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2009/04/27

月のバッハ

 そんなこんなで、NYCBの「座席選択先行」というのを取る。なんせオーチャードです。座席選択以外でどうしろと。今回はBプロのみ、A席。席ランクがS/A/BしかないとこでのAならこんなもんだろう、というところ。Sで脚切れになるよりよっぽどいいて。いやーしかし、持ち分が少ないなぁ。もちろん一般発売用に取ってある席もあるんだろうし、プロモータが増えた分、1ヶ所の持ち分が少ないんだろうけどなぁ。そんでこの手数料はやっぱり解せんよなぁ。そんでも極度の電話嫌いなんで、ネット座席選択は楽なんですけどね(つながれば)。

 NYCBならゆっくり取っても平気かな、と思わないでもなかったんだけど、ネットの下馬評とチケットの売れ行きとぢぶんの満足度って、必ずしも(というよりはあんまし)一致しないからなぁ(苦笑)。

 さて、今日は1日家でダラダラ。ああ、幸せだ(^^)。午後遅めから買い物です。先週の45年プロの後に「今回はこれ!」と思ったぢぶんみやげがいくつかあり、でもいいのがなかったり時間がなかったりして買えなかったので、そんなものを見たり。

 で、今日買ったもののひとつはこれ。
 有田正弘の「バッハ フルート・ソナタ全集」です。もちろんアレだ。「月」の音楽。使用されたのはOPの「夜空」に1034番の3(アンダンテ)、「赤い月」に1013番の3(サラバンド)、中盤の「水面に映る夜空」に1031番の2(シシリアーナ)。プログラムに使用曲が載ってるのは助かりますね。「バッハ」とかだけ書かれてても見当つかんよ(笑)。

 まだこの3曲しか聴いてないんですが、iPodには全曲(2枚組)入れたので、おいおいと。なんつうか、α波出まくりです。これを踊るのは大変だろうなぁ。サラバンドは曲だけ聴いても少し哀しくて、少し不安げ……というか不気味で(笑)、透明で、「夜」の曲です。このCDは古楽器で録音されているので、無伴奏のこの曲はきらびやかさはないですが、素朴で、より自然味に満たされている気がします。たとえば(多少の先入観はあるにせよ)、夜の林の中、木立の上に見え隠れする月の光を感じながら一人で歩くような、そんなイメージです。演目通りにサラバンドだけで切ってもいいんですが、その後の短い1013番の4曲め(読めません ^^;)を続けて聴くと、その林の薄暗がりの中で、ラコットステップで飛び跳ねてるおっさん……である必要はなく、ブルノンヴィルステップな青年でもいいんですけども(要するにやたらと忙しいステップなんですよ)、そんなような光景も妄想できたりします。……どうしてそこで素直に妖精さんとか思い浮かべないかな、ぢぶん。むしろフォーンでもサタイアでもいいんですが、フォーンっていえば「ネオ・ファンタジア」の「牧神のジジイ」が……いやだからなんで話がそこに。ケンタウロスだと全然軽々としてなくてやかましそうだしな。「地固め」っていうか。いや、だからなんでそこにケンタウロス。

 ほかのチェンバロを入れた曲も、1034のアンダンテはチェンバロの「きらびやかさ」がむしろ星々のようで、フルートの主旋律が「月の出」になるというのがわかりやすい。なんというか、五島プラネタリウムの最初のところっていうか(笑)。懐かしいっすね、五島……(ノ_-。)。シシリアーナはやや宮廷的な通俗っぽいイメージですが。

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