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2006/10/31

狂走曲アップ&ドナウDM

 シヴァ・ファンのみなさん、お待たせしました(待ってねぇよ)。「舞踊館・BALLET」の雑記帳を更新しました。今年の夏の狂走曲です。概ね書き上げたところで東バの「白鳥」を見に行って、そちらに浸っていたところにアンナの事件が起きて………、流石にこちらを書き上げるだけの意欲は起きなかったのが正直なところです。故に、ちょっと尻切れな感じになっていますが、ご容赦を。しかも、珍しく今回は辛め、です(でも「白鳥」を見に行く前にほとんど書いてるから、そちらの影響ではありませんのでー、と言い訳をしておく)。

 思うに、私の場合、木村さんはどこから見てもいわゆる「好みのタイプ」なので、「きゃー」「わー」のレベルでもすむのだけど(←すんでねぇだろ)、シヴァコフの場合は「なんでまた、よりによってこいつかなー」というのが初めからつきまとっているので、より饒舌になっているのではないだろうか。そんなことを理詰めで考えてもしょうがないのだが、分析せずにはいられない、みたいな(笑)。

 さて、NBSから「ドナウの娘」のDMハガキ。2人×2組の例の写真つき。ほかのショットは撮らなかったのか? で、しみじみと見るに、なんか微妙な感じではあるな、と(化粧か、もみあげか、肩幅か?)。あー、やっぱり後藤さんの日も行くかなぁ(←ヤケか?)。そんで、ラコットの講演会のお知らせも。本チャンのチケットとDMハガキを持っていくと入れるらしい。こういうウンチクな講演会というのは嫌いではないので、都合さえつけば行きたかったのだが、用事を入れてしまっていた。と、思いきや「主演ダンサーによる実演も急遽決定」だあっっ!? ……orz。だって、用事ったって、老人の米寿の祝いだよ。最強のカードだよ。親戚ならまだ「ごめん」もきくけど(こらこら)、師匠筋の人だからなぁ。どうにもならんぞ。まあ、半年も前に決まっていたことなので、今さらどうにもならないが(涙)。うん、主役といっても後藤さんかも知れないし(←こらこら)。でも、掛け持ちできないか、もう一度探って見ようとしている私であった。無理だろうなぁ。
 
 それよりも、確か4日は公開リハ。そう、私が申し込み忘れたヤツ(涙)。こっちがなー。どちらの企画もご覧になった方、ぜひぜひレポあげてくださいー。読みに行きますー(ペコリ)。

 そうそう、公式ブログもまた更新。大嶋さんの「黄昏の男爵」がなかなかいろっぺーです(何者だよ!)。

 光藍社さんも、早いところキャスト出しでもしていただかないと、ネタがないですー(こらこら)。このところ、よそ見しっぱなしだし。よそ見してると帰れなくなるんだよ(←これは太田裕美。って誰もわからないようなネタを出すなっ)。

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2006/10/30

サイトのメンテをしました

 「舞踊館・BALLET」の表紙がどうしてもエラーで更新できない状態になったので、作り替えました。アドレスは同じにしてありますので、リンクを張ったり、ブックマークに入れたりしている人にも支障はないと思いますが(こちらで把握しているサイトさんには確認にいきました)、もしもうまくつながらなければ、申しわけありませんが再度、張り直していただければと思います。ご迷惑おかけします。

 サイトの中のリンクも全部張り直しだったので、ああああ、疲れた。マジに疲れた。全部直したと思うのですが、もしリンク切れや間違いを発見した方は、どうかご連絡ください。コメントでもメールでもオッケーです(メール先は左ブロック「HOME」から入った表紙にあります)。多分、作成ソフトをos9用から10用へアップデートした時に、何かバグがあったのではないかと思うのだけど、無料アップデート期間を過ぎてしまっているので、再インストールもできない状態。かといって、今さらまた1万も2万も出して買い直すのもねぇ。しばらくは、バグったページは作り直し(といっても、リンク直し以外はページごとコピーすればすむのだけど)で、対処しようと思います。ふうう。

 それで、と話は相変わらずフィードバックするわけだが、リンクを張り直しながらつい読んじゃったりしてね。おかげで無性に「ヒラリオンが見たいーーー」になってしまったりして(笑)。DVDになってはいるけど(で、私はこの収録の翌日の舞台を観て、完全陥落してしまったのだが)、毎回ニュアンスが違うし、もちろんジゼルやアルブレヒトが誰かによってもまるで違うし、でも最後は木村節炸裂の熱いヒラリオンだからねぇ。この夏、二回も見損ねたのが悔やまれる。友佳理さんとの時の、倒れたジゼルの髪を撫でる仕草とか、二幕のはじめのジゼルの墓にそっと身を伏せる場面とか、とにかくやさしいのだよね。

 まあそれはそれとして新村さんのヒラリオンも見たいので(←ちょっと立場不利かも)、スタダンのジゼルも行きたいのだが。時期的に年度末商戦に入りそうだけど、なんとかなるかな?

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2006/10/28

白鳥のつけたり、アップしました

 「舞踊館・BALLET」に東京バレエ団「白鳥の湖」のつけたりをアップしました。王子以外の部分です、となるはずだったものです(笑)。やれやれ。

 で、そちらにも書いたのだけど、今回はスタンダード版(ってどれのことかはさておき)と「どこが違う」よりも「意外と同じ」という印象。もちろん振り自体が変わっているわけではないので、こちらが版慣れしてきたせい。まあ最初に見たらびっくりするよね、あの版は。でも違うと思って見れば面白いし、4幕があんなにいいとは思っていなかったのでびっくりしたし。結局、その版を活かすかどうかはやはりダンサー次第ではあるな。

 あちこちのサイトを見たり、友人と話したりしていると、私は多分許容範囲が広いんだな、と思う。まあ「許容範囲」という言い方が適切かどうかはわからないけれど(「見る目が無い」ともいう)。折角安くはないチケットを買って、大好きな人の舞台を観るのに、あれこれマイナスのインプットをして観るのももったいないし、審査や品評する目で観るのもつまらない。心を空にして見ることはもちろんできないけれど、その日、その時の舞台から、受け止め得るものすべてを受け止めたい。貧乏性なんだな。人やメディアのつけたフレーズに縛られれば、そのようにしか見えなくなる。もっと自由に観られればいい、といつも思う。

 で、来月のダンスマガジンは「白鳥」速報だよ〜(←すでに予告記事かよ)。どうせ評が出るのは水香ちゃんの日だろうけどさ。王子1枚、ロットバルト(兜限定)1枚くらいは写真が出るだろう。もう少し出るかな? 久しぶりの王子だもんな。白・黒1枚づつくらいは……、いやインタビューも……(←取らぬ狸)。でもドナウも控えていることだし、そんなにたくさんはもらえないか……。新スペインの写真も欲しいしな……。私が悩んでもしょうがないのだが、ダンマガはマールイ夏ガラ予告の前科もあるからな(苦笑)。

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2006/10/27

井脇さんのギャラリーとか

 はあー。いろいろと気の重い現実世界。会社のシステム関係のあおりで、土曜も出勤になってしまった(涙)。12月のトレウバエフの「シンデレラ」を観るのに有休をとる予定だったので、そことの振替を申請。ま、有休1日もうけた、と考えとこう。

 「井脇幸江さんの公式サイト」のギャラリーが更新されました♪ しばらくギャラリーは見に行ってなかったので、何がどれくらい増えたのかがよくわからないけど、嬉しいことに「M」のヴァイオレットの写真や、ベジャールのくるみや、練習風景など、素敵な画像が見られます。やっぱり木村さんとの並びはいいなー。この二人の「くるみ」なんてもう観られないのかもしれないけど、もったいないなぁ。井脇さんの「THE WEDDING」や「くるみ」の「パリ」がとってもかっちょいい。ハサピコは、練習風景と衣装での写真(リハ?)が連続で見られるのが楽しいです。

