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2008/06/20

「ヒトラーの贋札」アップしました

 映画館「ヒトラーの贋札」をアップしました。かなり遅くなったけど、7月からレンタル開始らしいんで、まあそんなところで(苦笑)。

 正直、ややお手上げな気分。追記については途中で放り投げたに等しいですな。自分の中でまとまらないというよりも、「書きようがない」というのが正しいです。「塀の向こうの卓球」についてはこのブログでも何度か比喩として使いましたが、本当にそういう気持ちなんです。運動についても、運動周辺についても、もっと一般的なありようについても、僕はここ1年以上のスパンで本当にむなしい気持ちにしかなれなくて、その反動でまあこんなことになってるんだけど。

 コーリャのことは当日のブログにも書いているけど、もう少し書きたかったんだな。映画の中で彼の存在は、やはりひとつの「救い」ではあるんだ。なんというか——あっという間に奪われてしまう救いであることはあまりにも明白なんだけど、それでも「守るものがある」ということが人間にとってどれほど救いとなるか、ということの象徴でもあるんだと思うんですよ。ブルガーの「闘い」が「妻の虐殺」というパーソナルな根拠から「妻と共有していた」「民族的正義」へと抽象化していくのに対し、サリーの「闘い」が「チームの安全」と「コーリャを守る」ことに収斂していくのは、見逃しがちではあるけれど、含みの多い構図ではある。

 演芸会から抜け出して、顔色の悪いコーリャの頬に、サリーが自分の指を切ってその血をなすりつけながら「これが本当の『血の気』だ」っていうシーンも結構好きなんですけどねぇ(結核だとばれると銃殺されてしまうので、そのカモフラージュのためです。念のため)。

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