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2008/02/29

2月29日です

 2月29日ですねー。さっきぼーっとテレビを見ていたら「2月29日生まれの赤ちゃん」というのをやっていて、おおそういえば! と思い出しました。

 「あれぐろ・こん・ぶりお」初のお誕生日でございましたよ、今日は。

 なんと1歳です……じゃなくて、4年になるんですね、本サイトの方を立ち上げてから。つうことは、私のシヴァ語りも本格化してから4年も経つのか(←いやさいきんはちがうかたりのほうがおおいようなきはしないでもないがそれはぶたいのかずというよりもひんどがぜんぜんちがうからであってとかいういいわけはさておき、いやまあなにはともあれ)。
 そうなんだよなー。シヴァのために立ち上げちゃったんだよな、そもそもは。感慨深いな、いろいろと。うん、ヤツも立派に育っているじゃないか。うちはともかく(^^)。

 あちこちほったらかしのままのページもあって、いろいろと気にはなっているのですが……。

 そんなわけで、これからもどうかよろしくお願いします。うちも、シヴァコフも、その他モロモロ(なに?)も。

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もまれてみた

 もう2月も終わりなんだなぁ。今年も6分の1終わり。今月がやたら速いのは2月というせいもあるけど、時間に余白がないのが大きいんだな。

 少し早めに上がれたので、てもみんに行く。チェアのコースは10分待ち、ベッドのコースは30分待ちと言われて、チェアの20分コースに。揉んでくれているお兄さんの親指がバキバキ鳴っている(^^)。肩と首の付け根がひどいです、と言われる。帰り際にジャケットを着たら、肩がきゅっと前に押し出される感じ。背筋を伸ばして歩いてるつもりでも、肩が開いてないんだねぇ。実際、このところまっすぐ立てないくらい背中が痛かったし。
 前回来たときは10分コースだったんだけど、すごくガタイのいいお兄さんがついてくれて、「こんなにひどくなる前に来てくださいねぇ」と言われたんだった。「あと20分あったらもっと……」というキモチが全身からにじみ出てましたよ。あんなに名残惜しそうにされたのは、カレシでもなかったかも知らん。
 酵素風呂、行きたい…(←効くんだ、結構)。

 アスキーとメディアワークが合併。アスキーの方が吸収される側とはな。角川グループ内だからまあアレかもしれないけれど、出版業界の再編は微妙に進行中か。

 こういう時は丸山健二に叱ってもらうのがいいんだろうねえと思いつつ、そこまでの気力はないので、図書館で頼んでいた小泉義之を読む。やっぱり同じように叱られている気がする(^^)。困ったもんだな、ぢぶん。
 

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2008/02/28

結局よくわからんが

 Bプロにしろなんにしろ、ちょっとずつでも書き始めて行けばいいんだろうけど(どうせガラなんだし)、まとまった時間もまとまった思考能力もないままに、たらたらと日が経っていきます。

 東バのニュースブログにマラーホフのプレミアムレッスンのレポが出ました。ついつい、「ミミ、バナーナ!」がよみがえってくるよ(^^)。長瀬くんは、この間のインペリアルではいつもより固かったような気がするなぁ。少しくらいナルシーでいいんよ、ナルシーで(^^)。それにしてもマラーホフの着るものは(←これも「衣装」か)、相変わらずすごいよなぁ。…………(←ほかの人に着せて遊んでみている)
 ……そういえば、下だけこんなの穿いてた人はいたか。

 舞台はそもそも一期一会ではあるけれど、「次」の保証なんて何にもなんにもないんだなあ、とつくづく思ったりしています。若いから、これからの人だから次もあるっていうものじゃない。頭でわかってはいたとしても、無性に切なくもあります。ネットの上ではさまざまな憶測や思惑がかまびすしく飛び交っていて、それが増幅されて、出所のわからないものもなにもかもごっちゃになっていますが、何を信じるかも何を伝えるかもその人の品性次第、という感もあります。

 でもだからこそ、自分はあまり余分なことは考えずに、ただ舞台と向き合っていたいと、この頃心底そう思います。

 マールイも東バも自分の大好きなカンパニーですが、もちろんテイストもレパートリーもまったく違います(だから好きなんだけどね)。それでも情も愛着もあるカンパニーですから、「そこにしかない独特な空気」というのも多少は感じとれると思うわけです。結局、カンパニーの持ち味というものは、それまで長い間かけて培ってきた「カンパニーの空気」なんですよね。それは人が変われば入れ替わっていくものではあるけれど、それでもなんとはなしに継承されながら、舞台に漂ってこちらに届く。そしてレパートリーというものもまた、その「空気」を醸成するのに一役買ってもいるだろうと。

 自分はこの二つのカンパニーを自分の「ホームカンパニー」のように思えることがとても嬉しいし、そういう出会いができたことを幸せだと思います。だからこそ、ムチャクチャで失礼なことを言いもするし、注文もつけるんだけど(←迷惑な「情」だよなー)。

 何を「受け継ぐ」のか、何を「新しく取り入れる」のか。それはいつの時代も模索されるのだろうけれど。

 まあ何より、自分自身が「次」まで無事かもわからんしな(苦笑)。

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2008/02/27

あいかわらず

 相変わらず、いろんなことが滞っています。

 ずいぶん前のエントリにもかかわらず、「ロシアの徴兵制」がらみの検索でいらっしゃる方が多いようで、申し訳ないです。あれ以降、ほとんど進んでないです。えらくコンスタントに検索キーにあがってくるので、何か大きな動きでもあったのかなーと思ったのですが、そうでもないのかな。自分が見失ってるだけかな。バイエフの来日にも全然対応できなかったしな。

 最近は新文化のサイトを開けるのもコワイんだけど、草◎社は支援が決まったらしく、アス◎ムは事業停止らしい。ひえ〜。
 クラプトンの自伝も近々でるらしく、これはちょっと楽しみ。
 

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2008/02/26

ちょっと疲れてますが

 残業してから、事務所で会議のダブルヘッダー。疲れたというより、ちょっとふらふらする。

 メンバーが集まるまでの間、例によって銀幕マニアのオバサマと「ヒトラーの贋札」の話など(←先週プッシュしておいた)。
 「ブルガーが主役だったら鼻持ちならないけど、役者はいい男だったわっ!」
……そうきましたか(^^)。

