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2006/11/29

これがニュースになるというのも…

 そんなわけで、今夜アッサンブレにもファックスを入れたと。枚数は多いし、写真の希望もあるし、これを電話で伝えきる自信のないぢぶん。今日は電話が多いだろうと思って、「くるみ」の追加はぴあで取ったけれど、「くるみ」のチケットはアッサンブレじゃなくてNBSだよ……orz(←まぬけ。多分そっちの方がいい席があったろうに)。

 昨日書こうと思っていて、ついつい楽しい話の方をしてしまったので、ちょっと遅めの話題ですが、例の「崖っぷちの犬」報道について。

 最初の報道(保護できませんでした、明日やります、っていう時)を見た時には「おやおや」と思いながらも、それだけだったのだね。私は犬偏愛(特に日本犬)だけども「あー、あれじゃつかまんないよ」っていうだけでね。
 で、第何報にあたるのかはわからないけれど、捕まった時の「この辺りは野犬が多くて云々」の報道を見た時には、「あーこれで、あの辺りの野犬は狩られちゃうんだなぁ」と思った。小さい頃のうちの回りというのも「あの辺りは野犬がいるから行っちゃいけません」っていうポイントが何ヶ所もある所だったから。

 でまあ、その後に、「これをどう思いますか」みたいな報道があったのね。それはすごくイヤな感じだったのだ。街頭インタビューなんて恣意的な質問と恣意的な編集だから、それを真に受けるのもどうかとは思うけれども、若い人ほど「税金の無駄使い」みたいな答えが多くてね。

 私なんかはむしろ、「どうしてこれがニュースとしてこれだけ何度も報道されるのか」の方がよっぽど疑問。高いところから撮った映像も流れていたけど、保護された犬の檻に、檻が見えなくなるほどたくさんのカメラマン(ビデオマン、というのか?)が群がってずっと歩いているなんて、よっぽど変。しかも「犬は興奮しているのか、」って、興奮するだろ、そんだけのカメラにさらされりゃ(苦笑)。あれは一体何なんだろう。消防に通報するのはわかるけど、同時にテレビにも通報する人がいるのだろうか。それとも警察番の記者か何かがよっぽど暇だったのか。第一報を見た他社の記者が「わっ、やられた!スクープされちゃった!」とか言って、翌日駆けつけるんだろうか。ほかに報道することが山ほどあるし、とりあえずなければ調査報道の準備でもしろよ。自分が何を伝えたいのか、少しでもあれば暇なんかないのに。
 ついで。カメラマンは「自分に経験がない」からわからないのかもしれないけど、「大量のカメラにさらされる」ことのストレスというのは、もっとちゃんとわかった方がいい。「容疑者張り込み」報道(と呼べるのか?)なんかで、いかにも容疑者が不埒で報道に文句付けてる、みたいな場面が流されるけど、あれだけのカメラにさらされてキレないなんてことはないと思うよ。私も現場じゃ大量の悪意のカメラ(報道じゃない人たちね・笑)の前で素顔をさらしてまっすぐ立つなんて年中だけど、そしてそれにも慣れるけれど、決して許せるもんじゃない。

 もう一つ、こういう時にたくさん「あの犬をうちで飼いたい」という人がいるということについて。もちろん、あの犬が誰かの家で飼われることはよいと思うし、折角助けたけど引き取り手がないから処分します、なんてことだけは絶対にイヤだが。犬猫パークの閉鎖の報道で引き取り手を大量に探す時にはとても効果的だけど……。でも、ひとつでも多くの犬の命を助けたいって思うなら、やっぱり近所の保健所にでも行って、そこにも待ってる犬がいるんだよ、って思ってしまう。今、自分が犬を飼える状況になくて、でもやっぱり犬が好きだから(犬以外も好きだけどさ)、テレビに出てる子だけが大変なんじゃないんだよ、すぐ側にもいるんだよ、っていうことに気づいて欲しいとやきもきする。

 山ほどの税金の無駄使いをしながら、犬一匹の捕物にどうこう言う神経がものすごくコワイ。都知事のホテルはゴージャスじゃなければみっともない、なんていう言説が片方にあるのにね。自分より強いものには言えないことを、弱いものにはいくらでも言える。それは当たり前かもしれないけれど、それを恥じるくらいの感性は欲しい。このところの人の気持ちの荒み方って、ネットの言葉遣い見てても思うものなぁ。まあ書いてる方はそう思ってないんだろうし、天につばするような話だけど。

 ちなみに昔飼っていた犬は、近所の雑貨屋からもらってきた柴の雑種。実家を出る時にコイツだけは心残りだったし、看取ってやれなかったのも今でも心残りだよ。

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「くるみ」と「カブキ」のキャスト

 そんなこんなで、結局残業。バイエフとは縁がないなー。前回は私は集会に行ったのに、バイエフが来日できなかったし(笑)。

 東京バレエ団のサイトに、「くるみわり人形」と「ザ・カブキ」のキャストの追加発表が出ました。
  「くるみ」……。7日の「パリ」が木村さんですがな。どうするんだよ。マリインスキーも行けるかどうかおぼつかないってのに。だって「パリ」だよ。しかも相手は井脇さんだよ。うううううう。出番は2幕だから、そこだけでもなんとかするか。でも1回はちゃんと頭から見たいよー 。・゚・(ノд`)・゚・。 。週のうち2日定時、2日早退なんて、今の状況でできるんだろうか。今週のうちにできる限りのことはするけどさぁ。課長、ごめん。
 6日の「パリ」は平野さん。なんとなく木村さんの持役を平野さんと大嶋さんで分けてるのかな、という気がする。納得感あるなー。そういう風に分類できるわけね。その大嶋さんは「ソ連」。そうか「ソ連」か……。

 カブキの方は、師直シングルでいつも通り。平野さんは判官。定九郎が松下君はちょっとびっくり。いきなり若返ってるな。何しろ初演しか見てないから(しかもテレビ)、もう忘れちゃってて。「ベジャール!」でちょっとだけ見たけれど、あの笹(竹?)のコールドを見てたら、ボヤルチコフの「竹取」を思い出しちゃったよ……orz。カブキは両日とってあるので、ダブルキャストも堪能できて嬉しい。

 さて、27日の朝日の夕刊に「ドナウ」評(最終日)が出ました。評者は佐々木涼子さん。さすがにプロはきれいにまとめるなぁ。さらっと読むと気がつかないような微妙な言い回しがさすがにプロだ(真面目に感心してます)。ラストシーンは「スペクタクル性豊かな演出で」、とか。スペクタクル「性」か。これだけ読むと、前半がコメディだったとは思えないな(笑)。
 で、「木村和夫は端正なスタイルの踊り手だけに」(←やっぱり「端正」ははずせないってことか)「誠実で愛に一途な従者はまさに適役」。全体に「緩やかで古風な作品を、当時をしのびつつ味わいました」という評かな。それが復元作品の意味だし魅力だからね。「超絶技巧に熱狂する現代とはまたちがう、19世紀の風雅なバレエの楽しみ方」というわけで。ルドルフもフルールも、かなり「超絶技巧」ではあったけど、今でいう「超絶技巧」でないのは確かだから。要するに、ぼーっと「きれいだなー」と見ていればいい、ということだろうか。この時期の観客は都市ブルジョアジーの男性が主流、っていうのも今とは違う要素だしね。やっぱり2階か3階からも見たかったなあ。コールドの陣形をちゃんと見たかったよ。
 写真は、バックが黒なので、多分2幕の冒頭のPDD(川底は全部後ろが明るかったと思う)。

で、明日(今日か)から、アッサンブレの「春爛漫バレエへの招待」予約開始。まさかそんな名前のシリーズだったとは。

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2006/11/28

ダンスマガジン発売日

 夕方から熱が出た模様。やっぱり風邪だったのかな。月見うどんと杏仁豆腐(←事務所の側のそば屋のサービス)で胃もたれだわ。でも残業した後に、事務所の会議があったから帰宅は夜中。土日に元気だったのは不思議だが、単に会社に行かなかったからという気がする(それとも木村ハイ?)。明日はチェチェンで医療支援に当たっていたバイエフ氏来日講演なのだが、行けるだろうか。体調以前に、残業が問題なんだけど。マリインスキー、本当にやばくなってきたよ 。・゚・(ノд`)・゚・。 。せめてベジャールのくるみだけは観たい(涙)。

 さて、ダンスマガジン発売日とて、会社帰りに本屋へ。
 ちょっと後ろの方から始めますと(笑)、リレー・インタビューに出ている森田さんという方は、昨日の「武蔵野シティ」の「Fish Tail」で人魚姫を踊った方ですね。そういえば先月号は武石さんだったな。岸辺バレエスタジオ所属の方だそうで、してみると昨日のメンバーは「一般公募」とはいえ、プロ・セミプロ・フリーのダンサーが主力だったということかな。納得感はあるな。もっとも「セミプロ」というのをどう位置づけるのか、わかりづらい業界だからなぁ。客席の方は発表会モードでしたけどね(笑)。前もってサイトも一応見たりはしたのだけど、どういう位置づけの公演なのかがわかると、こちらの心構えも違うのだが。まあ、肩書きが入るとどうしても「上下」がでるもので、そういうことを排して全員が横並びでいくんだ、というのもひとつの見識だしな。
 ということで、昨日アップしたレポを少し手直ししました。まあ二回読む必要はないとは思うけど。