 で、思い出したけど、この間「春の祭典」の資料(ベジャールの発言)を探すのに古いダンスマガジンをばらばら見ていたら、その二人の「くるみ」の広告を発見。いわゆる「プロフ写真」なんだけど、井脇さんはすごく可愛いのに、木村さんがオールバック(笑)。よりによって王子がこれか(当時のプロフ写真だったんだろうな)。ドロッセルマイヤーならこれでもいいが、それを通り越してスネークマンショーに見えるよ……orz。ついでに「ドンキ」初演の時の広告も発見したけど、もうなんというか……orz。もう少しいい写真を使ってあげてくれ〜>NBS。それを思えば、今はずいぶんよくなったんだなぁ……本人がなのか、写真がなのかはさておき。

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2006/10/26

来年の白鳥は……

 U誌の制作のAちゃんからメール。「原稿頼むの忘れちゃってたけど、もうすぐ締め切りだからー♪」って……おいおいおいおい。一応「外部ライター」だぞ、私は。書きかけの「メランコリア」を仕上げるっきゃないのかい(涙)。

 あちこちで噂になっている、来年のルグリについて。
 正直、「4月に白鳥やったうえに、夏もかいっ」ではあるのだな。ルグリのジークフリートは見たいことこの上ないが。この際、フォーゲルの方を「眠り」にしてもらうのはどうだろう。デジレの方が似合うかも知らん。「4人の王子」も見られるし(←そこかいっ)。もちろん、ポリーナに合わせてマラーホフ版でもオッケーだ。「4人の王子」に加えて「フォーチュン王子」も見られる(←結局そこかいっ)。まだチケットはおろか、演目と日にちしか出てない状態なんだし。とはいえ、ポリーナはオーロラよりも白鳥がやりたいだろうなぁ。今回、東バのプロダクションも結構好きだということがわかったし(特に4幕は秀逸だったな♪)、まあいいんだけどー。

 で、ちょっと目先を変えることを考える。チームスペインに平野くんが入ったので、いっそ木村−平野でやって見るのはどうだろう? ボレロでのこの二人の並びもよかったし、男性の合わせのところが兄弟のようで面白いかも(いや親子か?)。それに井脇−奈良で組めば、まさしく一族郎党(笑)。おっ、これは見てみたいぞ♪ スペインのメンバーが日替わりになると、チケット取るのが面倒だけどな(どうせギリギリの発表だよね)。井脇−木村ペアは強さがちょうど拮抗してるので、すごく気持ちがいいのー。
 それから、ここ何年か踊ってないけど、久しぶりにトロワに投入してみるのはどうだ(←見てないから見たいだけだが)。大人組と若者組で作ってみるとか。フォーゲルが王子の時は友人というよりも「踊る家庭教師」になりそうだな……orz。もっとも宮本くんも「踊る生徒」みたいだったけど(涙)。もちろん、ロットバルトにも惜しげなく投入だ。

 全然目先が変わってないじゃないか……orz。

 オデットはまあ、2日はガラでくるゲスト、1日は水香ちゃんあたりが妥当だろうな。水香ちゃんよりは美佳さんで観たいけど。3日ゲストもありかもしれないし、ガラのメンバーによりけりだろうな。
 それにしても沖縄かー。東京と物価(というよりも金銭感覚)がまるで違うから、チケットの価格設定が難しいぞ。箱はこの間マールイがやったところ(宜野湾だったか)になるのかな。

 で、結局、ドナウの初日、取っちゃいましたよ(苦笑)。自分でも何か間違ってるような気もするが、まあお祝儀? 吉岡−後藤組はともかく、斉藤−木村組は「信濃川の娘」とかになっちゃいそうな気もちょっとしている……orz。

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2006/10/25

いまだ、ドナウねた

 共謀罪は今国会では審議ナシとの報道。まだ信用ならん気もするけど、とりあえずホッ。

 「東バの公式ブログ」がまた更新されてます(笑)。ドナウに向けてのスパートなのかな。今回は「稽古場ダイアリー」。美佳さんと後藤さんの自主リハがいい感じです。木村さんは……へい、わかりやした、いい筋肉です(ぱちぱち)。「ドナウにかける意気込み」というよりは「オレの筋肉を見ろ!」だな、その写真は(笑)。友佳理さんの腕の細さもすごい。
 公式ブログができてから、あれこれ見られるのは嬉しい♪ ほかのメディアでの露出度の少ない人だからねー。なんだか最近自分がスカーレット@「死神の惑星」になった気がするよ(苦笑)。あるだけのデータを収集したいという欲望。もっともそこまでだけどね。暴走したところで滅菌処理はできないと思うし(←わかる人だけわかってくれ、このネタは)。
 ……光藍社さんも、マールイのブログ、作ってくれないかな。

 そんなわけで、だいぶ遅くなったけれども、前号のアッサンブレ通信のドナウ特集について。
ええっと、わかることといえば、
(1)ルドルフはジャンプが多くて大変。特に2幕。
(2)フルールも細かい足さばき、特に打つパがとても多い。
(3)2幕の初めは、ルドルフが正気を失って、フルールの幻影とアダージョを踊り、夢から醒めた後川に飛び込む。ここの音楽がいいらしい。
(4)ちなみに、フルールが川に飛び込むまでは、ジゼルと比べてあっさりめ。
(5)友佳理さんはドナウに行った時に、飛び込める場所をリサーチしていた(笑)。川岸が広かったので疑問に思ったらしい。確かに。
(6)78年の蘇演の時はドナールとテスマーが踊った(知らなかったー)。

 (2)は「ファラオの娘」もそうだから、なんとなくわかる。ラコットスタイルってヤツ? この前の白鳥で、木村さんのジャンプがいつにもまして冴えまくっていたのは(着地も静かだったのは)、(1)の効果だったのだろうか(前に跳ぶジュテの、空中での美しさと滞空時間ときたら……涙)。(4)も、漁師小屋の場のアスピシアみたいな感じなのかな? 「飛び込みます!」みたいな。その分ルドルフが狂乱するのか。うーむ。どこまで行っちゃうか、楽しみだなー(笑)。しかもその後の川の中が、斉藤−木村−井脇のコンビネーション。アルブレヒト抜きのジゼルみたいなものか(←こらこら)。
 2人×2組のインタビューだったけど、カンパニーとして全幕ものを初演するというのは、当然ながら、ダンサーにとってエキサイティングなんだなー、という気がしました。

 とまあ、楽しみにはしているのだけど、ぼちぼちチケット譲渡板にも出てますねー。まあ祭典の会員さんなんだろうけど。本音でいえば、祭典に東バのオリジナル公演を入れるのは、ファンとしてもキビシイんだよね。祭典に組み込んだ時点でさんざんっぱら文句聞かされるのも切ないし、こうしてチケットが流れるのも切ないし。しょうがないとは思うけどさ、初演だからリスク減らしたいのは人情だし。せめてゲスト公演のときなら、もう少し違うんだろうけどなー。「祭典のチケットで気乗りしないまま来たけど、すごくよかった!」と言われるようにがんばってください。結局、「今日の公演がすごくよかった」ことが、次の公演のいちばんのCMなわけだから。

 いつ消えるかわからないのでリンクしておきますが、前回の「白鳥の湖」サイトの、「キャスト紹介」がなかなか楽しかったので。この間、久しぶりに読んで笑っちゃった。そう、まさしく「端正」。ほかの形容詞がいらないくらい、「端正」。ツッコミどころもあるけど、なかなか的を得た評だと思うな。まあ「華」は微妙だし「いぶし銀の魅力」ってのも……(苦笑)。踊りとたたずまいには過剰も不足もないが、ほかのところで……(自粛)。高岸さんの紹介文もなかなか(笑)。

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2006/10/24

ドナウの衣装合わせ

 2月3日の「ザ・カブキ」をとってしまったので、必然的に4日のマールイことレニングラード国立バレエの「バヤデルカ」をちけぴで買いました。思ったより後ろしかなかったなぁ。光藍社さん直で買えばもう少しいい席があったんだろうけど、400円けちったというか、郵便を受け取りに行ったりしている暇がありそうになかったのだす(涙)。キャストが決まってから買いたかったのだけど、仕方あるまい。

