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2009/01/01

年頭

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〈生きることはよい〉。これがモラルの最低限の原則であり最高の原則である。モラルはこれだけで十分に足りる。そして必要ならば、ここから直ちに〈殺すことはない〉が出てくる。これら二つのことを、ここでは戒律と呼んでおく。この戒律を、〈神すなわち自然〉が定める〈掟〉と解してもよい。(小泉義之「弔いの哲学」)

 今日が新年初日である国ばかりではない。そのことを念頭に置きつつも、「年の初め」に何かものを言うとするならば、やはり原点に還らねばなるまい。

 生きることはよい。

 青空に向かって手を延べる。ただそれだけのことができない状況にあったとしても、おそらく人は空を仰ぐ。見えようと、見えまいと。それはもう本能ではないかと思えるほどに。

 希望が見えないのであればそのゆえに、何度でも、高らかにうたおう。

 生きることはよい。

 殺すことはない。

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