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2006/05/31

Happy Birthday

 自分が26歳の頃というのを考えてみる。新卒で中規模の出版社に就職して4年。保育絵本の編集者として、大御所やら編集委員やらとぶちあたりながら、編集長からは「まったくお前は納得するまでが大変なんだからー、ほんとに頑固なヤツだなー」と言われつつも、 吸収できるものは全部吸収してやると貪欲に仕事をしていた。ちょうど湾岸戦争の時で、本格的に運動にかかわり出し、講座に呼ばれて報告をしたり、それ関係の原稿を書いたりし始めた頃。プライベートでは、中距離恋愛中の彼(後の元ダンナ……って変な言い方だな)と、結婚するのかどうか、あーだこーだしてた時期で(で、例によって実家とはその件で大ゲンカしてたりとか)、えらく充実していたというべきなのかな。自分の野心(?)も満々だったし、昔からではあるけれど「経験できることは全部してやる」みたいな時期だったな。

 26歳というのは、ちょうどそんな時期なのかも知れない。自分の「理想」に少しでも近づきたいとあがき、けれど10代の頃の無謀さとはまた違う。闇雲に夢を求めるわけではないが、まだ高みに上っていける自分の可能性も信じている。そのために何をなすべきかという知恵も、多少はついた。何よりも、今目の前にあることを吸収するだけの下地を、10代の頃よりも持っている。

 この1年を思えば、今の君も、多分そうだ。今の時期は出会ったもののすべてを自分のものとして吸収していくことができるだろう。だから、たくさんの作品、たくさんの音楽、たくさんの人、たくさんのことと出会ってほしい。湖に落ちる夕陽の美しさを愛する心を持ち続けていれば、君のよさを失わないままに、きっともっと大きくなれる。

 これからの1年が充実した年となりますように。

 Happy birthday, Mikhail Yurievich.
 Be a great man, be a tall man.

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2006/05/30

今はシヴァコフに祝福を

 光藍社さんのサイトにマールイの冬の日程が出ました。6月1日からルジさんのセットのみ予約開始です。

 今回ゲストはルジさん(白鳥、海賊、ジゼル、バヤデルカ)と民代さん(新春特別バレエ)のみ。民代さんの扱いに、光藍社のあれこれを感じるなあ(苦笑)。

 とりあえず何はさておき、

 シヴァコフ、「海賊」主演、おめでとう!! 

 と思ったら、1月5日(金)の14:00……orz。光藍社さん、普通の人はもう、出勤してるよ……orz。ああなんて無茶な時間を割り振るんだ。せめて土曜のマチネなら……。

 ともあれ気を取り直して。

「今や伝説と化したルジマトフの「海賊」に期待のシヴァコフが全幕初披露!
 ……前略……この役の代名詞であるルジマトフに加え、人気急上昇中の若手ダンサーであるシヴァコフが満を持しての初主演で登場!」

 はっ、5日のマチネにアリだったら、今年はアフメットはなしか? それともそれくらいは踊ってくれるのか?(ミハリョフが帰ってくるかどうかもわからないしー、日本で初主演でも本拠地じゃアリは長いこと踊ってる役だしー)

 ついでに
  「ゲスト・ソリストとして出演が予定されているファルフ・ルジマトフが止むを得ない事情で出演出来なかった場合、レニングラード国立バレエのダンサーが出演致します」

 民代さんが出演できなかった場合は払い戻しはないのね(笑)。発売前から得チケ読みだし……。いや、そんなことを突っ込んでもしょうがない。民代さんは2日とも「白鳥2場」なので、少なくとも1日はシヴァコフとになるのかな。で、もう1日はミャスニコフ? エフセーエワの「くるみ」は今年もシヴァでいける? ジークフリートは? 地方での「ジゼル」はあるの? 本当は今いちばん見たいのは、シヴァのアルブレヒトなのだよ……。ま、いいや、ツッコミと愚痴は明日以降に(笑)。「海賊スペシャルセット」って、「海賊」三連チャンなのか?

 というわけでややパニック状態ですが、今は素直に、待ち続けたシヴァの「満を持して」の「海賊」主演を喜び、成功を祈りたいと思います。
 よかったね、シヴァ。気負いすぎずに、誰でもない君だけのアリを。今までの君の舞台がそうであったように。

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2006/05/28

インドネシアとパレスチナ

 大事なことを落としてしまった。
 インドネシアの大地震へのカンパなど、インドネシア民主化支援ネットワークのサイトです。現地の様子などはさすがにまだ入っていないようです。「中ジャワ地震」のところをクリックすると、支援要請文が出ます(こちらのページに「HOMEに戻る」がないので、HOMEにリンクしてあります)。常駐しているNGOなので、おいおいに現地の状況などがアップされることと思います。

 ついでというわけではありませんが、パレスチナの方はJVCのサイトで。とにかく無茶な状況であることに変わりはないというか、どうなればよいのかさっぱりわからないというのが正直なところです。

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愚痴はあるが筋肉痛はない

金曜日は会社の「目標面接」とか言うヤツでした。要するに「自分は今年こんな仕事をこんだけやる」みたいな書類を提出して、それにそって課長と面接する。「勉強してますか」(そんな暇あるわけねーだろっ)。あーーー(かなりいやんなっちゃってる。半年に一度、これをやるたんびに「転職したいなー」と思うわけだ。まあどこに行っても似たかよったかなのはわかっているから、なんとかがまんしてるけど)。

 で。帰りに4年ぶりくらいで、区のスポーツセンターのエアロビ教室に行ってみた。大体腰痛というのは背筋を鍛えるのがよいのだけれど、実際冬場の骨が安定していないときにそんなことはできないので(そもそも仰向けにも寝られない)、冬場は整骨、あったかくなって安定してきたらスポーツセンター。だけど、会社が少々田舎に移転してしまったので(笑)、ご無沙汰してたのだけど、何とか開始時間に間に合った。いやー、4年ぶりだしなーと思ったけれど、体は意外と覚えているものだ(笑)。まあ初級コースだからたいした振りがあるわけではないのだけれど。それにしてもひざとスタミナは衰えたなー。4年前はオバサン(私もか)とオジサンが多かったのに、いつの間にか若い人が増えていたし。マシンは新しくなっているし、施設使用料は値上がりしてるし(涙)。講座も増えていたので、少し夏に向けて運動するか。