 本音を言えば、舞台を観るのは「週に1本」が限度だと思う。少なくとも私の頭の容量では。同じ演目を日替キャストで見るのはまだいいけど、違う演目、違うカンパニーで連続はツライ。もう何がなんだかわからんもんよ。まあ来日公演は仕方ないにしても、「ベジャールのアジア」は2月半ばまで引っ張ってくれると嬉しかったなぁ。12月のマリインスキーの日程もキツイけど、1月に入ってシヴァ、シヴァ、木村、木村、シヴァ、みたいな日程になっちゃった日にゃ、もう私の頭はどうなることやら(苦笑)。今からすんごい不安だよ。

 さて、「東京バレエ団公式ブログ」が更新されていて、「ドナウの娘」の主要キャストが発表されています。

 ドナウの女王のファーストが井脇さんなのは予想通り(って、リハーサル写真でわかるよ)。セカンドが田中さん。まあ順当かな。奈良さんじゃないのね。男爵が中島、古川、大嶋の日替わり。男性のパ・ド・サンクのキャストに男爵のキャストが入っちゃってるのは、間違いだよね、多分(まさか兼任?)。女性が小出、高村、長谷川、西村。長谷川さん、復帰でよかったねー(だとするとなぜ「くるみ」は降板……)。平野くんの「伝令官」ってなんだろ。踊らない役かな(もったいないー)。

 衣装合わせの写真も出ています。木村さんは、前回後藤さんが着ていた茶色いほうの衣装で、神妙にウエストを取られてます(笑)。上着を伸ばすって……思ったより胴が長かったのか?(涙)。いや、バランスだ、バランス。袖がボリュームあるからなぁ。サンクの女性の衣装もボリュームたっぷり。何気に西村さんが似合うのがエライ。いい意味で貫録が出てきたね。中島くんは黒男爵。帽子がヘン。……従者の方がえらそうかも……orz。

 ついでに公式サイトの方も見にいってみた(タイトル右の「詳細」をクリックすると入れます)。そしたら、表紙をスキップした後、いきなり前回撮影プログラム用ショットが現れましたわ。やー、びっくりした。
 
 そんなわけで、こちらの気分も盛り上がって来ちゃったよ(笑)。いいのかなー。舞台の期待値は微妙だけど、こういう光景はわくわくしちゃうからね。……やっぱり初日も行こうかな。……行きそうな予感(笑)。

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2006/10/23

とりとめのない感謝

 WPN(World Peace Now)の緊急デモ。歩道の縁石に両足をそろえて立った瞬間になぜか両ひざの力が抜けて、そのまま思いっきり前に転ぶ。デモ指揮のKさんが歩きながら「まともにこけるなって」と笑う。折角、今日の親父Gジャンかっこいいっすよ、と誉めてあげようと思ってたのに。ぷん。家に帰って見たら、久しぶりにどでかいすりむき。風呂が滲みる。

 人から「熱い」といわれたことはあまりなかったので(だからといって「クールだ」といわれることもないのだが)、ダンナにちょっと意見を求めたら「……怒りっぽい」と応えた。そんなことはきかなくてもわかっているんだよ(←ほら)。そういえば「熱血漢」といわれたことはあったな。「瞬間湯沸かし器」(これ自体が死語か?)とか。

 相変わらず感情のままに書きまくっていることは確かであって、ここの記事についても、後から見て赤面するしかないようなこともずいぶんあるし、ああ筆がすべりまくってるよ、とか、えらい無茶な精神状態で書いてるな、とか、そこまでメランコリックにならんでも、とか、本人は本人なりにあるわけですよ。まして、他人さまが読んだらイタイだろうなあ、とちょっとへこんでみたりもする(それほど真剣にじゃないけど)。

 でもって、本当にありがたいよなと、思うわけです。自分が辛い時でも、そうでなくても、書ける場があるということは。これだけ好き勝手なことを書き散らして、しかもまるで一般的ではないようなことも入っているのに、それでも読んでくれる人がいる。このかん、感情の振幅が激しくて、かなりキビシイ状態ではありましたが、それが本当に支えになりました。心配してメールをくださった方も、いろんな話題でコメントを下さった方も、本当にありがとう。カウンターが回っているのを見るだけでも、支えられてる気持ちでした。来て、読んでくれた方、本当にありがとう。

 ここが一応バレエ中心になっているのは、自分の頭の中がそうなっているからなのだけど(笑)、運動系の話題は(よそよりは多いにしても)あまり積極的に書いていないんですよ、これでも(笑)。それは遠慮ではなくて、毎週の打ち合わせでさんざん討論したことをまたここで書くことは自分としての必要性がなかったし、ここが自分の「逃げ込む場所」でもあるのであまり現実に向き合いたくもなかった。でも、そうはいかない局面もどんどん増えてきている。

 幸福な時は幸福なままに、怒りの感情は怒りのままに、不快にならない程度にと思いながらも、なるべく自分のありのままを書いてきたつもりです。多分これからも私にはそういうふうにしかできないんだろうなあと思います。書くことで、いくばくかでも誰かとつながれることを信じつつ。

 まあ、言っているそばからイタイほどセンチメンタルなわけですが。それにしてもこのかんの一連の中で、木村さんとシヴァコフの効能(むしろ用途?)のちがいというのもはっきりして(笑)、それは自分でもちょっと予想外だったな。どちらもそれぞれに必要なんですけどね。確実なのは、舞台の上の彼らの「熱」が、私の中に熾火のように残るとき、例えようもなく幸福だということ。長く長く胸の中で燃やし続けられる時もあるし、ほとんど残らない時もあるけれど。

それにしても「愛」を「おん大切」と訳した昔の人はスゴイなぁ。最近、しみじみ思うことのひとつだよ。

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2006/10/22

舞踊館にシェヘラザードをアップしました

「舞踊館・BALLET」に、「ルジマトフのシェヘラザード」をアップしました。割にさくっと書いてあります。

 インペリアルの前回の「シェヘラザード」(「バレエの巨星」公演)のプログラムを引っ張り出してみたけれど、人がずいぶん入れ替わってるなぁ。今回、シャリアール王の弟をやったカイールは、前回エスカミーリョをやった人なのね。あの時もぱっとしなかったなぁ。ラデフはまだ役がついてなかったけれど、すでにソリストの身分(ちなみに標記は「ラジェフ」)。今回は来日している男性ソリストが、ラデフとベグジャノフだけだもんなぁ(タランダ兄弟は別扱いだから)。前回はイリヤ・クズネツォフなんて人がいたのね(笑)。忘れてたけど、写真を見たら思い出した。

 余計なうんちく。プログラムにリムスキー=コルサコフが海軍士官候補生として各国を航海した話が出てくるけれども、「風雲児たち」幕末編によれば、開国交渉に来たプチャーチンのロシア艦隊には、このリムスキー=コルサコフの実のお兄さんが大尉として参加してたそうな(戸田に行く前にロシアに帰っちゃったけど)。


 昨日の日記の「こんなこと」がリンク切れしてたので、張り直しました。夕べは大丈夫だったのにな。記事リンクは確かに期間限定だけど早すぎ(笑)。

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2006/10/21

愚痴です

 ふう。風邪っぴきです。熱は出ないみたいですが、のどとくしゃみと鼻にきてます。みなさまもご注意をー。

 今発売されている「AERA」に、アンナ・ポリトコフスカヤの記事が出ています。先日の追悼集会を中心に、チェチェンニュースの大富さんが書いています。大富さんだから記事はきちんとしていますが、タイトルがおどろおどろしい感じなのがなあ……orz。編集部でつけたんだろうけど。

 欧州人権裁判所がロシア軍による市民殺害に違法判決を下すという、ちょっと良い(当たり前なんだけど)ニュースがあったと思えば、ロシア・チェチェン友好協会が閉鎖命令を受けたり。
 チェチェン総合情報に追悼集会の記事が出ました。その中の当日資料(PDFなのがちょっと……)の6ページ目に、彼女の本を翻訳していた三浦みどりさんの文章が出ています。この日紹介された様々な文章の中で、私はこれがいちばんしっくりと来ました。