 実際ボクラにとっては、評価の難しい映画ではある。突きつけられる問いは極めて普遍的かつ現代的であって、自分などはちょっと逃げ場を失うくらいだった(それで思ったよりも難航しちゃったんだよなー)。「そんなもん、現場の中でしか答えは出んわい!」……自分で言っておいて「それを言っちゃなあ」とも思う。

 ものの見え方、見方の違いは、概ね「立ち位置」に拠っている。「立ち位置」がものの見方を規定し、ものの見方が考え方を規定し、考え方は「立ち位置」を動かす。
 この映画もやっぱり、自分の位置をどこに規定するかでずいぶん違って見えるだろうなぁ。というよりも、どこまで自分と自分の周りの課題に引きつけられるかということは、半ば想像力の問題なんだろうけれど。

 アカデミー賞の外国語部門受賞だそうで、見る機会は増えるかも。

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2008/02/25

映画「TOKKO」アップしました

 はあ。昨日、立川の集会でSちゃんに会って。「原稿、だいじょぶでしょうね〜」と言うので、「明日書く! 明日! ……3枚だよね?」っつったらSちゃんが「今度レイアウト変えるんですよー。1000字で収めてくださいね〜」「はいはい、1000字ね〜」
 ……おい、2枚半やん。2枚半で何書けいうんね(T_T)。ここの200字は大きいんよー。「3枚コラムニスト」と呼ばれた綾瀬川を舐めてはイケン。世はなべて3枚や! なんじゃそりゃ。
 ……というわけで、昼過ぎからちゃちゃっと書いて夕方にはリュウセイオーの2日目を見に行くつもりが、N響アワー見ながらまだ書いてましたとさ。とほほ。5枚あったら半分の時間で終ったのになぁ。

 ほったらかしにしてあった「映画館・MOVIE」に、「Tokko 特攻」をアップしました。わー、半年放置かいっ。

 「泣ける映画」というジャンルがあるようです。もちろん「泣ける」中身にもいろいろあるとは思います。その中で「人の死」を泣くための道具として使うのはどうしても抵抗があるのですが、段々その傾向が強くなっているような気がして。「笑える映画」というジャンルがあるんだから「泣ける映画」があってもいい、というのは確かにそうなのかもしれないけれど。
 ……そりゃね。自分は泣き虫ですからね(←イメージ/外見に反して)。映画だろうとバレエだろうと、誰かが死んだら泣いちゃったりしますよ。けれどたとえフィクションの中であっても、「人の死」は誰かを泣かせるためにあるわけではないと、それは最低限のモラルとして、特に作り手の側は肝に銘じるべきではないかと思うのです。

 「男たちの大和」あたりからそんなことを思い始めていて、「戦争映画」というジャンルにおいてはもはや、戦死者の「消費」どころか「搾取」の段階に入っているのではないかと、この「TOKKO」を見た時に思ったわけです。それは「映画館」の方に書いたように、この映画がそうだというわけではなく(映画そのものは非常に真摯で誠実なドキュメントです)、それを見に来ていた一人の「非常識な」若者にそれを思ったのですが。「そういう人にこそ見て欲しい」という言葉は無力になったのかなぁ。

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2008/02/24

ばたばたとがちゃがちゃ

 朝遅めに展覧会に1本行って、反戦ビラ弾圧4周年集会へ行って、リュウセイオーのパフォーマンスを見て、帰ってから熊川さんの「チューボー」を見る。えらく充実した……というか、ばたばたとした1日。

 集会にちょっと遅れていったらもう席がなくて床に座っていたせいか、帰ってきてから腹が痛い(^^)。おかげで、チューボーの卵合戦のところを見損なってしまった。熊川さんがコワくて大笑いだったよー(^^)。BGMがいちいちバレエ音楽というのもちょっと笑える。

 展覧会会場でこんなものを見つけました。

 「カプセル文化講座 石膏デッサン入門」

 いわゆる「がちゃがちゃ」です。最近はいろんなものがあるなー。ちなみにこの「ガチャ」というのはYujinの登録商標だそうな。もちろんやってみました。出てきたのは「セント・ジョセフ」。写真の右下ですね。ヘルメスが欲しかったなー(笑)。4、5つのパーツになっている組み立て式のものでした。シークレットはなんなんでしょうね。機械(じゃないか)の表示では「対象年齢 15歳以上」となってたかと思います(^^)。R15なガチャガチャ。
 石膏像といえばやはりブルータスかシーザー。祖母の家の応接間になぜかシーザーの頭部石膏像があって、小さい頃、夜中にそこを通ってトイレに行くのがすごく怖かったのを思い出します。

 
 昨日の夜中に1本アップして、アップしたのを読みながら「違う」と思って削除しました。たいした時間ではなかったと思うのですが、その間にアクセスして下さった方がいらしたらごめんなさい。
 考えることも思うこともたくさんあるのですが、うまくまとまりません。まとめるそばから忘れてるような気もするし(おいおい)。
 

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2008/02/22

バレエのCMと絵本【追】

 テレビをつけながら仕事をしていたら、またしても携帯のCMでバレエ!? というわけで、検索してみたところ、こちらでした。

au最新携帯「W54S」のCMに名取香りが出演!

 またしてもauです(←前にシヴァコフが出た。カシオだけど)。名取さんという人は知りませんでしたが、ご本人の公式サイトによると、15歳で牧さんちの公演に参加。11歳で、マイヤ・プリンセスカヤの舞台公演に出演。その後モデルになったらしい。………プリンセス?(←そういう表記法も?)

 ペレンのCMも長く放映されていますね。評判がいいんだといいな。

 ついでだから埋めネタ(?)で、絵本を1冊ご紹介。かれこれ1年前の本ですが、とってもオシャレで楽しい絵本。

 カナダナショナルバレエで、実際にあった話だそうです。ビーグルのジミーはバレエ団で飼っている犬。いつも舞台袖でダンサーたちをリラックスさせたり、一緒にレッスンしたり。でも本当は、自分もダンサーとして舞台に立つ日がくると信じている。さて、彼はなんの役で舞台に上がるのか?