 

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2006/05/27

ベルリンでの東バ&プリマダム

 東京バレエ団のベルリン公演(木村・吉岡組のドンキ)の評が、NBSのサイトに出てます。なんかよくわかんないけどすっげえ笑える、というものなのでぜひどうぞ。

 いや褒めてもらってるのに笑っちゃいかんな。多分に翻訳のせいもあるでしょう(翻訳が悪いというよりも、向こうの言い回しをそのまま訳すと妙にオカシイという意味で)。例えば「この作品は歴史的意義のあるご機嫌取り長編バレエであり、手足を駆使して観客を快い気分にさせるなかなか悪くない作品である」って、何となく意味はわかるけどー、ご機嫌取り長編バレエって何? てな感じで。ええと、あまり引用するよりはそのものを読んでもらったほうが楽しいので、とりあえず木村さんが「感じのよい床屋」で「万能ダンサー」と褒められたことだけ書いておこう(笑)。でも写真(片手リフト)の左手は美しくないぞ(←今年はバジルについては厳しい私)。それから「ドンキ」は糖尿病持ちには危険な演目らしい(笑)。由賀子さんと後藤さん(メルセデスとエスパーダ)は褒められてるのかな、これは。ソトニコフの指揮だったのは嬉しいなぁ。ベジャールプロのキャストが気になる。誰だったのかな。

 さて、水曜日のプリマダム、7回目……かな?
 どんどん面白くなくなっていくなー。とにかく畠山が最低。嵐子のボケはもうやらないらしい。店長の妄想は1回切りだったらしい。こういうのは反復が面白いんだから、シリーズの構成をするときにちゃんと組み込むべし。大体、電車に乗れるかどうかも心配された嵐子が一人でニューヨークに行けると思っているのか>畠山。カナの家はバレエとハルオを媒介に円満になり、バレエ団を乗っ取られた嵐子はハルオとのきずなを取り戻すというわけで、「バレエをやると家族円満になる」という番組だったらしい(笑)。で、次の次辺りで、理事長のイスについた畠山が、引き出しに入っていた進藤先生の「死にたくなかったら手術を受けろ」という嵐子宛の手紙を発見し、「さ、さうだったのか!」となってすべて円満に終わる、と。やれやれ。

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2006/05/24

秋の東バ公演

 すでにあちこちで話題になっているので乗り遅れ感はあるけれど、

  木村さん、ジークフリート!
 
 いやもう、絶対に見ることはないだろうと思っていたので、すんごく嬉しい。アッサンブレのメルマガが来た段階で、半分パニックでしたわ。高岸+水香の日のロットバルトも木村さんだろうか。これももう、見ることはほとんどないだろうなーと思っていたので、できることなら見たい。白鳥のアップリケは高岸さんの方が似合うと思うが。そして木村さんの抜けた後のスペインは誰が入るのか。後藤ー井脇ー大島のチームスペインだと、上背がないとキツイからなー(平野さんだとちょっと足りないかな)。いやいや、楽しみ、楽しみ。これで心置きなく、夏の「白鳥」は流せますわ(笑)。あ、でもスペインは見られないのか。
 詳しくはこちら。主役四人の写真付きですが、高岸さんが妙に場所を取っているのが笑える。そういうポーズだから仕方ないのだが。
 木村さん、気負いすぎないでくださいねー(←これがいちばん心配。2番はヒゲ)。

 ついでにというわけではないが、バレエフェスセット券、全幕プロドンキともに、予約確認はがきが来ました。無事にとれたのは嬉しいが、金額がなー(笑)。というか、座席がなー。3枚ともA席なのだけど、うち2枚はウイング席(涙)。しかもドンキはおもいっきり上手よりだから、上手側の芝居はほとんど見えないかも……orz。
 ともあれあとは、エスパーダ@木村を祈るばかりだ。でも多分高岸さんなんだろうなー。カレーニョのバジルでは、木村さんにしろ後藤さんにしろ、エスパーダが使いっぱになってしまいそうだよ(苦笑)。

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「白鳥の湖」全曲のCD

 レゲエのゆるいビートのうねりに身を任せたまま、何とはなしにでも物思いにふけっていると、ああ快楽っていうのはこういうことだなーと思う。倦怠や怠惰が快楽になるのは、年をとった証拠なんだろうが。

 最近は、ヘッドホンCDでお気に入りの音楽(「カルメン」だったり「ドンキ」だったり、ランキンだったり丸山繁雄だったり)を聞きながら、駅から家までの閑静な住宅街(高級ではないが閑静ではある上に15分もある)を歩くのがささやかな幸せの時間。閑静だから細かい音なども家で聞くよりよかったりする。

 そんなわけで今日は新書館の「白鳥の湖」CDについて。
 ゴルコヴェンコ指揮、サンクトペテルブルク放送交響楽団。お値段は4800円(税抜き)とちょっとお高め(?)だけど、結構好き。セルゲーエフ版準拠で、赤尾雄人の解説付き。「踊れる速度です」というのがウリ(少なくともチャコットの店頭では)だけど、耳慣れたものよりもゆっくりめのような気がする。まあ再生機器によって多少の速度の違いがあるし、同じ速度で演奏していても、目から入る情報がない分だけ遅めに聞こえるのかもしれない。あるいはお教室とかでも踊れるようにゆっくりなのかな? ちなみにゲルギエフ指揮の「くるみ」全曲も持っているのだけど、これはうちのヘッドホンCDでは無茶苦茶速い。「45回転?」というくらい速い。うちの王子(笑)がひいひい言いながらマネージュする姿が思い浮かんで、楽しいといえば楽しい(←おい)。

 私がバレエの全曲集を聞く、というのは、やはり舞台を思い出しつつになるわけだ。音楽と振りはわかちがたく結びついているし(もちろん忘れちゃってるのもあるわけだが)、音楽と舞台の想い出というのも、ひとつのものだから。その意味で、こういう舞台に則したCDというのはありがたい。しかも、このCDのよいところは、ちゃんと1幕(2場まで)がディスクA、2・3幕がディスクBと幕ごとに分けて収録してあるところ。幕の途中でディスクの入れ替えって、興がそがれるものねぇ。