 共謀罪は24日に強行採決の可能性、との情報が入ってきています。私たちは「極右政権」の下に生きている、という自覚はなかなか持てるものじゃないんだろうなぁ。安倍政権になって、案の定、いろんなことが走り始めているので、夜の会議も遅くなりがち。
 2回目の核実験はないとの情報、とのニュースも流れている。とにかくこれ以上の「悪いこと」を起こしてくれるな。アメリカが持ってるのは北朝鮮にとっては脅威だから、北朝鮮も持ちたい→北朝鮮が持ってるのは日本にとっては脅威だから、日本も持ちたい。どこが違うんだよ。相変わらず、「美しい国」の人々はこんなことしてるし。糖尿病の人も怒った方がいい。私は血糖値もコレステロールも足りないけど(こんな体形なのになー)。


 でも、頭の中はまだ木村さん祭りだったりする(笑)。でなきゃやってらんないぜ。「スプリング・アンド・フォール」が見たいな。今、むちゃくちゃ見たい。

 ああくそっ。明日も出勤だ。仕事はたいしたことはないのだけど、12〜1月に備えて有休を温存しとかなきゃ(笑)。

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2006/10/18

カウンターとかチェチェンの映画とかパキータとか

 表紙のカウンターが29000を、ブログのカウンターが35000を超えました。いつもありがとうございます♪ サイト開設からブログ開設まで1年2ヶ月あるのですが、かなり引き離されてますね。もうトータルでどれくらいアクセスがあったかなんて、薮の中だ(←こうなると思った。笑)。

 さて、話題になっていた武蔵野シティバレエの定期公演のチケットをとるべく、昼休みに電話をかけてみた。木村さんの「パキータ」なんて、東バの公演じゃ絶対見らんないからね(実は去年もどこかのお教室でやったらしい)。
 あなどってましたよ、武蔵野シティ。「真ん中のブロックですと最前列のご案内になりますー。いちばん脇でしたら2列目があります」「も、もう少し後ろの席はないですか」「あとはいちばん後ろの列がご案内できますがー」……orz。極端すぎだろ、いくらなんでも。そんなわけで、もし木村さんの「パキータ」と言わずとも、武石さんの「Fish Tail」(人魚姫がモチーフらしい)を見てみようかと思われる方は、ソッコーTELをお勧めします。とはいえ、こういう公演だから、多分武蔵野シティの人の元にまだ捌けてないチケットがあったりするんじゃないかと思うんですけどね。こういう時に需要と供給をうまくリンクさせる方法はないものかねぇ。折角ネットってものがあるんだものねぇ。

 それはそれとして、会社の帰りに「メランコリア 3つの部屋」を見てきました。とても静かで美しい、映像詩のような映画でした(ちょっと寝ちゃった)。特にイングーシの難民キャンプのシーンは想像と全然ちがっていて、その静けさが逆に底知れぬ絶望を感じさせました。レポ書けるかなぁ。

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2006/10/16

♪ひかり、ひか〜〜り♪

 「シェヘラザード」に行ってきました。思ったよりツライ気持ちにならなかったので、そのうちレポを書きます。マハリナの「瀕死」はやっぱり素晴らしかったです。このかんのいろんな思いが重なってきて、泣けてしまいました。インペリアルは……、うーん。タランダ(弟)の宦官長が大好きなので、もう一度見られて嬉しかったな(笑)。

 で、新宿へ出たついでにぴあで荒川の「ザ・カブキ ハイライト」を買っちゃった♪ 「こ、これは!」というほどいい席がとれました(ちなみに私は前張り付きよりも、ちょっと後ろ目が好み)。NBS主催公演でなくても、東バのブログの方へでも予定を載せてくれればいいのにー。アッサンブレのメルマガとか。行ける場所でキャストがよければ(笑)行きたいし、東京のファンばっかりじゃないんだろうからさ。教えてくださった方、本当にありがとうございました〜♪ 

 さて、うちもついに「ひかり」になりましたよ。ISDNからいきなりひかりだから、もうすっげえ、すっげえの連発。♪ひかり、ひかああり、などとつい、「こどもさんびか」などを歌ってしまう。小さい頃に覚えたものって、いくつになっても覚えているもんだなぁ(苦笑)。

 で、ひかりになったら真っ先にやろうと思っていたことを、ちゃんとやりました。そう、「シヴァコフのカシオCMを見る」。
 いやもちろん散々見てるんですけどね(苦笑)。今までは、「見ようかなー」と思ってから別窓でカシオのサイトにアクセスし、ダウンロードしてる間にほかのサイトとかをぐるぐる回り、合間に「まだ36%かー」とか「お、85%まで行ったかー」と確認して、W41CAのトップ画面が出たら「ディレクターズカットを追加」をクリックして、またよそのサイトとかBBSをぐるぐる回りながら「んー、まだ56%かー」などと言い、それからCFとディレクターズの選択画面になったところでまた画面をクリックして、よそのサイトを……、というわけで「見ようかなー」から「シヴァコフが動く」までの30〜40分はかかっていたの(涙)。これだけかけてもあれだけ見てたんだから、愛だよな、やっぱり。
 ひかりになったら1発でしたわ。すげー。こちらの精神状態がいまひとつだったのでちょっとテンション低めだったのが申し訳ないけど、いやー、早いわ、ひかり。考えて見れば私がオアシスの「通プロ」(←死語)の次機種で通信を始めた時は2400bpsだったんだもんねぇ。そんで「ええ、2400ですか! すんごー」とか言われてたんだもんねえ。その後にお下がりでもらった初めてのパソコンは「Windows 3.0」だもんねぇ(笑)。年をとるはずだ。

 そんなわけで、シヴァコフのCFはまだ見られるということを確認(笑)。

 そして、持ち帰った会社の仕事には手をつけなかったことも確認。水曜提出だからまだ2日あることはあるが……orz。

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2006/10/15

映画館にRENT&ロットバルト…

 「映画館・MOVIE」「RENT」をアップしました。……ほかには特に何も言うこともないけど。

 明日はルジマトフ&インペリアルの「シェヘラザード」ほか、を見に行きます。まだなんとなく、ロシア物を見るのがツライ気もしていて、これがほかのものだったら(ボリショイとかキーロフとか)キャンセルしただろうなー。なので、レポを書くかどうかはちょっとペンド。とりあえず「行って、観る」ということを獲得目標にしたいと思います。「応援箱」に入ってた田中くんも来てるみたいだし(数少ない長身ダンサーだったのになぁ……。プリンシパル連のガリバー化促進が……orz。まあガリバーは普通の人で、まわりがこびとさんなんだけど)。

 先週フェアリーに行ったときに、ABTの「白鳥」のDVD(コレーラの出てるヤツ)をお店の中で流していた。ちょうど最後のところだったので眺めていたのだけど、コレーラの投身がすごいな。ぽおーーん、と。まあ脚などを痛めないように飛ぶにはああなるんだろうけど、それにしても、ぽおーん、だったな。「おお、飛んだ!」てな感じで。そんで、あそこのロットバルトの衣装はすごいわ。キーロフの「火の鳥」のカスチェイみたいだよ。しかも生脚だし。あれにさらわれるのは勘弁だなぁ。ロットバルトといえど、もう少し見目のよいのがいいな。男のいちばん美しい脚はタイツの中にこそある、というのが私の持論なので(笑)、キーロフのバジルが脛を出してるのも実は好きじゃない。そういえば、シヴァの生脚は見たけど、木村さんの生脚を見たことはないような気がする。いや、とりたてて見たいわけではないです。タイツで十分。いちばん好きなのは実は「ギリシャ」と「M」の衣装だったりするし。

 ……ロットバルト見たかったな。アッサンブレの通信かブログに、兜とアップリケの写真が載らないかな。それより、フォーゲルの王子の時に1回くらいやって欲しいなー。白鳥3日のうち、2日スペインで中日がロットバルト。んで、バジルとエスパーダを1日ずつ(←本人のスタミナとか何も考えてない、オニのキャスト)。王子が無理ならそれくらいは……。

