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2007/11/02

脱走兵関連書籍いろいろ

 業務連絡です。サイトの表紙に貼ってある「ayasegawa」のアドレスでくるメールの受信箱がエラー中です。タイトルと差出人は読めるので、誰から何が来てるのかはわかるのですが、開くことができません(^^;)。すみませんが、レス等はしばしお待ちを〜。

 さて、「読書館」の方にコメントをいただきましたので、こちらでもご紹介。

 「私たちは、脱走アメリカ兵を越境させた……――ベ平連・ジャテック、最後の密出国作戦の回想」

 といってもまあ、普通はなんのことやらだな。「ベ平連」の説明からいるのかな……と思って、とりあえずベ平連情報サイトへ行く。わかりづらいっすよ、吉川さん(T_T)。基本OBサイトなんだろうけどなぁ。
 「ベ平連」とは「ベトナムに平和を!市民連合」の略称。米軍の北爆を受けて(もしかして「北爆」の説明もいるのか?)、1965年に結成。スローガンは「ベトナムに平和を」「ベトナムはベトナム人の手に」「アメリカはベトナムから手を引け」の3本だったと思います。今でいうネットワーク型運動のハシリというと語弊があるかな…。そのわけわかんなさというか、裾の広さはこのあたりを見ていただければイメージできる……んだか、できないんだか。

 いかん、話がはずれる。そのベ平連で、脱走米兵を支援していたグループが「ジャテック」(Japan Technical Committee to Aid Anti War GIs 反戦脱走米兵援助日本技術委員会)。脱走した米兵を匿い、中立国(スウェーデンなど)に逃がす、という活動の性格から、当事者を含め誰も全体像を知らない、と言われた運動です。この本は、そのジャテックのメンバーのひとり、高橋武智さんによる記録です。詳しい中身はこちらのサイトをご覧ください(ごめんなさい〜)。掲載されている高橋さんご本人の挨拶文をお読みいただいた方がわかりやすいです。

 このジャテックの活動を元に作られたドラマに「私が愛したウルトラセブン」(の後編の方)があります。もちろんフィクションです(^^)。が、当時のイメージを掴むにはいいかもしれません。

 実際の脱走兵の手記には「兄弟よ、俺はもう帰らない ―ベトナム戦争の黒人脱走米兵手記」があります。ベトナムで負傷した米兵が搬送された横浜で脱走し、ジャテックの支援でスウェーデンに脱出するまでの手記。すっげぇ面白かった記憶はあるんですが、なんせもう10年以上前に読んだ本だからな……。この本の著者の来日記録が「帰ってきた脱走兵―ベトナムの戦場から25年」

 脱走兵援助というのは、1967年11月に米空母イントレピッドから4人の兵士が脱走したところから始まるのですが、今年はそれから40周年ということで、記録映画「イントレピッドの4人」(67年)の上映会などもあるらしい。

 ブックトークになっちまったな(^^)。

 この運動のユニークさのひとつは、「降りる権利」を重視したところだといわれています。一度戦場に行った人間が、そこから「降りる」ことができるように、と。「やり直す権利」といってもいいのかもしれない。イラク戦争でも、一度本国に帰った米兵の中には、再度の派兵を拒んだ人たちがいます。その理由は様々でしょうが、脱走兵に関わる問題は、極めて今日的であるともいえるのではないでしょうか。

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