 で、東バの「白鳥」と。うーん、中身は木村ファン友達(でいいのかしらん?)のサイトさんで速報を読ませていただいてわかっていたから「まあ、こんなもんなんかー」という感じですな。黒王子の方は顔が微妙。どうもいっつもこんな「微妙」な写真だなー(^^;)。グランアダージョの方はいい。あの恍惚感がよみがえってくるなー。でも、黒が半ページでもいいから兜の写真も見たかったよ(笑)。アッサンブレの会報に望みを託すしかないな。四月に見られるといいんだけど。

 来月号は「ドナウ」が出るけど、どんな扱いになるのやら。ちゃんと「復元上演」の意味についてわかる人が書いてくれるといいのだけど。どうも最近、特集記事はしっかりしてても、舞台レポは「速報」ってことで、写真でお茶を濁す傾向があるような気がするしなー。
 で、予測記事。
 「ルドルフの木村和夫は、ラコット特有の複雑なパを明確な脚さばきで見せ、テクニックの高さを印象づけた」。
 観なくても書けるな(^^)←ちょっといぢわる。

 えー、あとはぱらぱらとしていたら、思いもかけずシードロフ先生のお写真が(←実はファン)。と思ったら、シヴァとペレンの写真もありましたね♪ これも多分初出じゃないかな。王子の衣装って、何種類あるんだ(笑)。それにしても「ベストカンパニー」に名前を連ねるようになったのは嬉しいね。「オーソドックスで衒いのない」は微妙だが。
 男性ソリストや成長株のダンサーの中に、必ずシヴァの名前が入るようになったなぁ。今シーズンは「海賊」の主演もあるので、ガンガン売り出してもらうしかないんだけど。それに見合うだけの舞台を創るのは容易ではないかも知らんが、私が最初に惚れ込んだ頃の、舞台からこちらに挑みかかってくるような、あの不遜な瞳にもう一度会いたいと思う。スイーツなのもノーブルなのも成長の証だろうが、いつまでも忘れないで欲しいのはあの気魄だ。アリはそのためにも絶好の舞台なのだから。

 「シェヘラザード」の方は、タランダ兄の写真は嬉しいが、弟の写真も欲しかったな(←弟好き)。マハリナもゾベイダじゃない(できればプレリュードの)写真が欲しかったところだし。全体に、写真が小さくても良いから数多い方がいいなー、と前回も書いたな(笑)。もちろん、コストの問題はわかりますけどー、とこれも前回書いた、と。

 こちらは書店でぱら見ですが、「DDD」の方は「白鳥」はスルーだったみたいだけど、「カブキ」がらみで後藤っちのインタビューが載ってました。短いけどね。

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2006/11/26

武蔵野シティに行ってきました

 「舞踊館・BALLET」に、武蔵野シティバレエ定期公演をアップしました。要するに、結局見に行っちゃったのね(笑)。後ろの席だったけど。

 非常に充実したいい舞台でした。楽しかったなー。メインの「ガーシュイン」と創作モダンがすごく力が入っていて、見ごたえもアリ。その分「パキータ」がちょっととってつけたみたいだったけど(笑)。ううむ、「やっぱりクラシックもないとー」みたいな感じだったのかな。パキータ役(木村さんと組んだ方ですね)の女性がとってもすてきでした(詳しくはレポを)。木村さんは「先生」でした(笑)。休憩時間が長く取ってあったので(それでもトイレはすごい行列)、こういう時は回りの声が耳に入るものだけど、「パキータ」の後の休憩で「男の人がすごく美しくてびっくりしたわーー」という声も聞こえまして。心の中でどでかいガッツポーズだっ♪ いや実際、適度に力の抜けたいい感じでしたよ。見てるこちらの力も抜けてたし(笑)。

 「ドナウ」の方は、いまだにふんふん鼻歌うたいながら遊んでいます。そのうち「雑記帳」の方にでもあがることでしょう。

 友達のサイトでいろいろな占いが紹介されていたので、やってみましたよ「のだめ占い」。ちなみに私は峰くん(笑)。てっきり真澄ちゃんだと思ってたわー。

ときに迷いながらも、おのれの道を模索して突き進んでいくあなた。根本的に単純直情的なあなたは、『のだめカンタービレ』のキャラでいうならば【裏軒の峰くん】がぴったりです。基本的にアホですが、単純で熱中的な性格がまわりの人たちを巻きこむムードメーカー的な役割をすることがありそうです。おのれの夢を的確につかむことで、そこに向かってたゆまない努力をしていくことができるでしょう。間が抜けているようでいて、意外とちゃっかりしている面もありそうです。 天賦の才能21%/野心27%/勤勉努力度67%/天然ボケ度100%

 どう評価したものか。
 

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表現する技術……てほどでもないが

 久しぶりにやってしまいました。長睡眠。金曜の午後くらいから、熱っぽいまではいかないのだけど、背中は痛いし、肩はバリバリだし、胸が焼けるしで、これは風邪かなーと思っていたのだ。で、どうせダンナは飲み会で遅くなる日だし、軽く夕飯を食べて9時前にごそごそと布団の中に。ダンナが帰ってきた時に「むーーーー」とうなったらしいが(←起こすからだよ)、その後夜中にもう一度ダンナに起こされて、ちょっと温かいものを飲んで、寝直し。次に起きた時は朝の10時でありました。目覚ましをかけてなかったら、きっともっと寝ただろうなー。久しぶりに12時間以上寝ちゃったよ。今日、ダンナ(土曜も出勤)が帰ってから「いやあ、トイレにすら起きなかったね」と自慢したら、「本当に死んだように寝てたからどうしようかと思った」と言われてしまった。それだけ寝られるというのは、よっぽど調子が悪かったんだなぁ(笑)。というよりは、「ドナウ」以来の寝不足が爆発しただけか。

 それで起きても爽快というほどではなく、やっぱり肩はバリバリなんだけど、とるものもとりあえずパレスチナ関係の学習会へ。「キャンプに太陽は届かない」をもう一度、今度は詳細な日本語シナリオ付きで見る。パレスチナのバラータ難民キャンプのドキュメンタリーで、ネット配信されていて無料で見られます。ファイルが大きいけれど、興味のある方はこちらへ(英語です)。「The sun doesn't shine in the Camp」がその映画です。その後、最近現地に入った人のレポート。とにかく若い(子どもを含めて)人たちのすさみ方がすごく心配であること。「キャンプに……」を撮ったグループでは「子どもにカメラを貸して、自由な題材で撮影をさせる」というプロジェクトをしているのだけど、そこで「自分の場」を持てる子どもは、違う表情になっていく。子どもたちの作品はこちらのサイトで見られます。多くの場合、若い人の心のすさみは未来の展望のなさを反映しているわけだし、「自分を表現できる場と技術」というのは、「しゃかりきに働く」ことさえ封じられている占領地の中では想像以上に重要なのだろうなあと思う。

 で。私たちはこうしてブログにせよそうでないサイトにせよ、日々「ことば」による表現をしているわけだけど、やっぱり難しいなと思うわけです。書いたニュアンスと同じように相手が受け取るとは限らない。自分としては笑いながら書いたものでも、怒っているように読めるかもしれない。ほんのちょっとした「!」や「?」で、思いがけず強い語調になってしまったりする。書き手も読み手も「気軽」なのがブログのよさなのかもしれないけど、難しいことにかわりはないなぁと。そう思うと顔文字((^^;)ってヤツね)の発達って、ある程度必然だったんだろうなぁ。少なくともニュアンスは出るから。私はあれが途中で改行されちゃうのがイヤなのであまり使ってないのだけど、あんまり(笑)とか(汗)とかが多発するのもうるさいし……。「orz」と「 。・゚・(ノд`)・゚・。 」だけは好きで使っちゃうんだけどね(笑)。

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2006/11/24

存在の強さと熱

 今日の夜は某所で久しぶりに「野戦の月」のパフォーマンスを見る。いわゆるテント芝居(アングラ系)の劇団だけど、今日はイベントの一環で短いパフォーマンス。主催者の話では「一人だけ来て一曲踊るっていう話だったんだけど(笑)」、結局主力メンバー総出演のリキ入ったものになってました。考えてみたら4年ぶり。マリインスキー並だわな(笑)。今年の夏の公演に行き損なっちゃったからなんだけど。