 著者のメイバーダックは、元カナダナショナルバレエのダンサーで、実際にジミーと過ごしたそうです。軽いタッチの絵が、気分も軽くしてくれます。心がささくれだったときに、ちょっと一息つくのにいいかも。

 そして、カナダナショナルバレエといえば、コンヴァリーナというわけで……、おお、つながったではないか!
 (↑ もちろん、ジミーとは在籍期間がかぶってないだろうが)。
 
【追記】Amazonの表紙画像を貼ったので気がつきませんでしたが、携帯から見ると何の本のことだかさっぱりわからなかったですね(^^;)。以後気をつけます。
 「犬のジミーはバレエスター」L. メイバーダック (著), G. ジョンソン (画) 講談社 (2007/3/21) 1680円 です。

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2008/02/21

マラーホフ、Bプロ初日

 えーと。今日のマラーホフBプロでもらったチラシ情報。
 8月のドンキは20日、22日、24日でポリーナとウヴァーロフ。これはちょっとびっくり。そうきたかー。フォーゲルのお育ちのよいバジルも見てみたかったけどな。ポリーナは全幕初演だそうだ。
 で、23日に水香&高岸でも。………あくまでも木村バジルを見せてくれないつもりだな(T_T)タマニワミセテ……。4日あるから2日くらいはエスパーダを踊ってくれるよう、目黒の方を向いて拝んでみよう。パンパン。
 一般発売は4月12日。DMは3月初旬。DMが来ていない人でチラシが欲しい人はメールで件名を「ドン・キホーテ公演チラシ希望」にして送ると、送ってくれるらしい。

 さて、今日のBプロ。
 まずもって、ロビンズ版「牧神」がすばらしかったですー♪ 座席が前よりの正面だったこともあって、寝転がったままこちらを向いたマラーホフを直に浴びてしまいましたよー。美しいのなんの。バレエの稽古場を模したものだというのは知っていましたが、ちょうど客席が「一面鏡になっている壁」なんですね。だから、マラーホフとポリーナは鏡を見ながらレッスンするのだけど、それがちょうど客席のあらぬところをみつめているようになる。しかも「牧神とニンフの物語」をきちんとなぞってもいるんですね。もうぞくぞくです。最初の1本がこんなでいいのか、っていうくらい。

 アレクサンドロワとフィーリンの「ハムレット」は、「ロシアン・ハムレット」と呼ばれる別の話だそうで。プログラム(ちゃんと売ってましたー)を読んで行かなかった自分はてっきり普通の「ハムレット」だと思って、オフィーリアにしちゃ立派すぎると思い、このまま「皇妃とラスプーチン」でもいいんじゃないかと思い、アレクサンドロワはいっそエカテリーナくらいやったらいいんじゃないかと思ったら、本当は「エカテリーナとパーヴェルの話」だったそうです(T_T)。いやもう、それくらいエカテリーナでしたとも(←ハムレットもちゃんと読んだことはないからどの場面かわからないなあ、とか無駄に考えていたぢぶん)。あうあう。
 シンデレラは結婚式の場面とあるけれど(←休憩中に読んだ)、衣装の感じからすると、ありのままのシンデレラ(魔法できれいにならずにそのままの)と王子のPDDなのかな。「シンデレラはオーロラのように眠って待つのではなく、自分で舞踏会への道を切り開く」という説にふさわしい、大人の女性による解放感のあるPDDになっていたなぁ。フィーリンはシンデレラにめろめろな王子だけど、踊りの美しさは格別。二人とも、最後のカテコまでサービスたっぷりだったよ。

 サレンコ組はAプロよりもよかった。サレンコはちょっと緊張気味だったのかな。グランパはとてもていねいに踊っていて、好感度アップ。キトリもていねいだったけれど、もう少しゆったりしたおっとり姫の役柄の方が合うように思う。コンヴァリーナはグランパの後半あたりから、がぜんエンジンフル回転になってきたな(^^)。バジルでは、「なんだかよくわかんないけど、オレいまサイコーに楽しい!」というような(←ステパノワを落としそうになってた頃のシヴァみたいな?)ハイな感じになっていて、いろいろとご愛嬌だったけど、見てて楽しかったなー。

 ドヴォロヴェンコ組はアポロがよかったです。マキシムはアポロには優男かなー、と思っていたのだけど、そんなこともなかったな。

 「インペリアル」は、マラーホフがまだ「慣らし運転」という感じ。ただ慣らし運転なりに、「あ、ここはそういう風に軽くいく方がいいかも」という箇所もあり。上半身の美しさが並じゃないし。ポリーナの存在感がすごい。女性の第2(第3?)ソリストは乾さんと高木さん。コールドが去年よりよくなっていたよ(^^)。横内くんは、緊張と力みを抜いただけでもぐんと良くなるはず。それが難しいのは確かなんだけど。ガンバレ!

 ゆうぽうとと比べるとやっぱり舞台が狭い。PDD集にはちょうどいい大きさだけどな。よくあそこで「白鳥」全幕とかやったもんだと、あらためて思ったり。音響は、生オケもキビシイ感じだったけど、テープはさらに音が拡散してしまって、かなりキビシイことに(T_T)。オケピがついているくせに、一体どういう想定のホールなんだ。

 そんなわけで、すっごく楽しいガラでした。しあわせー♪ 平日じゃなきゃあと1日くらい行ったのになあ(ロットバルト抜きでも)。明日・明後日は今日の分も残業だよ。
 いろいろと、メールのお返事とかその他滞っていることは、明日ということでご容赦を……。

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2008/02/20

ヒトラーの贋札

 ザクセンハウゼン強制収容所でのナチスの贋札製造=ベルンハルト作戦。この映画は、実際にベルンハルト作戦に従事させられ、生き延びた(今も健在)ブルガーの手記を元にしたドラマ。公式サイトはこちら

 世界的な贋作師のサリーことソロヴィッチは、印刷工で共産主義者のブルガー、画学生のコーリャらとともにザクセンハウゼンに移送され、そこでベルンハルト作戦の主任として贋ポンド札の製造に当たる。ナチスの作戦責任者はかつてサリーを逮捕して少佐に昇進したSSのヘルツォーク。
 彼らは強制収容所の中の秘密工場に隔離され、「特別待遇」を受けながら、「完璧なポンド札」を作り上げる。イングランド銀行ですら見抜けなかったその技術に気を良くしたナチスは、次はドル札作りを指示する。だが、ドル札を刷るために必要な技術を持つブルガーは、ナチスに協力することはできないとしてサボタージュ。業を煮やしたヘルツォークは、期限までにできなければ5名を銃殺すると告げる。かたくなに「正義」を遠そうとするブルガー、ブルガーを密告しようという者、それを許さないサリー。サリーを自宅に招き、取引しようとするヘルツォーク。様々な思惑が交錯する中、作戦終了の時が近づいていた。
 
