユカリューシャ」ガラに行くために、「土曜校了でお願いいいいい」とお願いした関係上、何としても今夜中に自分の担当ページを終わらせねばならない。しかも明日の朝は、整骨医である。あああ、困ったもんだわ、毎月の事ながら。シヴァコフとは11月のルジガラで会えるけど、白塗り一本だからなぁ…。ううむ。ともあれ、大急ぎで11日の分だけ、「舞踊館・BALLET」に7月の相模原のレポの中に追加として書き足しました。
 ともあれ、ルジマトフは、跳ぶわ回るわ笑うわ見得切るわ、すごいことになってます。なにより、本人がすごく楽しそうに踊っているのでほっとしました。冬は心配ばっかしだったもんねぇ。というわけで、この土日、迷ってる方はぜひどうぞー♪ 

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2005/08/07

今年も広島は暑かった

 世間ではバレエフェスやらマールイやら清里のフィールドバレエやら、後ろ髪を引かれる催しがたくさんあるのだが、今年も今年とて、5日・6日と60年目の広島へ。
 
 というわけで9時ちょい前の「のぞみ」に乗る。禁煙席が取れなかったので喫煙席。でもほとんど寝てたので無問題(笑)。今年はダンナが障害者キャンプと重なってしまったので、車内の暇つぶしにCD4枚持ち込み。行きは「火の鳥(組曲版)」と「春の祭典」が入ったストラヴィンスキー1枚、「真夏の夜の夢」。クラシックってほんとに、イヤホンで聴くには向いてないと言うか、もう音量を上げたり下げたり。まあ「のぞみ」は走り出してしまえば地下鉄ほどうるさくないので、まだマシか。「真夏」の2曲目のスケルツォ(最後の方のオベロンのやたらステップの難しいソロで使う曲)あたりでくううううーーっと眠くなって、結婚行進曲のファンファーレで「はっ!」と飛び起きること数回(笑)。ともあれ4時間、広島駅着。禁煙席からは大量の外国人と制服の中学生。なるほどー。
 
 連動企画の岩国基地フィールドコースに参加するために、山陽本線に乗って岩国まで。詳しくはこちらのページに近々アップされることでしょう。岩国基地は多分3度目。母が山口の出なので、小学校の頃に岩国城と錦帯橋は行ったけど、その後は見てないな(笑)。各地の参加者と旧交を温めつつ、地元の方の車でまずは沖合埋め立ての現場へ。予想以上に工事が進んでいて、藻場がただの埃っぽい造成地になっている。ここの基地は海兵隊だけど、住宅地と工場群の近くにあり、離発着訓練の際に工場群の上を通らないようにするため、離陸後急旋回をして海に向かう。その急旋回による危険性と、住宅地に「尻」を向けるための騒音が問題。そこで1キロ先の海を埋め立てて、大型滑走路を造ろうというもの。正直、1キロ先に行っても大して変わんないんじゃないかってのが、小規模飛行場の近くで育った私の感じだけどね。そこへ、折角そういう滑走路を造るなら、厚木でやってるNLP(夜間の離発着訓練)もそこでやろうか、という話が出ている。この日は輸送機がタッチアンドゴー訓練を繰り返していた。ともあれ世界中で唯一、拡張している米軍基地といわれるところ。埋め立て用の土砂は近くの愛宕山という山を切り崩して、それが巨大な(何キロもある)ベルトコンベアーで海まで運ばれ、台船に乗せられて現場に来る。愛宕山だったところは住宅地に造成されるというが、バブル崩壊で予定の2割くらいしか売れないのではないかと言われている。ベルトコンベアーの会社は、前市長の関係する会社。とまあ、絵に描いたような公共事業だわな。蓮田のどまんなかを走っていくベルトコンベアーは壮観というか、なんつうか。ちなみに、岩国あたりはレンコンの代表的な産地。でも、この間来たときよりも、だいぶ蓮田も減ってたような気がするな…。
 
 さて、夕方からは「平和へのつどい2005」へ。これが毎年の(さすがに毎年は行ってないけど)正式(?)参加行事。今年亡くなった栗原貞子さんと松江澄さんの追悼集会を兼ねた内容。栗原さんは「生ましめんかな」「ヒロシマというとき」などで有名ないわゆる「原爆詩人」。実は私はもう10年以上前に、集会で栗原さんの詩を朗読するというのを何度かやったことがある。松江さんは、広島の反核運動を長くまとめてきた方だけど、私はもうほんの何回かしかお会いした(それも一方的に「見た」というべきだろうな)ことはない。その後はいわゆる「松江さんを語る交流会」(要は飲み会だ)で、へえー、とか、ほおー、とか、そう言えばそんなこともあったねぇ、などと言いつつ飲み食いする(リンクしてあるのは広島文学館のページだけど、なんでここのサイトはページがみんな行き止まりになってるんだか)。
 