 で、4年ぶりにそこの役者のリュウセイオー龍を見たら、意外にもドキドキしてしまったのさ。彼は小学生の頃から子役としてここの舞台に立っていたから、4年前に見た時も「おー、あの子がこんなに立派な青年になってー」という感慨もあったけれど、それ以上に「なんだかすごくいい役者になってきたなー」という期待もあった。それが今日見たら、本当にいい踊り手になってたの。今日はいわゆる「芝居」というよりも、何人かの役者が入れ替わり立ち替わり、自分の「役」の「セリフというよりも詩」を叫んで去っていく、という感じのパフォーマンス。彼の役は言ってみれば「死した赤子(せきし)」。初めは「女」がひきずるシーツにくるまって運ばれて来て、床の上でそれこそ殺虫剤をまかれたゴキブリのようにけいれんして悶えながら照明の外に捌け(舞台がなかったから)、最後に「サラリーマン」に背負われてやってきて、サラリーマンが消えた後に短いセリフを叫び、踊る。衣装は上半身が裸で、黒の学生服風のスラックス。

 ダンサーのように鍛えられているわけではなく、どこにでもいるやせっぽちでひょろっとした男の子(もう二〇歳は過ぎたのかな?)の肉体でしかないのだけど、その存在感が圧倒的なのね。もちろん小学生の頃を見てるから「こんな立派な青年になって」というおばさんのどぎまぎ感はあるけれど、スポットに照らされて、おそらくは即興で踊る姿が「圧倒的に存在を主張する」としかいいようのない熱のあるもので、すごく惹きつけられる。「もしかしたらこの年頃の男の子はそれだけで美しいのか?」と思うほどだったのだけど(まあ余分な肉はなかったけど)、それよりもその「熱」かな。いわゆる「美しい」ではない。そもそもアングラ系だし。でものけ反ってひきつるようなその踊りが、リュウセイオーの存在そのものだったの。「感動」とかいうことばではなくて、「引き込まれる」そのものというか。

 私はよく「存在の強さ」という表現の仕方をするけれど、わかりづらいと承知で説明をすれば、舞台の上で(ほかの場所でも)ほかの人がスミアミ60%くらいのときに、その人だけ90%くらいある、というイメージ。要するにほかの場所がグレイなのにそこだけ漆黒、というか。水墨画の中にある深紅の点、みたいなイメージでもいいや。「濃い」「暗い」じゃなくて、「強い」。なにもしなくてもただいるだけで「強い」。その強さって結局は、その人の内側にある「熱」によるものなんだろうか、とリュウセイオーが踊るのを見て、あらためて思った。「野戦」は全ての人がそれくらい「強い」けどね(笑)。
 
 舞台の上の誰から何を受けとるかは、本当に「相性」の要素が大きいと思うけれど、私が反応するのはまずそこなんだというのが、このところの確信。美しいとか素晴らしいとか上手いとかいうのは、そのあとの話みたい。胸が熱くなるとか、心が揺さぶられるというのは、そういう「熱」を直に受け取った時、だと思う。静謐な舞台の中にもその「熱」はあるから。

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2006/11/22

ルドルフとか、グリシュコとか

 今、報道ステーションで「増え過ぎた下北半島のサル」をやっていて、「サルよけの網」に「たるみがつけてあってフィールドアスレチックのようになっているので、上るのに時間がかかるんですよ」で、一番上のロープに手をかけると電流が流れるんだけど、

 やっぱり思い出しました。落ちていくルドルフ(笑)。

 当分、網を見るたびに思い出す気配。それとですね、一幕最後の衛兵四人に後ろから押さえられてわめくルドルフというのを見ていて「なんか既視感があるなぁ、何に似てるんだかなぁ」と思っていたのですが、

 スタジオジブリ系のヒーロー。

 パズーとか、コナンとか、サンとか(←ひとりヒーローじゃないけど)。必ず1シーンはそういう場面があったような気がする。冷静に考えると似てないような気の方が大きいな。ま、イメージ。でも「ルドルフ」っていうと、真っ先に思い出すのは、実はくまの「ルドルフ・シュミット氏」(@笑う大天使)なんだよな。

 えーっと。プログラムを眺めていてびっくりしたこと。まず巻頭の挨拶に「グリシュコの社長が出てる!」。佐々木団長、飯田監督、ラコット、で、グリシュコの社長。ラコットまでは普通だけど、そこでグリシュコか。まあアダンとかタリオーニとかを喚ぶわけにいかないし、政府の偉い人を出されるのも好きじゃないから、個人的にはよい人選だと思うけど、ちょっとびっくりしたな。クレジットをよくみると小道具と履物はニケで、道具(大道具のこと?)は東宝舞台。全部グリシュコだと思ってたよ。クレジットは衣装と冠物(冠者に誤変換された……)になっていた。挨拶文からすると、「冠物」といっても装飾品全般みたいだね。

 で、もっと驚いたことにはその挨拶文によると、「白鳥もグリシュコの製作だった!」。いやびっくり。あれ、グリシュコ製だったのか。まあ古いからああなんだよね、きっと……orz。衣装なんてデザイナー次第だしな。で、社長によると今回の衣装は「歴史的にも説得力のある衣装」。歴史的にも説得力のある。微妙な言い回しだが、きちんと復元しました、という意味だろうか。衣装や道具や照明みたいな裏方の仕事は好きなので、巻頭あいさつじゃなくてもいいから、時々インタビューや様子が載ると嬉しいな。今回は公式ブログで衣装の進捗が載ったのは面白かったし、ちょっとわくわく感があったしね。

 飯田監督、客席で見かける時は結構かっちょいいのに、プロフ写真は相変わらずコワイ(笑)。ま、今回は木村さんのがいちばん怖かったけど。何気に森田さんの写真、なくなっちゃってるのが……orz。サイトには残ってるけど、もう教え専門になっちゃったのかしら。立ち役ででもまだ見たいんだけどなー。

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相変わらず残業

 会社の方が年末に向けて忙しくて、残業の日々。こんな調子でマリインスキーはちゃんと行かれるのかなー。マジに心配になってきた。今のところ、オールスターガラと海賊初日しかチケットをとっていないのだけど、その次の日は東バの「くるみ」が入っているし、細かいキャストによってはその翌日も……と思っていたけど、チケットのある分だけでもちゃんといけるのかしらん。ロパートキナガラもヴィシニョーワガラも無理そうだけど(「ルビー」、見たかったんだけどな)、月が変わればなんとかなるかなぁ。

 東バの公式サイトが律義に更新。リハ風景と、初日終了後の主役二人(と脇に井脇さん♪)。開演直前まで振りの変更って……ラコット、やっぱりオニだな。それであれだけ踊れば、カーテンコールでラコットがご機嫌だったのは当然か。
 「くるみ」の細かいキャスト、早く出ないかなー♪ 当日まで出ないのかな……orz。

付けたり。マリインスキーの「海賊」と「白鳥」に得チケが出たみたいです。「白鳥」は残り少なそう。

 

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2006/11/21

野暮なヤツだとお思いでしょうが

 寒くなってきたら、はったい粉が食べたくなっちゃったよ。東日本で香煎とか麦こがしとかいわれている粉で、それをお湯と砂糖で練るんだけど、東京だとなかなか粉がないんだよね。うちは母が瀬戸内なんで冬の常備食だったんだけど。カロリー、高いけどな。

 と、いうわけであちこちのドナウの感想を読んで思ったこと。

 フルールが城に行くのはそんなに不自然かなぁ?
 育ての母親はそもそも二人の結婚に反対してるし、その母親はもう売り出し気分満々だし、若い女の子がお城くらい見たいのは不自然じゃないし、恋人がいたにしてもただ「選ばれなければいい」だけなんだから、そんなに変かね? 「自殺しても当たり前」って言われなきゃなんないほどのことなのか、それ? しかも「すべての」娘ってお触れにはあるんだし(←気になったので、最終日にチェックした)、伝令官にも「この娘か」ってチェックされてるしね。大体「男爵」っていったら「社長」じゃなくて、地域にとっては「天皇」的絶対権力者なんだから、それが「すべて」って言ったら「すべて」であって、「招待する」を文字通りにとるなんてことはあり得ないって。まあ、タリオーニの時代にはそういう前提が共有されてた、ってことなんだろうけどな。
 個人的にはそういう野暮な理詰めよりも、初日的な「行きたーい、お城見たーい、選ばれなきゃいいんだもーん」っていう痴話ゲンカの方が好きだけど。

 フルールが男爵を拒否するのはそんなに不自然かなぁ?
 これは私にはまったくわかりませんわ(笑)。だって、恋人がいるのだから、男爵がいい男かどうかなんて関係ないって(笑)。しかも「恋人がいるのに城に行くのは許せない」と「男爵がいい男なのに袖にするのは解せない」が両立するのがさらにわからん。恋人がいるのに男爵がいい男だったから拒否しません、っていうのはもっと変じゃないのかな。 「ルドルフは大好きだけど、お城も見たいわー」→「男爵に選ばれなければいいだけよねー」→「あらまあ、選ばれちゃったわ! なんとかしなきゃ!」なだけだと思うんだけどなぁ。なんでそんなに難しく考えるのかな? ま、バカップルに違いはないし、選ばれないようにする方法は間違ってると思うけど(目立たないようにしろよ)、「男爵を拒否する」は当然だと思うんだが。しかも、だからこそフルールは最後に、拘束されたルドルフを「私のせいでごめんね」って抱きしめるんだと思うんだけどなぁ(←繰り返すけど、この時の木村さんの苦悶っぷりが本当によくってねぇ♪)。