 いくつかのポイントがあります。シリアスな論点は別の原稿に書くので、それ以外のことで。というよりも、ぶっちゃけコーリャのことだなー(^^)。
 コーリャはロシア人の画学生で、ザクセンハウゼン収容所に送られる貨車の中でサリーと知り合う。話し合ううちに、二人は同じ美術学校の出身で、コーリャのついていた美術の教授はサリーの頃には助手だったことがわかったりして、コーリャはサリーを慕い、サリーはコーリャをかばう、兄弟のような関係になっていく。登場の時から「この子は収容所で生き残れるんかいな」と思うほど線の細いコーリャだけど、まあその後の展開は案の定……というわけで。
 
 この映画でいちばん好きなのは、秘密工場に併設された宿舎にサリーたちが連れていかれた時に、清潔なシーツできっちりとメイクされたベッドにコーリャが頬を寄せて「きれいだ」ってつぶやくシーンなんですよ。本当に一瞬なんだけど、コーリャの人物像がよく出ていて。

(予告編では「あたたかい」って字幕がついているんだけど、本編は「きれいだ」になっていて、もちろん本当は何ていってるのかはわからないけど(ドイツ語?)そこは「きれいだ」じゃなきゃ全然ダメじゃん! 清潔さがポイントだろ、やっぱり)

 戦前からロシア社会で「ユダヤ人」として差別を受けて、妻も収容所でなくしたというサリーにとって、コーリャは「守るべきもの」だったんだよね。ブルガーのように「正義」だとか「同胞」だとかいう、ばくっとした(しかし本人にとっては具体的な)ものではなくて、自分の目の前にある、たったひとつのもの。

 見終わった後に残るのは、ただ虚しさばかり。戦争の虚しさ、正義の虚しさ、勝利の虚しさ、生きのびることの虚しさ。けれどその虚しさと向き合い、それを自分の中に抱えることもまた、たいせつなことではないかと。

 だからこれは、「感動の大作」などではないと(だからいい映画なのだと)思うのだけど、「感動」というあいまいでわかったような言葉については、またいずれ稿を改めて。
 

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2008/02/19

マラーホフAプロアップしました

 「舞踊館・BALLET」「マラーホフの贈り物」Aプロをアップしました。まあいろいろ書いてるんですけど、とっても楽しいガラだったんですよ。マラーホフの「観客を喜ばそう」という心意気には、毎度ながらこちらも幸せになってしまうのだなー。

 前々からずっとチャンゴをきちんとやってみたいというのがありまして。ワークショップや、個人的に(飲んでる場所で)何度か手解きを受けたくらいのことはあるんですけども。なので、新聞に出ている朝カルの講座案内なども、時間がある時はわりと真剣に読むのですが、そしたらこんなものがありましたよ。

 「僕がベジャールから学んだこと」。もちろん、講師は十市さん、聞き手(多分)は佐藤友紀さん。2月22日7時からって、マラーホフの楽日じゃないですか(^^)。去年、ベジャールプロで企画された十市さんの講演会みたいな感じなのでしょうか。聞いてみたかったなー。高いけどな、朝カル(^^;)。

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2008/02/18

それなりな日曜日

 今週の月曜(明日というか今日というか)はミニコミの発送日なので、帰りがいつになるかわからないのですが、あまり遅くならなければマラーホフはアップできそうです。版組までは終ったので、一晩寝かしておいて。

 今日は午前中(遅くにだけど)ミニコミの方のサイトのマイナーチェンジにかかりきり。Xoopsを使ってるんだけど、大元の管理者が去年ヴァージョンアップをした時に、モジュールひとつ落としちゃって(T_T)。そのモジュールを使っていたところのデータが全部飛んじゃったのだ。再三復旧を求めていたのだが埒が明かないので、別のモジュールで試行してみることにして、せっせせっせとカテゴリ直し。

 日曜の昼は「笑いがいちばん!」が結構楽しみなんですよ。ほら、テレビ寄席で育ってるから(^^)。でも今日は午後から友人のところの講座に行く予定にしていたので、そろそろ出なくちゃなー、と思っていたタイミングで花緑師匠の登場ですよ(T_T)。師匠の「長短」。もう顔芸が秀逸でね。でもそこは理性で押し切って、まんじゅうを食ったあたりで家を出ました。全部見たかったなー。

 というわけで、帰りにブック某でお買い物。ベジャールの話を書く前に「弔いの哲学」を読みたかったのだけど、これがどこにもないんだなー。結構マメに探しているのだけど。
 それにしても「懐メロ」棚に清水靖晃ってどうなんだ。確かに懐かしい気持ちはあるけどな。でも「懐メロ」ってくくりは……(←「MARIAH」好きだったんですけどねぇ)。
 で、今日のお買い上げ。
  池田元博「プーチン」新潮選書 680円→350円
  影山任佐「自己を失った少年たち」講談社選書メチエ 1500円→800円
 微妙に半額じゃないんだよなー。

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2008/02/16

春めいた日

 ぼちぼちにマラーホフのAプロを書いてます。半分くらいかな。ロットバルトは明日の岩国が最終ですが、岩国のシンフォニーホールって、確か今、建て替えの補助金でもめてる市庁舎の斜向かいくらいだったと思う。一昨年の夏にいった時に、「お、こんなところにホールが(マールイの地方公演に使いそうな)」と思った記憶。その時の市庁舎の写真はこちら。これを立て替えるのと引き換えに、厚木の艦載機を受け入れるというわけだ。

 えーと。今日は結局早起きして「ヒトラーの贋札」を見ました。公式サイトはこちら。映画については別に書きますが、よかったですー。緊迫感があって。安易に感動させないところがいい。シャンテ・シネのサイトの混雑状況を見て初回に行ったのだけど、半分強の入り。もったいないなー。午後の回は混んでたのかな。初回に行くと1日が長くていいけど、結局帰ってから一寝入りしちゃうんだよな。

Pa0_0021 そんなわけでお天気もよかったので、日比谷公園にでも行ってみようかと。そうしたら、皇居の堀にカモメがたくさん来ていました。こちらの方へ来るのはひさしぶりだったけど、今はカモじゃなくてカモメなのか。あとはセキレイが1羽、白鳥が1羽、オナガガモが1羽。柳も芽吹いていて、春めいてきましたね。で、お向かいの帝劇の上もカモメがいっぱいで……そうか、今「Shock!」やってるんだったな。一度くらい見たいものだとは思うけど、あれのチケットの争奪戦に加わる勇気はまるでないよ(^^)。こちらは街灯に止まるカモメ。携帯のズームなのでボケボケです。

