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2008/11/11

くるみの続き

 あー、終わった、終わった。今月も終わった。昼まで寝て(昨日頭が熾ってて寝つけなかったのさー)、5時過ぎに版下を送って、一寝入りしてから(これがいかん)会議に行って、11時に帰ってきて、I誌の原稿を書き上げて送りましたとさ。一応ね、本当に会社に行きたくないくらい頭痛もひどかったんですよ。

 さて昨日の続き。

 ベジャール版のくるみの泣き所はいろいろですが、ぢぶんが「くる」ところは2幕のイントロダクションです。古典だとクララと王子がおとぎの国へいく場面だったりして「中継ぎ」的なイメージなんですが、この場面の音楽の美しさもじつはベジャールに教えられた感があります。1幕でのビムと母の関係が、たくさんのビムと母たちによって普遍化されていく場面。ぢぶんは基本的に「母もの」ってダメダメなんですけど、この場面のいとおしさは格別。そして「ボーイスカウト」での聖母像に向かっていく少年たち。東バの男の子たちに愛情を持ってしまうのは、この二つの場面のためだといっても過言じゃないなぁ。

 今回の2日めは、雪の中をはしゃぎまわる黒の制服の子どもたちにもちょっとじーんと来たりして(初日は井脇ー西村に眼がいっちゃうのさー)。フランスということもあって、思い出したのは「恐るべき子どもたち」の冒頭です。ちょっとテイスト違いすぎ、なんだけど。
 それで唐突ながら「パリ」なんですが、あのマリンな男性衣装で思い出すのは「M」の「マドロス」なんですよね。「マドロス」はぢぶんのイメージでは「午後の曳航」の「船員」につながっていて、「午後の曳航」は「恐るべき子どもたち」につながっているんです。そんな風にぐるりと回ってみるのは、ベジャールの意図とはなんにも関係はないんですが。
 ……してみると、前回の「パリ」で「山下公園」を思い出しちゃったぢぶんはそれほど間違っては…………間違ってるだろ、どう考えても。

 「午後の曳航」、映画は見てないけど、音楽はすごくきれいだったなぁ(←関光夫のファン)。

 で、ここから先は例によってファンモード(苦笑)。だからといって畳む意味があるのか。


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 GPDDでは「身体、うすいなー」と思うのに、パリになると「大きいなー」と思うのは、もう一人のキャストが平野さんだからなのかな。

 井脇さんと並んで前屈の姿勢から、身体を立ち上げがてら、すっと指の甲で井脇さんの頬をなぜる最初の場面からもうゾクゾクです(^^)。ぢぶんは、肩越しに相手を見るときの、ちょっと見開いた横目の感じが好きなんですが(「流し目」ではないんですよ)、「パリ」はほどよい笑顔と一緒にそれがぽんぽん出てくるんで、やられっぱなしなんですよー。

 前回の初役の時は「女の子をひっかける」感があったんですが、今回はもう少し大人のやりとりというか。井脇さんとのコンビネーションが完璧というのもあって「エスパーダとメルセデス」に近かったような気がします。お互いの信頼関係が踊りにストレートに出るんですよね、この二人だと。ベタ甘じゃなくて、もう少しクールで、でも揺らぎのない関係。スリリングではないかもしれないけど、見ていてとても気持ちいいんです。

 初めの方で、くっと頭を後ろに振った瞬間に帽子がはずれて、ゴムひもで後ろにぶらさがっちゃったんだけど(←小学生かよ! ^^)、手を後ろに回してかぶり直すのかと思ったら、そのまま「あー、面倒っ」とばかりに投げ捨ててしまったのも、無造作なのがかっちょよくって(♪)。その後、花ワルでかぶり直してくるかと思ったら、ずっと帽子なしで通してました。今回はその方がかっこいいからOKだすっ(^^)。GJだすっ。

 GPDDやドンキでは超絶技巧ガンガンで来るので(特に最近「おかず」を増やしているような……。今回もザンレールにコンビネーション付けてたりとかしてたような……←しかもスピードありすぎでよくわかんなかったし)、ついついそっちに気を取られてしまうんですが、「パリ」はその点、ゆっくり見られるんですよね。こちらも余裕があるというか(笑)。落ち着いた大人の男性の魅力を満喫させてもらいましたです。幸せー♪

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