 やっぱりドナウをもう1日買って、写真もらえばよかった……orz。東バのサイトで通販しようよ。ねぇ。会員限定でいいから。

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2006/10/14

コメント欄のURL

 先日、コメント欄でのURLでエラーが出るとの話を書きましたが、設定のところでチェックが落ちてましたわ(笑)。
 いや、すんません。ちゃんと見ろよ>ぢぶん。
 
 そんなわけで、普通にURLをコメント欄に入れるとリンクは張れませんが、アドレスのコピペで飛べます。公共機関・企業などのURLは、とくにそこのサイトに断り書きがない限り、書いていただいて問題ないと思います。個人のサイトは「リンクフリー」なのかどうかなどを確認したうえでの方がよいかと思います。ご自分のサイトのトラックバックができなかった時などは(なんか多いですよねー)、がしがし使ってください。そのかわり広告やスパムはコメントごと消しちゃうこともありうるので、ご注意を。

 マンションの工事業者待ちなんだけど、来ない……orz。早起きしたのに。

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東京バレエ団の「白鳥の湖」アップしました

 「舞踊館・BALLET」に東京バレエ団「白鳥の湖」(吉岡美佳・木村和夫)をアップしました(←めいっぱい検索対策な説明)。テーマは「ダークサイドからの生還」(笑)。

 もう少し早い時間にアップできるはずだったのですが、サイトを作っているソフトにバグがあるのか、「舞踊館」のトップが保存がどうしてもできなくなって、途中であきらめました(ので、変なところに「NEW♪」が残っている)。時間のある時にインストールし直しだなぁ。

 ぐちゃぐちゃになったりしたりしながらのレポになりました。いつも以上に過剰な思い入れで書いてます。結局今回は「王子の物語」に絞って、ほかの部分は全部落としました。ほかの部分はのちほどまとめるか、ブログの方につらつら続けて書くか、するつもりです。

 ともあれ、こんなときにこの日の舞台が体に残っていたことは、ただの偶然に過ぎないけれど、木曜に舞台を観て、金・土と版下の準備の片手間に書きながら舞台を反芻していたことが、結果的にアンナの事件以降をまだしもラクにしてくれました。これを書いているときだけは、別の気持ちでいることができたから。そして実際、それに見合う舞台を見ることができたと思うから。東京バレエ団のファンでよかった。木村さんに惚れることができてほんとによかったと、今回はマジで思いました。よかった、というよりも助かった、っていう気分だけど。だから、………ありがとう(←ちょっと照れてる)。

 真面目な話、長い間この「白鳥の湖」を舞台の上で支え続け、知り尽くした木村さんならではのジークフリートだったと思います。王子の振りだけでなく、コールドの動きの意味までをわかったうえで、お互いのつながりをもたせていく。さらに、高岸さんではあり得ない、木村さんそのものの王子。それは普通に観客が期待している「正しいジークフリート」ではなかったかも知れないけれど、まぎれもなく「木村和夫のジークフリート」であって……つまり、私は相変わらずそういう「心意気」だとか「矜恃」だとかいうものに弱いのさ(笑)。ゲストではない、カンパニーのダンサーが踊ることの意味、というものを再認識しました。
 二日だけじゃもったいなかったなぁ。

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2006/10/12

終わりではなく、始めるために

Pa0_0003 ポリトコフスカヤの追悼集会がありました。講師二人の話は面白かったし(こういう時に「面白い」というのは語弊があると思うが)、アムネスティの話もよかったけれど、以前も書いたように、「冥福は祈らない」「安らかに眠れとは言わない」「さよならは言わない」私としては、こういう「葬式モード」な集会はくたびれる。まあ、自分の流儀が他人と違いすぎるだけだということはわかっているので、文句はいわないけれど。こういう時は身近なほどに、そういった「不在」へ向かっての区切りが必要なのだろうなと思いつつ。

 林克明さんの話で心に留めておきたいことは、ロシアと日本の言論状態が、程度の差はあれ非常に似通っているということ。ロシアにおけるチェチェン報道と、日本における北朝鮮報道がそっくりであるということ。アンナの暗殺はショックではあるが、同時に日本の状況が心配でならないということ。

 ともあれこれを「終わり」ではなく「始まり」にするのは自分自身の責任であるので。3日前に集会を組み、2日前にインフォメを流し、今日の参加者は170人。TBSがずっとカメラを回していました。

 11月に、アムネスティなどの主催で、映画会があるそうです。チェチェンの民族舞踊の団体がヨーロッパツアーを行った時のドキュメンタリーだとかで、これは見てみなくちゃ。

 多分明日あたり、「白鳥」のレポをアップできると思います。長くかかってしまってすみません。でもやっぱり、これをいじってる時がいちばん楽しいのよー。しかも「白鳥についてほとんど書いてないじゃないか」ということに、昨日気づいたのさ……orz。

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浮上のきっかけ

 何度も書いているように、音楽と記憶というのは分かちがたく結びついているものだけど、今回、私を引っぱり上げてくれたのは、まったく自分では意外なことに、「白鳥の湖」1幕のポロネーズ。まあ確かに比較的景気のいい曲ではあるけれど、それほど好きな曲、というわけでもなかったのにね。しかも聴いてもいなかった(2枚目のCDしか持って歩いてなかったから)。ボーン版の白鳥で、ここの振りを見た時には「すごいことを考えるもんだ」と思ったものだが。

 今回、この曲と一緒に思い出したのは、見たばかりだから当然だけれど、東バの一列になって蛇行しながら舞台を一周して退場していく部分。確かにノーテンキな光景だよなぁ(笑)。男性コールドの衣装なんて、ほとんど♪森の木陰でどんじゃらほい、だし(←なんとかしてやってくれ)。そこからずるずると、王子がトロワと一緒に踊る出だしの部分を思い出し……としていくうちに、少しずつ、舞台から受けたものを取り戻していった感じ。思いも寄らないことに、最近は記憶の抽き出しを引っかき回してもなかなか見つからなかった「ダーク木村のセクシー・スペイン」までが鮮やかによみがえってしまったよ(笑)。記憶を解凍する過程で若干の誤変換はあったような気もするけど、そんなものはご愛嬌ってことで。

 2年前の春、いちばん苦しかった時に、レオ=レオニの 「フレデリック」 のように、「ベジャールガラ」や「ジゼル」の想い出をかじりながら、かろうじて現場に立ち続けたことを思い出す。それが舞台の力なんだなぁ。

 体の中に残っているのは、4幕の「小さな白鳥たち」のメロディ(お留守番の白鳥の踊りね)。AメロもBメロもそれぞれに切ない。私の中でこの曲が、「木村さんの白鳥」のシンボリックなイメージとして残るのだろうな(本人が出てない場面なのに)。それはやはり4幕のドリゴ編曲のPDDの曲が、「シヴァコフの白鳥」のシンボルであるのと同様に。その記憶を上書きしてしまうような舞台に遭遇するまでは、どちらも。


 ポリトコフスカヤの追悼集会は、12日6時半から「文京区民センター」です。

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2006/10/11

ジャーナリスト=アクティビスト

 昨日まではチャイコフスキーすら見たくもなかったのに、今朝からフェドセーエフの「白鳥」を(結構強引に)聴き直し始め、ちょっとずつ、よくも悪くも、いつもの自分を取り戻しつつあります。音の力はすごいなーとあらためて思うとともに、舞台の力もまたすごい、と思います。直前に抱えていたのが、あの日の「白鳥の湖」で本当によかった。おおげさなようだけど、あの舞台の記憶に指をひっかけて、なんとか立て直しができてきた感じ。見ていたこっちまで闇から引っぱり上げてくれるだけの「強さ」を持った舞台だったんだなぁ。いや、単に自分が勝手にそう思っているだけだというのはわかっているけど、とても嬉しい。

