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2008/11/10

ああああ、な最終日

 身体の中にずっと「パリィ!」のアコーディオンが流れていて、とても幸せ。金曜は「くるみ」を聴きながら帰ったし、電車の中では大概iPodだけど、今日は身体の中の音楽を消したくない、そんな幸せな帰り道。

 (……さっき、ゴスペラーズの「白鳥」が一気に流してくれたけどな(T_T))。

 あああ。いろいろあった最終日。だけどとにかく「パリィ!」で完全にノックアウトされてしまったぢぶんはやっぱり幸せ者ー♪

 小笠原くんの負傷は「クラスレッスン」の始めの方、フェリックスのソロの途中で着地し損なって手を付いていたので、多分その時ではないかと。その後もどうも調子がおかしかったので、失敗を引きずってるのは彼らしくないなと思ってしまったのですが、途中で普通に歩くところで歩き方が妙だったので、その後は「十二時の鐘」で松下くんが出てくるまで、気が気ではなかったです。本当に早い段階での降板になってしまったので無念だろうな……。というか、ぢぶんもすごく無念です。後藤さんともども、カブキではまた元気な姿を見せてくれるよう、願っています(でも無理はしないで……)。小笠原くんは強いから大丈夫! と信じてます。
 冒頭の場面では、いぢめっ子の小笠原フェリックスと、ちょっと頼りない氷室ビムとのコンビネーションがとても合っていたので、ぜひまたこの組み合わせで見たいな……。

 後藤さんの部分降板の告知は往きの電車の中で。NBSの「本日のキャスト」がなかなか上がってこないと思ってドキドキしたのですが、そういうことか、と。それにしても後藤さんはケガが多いですね。大きなケガがないのがせめての幸いなのか、以前ケガしたところがあってそれがよくないのかはわからないですが……。

 そんなわけで、氷室ックのビムはいたいけな雰囲気が高木さんの母ともいいコンビネーションで、中島さんのMともども、「母を亡くした幼い息子と厳しい父との葛藤」の1幕と、「戻ってきた母と、それとともに優しさと明るさを取り戻した父」の2幕とのコントラストがとてもわかりやすく、ある意味現代的な感じに。

 スペインは、松下くんがフェリックスに入ったために抜けて、闘牛士が二人に。高橋さんと宮本くん、それに女性3人がその穴を埋めるに十分な気合いで、こういう場面を見ると「東バっていいなー」と思います(いや、どこのカンパニーでもこういう場面ではそうなんでしょうけども)。

 タキシード隊では、やっぱりおすまし長瀬くんに眼が(^^)。前回の葦笛での宮本くんもよかったので、また彼でも見たいです。今回は2日とも闘牛士だったからな。
 アラブは西村さん。最初の発表では奈良さんが入るはずだったけれど、初日に配られたキャスト表で西村さんのシングルになっていたので、割と早い段階での交代だったのかな? 
 あ、2幕のイントロダクションを見ていたら、乾さんの「母」もいいんじゃないかと思いました。見てみたいなー。

 GPDDは、松下くんが大活躍。アダージョの後で王子と姫が一緒に退場し、タキシード隊がそれを追いかけて捌けた後で、誰に連れられてだったかな? フェリックスが出てきてヴァリエーション。とてもいいヴァリでしたよー♪ それから水香ちゃんとタキシード隊が出てヴァリ、一緒に捌けて、フェリックスがひょこん、と顔を出してコーダ、最後に後藤さんと入れ替わってリフトでフィニッシュ。最後はリフトでなくポーズに変えてくるかと思ったのでちょっと汗。ユニタードの場面やアダージョ、フィナーレは後藤さんが踊っていたので、それほど悪くはないのかもしれませんが、大丈夫なのかな。

 まあアダージョは正直「ううううう」ではあったのですが、後藤さんは痛みに耐えて良く頑張ったというべきなんだろうし、水香ちゃんには気の毒な状況だったので、そんなわけで。

 カテコの初めにモニタが降りてきて、ベジャールが映し出されました。なんかもううるうるきちゃったんだけど、客席からもベジャールに「ありがとう」を送れたような気がして嬉しかったです。あれから1年近く経って、それでもまだベジャールは舞台にいるんだ、ベジャールを踊る人たちと一緒にいるんだと、素直に思うことができました。「ありがとう」が「さよなら」じゃないことが嬉しい。

