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2008/10/28

木村節、健在!

2  グリムスの新芽とハロウィンの昼バージョンです。接続も復帰しました。壁のモジェラージャックからルータにつなぐケーブルの接触が悪かったようです。やれやれ。んなわけで、以下は昨日アップするはずだったものですだ。

 そんなこんなで、ぢぶん的には日曜日にしては早起きして、岩波ホールで木村威夫長編映画監督デビュー作品(くどい)「夢のまにまに」を見に行ってきました。初回は八割くらいの入りかな。真ん中が割りに埋まっていて、左右のブロックが空き加減、ってところ。客層は岩波的な感じ(^^)+木村ファンまたは井上芳雄ファンらしき若い人。

 なんと表現していいか、よくわかりません。とにかく見てくれえー(T_T)な気持ち。1時間46分の上映時間のうち、少なくとも1時間は泣いてた気がする。号泣するようなもんじゃないんですよ。ただ涙が出てきて止まらなくなっちゃう。それはセリフの巧みさやシチュエーションによる「感動」じゃなくて、おそらくは普通にいわれているところの「感動」ですらなくて、映画そのものの美しさ、だと思うんです。映像や音声やその向こう側にあるものや、そんなこんな全部ひっくるめた総体としての「映画」の美しさ、その中に流れる哀しさ。

 映画の中に「人間の感情で悲しみ程、美しいものはなかっぞ」(←熊本弁か?)という言葉が出てきますが、悲しみと美しさというのはリンクしてるのかもなあ、とそんなことを思います。バレエでもダンスでも、テーマ自体は悲しくないのに、美しいから悲しくなることってあるんですが(←ぢぶん的には、くどいようだが「インペリアル」の二楽章@例の二人がそれだ)、それに近い感じ。心をわしづかみにされて持っていかれちゃうような。木村監督なんで、その「美しさ」が普遍的であるとは言い難いかも。キッチュな世界であることに変わりはないし。だけど、心の奥を直に揺さぶられるような、そういう映画でした。

 キャストはもう、全てがよいです。誰が美しいとか、よかったとか、そういうレベルじゃないなー。うー。中でも宮沢りえはイイ! といいたいところだけど、じゃあ井上芳雄はそれより落ちるのかといったら全然そんなことはなくて、有馬稲子だって……ってなっちゃうんだな。

 木室を演じる長門裕之を見ながら、こういう人を誰か知っていると思いつつ、結局思い出せず仕舞。こんな風に微笑う、こんな具合にやさしい老人。ベジャールかな、ってふっと思ったけれど、自信はない。多分もっと近しい人。誰だろ。

 この項、できれば続く。

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