  基本的には「グリム童話を読む」ように見る話であって、こんな風に理詰めにするようなもんじゃないと思うんだけどねぇ。分析は嫌いじゃないから(つか好きだから)いくらでもできるけど、野暮だわ。

 とりあえず、今日はこの2点。

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2006/11/19

ドナウの娘、とりあえずアップ

 「舞踊館・BALLET」に東京バレエ団「ドナウの娘」をアップしました。ああ、疲れた。何も私が疲れることはないのだが。ツッコミどころはまだあるような気がするので、おいおいにブログの方でも書くかもしれません。
 
 んー。初日はコメディだったのだけど、最終日は「半端なドラマ」って感じだったかな。個人的には1幕は思いきりコメディ、2幕はロマンチック、みたいな方が好きだけど。

 そうそう、平野君の「伝令官」は要役名変更だよ。あれは「従者頭」。伝令官以外の仕事多すぎ、というよりルドルフ仕事しなさすぎ(笑)。この際、ルドルフの上司として位置づけた方がよいのでは。ルドルフに対する厳しさなんかもちょっとあったりして、なかなかよかったです。役名が妙なだけだな。

 初日は上手前方サブセンター、最終日は下手ギリのサブセンター、かなり前。チケットを見た時には「これじゃ木村さんのつま先が見らんないじゃん!」(←これが見えない時のストレスといったら……)というくらいの席だったのですが、行ってみたらぎりぎりオッケー。斜め前方がお子様だったのも幸いだった。1列前の人はさかんに頭をぐらぐらしてたので、見えなかったんだろうな。特にこちらに迷惑というわけではなかったので、ちょっと同情。お子様もお行儀よく見てたから問題ないし。

 それにしても、ジークフリート→ルドルフ初日、も「ああ頬が……」というくらいそげてましたが、初日→最終日、はさらに「ああ、頬が!」というくらいそげてたような(涙)。いいもの食べて、休んでください。
 確かに体の切れや瞬発力では、そろそろ若手には勝てないかなーという場面もあるのだよね。だけど、複雑なステップや、細かい脚さばき、ゆったりした動きなんかになると、まだまだ若手の追随を許さないなー、とも思う。しかもあの長丁場で、だもの。川底での両腕をあげてゆっくりと揺らす、それだけの(じゃないんだろうけど)動きがほんとうにきれいで、日の差した水の中、みたいだった。あの分厚い袖がなければもっときれいだったんだろうなー。当初心配したよりは、あの緑の衣装も似合ってましたけどね。

 今日はとりあえず。
 

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2006/11/18

最終日は甘さ控えめ

 東京バレエ団「ドナウの娘」千秋楽。今回は3日あるから、初日・中日・千秋楽だなー。2日しかないと初日と千秋楽だけだからな(苦笑)。

 ざっくりレポです。詳細はまた「舞踊館」用に、きっとおそろしく長いものを書くんじゃないかと(2日分だからね)。

 3日目ということで、だいぶあちこち整理されて、話がわかりやすくなりました。コールドもだいぶ整理(?)されて、初日ざわざわするばっかりだった城の場面が、かなりすっきりしました。まだちょっとざわざわはしてるけどね。
 
 主役の二人は、初日のばか高いテンションを下げ、木村さんの甘味度は白玉宇治金時くらい(でもやっぱり「宇治」)。1場を押さえめにして、2幕へ向けての体力を温存する方針かと。あのただひたすらいちゃつくだけのバカップルに、今日は理性がありました(笑)。まあ初日はこっちのテンションも高いしな(苦笑)。初日、フルールがお城に「行くーーー」と言ってルドルフを困らせてたのが、今日はいきなり二人して「どうしよう……」状態。まだ選ばれるって決まってないのに真剣に悩む二人(笑)。お母さんもそれに合わせて最後までロレンツォ状態。

 男爵は、踊りは中島>大嶋、演技は中島<大嶋、といった感じ。大嶋さんのいつも柔らかいポール・ド・ブラがいまひとつでしたが、中島@育ちのいい坊ちゃん男爵に対して大嶋@ちょっと冷酷さもある威厳ある男爵、といったところ。木村さん色香ナシのところ、大嶋さんの色気が増量。出のあたりは、若い頃のジュリーのようだったよ。

 全体に幸福感は初日でしたが、わかりやすさとルドルフの踊りは今日でした。今日は花束もなし。あと髪の毛はもう少しなんとかしようよ。最後すごい乱れ髪だったよ(笑)。

 とまあ、いろいろ言ってはみるものの、ほっこりとしたぬくもりのようなものを抱いたまま帰るのは幸せ。だからといって、みはしで白玉ぜんざいを買って帰る私もどーかと思うが。

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とりとめもなく、思い返すと

 昨日、定時ダッシュだったので、今日はお約束通り残業。でも不審なほどに機嫌はよいのだった。今日のキャストも見たかったけどなー。

 昨日の続き。
 考えて見れば、友佳理さんと高岸さんの並びはカルメンしか見ていないのだな。あれも本来の並びは友佳理+首藤か。DVDのドンキは見たけれど、生では。真夏も水香+高岸、友佳理+木村がペアだったし。
 友佳理さんが苦手、という人は割にいて、そういう人はこういう辺りが苦手なんだろうなーということもわかるのだけど、私は「特に好きでも特に苦手でもない」なんだよね。で、例えばマラーホフやマチューとかが相手だと気になるところが、木村さん相手だとあんまり気にならない。木村さんしか気にしてないだろう、という話は脇に置いておいてだな(笑)。
 んーー。もちろん、長年同じカンパニーで踊っているわけで、気心の知れ方とか、リハの時間の持ち方とかがゲストとは違うのもあるだろうし。二人とも和のテイストってのもあるし、何より「強さ」が同じなんだろうなぁ、多分。腰を持って移動させるリフト(上まであげないヤツ)を見ると、美佳さんくらい大きい方が踊りやすそうだと思うけど。
 まあ、だからどうだという話じゃないんだけどね。初めは「え?」って思ったこのペアも、案外と悪くないのかな、と思い始めているということで。昨日の友佳理さんは、例によって幼児性を持ちつつ、それが役には悪くない感じ。「ラコットを踊る」という点ではさすが。

 昨日はいろいろ書いたけれど、やっぱり木村さんはすごいなあとは思っているのよ、当然にも(笑)。ファンだから、他人が何か言う前に言っちゃる、というのはあるし、要求水準も高いけれども。1幕のテンションがあれだけ高くて、2幕の冒頭のテンションが高くて、あとは川底落ちをやったあげくに踊りっぱなしで、しかもあの振付。友佳理さんが「今まででいちばん体力が必要」ということを言っていたけれど、本当にそういう作品。体力の配分をしようがないというか。若い子ならどうかな、と思ってはみたけど、「エチュード」で息あがっちゃうようじゃルドルフは踊れない。

 ここのところの木村さんを見てると、本当にキャリアを無駄にしてないというか、やればやっただけ身に付ける人なんだな、と思うわけです(王子よりも従者体質なのも身に付いちゃってるけど)。で、あの存在の「強さ」みたいなものは、やっぱりそこからきてるんだろうな、と。

 自分でも何書いてるんだか、わけわかんなくなってきたな。とにかく、明日(もう今日だ)がすごく楽しみ。もう終わりなのは淋しいなぁ。もっと見ていたい。ま、すぐ「くるみ」なんだけどね。でもルドルフ好きだなぁ…。

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2006/11/16

幸せな初日

 東京バレエ団「ドナウの娘」初日。
 あああああ、すんごく幸せだよぉ。2日チケットとって、本当によかった。木村ファンにはもうツボ満載、どうしていいかわかんないほど幸せ。
 で、自分としては、あえてNBSに言いたい。

 木村さんにも花束あげろよ!

