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2009/06/30

白鳥の結末

 というわけで、メンテのために30日の朝8時〜12時の間、コメント・トラックバック・携帯からの閲覧ができなくなりますのでよろしくお願いします。お願いしますったって、閲覧ができなきゃよろしくもなにもないな。

 ゴルスキー版の……というよりも赤尾さんの文章について、だろうか。もう少しだけ。

 評判の悪かったという20年のダンチェンコとの共同新版ですが、これは通算で5回しか上演されなかったそうです。そこまで評判悪いんなら観てみたいよーー(^^)、というぢぶんの悪癖がちょっと頭をもたげたりするんですけどね(笑)。あまのじゃくというよりはキワモノ好きというか。

 しかしこれは「史上初のハッピーエンド」です。白鳥といえば悲劇、その頃の結末が「どのような悲劇」だったかはわかりませんが、『バレエ101物語』によると、最初のプティパ=イワノフ版の台本では、二人の心中によって悪魔(と悪魔の城である廃虚)が滅び、二人が黄金の船に乗って昇天するアポテオーズがあったらしい。
 多分、20年版というのは、当時の観客にとっては「ジュリエットが墓で嘆いてたらロミオが息を吹き返した」とか、それくらいのインパクトがあったんじゃないかと思うんです。

 ……いや実際、そういうロミジュリもあったらしいんですけども。あとですね、うちにあった「フランダースのいぬ」のマンガは、アロアとコゼツだんながネロとパトラッシュを発見したときにはまだかすかに息があってですね(笑)、ネロはコゼツだんなの養子になってアムステルダムだかの絵の学校に入るんですけどね。ええまあ、余談ですけども。

 で、それくらいのインパクトであったろうと。「なに考えとるんじゃ、うりゃーーっ!!」てな具合で。

 それにしてもどういうハッピーエンドだったんでしょうね? 王子と悪魔の闘いが導入されたのが37年版からだとすると……(ちょっと妄想してみる)。……どういう……。悪魔の自損? 「嵐の場面」としかないのでよくわからないんです(ロットバルト、飛ばされちゃったのかー?)。
 「101」の方によると、23年にメッセレルが現在の「男女が協力して悪と対決する」という「社会主義的リアリズム」のハッピーエンドを導入したようだけど、これは37年改訂版と同じ結末ということなのだろか。その37年改訂版は、こちらは好評とか、レニングラードでは不評だったとか。

 で、ですね。「101」の方を書いている上村くにこさんもそうですが、37年版式(セルゲイエフ版もそうですが)の、オデットと王子が悪魔と闘って打ち破る型を「社会主義」「革命思想」という風にするっと書いちゃうんですね。それはそれでもちろん正しいだろうとは思うんですが、ぢぶんは赤尾さんの指摘が新鮮だったんですよ。つまり

「当時の欧州は二度目の世界大戦の不安が燻る一方で、ソ連国内では粛正の嵐が吹き荒れていた。そうした殺伐とした時代だったからこそ、現世でオデットと王子が結ばれる明るい結末が求められたのだろう」

 ということなんです。もちろん当時のバレエの観客といえば、それなりの富裕層と官僚層だったとしても(だからこそ、かな)、やはり劇場という非日常の空間の中で、日常を忘れたい気持ちはあるだろう。そうしたときに、「二人の恋人が絶望的な状況から戦って勝利を勝ち取る」というラストは、わかりやすい「勧善懲悪」であり「革命的」である以上に、人々に愛されたかもしれないよなあ、と。ある意味では「社会主義的リアリズム」といういい方は、観客を無視したいい方かもしれないな、と思って、ちょっと眼からウロコであったのですよ。

 ちなみにぢぶんは「やるなら徹底して」というタイプでもあるので、東バの現行版(64年版)は好きなんですよね(笑)。王子が「も、もうダメだぁーー」になったところで、何の役にも立たないコールドの白鳥がわらわらわらわらっ! と助太刀に出てきてあっという間にやられちゃうとか、それを見た王子がいきなり発奮するとか(笑)、最後に勝つのは団結の力だったり。「ソビエト的だなー」と思うと同時に、「仁侠的だよなー」という気もして、……ええまあ、求めるベクトルが間違ってる気はしないでもないんですが。
 ……セルゲイエフ版の「最終兵器オデットバズーカ」はあんまし好きじゃないんだよ……コソッ。

 ボヤルチコフ版の方に戻ると、これはアポテオーズのないプティパ型。二人の心中によって悪魔が滅びる方。ぢぶんはこの版の「二人が悪魔を滅ぼそうと思っていない」ところが好きなんですよ。引き裂かれても引き裂かれても、なお寄り添おうとするその純粋な想いだけが期せずして悪を滅ぼすってヤツ。それだけに主役の二人がよほど想いを寄せ合わないと、何が何だかわかんなくなっちゃう難しい版でもあると思うんです。そのかわり、それが見えたときには本当に美しい。アポテオーズがないところも好き。

 ……で、アポテオーズですね。「船に乗って昇天」的な。あれは悲劇なんだろうか、ハッピーエンドなんだろうか。ぢぶんはあれは「ハッピー」な気がしてるんですよ。死んじゃってるから悲劇、といういい方はもちろんあるけど。それ以前に「船」が気恥ずかしすぎて、どうにも居心地の悪い事が多くてなー。ボーン版のように、ただ二人が天上で寄り添うようなイメージのは好きなんですけども。

 今回も便利なネタ本。とりあげる演目の選定基準がいまひとつわからなかったりもするが。「白鳥の湖」の項は上村くにこさんの執筆。


 

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2009/06/29

フェス特別上映会

1 グリムス7代目プレミアム12齢。プレミアムって結局、名札が立派になったのと、成長が早くなったってことなのか?

 今日はバレエフェスの特別上映会の夕方からの回に行ってきました。プログラムに書いてある「1時間20分」というのは短いように思ったけれど、実際に見て見たら、多分これが限度。これ以上長いと寝るな、きっと。

 ぢぶんはバレエ鑑賞歴は8年めになるのかな? それでも最初のうちは年に3〜4回しか行かなかったし(大汗)、フェスは前回からしか観ていないので、いろいろと面白かったですー。

 個々の演目はおいとくとして、こうして名だたるダンサーたちのフィルムをぐわーっと見ると、「PDDは二人で踊るもの」というのをひしひしと感じます。特に男性ダンサーはそうですね。若いソリストが突っ走っちゃうのは、それはそれで楽しくはありますが、やっぱり「ビッグ」になる人というのは比較的若いうちからパートナーに対する包容力というか、「二人で何かを創る」という力を持っているのかな、と思いました。そして多分、それが「ソリスト」と「プリンシパル」の違いなんじゃないのかな、と。格の違いもあるけれど、それ以上に「ソリスト」ってソロが踊れればなれるけど、プリンシパルはPDDが踊れてナンボだなー、というか。技術的に、ではない部分で「踊れる」ということ。それが今日思ったいちばんのことかな。

 ぢぶんも見ながら思わず拍手しそうになったところもたくさんあるけれど、パトリック・デュポンの場面(バジルと「白鳥」の道化)では、客席から思わず盛大な拍手が湧きましたよー♪ こういうの、いいなぁ。

 上映会の後で、ダンナ(仕事帰り)と新宿のニュートップスで待ち合わせ。紀伊国屋の裏にある40年続いた老舗で、二人で新宿でお茶というとここを使うことが多かったのですが、なんと今日で閉店ですと! (昨日閉店だったら路頭に迷うところだったよ……)
 今どきコーヒーを600円で飲もう、という人はいないのかもしれないけどなぁ。ダンナは学生時代に新宿の飲食店(カツ屋とか中華とか)でバイトしていたこともあって、その頃からずーっとこの店を使っていたのだそうですよ。ショックだなぁ。会計の時に、レジの女の子にその話をしたらしく、「ええーっ、そうなんですかーー!」と大声を挙げられていました(^^)。絶対、その子が生まれる前からの常連さんですよ、ええもう絶対(笑)。

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2009/06/28

♪どぉしてぼくはぁ

 さすがにこの値はマズイだろう(体重の方)というわけで、6〜7年ぶりに区民センターのエアロビ教室(夜の部)に行ってきました。
 ……帰り道で膝わらってやんの。入門コースが平日の昼間になってしまったので、初級コースに行ったのだけど、いやまあ(笑)。基本ステップは身体が覚えていて「なかなかやるじゃん」と思ったものの、やったことのないちょっと複雑なステップになると、もうわからん(T_T)。しかも体力(持久力)の方がさっぱり追いつかんよ。半分くらいでリタイアしたい気持ちー。

 てなわけで、夜中近くまでぐったりしておりました。

 ま、そんなこんなしている間に、フェス関連の祭典枠チケットが届きまして。「ドンキ」がいい席だったなー。いや、いい席でモンクいっちゃいけないんですが、なんか微妙な気持ちだ。つか、「眠りの席とチェンジしてくれーーっっ!!」って思わず叫びそうになっちまったよ(苦笑)。去年の「ドンキ」も追加枠で取った日が唯一の木村さんのエスパーダの日で、えらく遠くからオペグラ貼り付きだったんだよな。んで、祭典枠で取った良席の日に「♪どーーしてぼくはーーぁ こーこにいるのだろーーぉ♪」と歌いながら見たのであった。そんなもんだな。
 ……素直にシムキンを堪能しろよ。

