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2005/09/04

 スイカとかアメリカの州兵とか

 9月になったので、イラストを入替えました。お月見っぽいでしょ。例によって「Pearl box」さんから。表紙の写真はいつ変わるんだろうなぁ(笑)。
 
 近くのスーパーに行ったら、青果売場になんだか見慣れない物がある。人の頭より二回りほど大きくて、赤い水っぽいもの。そう、スイカ。なぜか丸ごと皮を剥かれてラップがけされ、950円、と書かれている。スイカ、丸ごと皮むき? 私の前に現場にいたおばさんも首をひねりつつこちらを向いて「スイカですって」。うん、誰かに確認せずにはいられない感じだ。「なんでこんななっちゃったんですかねぇ」と応える。文字通り「皮を剥がれて赤裸」。こわいから触らなかったけど、皮のないスイカなんて自重でべちょべちょになるんじゃないか? ていうか、どうやって丸ごと剥いたんだ? 普通、皮が売れない感じになってしまったら小さく切ってパックにいれて売るよな? というわけで子細は謎のまま。シュールだ。
 
 アメリカのハリケーンはあちこちで話題になっているけど、友人が「ハリケーンと州兵」についてのジャパンタイムズ(9月1日付)の翻訳を送ってくれた。そのまんま載っけられるのはイヤなようなのでかいつまんで言うと、
 
 ・米国現役兵120万のうちなのか、そのほかになのかは記事からは不明だが、全米では437,000人の州兵のうち78,000人が、現在、海外での任務に就いている。
 ・カトリーナの襲来を受けたルイジアナ州では、約3,000人が今イラクに居て、3,500人が被害者救援のために展開中、そして別の3,000人は待機中。ミシシッピ州の7,000人以上からなる州兵の陸軍部隊と空軍部隊の約3,000人は今イラクに居て、さらに別の300人はアフガニスタンに居る。台風への対処任務は853人。台風のコースとなった諸州は比較的規模の大きな州兵を保持している。
 ・現在の〔イラクでの〕戦争は、州兵を、戦闘作戦のための軍隊となるようにと強いており、州での災害その他に対処するために州知事が投入し得る予備兵力という歴史的な州兵の任務からは、かけ離れている。
  
 あんまりかいつまんでないな(笑)。私自身は、州兵にしろ正規軍にしろ自衛隊にしろ、災害救援に使うことには反対。戦闘部隊と治安活動と救援活動はコンセプトがまったくちがうので、救援活動専門の(それにふさわしい「哲学」とノウハウに裏打ちされた)組織を作るべきだと、もう10年以上もそれを主張しているのだけど、相変わらず世の中は逆方向に動いてるな。それはとにかくおいておいて(左ブロックにリンクしてある「きみはサンダーバードを知っているか」に詳しい。出たときに読んだきりだけど)、とりあえず火急の場合に今ある物を使うとして(本当はすごく危険な発想でもあるけど)、こんな有様。州兵がイラクに出兵するという時のドキュメンタリー番組を見たけれど、本当に実戦に出られるような部隊じゃない。町の消防団に毛が生えたくらい。実際、アイダホ州の場合は山火事用の人員だそうだし。
 
 それにしても、アメリカでこんな状態になっちゃう、というのがびっくりだ。やっぱりアメリカなら自分で対処できるでしょ、てイメージあったもの。でも多分、日本も遅かれ早かれこんな感じになるのかな。お金のある人はとっくの昔にホテルに避難、貧乏人は勝手に死んでくれ、自己責任だからって。そこで気になるのが、被災地域(ルイジアナなりミシシッピなり)は「比較的規模の大きな州兵を保持」しているという部分。ルイジアナにしろ、ミシシッピにしろ、いわゆる「南軍」地域だからね。そこで州兵を多く抱えている、というのは、それだけ治安部隊を持っておく必要があると当局が考えているわけだ。そのことの意味は結構大きいし、州にしろ政府にしろ、今までとこれからの対処に無関係ではない。そこでやっぱり、石原都知事と歌舞伎町、とか考えるべきことはいろいろあるわけよ。やんなっちゃうなぁ。
 
 マラーホフの「眠り」の話とか、書こうと思ったことはまだあるけど、長くなったからまた今度。

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