 ボヤルチコフ版との相違でいうと(誰がそんなことを気にするんだか)、1場のパ・ド・トロワの女性ヴァリ(後の方)が1曲足りない。2幕の道化の踊りが確か、ボヤルチコフ版では入っていない。とまあその程度。前奏のハープが独自バージョンとか細かい相違はあるらしいけれど、まあそこまでは。女性ヴァリの曲はかわいいから入っていて欲しかったけど仕方ないやね。道化の踊りも好きな曲なので、ある方がよいし。つか、多い分にはいいのだな。足りないとか、別の曲とかだと「あああああ……orz」みたいなことになるけど。

 フェドセーエフの全曲CDも持っているのだけれど、こちらはモノホンのチャイコフスキー全曲(原曲版)なので、曲順が舞台とは違うし、速度が無茶に速かったり、リフレインが多かったりするので、どうも耳の勝手が違う。マネージュ中のうちの王子(笑)が「え、も、もう1周?」とあたふたするのが目に浮かんで、楽しいといえば楽しい(←おい)。この原曲版については「バレリーナへの道」の「白鳥の湖特集号」(左ブロックにリンク)に微に入り細に入った解説記事が出ていて、とても楽しく読みましたー。以前も書いたような気がするけど、この号は各カンパニーの版の細かい違いなどが詳しく、とても便利。ボヤルチコフ版についてはシェスタコワ(とシャドルーヒン)のインタビューはちょっとヒントになったな。ま、たとえてみれば、原曲版はオリジナルサントラ(といいつつ実際と曲のアレンジが違ったりするヤツ)、こちらのセルゲーエフ版は舞台中継みたいなものかも。それぞれではあるよな。そういえばAMP版のCDは「サントラ」表示になっていたような気が(笑)。

 で。その原曲の全曲を持っているにもかかわらず、安いとはいえないこのCDを買ったのは、3幕のアダージョのため。面白いもので、「白鳥」も何度か見ているうちに、好きな場所というのがどんどん変わっていく。見始めた頃は3幕なんてつまらないと思っていたのだけど、今はこのオデットと王子のアダージョがいちばん好き。これは原曲にはない、ドリゴが編曲したところなので、セルゲーエフ版を買うしかないというわけ。グランアダージョの最後、王子がすっと手をあげるところも好きなので(「ドリゴの終止」)、もうドリゴありがとう! プティパありがとう!というところなのだな(笑)。話がそれるけど、あのパンシェするオデットのウエストを上から左手でがしっっとつかんで支えるのは相当な握力だろうなーと、いつも感心してしまうのだ。

 でもあらためてこうして全曲を眺めると、2幕の最後、GPDDが終わってから幕が閉まるまで、ほんの2分間のできごとなのね。バレエって、意外と短い時間の中にいろんなことが詰め込まれているものだけど、たった2分でロットバルトに迫られ、誓いを立て、誤りに気づき、ロットバルトとオディール(と民族舞踊団)にあざけられて、母王に泣きつきつつ、毅然として立ち上がって走り抜け、母王は失神しなくてはならないわけだ。まさしく急転直下。大変だよなー、なんてことを思うのも、CDならではかも。

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2006/05/21

放射能エライ

友人が「日曜美術館に出てる男性が楽太郎に似ている」というので、久々に日曜美術館を(途中から)見る。似てる(笑)。まあそれはどうでもいいが、「ルオーとローランサン」という展覧会がちょっと面白そうだった。最初に写真が出たので「へー、ルオーというのはディアギレフに似てるなー」と思ったら、ディアギレフだった(←半端に知識があるとこういうことに)。要するに、ルオーとローランサンを「ディアギレフの依頼でバレエ・リュスの舞台美術を手がけた」という共通項でまとめよう、という展覧会らしい。7月までやっているそうなので、見てみたいなとは思うが、そのために汐留まで行くかっつーとちょいとキビシイかな。

 さて、昨日の続き。部屋の整理をしながら、昨日買ったランキン・タクシーのアルバムを聞き込む。いいなー。暑くなってくるとやっぱりランキンだ。寒いうちは今一つ聞く気にならないのだが(笑)。昔、クーラーの無い部屋に住んでいた頃は、ランキンと上々台風とりんけんバンドで夏を乗り切るという力技をしていたものだ(「ここはジャマイカ/沖縄だから、暑くて当然なのよー」と自分に言い聞かせると何となく乗り切れる。若いからできたんだよな、きっと)。

 昨日も書いたけれど、ランキンを最初に聞いたのは88年のNO-NUCESのコンサートで、多分「信ずるものは……」(「ワイルドでいこう!」所収)と「誰にも見えない、匂いもない」(「火事だぁ!」所収)だったと思う。後者は昨日買ったアルバム「WATATING」で「放射能エライ」というタイトルでリメイクされたものだけど、初めてあの ♪放射能ツヨイ放射能エライ/誰も差別しない誰にも負けない♪ のフレーズに出くわしたときはびっくりしたもんだ。何しろ今みたいにテレビでラップが流れているようなご時世ではなかったし(菊水丸の新聞読みとの時代関係はどうだったかな)。
 この時の「放射能が負けない人リスト」にはマイク・タイソンだのベン・ジョンソンだの光GENJIだのが並んでいて、今見ると「時代だなー」なのだけど、リメイクされた「放射能エライ」の方もトヨエツだのシャネラーだのジュウセンだのが並んでいて、中には何だったのか思い出せないものもある(苦笑)。時事物のキツイところだな。「誰にも見えない、匂いもない」というのは黒沢明の「夢」を思い出させるのね。あれの最後から3番目の夢だったかな? 原発事故で逃げ惑う人々の中で、寺尾聡演ずる「私」に電力会社の人が解説するシーン。「放射能は目に見えなくて匂いもないから危険だといって、色をつけたんですよ。○○には×色、△△には*色って。死神の名刺をもらってもしょうがないんですけどね」とまあ、細部は忘れちゃったけれど、だいたいこんな内容の解説。で、主人公たちは迫ってくる赤や青のガスを上着なんかで振り払っているところで終わる。
 チェルノブイリの時はいろんなミュージシャンが様々に作品を書いていて、キヨシローのアルバム発売中止騒ぎは有名(少なくとも当時は)だけれど、例えば爆風スランプの「スパる」(「ハイランダー」所収。「昴」のパロでもあって、このアルバムからいわゆる「社会派」に転向していくわけだが、その話はまた別)や、戸川純の「去る4月の26日」(「大天使のように」所収。戸川純にしては珍しく直裁)なんてものもあった。まあ、今となっては解説がなければその曲が何のことかはわからないだろうなぁ。「放射能エライ」は95年のもんじゅの事故をモチーフに書き直したものだけれど、これがあるのでその後の「トワイライト・ブルー」での、サブリミナルのように繰り返される「電気を大切にね」のささやきが、すっげぇコワイ。