 そんな東バの(ちがうって)「くるみ割り人形」岩国公演。こちら
 ゲストがいるのか、交渉中なのか、純東バキャストでくるのかわかりませんが(それどころか料金も開演時間もわかりませんよ)、ワークショップと公開レッスン付きという、最近のパターンです。ワークショップは高橋組かな? 
 岩国といえばぢぶんのテリトリーのような気がする場所なので(ほら山口県内だしー)、行くとすればあそことここと……と、あっという間に旅程もできたりするんですが(笑)、こちらは9月発売なので、それまでにどんな具合なのかがわかれば幸いに存じます。どういう日本語だ。

 昨日のゴルスキー版の変遷年表に、参考的にいくつかの版を足しました。またあとでちょっと書くかもしれません。つか、書きたいんですけど、時間が。

 タイトルは布施明の「落葉が雪に」。大昔にウィスキーのCMで流していたと思うのですが。そしていつの時代も、子どもは下校途中にリコーダーを吹くんだな(笑)。なぜなんでしょうね?(←ぢぶんもやってた)

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2009/06/27

ゴルスキー版の変遷

 毎度お世話になってます、マールイ友のMさんが「M's daily life」で、「マールイがゴルスキー版の白鳥を?」という記事をご紹介くださいまして。ちょっと気になったのでいろいろと眺めていましたら、この3月の「白鳥」のプログラムに赤尾雄人さんの「演劇性豊かなゴルスキー版『白鳥の湖』—その上演の系譜」という文章が収録されていました。これがなかなかに面白かったので、ちょっと年表風にまとめてみました。「バレリーナへの道・46 白鳥の湖」の、溝下さんのインタビュー記事を補足に使ってあります。

<ゴルスキー版の変遷>
1895年 プティパ=イワノフ版(マリインスキー)
1901 ゴルスキー、プティパ=イワノフ版を一部手直し(ボリショイ)
1906 ゴルスキー、部分的改訂演出で再演
1912 ゴルスキー改訂版
     花嫁候補を踵のついた靴をはいた群舞→ポワントのソリストに。1幕のワルツ、3幕の民族舞踊ほかの変更。
1920 ダンチェンコ=ゴルスキー共同新版
     道化登場。白鳥と黒鳥を別人が踊る。ハッピーエンド。不評。
1922 12年版再演
     道化残る。白鳥と黒鳥が1人に戻る。ラストは悲劇。
1937 アサフ・メッセレルによる改訂ゴルスキー版
     終幕の白鳥の踊りを新振付。4幕の嵐を王子と悪魔の闘いに変更。ハッピーエンド。好評。

(1945 ロプホーフ演出版 マリインスキー)
(1946 小牧正英版 東京バレエ団)
(1950 セルゲーエフ版 マリインスキー/70年再演出)
(1953 ブルメイステル版 モスクワ音楽劇場)

1956 アサフ・メッセレルとアレクサンドル・ラドゥンスキー、37年版を補訂 
     「小さな白鳥」が6羽。75年までボリショイで上演
1964 イーゴリ・スミルノフ、56年版を改訂(東京バレエ団)
     「小さな白鳥」を4羽(イワノフ版)に変更(3羽はゴルスキー版)。4幕を短縮。東バ現行版(現在はルースカヤを割愛して上演)。

(1964 ヌレエフ版 ウィーン国立)
(1969 グリゴローヴィチ版 ボリショイ)
(1981 ピーター・ライト版 サドラーズ・ウェルズ)


 ひとくちに「ゴルスキー版」と言っても、悲劇あり、ハッピーエンドありで面白いですねー♪ ぢぶん、こういうちまちました作業が好きなんだよな。
 20年版は「不評」とひとことですませてありますが、上演史上初のハッピーエンド版で、ダンサーからの支持を得られなかった結果、技術的に未熟な若手が主演、その技術に合わせて振付を変更したというような事情もあったようです。37年版はブルメイステル版にも大きな影響を与えたということですが、よくわかんないな……。昨年のボリショイのグリゴロ版も「原振付 : マリウス・プティパ,レフ・イワノフ,アレクサンドル・ゴールスキー 台本・改訂振付・制作 : ユーリー・グリゴローヴィチ」という表記になってますね。

 本当にマールイがゴルスキー版を導入するとして、なぜ今さらモスクワ系? というのがいちばんわからないんですが。
 で、まとめたものをざっと眺めてみた感じでは、12年版(悲劇)か、12年版に道化をつけた22年版を再改訂するのかなー、と。あるいは(メッセレル一族ということで)37年版。37年版の「終幕の白鳥の踊り」というのは、4幕の始めの「オデットを待つ白鳥たち」のことでしょうか。あれは結構好きなんだけどな。……逃げ遅れるチビ白鳥はスミルノフのオリジナルなのかな(←毎回「逃げ遅れ、キタ━━(゚∀゚)━━!!! 」になっちゃうぢぶん)。

 綾瀬川のネタ本。美佳さん、スーシャ&ジーマ、都さんたちのインタビューも収載。マトヴィエンコの肩書きが「キエフ」だ(笑)。福田一雄さんの「音楽で観る『白鳥の湖』」がとても面白いです。
【追】参考資料として、ほかの有名な版で初演の近いものをいくつか付け加えました。(6/28)


 マイケル・ジャクソンの訃報はびっくりでしたが、「親しい著名人の談話」でユリ・ゲラーのインタビューが映ったのもびっくりでした。個人的にはファラの死がショック……orz。

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2009/06/26

いきなり再検査って…

 てなわけで、昨日は会社の健康診断でした。この年齢なのでフルコース。

 いわゆる「診察」(まあ「問診」だよね)の先生が見慣れない、中堅どころよりもちょっと若めのおっさん(どういう年齢層だよ)の男性でした。中肉中背の温厚そうな感じの。

 ぢぶんはガタイはいいですが、中身が薄くできてます。軽のエンジンで2tトラック走らせてるみたいな感じ。けれど見た目は2t車なので、医者に行って「貧血っていわれたんですけどー」と言っても、初診の先生だと大概本気にしてもらえません(笑)。「えー」とか何とか言われた後に、健保からもらった検査結果に眼を通して、さあーーっっと顔色が変わるんですな(爆)。いやさー、これを見るのがもう楽しみになっちゃってさー(←ヒドイ患者)。で、下まぶたをひっくり返して「あー」とかおっしゃるんですわ。

 今回の先生はそんな失礼なことはありませんでした。前に座って問診表を渡すなり、いきなり「血相を変えるというのはまさにこのことであるな」と感心するほどに血相が変わりました(どういう日本語だよ)。
 「治療は続けてるんですか」「いや、鉄剤で気持ち悪くなっちゃって」「前回のこの値はですね……」(←延々と説諭が続く)
 で、下まぶたをくいっと見て、いきなり「要観察」に丸です。先生っ、まだ今日の採血もしてませんけど……。
 今度は人の手首を握ってですね(←脈を診てるんですよ、もちろん)、再び正しい値についての説諭です。でもねぇ、前回の値はヘモグロビン8.9で、気持ち悪くなりながらも鉄剤を飲んでた時期だから、過去10年の中でいちばんいい値ってくらいだったんですよ(その前なんか6.5まで落ちたからさー)。
 「貧血が長いと慣れてしまうので、本人は大丈夫なんですけど、身体は大変なんですよ」

 ……身体は本人じゃないのか。

 そこを突っ込んでも禅問答ですけども。ひさしぶりに「これぞまさしく「やさしくこんこんと」であるな」というような説諭をされたんで、ちょっと調子狂っちゃいましたよ。てか、検査する前から再検査が決まっちゃうって……。おい。

 予想されたとはいえ、この1年で2キロ増。転居したのが昨年の4月末だから、ほぼ転居してから2キロ増、ってことですな。いかに……な生活だったかがわかるような値だ。くうねるふとる。

 レントゲン対策とはいえ、社内のほとんどの女性がTシャツ姿というのが妙におかしな1日でありました。

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2009/06/25

チケットとかチラシとか

 光藍社さんから冬公演のチケットが届きました。FAX送ったのに音沙汰がないなーと思ってよくよく見たらDMナンバーを書き落としてまして(←出先で書いてて、そこだけわかんないからうちに帰ってから書こうと思ってそのまま忘れた)。再送信したらあっというまに請求が来て、チケットが来た。やっぱ、送信前にちゃんと確認せんといかんな。日付と時間は何度も確認したんだけどな。いやしかし、「配達記録」がなくなって不便になったなぁ。今回は「特定記録」郵便で、ポスト直入れ。まあポスト自体はキーがついてるし、NBSの郵便でも事故が起きたことはないけどな。