 もう少しだけ、アンナの話にお付き合いください。

 アンナ・ポリトコフスカヤは、私が最も敬愛するジャーナリストです。もう一人、フォトジャーナリストのジェイムズ・ナクトウェイは「尊敬する」だけど、アンナには「敬愛する」がぴったりくるような気持ち。もちろん、アンナにしろナクトウェイにしろ、私は直接に会ったことがあるわけではなく、彼らの書いたものや彼らについて書かれたもの、ドキュメンタリーなどを通して「知っている」のでしかありません。

 私が、たくさんのすぐれたほかのジャーナリストの中から、とりわけ彼女を敬愛しているのは、ジャーナリストであることとアクティビストであることが、一人の中で分かちがたくあったから。多くのジャーナリストがただ「ジャーナリストとして」振る舞う中で、彼女は自らの立場を鮮明にし、「記録する」「伝える」だけではない、できうるすべてのことをしようとしていました。それはある意味で不幸なことであるのかもしれません。それだけ事態が深刻だということでもあるからです。チェチェン問題という、決して歓迎されない課題に向き合った時、「書く」ということはそのまま「アクション」であり「ムーブメント」にならざるを得なかった。その立場を引き受け続けたことに、私は勇気づけられていました。

 そういう一人として、亡くなった松井やよりさんを思い浮かべます。晩年の松井さんは、右翼の脅迫の中で病と闘い続けながら、ジャーナリスト=アクティビストとして、「台風のような人」(武藤一羊氏の弔辞)でした。「尊敬」「敬愛」というよりも「すげえ」という方がぴったりでしたが、しかし「著述業」の人間がそのように生きるのは、実は意外と難しいことなのです。

 ですから、アンナ・ポリトコフスカヤの暗殺は、ジャーナリストの暗殺というだけでなく、アクティビストの暗殺でもあると、私は考えています。脅かされたのは「報道の自由」だけではない、と。

 例えばチェチェンで、またファルージャで、封鎖されてジャーナリストや支援者が入れない場所、あるいは入ろうとしない場所で、そこに住んでいる人々が自らカメラとペンをとって「ジャーナリスト」にならざるを得ない現実があります。状況が彼らを「ジャーナリスト」にするのです。
 例えば辺野古の海上のやぐらから、携帯電話を通じて闘いの様子が刻々とブログにアップされていきました。彼らもまた、彼らの状況の中でアクティビスト=ジャーナリストとなったといえるのかもしれません。

 ブログや自費出版が普及して(私も「ブロガー」というわけですが)、発信することは簡単になりましたが、言葉は軽くなり、とりあえずの思考がそのまま流されることが普通になったようにも思えます。今日はこの話題、そして次の話題。それは「運動」の中でも同じことで、この課題にわっと人が集まったかと思えば、あっという間に潮が引いていく。「楽しいパレード」で盛り上がりはするけれど、じっくりと自分の思考を練り上げていく、お互いの想いや論理を共有するためにぶつけ合う、そういうことが敬遠されるようになってきていると感じます。
 まあ人のことは言えません。そうそういつも眉間にしわばかりよせてはいられないし、目の前のことに目移りするし、忘れないうちに書かなくてはいけないこともたくさんある。

 けれど「よく考えぬかれたことばこそ/私たちのほんとうの力なのだ」と井上ひさしのいう如く、自らの言葉と思考とを磨き上げていくことが、アンナに近づく道ではないのかと、アクティビストの端っこで立ち尽くしている私は思うのです。

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2006/10/10

脱力中

「チェチェンニュース」に、大富亮さんの記事「何がアンナ・ポリトコフスカヤを殺したのか?」が載りました。ちょっと長いですが、読んで見てください。特に最後の方に、とても大切な示唆が含まれていると思います。

 そんなこんなで、頭の中がどうもきちんと回りません。ちょっと脱力しちゃっている感じです。来週はインペリアルとルジマトフの「シェヘラザード」を観にいく予定ですが、その頃までに建て直せるかどうかもアヤシイ感じ。インペリアルがプリセツカヤ由来のカンパニーである、というところで、なんとか建て直せるかなぁ……(←以前みたいに、プログラムにプーチンの写真が載ってたりしないだろうなぁ、おい!)。

 まとまったことは考えきれないのですが、ほかのことも考えてないとやっていられないので(というより考えるようにしないと建て直せないと思って)、サイトの細かいところをいじってみました。リンクのうち、更新がされていないところをはずし、新たにいくつかを加えました。「女性ダンサー」の応援箱に西村さんを入れ、男性ダンサーも……東バのところはちょっといじりました(笑)。

 それよりは部屋の掃除だろうよ(笑)。今日、半日やったけどあまり変わった気がしない。圧倒的に物が多すぎ。本と資料と新聞とバレエのチラシ。この間あんなに本を売り、ほかにも捨てたりしたのに(古いソフトのマニュアル本とか)、外に積んである本が減った気がしないよ。これ以上は本棚が入らないのにな(笑)。本棚に本、も入らないが、部屋に本棚、も入らない(笑)。どうするべー。

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2006/10/09

一夜明けて

 アンナ・ポリトコフスカヤの暗殺に対する、アムネスティ・インターナショナルの声明がサイトにあがりました。 こちら

 今朝の朝日新聞では、モスクワでの集会に2500人が集まったそうです。少し、ほっとした気持ちです。別のブログで読んだ集会に参加した方の話では、ロシア人とグルジア人が多く、グルジアでの人権抑圧に関する抗議も行われたそうです(集会名目がそちらだし)。ご存知の通り、グルジアとはアナニアシヴィリの本拠地であり、ゼレンスキーが舞踊学校を出たところです。そしてチェチェンと国境を接しています。

 今朝の東京新聞の記事によれば、この事件は検事総長の直接指揮で捜査が行われるようです。ということは、真相が闇に葬られる可能性は高い、とも思えます。

 チェチェンとロシアとをつなぐ、数少ない糸を失ってしまったことを、「モスクワ」はどのように考えているのでしょう。チェチェン内も心配ですが、ロシア国内のこともとても心配です。和平交渉のための信頼醸成(「モスクワ」はそんなことをする気はないのでしょうが)を試みようにも、もうアンナはいない。次に大きな事件が起きてしまったとしても、もう間に入って交渉するアンナはいないのです。そのことを「ロシア市民」たちはどのように受け止めるのでしょうか。

 ペテルブルクやモスクワに住む大切な人の顔を思い浮かべながら、一刻も早い和平交渉の開始をと、あらためて思います。「安全保障」とはそのようなものであって、決して監視装置やミサイルや拷問技術によって達成されるものではないからです。


 記事をアップしようと思ってネットにつないだところで、核実験のニュースが飛び込んできました。ああまったく!
(でもアメリカは未臨界とはいえしょっちゅう核実験をやってるのだよな。ベタ記事にしかならないけど。私はもちろん、どこの核実験も許容なんかしないよ。北朝鮮だろうが、アメリカだろうが、ロシアだろうが、フランスだろうが)。

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2006/10/08

アンナ・ポリトコフスカヤの暗殺

 アンナ・ポリトコフスカヤが殺されました。死んだ、のではなく、殺されたのです。

 新聞を読まずに家を出たので、先程テレビのニュースで知りました。

 今、満腔の怒りと悲しみとをもって、これを書いています。悔しくて涙がとまりません。
 暗殺という、もっとも卑劣な手段を使って口をふさぐ、それを私は決して許しません。

 私はいつも、親しい人、大好きな人、尊敬してやまない人が死んだ時、冥福は祈りません。追悼もしません。忘れないこと、伝えること、考え続けること。彼らに恥じない自分とは何かと、時折でも振り返ること。

 ですから私はアンナの冥福は祈りません。安らかに眠ってなんか欲しくありません。

 多くのロシア人は言うでしょう。「チェチェンなんかに首を突っ込むからだ」「チェチェン人なんかの味方になるからだ」。この絶望的な状況を、どうしたら受け止められるのか。国家のために殺されなければならない人がいるのならば、国家なぞいらないのです。

 すべての「ロシアファン」を自任する人々に訴えます。
 アンナを殺したものは何なのか。アンナはなぜ殺されなければならなかったのか。少しでもいい、みつめてください。

アンナの著作「チェチェンやめられない戦争」(左ブロックにリンクがあります)
アンナの暗殺について(総合情報)
アンナ・ポリトコフスカヤ情報
チェチェン関係のドキュメンタリー 「メランコリア 3つの部屋」
   次回上映は10.18(水)19:00 @アテネフランセ文化センター
林克明さんの「チェチェン未来日記」
「バイナフ自由通信」


 そんなわけで、ほんの1時間前まで胸の中で息づいていた、いとおしい、甘い溶岩のかけらを打ち砕かれてしまった気持ちです。それでも一晩泣けば、またその夢を見られるのかも知れません。そう願っています。木村さんであれ、シヴァコフであれ、そのほかの誰であれ、彼らの見せてくれる夢の中でたゆたうことなしに、どうやってこの現実に向き合うことができるでしょう?