 翌日は6時起床。7時に平和公園に行って昨日の集会で採択した「市民による平和宣言」を配る。東京と比べると信じられないくらいビラ捌けが良いのだけど、それでも以前に比べると受け取らない人が増えた。配る方も、以前はもっといろんな団体や個人がいろんなビラを配っていたけど、それもずいぶん減ったような気がする。そういえばドーム前公園の入口も、以前は2大党派(?)が陣取って、デカイ横断幕でがあがあやっていたのだが、それもなくなっていた(去年はあったらしい)。8時過ぎにドーム前に移動、例年通り15分に合わせたダイインから集会開始。この8時15分前後の時間帯は、あちらこちらの慰霊碑の前で、それぞれに追悼会だの集会だのをやっている。私はそのてんでばらばらさが好きなのだけど。広島へ行く、というと「平和式典に出る」と思われがちだけど、本来「死者を思う」ということは個人的な行為だし、それをデカイひとつの式典に収斂してしまうのではなく、それぞれがそれぞれのやり方でてんで勝手にやる、というのがやはりいい。「平和式典」を見てきた友人によれば、小泉首相はあからさまに「心ここにあらず」という感じだったらしい。心は永田町、なんざましょねー。圧倒的に拍手が大きかったのはやはり秋葉市長。私も秋葉市長はがんばれモードだな。
 
 さて、各地の仲間とお好み焼きを食って、大急ぎで呉まで行き、今年開館した「大和ミュージアム」を見たが、この話はまたいずれ。大急ぎで見たので、図録を眺めて補完してからっていうことで。ちなみに帰りは太田裕美の「I DO YOU DO」を聞きながら寝る。いいのよ、このアルバムは。初期の遊佐未森のテイスト(というか、初期の遊佐未森がこのテイスト。太田裕美が曲提供してるし)。渋さ知らズを聞く暇はなかったな(笑)。
  
 それから「文書館・COLUMN」の「ていこうせん」に間違いがあったので訂正を入れました。すんません。1年も気がつかないなんて…。

 さー、今週はマールイ2本(うち1本ルジマトフつき)。それが終われば東バ2本。週末の校了に向けてがんばらねばー。

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2005/08/05

ボレロの座席とこの夏の映画

 ギエムのボレロの予約確認ハガキがくる。プレオーダーかいっ! という席(涙)。A席、下手ブロックの舞台よりでは、下手のものはないも同然。ジゼルじゃなくてよかったー。いつもどおりのボレロ配置なら木村さんは上手トップだから、まあよく見えることを期待しよう。S席は2列目上手。2列目でボレロって…。台の上、みえるのか? これもいつもの配置なら、ボレロも春祭も、木村先生のど近くだがや。わー、緊張(笑)。いや、ギエムを見に行くのよ、少なくとも1日は(笑)。アッセンブレ先行でこれだからねぇ、プレオーダーなんてあんまり席出てなかったかも知れないねぇ。今回は取れただけラッキー、ていうことだろうな。プレオーダーは手数料高いけど、アッセンブレだと割引だし(そろそろ年会費分は取れたかも)。15日が振り込み期限なので、戻りチケットを狙う方は、そこをにらむのも手かも。
 