 NBSニュースも来ました。バヤの二つ折りの本ビラ入り。えーと……。まあいろいろ微妙な写真でもあり。つか、ルージュの色、やっぱり違うような気が……。奈良さんがあの赤い衣装がとても似合ってます。

 くるみのチラシも。マックレーのロイヤル版くるみ王子の衣装がなんかすごいです。キラキラというか、おとぎ話っぽくていいけど、あんまり好みじゃないな。「予定されるソリスト」に、当たり前といえば当たり前だけど女性プリンシパルが1人もいないのが寂しいというか新鮮というか。高岸さんが入っていたけれど、ドロッセルマイヤーを踊る日があるのかな? それともクララパパか……。クララパパも前は森田さんと後藤さんだったような気がするから、有りといえば有りだけど。前にやってからもう5年くらいたつから、配役も変わってくるよねぇ。フランスとか中国とか。

 でまあ、ぢぶんはといえば、まだバリウムが出切らなくて、ひいひい言ってます(T_T)。特に体調が悪かったわけではなく、会社の健康診断ですけども。今夜寝れるんか、ぢぶん(←下剤は効いてる)。

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2009/06/24

「踊れ、グローズヌイ!」/フェス全幕プロ

 「映画館」に、「踊れ、グローズヌイ!」をアップしました。

 07年の4月に自主上映会で観た日のブログに、多少情報を付け加えたものです。本文は加筆・訂正なし。てっきり映画館に上げたと思ってたのに忘れてました。チェチェンの子ども〜若者による民族舞踊団のヨーロッパ公演のドキュメンタリーです。チェチェンというのは北コーカサス地方であり、主にレズギンカが踊られます。

 なぜ今頃これをアップしたかというと(これが付け加えた「情報」なのですが)、ついにDVDで発売されたからです! わーい、ぱちぱちぱち……。
 とはいうものの、こんな映画(おいおい)ですから、もちろんメジャーからではなく、東京シネマ新社からの直販。74分だから短いけど、個人使用価格6000円なら、部数を考えればそんなものだといえなくもない(ライブラリー価格は20000円)。リンク先に予告編もアップされてますので(うちのソフトでは観られなかったけど)、そちらもよろしく。

 さて。東バ公式サイトのスケジュールページに、バレエフェスの特別全幕プロの東バのキャストが出ました。

 ……orz。

 木村さんはロットバルトと4人の王子のみ。まあねぇ。想定の範囲内ではあるし、最悪、4人の王子のみ、というのも考えてはいたので……ではあるけど。でもやっぱりエスパーダ観たかったよぉ 。・゚・(ノд`)・゚・。 。 まあねぇ。もう、こないだっからぢぶんの中では「アルブレヒト観たいっ!!(しかもジゼルは美佳さんじゃなきゃイヤっ!)」病がすごくなってて、スラップだのスカパラだの聴いてごまかしてたんだすよ。……。くすん。ロットバルト、兜はずしてくれるといいなぁ。せめてトナカイの方だけでも。でもかぶるんだろうなぁ。律義者め。幻の「高木さんとのシンデレラ」も観たかったな。

 エスパーダは後藤さん。なんか、エスパーダの後藤さんとガマーシュの平野さんと、入れ替えてもいいんじゃないかとか思ったりもしたんですけども。ドンキ、祭典枠で取ったんだよな……。でもっ、ジプシーが美佳姫だしっ!(←井脇さんとは違ったテイストで好きなのさ)

 まあね、よくみれば面白いキャストもちらほら。カラボスは高岸さんだし、リラは田中さん。フロリナと青い鳥は初役の佐伯さんと松下くんだし。シンデレラとフォーチュンは渡辺さんと弾くん。後藤さんの4人の王子はケガ降板して以来だから、お目見えは初だな。コジョカルを回すのは木村さんだろうなぁ(だよねっ)。

 そんなわけでがっくしテンションがさがっちゃったんで、レポはてつかず。
 そうはいっても17日は日本では久しぶりの「バクチ」だし、16日は多分「鳥」を踊ってくれるんだろう(だよねっ)。ソロルやラジャも控えていることだし……。
 「くるみ」、祭典の締め切り前に、ドロッセルマイヤーをやってくれるかどうかがわかるかな。全日入ったりはしないよねぇ。するかな。

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2009/06/23

パルコの不思議な役人

 来週の火曜日、ココログのメンテナンスがあるそうです。こちら

◇メンテナンス日時 2009年06月30日(火)08:00~12:00
◇対象 ココログ全プラン

 コメント・トラックバックと、携帯からの閲覧ができなくなります。PCからは閲覧できるそうです。

 さて。
 パルコ劇場のサイトで、寺山修司版「中国の不思議な役人」のキャストほか詳細が上がりました(こちら)。
 わー、平幹二朗だよ。んで、大駱駝艦から田村一行と奥山ばらば。こ、これはなんとも……。

 うちの方にも先行販売の案内ハガキが来ました。特別先行はローソンチケだけらしい。ふーむ。あそこは登録してないんだけどなぁ。バレエの公演日程になれてると、こんなにたくさん公演があっては、いつを選んでよいのかわからんくなるな(苦笑)。ま、そうはいっても平日マチネは無理なわけだし(ソワレもどうかなー)、バヤの合間を縫って上手に行かんとなぁ。

 どーでもよいけど、この間「横浜開港150年記念パレード」のニュースをテレビで流してて、「中国の役人が人力車に乗って」ってところでうっかり反応しちゃったよ(^^)。

 レポは1幕の終わりまで。あとはさくっと……いきたいとこなんだが。

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2009/06/22

今日のお買い上げとか

 オフが2日あるのなら、1日は寝て1日はちょっと仕事。というわけで、昼から洗濯したり夏物出したり買い物行ったりメシ作ったり部屋かたしたり。

 レポはよーやっと、公爵さまがジゼルの家からお出ましになりました。どんだけかかるんだ、ぢぶん(ノ_-。)。でも狂乱の場に入る寸前のとこがぢぶんツボだからさー(自嘲)。
 これだけ書いたら、もうこれ以上彼のヒラリオンについて書くことはないんじゃないか、って勢いで書いてます。

 どうでもいいけど、最近は「熱い男」のことを「コゲメン」というのだそうですよ。週末に会社でテレビジョンオムの特集を読んで笑っちゃいました。ライダー系とか戦隊系の人が多かったかな。なんか色黒の人ってイメージだけどなぁ、焦げだし。
 でもねぇ、熱くてセクシーでいい男といえばねぇ……(自粛)。

 もうひとつ、ムックネタ。
 フィギュアの中野ゆかり選手のインタビューが1ページだか2ページだか。お母様がネイルにこってらして、彼女の試合の時のネイルはいつもお母様がやっているのだそうです。テレビ中継の時は流石にネイルまでは眼が行かないですが、そうやって曲なり滑りなりのイメージを高めていくものでもあるんですね。

 で、今日は岡林でも、と思ってレコfanへ行ったのですが、「見るまえに跳べ」も「STORM」もないじゃん! といいつつも、お買い上げ。

  

 「はっぴいえんど」はっぴいえんど 850円
 「グランプリ」東京スカパラダイスオーケストラ 2800円→580円
 「美輪明宏の世界」美輪明宏 3000円→1550円

 「ゆでめん」がまさか1000円切るとわ! 実際は1050円だったんですが、全点200円オフのセール中だったので、こういう値段に。元値は帯がなかったのでわかりませんでしたが、この値段なら即買い。2009年再発盤は速攻発売中止だったからさー(T_T)スズキノバカッ。

 「グランプリ」も1000円落ちを待ってたんですが、まさか一気にここまで落ちるとわ。お目当てはボーカル参加のユキヒロさんですが、石川さゆりやオザケンも参加してるボーカルフィーチャー盤です。

 美輪さまのはぢつは、ゆうぽうとの帰りに五反田のブック某で買いました。この値段まで落ちることはあまりないんですが、歌詞カードはだいぶくたびれてました(笑)。この1枚を選んだのは「暗い日曜日」が収録されているので。
 
 どれもまだiPodに落としただけで聞いてはいませんが、楽しみだす。

 それにしても「コゲメン」か。

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2009/06/21

川の光とか岡林とか

1 グリムス7代目プレミアム11齢。キャンドルナイト仕様。

 ほぼ何もしなかった土曜日。したことはしたんです。とにかく「寝る」ことはたくさんした。部屋をかたすとか、レポを書くとか、洗濯をするとかいうことをしなかっただけで。

 いやー、NHKの特番でやってたネズミのアニメが存外面白くて、ほとんど見ちゃったんだよな。CMないから立ち所も掴めなくって(笑)。夕飯の蕎麦を茹でてる時くらいだな、見てなかったの。最後はちょっとわかりづらかったです。クマネズミのタータとチッチが大きくなって、それぞれ嫁さんをもらって子どもをこさえて、お父さんとも一緒に住んでます、ってオチなんだけども、一瞬「タータとチッチの子どもか?!」(←♂同士)かと思っちゃったよ(笑)。いや、さすがにあり得ませんけど。生物学的に。図書館ネズミのくだりはよかったですねぇ。さすが、大塚明夫。ネズミなのに渋い、渋い(T_T)。