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雨が降ったのでランキンを買った

 共謀罪は、なんとか止まっています。国会で中継を見ていた(議員面会所のテレビで中継が見られる)友人によると、「めくばせ」は「共謀に参加」と認定。じゃ「まばたきは?」というと、これも「共謀に参加」が成立するそうだ(笑)。誰がいつまばたきしたかをどうやって証明するんだか。つか、どういう審議なんだよ。それで「○時間審議しましたから」とか言われても(笑)。

 ああこんなに晴れるなら、テーブルクロスを洗えばよかったと(2枚もたまっている。だいたい新品に変えて1週間で洗わねばならないくらい汚れるというのはどういうことなんだ>ダンナ)。
 
 で、天気もよいので(一応洗濯物はとりこんでから)、書類整理用のファイルを買いに池袋のハンズまで。出たところからぽつぽつと降り始め、ちゃんと予報通りにざんざん降り。傘は持って出ていたのだけれど、とても三段折畳みでは対応できなくなり、時間潰しがてらレコファン(中古CD屋)へ入る。ついこの間、ランキンの応援サイトなど見つけてしまったものだから、つい買っちゃったよ(笑)。それにしてもランキンの揃っている中古CD屋とは。
 
 今日のお買い上げ品
   ランキン・タクシー「ワタティン」1480円
   同「Ruff Biz Today」430円 
   バービーボーイズ「√5」105円

 ランキン・タクシーという人は(グループじゃないのだ、念のため)日本のレゲエDJ、サウンド・システムのパイオニアと言われている人。私が最初に聞いたのは88年だったな、確か。NO−NUCESの野外コンサートで自分も歌いつつ、MCをやっていた。ちょうどX-day状況まっただ中だったから、登場するたびに「宮内庁発表、現在のご病状」をやってたな(笑)。あれからヒップホップと言われるラップグループはたくさん出たけど、ランキンのサウンドはどこか違う。レゲエは門外漢なのでよくわからないけど、ジャマイカにこだわり抜いてるからなのだろうか?(アメリカ系ラップとの違い?) 「Ruff……」のノートで茂石尚浩が「話芸」と言っているけれど、これはまさしく「話芸」。ランキンこと白濱氏の詞の世界はこちらのサイトで。
 今日買ったのは95年、96年のアルバムだから、ネタの古さはしょうがないけど、やっぱりすごいな。「放射能エライ」なんて、わざわざネタを新しく作り替えているのにやっぱり古くなっちゃってるのがツライよね(苦笑)。あれから10年だもんなー、しょうがないって。まあ言いたい放題だ、相変わらず。でもこういうオヤジが相変わらず好き勝手に(?)活動してる、ってのはいいやね。

 バービーはね、好きだったのさ、昔。今でもあのちょっと野暮なサウンドは好きだけど。

 明日はテーブルクロス、洗うぞー。

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2006/05/19

「男たちの大和」アップしました

 「映画館・MOVIE」「男たちの大和/YAMATO」をアップしました。
 当時、母の家が三田尻にあったので、伯父(肋膜で徴兵猶予だった)は大和が出航するところを見たという話だ。まあその後「宇宙戦艦ヤマト」にはまりまくったこともあって、「大和」というのは何となく、近い気分はある。そんなわけで、高校の感想文課題図書(5冊くらいの中から1冊選ぶ)で、「戦艦大和ノ最期」を書いて文集に載せられたりした。「大和」を選んだのが、1学年250人強の中で3人しかいなかったのだと記憶している(女子校だからね。この映画よりよほど面白いし考えるところも多いので、これはぜひ読んでみてください)。
 まあそんなことはどうでもいいのだが。

 ある一定層の「大和びいき」がいるのは事実で、おそらくそれは「滅びの美学」とやらが支えているらしい。だけどその「滅びの美学」とやらのおかげで殺されてしまった3000人(とそれに連なる人々)にはいい迷惑だ。「国」の存在意義が「国民を守る」ためにあるのだとするならば、「国民」に犠牲を——しかも「命」という犠牲を——強いる「国」など存在する意味がない。「国のために命を捧げる」という言葉は、一見美しいようだが、大きな矛盾をはらんでいる。そもそも「国」とは何か、それは「郷土」とはどうちがうのか、明確に説明できる人が、今の「愛国心」論議をしているだろうか? 「国」とはどのように定義しようとも、政体を含んだ国家そのものだ。それは「郷土」とはまったく違う。「愛国心」と「郷土愛」の間には、14万8000光年以上の距離がある。
 何度でも確認しよう。「身捨つるほどの祖国」など、ありはしないフィクションなのだと。

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プリマダム6回目

 昨日のプリマダム。
 畠山、玉砕。嵐子のボケ、「私、あなたの人生を変えてしまったのね……」←ボケなんだろうな、多分。畠山が倉橋バレエ団に就職したのは7年前だったそうだが、それまで嵐子はどうやって地下鉄に乗っていたのか、ふと疑問。まあ地下鉄には乗ってなかったんだろうな(笑)。この際、パチンコCR中森明菜のCMで、明菜の手の上にいるのも内藤剛志だったら面白かったのにーと思うが、それはあまりといえばあまりだな。十市センセイ、切れる。古田、ついにバレエ教室に。ポール・ド・ブラが何気にきれいだ。店長、十市センセイにも「店長」としか認識されていない模様。店長の妄想シーンは今後定着するのか。松島トモ子の子役時代のお宝写真登場。最終回は6月21日、発表会は生中継。あ、「ラスプーチン」の日じゃん。ついでに22日は会社の健康診断でバリウム(笑)。前日の9時までに飲み食いを終わらせなくてはならないのに、「ラスプーチン」の日なんだってば。休憩時間にドカ食いするしかないのか? まあバリウム飲んだ体で観に行くよりはいいよね。胃カメラ飲んだ足で木村さんを観に行ったことはあるけど(笑。ま、胃カメラは麻酔さえ切れれば問題ないから)。

