オネーギンというよりタチヤーナ
放置しっぱなしの「読書館」の工事を始めたら、止まらなくなってしまった。しかもその割りに変わってない(T_T)。いくつかテンプレを変えてみたりしたけれど、結局戻しちゃったし。フリーウェイの起動が余りに重くなったので、バレエ以外の「◎◎館」はインデックスに使用し、記事を順次旧読書館(現「格納館」に移していくつもりです。
さて、オネーギンの最終日、行ってきましたー♪ ああよかった。今日は話に乗れた(^^)。主役が代わると全然違う話になるなー。1度見て、話の流れがわかっていることも大きいかも知れない。
バランキエヴィッチのオネーギンは、初日のイェリネクに比べたら十分普通の人というか(^^)。1幕は「高校教師と女学校の級長さん」みたいなだったなぁ。鏡のPDDがすごくよかった。
何といっても今日はアイシュヴァルト! やっぱり彼女はすごいわー。見た目の好みもあるとしても、きらきらでちょっと甘い雰囲気。優等生だけどガリ勉じゃないというところ。今日は3階席だったんだけど、アイシュヴァルトは最後に笑ったんです。少なくともそう見えたんだけどな……。オペグラ越しだったけど。その瞬間に「オネーギン」が「タチヤーナ」になった。従来通りに考えれば、「オネーギン」というのは「オネーギンという腰の定まらない男の破滅物語」なんだろうけど、今日の舞台は「タチヤーナという夢見がちな少女が成熟して貴婦人となる成長物語」に思えた。確かに鏡のPDDはタチヤーナの夢なのだし、視点はタチヤーナなのかもしれないな。
レンスキーも割と普通の人だった(^^)。単純にプライドが傷つけられて決闘を申し込んじゃったけどどうしよう、って感じで。フォーゲルは最初からオネーギンを撃つ気はなかったんじゃないかっていう気がしたんだけど、ザイツェフはそういうわけでもなかったような。
ぢぶんは、世の中の絶望を全部一人で背負ったような男が破滅するのも「まあそりゃそうだろうなー」と思ってしまうし、自分を手ひどく振った男が哀れっぽく愛を乞うような真似をしたら「私の大切な思い出を台なしにしたわねーーっっ!!」といってボコボコにしてしまうと思うので(←これがあらゆる「敗因」なんだろうなー)、初日の結末はまったく乗れなかったんですが、プーシキンの主題(読んだことないけど)としては、初日の方が正しいのかもしれないな、とは思いました。まあ、あれだけぢぶんをイラつかせたイリの、オネーギン成り切り度は流石だということも確かです(踊りに文句のつけどころはなかったしー♪)。逆に、今日の主役でフォーゲルのレンスキーだと、「そこまで思い詰めることないんじゃ?」と思ったかもしらんし。
で、今日のお土産(笑)。
解説によると、チャイコフスキーの「四季」の中の音楽が多用されているとのことなので(オーケストレーションされて、ですが)、とりあえず買ってみました。こういう時に頼りになるのがEMIクラシックスだなぁ(笑)。安い上にハズレが少ないような気がする。前から欲しいと思っていた「6つの小品」とのカップリングなのでお得な気分。iPodに取り込んだので、明日聞くのが楽しみです。
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