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2005/12/12

弦楽セレナーデ

 事務所に行くついでに「スプリング・アンド・フォール」に使われた「弦楽セレナーデ」を買いにタワレコへ。ドヴォルザークONLYのCDでは収録されているものがなく、あれこれ見て、結局ベルリン弦楽ゾリステンの「イタリアのセレナード」に入っていたので、それを買う。ヘッドホンCDで聞きながら事務所へ。
 もう、第1楽章から落涙もの。ドヴォルザークなんて割に俗なイメージだし、実際この「セレナーデ」も俗っぽいといえばいえるんだけど、今の精神状況ではツボ入りまくり。美しすぎだよ、ゾリステン(涙)。解説には、ドヴォルザークがまだ駆け出し(33歳)で、ようやく認められた頃の曲とある。もらった奨学金が「若く貧しいが才能のある芸術家への奨学金」って名前なのが泣かせるねぇ。「青春の憧れと若々しい喜びを詩的にうたい上げ、その上ちょっぴり感傷を秘めた、いかにも青年らしい率直な音楽」というのがなるほどー、だ。
 音楽だけで聞くと、第4楽章のラルゲットよりも第1楽章のモデラートの方が好みだったりする。このテーマを聞くと「ああ!」と思ったりするからかな。2楽章のワルツのBメロ(とはクラシックでは言わないのか)も、ほのかな希望を垣間見せて好きだ。生演奏で踊らせてあげたいなぁ。フル編成のオケでなくとも、室内楽だけでガラができないかしらん。似たようなテイストの演目ばかりになっちゃうのかな。
 
 バレエを見るようになってCDも増えた。舞台のあれこれを思い出すよすがになるのは、音楽だけのCDなのかもしれない。他のダンサーを脳内変換して見ることもできるが、DVDになってない作品も多いし、電車の中でもOKだし。音楽の中の小さなホールドに指をかけ、あの時に舞台から受けたものへたどり着こうとする。
 
 幸せにも切なくもなれる音楽が増えたのは、幸せで切ない舞台に出会い続けたから。結局、幸せ者なんだろうな>ぢぶん。

 余談。アッサンブレのメールマガジンによると、吉岡さんが13日にリハーサルのためにベルリンへ向かうそうなので、それ以降の「ドン・ジョバンニ」は水香ちゃんだと思われます。水香ちゃんって、「上野さん」よりは「水香ちゃん」だなぁ(笑)。

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