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2006/03/24

宮川泰氏、逝く

 昨夜、ネットにつなぎながらだらだらとテレビを見ていたら、宮川氏のフィルムが流れて、なんだか死んだみたいな番組だな、と思ったら、本当に追悼番組だった。何日かへばっていてろくに新聞を見てなかったので気付いていなかった。ショック。
 
 私の年齢で言えば、宮川泰といえば「宇宙戦艦ヤマト」。さすがにウナセラディとはならないが、クレイジーキャッツ(大先輩だ)は大好きだった。「シャボン玉ホリデー」は「俗悪番組」扱いで見せてもらえなかったけれど。でも、中学1年の時にいわゆる「ヤマトブーム」が起こり、まさにその渦中で早朝上映会に行ったりしていた私(笑)にとっては、大きかったよねぃ……。私の、「ものを書いて誰かに読んでもらう」という物書きとしての第一歩は、「ヤマト」のパロディから始まったのだもの(笑)。
 
 その中でも音楽の位置ってすごく重要で、これがその後の「アニメサントラの交響曲化」のさきがけだったわけだけど、同時に「アニメサントラが商品になる」のさきがけでもあったと思う。いっぱい買ったよな、LP。「アニメで『白鳥の湖』を目指す」が最初のコンセプトだったよな(笑)。実際、「ヤマトよ永遠に」では「白鳥の湖」を使っちゃったし(笑)。ちなみに敵(なんだったっけ)惑星に乗り込んで皇帝に会うシーン。使われたのは2幕の「ファンファーレ〜花嫁候補の踊り」。ライナーノートで、「二重銀河」のテーマ曲について、「想像を絶する光景って言われても、想像を絶しちゃってさ……」と言っていたのは彼だったと思うが(笑)。あの冒頭のスキャット、いかにも70年代的電子音+ジャズピアノソロのデスラー登場テーマなど「すごいなー」な音楽はたくさんある。主題歌のあのメロディからあのイントロを創り上げるセンスもすごい。何より、ライトモチーフを随所にちりばめ、次々と変奏していくアレンジは本当に大好きだった。
 
 追悼番組を見ながら、子どもの頃毎週楽しみだった「お笑いオンステージ」も(♪子は子〜子の子は孫〜)宮川氏だったのだなーとしみじみと。本当にサービス精神旺盛な人で、例えば池辺晋一郎はギリギリのところで品を保とうとしてるけど、そういうものも振り捨ててるし(笑)。あの「歌手よりも派手なアクションの指揮」や「タクトとしての役割を果たさないくらい重くてデカイタクト」に振り回されつつの「蛍の光」がもう見られないと思うと、とてもさみしい。
 
 真っ赤なスカーフでも振って、送ってみようか。
 ありがとう、宮川さん。

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コメント

なー。テープ、ありがとう。

投稿: urasimaru | 2006/03/29 12:28

お、urasimaruさん、お世話になってます。来し方を振り返ることが多くなったよな。行く末もよくわからんのに。

投稿: 綾瀬川 | 2006/03/29 19:57

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