 この間、レポの下書きを頭の中でやりながら「ボートハウスに連れてって」を聞いていて、がべさんの声に不意打ちのようにやられてしまった(笑)。しょっちゅう聞いてる割りには慣れないなー。やっぱりヒラリオンの声だよねぇ(T_T)。
 長崎犯科帳からの流れで、つべで延々と70〜80年フォークなど聞いてしまったのもナニだった。岡林の「Gの祈り」があがってるとは思わなかった。たしかシングルでしか発売されなかったんだけど、検索かけてみたらライブ盤には入っているのもあった。好きだったなぁ。シングル、持ってたはずなんだけどどうしたろう。B面(死語だな)の「君に捧げるラブソング」の方はいろんなアルバムに入ってるんだけどね。この2曲はつらいときにどんだけ歌ったかわからない。
 坂崎の唄う「わたしたちの望むものは」が妙によかったっすよ。去年再発になった、「見るまえに跳べ」くらい買っとくかなぁ……。

 冬のラグを洗濯しなくちゃいけなかったんですけどねぇ。明日は雨っぽいですねぇ。
 

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2009/06/20

水木サンの幸福論

 会社の飲み会。メンバーの1人が転勤に。

 ……眠いっす。

 最近、読んだ本。

 「水木サンの幸福論」。水木しげるの「幸福論」ですが、ページの割合としてはほんのちょっと。ほとんどの部分が、日経の「私の履歴書」です。

 水木しげるのラバウルでの話は有名ですが、ぢぶんは読みながら知り合いの学徒出身兵(F富さんですね)を思い出しました。Fさんは例の明治神宮での壮行会の前年に「繰り上げ卒業」で陸軍に入りフィリピンへ、という経歴ですが、なんというか、どこの部隊にも1人はこういうヤツがいるんだなー、と。Fさんは学徒出身将校(少尉)なので、水木サンとは処遇面ではだいぶ違いますけれども、こういう軍隊になじまない、性根のところが自由人にできてる人ってのはいるんですね。しみじみと。

 同時収載は、水木三兄弟の鼎談。お兄さんはBC級戦犯として巣鴨に収監、弟さんは長崎の三菱重工に動員で行っていて入市被爆、という兄弟だが、それについてはさらっと。この鼎談がいちばん面白かったなー。乱暴だけど幸福な子ども時代の話がほとんど。

 ぢぶんの読んだのは角川文庫版ですが、日経版とは巻末収録マンガが違い、「鬼太郎の誕生」が「花町ケンカ大将」と差し替えになっています。こちらは子どもの頃の縄張り争いを描いたもの。「野ゆき山ゆき海べゆき」などを思い出しますな。

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2009/06/19

いまだメモ的に

 今週はいつになくカウンターが回っていまして、もちろんフォーゲルとジゼル絡みでいらっしゃる方が多いんですな。いつもの公演後よりもたくさんいらしてくださっていてちょっとびっくり。そしてそんな中でもなぜか検索キーの上位にあがっていたのが
 「長崎犯科帳」
……なぜなんだろ。確かにDVDBoxを買いそうになるほどのファンではあるが。なぜこのタイミングで。

 おかげでうっかりようつべにEDあがってたの、見ちゃいましたよ。歌は日暮し。実相寺監督のタイトルバックがかっちょええー♪ OPはさすがにみつからなかったなぁ。

 それはさておき。

 ヒラリオンの「はずせないぢぶん的ツボどころ」というのはいくつかありますが、そのほとんどは後藤さんにはない仕草だったりするので(その方がいいという言い方はあるんですけどね)、解釈というか、人物造形的に違う場所なんだろうなーと、昨日のエントリで書いたように思ったわけです。

 もちろん木村さんだって日によって、あれやったり、これやらなかったり、なんですけれども、後藤さんを見てると「あ、アレがない、アレがない、アレがない……」になっていくわけ(笑)。いつもどんだけ詰め込んでるんだか。

 二人のいちばんの違いは「ジゼルをどれだけ愛しているか」ではなくて、「ジゼルの死に対する罪の自覚」なんだな、多分。ということを、1幕の最後、後藤さんがジゼルに向かって大きく手を延べた時に感じたわけです。それは2幕の始め、墓前の場面での小さな差異にも現れているように思えて……えーと。要するに、あの墓前のシーンがいちばん好きなんですよ(^^)。ほんの短い場面なんですけどね。

 相も変わらず、とりあえずのメモで。

 日暮しの歌う「長崎犯科帳」のED「坂道」のためだけに買ったといっても過言ではない「ちょんまげ天国」。Amazonで試聴できます。「坂道」は日暮しのアルバムには収録されなかったので、音源は現在これしかないのー(ノ_-。)。

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2009/06/18

フェスとか

090618_01170002 現在のクワズヒメです。もうクワズイモには見えないような枝ぶりになってしまった(汗)。「ファンタジア」の「くるみ」の「トレパック」みたいだな。里芋系なので、葉がもう少し平らになるはずなんですが、お日さまに向かって立ってます。葉柄のつけ根のところをぱこん、ってすると、犬の耳を裏返してる時のような感触です。わかりづらい喩えだなー。

 さてと。フェスのガラの当選通知がきました。ちょっと別件で用意しなくてはならないお金が予算よりもだいぶかかるようになってしまったので、落選したらすっぱりあきらめようと思っていたんですが。当選すりゃ、行こうってことになるよねぇ(苦笑)。ガラはまだ行ったことないから、一度は行ってみたいし。席も安いところだけど、その席種の中ではいいところだ。うーん。ボーナス支給日は発表になったから、ボーナスは出るらしいけど、額はわからないからなぁ。しかも入金期限よりも後なんだよな……。

 最近、ミニコミの方が変則会議になっていて、いつもは月曜だけど今日に変更。帰りが遅かったのでレポは進まないけど、眠いことに変わりはない。

 バヤ制作日誌とは別に公式ページができました(こちら)。背景に飛んでるのはなんだろうと思ったら、神殿崩壊の瓦礫なんだな、多分。イントロダクションのニキヤかつぎの写真がいいなー♪
 公式ブログの方は武尊くんのジゼルレポ。元気そうで何よりだー♪ 舞台リハなので、みんな衣装を着てたり着てなかったり。女性は裾捌きもあるからか、ほとんどが衣装着用。男性はバラバラ(笑)。上半身とブーツはかっちりヒラリオンなのにジャージな木村さんがちょっとオカシイ。

 今回、やっぱり2キャスト観てよかったなー。ペザントの若手や木村公爵が見られたというのももちろんなんですが、後藤さんのヒラリオンを見ていたら、木村さんのヒラリオンもわかってきたような気がした。木村さんだけ見てたらわからなかったような、今まで当たり前に見てたようなことが、するっと。面白いもんですね。

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2009/06/17

ドラクエ(バレエの方)とか。

Photo グリムス7代目プレミアム10齢。確か。
 今朝、洗濯物を入れようとして、クワズヒメの鉢をひっくり返す。床の土だけは掃きとって出勤したんですが、ヒメの土を補充するのを忘れてたよー(汗)。鉢自体は小さくはなってないんだけど、ひとつの芋から出た葉が密集してきた。しかも葉柄がしっかりしてるから、お互いに譲り合うっつーことがなく、「どっち行けばいいのー」状態に。まだ芋の切り分けには早いと思うんだけどなぁ。

 さてと、スタダンのドラクエですが、結局13日(日)のチケットを取りました。ジゼルの帰りにぴあSTによって、例によってあーじゃこーじゃいいながら、S席の2階前方サブ。SといってもSS席があるので、実質A席なんだけど、NBSの席割(結構単純)になれているとようわからん。初めて見る全幕ものなので、2階の方が全体が見られていいかなーというのと、2階の方が子ども率低い? ということで。ドラクエだったら、お子さんも多そうかな、と。

 福原さんはアルブレヒトしかみたことがないんですが、イメージ的に「白」かな? と思ったり。なんとなくキャストは土曜の方がいいのかなと思わなくも無かったんですが、12日は出勤日だからさ(笑)。リスクは少ない方がいいや、ってことで。お目当ての新村さんはどちらの日にも同じ役で出るし。それにしてもスタダンのサイト、もう発売中の演目なんだから、もう少しキャストとかあらすじとか出してくれてもいいのになぁ。

 レポの方は、ヒラリオンの乱入まで(笑)。早く帰ったら早く帰ったで寝ちゃうんだよなぁ。くうねるふとる。
 ヒラリオンが1日だけだったので、半端に触発されて、アレ観たいコレ観たい状態です。ペザント辺りを書いてたら、やっぱり脚さばきのきれいなところが観たいとか(衣装、似合わないだろうなー。特に緑)。次はフェスの「眠り」までおあずけかなぁ。エスパーダ観たいけどな。

