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2008/11/29

オネーギン初日

 そんなわけで、「オネーギン」についてさくっとだけ。

 前回シュツットガルトが来た時には「ロミオとジュリエット」を1度見ただけだったので(←それくらいのペースだったよねぇ)、「オネーギン」を通しで見るのは初めて。鏡のPDDと最後のPDDはガラで何度か見ましたけれども。その時からなんとはなしに、自分にはちょっと理解しがたいかも? と思ってはいたのですが、えー、やっぱり全体のベクトルは明後日でした。なのであまり「カンドー」はしなかったんですが、とても素敵な舞台でありましたよー♪

 イリのオネーギンは、いかにも高等遊民然としていて、ぢぶんはまったく好きになれない人物なのですが、踊りはすばらしかったです。脚の動きがとってもシャープだー♪

 アマトリアンのタチヤナは、最初は今一つかな、と思ったのですが、どんどんいい感じになってきました。ソロよりもPDDの方が光るタイプかも。オネーギンに腰をホールドされてくるくる回る時の、水平だったりVだったりする脚がとても魅力的。リフトがとにかくきれいですねー。3幕の舞踏会でのダンナとのPDDがとってもキラキラだったな。あれならオネーギンいちころ(^^)。

 でもやっぱりフォーゲルのレンスキー♪ 愛されっ子だよなぁ(^^)。踊りは多少「ほにょ?」もなくはなかったけど、こんな風に幸せいっぱいに踊る男性は珍しいかもなぁ。それが、オリガとオネーギンの軽はずみから、どんどん壊れていく。激情にかられて決闘を申し込むというよりも自分の中の何かが壊れていく舞踏会、壊れてしまった以上生きることができないという決闘前のソロがとてもよかったです。舞踏会でじいちゃんにぶんぶん握手されて「ねえこれ、どーするの? どーすればいいの?」ってのがおかしかったよー(^^)。

 舞台美術もとても素敵です。ドイツの絵本ってこんな感じかも。

 というわけで、話自体には納得感がないんですが(^^)それはたとえばイリの踊りや解釈がよくないということではなく、単にオネーギン的な人間にぢぶんの興味がないということではないかと。バランキーとアイシュヴァルトでもう一度観るので、またちがった感想になるかもです。

 あ、そうそう、今日の花束は、舞踏会の召使いの格好だった人(東バの人?)が持ってきていました。眠りの時も例のデカイ初日花かごを持ってきたのは、侍従の人(東バ協力の部分か)でしたが、いかにも会社員のようなスーツの人よりも面白いので(作品の続きみたいで ^^)、この路線で行っていただければなあと思いました。
 マールイの地方公演などでは、いかにもバレエやってますみたいなお子さまが持ってくる時もあって、それはそれで微笑ましいですけども。あと「お、おばあちゃん、次に来るまでお達者でいてくださいねぇ」(←のど自慢における氷川きよしのような)な時もあったな……。

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コメント

こんばんは! お久しぶりです。
もうそちらはボリショイ・ウィークですね。

今さらですが、「オネーギン」の音楽について書かれていたので、12月1日のエントリーにTBさせていただきました。
で、コメントはこちらに出てきました(^_^;)
愛されっ子のフォーゲル、大阪でもほんとに幸せいっぱいに踊るレンスキーでした。「炉ばたで」と「舟歌」が、彼の踊りのせいか温かい叙情に満ちて聞こえるんですよ。まいりました。
パドドゥを踊るアマトリアン、きれいでしたね。

投稿: sweetbrier | 2008/12/06 22:13

sweetbrier さん、お久しぶりですー♪ 
トラックバック、ありがとうございました。
とてもわかりやすい曲目一覧で、
「使われてたけどどこだっけ」という謎が一気に解明です(^^)。

フォーゲル、大阪でも幸せでしたか。
彼の踊りは周囲をあたたかく、穏やかな空気で包んでくれますよね
(実は密かに「遠赤外線王子」と呼んでたりして ^^;)。
アマトリアン、きれいでしたねー♪ 
空中でのポーズや動きが素敵でした。
リフトされ上手とでもいうのでしょうか。


投稿: 綾瀬川 | 2008/12/07 02:52

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