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2006/10/07

荒川とか、ドナウとか

  妙に川つながりなタイトル(笑)。
 下のコメント欄で、東京バレエ団の荒川公演(かな?)についてのインフォメーションをいただきました。詳しくはこちら。
 原則的に、個人URLでなく、公共機関や企業のURLは特に断り書きがない場合は、リンクを張って問題がないと考えていますが、ココログのコメント欄はURLが貼れない仕様になっているようです(私もよくわからないのだがエラーが出る…)。

 そこのチケットが今日発売かーと思って「ああああっ!」と思い出した。今日が新国立の「シンデレラ」の発売日やん。今年はトレウバエフの王子を見ようと思っていたのに、木村さんにかまけてすっかり忘れてたよー、というわけで、夕方からぴあに行ってチケット取り。ちゃんとよいお席がいただけました(笑)。ようやく、マイレンの舞台が観られるよ……出勤日だったような気もするけど(苦笑)。

 忘れてたといえば、「ドナウの娘」の公開リハーサルの応募も昨日必着だったのに忘れてました(笑)。ちょうど申し込み開始の頃に会社ですごくごたごたごたごたしてたので、忘れちゃってたのね。まあ抽選にはずれたことにしておこう(笑)。当選したラッキーな方、よろしくお願いします。

 ついでにドナウ絡みで。東京バレエ団の公式ブログの方が更新されています。「ドナウの娘」のプログラム写真撮影の様子が出てます。木村さんが例の緑の衣装、後藤さんが一幕の茶色の衣装。ということは、緑色の方は二幕の衣装なのね。遠目で見ると、真ん中の緑色の部分がぼおーっと見えるなぁ。近くで見るとそうでもないんだけど。こうして見ると、木村さんはやっぱり手が大きいなぁ。首も長いし。端正だよなぁ……、美しいとは言わないまでも。ただの打ち合わせ中なのにそこはかとなく色っぽいのは、こちらの邪念ですとも、ええ(苦笑)。

 えーっと。「白鳥の湖」のレポは三幕の途中まで書いてますが、「いくらなんでも本当にそういう話だったのか?」と段々不安になっている(笑)。いくら見る方が王子しか見てなくても、原則、主役はオデットなんだしねぇ。とかとか。でもあの妙に地味で、そのくせ意志的なアダージョは確信犯だと思うんだよね。不思議な人だよ、まったく。

 そして、なんやかんやいって、やっぱりロットバルトも見たかったとか、「ドナウ」か「アジア」をもう一日買って写真をもらえばよかったとか、ぐだぐだ思うのであった。「ドナウ」の時も写真つきで会場売りをしてくれないかな? つか、ブロマイド売れよ。買うよ。


 さあ、仕事、仕事。

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どろどろどっくん!

 そんなわけで、フェドセーエフの「白鳥の湖」など聴いている。切ないねぇ。切ないけど幸せだ。音楽と記憶はやたらと密接につながっていくから、今までとはまた違う想いも沸いてくる。まるで仕事にならない。

 体の奥から言葉が沸き上がってきて、出口を求めて溶岩のように流れている。体中がいっぱいになる。こういう「とめどのなさ」は、初めて木村@ヒラリオンを観た時と似ている。多分、五回目。ロホの「マノン」。今年のシヴァコフの「ジークフリート」と「バジル」。思うに、いい意味で裏切られたとき、なのかな。あるいは自分の中の物語のイメージと違う舞台なのに、その違いこそが自分を揺さぶるとき。

 木村さんのヒラリオンも今回のジークフリートも、それまで私の持っていたイメージをぱん、と割ってみせた。ロホのマノンは謎解きのようだった。シヴァコフの場合は彼自身が、彼自身のイメージを割った。舞台から流れ出てくるものを、体いっぱいで受け止める。自分の受け止めたものが正しいかどうかはわかりようもないけれど、いくつかのピースをはめ込みながら反芻する。言語化していくなかで、また、隠されたピースを発見していく。これはたとえようもない快楽だ。

 なまじ、六日や九日のチケットが取れなくてよかった。もう少し、この言葉の渦の中で漂っていたい。ほかのことは考えたくない。

 だからといって、下版日が遅くなってくれるわけではないのだが(涙)。仕事しろよ、ぢぶん。


 どろどろどっくん……from「怒濤の恋愛」 もはやカルトの領域なのかな、この辺は。

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2006/10/06

ダーク木村、本領発揮!

 渾身のジークフリートでした。惚れ直しです。
 朝日の中でオデットが人間に戻る、その幕切れは美しく、東バのプロダクションも(慣れたせいか)いいよなー、と、ちょっとほろっと来たりして。何より、最後に三度目の誓いの指を挙げる、王子の「成就」ともいうべき表情が本当に素晴らしかったです。
 木村さんはさらに体をしぼったのか、ウエスト回りが、がっと細くなったような気がしたけど、気をつけないとそれと共に頬もこけちゃって、人相が悪くなっちゃうんだよな、この人は(うーむ)。で、やっぱり、やさしい包容系の王子を想像していたのだけど、意外にもダークな王子でした。オディールとロットバルトと並ぶと「悪魔が三人?」みたいな(苦笑)。しかもちゃんとセクシー光線つき(ところどころヒラリオンつき・笑)。
 正直、二幕(通常の二場)が終わった時には、このグランアダージョでどういうオチをつけるつもりかな、と思ったのですが、帰りにコーヒーを飲みながら流れをさらっと整理していて、彼が事前に言っていた「青年から大人への成長」とはこのことだったのか、と気がつきました(←とろい)。すごい、です。確か四年ぶり、たった一日のジークフリートに、これを持ってきたのかこの人は、と思いました。
 惚れ直したなぁー。幕が下りた時も惚れ直したと思ったけれど、さらにさらに惚れ直しちゃった。ああ、一日だけなんてもったいなさすぎだよー。来年の白鳥が三日ともフォーゲルなんてもったいないよお(←おいおいおいおいおいおい)。いや、ポリーナの相手をしてほしいとは全く思わないけど(念のため)。絶対絶対、まだまだ王子を踊ってほしいよぉ。
 詳しくはレポを刮目して待て!(いつになるんだ?)