 ……ま、7月はシヴァ祭りもあるからね♪ (でもそれとこれは別腹)

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2009/06/16

お約束の衣装写真

Photo_2 Safariを4にアップしたら、速い速い〜♪ さくさくっと表示が進むよー、と思ったけれど、ブログパーツの多いところと、音声の出るところ(ブログパーツの音声も含む)はやっぱり時間かかるなぁ。

 あっと、携帯の方からレポにアクセスできないのにさっき気づきました。PCからだとあのリンクでアクセスできるのだけど、携帯からだとそもそもウェブページは閲覧できないのだそうな。使えんなぁ。すみませんです。

 さて、お約束なのでちゃんとバヤの衣装写真も撮りました。こちらは木村さんの着るムッルの衣装だろうか。それともそう見せかけた高岸さんの衣装なのか。公式で見たときには「マネキンとはいえ、タイツくらい穿かせてあげて……」と思ったのですが、よく見たらちゃんと穿いてました(笑)。足裏のとこに縫い目があったよ。でも穿いたからといってどうなるものでもないなぁ。いや、何をどうすればどうなるものになるのかわかんないですけどね。

090614_14440001 折角なので2階からも撮って見ました。ガムザッティはちゃんと正面向いてお客さんの相手をしてますが、ソロルはガムザッティに対してそっぽを向いております。いかんだろ、それじゃ(^^)。

 女性のマネキンは2体とも、ミーメのようなというか、のっぺりした顔が逆に衣装のスタイリッシュさを引き出してるんですが、ソロルのマネキンだけ妙に顔がリアルで、なんつうか、下着売場(スーパーじゃなくてデパートの)から持ってきたような気持ちになる。うむむ……。こういうものは無個性な方がいいみたいですねぃ。

Photo_3 で、お約束(笑)。ほかの何もぢぶんには期待されてないであろう。写真、ブレブレでもったいないように思いますが、そもそもがジェットプリンタの打ち出しなんで、こんなもんでした(T_T)。ああもったいない。プログラムのキャスト写真もこれになるのかな? 楽しみー♪
 配られていたチラシは郵送されてきたのと同じ、リハ風景の写真の方でした。ちえ。

 レポの方は、ヒラリオンが剣の奪取に成功した辺り。終るのだろうか。それはいつ。

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2009/06/15

ジゼル、上野+フォーゲル組アップしました

 左ブロックにある「鑑賞記録」に、日曜日(14日)のジゼルをアップしました(こちら)。水香ちゃんとフォーゲル(と後藤さん)の方です。こっちの方が早く書けそうだったからさー(笑)。というよりも、土曜日(美佳さん+フォーゲル+木村さん)とダブるところについてはそちらに書くつもりで端折ってあります。ココログの「ウェブページ」で書いたのですが、携帯からは読めないそうです、すみません……orz。

 一応、「鑑賞記録」の方は「舞踊館」よりも簡便に、というつもりで作ったのですが、PCのメモリ不足とかいろいろありまして。「舞踊館」を作ってる方のソフトがメモリ食いなんですよー(T_T)。ちょっとあれこれ試行錯誤が続くかも、です。

 さて。
 水香ちゃんのジゼルは、「ぢぶん的には受け付けないかなー」と危惧したほどではなく、「前回の評判はよかったからなー」と期待したほどでもなく、というところ。というよりも土曜の舞台がすごすぎた、ってことでしょうか。美佳姫の舞台にもこのところ慣れてたから、ありがたみが薄れてたのかな。やっぱり美佳さんは魔性だなー。

 以前も書いた記憶があるんですが、美佳さんと友佳理さんに関しては、ご本人のテクニックとかなんとかいうことよりも、相手から引き出していく力がすごいんです。互角にいられるのは多分、友佳理さんに対する高岸さんくらいじゃないでしょうか。小出さんが今のところ、後藤さん限定でそんな感じだな。水香ちゃんはやっぱりまだ、パートナーから引き出してもらう方でしょうか(でもそれが普通ではあるよね)。

 後藤さんのヒラリオンに関してはいろいろ書きましたし、木村さんとの比較も多少してますが、後藤さんのあれはあれでいいんだ、というふうにぢぶんは思っています。ウィリたちに殺されて惜しくないってのは、やっぱりヒラリオンの「王道」ではあるよね。
 木村さんのヒラリオンはやはり木村さんのものであって、彼が創りあげてきた独自のものだと思うんです。ある意味では「異端」のヒラリオン。それを後藤さんがなぞる必要もなければ、必然もない。

 それにしても、昨年のジゼル祭りは「木村さんはノーブルすぎて(そこが好きだけどー)、後藤さんくらいむさくるしい方が森番っぽい?」だったのになぁ。今回は、木村さんが細マッチョの森番で、後藤さんがフェミニンになりすぎ、ってのは何なんだか(笑)。

 

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2009/06/14

結局……

 即レポ、1幕の半分で挫折……orz。眼が痛い。

 えーとですね。木村さんのヒラリオンですが、今まで割と「純朴な好青年の純愛」っぽいことが多かったのですが、今回は「自分のすべきことを知っている大人の男」という気がしました。去年のあのジゼル祭りの時が、思えばちょっと前哨戦だったのかも。

 その「すべきこと」がまちがっていたとわかった時、ジゼルが自分の手の触れられない、触れてはいけない存在になった時、そういうヒラリオンにとっての……ターニングポイントというのは変ですが、大きなポイントが明確で、ただ感情のままに走って行くのではなく、かといって流れが途切れるでもなく……なんというかよくわからないんですが、なんかすごく「大人」だなー、と。そのポイントひとつひとつが明確になることで、例えば出しかけた自分の手をつかんでひきもどすとか(これは最初の扉の場面と対なのかなー)、ジゼルの死のあとに拳を打ちつけて叫ぶとか、そういう今までと一見同じ振る舞いの中に、「もうひとつその先にあるもの」が付与されたような気がしたんです。

 ここ最近のようにノーブルに寄るのではなく、ちょっと粗野で高圧的でありながら、ラインと踊りの美しさは崩さないんだよなぁ(T_T)。もう1回見たいなー。

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2009/06/13

東バジゼルちょっとだけ

 さっき帰ったのでちょっとだけ。マチネなのになんでこんなに帰りが遅いんだか。特に友達と遊んでたわけでもないのに。劇場出ても明るいから、つい油断しちゃったー(←ブック某で遊んでた、が正解)。
 会場で、フォーゲルのTシャツ(得チケのおまけになってたやつ)を2000円で売ってました。黒と白だったかな?

 美佳さんのジゼルはやっぱりいいですーー(ノ_-。)。大好き。1幕はもう女学生というか。乙女、なんですよねぇ。2幕は「清らか」ということばがぴったりくる。「清い」ってことばは「潔い」でもあるなあ、とか。2幕のPDDはふたつとも、透明な哀しみに包まれたよう。

 フォーゲルは見るたびによくなるなぁ。前回の時は登場するなり「フォーゲル、でかっ!」→「木村さん、小さっ!」という印象だったんですが、今回はほとんど感じなかった。単体で見るとボリュームがありますが。周囲になじんだ、ってことでしょうか。アプローチ的にはマラーホフに近いような気もしますが、キャラが違うのでちゃんとフォーゲル味になってる。
 で、ぢぶん的「死にそうにないアルブレヒト」の上位にランキングだな。現在1位はフィーリン。2位がルグリ。ちなみに「今にも死にそうなアルブレヒト」1位は不動のルダチェンコです(^^)。来るたびに「うなぎ食え」だの「焼き肉食え」だの言われるダンサーはちょっといないよなぁ。

 ……話が反れた。

 ミルタの田中さん。出はすごくよくて、最初のアラベスクなどはゾクゾクだったんですが、そのあとちょっと踊りが走っちゃってました。緊張してたのかなぁ。上半身ももっと使えるはずなのになぁ。ミルタとしてはとてもよかったです。「死に近い場所にいるもの」のようなイメージ。

 ペザントはね。もう横内くんしか見る余裕がなかったですよ(笑)。踊れてるからっ、踊れてるからっ、あわあわしなくてダイジョブだからっ、……(汗)。うーん。ある意味、東バの若手男性の典型かも。最後のキメの腕の入れ方とか、すごくよくなったと思うんですけども。

 木村さんについては長くなるんで(笑)。今日はちょっと荒っぽい(踊りじゃなくてキャラが)イメージで、従来よりも男臭い感じでした。岩手のハサピコの時とちょっと近いかな。あれは海で、今度は山だけど。……狂乱の場で髪がすごいことになってた。前髪固めちゃってたからなのか、パーマがまだ残ってるのか。

 お風呂入ったら、また(多分)。

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観たいものが観たい

090612_23430001_2 クワズヒメです。真ん中につやつやとそそり立ってる葉が、6日の記事で小さく開きかけてたあの葉です。それと並行するようにつやつやしている一回り小さいのが、同じ記事で芋虫のように頭をもたげていたアレ。1週間でこのありさまー♪ すでに3つの幹のそれぞれに次の芽がでていて(2つは見えてますね)、葉水も出るようになりました。いやもうこうなると、かわいくてー♪