 ほんとにもう……orz。花束3本出てきて「ああ、今日はもらえるのね」と思ったら、ソトニコフと友佳理さんとラコットに行っちまいやんの。せっかくラコットが「おいおいこれは君のだろう」とばかりに木村さんに渡してくれたのに、またそれをさらにアンヌ先生に渡しに行っちゃうし(笑)。それも真ん中に慣れてない人はこれだよ、みたいな渡し方で大受けしちゃった。それにしても木村さん、ラコットに愛されてましたね。

 とにかく幕開けから木村節炸裂。それもフルーツ抹茶白玉クリームあんみつくらいの甘味系(←それでも抹茶)。色香は控えめです。これでもか、これでもかのパの連続。なんというか、アルブレヒトとヒラリオンを一人でやってるようなものですかね。「大技じゃないから目立たないけど、すっごく大変」というあたりがファラオの流れでしょうか。

 そのうえで、初日なのでダメは出しておきます(これも愛。多分、愛)。一番の問題は、やはりスタミナでした。2幕後半は、完全にアルブレヒト状態。これで、1幕の幸福感が出ればもっといい舞台になったと思うけれど、そこまでの余裕はなかった感じです。確かに大変なのよ、もう。これだけ踊ればしょうがないとは思うけど、1日休んで、もうひとがんばり、がんばってーーーー! ラストが「終わり?」なのはラコットの演出のせいなので(苦笑)、そこまでの昂揚感をぜひ。あと、髪はちょっと伸びすぎ(笑)。

 友佳理さんだったかが「ドナウがあるからジゼルがある」といっていたのがよくわかる作品。マクミラン版のロミオの後にクランコ版を見た、みたいな感じかな。初日なのでネタばれはしませんが、いちばんびっくりしたのは「ルドルフが川底に落ちていくところ」。木村さんも後藤さんも、落ちないでね(←結構ハラハラ)。スタンバるだけで大変そうだよ。フルールの身投げは「そんなもんだろう」だけど、ルドルフの身投げは「え?」でした。でも最大の笑いは「字幕」。受けをとるところなのか、マジなのかイマイチわからないけど。楽しみにね♪

 あと中島君の脚はすごいっす。あんな細い脚でよくあれだけ跳ぶなぁ。伝令官と従者はどっちが偉いんだろう(衣装からいうと伝令官。態度は従者・笑)。リハ写真の木村さんはあんなにかっこいいのに、プロフ写真はどうして変なんだろう(長谷川さん、なんとかしてあげて!)。でもそんなところをはずさないのも、らしくて好きだったりして(笑)。で、勢いあまって、カブキもう1枚買っちゃったよ……。写真ついてなかったのに。くすん。白鳥とドンキの先行受付もありましたが、アッサンブレ会員向けの発送はまだだそうです。「もう少しお待ちくださいね♪」と可愛く応えてくださいました。

 ああ、でも本当に、これがもう一度見られるのは嬉しい。DVDにでもして何度でも見たい。迷ってる人はGo!

 

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さあ、初日だ

 いよいよ明日から(もう今日だ)「ドナウの娘」本番。結局、初日と最終日に(←3日しかないのにそういう言い方も何だな)行きます。後藤っちの日も見たかったのだけど、さすがに自粛。美佳さんのフルールも見たかったな。期待と不安が半々くらいで、いろんな意味でドキドキです。今日も6時過ぎくらいに京浜東北線が止まってたし、そんな意味でもドキドキ。何事もなく会場に着けますように。

 で、いい加減にユキヒロモードから乗り換えねば、とジゼルの全曲など聞いてみる。と言ったところで行き帰りにヘッドホンで聞くだけなので、細かいところはわからない。とにかくヒラリオンの出で笑う、ウィルフリートがおろおろすれば笑う、狂乱の場でまた笑う(←普通笑うか?)、ヒラリオンが殺されればさらに笑う(←おい)。無茶苦茶不審な人になるので、電車で聞くのはやめた方がいいな。舞台で見る時はあんなにもらい泣きしたりするのに、思い出すと笑ってしまうのはなぜなんだろう。

 教育基本法、委員会通過。
 「愛国心」教育のいちばんの問題は先日の集会で西原氏が指摘していたけれど(非常にわかりやすい講演でした)、「愛国心」の中身を国家が決定することにある。つまり「自分の国は愛した方がいい」みたいな一般的な話ではなく、「こういう愛国心が正しい愛国心」ということを国が決めて教えるということ。例えば「君が代を心をこめて歌う」のが正しい愛国心で、「君が代をやめて新しいもっといい国歌をつくろう」というのは愛国心ではない。人々の思い描く「よい国」というのは様々だが、そういう多様性を認めるものではない。よく「左こそが真の愛国者で、右が亡国の徒だ」という人がいて、それはそれで「なんだかなー」(苦笑)なんだけど、少なくともそういう「愛すべき日本になるようにと思ってやってる」かどうかは関係なく、「国策に合うか」どうかが基準になる、ということだというのは押さえておくべし。うちら年寄りはともかく、小さい頃から「これが愛国心ですよ〜」と言って育てられちゃうのはすごくキモチワルイと思うんだけどね。「学校で教える」ってそういうことなのよ。

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2006/11/15

教育基本法、サイトいろいろ

 教育基本法について書くつもりだったんだけど、眠くてだめだ(苦笑)。

 なぜかチェチェン総合情報で詳しく特集
 ロシアも今年、すべてのNGO団体が登録制(政府に登録しないと活動できない)になるという暴挙をやってくれたのですが、8割近い団体(有名どころではアムネスティインターナショナルとか、国境なき医師団とか)が、再登録の許可が出ず、活動ができない状態とか。まったく。

 で、教基法改悪反対のでかいサイトはこちら。日曜日に7000人が集まった集会の主催枠。16日は2回目のヒューマンチェーンがあるけど、ドナウの初日なのー(笑)。

 ちょっと調べもの(?)があって、ブログになる以前の日記とか見ていたら、あの頃は(って2年前?)ちゃんと運動関係の報告記事とかマメに入ってるんだなぁ……。なぜこのような軟弱路線(笑)を歩むようになったかといえば、舞台を観に行く回数が飛躍的に増えてるのもあるけど、自分が逃避してる度合いも高いっつう気もするし。まあなんとかなるべー。

 あああ、すんごく眠い。明後日(もう明日だ)はドナウの初日。東バの公式ブログも更新。リハ風景ですね。ちっちゃいけど、例の緑の衣装を着た後藤さんが写ってますー。みんながんばれーーーぇ。

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2006/11/14

NBSニュースが来た

 ドナウ直前ということで、NBSニュースが来た。
 白鳥とドンキの一体型(?)チラシ入り。セット券の受付が……13日からだよ。間に合ってないじゃん! まあ先着順ではないし、26日までなので実害がないっちゃないけども、気持ちの問題やね。例によってアッサンブレ会員は別便待ち。

 期待された兜@木村(←もはや兜が役名か?)の写真はないものの、エスパーダ@木村の写真入り〜♪ 多分使い回しだけど、文句は言わないっ。つか、期待していいんですか、佐々木団長! まあ後藤←→高岸のダブルキャストもアリなんだろうけど、ここはもひとつお願いしますっ。ビミョーなエスパーダだけどな……。でも今ならもっといけると思うんだよな。ドンとサンチョのキャストも気になるところではある。芝岡さんリターン+監督続投になるのか、初役が出るのか。たまには森田さんにご登場願ってもいいような気もするんですけどね(ロレンツォとか)。

 えっと本紙の方。表1はやっぱり白鳥+ドンキ。中記事で、美佳さんと高岸さんの1月と3月のベルリンのマラーホフガラ出演のニュース。と、美佳さんは4月のベジャール「リング」にブリュンヒルデで出演予定。あー、それで4月は木村+吉岡組がないのか(ということは、木村さんは4月も出る可能性があるわけだ)。んで、荒川のカブキが高岸+斉藤→後藤+斉藤、玉突きで後藤+上野→木村+上野、になったわけだ。うむ、納得。意外とわかりやすかったな。ガラで何を踊るかは未定だそうだけど、何にせよ楽しみ。あっ、ということは、美佳さんのジプシー娘もなしか? と、こちらも初役が出るのかな。

 あとはドナウ関連で友佳理さんのインタビュー(e+に出たもの?)といつもの写真(笑)。

 表4が「くるみ」がらみで、中島さんのインタビュー。中島さんのわくわく感が伝わってくるなあ。それから細かめのあらすじ。ベジャール版は見ていないので楽しみ。すんごく小さいけど、GPDDの写真もアリ。ダンマガ(だったかな)に出てたのは見たけれど、この上下黒衣装がまた♪ 似合うんだよなー、黒。わくわく。でも背景に溶けてみづらいかも(涙)。
 それから、以前の日記で「くるみ」後藤さん降板、と書いたのだけど、降板してるのは6日の「光の天使」(野辺さんに変更)だけで、7日の「GPDD」の方は登板。まぎらわしい書き方ですみません(←正直、GPDDの方は忘れてました。ごめん)。でもそれはそれで謎だわな。

 ホントは教育基本法の話とか、書かなきゃいけないことは山ほどあるのに、どうしても楽しい方に気持ちが行ってしまうのさ……orz。←きっと禍根を残すのはわかってても逃避。

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2006/11/13

とりとめのない1日

 チャコットの「Dance Cube」が更新されています。ルジマトフの「シェヘラザード」と東京バレエ団の「白鳥」のレポが含まれています。ほかにも新国立の「ライモンダ」や牧の「リーズ」など。「リーズ」は一度見たいとは思っているのだけど、なかなかタイミングがうまいこといかないなぁ……。シェヘラザードはAプロのみ(シェヘラザードとアダージェッドの写真あり)なので、マハリナの日。白鳥の方は、木村+吉岡組の日。写真は木村+吉岡組、高岸+上野組が1枚ずつ。木村さんの顔がこわいよー(笑)。こうしてちゃんと見ると、やっぱりふくらはぎはそれほどすっきりしてないな……orz。

 今日はラコットの講演会には行かず(行けず)、知り合いの米寿のお祝いパーティに。なにせ米寿のお祝いなので、60歳以下は若造(笑)。会場が表参道だったので、行きがてらフェアリーにちょっと寄ってみる。世界文化社の本はまだ入ってなかったみたい。私が買ったのは新宿のジュンク堂だったのだが。そういや、この間フェアリーに来た時は「ユカリューシャ」を買おうと思って「ベジャール!」を買って帰ってしまったのだった(笑)。なんのかんの言って、ベジャールは好きなんだよな。
 