Pa0_0019_2 日比谷公園も、梅がいい具合です。木の花は大概好きですが、五分咲きくらいがいちばん好きですね。まだ固いつぼみの中に、ちらほらといろいろな咲き具合のものが混ざっているくらいの。特に紅梅のような色の濃い花だとふくらみかけたつぼみが好きです。白梅はね。実家の前が農家の作っている梅林だったので(^^)。季節になるともう、見渡す限りに真っ白でしたよ。なので、公園などの白梅を見ても「お行儀のよいことでー」と思ってしまうんだな。夜、真っ暗な中で見る真っ白な梅の波は、むせかえるような匂いと共に、夜桜では味わえない美しさです。毛虫の季節は半端じゃなく大変でしたけどね。そこも宅地並み課税以降、本当に宅地になっちゃいましたが。

 カメラを持ち歩く習慣がないので、ブログの写真は主に携帯で撮っています。デジカメも古いので大差はないのですが、明るい外で撮ると、液晶が全然見えないんですよ(^^)。しかも覗き込み防止用のフィルターを貼っているから余計ですね。何がどう映っているのかさっぱりわからないままにシャッターを切って、ちょっと物陰に入って撮ったものを見る。その物陰も明るくて、正直「よくわかんねぇよ」ということの方が多かったりします。しかも大概オーバーだし。補正しねぇし。
Pa0_0010_2 こちらは日比谷公園の鶴の池。水底に透いて見える積もった紅葉がいい味だったんですが、まあ写真はこんなものだ。

 帰ってからは一寝入りして、チェック(EUC)のサイトのケア。

 ダンナが知念良吉のライブから帰ってきて、「昼のドラマに出てる、そこそこ有名な俳優さんが来てたよー。おじさんの人」……って、全然特定できないんですけど……orz。誰だよ。

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まあこれもぐちのうち

 今度のディアゴスティーニは「仮面ライダー」だそうです(^^)。
 隔週刊「マールイバレエ」とかあったらいいよね。各ダンサーのフィギュアつき。多分、50部くらいは出ると思う(←おいおい)。
 マールイは冗談にしても「隔週刊バレエのなんちゃら」くらいはできないかな。毎号付くのはバレエ音楽のCDで。全幕CDには入ってないような、後から付け加えた曲とか、手に入れにくいものを集めたCD。「踊れる速度」にすれば需要はありそうな気がするんだけど。

 さて、今週はちょっと仕事の方が落ち着いてきたので、これなら何とか定時で上がれるかな? 阿佐ケ谷で「肉弾」やってるんだけどなーと思いきや、昼過ぎにいきなり月曜搬入分が300超え(T_T)。200くらいなら定時で帰ってもなんとかなるんですけどね。

 そもそもが、11日に(←流石にロットバルトには行かなかった。4幕なら行ったかもだけどなぁ ^^)I誌のSに会ったら「絞め切り、大丈夫ですよねー? ギリギリ25日ですよー」と念押しされまして。一応、この週末に映画見なくちゃなー、という自覚はあったんですけどね。それで久しぶりに「ぴあ」を買ったんですが……何を見ればいいんだ、ということに。なんだか、何を見ても今一つなーという気持ちで。

 「ジプシー・キャラバン」は面白かったし、書きたいこともたくさんあるけれど、関係者が山ほど著者にいるI誌で半端なものを書く度胸は私にはないぞっ(^^)。「牡羊座」もねぇ。見たいけど、これも関係者がなぁ(苦笑)。ああ、サブカル誌ってオソロシイ。「L」も見たいけど、「Death note」見てないしなぁ。「アニー・リーボヴィッツ」か「ボーフォート」か。蛙男商会の劇場版か。23でやっている蛙男劇場は好きだけど(首相は傑作だよなぁ)、あれを劇場で観るのはどうなんだ。あとは「ペルセポリス」か「ヒトラーの贋札」か。「シネマ歌舞伎」も見たいけどなぁ。「書く」となるとなぁ。それより期せずして開催中の市川崑特集か、岡本喜八特集の方がそそるんだよなぁ。

 ……バレエはね、いいんですよ。自然に、とはいわないけれど、受け止めるものに制約がない。ぢぶん的には。あちこちサイト回りをしていると「これはこうでなくてはダメ」的な文章がたくさんあって、もちろん自分もそう書くこともあるけれど、比較的自由に……というよりは、手前勝手に見ることができる、と(^^;)。空気に溺れてればいいってとこありますからねぇ(つか、ぢぶんが溺れてるだけですな)。

 映画はね。ダメなんです。どんどん書けなくなってくる。ぴあのちっちゃな紹介文があるでしょう? アレを読むだけで、「こういうレポを書くことが望まれている」のが読めちゃうんです。◎誌なら、こういう感じで。×誌ならこう。そしてネット上の「多くの人が感じること」はこうで、それに添わせたこういうレポが期待される、と。そこから完全に「自由に」映画を見ることは難しい。そうすると、映画自体を見る気が全然しなくなる。ここ2、3年映画を見る量が極端に減ってるのは、何も誰かにのめり込んでいるせいだけでは(← ^^)ないのだよな。……でもね、実を言うとそれで気乗りしなくなったダンサーというのもいるんだよな……。

 読んだ空気を崩すというのも、なかなか力仕事だからねぇ。全部の分野でそれをやるのはくたびれるのさね。

 グリムスの新しい芽が出ました〜♪ お誕生日おめでとう。

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2008/02/15

クララとか

 グリムスが「何事っ?」になってました。真っ暗な宇宙の下の方に地球。その日本海のあたりから、にょきっと木が生えているという。「植樹数1本」という表示になっていたので、いよいよ次の芽に変わるという時の画面なんでしょうか。びっくりした。

 ケーブルでローカルテレビを見ていましたら、防犯CMというのをやっていましてね。「オレオレ詐欺に遭わないようにしよう」という啓発CM。「社会保険庁を装って振り込ませる」「ネットの会費がまだ」などの事例と一緒に「息子になりすまして、会社の金を使い込んだと言う」という有名な手口も紹介。そして婦警さんがひとこと。