 

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2006/05/17

せめぎあいは続いている

 電車の中でランキン・タクシーの♪あーさり、しーじみ、はまぐりー♪ を聞きながら、「あー、ナイルでホタテかーと書いたけど、「ナイルの真珠」って表現はあるから真珠のできる貝はあるんだろうなー」ぼーっと考える。ランキンを聞きながらボリショイを思いだすヤツってのは、普通ないが(しかも「あさり、しじみ」だし)。

 15日は沖縄における「土地の日」のようなものなので、一坪反戦地主会・関東ブロックで、平良夏芽さんの講演を聞く。すんません、最近本当に、最低限すらやってないっす、と心の中でへこへこしつつ。講演内容はそのうち、一坪のサイトにあがるとして(←人頼みな私)、とにかく状況は決してよくはないが、前に比べて悪くなったわけでもない。終わった後、神奈川の友人たちと情報交換がてら、飲んで帰る。座間も相模原も横須賀も、東京=全国紙での報道とは、ちょっとずつニュアンスが違う。全国紙だけ見てると、相模原も横須賀も米軍再編計画を受け入れたように読めるけど、自治体レベルでのせめぎあいも、まだまだ続いているのだなぁ。自分は腑抜けてて申し訳ないが。
 一坪の「軍用地を生活と生産の場に!」というスローガンは好きなんだよな。

 いろいろ言いたいことはあるけど、まずは何にせよ「自分のために」やろうと。運動でも、スポーツでも、バレエでも、ブログでも、何でもよいのだけど、何かを「する」という能動的な行為はやはり、何をさておき「自分のために」でありたいし、あってほしいと思う。自分がやりたいからするんだよね、何にせよ。自分が今の状況にとても納得できないからわあわあ言うんだし、そのために何ができるかってのが「運動」だったり「行動」だったりするわけだから。「子どものために」でも「未来のために」でも、結局それは「子どものために何かせずにはいられない自分」のために、なのだからさ。それは決して悪いことじゃない。
 まずは自分のために。そして自分につながる人々のために。踊るのでも、歌うのでも、ボールを追うのでも。いいじゃん、それで、とW杯選抜報道を見ながら、相変わらず思う。

 実際、最近のニュースを見てると、「日本」は「北朝鮮」になりたいんだなあ、とつくづく思う。まあ「先祖返り」という言い方もあるが。

 で、ちょっと志気を鼓舞してみようかなーと、久しぶりにランキンなんか聞いていたわけだ。よし、話がつながった、と。

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2006/05/16

「ファラオの娘」アップしました

 「舞踊館・BALLET」にボリショイの「ファラオの娘」をアップしました。
 いやー、えらく盛りだくさんだったもので、もう忘れてしまったところも多いな(笑)。でも「楽しかったなー」という気分は残っているので、よいのではないかと。こういうスペクタクルは、生で見るのがいちばんだと思うので、その意味でも行けてよかった公演でした。

 あちこちのサイトでも言われているけど、やっぱり往年のハリウッド・スペクタクルに近い印象だな。「十戒」とか「ベン・ハー」とか「クレオパトラ」とか「シバの女王」とか「ソドムとゴモラ」とか「サムソンとデリラ」とか(←ほっとくといくらでも出てくる)。エジプト物なので、個人的には「十戒」を想起(クレオパトラじゃないところがミソ)。「十戒」は生まれて2番目に映画館で見た「大人用の映画」だし、ユル・ブリンナーのファンなので、思い入れも一入なのだ(ちなみに初めてみた「大人用映画」は、クストーの「沈黙の世界」だったりする。←大人用だよね?)。あ、ずばり「ピラミッド」というのもあったな。あれはラストの、ピラミッドが王の埋葬とともに封鎖されて、主人公たちが閉じこめられていくところが子ども心に怖かった。
 インドと違ってエジプトだと、余分な思い入れなしで見られる分だけ気楽だし。

 とにかく豪華絢爛、人海戦術なのだけど、本物の馬が出たのにはちょっとびっくり。事前に公式ブログをチェックしたりしてなかったので、「おお、馬じゃ馬じゃ」と言っている間に1幕が終わっちゃったよ(笑)。チラシに出ている写真(多分ボリショイ劇場で撮ったもの)は、普通の馬というか、見慣れた「馬」なのだけれど、こちらで出た馬のケイコちゃんは、ばんえい競馬とかに出るような脚のぶっとい力持ちそうな馬。よく観光地で馬車を引いたりしている馬だろうか。出番はちょっとだけでしたが、こんなところも豪華だったな。岩田さんの「猿」もある意味「豪華」ではあったが。

 でも、やっぱりアレクサンドロワとツィスカリーゼの回を取ればよかったなと、キャスト変更(ラムゼ役がアレクサンドロワ→オシポワ)にやられた自分は思ったのだった……orz。ザハロワとフィーリンにはなんの不足もないし、絵に描いたような姫と卿ですてきだったけどさ……。ツィスカリーゼは今回1度も見てないし、アレクサンドロワ姐さんにはすっかりはまっちゃったんだもん。自分としては「男前」は、女性に対しても男性に対しても、最高の褒め言葉なのよ(言われた方は違かろうなー・笑)。

 そしてやっぱり「ファラオの」と来ると「墓」と書きそうになる私。年齢が知れるな。好きだったのよー、サリオキスとアウラ姫〜(涙)。

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2006/05/14

ジュネーブのバヤデール

やれやれ、やっと最低限の下版準備終了。
 今日はほんとに丸一日、家でその仕事をしていたのだけれど(ダンナ出勤だしー)、「見入らない程度のバレエ物」を流しておくのが一人で仕事をするときの常。で、手持ちのDVDを見直してみて、以前BSで友人に撮ってもらった、ジュネーブ大劇場の「ラ・バヤデール」を発見。あ、これはたいして面白くなかったし、バヤの音楽は好きだからちょうどいいなーと思って流してみた。