 まあ、こういう席でしか会えない人というのにたくさん会ったので、冠婚葬祭というのも意味はあるということで。日頃ゆっくり話せない人や、10年ぶりくらいで会う人とも話せたし。自分の行く末来し方なども考えてしまったし(苦笑)。
 振り返って見れば「無駄な時間」ってなかったな、と思う。一般的に「人生に無駄な時間はない」ということでなく、物理的にこれ以上は詰め込めまい、という。濃密な人生だな。なのにまだやりたいことも、知りたいことも、見たいものも、行きたいところも、書きたいことも山ほどあって、いつも時間が足りないと思う。人の欲には限りがない、ということなのか(正直、会社にいる時間だけは無駄だと思うが、労働者である以上あきらめるしかないからなー)。

 それはともかく、見たかったな、講演会+実演。後藤さんは「くるみ」降板かつルドルフは踊るみたいだけど、大丈夫なのかな。どうも細かい故障が多い印象があるので、ちょっと心配。ともあれ、いよいよ木曜初日なので、がんばって欲しいだすー。

 
 

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2006/11/11

おや、こんなところにシヴァコフが♪

 世界文化社から新しいバレエ入門本が、しかも瀬戸秀美さんの写真で出るというので、例のプティ本を買うついでにチェック。したらいきなり

 「こんなところにシヴァコフが!」

 出世したなー。おねぃさんは嬉しい。
 えーっと、「物語とみどころがわかる*バレエの鑑賞入門」(←左ブロックにリンク)。表紙はザハロワです。裏は新国立のくるみ。作品紹介の「白鳥の湖」の写真がシヴァコフとペレンです。グランアダージョ1枚、黒鳥のGPDD1枚で、こちらは両方おそらく初出。ほかにグランアダージョの最後のポーズ(キャプションが「2幕のラスト」になってるけど)で、こちらはマールイのチラシにほぼ毎回載ってる見慣れた写真(一応これもシヴァですね)。それからコールド1枚。大盤振る舞いだわっ。瀬戸さんありがとー♪ グランアダージョの方は同じ写真が目次にも使われています。妙に初々しい横顔だわー。いやー、出世、出世。

 今回は何気にマールイ含有率もあがっていて、ジゼルはルジマトフとザハロワが出た時のもの。ペザントでミリツェワと……ヴェギニー?(正直これならハンスかミルタにして欲しかったなぁ)。口絵にはクチュルクとファジェーエフのドンキも。あとは「リーズ」が牧で(伊藤さんとドゥガラー)、「くるみ」が新国立(真忠さん)、ドンキがABT(カレーニョとマーフィー)。マノンがバッセルでオネーギンがルグリ。個人的には、ロミオがフォーゲルじゃないのが、ぶううう。
 まあ、あんまり並べてもこれから見る人がつまらないだろうと思うので、こんなところで。

 シヴァのせいで即買いしちゃいましたけど、本としてはたいしてよくはないです。全体に写真が新しく、カラー満載なので、写真を見るにはいいかな、というところ。ぴあのムックが小さくなったようなつくりかな。主力は「バレエ名作30」で、物語と見どころと写真だけれど、全幕ものが主体で小品が11作。ガラの予習などに使うには、やはり新書館の「バレエ101物語」にかなうものは今のところないでしょう(こっちは写真が少ないのが淋しいけどね)。大体ベジャールが「ボレロ」しかないってどうよ。しかもそのボレロの写真がこれってどうよ(ドンだけど、もっといい写真いっぱいあるのにー)。まあ30と101じゃ大違いだからしょうがないけど。初心者本としては、こんなものなのかなー。ぴあのムックや「SWAN」に比べれば、下品な文章がないだけいいのかも。

 いや、まさかこういうものにシヴァが載るとは思わないから(笑)、手に取った時は「火の鳥あたりに木村さんが出てないかなー」と思うわけじゃないっすか(笑)。したら「春の祭典」も復刻版(オペラ座)だけだもんな。コラムにちょろっと「傑作」とあるけど。ぶううう。
 東バ関係は2枚ほど、マチューの後ろに写ってますな。あとドンのボレロのところに誰のだかわからないランニングシャツ(笑)と、ギエムのマルグリットの後ろに、木村@榎本武揚(笑)の袖口が。

 「世界で活躍するダンサー」に都さんと森下さんと熊さんが出ていて、「日本のダンサー紹介」はなし。それから「海外バレエ団と劇場の紹介」があって、「日本のバレエ団」は見開き2ページで一括。東バの「退団した首藤康之のゲスト出演も多い」って、多くはねぇだろう(笑)。それにしてもベジャール・ローザンヌも「その他のバレエ団」にちょろっと書いてあるだけだもんなぁ。ぶううう。

 というわけで、まずは店頭で写真チェックをして、気に入った写真があったら買う、というところですかね。本文を全部きちんと読んだわけではないですが。マナーのところで、「音楽が始まったら雑談しない」「夢中になりすぎて前のめりにならない」というのが入ったのは評価、だな。とりあえずシヴァファンはGo!

 ついでにチャコットで「Dance Move」をもらう。表紙とインタビューはKの輪島さんと松岡さん。輪島さんは初めて意識して見ましたが「なるほどー」と(←何が「なるほど」なんだか)。確かにちょっと見てみたいかも(笑)。ほかにマラーホフとサイダコワのインタビュー。中身はこれから読むですー。

 そうそう、プティ本は新宿のジュンク堂にも、水道橋の旭屋にもありました。大きいところに行けば普通にあるみたいです。

 そして、宇井純さんの訃報。お通夜は15日、告別式は16日とのことです。今年は悲しいことが多過ぎます。

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マールイのDMとか

 ああ、なんだかわめいたり笑ったりでいろいろ疲れた(笑)。いや、もちろん自分が悪いんですが。表紙のカウンターが3万を超えました。ありがとうございますー♪ ブログのカウンタは37000。もう、どっちでごあいさつしたらよいのやら(笑)。

 さて、何日か前に、光藍社さんからDMが来ましたー(ココログのメンテに引っ掛かって更新できなかったのだ)。今回ちょっと遅めだったみたい。とはいえ、バレエ的には公式サイトにあがっている以上のことではないので、特に実害(?)はなし。DMだとまだ「ジゼル」のキャストが未定になっているから(だから脇記事が「ルジマトフのジゼル」なのかな)、印刷段階では決まってなかったのねー、という程度かしらん。

 今回は各公演主役ペアの顔写真入り。さすがに海賊のところにシヴァコフとコシェレワが並ぶのを見ると、感慨深いものはあるなー。
 つきましては、できることならコンラッドはプハチョフでお願いします(ペコリ)。本拠地では慣れたアリとはいえ暴走しがちなシヴァコフと、初役かどうかわからないコシェレワの手綱をきちんと締めてやってくださいまし。コシェレワとの並びはシェミウノフよりプハチョフだと思うし。

 で、私も友人からのメールで気がついたのですが(今回、字が大きすぎてかえって目が行き過ぎるの)、裏にマールイオペラの来日公演の案内が。しかも「カルメン」と「イーゴリ公」。うん、「カルメン」も一度全幕を見たいと思っていたし(NHKでやるハイライトしか見たことがない)、イーゴリ公といえば「ダッタン人」だからねぇ。これはいいプログラムだ。だけど、来年の12月(笑)。まだ今年の12月も来てないのに、気の早い話だなぁ。一般発売は1月末。1年近くも前に売り出し開始。ううむ、どうしろと……(←いや、買ってねということだろうけど)。
 とにかく「ダッタン人」は見たいものね(コフトゥン版はガラ用のはずだから、スタンダードなフォーキン版になるのかな?)。なにしろ「当劇場の独壇場とも言えるスラブ魂が炸裂」だからね。
 というわけで来年の年末(笑)は、オペラ組とオペラ出演ダンサーが先行して来日→オケとダンサーが居残りで、オペラ組とバレエ組本隊が入れ替わり、なスケジュールになるんだろうなぁ。

 Kの「白鳥」も日程が出ましたねー。芳賀さんは一度見たいと思っていたので、都さんのオディールを機に行くかなーと思っていたけれど、えらく込みそうだし、もう少し世間が落ち着くのを待とうかな。

 井脇さんのサイトの掲示板が閉鎖された話はもうご存知だと思いますが、ご本人が「負けずに毎日更新する!」とおっしゃった通り、本当に毎日更新されています(BBSの井脇さんボードの方)。私もせめてもの応援のつもりで毎日読みに行っています。公演直前で大変でしょうに、くれぐれも無理なさらないで欲しいです(でもこういうところが好きなんだよね)。
 ドナウまであと1週間〜♪ 中日の古川さんが降板になりました。ケガかな。たいしたことないといいけれど。くるみのフェリックスは変更なしなので、多分大丈夫でしょう。それにしても「キャスト変更」なんて出てるから、心臓ばくばくしちゃったよ(笑)。12日はラコットの講演と主役のデモ。見たかったなー。