  「家族を信じましょう」

 ……そうきたか。

 さて、会社の仕事が一段落ついてきたので、帰りに「クララ」を立ち読み。頭の方はバレエのヒロインの人気投票。1位はキトリでした。うんうん、キトリは女の子には身近でかわいくて人気だろうねー、と思いながら眺め……木村バジルだよ(←正確には美佳さんのキトリの写真です、念のため)。ええまあ、さんざんっぱら見慣れた写真だからどーでもいいといえばいいんですけど。こういうところで出るとは思わなかったからちょっと前のめりになっただけで。つか、バジルを見る機会はまだあるのかなー(T_T)。ポリーナの相手をやるとは、いくらなんでも思えないし。5月のベジャールの後は海外遠征で、その後はフェス全幕プロだから、ロットバルトとエスパーダは観られるのかな……。

 で、佐伯さんのインタビュー(落ち込んだ時の復活方法=寝る、だったかな)を読んで。

 本来の目的である「ペレンさんといっしょ♪」レポにたどりつく、と。2ページでしたが、写真満載でした〜♪ つか、ほとんど写真。ドロッセルマイヤーは誰だったのかな(光藍社の人?)。クララの定期購読者向けのイベントだったんですね。バレエを習っているお子さん(小学生?)中心。ペレンのトゥシューズのプレゼントがあったそうです。

 この間のマラーホフのプレミアムレッスンでもシューズのプレゼントがあったし、アッサンブレの忘年会でも女性ソリストはトゥシューズ供出(^^)だったそうで、定番ですよね。やっぱりシューズ類というのは欲しいものなんでしょうか(←ちょっとぴんと来ない)。踊る人にとっては「こんな工夫がしてあるのか」とか、また別の視点でも興味深いだろうけども……。ふむ? 
 ……男性ソリストの「私物供出」の方がある意味大変そうですね。センスを問われそうで。

 ちなみにうちは「部長と課長以外は男性社員1人」(全部で50名近い部なのに)という部署なので、「バレンタイン」の「バ」の字も話題になりませんでした(^^)。

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2008/02/14

訃報とか

 市川崑監督が亡くなったそうです。私にとっては、「金田一耕助シリーズ」(石坂浩二版)と「火の鳥」(実写・黎明編)がいちばんなじみがある……というか、好きな作品群だったのですが。こちら。92歳かあ……。「犬神家」のリメイク版が遺作になったのかなぁ。「火の鳥」は確か、尾美くんのデビュー作でしたよね(←実はファン)。

 先月、高岩仁監督(72)が亡くなったばかりでした。10日にはロイ・シャイダーも。アロンソが亡くなったのは、東バのカルメンの最終日から間もない1月1日でしたっけ。

 実は、9日にマラーホフから帰宅した後にも、知人の訃報(こちらも72歳)がありまして。自分は彼の作風は正直好きではありませんでしたし、主張にもあまり共感はしなかったのですが、とても足まめな人で、間違いなく「現場を共有する仲間」ではありました。
 自分が年齢を重ねれば、送らなくてはいけない人も増えるのが道理ではあるのですが。

 ベジャールが亡くなってしばらく経った頃に「野戦の月」の「バンブーゴスペル」を聴きながら、「ゴスペルは黒人霊歌に通じるし、やっぱりセカンド・ライン的葬送曲でもあるのだろうか」とつらつら思ったことなどを思い出す。にぎやかなような、淋しいような、悲しいような、嬉しいような。

 おっ! グリムスがバレンタイン仕様なのか、雪の代わりにハートが降っているぞ! 昼間も降るかな?

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2008/02/13

山梨始末記

071228_20510002 ついでなのでギエムプロの山梨遠征メモ。

 電車で甲府に降りるのは初めてだったかもなぁ。実家が中央高速からすぐなので、山梨方面はもっぱら車だったし。

 12月28日は普通は仕事納めだけど、うちは一応流通だということもあって、29日が仕事納め。だから休みが取れたんですけどね。昼前に家を出て、新宿のコニカでやっていたボリショイの写真展を「ざーっっ」と駆け足で観て(「袖写真」って割りに好きなんです♪)、京王線に乗って高尾まで。予定よりも1本早い特急に乗れたのだけど、結局高尾で乗れた中央本線は予定と同じでした(^^)。しかも、時刻表を確認せずに駅に入ってしまったので、3、40分待ったんじゃないかな? 寒いこと寒いこと。こんなに時間が空くなら、駅前のドトールにいれば良かったよ。

 前日に川口でDプロを観ていたら、やっぱり「Push」をもう一度観たいなー、と思いまして。大阪では観ないで帰っちゃったんですよね。新幹線の時間の関係で。それでなくても東京で4回、川口で1回観るわけで、まあ6回は観なくてもいいだろう、と(^^)。それが川口で観たらやっぱりもう1回観たくなっちゃったんですよ。あずさの最終で帰るためには全部は観られない。だけど各駅で帰るなら観ても間に合う。鉄板主義のぢぶんはすでにあずさの特急券を買ってあったのですが、そんなわけで高尾の待ち時間で特急券を払い戻しました(^^)。手数料が110円だったかな? まあ缶コーヒー1本分。110円で「Push」が観られる……っていうわけじゃないんですけどね。
 で、中央本線で大月へ。雪が積もっててちょっとびびる。確かに大月は雪でもおかしくないけどなー。そこからさらに乗り換えて甲府駅。こちらは雨。計1800円。

 舞鶴城公園を見ようかとか、やたらでかそうなブック某へ行こうかとか(←ここまで来て!)考えてはいたのですが、天気は悪いし寒いしで、とにかく早めの夕飯を食べようと外へ出た。いやー、ちょっと敷居の高そうなほうとう屋があるだけで、あとは水道橋にもあるチェーンのステーキ屋とか、池袋にもあるラーメン屋とかばっかし。ここまで来て「くいしん◎」はねぇだろう。しょうがないので駅ビルに取って返して、上のレストラン街でラーメンを食べる(←結局)。その後、2階のみやげもの売り場で、ダンナみやげにレーズンのチョコがけ。2色レーズン(赤と白)というのも魅力だったんですけども、よく見ると「カリフォルニア産」って書いてあるんですよ。甲府みやげのレーズンがカリフォルニア産。浜松で中国産のうなぎを食っちゃうみたいなもんですか。油断ならないなー。

 帰りはざんざん降り(笑)。山梨のホールは駅から結構あるんですよ。それをもくもくと早歩きで歩いて、9時半ちょいの中央本線に乗りました。コーヒーで手とお腹を暖めながら、先ほどの舞台を反芻する。これが結構至福です〜♪ いい舞台だったら、ではあるけれど。そんで、携帯からブログをちょろっと更新して爆睡。