 ええと、本当はジゼルに行く前に、シンポの話を終らせちゃおうと思っていたんですが。ま、ちょっとだけ。

 バヤの制作日誌の方に、ジゼル会場に展示してあるバヤの衣装の写真も出てます。ニキヤは友佳理さんの来ていた1幕の白のスカートの方。前の写真も友佳理さんかな、名前の字数から見るに……。ソロルは黒の方。これも写真が木村さんぽいから……例のムッルの衣装でしょうかいね? (しかもマネキンの方が木村さんより肩幅ありそうな……) ガムザッティのは1幕の、高木さんの着ていた黄色い(金?)セパレート。兵庫の芸文横須賀芸術劇場のサイトには、もう衣装付きでの写真が上がっていて、ちょっとウラヤマシイ。木村・吉岡組だけおあづけ。ぷんぷん。

 本当に見るものが偏ってますが、それでいいとぢぶんは思ってます。もう開き直ってますけども。評論家になるわけじゃなし、なりたいわけでもなし。「コレコレは見ておくべきかなー」というようなことは、最近はほとんどなくなっちゃいました。「べき」かどうかは「たい」かどうか。見たいもの全てが見られるわけではないから、その中での優先順位として「べき」があるだけですね。でも普通、そうなんじゃないかな。
 
 長瀬くんと佐伯さんのジゼルデビューはどうだったかなーというのも気になるところですが、それでも1年、2年後にきっともっとよくなったところを見られるだろうから(ええ、これがK村さんのアルブレヒトだったら、もうその場でぢぶんがアバレルヒトですがな)。

 なんといいますか。ネット社会というのはいろんな言説が飛び交っていて、特に裏話だの「大人の事情」だのに関しては、どこまで本当かどこまで推測かはわからなくて。ぢぶんもぽろっと書いちゃったりもしますけど、やっぱり「いいこと」だとは思わないんですよね。それが他人の「舞台を観る楽しさ」に水を差すようなことになるんじゃ、そりゃどうしようもない。親しい友人と「その気分」を共有するに留めておければ、それにこしたことはない。
 ぢぶんもあれが見たい、これが見たい、こっちじゃなくてあれがいいーーーっと叫んではいるわけですが。少なくともそれがぢぶんの「欲」だという自覚はある。おためごかしには絶対しない。その辺が、ぢぶんのネットワーカーとしての(ブロガーでもいいけど)ぎりぎり守らなきゃならないモラルかな、と。

 ま、それでもいろいろあるわけですけどね。ぢぶんの場合は別の場所で相手の裏だの思惑だのなんだのかんだの読むのが仕事、でもあるわけですから、バレエくらいはそんなことは考えずに観たい、というのは大きいです。だって幸せになる為に観に行くんだもの。素直に舞台からやってくるものをまっすぐに受け止めたい。それが観客としてのぢぶんのモラルかなぁ。それが本当はいちばん難しいのかもしれないけれども。

 でまあ、今日(金曜日)に、光藍社さんのDMが届いた、と。あんまり書くことはないです。「眠り」、今年こそコシェレワかヤパーロワと思ってたのになぁ。全国公演で入るかな? この布陣なら、今回はパスして地方中心に回るかなあとも思ったのですが、地方のキャストも似たり寄ったりだったら意味ないしな。ロマチェンコワが来てくれるのは嬉しいです。彼女のトロワが観られるといいな。
 バヤデルカはパス。父っつぁん来るかどうかもわかんないし(来てくれ……)。ペレンのニキヤは好きだし、ガムザッティがロマチェンコワなら観たいけどなぁ。つか、ペレンのリラが観たいんだけど(まだ観てないんだよー)、今年もそれは無理そう。ぢぶん、スーシャ苦手だし。父っつぁんのカラボスはあるのかなぁ。それで決めたいよ。

 というわけで、チャイコセット+ガラ。でも白鳥をまだ迷い中。コシェレワの日にするか、ペレンの日にするか。眠りでペレンを観るなら、白鳥はコシェレワかな。コリッパーのダブルになるけどな。

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2009/06/12

人道的……

 というわけで(なにがだ)、シンポジウムの続き。山崎さんの「イスラエルが使った兵器」分科会です。

 ミサイル搭載無人攻撃機については、イスラエルが最先端といわれてます。これは赤外線探査で人の密集地などにミサイルをロックオンし、爆撃するもの。例えば「長いものを持った人がいっぱいいるところ」みたいに(←銃を持った集団を想定する)。
 でも「人の密集地」における「人」が誰なのかはわからない。砂漠のど真ん中で敵軍しかいなけりゃともかくも、ガザであれ、レバノンの難民キャンプであれ、あるいはアフガンでもそうなんでしょうが、「人がいっぱいいるところ」が敵軍とは限らないわけです。だから、結婚式を「誤爆」しちゃったりする。

 そうするとこれは「誤爆」なのか、という問題になる。「長いものを持った人がいっぱいいるところ」という爆撃目標を「正しく」爆撃してるものを、「誤爆」ということができるのかどうか。
 となると「そういう格好で歩いている方が悪い」ってことになりかねない。「長いものを持って集まってたら爆撃されて当然」ってことですね。
 ……爆撃してきたヤツに言われたくないよな。
 実際問題として、この無人攻撃機を見たら建物かどこかに逃げ込むしかないそうで、そのように対処されているようです。

 
 「無人」とはいえ、一応テレビカメラが付いていて遠隔操作してることになってるんですが、画像分解能がどれくらいなんだかな。RQ-4で1mの分解能ってことは、人ひとりがドットふたつ? それが「人の集団」であることはわかっても「どのような人の集団」かどうかがわかるほどの解像度があるのかな。戦車があるかどうかくらいはわかるにしても。

 軍事作戦というのは概ね「敵の被害は最大限に、味方の被害は最小限に」というコンセプトに基づいて立てられるものですが、これを煮詰めたもののひとつに、無人攻撃機だのロボット兵器だのいうものがあるわけです。
 日本でも古くは幕末、佐藤信淵の「自走火船」が異国船を取り囲み焼き滅ぼすの図、などがあるらしく。
 これらの兵器は「破壊されても(自国の)兵士が死なない」という意味で「人道的」と言われたりもしてるんですが、この「誤爆をあらかじめ組み込まれている」ようなものが「人道的」と呼べるのか。というよりも、「人道的兵器」というものが存在できるものかどうか。

 ……謎は深まるばかりでございます(鈴木健二風に)。

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2009/06/11

食わず姫/クロワゼ

 駅中の花屋にクワズイモ大量入荷(笑)。探してる時はみつからないものなんだけど、シーズンですかねぇ。あちこちの花屋でみかけるようになりましたが、うちのと大きさがだいぶ違う。やっぱりうちのは「ヒメ」なんだなぁ。

 梅雨入りとあってうちの食わず姫(……二口女かい)は元気いっぱい。先週まで5枚しかなかった葉がいまや9枚です。芋の土から出ている部分からも根が出始め、完全に再生したもよう。よかった、よかった。日に当て過ぎても葉が日焼けするので、降水確率が低い日だけベランダの日陰に出して出勤し、帰ってきてから取り込んでます。もう少ししたら、日焼けした古い葉を切るかな。

 さて「クロワゼ」に田中さんのインタビューが出てるというので立ち読み(^^)。バーレッスンについてのインタビューで、プリエとタンデュを特に大切にしているとのこと。PDDのエピソードというか、も、面白かったです(^^)。女性の方が手に力を入れ過ぎると、男性もかえって支えにくいのかもしれないなぁ。バランスが取りづらい(取らせづらい)というか。
 前芸監の「うなじのラインは女性の特権」ということばは名言かもです。……それを覆すつもりかいっ、つうほどそのラインが美しい男性のお弟子さんも……なわけですが(3月はほれぼれさせてもらいましたけんねぇ(T_T)王子ラインハ「バヤ」マデオアヅケ…)。

 ええと。このかん、田中さんはインタビューをいくつか読む機会があったり、アッサンブレのイベントで聞く機会があったりしたんですが、ぢぶんは彼女の意志的なところがとても好きです。ちょっと迂回しながら今のポジションまで来たということもあるのでしょうが、ある種の「強さ」があるんですよね。パワフルともストロングとも違うんだけど。存在することそのものの強さというか。うまく言えないんですけど、持って生まれたキラキラオーラというよりも、自分が主体的に生きてきた結果として身に付くようなタイプの存在感。踊りにもそれは現れているような気がするので、今のところは役柄を選ぶのかな、と思ったりもするのですが、まあぢぶんとしてはそういうところが好きなんだろうな、と思うわけです。

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2009/06/10

空襲の風景

 そんなわけで、月末に行われたイスラエル関係のシンポ。詳しくは主催者のこちらを。

 第1部の全体会は、4つの分科会のスピーカーから「うちはこんな話をしようと思います」的なイントロダクション。自分がどこへ参加するかを決めるのと同時に、全体で共有すべき課題を確認する、というところです。終った後の全体会も各分科会の報告なので、まあそういう感じ。