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2006/11/10

消えることのない情熱

↑ ダンスマガジン「New File on Dancers」に木村さんが出た時のタイトル(99年5月号。ちなみに表紙はペレン♪)。

 「New File on Dancers」は無署名記事なので誰が書いているのかわからないけれど、毎号「うまいなー」と思う。タイトルの付け方もうまいし、話の引き出し方/押さえ方もうまい。基本的にホメ記事なのでツッコミどころはあるけれど、嫌みがない。
 で、この記事もうまいなーと思ったわけ。もちろん、この頃はまだバレエ自体をテレビでしか観てなかった頃で、この号もずいぶん経ってからフェアリーで買ったもの。記事中にない言葉でタイトルをつけてきたのは、インタビュー中の印象に残る話だったのか、本人の印象かなのだろうけれど。

 「情熱」、なんだな、やっぱり。いつもいつも舞台で感じるのは。ぱあっとした華やかさはないけれど、身体の奥に確実にある、熱いかたまり。それがストレートにこちらに飛び込んできたときの、幸福感。

 記事によれば、「これから目指すのは「セクシーなダンサー」」「脚だけでなく、上半身や目線の表現力を身に付けたい。まだまだ動きばかりにとらわれがちなので、もっと役柄の個性というか、感情が湧き出てくるダンサーになりたい」だそうで。なってるとこがスゴイな、と思う。いやー、着々と(過剰に?)達成してるなぁ。「ドンのように」というところは、04年のインタビューで「ああいう生き方はできない」って放棄しちゃってるのがオカシイけど。

 身体のラインはもちろん彼の努力のたまものだけれど、背の高さ、腕の長さ、首の長さ、手の大きさといった、自分の努力だけではどうにもならないものにも恵まれていると思う。ここへきてぐいぐいと調子があがっているようにも思うし、ひところ心配したスタミナも問題ないみたい。何よりも「熱」は変わらずに、ある。
 だから、踊れるだけ踊り続けて欲しい、と、去年思ったことを今年も思う。客席やホワイエで見かける姿もかっちょいいけど、やっぱり、舞台に立ってこその人だと思うから。

 微妙な年齢だよなぁ。平野さんはいくつになったんだろ? 
 

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2006/11/08

あああああ、バジル……orz

 東京バレエ団のサイトに春の「白鳥の湖」「ドン・キホーテ」サイトができました。んで、白鳥はフォーゲル+ポリーナで3日間。問題はドンキだ。水香+高岸大将と、小出ちゃんキトリデビュー+後藤っちのペア。つまりだな、

木村さんのバジルはナシかーーーーっっっっっっっ!!!!!!!

………orz。号泣。

 いいのよ、小出ちゃんは待ちに待ってたキトリデビューだし、すっごい楽しみだし、後藤っちもずいぶんバジル踊ってないし、水香ちゃんなら客が呼べるのはわかってるし、本人もこのところ主演が続いてたし。だけど、だけど、それなら

「白鳥」2日で「ドンキ」3日にしてくれりゃあ、すむじゃないかーーっ!!!

 ぐすん。てっきりバジル見られると思ったのに。木村さんのバジル、すっごい好きなのに。今年の正月はカブキと役人で、悪役だの切腹だの異形だので殺伐系だから、スイーツな木村さん見たかったのにーー!!(号泣)。たとえ方向が「抹茶白玉あんみつ」だったとしても、甘味系の木村さんが見たかったよぅ。こうなったら、後は何が何でも

木村@エスパーダ+井脇@メルセデスのペアでお願いします!

 佐々木大明神様、おねげぇですぅぅぅぅぅ。木村さんのエスパーダは多分、初演以来だと思うのだが、これはこれで見たいし。大人の色気ペアだよ。いいじゃないか、エスパーダとメルセデスの王道だよ(大将はこの際おいといて)。後藤さんもバジルは久しぶりだし、初役の小出ちゃんとじっくりリハーサルしてもらって、ここは大人の二人に舞台を引っ張ってもらいましょう。でもきっと、その辺のキャストはぎりぎりになるんだろうなぁ。ああああああ(涙)。
 でもバジルも見たいの。大好きなんだよー、木村@バジル。最初から最後まで幸せな持ち役って、あんまりないんだもの。美佳さんとの合わせもいいし。NBS得意技の「追加公演」よろしく……って、今から頼む自分(苦笑)。でも、マジにエスパーダはよろしくお願いします。あと、フォーゲルの時のロットバルトも。

 しかしまあ、昼休みにサイトチェックなんかするんじゃなかったなぁ。もう午後は仕事になんなかったよ(苦笑)。傷心のあまり、帰りにユキヒロさんの「薔薇色の明日」なんか買っちゃったじゃないか(日曜日の散財のおかげでポイントで買えたけど)。「前兆」でうるうるっと来たけど、その話はまた今度。光藍社さんのDMも昨日来たけど、その話もまた今度ってことで(←こっちは書いたんだけど、昨日はココログのメンテでアップできなかったのだ。急ぐ話じゃないし)。
 
 メディア情報も更新されてますね。たまには木村さんにもインタビュー回してあげて〜(←アッサンブレでの露出度は高いんだがなぁ)。

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2006/11/07

先日の訂正+キタキツネ

 えー、まずは一昨日の訂正から。
 プティのヌレエフ本ですが「ヌレエフとの密なる時」というタイトルで、新風舎の刊行でした(←新書館だとばかり……ポリポリ)。帯に「初訳」とあったので、私が思っていたのとは多分、別物ですね。うーん、新風か。また、探しにくい版元だなぁ。新宿の新しい方の紀伊国屋に棚があったかな……(うろ覚え)。

 ついでに、あちこちでもう話題になっているので、今さら言うことでもないけど、一言。「ペアシートじゃおひとりさまは買えないんだってば!」。いや、意図はわかりますけどね……。先日会場で耳に入った話だと、「子ども連れていくのにはちょうどいい金額」ということなので、需要もあるのだろうけどね(←おとなしいお子様とマナーのちゃんとした親なら歓迎だし)。

 さて、昨日買った「キタキツネ物語」を聞く。いやあ、「フォークソング」だなぁ! 当時は「ニューミュージック」(死語か?)とかポップスとかいう範疇だと思っていたけど、今聞くとまさに「70年代後半のフォーク」って感じ。聞き慣れた音楽ってのは怖いもので、もう20年ぶりくらいに聞くのに、イントロが始まるとずるずるずるずる音楽が出てくるんだよね、頭の中に。歌詞カードだけ見ても思い出せないメロディが、もう次から次から出てきちゃう。何度も書いたことだけど、一度覚えた音楽って、結構体に残ってるものなんだなぁ。

 で、ライナーを読んで「こういう映画だったのか」と(笑)。こっちの方はすっかり忘れてた。テレビで何度か観てはいるのだけど。真ん中くらいで目の見えない子ギツネと、罠にかかったお母さんが死んでしまうのは覚えていたけど、巣立った子ギツネが1匹しか生き残らないってのは覚えてなかったな。
 それよりびっくりしたのは、その目の見えない子ギツネが「自分が家族みんなの重荷になることを子どもながらも悟り、海岸に打ち寄せる波に乗って、遠い国へ旅立っていったのだった」(ライナー引用)って。おい、そりゃないだろう! 普通に、見えないまんまふらふら海岸へ行ってそのまんま波にのまれたか、帰りがわからなくなったか、ほかの肉食獣(鳥)の餌になったか、と思ってたよ。大体キツネが「子どもながらも悟る」かって。そういう意味付けは本当にやんなっちゃうな。もっともライナーにそうあるだけで、実際の映画を見ればまた違うのかもしれないけど。
 こういう、ドキュメンタリーで撮ってストーリーをはめるもの、って本当に難しい。いくら「自然に介在しない形で撮影する」のが基本とはいえ、やっぱり「見てないでなんとかしろよ」という気分になることもあるし、過剰に人間臭いドラマや意味付けを与えてしまうのも「違う」と思う。いっそ「子猫物語」や「南極物語」くらい「作って」あれば、かえって割り切って見られるんだけどね。

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2006/11/06

相変わらず懐メロな買い物

 昨日(一昨日か)、知床の番組を見ていたら、タケカワユキヒデが出ていた。いつの間にこんなほっぺになっちゃったんだろうなー(苦笑)と思いつつ、番組でかかっていた「キタキツネ物語」を聞いたら、やっぱり懐かしくて欲しくなってしまったのさね。中学生の頃だったかなぁ。友達からLP(笑)借りて、繰り返し聞いたなぁ。でももう、テープも処分しちゃった。

 というわけで、渋谷のタワレコに復刻盤があったのを思い出し、版下作成終了後に行って参りました。ああ、散財。

 今日のお買い上げ
  ゴダイゴ「キタキツネ物語」1500円(1978年)
  細野晴臣「銀河鉄道の夜」1529円(1985年)
  高橋幸宏「四月の魚」2310円(1985年)
  「不思議なマンダリン」全曲(ナクソス)830円
  「ジゼル」全曲 1460円