 自分は乗り物に酔いやすいタチなので、長距離移動にはいつも携帯CDプレーヤーを持っていっていたのですが(←乗物酔防止にはいちばん♪)、これがCD5、6枚をもって歩かないとならないからかさばって。今はiPodのおかげでらくらくですー♪ 30Gだけど、もういくらでも入るって感じで(動画入れてないし)。ただ充電が切れるとどうしようもないですけどね。

 高尾でよっこらしょと起きて乗り換え。再び舞台を反芻しながらうとうとして、新宿着がちょうど日付が変わった頃。ちょっと遅いけれど、ムチャクチャ遅いというわけでもない。終電にはまだ30分以上あるし。帰りは計2210円。往復4000円強でチケットが7000円でしたから、合計しても東京で見るより安かったよ(^^)。

 バレエでの遠征は……どれくらいをそう呼ぶんだろう。シヴァコフを見に行った西宮、前橋、今回の大阪、山梨くらいはそう言えるのかな。横浜・横須賀は普通だけど、横須賀と甲府がどれほど違うかというと微妙な気もするし。だいたい「ゆうぽうと6時半開演」のために年休1日とらなきゃならない(くどいけど半休制度がないからさー)都内在勤者としては、もう少し尻……じゃなくて腰が軽くてもいいかも、って思っちゃうよな。
 Photo  それにしても県庁所在地、中途半端な「地方都市」はキツイなー、と思いました。まあぢぶんも半分山口なんで、よそのことは言えませんけども。そんなわけで、信玄公です(どんなわけだ)。

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2008/02/12

やっとこさ、「カルメン」アップです

 「舞踊館・BALLET」に去年の東バの「カルメン」をアップしました。基本的に最終日の山梨公演がベース……かな。昨年は年間ベスト10をやったりしている余裕がなかったのだけど、この日のカルメンは10の中には絶対入るなぁ。本当は3に……と言おうと思ったけれど、一覧を見てたらちょっと自信がなくなったかも(^^)。というくらい、去年の木村さんは豊作だったのだ(←限定かよ?)。

 ま、おいといて。初めてアロンソ版のカルメンを見たのは民代さんとガリムーリンだったんですけど(もうほとんど覚えてないなー)、話がうまくつかめなくてですね、プリセツカヤのビデオ(「バレエの詩」)を買ったんです。それではまりましてねー。プリセツカヤといえばもう、誰が言ったか忘れましたが「すべての抵抗者のミューズ」ですから。カルメンについてももっぱらそういう読み込みだったんですよ(こちら)。それで、ユカリューシャ公演で初めて東バで見た時には違和感の方が大きかったんですが、東バというカンパニーそのものに慣れたということもあるのか(^^)、今回はすっとなじみました。……これも愛やろか。
 むしろボリショイのガラ用の方が、メルクリエフで見た時も今回のフィーリンも違和感があるんだよなぁ。主に振りで。

 えーと。ホセについてはですね、大嶋さんは切なく。木村さんはただもう悲しく。

 自分でもちょっと納得してない書き方のところも実はあります。こんな言葉でいいんか、と。自分のボキャブラリーも少ないんですが、今回は本当に「しっくりくる」言葉がみつからなかったです。それが時間がかかった理由でもあるんですが。東京・大阪は特に、ドラマよりも踊りそのものの方に心を奪われていたように思います。「インペリアル」をちょっと自分的には引きずっていて、踊りの中にある彼自身の音楽がすっと心に入ってきて。それが漂白剤のように働いて。
 
 山梨では「目からウロコ」状態でした。こんなドラマだったんだー、という「ウロコ落ち」のうえに、体はさらに歌っているという「ウロコ落ち」。正直なところ、東京と大阪の舞台は一瞬で吹っ飛びました(笑)。なんとなく申し訳ない気持ちだけどな。

 そんなわけで、自分的には

 木村ホセ+高岸エスカミリオ+後藤ツニガで、カルメンを井脇さん
 大嶋ホセ+平野ツニガでエスカミリオを中島さんか古川さん、カルメンを西村さん

 という組み合わせで見たいですー。中島さんと古川さんは違う持ち味で面白くなるような気がする。ここに木村エスカミリオをぶち込んでみても面白いと思いますけどねー。エスカミリオならそれくらい強くてもバランス崩れないし(^^)。

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2008/02/11

マラーホフ2日目

 マラーホフの贈り物、2日目。全体に初日よりパワーアップです。個々の演目についての印象はかわらないけれど、ダンサーのノリがよくなっていた。フィーリンの髪形はやっぱり昨日と一緒だった。マラーホフの調子も昨日よりだいぶよかったし、サレンコ組も調子が出てきたみたい。サレンコはゆったり目に音を取るタイプなのかなぁ。エスメラルダやドンキよりも、眠りかなんかの方が似合ったかもしれない。

 今日は2階のかなり後ろ。なんだかんだ言って、席に着くなりロットバルトのアタリをやってみるぢぶんって何なんだ(^^)。岩の上が見えないんじゃないかと心配したけど、9割くらいは見えた。よかった。そして昨日、ごにょごにょと言ったところはそうでもなかったように見えた。舞台からの距離のせいか、自分の目(というか記憶)のせいかどうかはよくわからない。踊りは昨日よりもさらにシャープで、嬉しそうに王子を蹴散らしてたなー(^^)。カテコはやっぱり今日もマスク付き(←いやもちろんあきらめてはいるんだけども)。

 んで、ここの2幕はやっぱり2階から見る方が好きだな。照明と背景に白いチュチュが映えるし、グランアダージョの最後やコーダでも、1階からだとコールドと真ん中がかぶるところも2階からだときれいに見える。ただし、足音は倍増だから痛しかゆしなんだけども。この版の2幕は評判悪いのはわかってるんだけど、足音が半減するだけでも印象がだいぶ違うと思うんだよねぇ……。今日のグランアダージョの最後のコールドは「ひそやか」っていうことばが浮かんでくるくらい気持ち良い緊張感があってよかったんだよ。

 今日は終演後にマラーホフのプレミアムレッスン付き。長瀬くんと佐伯さんにジゼルを指導するというもので、PDDの指導だけなのかと思ったら、それぞれのヴァリ(アルブレヒトの2幕のソロの一部と、ジゼルの1幕のソロの一部)の指導、さらには1幕の出会いのマイムの指導とバラエティに富んでいて、見てる方は面白いけど長瀬くんと佐伯さんは大変だったろうな。特に長瀬くんは「素の状態で衆人の前で笑われる」が前提の役回りなので、いくら舞台に立つのが仕事とはいえ、「人前で指導される緊張」「マラーホフに指導される緊張」とダブルだしな。見ててなんだか「おまえ、いいヤツだなー」なんて思っちゃいましたよ(←お前呼ばわりはないだろうと思うが)。
 日頃から「小さい」「小さい」と言われている東バ男性コールドの中で、長瀬くんは「東バ的に普通サイズ」だと思っていたのですが、それでもマラーホフより微妙に背が高いようだった。