 美佳さんもとても素晴らしかったです。静謐なオデットもよいけれど、オディールがあんなに魅力的とは。あ、最後に飛びかかるところはなかったです。別のものとごっちゃになっていたらしい(すんません)。高岸さんはちょっと太ったのか? 衣装のせいか? トロワの宮本君も、全体としてはまだまだなんだけど、腕の動きが美しくなりました。華もあるし、これから楽しみだな。新チームスペインは、ダークさに欠けるものの(ダーク木村がいないせいか?)、先輩悪魔の井脇姉がチーム全体を引っ張って、スピード感がありました。平野君はいいね。木村さんと後藤さんを足して二で割ったようなテイスト。奈良さんは、白鳥の方は緊張してたのか、まだまだの感があったけれど、スペインの方はいい。西村さんがすごくいいです。三羽では、慣れない新人二羽の手綱を後ろから締める役(笑)。全体の中でふっと目が行く踊りをするようになった。こういう人が核になっていくんだろうな。
 
 ざっとインフォメーションを。
 水香ちゃんとマルティネスの「白鳥」DVDが12月に発売だそうだ。やったっ! チームスペイン・黄金の四人がこれで永久保存だっ!(←こういう趣旨か?)
 会場で発売中の前売りチケットを買うと、東バの舞台写真が1枚もらえます。10種類以上あったと思う。中島くんのギリシャとか、いろいろ見覚えのある写真ばかりだけど、どのチケットも持っている私はちょっと残念な気持ち。カズさんのは美佳さんとのドンキだったかな。
 プログラムはイマイチ。カズさんのアップリケ写真、見たかったのにー。
 

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2006/10/04

ベジャールガラのキャストが出た

 8日はやっぱり写植屋に缶詰め(笑)。いけるようなら……と思っていた野望はだめでしたねー。マハリナ&ルジさんペアはもう一度観ておくかな、と思ったのに。「9日にしない?」って打ち合わせの時に言ってみたんだけど。かわりに9日の昼が開いたので、新国立のライモンダに行こうかと思ったけれど、こちらは完売の模様(オクには少し出てるけれど)。うまくいかないもんだねぇ。9日は部屋の掃除だな(現在、のだめ状態)。

 えーと。東京バレエ団の「ベジャールのアジア」のキャストが出ました。意外なのは、「中国の不思議な役人」の木村さんのシングルキャスト(笑)。初演は首藤さんとのダブルだったので、経験者はカズさんしかいないわけですが、シングルとは思わなかったな。そのアオリかどうか「バクチ」は出ない。うーん、もう踊ってくれないのかなぁ(涙)。初日狙いでとってあったので、キャストは豪華♪ 2日めの井脇さんの「バクチ」も絶品なので観たかったのだけど、マールイの冬シーズンまっさかりだから、日程的にはOKでもこっちの体がしんどいかも(笑)。井脇/木村ペアが観たいなぁ……。
 で、「ほか」は何がくるんでしょ? ここまででメインキャストに組まれてない人々が出るのかな?(美佳さんとか…)

 それよりぼちぼち、「ザ・カブキ」の方の主要キャストを発表して欲しいんだけどなぁ。

 さ、明日は「白鳥」。木村さんのジークフリートは初めてなので楽しみだ。イメージ的には「たおやか」な感じなのだが(うーん)。新・チームスペインも楽しみだし。心配なのはくどいようだが、木村さんのヒゲだけだな……(ちゃんと直前に剃ってくれっ)。

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2006/10/03

カルメンの太もも

 バレエフェスでのメルクリエフの「カルメン」で、「振りが全然違う」ということを書いたのだが。ついこの間(今ごろ)何号か前の「ダンスマガジン」のボリショイ特集号を読んでいたら、ザハロワがインタビューの中で「アロンソが自分のために大幅に振りを変えてくれた」という趣旨のことを話していたので、「あー、そういうことだったのかなあ」と思った次第。ちょっとメルクリエフに申し訳ない気持ち。

 プリセツカヤの「闘う白鳥」によると、カナダ公演で「カルメン組曲」を上演させまいとする文化省との会議(有名な「カルメンが死ぬ時には……」の啖呵を切った会議)で、フルツェワ文化大臣がこんな「歴史的な」発言をしている。「……あなた(注・プリセツカヤ)とロジオン(シチェドリン)とチュラキ(劇場総裁)の三人で、スペイン国民の英雄的な女性を身持ちの悪い女性に仕立ててしまったのです」。
 うーむ。「国民の英雄的な女性」か。考えてみればカルメンは「煙草工場の女工」なのだから、労働者階級の最たるもの、なのか。「カルメン」が一気にプロレタリア小説になっちゃったよ。

 朝日新聞の土曜日版(06.8.19)の「カルメン」の記事には、「葉巻は適度の脂と柔らかさがある女性の太ももで巻くのが一番良質とされた時代。女性たちは、なまめかしい姿でたばこを巻いた」とある。フルツェワは、愛のアダージョのカットとともに、「太股をむき出しにしないように、ちゃんとスカートをは」くことにこだわったようだが、社会主義的リアリズムでいっても、太ももは出すのが正しいらしい(笑)。カルメンや「煙草工場の女」(二人の女性ソリスト)があの格好なのはそういう理由ではないと思うが、記事を読んだ時にはまっさきに、あの衣装が頭に浮かんだからなぁ。実際はスカートをまくって巻いてたのだろうとは思うけど。

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2006/10/01

フォーゲルと東バと白鳥

 ダンスマガジンの「バレエフェス」関連記事をざっと拾い読みしたところで、巷で散々話題になっている、セミオノワ&フォーゲルの東京バレエ団 「白鳥の湖」に行きましょか。

 うん、「白鳥」ね。ロットバルトは高岸大将だな、きっと。フォーゲル、勝てるだろうか。ううむ。ううむうううう。でも一騎打ちじゃないし。ポリーナがついてるし。確か東バのラストには、オデットがロットバルトに襲いかかるような振りがあったはず(2年ぶりだからよく覚えてない)。ロットバルトと向き合うような形でのリフトになるんだけど、ポリーナだったらコワイだろうなぁ。よし、ロットバルトは倒せるぞ(王子じゃなくて白鳥が、かもだが)。ダンマガで再三「迫力ある黒鳥」と出てたけれど、あれはどう考えてもフォーゲルじゃなくてポリーナの話だものな(笑)。

 東バの白鳥は正直、ゲストじゃなくて見たい。この版はこの版で嫌いじゃないのさ。大概の演目でいえば「何だかよくわからないけど、たくさんいろんな版がある」方が好きだし、白鳥とくるみはその最たるものだし。統一より群雄割拠、が好みなのよ。だからゲストで見に来るお客さんにあじゃあじゃあじゃあじゃと言われるのは、なんだか忍びなくてねぇ。東バももう「プティパ・イワノフ」なんて言わずに、素直に「ゴルスキー版」で打ち出しちゃえばいいのに。まあ、「ドナウ」よりも上演頻度の高い「白鳥」の美術と衣装を新製作して欲しかったと、心から思うが。

 そんで、フォーゲル。私はいつもごちゃごちゃえらそうに書いてはいるけれど、テクニックだの「●●派」だの舞踊言語だのってのも、ちゃんとわかっているわけではないので、むしろダンサーがどれくらいこちらに飛び込んでくるかの方に重点が来る。一度来てしまえば、後はするっと受け止められることの方が多い。これは「相性」の部類だよなぁ。で、フォーゲルは「くる」方だったのだよね。だからあの不評バンバンなジークフリートも、結構楽しんでしまった。
 多分、フォーゲルの本質が「YES」に分類されるタイプだからなのだろうな。最近自分でも、♪若けりゃいいってもんよ〜(byランキン・タクシー)な傾向は否めないのだけど、ノーテンキな若様の「YES」のエネルギーって、今私がいちばんキモチイイものだな。コンテの方も見たかった(オディールも見たかったよ>ダンマガ)。

 ダンマガのインタビューでは、ガラと全幕ではアプローチが違う、という話をしているわけだが。いっそ東バがクランコ版をやるってのはどうだろう(無謀だ)。くるみ、眠りと2版持ってるんだから、「3大バレエすべてを2版できます」ってのはすごいウリだと思うぞ(笑)。ま、それは冗談の類だけど、どこかでクランコ版の全幕を見てみたいなー(悲劇版らしい)。

 まあ、自分に「見る目」があれば、あんなに昔からシヴァコフのファンなんかやってなかったわけで(←暴言)。「あのバレエフェス」で、「あのジークフリート」が踊れるということは、こいつも結構に「強い子」なのだろうと思う。フォーゲルがこれから面白くなるのか、結局ダメダメなのかはさっぱりわからないけど。これだけあれこれ言われると、情が移るわ(笑)。
 本当はキリアンプロとかやってもらった方が、こちらも安心して見られるのは確かなんだけどね(笑)。カズさんのキリアンものも見られるかもしれないし(チームスペイン復帰してくれるのかしらん)。

 それにしてもやっぱり評価基準は「美しい」でも「ゲージツ的」でもなくて、「面白い」なのか?>ぢぶん。

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