 ぢぶんは「武器生産・取引・使用実態」の分科会に(←結局こっちが「本務」だからなー)。実際には生産の話まではいけなくて、使用の話がほとんどでした。講師は劣化ウラン研究会の山崎氏。

 で、いろんな話が出たのですが、今回は例の白燐弾について。
 冒頭で「Democracy Now! 」の配信したニュース番組。ネットでもこちらで見ることができます。15分程度、日本語字幕つき。

 白リン弾と黄リン弾は基本的には変わらないということで、第1次世界大戦まで遡って歴史から解説。概ね、発煙弾(煙幕)と焼夷弾として使用されます。
 第2次大戦では、東京などへの空襲にも、初期には使われていたそうです。が、日本の家は「紙と木でできている」という例の理由で、油脂焼夷弾の方が効率良く「焼ける」というのでそちらへ切り替え。「石とコンクリートでできている」ハンブルグをはじめとするドイツへの空襲は、もっぱらリン弾が主流。

 UNRWAの学校が攻撃された時の様子が上の動画で見られますが、高高度からの投下によって、校庭で大きくバウンドし、窓から校舎の中へ飛び込んでいくのがわかります。リンというのは発火したあとは燃え尽きるまで燃え続けるので、こうした場合、教室内で燃焼し、鎮火した後はほとんど炭化しています。この学校の場合も、外はコンクリートないし石ですから、窓などから激しく火を噴き出すことになります。

 で、「ドレスデン、運命の日」の映画を見た人は、ちょっと思い出して欲しいんですよ。日本の空襲映画とのあれこれは以前こちらに書きましたが、まさにアレなんです。もちろんガザにおいてはドレスデンにおけるような集中的な爆撃が行われたわけではないんですが、建物の外壁は燃えてなくて(石だからね)、窓から激しく火を噴いてるあの場面ですね。まさにああなるわけです。建物に関していえば。 

 ……なんというか、こういう「腑に落ちた」瞬間ってのが割と興奮しがちなんですよね、ぢぶんは。

 それはさておき。
 「紙と木の家」だから油脂焼夷弾。「コンクリートと石の街」にはリン弾。非常に合理的で実用的な発想だけれどもね。例えば「空襲」と言った時に思い浮かぶ光景というのは、あちらとこちらとではやはり大きな差異があるんだろうなあと思うわけです。そして雲の上から空襲する側(空襲されたことのない都市の人々)の意識もまたさらに大きな差異があるんだろうと。

 ガザから話が反れましたが。
 リン弾は焼夷弾としての使用は国際法で禁止されてますが、煙幕としての使用は禁止されてません。例えばファルージャでの使用法(といわれている方法)は、市街地などで至近距離からRPG7などで戦車を撃たれるのを防ぐ為に発煙弾として使うと。こういう場合は地上から撃つのが普通だそうですが、UNRWAの学校を始めとして、煙幕として使用するにはあまりにも高度が高過ぎる、ということなんですね。だいたい、学校に煙幕はってどうするのかわかりませんし。それで、使用法としての違法性が問われていると。
 「民間人には使用が禁止されている」っていうんですけどね。じゃあ「民間人に使用が許可されてる武器」ってなんだよ、って。

 ついでというか。「Democracy Now! 」で国境から実況をしているヒューマンライツウォッチのガラスコ氏はペンタゴンの出身だそうですよ。そりゃ日本にも「反戦自衛官」ってのはいるけど、なんか向こうはいろんなことがデカイなぁ、と。

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2009/06/09

せっかちだから

 先週末のシンポでのこととか、いろいろとあるのですが、うっかり寝ちゃいましたよ。やっぱヘモグロビンが足りてないのか? 
 会社で「バースデーブック」のたぐいのものを見ていたら、今年、デーモン小暮閣下はイメチェンの年なのだそうですよ。

 どんな風にだ。

 バヤデールの申し込みはまだ迷ってます。祭典の枠はね。もうそりゃ一発ですけどね(笑)。追加枠をどうしよーかなーと。8月まで脇キャストは出ないんだから、とりゃ! で取るしかないんですけどね。なんかこう、競馬新聞ナシで馬券買うみたいなもんだな。とりゃ!

 スタダンのドラクエも見たいのですが、土日のどちらをとればいいのか、これも迷い中。どっちがお子さんが少ないかは、考えてもしょうがないような気がするなー。日曜の方が自分の日程が確実かなぁ。とりゃ!

 ……そもそもドラクエのストーリーがわかんねぇよ(笑)。RPGだめなんですよねぇ。気が短くて。シュミレーションもだめなんです。昔、ファミコンってヤツで銀英伝やってた時も、艦隊を配置した後の戦闘場面が待てませんでした(苦笑)。「人生ゲーム劇場」は、相手が進んでる間が待てなかった(爆)。せっかちなんだよ。最近はもう眼が疲れてダメなんでやってませんが、パズルとかシューティング、アクションは猿みたいになるんですけどねぇ。でも昔はまってたゲームって、名前ももう覚えてないなあ。
 

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2009/06/08

ラッピング電車、リベンジ。

Photo_6

 今日は停まっていたのでゆっくり撮れました。まずはメーテル。

Photo_5

 鉄郎。

Photo_7

 車掌さんはちょっと怖くなっちゃいました。

 ヤマト、ハーロック、999、エメラルダスと松本アニメ全盛期に中学から高校時代を過ごしたので、「何もかもみな懐かしい」って感じですけども。いやー、あの頃のテレビアニメはキスシーンひとつで大騒ぎだったんだけどねぇ(苦笑)。

 一昨日出たクワズイモの芽は、小さい葉がすっかり一人前?の葉になり、虫みたいだった芽は葉巻の様相になり、芽が出てなかった幹からは虫よりも大きな芽が出ました。うちのは、ひとつの芋から3本の幹が出てるんですが、これで全ての幹から芽が出たことになります。土日の昼間に、直射日光の当たらないところで日光浴させてたんだけど(変な言い回しだな)、やっぱりお天道さまは偉大だなー。幹もひと頃よりもだいぶしっかりしてきたし。さすが里芋。これから夏にかけてが楽しみ。

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2009/06/07

「懺悔」アップしました&バヤ撮影

 「映画館」にグルジア映画「懺悔」をアップしました。こっちの更新も久しぶりだなー。「映画館」といっても「格納庫」の中なので、どちらからでも入れます。

 それはそれとして、東バのラ・バヤデール制作ブログの方も更新。宣伝用写真の撮影風景です。「ジゼル」で配られるチラシにはそれが載るのかな?

 ……ボトムちゃん……。活用されてるようで何より。しかも高岸さん、その後も「オチャメ」だし(なのか?)。
 木村さんの方は影と婚約式なので、両方黒の衣装(^^)。美佳さんとも田中さんともいい感じです。白の写真は撮らなかったのかなぁ。早く見たいなー。頭の羽かざりが意外と似合っていてよかったですよ。影のニキヤの頭かざりもすてきです。1幕のガムザッティの衣装もすてき。高木さんがよく似合ってます。

 ここのブログの写真はどうもピンが甘いのが残念なんだけどな。でもワクワクしますねー。その前にもう来週はジゼル。ヒラリオンは1日だけだけど、公爵さまも1度は見にいく予定。その後はちょっと先になるからなぁ。うっかりするとベジャールプロまでないもんなぁ(その間にシヴァが来るけどさっ)。

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2009/06/06

新芽

090606_03020001 5月初めに植え替えたあと、葉が何枚か黄色くなってしまい、もうダメかーーと思われたクワズイモ。活力剤も入れてたのになー、というわけで、先々週、掘り出して、芋の下の方を切り落とし(腐ってはいなかったんだけど、ものは試し的に)、丸ごと水洗いして、再度土を入れ替えて植え直し。今週になって葉の新芽らしきものが出始めたと思ったら、なんとか葉になってくれましたー。よかった、よかった。今夜見たら、別の幹にも新芽が出始めてたよ。ふー。
 写真の、奥側の小さいのが新しい葉、左手前の茎の上のほよっと頭を立ててる虫っぽいのが今日出たらしい新芽です。やれやれ。

 水をやりすぎてはいけないというのでちょっと控え過ぎたのと、植替後は日陰において休ませろというのを日陰に置き過ぎたのがまずかったらしい。何事も、過ぎたるは及ばざるがごとしだ。活力剤(アンプル型)は、出口が目づまりをおこしていたらしく、これも丸ごと洗ったらちゃんと落ちるようになった(笑)。

 ネットであれこれ見たところ、うちのは「クワズイモ」と書いてあったけれども、実際は「ヒメクワズイモ」のようです。あまり大きくならずに、葉も深緑というより黄緑っぽい感じ。うーむ、彦ではなく姫であったか。まあ、あまり大きくなられても困るからいいけども。