 そんなわけで、日曜も映画でも見に行く時間はないではなかったのだが、終日部屋の整理。全然終わらない(笑)。いつの間にか「バットマン」も終わってしまった(行こうと思ってたのに…)。「ヒトラー」は見たいし。終わっちゃったみたいだけど、「マイ・ファーザー」は知人の一オシ。こちらもナチものだけど、父親がナチの戦犯だったという青年の話。阿佐ヶ谷でやっていた「日本の一番長い日」も、テレビでは見たことあるけれど劇場で見たかったなぁ。「きけ、わだつみのこえ」(1作目の方)も、以前見たときは時間に間に合わなくて(会社帰りだった)、最初の方を見ていないし(おかげで、人間関係が途中までよくわかんなかったよ)。ちなみに2作目の方は見なくていいです(笑)。シーズンだけあって、戦争物目白押しだな。スターウォーズはそろそろ空いてきただろうか…。「妖怪大戦争」も神木くん、可愛いから行こうかなー、と思っていたらこれがまた「加藤保憲」モノだったのね(笑)。さすが荒俣。でも加藤保憲は嶋田久作じゃなきゃイヤっ! まあ彼も50か、そろそろ…。「星になった少年」は、あのカンヌ少年の目つきの悪さがなかなかいいけど、話は見え見えのお涙モノだからな。でも象が見たい。絵本版は、象がすごくいい♪ 絵本のつくりとしては好きじゃないタイプなんだけど、とにかく象の背骨がやたらいいのよー♪ うまいなぁ(象限定)。絶対落とせないのは「ライフ・イズ・ミラクル」。ボスニアのクストリッツァ監督の新作。これだけは見ねばー! まあこれも微妙に戦争モノだ。「アンダー・グラウンド」「黒猫白猫」の監督さんで、音楽はロマテイストの入ったブラスというか、一言でいうと大熊亘(説明になってるか?)。身内では「風の旅団の映画」と言われているが(「風の旅団」というアングラ劇団があったの、昔。今は「野戦の月」と「独火星」に別れてやってるけど。サウンドとテイストだけでなく、なぜか役者の顔も似ているクストリッツァ映画 笑)。そんなわけで、大熊ファンと大造ファンは必見(…って、そういう人がこのサイトを見るのだろうか)。
 
 さあ、どれだけ見に行く気力があるんだ、この夏は。

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2005/08/02

オレアちゃんの本とパキータ祭り

 暑いので、イラストを涼しげにしてみました。いつもお世話になってる「Pearl Box」さんです。ここなしには(特にバレエページは)成り立たないほど使わせてもらってます。あらためて感謝を。
 
 I誌の締切なんだけど、締切の連絡がないからほったらかしてある。最近、こういうことに無頓着な編集者が増えたなぁ。自分が編集にいたころの編集長が結構厳しい人だったから(まあ業界的にも厳しい分野だったけど。年寄り多いし)、なんだかなぁ、と思う。
 
 えーと、紹介しようと思ってずっとほったらかしてあった本を1冊。あちこちで平積みになっているので、今更私が紹介しなくてもいいような気もするけど。「ほんのすこしの勇気から」。タイトルがこう、いかにもな感じでダサダサだけど、会社で仕事しながら読んで目頭を熱くしてしまったよ。どこの国、という設定はない、平和な国の港町。「私」(おそらく小学生)のクラスに外国(これもどこという設定はない)からオレアちゃんという転校生が来た。オレアちゃんは言葉もよくわからないのだけど、次第に「私」をはじめ、みんなと仲良くなっていき、少しずつ自分の国のことを話し始める。自分が難民キャンプにいたときにここの国のボランティアの人が優しくしてくれたから、そんな優しい人の国に行くことにしたんだよ…。でも、大人たちは「外国人だから」オレアちゃんの家に遊びにいったりしてはダメ、という。まっすぐに両親に向かっていく「私」が泣かせる。いつの間にか、そんなまっすぐな表現ってできなくなってるよなぁ…。絵は毒気のないサイバラ(そんなものが存在するのか?)というシンプルな感じ。日本のNGOの人たちがどんなに現場でがんばっても、「その人たちの国に来た」と思っている難民の人を裏切るばっかりだよなぁ。脱北者に対する中国政府の態度をあんなに批判するくせに(それは批判されるべきものだけど)、日本に来た人たちに対する仕打ちってなんだよ、って思うやん。国連前で座り込みをしていたクルド人家族たちの本も出てます。友達が支援してたんだけど、私は何もできなかったので、ちょっとここで宣伝(例によって太字の本は左サイドにリンクあり)。
 
 しかし、ほんとに最近なにもかもほったらかしだな(笑)。
 
 そうそう、久しぶりに木村さんのお教室サイトを見に行ったら、よその発表会のゲストでデジレのPDD(素直に「眠り」の、とか言えよ>ぢぶん)とパキータを踊ったとのこと。バレエ団ではまずないラインアップだな。うーん、さすがにそこまで追っかけに行こうとは思っていないが、するってえと今月はルジマトフの「パキータ」もあることだし、シヴァコフと合わせてマイ3大王子のパキータ祭りだったのか。それはちょっと惜しかったような気もする(笑)。

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