終わりではなく、始めるために
ポリトコフスカヤの追悼集会がありました。講師二人の話は面白かったし(こういう時に「面白い」というのは語弊があると思うが)、アムネスティの話もよかったけれど、以前も書いたように、「冥福は祈らない」「安らかに眠れとは言わない」「さよならは言わない」私としては、こういう「葬式モード」な集会はくたびれる。まあ、自分の流儀が他人と違いすぎるだけだということはわかっているので、文句はいわないけれど。こういう時は身近なほどに、そういった「不在」へ向かっての区切りが必要なのだろうなと思いつつ。
林克明さんの話で心に留めておきたいことは、ロシアと日本の言論状態が、程度の差はあれ非常に似通っているということ。ロシアにおけるチェチェン報道と、日本における北朝鮮報道がそっくりであるということ。アンナの暗殺はショックではあるが、同時に日本の状況が心配でならないということ。
ともあれこれを「終わり」ではなく「始まり」にするのは自分自身の責任であるので。3日前に集会を組み、2日前にインフォメを流し、今日の参加者は170人。TBSがずっとカメラを回していました。
11月に、アムネスティなどの主催で、映画会があるそうです。チェチェンの民族舞踊の団体がヨーロッパツアーを行った時のドキュメンタリーだとかで、これは見てみなくちゃ。
多分明日あたり、「白鳥」のレポをアップできると思います。長くかかってしまってすみません。でもやっぱり、これをいじってる時がいちばん楽しいのよー。しかも「白鳥についてほとんど書いてないじゃないか」ということに、昨日気づいたのさ……orz。
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