 面白かったんだなー、これが意外と(笑)。単に仕事したくなかっただけかもしれないけど。バヤの話を下敷きに、ソロルとニキヤの転生話を付けて、しかもコンテというもので、最初に見たときは面白くなかったのになぁ。こちらがバヤの話と音楽に慣れ、コンテの動きにも慣れ、というのが大きいのだろうな。古典のひねったものを見るときには、本歌そのものがわかっていた方が面白い、という当たり前のことも実感。それと「◎◎は××でなければっ」という力みみたいなものが少なくなったのが大きな要因だろうなー。ま、さすがにプティパよりはインドらしいし(時代が違うんだから当たり前だ)。

 ただこの頃(つまりうちにまだDVDがなかった頃だ)、BSのある友人に録画してもらったテープはみんな、3倍なのがいけないのか、テープが古いのか、3〜5分に何度か、上から下へコマブレになっていて、すごくみづらい(涙)。仕事しながら流してる(目の横の方でなんとなく視界に入る感じ)状態でもイラッとするくらい。でもそのうちレポ書くかもー、っていつになるのやら。

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2006/05/12

慌ただしい週末

 「もののけ姫」を見ながら仕事中(逃避中、か)。テレビで何度観たことか、だなー。お尻に矢がささっちゃったのにアシタカの後をついていきたがったヤックルが、「すまんのぅ」みたいな格好で引かれて行くのが可愛い♪ ヤックルと山犬兄弟がすきー♪ (山犬の「食っていい?」も好き)

 で、連休中遊びほうけていたというほどでもないのだが、ふと気づけば今週末下版。そんなわけで、「ファラオ」のレポは日曜日以降になります。すんません。

 えっと、水曜の「プリマダム」5回目。十市さん、出番少ない。明菜のボケなし。「今度は銭湯へ」と言われたら、何かしらのボケはかましてほしかった。「んっ?」という時の表情がいつも、昔通りかわいいのだけどなぁ。古田、ついに踊る。古田は「昔バレエを志していたが、初恋の同級生に「モスラみたい」と言われて挫折という役どころ」という裏設定を考えてみる。畠山、来週ついに告白か?! 
  
 月末あたりに何かもう1本くらい見たいなーと思っていたのですが、これも冷静に考えれば「それどころじゃないだろー!」というくらい、部屋とパソコンの中がとっちらかっている(苦笑)。 困ったものだ。

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2006/05/10

「ファラオの娘」に行ってきました

 「ファラオの娘」に行って参りました。私はこれでボリショイは最後です(って結局1演目1回ずつしか行かなかったけど)。

 えー、「おもろいもんを見せてもろーたなぁ」という感じです(笑)。結構笑っちゃった。そういう趣旨の演目ではなかったような気もするが(どうなのかな)。まあ、話自体は「男の見る夢ってのは気楽でええやなぁ」(←これだから…以下略)という以上のものではないので、グラスで表情を読み取ろうという努力もせずに、お気楽に楽しみました。

 これから当日券で行くつもりの方は、お目当てのダンサーにがぶりよりで見たい、という方以外は(特にアンサンブルを楽しみたいタイプの方は)、あまり前ではなくて、後ろ目か、2階センターあたりの方がいいのでは、という感じです(まあそういう席が残ってれば、ではあるのだが)。

 私は3階センターでしたが、とにかく人、人、人という感じで、舞台の上にこれでもかというくらい人が乗って、特に1幕はそれが出たり入ったり出たり入ったりして、ちょっと人酔いしかけたくらい。衣装は、特に宮殿関係(というより漁師関係以外というべきか)は、コールドにいたるまでとっても素敵。これだけでも見る価値はあるかも。

 まあ詳しいことはレポに回すとして(そのレポもそんなわけですごくさっくりしたものになりそうですが)、今回は2幕の男性2ヴァリを踊ったアンドレイ・ボロティンが好みでしたー♪ ファーストソリストだけれど、プログラムの方ではキャストがないし、写真(紹介欄)もないので、玉突き人事かなにかだったのかな。バヤデールの「太鼓」(多分太鼓を叩いている方の人)で見ているはずなのに、その時はとりたててどうこう思わなかったのだけどな(笑・ヅラだしね)。「細部にまで行き届いた」踊りではなかったですが、若々しい踊りで(78年生まれだって)、楽しげなよい目をしていました。横顔が好みだったわ。

 ついでに、会場で配られていた「マリンスキー」チラシ。演目もキャストも「私は夏のボーナスをどうすればいいんだ」という気分だな(バラーノフはガラでチェケッティをやるためだけに来るのか? もったいないぞ、それは)。
 で、ロパートキナガラの「瀕死の白鳥」の出演者。「ウリヤーナ・ロパートキナ 他」って……。「他」って……。ほかに誰か出るのだろうか。
 個人的には「レニングラード国立バレエ(サンクトペテルブルクのもう一つのバレエ団)」ってのも受けたけど。確かにそうだけどさー(笑)。

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2006/05/07

「ラ・バヤデール」のつけたり

 えーっと、先程書き漏らしたことを思い出したので、付けたりです。

 レポの方にはちょこっと書きましたが、要するにグラチョーワのニキヤには哀しいあきらめのようなものがあるし、ネポロージニーのソロルはさっさとガムザッティにくら替えしてるし、ニキヤを殺す必要は全然なかったのじゃないかな、結果的に。そもそも、「あいつはほかの娘とできてまっせ」と言われたら、「じゃあその娘を排除しよう」ってなるじゃない、普通。ソロルという、自分の娘と結婚させようというほど優秀な部下を殺す方向にはいかないよねぇ? そんな優秀な部下なら女の一人や二人いても不思議はないし、別れさせればいいだけだもの。そうじゃなくて「じゃあこの婚礼は取りやめよう」ってなったら、なんの障害もなく(かどうかはさておき)ニキヤとソロルは一緒になれるわけでしょ? ハナから大僧正の方針は間違ってるわけよ。大僧正が妙な気を起こしてパシャにご注進しなければ、そのまんま丸く納まったな、きっと。それでもニキヤがソロルに執着心を燃やしたり、ソロルがずるずると三角関係を続けたりという可能性はあるのだけど、二人とも「美しい思い出をいつまでも〜」ですみそうだったのにねぇ。グラチョーワ@ニキヤに限らず、花篭ひとつであれだけ喜ぶニキヤだもの、きっぱり別れられたかもしれないのに。わざわざ毒蛇なんか仕込んだおかげで、パシャもガムザッティも悪人になっちゃうし、ソロルはニキヤを忘れられなくなったあげくに死んじゃうし、大僧正はもう一度(今度は永遠に)振られちゃうし、寺院まで壊されちゃうし。