 ざっくりだけど、これから今日やるはずだった版下作業の続きをやらねばならないので(徹夜だー)、このあたりで。また後で詳しく書くかもしれないけど、書けないかも。カルメンのレポは版組まで終っているので、明日余裕があったらアップします。なかったら明後日。中身は推して知るべしです(^^)。

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2008/02/10

当たりが出たのでもう1本

 ロットバルトのキャストが出たので(^^;)、会場につくなりとりあえずリピーターチケットをゲット。かなり少なくなっていて、ぎりぎりセーフというところ。新書館の売り場はベジャールとマラーホフ中心。

 やや業務連絡的に。白鳥の3+4はいつものメンバーでダブルです。ロットバルトは木村さんで固定。インペリアルは、女性ソリストは奈良/田中のダブル。男性は中島+横内で固定。前回の松は中島+大嶋ペアだったんだねぇ……。

 今日は、1にも2にもアレクサンドロワ! だなー(^^)。いやもうすごいです。何度見ても惚れちゃう。オディールも前回見た時より怖くないのに迫力満点。カルメンはもう、これぞカルメン! って感じで(がんばって昼間のうちにレポ書いといてよかったー(^^))。
 最近木村さんの髪形が普通だと思ったら、フィーリンの髪形が変(笑)。なぜホセがふかわりょうに……(←あくまでも髪形だけ)。まさかこれでジークフリートも?! と思ったら、そちらは普通のフィーリンでした。謎だ……orz。

 マラーホフは1、2幕では、やっぱりまだきついのかなと思ったけれど、新作ソロを見たら心配が吹き飛びました。まあ「吹き飛ぶ」はおおげさかもしれないけれど、こちらのくよくよしたような気持ちをすっかり幸せにしてもらっちゃった。作品自体はよくあるコンテで、それほど新味のあるものではないと思うけれど。
 牧神は、ジュドの後だったせいもあるけれど、若いなー。若くて育ちのよい牧神。井脇さんと見つめ合うところがドキドキ。

 ポリーナも昨年に比べると、だいぶオデットが板について来た感じ。自立系オデットであることに変わりはないけど。ソロの「アレス・ワルツ」がとてもチャーミングで、いい顔してた。サレンコとカナダの彼(←名前が覚えられない)はまだエンジンがかかってないのかな。ほかのメンバーがメンバーだけに、ちょっと沈んじゃったな。ツアーでうまく化けるといいんだけど。

 イリーナ&マキシム(←マキシムの名字が覚えられない)のくるみは正統派。男性ヴァリ以外は東バと同じバージョンかな? 好きなペアなんですよねー♪ コンテの方は、始めのうちは「もしや今日の白眉?」というくらいよかったのだけど、最終的にはアイデア倒れだったような気も。

 白鳥コールドの一番隊長は不動の乾さん。ツアーの時にやらなかったせいか、ワルツは「うーむ」な人もちらほら。4羽は足音以外はいうことないんだけど、コーダになるとなぜか一人合わなくなっちゃうんだな。そして不動の西村さんを今日も堪能。3羽は珍しく合ってなかったかな。

 ロットバルトは……しばらく出番がないはずだったせいか、少し……ごにょごにょ……になられたような(T_T)。それでも全然重くないシャープな動きで王子を蹴散らしてました。そしてやっぱりカテコでもマスクはしたまんま(T_T)。まあね、そういう人なんですよね。多分。

 カテコでマラーホフの満面の笑顔を見たら、なんだかとっても幸せな気持ち。明日のチケットも確保しておいてよかったな、としみじみ思った帰り道。木村さんのおかげでもう一度マーシャが見られるよー♪(←なんか違うような気もするが)。

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2008/02/09

ロットバルト、キタッ&クララのペレン

 NBSのサイトにマラーホフAプロのタイムテーブルが出ました。このところの具合を見るに、いわゆる「本日のキャスト」は、当日の「日付変わって今日」になった頃に時間指定でアップしているみたいですね。というわけで、張り込んでたりして(^^)。

 そんなわけで、ロットバルト、来ました! やたっ。マラーホフの体調が万全でないために変更された演目なのだろうから、喜んでいる場合ではないのでしょうけれども、3月末まで見られないと思ってましたので……。まあ「白鳥」はこの間、ちょろっととはやったばかりだし、「パキータ」なら東バの女性若手ソリストも出番があったんだろうし、そらまあ痛しかゆしなんだけれども。ほんでも3日間通しキャストみたいだから、10日も行ってしまうかもなぁ。「当たりが出たらもう1本」。ホームラン・バーかよ。

 ……まあ、実際問題としてロットバルトは長身トリオで回さないとならない実情は変わってないわけで。あとは平野さんくらいが可能性としてはあるのかなぁ。サイズ的にも、タイプ的にも(←結構いけるんじゃないかと)。タイプとしては大嶋さんあたりもよさそうだけれど、あの衣装でやる限りは(みみずくの方)、どうしたって上背がいるからなぁ。サイズ的には野辺くんがいるけれど、踊りがのほほん系だからなぁ(3幕はいいけどね ^^)。

 ロットバルトが出るなら4幕がいいのにー、とつい思うけれど、それじゃ演目変更の意味がないもんな(T_T)。そんで、例によってカテコの時もマスクははずしてくれないんだろうな(T_T)ハズシテ…。

 もうひとつ。マールイことレニングラード国立バレエのサイト によると、今月の「クララ」に「ペレンさんといっしょ♪クリスマス・パーティー」のレポが載るそうです。そんな企画があったんですね。クララ読者対象企画なのかな。
 ……すごいネーミングだけどな。なんかこう、光藍社さんらしいベタな感じ。……後続企画としてはやっぱり、「シヴァコフさんといっしょ♪バレンタイン・パーティ」とか(←好きな名前を入れてね♪企画だな)、「クリギンさんといっしょ♪お花見パーティ」とか、「ルダコさんといっしょ♪焼き肉パーティ」とか……(収拾がつかなくなってきた)。

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