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2005/12/30

正月の準備など

 昨日、仕事納めで会社に行った帰り、山手線を降りたらホームの向こうから見慣れた茶色い物体が…。あ、あれはもしや! と急ぎ足で近づいたら、やはりアニハーノフ氏でした。何人か、楽団の人とおぼしき年輩の方を連れて、私の目の前の階段を下りていったのでありました。アニー、まだ今シーズンは会えていなかったのさ。あの茶色いもこもこが階段を降りていくのを見送りながら、しばし幸せな気持ち。幸せのくまさんならぬ、幸せのアニハーノフだ♪ といいつつ、もしやダンサーも近くにっ、と駅から出てもきょろきょろする私であった(笑)。「子熊のそばには母熊がいるので注意」ってヤツか(おいおい)。
 
 ようやく休みに入ったので正月準備。でも今年は(おせちを作るのが面倒だから)大晦日から1泊で伊豆に行くし、その足でダンナの実家だし、翌日はうちの実家というパターンなのだ。「おせちはいいよね?」と確認すると「伊達巻きときんとんと餅があればいい」というので、伊達巻きを買いに行く。西武の地下に以前は白銀の蒲鉾があったのだが、改装の時に蒲鉾売場そのものがなくなって、紀文のおでん種屋になっちゃったしなぁ。正月の蒲鉾は、味が落ちても白銀だろう!(←山口県民の心の叫び)。白銀がなければデパートは高いだけだからスルーしたものの、サミットでブチ切れ。「なんだー、この正月価格は!」 ひどいよなぁ。ぐすぐす。安かった甘エビと海草サラダだけ買って西友へ。そんでも高いよぉ。田作り、この量でこの値段かよ! というわけで、これから栗きんとんを作る。年賀状はまだ宛先を書いていないっつーのに。
 
 今年もひどい年だった。何度も何度も、もう立てないと思った。運動も全部やめてしまおうと、本当に何度も思った。それでも膝を抱えたまま動けないと思ったときに、とりあえず劇場までは行くことができて、幕が開けば舞台には、僕の欲しいものがあった。まだ、そこに、あった。
 今年はコーカサスや中央アジアへと眼が向いていた。特にチェチェン問題は、ロシアとの心理的距離が近づくほど、僕自身の責任として考え続けよう、と思った。大好きなロシアから来たダンサーたちにこの問題を聞けば、きっと僕がいいと思うような答えは返ってこないだろう。だからこそ、僕は向き合い続ける。チェチェンの隣、亡命者が多く駆け込み、海外のジャーナリストのほぼ唯一の入口であるグルジアはニーナの本拠地であり、ゼレが支援し続けている故郷でもある。
 劇場に行くために、僕は運動をやめなかったのかもしれない。劇場で素晴らしい舞台と出会うために、素晴らしい舞台があり続けられるように、僕は「自由」というものを手放さない。
 劇場に行くことで僕は立っている。立つことで、劇場に行くことができる。多分、来年も。
 
 そんなわけで、一足お先に獅子舞いです(笑)。松の内まで踊ってくれるでしょう。来年も、どうかご贔屓にお越しください。よいお年をー♪

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