軽やかにはなれなくとも
のっけから訂正。2つほど前の「クララ」今月号の記事で、「コシェレワとミャスニコフの白鳥は、ペレンでは?」と書いたのですが、ペレンでもなくてコチュビラだそうです(恥)。すみません。コチュビラとミャスニコフのペアがあったこと自体を忘れてた。……というより、正直なところ、コチュビラを忘れてた。あまり興味がわかないせいか、ぽーんと忘れちゃう人の一人なのだす……。ごめんねー。
今ごろではあるけれど、ダンスマガジンの先月号(4月号)を読んでいる。三浦雅士氏のコンテンポラリーダンスの評を読みながら、やっぱりこの人の文章はうまいなーと思う。コンテに関してはまったく門外漢なので、中身の妥当性はわからないのだけど。なんというか、この人は「自分の好奇心の赴くままにただひたすら突っ走る、テンションの高い陽気な酔っ払い」なのだな、多分。で、そういう人は結構好きだったりするのだな。
全くベクトルは違うのだけど身近にそういう人はもう一人いる。数学者の福富節男さん。もう80代も後半だけど(何せ学徒出陣世代だからね)、この人も自分の旺盛な好奇心のため(だけ)に、ひたすら突っ走るじーちゃん。福富さんの著書の帯に森毅氏が「自由を求めているうち、つい正義する」と書いた通りの自由人。自分がこういう軽やかな人にはなれないのはよくわかっているけれど、そういう人たちが実在しているというのは、ちょっといい。周りは結構大変だというのは、身にしみてわかってるけどさ(笑)。
共謀罪の審議がまたしても始まるというので、報道ステーションでミニ特集。まあ、よい方のできだったかと。ただフランスなどの「参加罪」でも、結局団体の性格づけ(その団体が犯罪目的かどうか)を決めるのが警察である以上、恣意的じゃないなんてことはないのよ、やっぱり。現場を知らない人は、そういうところが甘いんだよな。
そんなわけで、世論調査のサイト。こうしたネット世論調査というものにどれくらいの意味があるのかはよくわからないけれど、気は心、ってところで。
ダンナが春の異動で、通常土日出勤・早/遅番ありの変則勤務の部署になってしまったために、こちらも生活のリズムがつかめなくてちょっとヘロヘロ。「明日は何曜日だっけ?」を確認してから寝る、てな感じ。今まで「ダンナが起きてから起きればOK」という習慣だったので、いつか会社に行きそびれるような気がする(笑)。
もちろん連休もほとんど出勤なので、その間にいろいろと——部屋の片づけとか、新聞や本の整理とか、たまっているDVDを見るとか——をしないとなぁ。何とか今週末はひさびさに遠出の予定なのだけど、天気はイマイチみたいだし。はあ。
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