 結局、大僧正がおっちょこちょいだから悲劇になっちゃったのか? (←神の怒りのやり場はどこへ〜)
 

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ボリショイの「ラ・バヤデール」アップしました

 「舞踊館・BALLET」にボリショイの「ラ・バヤデール」をアップしました。
 
 バヤデルカといえば、マールイとキーロフ(コムレワのビデオ)しか全幕では見ていないので、どうしても演出で「ありゃ?」「へ?」というところはあって(主に曲順)、つるつるっとすっきり終わってしまったような気もする。でまあ、モスクワ派の「濃い」とペテルブルグ派の「濃い」はやっぱりちがうんだなーという当たり前のことも実感。

 考えてみれば前回ネポロージニーを見たのは、シヴァコフの替わりだよ(爆笑)。牧の公演で民代さんと「眠り」を踊るはずだったのに、直前に民代さんがけがか何かで、両日水香ちゃん+ネポロージニーになったのだった。ゲストのレベルで言うと「すっげえ、格上げ、ラッキー♪」なはずなのだが、やっぱりよよと泣き崩れた当時の私(笑)。いやー、あの頃のシヴァの全幕デジレは結構厳しかったろうと思うけど(笑)、ネポロージニーがどれほど彼より格が上だろうと、会いたいのはシヴァだったのさー。
 いや、それはともかく。相変わらずネポロージニーは、長身なのにエレガントで、しかもすみずみまでコントロールの利いた踊りだった(だから頑張れよー>シュピレフスキー。やればできるのよ、多分)。まあ戦士というよりも王子だったような気はするし、あの脚はタイツで見たかったなーというのはあるけれど。いつかまた、王子で見られる機会があるとよいな。
 
 さて、次は9日の「ファラオの娘」。こちらは見たことのない演目なので楽しみです。

 で、連休も終わりなのだな。ダンナに全然気を使わない連休というのは楽だー(夕飯は作ってたけど)。あちらはずっと出勤だったかわりに、明日から3連休。やり残したことは多い……というよりも、最初からできないとわかっていて「やらねばー」という気持ちになっていただけだからな。ああ、明日から仕事。書類、いまだ一字も書けず(書けよ)。

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「ヒョンスンの放課後」

 ブログのカウンターが2万を越えましたー♪ ありがとうございます。昨年の5月にブログに移行したので、1年ちょっと、というところです。すごいなー。いつ表紙のカウンターを越えるのか、ちょっと楽しみ(苦笑)。
 で、それだけカウンターが回っているのも、ボリショイ効果もあるんだろうと思うのですが、まだレポ書いてません。すみません。1回しか見てないのにこれだよ。
 
 ネスケを使ってみたら、ブログの本文の方に写真が入れられたので、4日の日記に営巣中のカイツブリを入れてみました。写真をクリックすると大きくなります。11倍で撮っているので、ピンがアマアマです。サファリでも、もう少し辛抱強くアップすれば入るのかなー。単に私の気が短くて、すぐにあきらめちゃうだけなのかも(回線が遅すぎるんだよっ)。

 29日にインパクションのSさんが「映画の締め切り、20日ですからー」というので、「平日は無理だから連休中になんとかするー」と答えておいたのが仇。今日は午前中に別件を済ませ、「レント」を見に渋谷へ。1回くらい待てば見られるだろうと思ったのがまた甘かった。4時過ぎの回まで満席で、その次は7時。あかん。しょうがないのでお向かいで「ヒョンスンの放課後」を見る。北朝鮮のマスゲームに出場する中学生の女の子2人を追った、イギリス人監督によるドキュメンタリー。これが結構面白かったんだな。考えるところ大、というか。日頃考えていたことをもう一度考えたというか。なのにこちらは20人くらいしか入ってなかったよ(涙)。
 晴れの舞台に出たくて練習に励む子どもたちと、ワガノワあたりでエリート教育を受けている子どもたちと、どっちがどうなんて言えないよなぁ(まあロシアだってソビエトだったわけだが)。「普通の子は遊んでいるのに、練習しなくちゃいけないのがつらい」なんて、どこかで聞いたようじゃない?(ヒョンスンは放課後に体操クラブ——日本でいう少年スポーツクラブみたいなもの?——に通っていて、そこから選抜されてマスゲームの本番に出る)。
 「将軍様」という記号を別の記号——「日の丸」を背負って、とか——と入れ替えてみれば、どこの国も大差ないんだよねぇ。彼らにとって「将軍様」というのは「忠誠を誓うべき対象の記号」でしかないのだから。それが「日の丸」だろうが「星条旗」だろうが、メンタリティとして変わらないし、「国」がそれを強要してくることも、たいして変わらないのだよな。ふう。

 明日は雨らしいし、なんとかボリショイを書いてしまいたいところだけど、持ち帰り・月曜提出の会社の書類を、1字も書いていないのだな(苦笑)。ふう。

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2006/05/05

ミーシャのドンキ、アップしました

 「舞踊館・BALLET」の「ライブラリ」に「ABTのドン・キホーテ」をアップしました。バリシニコフとハーヴェイのビデオです。

 この時期に更新するならボリショイだろー、と思いつつ、もう少し時間がかかるのと、先にこちらを作って組んであったのよ、っつーわけですみません。なんだか今更な気もするけど、バレエを見始めた頃に買って(確か2本目に買ったビデオだった)、飽きるほど見ていたビデオなのだな。なのに今見ても、また「ああっ、こいつこんなところでこんなことしてたのかー」な発見があって面白い。ドンキって、そういう演目なのだろうね。

