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2006/11/26

表現する技術……てほどでもないが

 久しぶりにやってしまいました。長睡眠。金曜の午後くらいから、熱っぽいまではいかないのだけど、背中は痛いし、肩はバリバリだし、胸が焼けるしで、これは風邪かなーと思っていたのだ。で、どうせダンナは飲み会で遅くなる日だし、軽く夕飯を食べて9時前にごそごそと布団の中に。ダンナが帰ってきた時に「むーーーー」とうなったらしいが(←起こすからだよ)、その後夜中にもう一度ダンナに起こされて、ちょっと温かいものを飲んで、寝直し。次に起きた時は朝の10時でありました。目覚ましをかけてなかったら、きっともっと寝ただろうなー。久しぶりに12時間以上寝ちゃったよ。今日、ダンナ(土曜も出勤)が帰ってから「いやあ、トイレにすら起きなかったね」と自慢したら、「本当に死んだように寝てたからどうしようかと思った」と言われてしまった。それだけ寝られるというのは、よっぽど調子が悪かったんだなぁ(笑)。というよりは、「ドナウ」以来の寝不足が爆発しただけか。

 それで起きても爽快というほどではなく、やっぱり肩はバリバリなんだけど、とるものもとりあえずパレスチナ関係の学習会へ。「キャンプに太陽は届かない」をもう一度、今度は詳細な日本語シナリオ付きで見る。パレスチナのバラータ難民キャンプのドキュメンタリーで、ネット配信されていて無料で見られます。ファイルが大きいけれど、興味のある方はこちらへ(英語です)。「The sun doesn't shine in the Camp」がその映画です。その後、最近現地に入った人のレポート。とにかく若い(子どもを含めて)人たちのすさみ方がすごく心配であること。「キャンプに……」を撮ったグループでは「子どもにカメラを貸して、自由な題材で撮影をさせる」というプロジェクトをしているのだけど、そこで「自分の場」を持てる子どもは、違う表情になっていく。子どもたちの作品はこちらのサイトで見られます。多くの場合、若い人の心のすさみは未来の展望のなさを反映しているわけだし、「自分を表現できる場と技術」というのは、「しゃかりきに働く」ことさえ封じられている占領地の中では想像以上に重要なのだろうなあと思う。

 で。私たちはこうしてブログにせよそうでないサイトにせよ、日々「ことば」による表現をしているわけだけど、やっぱり難しいなと思うわけです。書いたニュアンスと同じように相手が受け取るとは限らない。自分としては笑いながら書いたものでも、怒っているように読めるかもしれない。ほんのちょっとした「!」や「?」で、思いがけず強い語調になってしまったりする。書き手も読み手も「気軽」なのがブログのよさなのかもしれないけど、難しいことにかわりはないなぁと。そう思うと顔文字((^^;)ってヤツね)の発達って、ある程度必然だったんだろうなぁ。少なくともニュアンスは出るから。私はあれが途中で改行されちゃうのがイヤなのであまり使ってないのだけど、あんまり(笑)とか(汗)とかが多発するのもうるさいし……。「orz」と「 。・゚・(ノд`)・゚・。 」だけは好きで使っちゃうんだけどね(笑)。

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