 懐かしのサントラ3枚と、バレエ2枚(笑)。だってナクソスのスペシャルプライスをやってたんだもん。「マンダリン」は来年の予習用というか、舞台を観れば欲しくなると思ったのさ(苦笑)。なら安い時に買うべし。帯が「18歳未満お断りの猟奇的傑作!」だよ。さすが、ナクソス。この帯に釣られて買って、何枚……(涙)。ボーンマス交響楽団でオールソップの指揮。「ジゼル」の方は、ロンドンシンフォニーでマイケル・トーマスの指揮。こちらは完全輸入盤。カラヤン指揮のは1780円くらいでした。1000円〜2980円までとりどりにあった中で、とりあえず安くて無難そうな物を(笑)。ロイヤルのは2400円くらいだったかな。

 「銀河鉄道」と「四月の魚」は、テープで持っている物の買い直し。それにしてもモロYMO世代、って感じだな。音楽的に好きなのは細野さん、総合的に好きなのはユキヒロさん。別に教授が好きじゃないわけではないけど、そんな感じ。自分でもわかりやすい好みだな、と思うよ。

 いや、そんなことよりそのお金で後藤さんの日のドナウを買えよ、と思ったぢぶん……(自嘲)。ごめんね、美佳さん(←そっち?)。

 それにしても、フィギュアの方の高橋、どうしてこう土壇場に弱いかねぇ。結構好きなんだけどねぇ(←やっぱりわかりやすい好み)。

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2006/11/04

気がつけば首藤さんな日(補足有)

 明日、版下作成日なのに、しかも昨日は出かけていてほぼ何も手を付けていない状態なのに、「今日は(雨が降らないので)自転車が使えるから米を買いに行く!」と行って脱走したまま、本屋に行ってしまうわたくし。

 かつてダンスマガジンで連載していたものとおぼしき、プティのヌレエフ本が出たようだったのでそれを探しに行ったのだけど、結局見つからず。週明け配本なのかなー。会社で見かけたときに買えればラクなのだけど、うちは本屋でなくて「下請けのデータ屋」だから、あれよあれよという間に元請けに戻っていっちゃうんだよな(改めて伝票を切って買うのは面倒なので、結局普通に本屋で買う・苦笑)。ササチュー氏の「闘うバレエ」を立ち読み。案外と写真が多いのでそのうち買おう(←立ち読みしたヤツを買えよ)。
 【補】「ヌレエフ本」については、誤認がありました。7日付けの記事に訂正があります。すみません。左ブロックにもリンクがあります。

 で、ついでにBRIOの高岸さんの鼎談でも読もうと思ったのに、見つからず(笑)。本、多すぎなんだよ、ジュンク堂。木が森の中に隠れて見つかんないこと多し。それにしても「男性誌」「女性誌」なんてもう、何がどれだかわかりませんわ。どう読むのかわからない誌名も多いし(笑)。
 そんな中で「ロザルバ」という30代向けの女性誌があるんだけど(もうタイトルの意味すらわからない)、その最新号で「バレエを見よう!」みたいな特集をしていたので立ち読み。バレエとは何か、みたいな入門記事がちょっとと、首藤さんのインタビュー、「予習」として「白鳥」と「ジゼル」のあらすじ。インタビューでは、バレエを始めたきっかけが「姿勢が悪いのを矯正するため」というのが笑えた。ボレロの写真が素敵です。
 【補】検索をかけたら、雑誌のサイトで首藤さんの写真があったのでリンクしときます。こちら。「バレエ界の王子」かあ……。いや、異論があるわけではないが、改まって言われると。トップページの動画も、辛抱強く待っていると、コルスンツェフ(だよね?)のソロルが見られます。

 さらについでに、遅ればせながら、その首藤さんの特集記事で話題の「プリンツ」を買って見た。舞台写真が多いのが嬉しい。特に昔の舞台写真は嬉しいねー(デジレとか)。首藤さんはきれいだけど、あのかっちり頭は……(苦笑)。多少ざんばら気味の方が好きだなー。記事はこれからおいおいに読みます。「最後のボレロ」の時は、一般発売日に札幌のトイレからNBSに電話したのだけど(←「現地行動」中だよ)、もうSなし、Aもちょっとしか残ってなかったのだよね。観られていろんな意味でラッキーだったな、と改めて思う。あれも観たかった、これも観たかったと欲をいえば切りがないけどね。

 それにしても、首藤さんでも「タムタム」は一度しか踊ってないのか。来年はやってくれないかなー(木村さんのあの写真、すっごく好きなのよ)。

 あ、ちゃんと米も買いましたから、ご安心を。
 さて、飯食って、仕事、仕事。

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今日はマジです

 文化の日。なんだけど、まあ「明治節」なんだよな。明治天皇の誕生日。それがなんで「文化の日」なのかといえば、この日に現在の憲法が公布されたから。で、なんでこの日に交付かといえば、明治節を残そうっていうこすい思惑なんだろうな、と深読みする日であるわけだ。でもまあ、憲法=文化っていうことなのか? ということも考えてみたりする。
 そんなわけで一言。

 文化予算、増やせよ!

 最近「流行り」なアイテムなので申し訳ないのだが、私もご多分にもれず「いじめられ」あがりだし「被虐待」あがりでもあるので、最近の「いじめによる自殺」報道はどうもヤな感じがする。死を選んでしまう子の心の中は一様ではないはずだが、「死が手段として有効である」ことを学習させるような報道だけは勘弁して欲しい。私が親からも学校からも孤立無援だった小学校時代、死ななかった理由はたったひとつ、「私が死んだらあいつらが喜ぶ。そんなことだけは許さない」だった。あの頃、私が死んで悲しんだり、後悔したりするような人が一人でもいたら(いると信じることができたなら)、私は生きていなかったろう。私の「無念」はその人が継いでくれるだろうから。ある子にとって「死なない理由」は、ほかの子にとっては「死ぬ理由」なのだ。

 だが、「死んではいけない」「殺してはいけない」ということに、多くの理由はない。自分の生命であれ、他人の生命であれ、個人であれ、国家であれ、

 「死=生命を手段として用いてはならない」
 
 人としての最低限の倫理規範。

 「殺してやりたい」と「殺してしまう」との間に大きな違いがあるように、「死ぬ気でやる」と「死んでしまう」の間にも大きな違いがある。伝えなくてはならないことは、それほど多くはない、と思う。それさえ伝われば、あとのことは大概ついてくるのだから。例えば、それの最大級のものが「戦争」であるとかも。

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2006/11/02

マールイ、キャスト発表

 11月になったので、トップのイラストを変えました。とにかく少しでも今の悪い流れが止まって欲しい、との思いで鳩(苦笑)。旗持猫には、相変わらず表紙でがんばってもらっているからね。イラストは最近お世話になっている『一実のお城』さんからいただきました。それにしても今年はまだ「紅葉」って感じがしないなぁ。

 ということで、光藍社さんのサイトに、マールイことレニングラード国立バレエの冬公演のキャスト発表(えらいタイミングだったなー)。

 まあ、概ね予想通りです。シヴァコフの日程でとっていなかったのは、1月6日の白鳥だけ。ただ白鳥は、21日の神奈川(主催者サイトによればペレン)を取ってあるので、買い足さずに、近郊でコシェレワのオデットがあればそちらを取ろうと思います。あとはプハチョフの王子も一度見たいので、その日にシヴァのスペインが入ると非常に効率がよろしいのだが(笑)。ま、プハチョフも今度はデジレが見られるのが嬉しい(今年はみそびれた)。

 メドゥーラも想定内、というところ。バヤデルカはガムザッティが気になります。ペレンの日はシェスタコワで、シェスタコワの日はエフセーエワになるのかな。ジゼルはハンスがクリギンなら行く。myヒラリオンは不動の木村さんだが、myハンスはクリギンなのだ(←私の中で二人は別人)。新春特別は、民代さんの相手がシヴァなら行こうと思っていたのだけど、シャドルーヒンが来るとは思わなかったな(しかも3日は2演目)。ハビブリナのマーシャ(とモロゾフの王子)は見たいので、こちらも近郊のキャストを待ちませう。

 まあそんなこんなですが、この際、光藍社さんにお願いできると嬉しいなー、と思うのは、NBSみたいに「本日のキャスト」を、その日の昼前くらいでいいので、サイトにアップしてもらえたらなー、と(NBSが光藍社より親切な、唯一のサービスだと思う)。そうすると、昼休みにチェックして、「お、今日のスペインがシヴァなら行くか!」とか「よし、クリギンのネズミキングなら行くぞ!」とか、決められるじゃないですか(笑)。何せ、国際フォーラムやオーチャードに行くためには会社を早退しなくてはならないので(涙)、昼休みが最終決定の限度なんですよね(←これだってかなりヒドイ所業だよなぁ)。日中家にいる人にも有用だと思うし。それにスペインや花ワルなら、早退しなくても二幕から行っても間に合うし。キャスト表のPDFでもいいし、表作成時のテキストを貼り付けただけでも構わないので、ぜひご検討いただければと。

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