 そんなこんなで、毎月の仕事が全然終わってません。ごめん、編集長。
 「パリィ」についてはまた。でも、ちょっとだけファンモード全開で。


********

 日付変わって10日です。

 最近の木村さんの踊りを見ていると、不思議な気持ちになります。年齢を感じさせないようでもあり、年齢相応のようでもあり。技術のピークと表現のピークが合わないところがバレエの厳しいところだとは一般的に言われるところですが、今の彼には両方があるような気がする。身体的なピークと言われる20代の頃の踊りは映像でしか見たことがないので、なんともいえないのですが、少なくともぢぶんが見始めてからでいうと、そういう感じ。

 いつまでも踊ってくれるわけではないというのはわかっているけれども、一日でも長く、一本でも多く、見続けていたい。東バで踊る木村さんを見続けたい。舞台を見るたびにそう思います。まだまだいけるんだもの(^^)。そこで「もはやこれまで」になるまで見ていたいだよ!

 そんな風に思えることは、やっぱり幸せなことなんだと思うんですね。少なくともぢぶんにとっては。だからたくさんの「ありがとう」を。「サンキュー」ということで(←おいおいおいおいおい)。

 

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コメント

私もゴスペラーズの白鳥の湖、聞いてしまいましたよ…。
その前にN響アワーで小ロシア聞いて、ご機嫌だったのに…。

木村さんのパリは幸せでしたね♪ハプニングのことは置いておいて。
帽子の下の髪型もかっこよかったですし。

GPDDでフェリックスを連れて来たのは、平野天使でした。
タキシード隊の男性ヴァリに「ふん!」とするところがなくなっちゃって残念でしたが。
それにしても、松下さんはお疲れ様でした。気になっているのは、フェリックスの変更がなかったら松下さんはなんの衣装で踊るんだったんでしょう?気になる。

11月10日、木村さんの3〇回目のお誕生日です。

投稿: ya-ya88 | 2008/11/10 01:51

どうもです~。
2日間、楽しかったです。小笠原さんの降板は無念としか言いようがないです、本当…。最後まで見てみたかったですね。小笠原さんのフェリックスも見たいし、吉岡さんたちがまだ踊ってくれるうちに再演してほしいです。高橋さんは、「これが最後かな」というようなことをバックパッカーズのほうで言っていたけど、ファンとしてはそれは勘弁してくれよ~という心境です。
木村さんの技術のピークと表現のピークのお話、深く同感です~。絶好調ですね、ここんとこ。なのに(だからこそ?)不安になってしまうんですよね、、。来年以降のラインナップも発表されたことだし、何を踊ってくれるのかワクワクと妄想したいと思います。
あ、乾さんの「母」、私もいいと思います~。

投稿: uno | 2008/11/10 02:10

yaya-88さんも見てましたか、ゴスペラーズのアレ。
なんであの番組、トイレネタだとああも盛り上がるんだか(^^;)。

フェリックスの先導、そういえば天使でしたね!
母じゃないし、誰だっけかなーと。
見た時にしゃれてるなあと思ったのに思い出せませんでしたよ。

パリ、今回はばっちりでしたねー♪
超絶技巧じゃない分、ゆっくり堪能させてもらった気分です。
髪型もあれなら全然大丈夫。帽子なしの方がかっこよかったくらい。前を少しおろしめにしてもらって。
……師直、ちょっと不安ですけど。


>木村さんの3〇回目のお誕生日
そうそう、それで「サン………」(←そこがオチだったのかよ!)

まだまだ現役バリバリでお願いしたいものです。マジに。

投稿: 綾瀬川 | 2008/11/10 18:19

unoさん、お疲れさまでしたー。とっても楽しくて切ない2日間でしたね。
「ケガで降板」って掲示で見るよりも、眼の前でされてしまうとショックが違う気がします。来年はワイノーネン版ですが、できるだけ早く小笠原フェリックスに会いたいですよね。
中堅・新人も見たいけど、ベテランだってまだまだいくらでも見たくて、きりがなくなってしまいます。

高橋さんは最近は振り付けや演出の方に比重を起きたいのかな、と思うこともあるのですが、かなり自由に活動なさっているようなので、それがまた東バにフィードバックするといいなあと思います。舞台の上の高橋さん、本当にすてきですもんね。吉岡母と高橋ビムの組み合わせはピッタリでしたよ。

木村さんの来年はどんななんでしょうねー。
新作もあるし、フェスでボレロをやるなら今さらでもやっぱりリズムは彼がいないと!って思うし、妄想はつきないですよね。
まだ30代なんだし、踊りは絶好調だし(^^)、まだまだですよねっ♪

投稿: 綾瀬川 | 2008/11/10 18:42

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