 でまあ、今月のダンスマガジンのDVD特集でもロホはじめ、好きだという人が結構いたわけだ。「バレエじゃない」「ミュージカルっぽすぎ」「場面切りすぎ」という批判はそれなりに根拠がないとは思わないので、それも含めてちょっと意外だったけれど、私としては、ミーシャの「限られた条件で、最大限のエンタテインメントを」という心意気に感じるところ大だったりする。もうミーシャとビッセルでおつりが来るくらい、楽しいしね。でもジプシーの踊りとファンダンゴは欲しかったなぁ……。エスパーダと踊り子の場面も……(←だんだん欲深くなっていく)。

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ローザンヌを眺めつつ

 Photo_4
 不忍池(蓮池)で、カイツブリが営巣中。まだヒナは生まれていないようです。岸からほど近くの場所で、えらく無防備な感じで巣を作ってました。こういう写真を撮るときは、くれぐれもフラッシュを焚かないように。

 さて、行って参りました、ボリショイの「ラ・バヤデール」(ソワレ)。
 ひとことで言うなれば、アレクサンドローワ、ハラショ! もちろん、グラチョーワもネポロージニーも素敵だったし、舞台そのものも楽しかったですが、アレクサンドローワのガムザはツボはまりすぎ。「ブックマーク」から「愛するダンサー」へ昇格です。ううむ、ラムゼも見たかったなぁ。

 で、その話は連休中にアップするとして。まずは昨日のプリマダム。
 嵐子のボケがなかった。十市さんの出番が少ない。「番組の存在意義なのに、ちえーーーっ」と思ったら、最後の最後で畠山暴走(笑)。でももう古田が踊るようなので、もしかして1クール7回で終わりか? と思ったりして。店長の謎な性格は「暗い過去」として説明されないまま終わっちゃうのかいな? そういえば今日の文化会館で、古田新太に激似の男性がうろうろしているのを目撃。本人かどうかは自信なし。ありがちな感じの人だし。

 さらに、今朝の「ローザンヌ」。気がついたのが10時10分ころだったので、ちょっと頭を欠いて見ました(「雪の女王」総集編を見ようとしていた・笑)。見始めた時の女の子が、白のプレーンなチュチュで踊ったので、「まさか衣装にコーラの嫌がらせか?!」と古いバレエ漫画のようなことを考えてしまったのだけど、今年は最初のクラシックは、レッスンウエアで踊ることになっているそうな。ここも共通一次並みにシステムがころころ変わるなー。仕事をしながらだったの
で大ざっぱにしか見てないけど、小林紀子さんの解説が、おどおどした口調の割には結構言いたいことを言っていて面白かった。
 ルディエールがインタビューで、今回「フリー」に変わって「クラシック2」というカテゴリーができたのは、フリーだと趣旨に反するような作品を持ってくる子がいるから、というような発言をしていたけれど、それって以前タップダンスでグランプリを取っちゃった子のことか? どちらかといえばクラシックが楽しみな私としては見どころが増えた感じだけど、男子1名、女子4名が「グラン・パ・クラシック」ってのはどうよ(要するにフリーではなく課題があったみたい。不案内ですみません)。しかもその男子1名がほとんどルダコ状態(苦笑)。案の定小林センセイに「もっと力強く」とか言われてたよ。
 グランプリ(というのか?)を取った男の子は確かに見事で、小林センセイも「すぐにでもバレエ団に入れる」というような評。考えてみればローザンヌは15〜18歳。シヴァコフにしろプハチョフにしろペレンにしろ、18歳で卒業してすぐに主役として舞台に立っていたんだもんなぁ……。98年前後にマールイに何があったかは定かでないけれど、なんだかたいへんな感じもするわな。いくら天下のワガノワを出たとはいえねぇ。その意味ではプハチョフがいちばんすくすくと成長したような(笑)。ペレンはかえって大回りしたような気がするし、シヴァと来た日にゃ、何年たってもやんちゃ坊主だったしさ……orz。
 とまあ、そんなことをつらつら考えながら見た、今年のローザンヌ。

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2006/05/03

フォトアルバムを作ってみた

 ココログの会員無料コースでもフォトアルバムが使えるようになったので、作ってみました(笑)。今年のGW前半で行った、松原湖から佐久海ノ口にかけての写真です。左のブロックの「フォトアルバム」にリンクしてあります。よろしかったらどうぞー。コメントが多く入るので、ちょっとしたフォト・レポートなどに使えるな、と。ダンナの沖縄関連写真などもそのうちゆっくり作っていきたいと思います。まあ、いつになるのかはともかく、志としては(苦笑)。

 さて、明日はようやくボリショイ。楽しみだなー♪

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2006/05/02

連休前半終了

 今日、仕事から家に帰ったらCDらしき郵便物が届いていて、はて心当たりはないし、と思ったらbunkamuraから。なんと、DMがDVDでくる世の中になったのねー。ああ、びっくりした。

 さて、この連休の動向など。29日は久しぶりに酒井某センセイのお話などをうかがって(笑。でも面白かったから今度ネタにさせてもらおう)、夕方のあずさに乗って小淵沢へ。そこで泊まるだけ泊まって、翌日松原湖から海の口へ。新緑にはまだ早かったけれど、久しぶりに楽しい里歩きでした。詳細はまた連休中にでも。

 で、今日明日はカレンダー通りに会社に行って(涙)。ボリショイは4日のソワレ(グラチョーワのニキヤ)。オペラ座が大変だったと思ったら、ボリショイの方もキャスト変更らしい(詳しくはこちら)。でも見られないと思っていたアレクサンドロワのガムザッティが見られるのは嬉しいな♪ アレクサンドロワ目当てにとった9日の「ファラオの娘」の方がキャスト変更で別人になってしまったので、私としては差し引きゼロみたいな気持ち。これ以上の変更はありませんように。

 サイトの中も、連休中に少しいろいろ整備してみようと思いつつ、きっとあっという間に時間は過ぎ去っていくのだろうな……。

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