1 グリムス7代目プレミアム、9齢……かな。

 池袋の新文芸座で、グルジア映画「懺悔」をやるそうです。18日から。詳しくはこちらの下の方。それ以前に「チェ」も見てないけどな……orz。

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2009/06/05

「まっくろけ」から「ORAGAYO」へ

 ウィキペディアの「天安門事件」の項には、この事件を題材とした楽曲としてTHE BOOMの「気球に乗って」が挙げられているが、もうひとつ、この事件に大きく揺さぶられたバンドがある。爆風スランプ(当時の表記ではBAKUFU-SLUMP)である。

 89年1月8日、昭和天皇の死の翌日、武道館で行われる予定だった彼らのコンサートが中止となった。その振替コンサートが行われたのは、事件の後、たしか6月中のことだったと思う。いつも通り、サンプラザ中野の「史上サイテーの労働歌ーーっ」のシャウトで始まった「まっくろけ」はその日、サビのリフ、「庶民はキリキリ働け……/電車にゆられてねむれ」の最後を「戦車に轢かれて眠れ」と変えて歌われた。

 1988年発売の「HIGH LANDER」ではアパルトヘイトやチェルノブイリを題材にしており、すでに「社会的風刺を歌うコミックバンド」ではあったが、89年発売の「I.B.W. 〜It's a Beautiful World〜」では逆に「バカなこともやる社会派バンド」へと移行しており、この「振替コンサート」はその転換点でもあった、と僕は思う。

 その「I.B.W. 」の標題曲は1番に天安門事件、2番に象の密猟を取り上げ、「これが俺たちの世界」と歌い上げる。そのツアーではバンドのバックに据えられたスクリーンにニュース番組張りの映像が次々と映し出され、最後にかの「戦車隊の前に立ちはだかる男性」の映像が流された。いささか、ライブとしては居心地の悪いものであったことは否めない。

 この後、メンバーが「長期休暇を取って海外に行く」というプロジェクトがあり、ファンキー末吉は北京へ、サンプラザ中野はパリで亡命中のウアルカイシと面会する。この成果は90年のアルバム「ORAGAYO〜in the 7th heaven〜」に結実。憲法13条「幸福追求の権利」を冒頭に掲げたこのアルバムは、パフォーマンスも楽曲も爆風の絶頂であると個人的には思うのだが、インストの「YO・A・KE」から「ORAGAYO〜愛のテーマ」(なんたって「おらが世」である)、かぶせで(南アフリカで、確かマンデラが釈放された時の集会に飛び入りで歌ったものを現地録音した)「The 7th heaven」、ややアンコール的に「おおBEIJING」と続くアルバムの終盤は、妙に「アビィロード」を思わせもする。この「おおBEIJING」(後にシングルカットされた)は、ウアルカイシへの献辞がクレジットされているものだ。

 その後、ファンキー末吉は中国に活動の拠点を移し、中国におけるロックの要となって今に至っている。

 中学・高校時代に並走したバンドがスラップスティックであったなら、大学から20代前半を並走したのが爆風スランプだった。語りたいことは山ほどあるが、とりあえずはアルバム2枚の紹介まで。

 
 どちらも「no image」なんだけど、クリックして詳細を出すとジャケ写真が入ってます。なんだかなー。

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2009/06/04

天安門と二つの映画

 20年前の今頃、僕は連日テレビに貼り付いていた。大学を出て出版社に就職して、反戦運動ってヤツに関わり始めてまだ1年は経っていなかった。あの広い広い広場が人々で埋め尽くされていた。エキストラなしの人々で。そしてあの白い像があった。いかにも美大生が急ごしらえに作ったような、象徴的な女神像が。

 僕の周りにはいわゆる「中国派」の人は少なかった……というよりもほとんどいなかったのだが、それでも「人民解放軍」に対するある種の思い入れのある人は少なくなかった。「まさか人民解放軍が」というのはあちこちで聞かれた言葉であったが(念のために加えておけば、それは「まさか中国政府が」ということではまったくない。中国政府の対応は「まさか」ではなく、解放軍はそれに抵抗し民衆の側につくだろうと思われていた(らしい))、人民解放軍=中国軍という認識しかなかった僕にしてみればそれは妙な印象であったけれど、むしろ八路軍=人民解放軍という気分はいわゆる「昭和一ケタ」世代を中心に存在していた。

 どんな軍隊であれ、軍隊は軍隊だ。

 僕(ら)にとって、「天安門事件」とはそのことを再確認させるものでもあった。

 リチャード・ゴードンとカーマ・ヒントンによるドキュメンタリー映画「天安門」。DVDになってるとは思ってなかったけど、さすがに絶版らしくえらい値段がついてます。僕が見たのは97年の公開当時だと思う。東中野Boxで見たのだけは覚えてるんだけどなぁ。映像資料に事件後のインタビューを加え、歴史的な経緯を解説した95年製作のこの映画は、「189分」という長い尺を持っている。見た当時の記憶はあまりないが、今見たら当然ながらまた違う感想だろう。プログラムを眺め渡しながら思い出すのは、僕とほぼ同世代の学生リーダーたちよりも少し年長(当時30代前後)の「広場」の中心を担った人々−侯徳健や劉暁波といった人々の存在感だ。そして、今にいたるまで明らかにされてはいないが、プログラムの中で浅井隆がいうように、虐殺された人の多くは「広場の中」でではなく、「広場の周辺」で、「広場に軍隊を入れまいとする市民」だったことを忘れてはならない。

 もうひとつ、映画。
 大林宣彦監督の「北京的西瓜」。八百屋のオヤジと中国からの留学生達の交流を描いたこの映画は、実験的な小品−佳作というよりもC級の−となるはずだった。中国ロケの直前に起きた天安門事件が、この映画の性格をまったく変えてしまった。「1+9+8+9+6+4=37」秒間の空白の後、映画は虚構から現実に引き戻され、僕らは否応なしに事件と、留学生たちの悲しみとに向き合わされる。事件性を持った特異な映画として記録に残されるよりも、なんの事件も起こらずにC級の駄作で終った方がすべての人にとって幸せではあったろう。これは、僕が公開時に見た最後の大林映画だが、これが事件をリアルで知らない人たちにどのように受け止められるのか、実のところさっぱりわからない。しかし「日常」の中になんのことわりもなく降ってくるものの恐ろしさだけでも感じることができれば。

 「天安門」のプログラムを眺めながら、あああそこは「The Gate of Heavenly Peace」というのか、と思う。

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2009/06/03

東京平和映画祭とか

090601_18170002 近所のびわがだいぶ色づいてきました。紫陽花もずいぶん咲いてますし、季節の移り変わりは早いなー。もう6月だもんな。
 ぢつはこのびわは、最近閉鎖された社宅のもので、「こんなになってるのにもったいないなー」と思ったりするのですが(笑)、社宅のものだと社宅の誰が採っても問題になるんだろうしなぁ。どのみちオナガの食うままなんだろうな。

 さて。ネタはあるけどまとめる頭がない。次期祭典の請求書と、アッサンブレのバヤの申込書が来た。チラシが新しかったから「おっ、この間衣装合わせした写真かー」と思ったら、流石にそれはまだでした。高橋さんや氷室ックがマグダヴェーヤに入る可能性もあるのかな? 

 6月12日〜14日に東京平和映画祭が行われます(公式サイト)。日程的にいつも行かれなくて、今年も行かれないんだけど、滅多に見られない映画も含まれているのでご紹介。12日と13日が映画、14日はベンジャミン・フルフォードのトークです。当日券なしの登録制なので、ちょっと不便ではありますが。

 12日はチベット・パレスチナ特集。「風の馬」「雪の下の炎」「レインボー」「オリーブの木がある限り」の4本と、田中優、岡真理、森沢典子各氏のトーク。
 13日は「ウソからはじまる戦争とお金の関係」と題して、「エンデの遺言」「Shifting from Global to Local」「冬の兵士」「911と戦争とお金」「隠された被曝労働」「花はどこへいった」「ヒト・ウシ・地球」の6本に、監督あいさつやらトークやら。

 「冬の兵士」と「隠された被曝労働」は観たかったんですけども。「花はどこへいった」は以前、こちらでも……というか、原稿書きましたっけか(こちら)。
 長丁場ではありますが、出入りは自由なようなので、つまみ食いも可。場所はオリンピック青少年記念センターです。

 

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2009/06/02

ラジャ、キタ━━(゚∀゚)━━!!!

 ……か、どうかはまだわかんないんですけどね、実際。でもまあここまでくればやるんでしょう、多分。きっと。おそらく。あるいは。これが大僧正ならぐるぐる周りの「キター」になるんですが、とりあえずこんなところで。

 仮配役みたいな形でこちらに。リハ写真もいくつも。……座ってらっしゃいましたが(身体が薄いですよー。がっしりしてるのに薄いのはなぜなんだろう……)。

 これで、5日のうち3日は見られるんだろうなーと思えば、それだけでめでたい。マカロワ版は寺院崩壊があるから、きっと出番もそれなりに多いだろう。踊らないにせよ。いやー、これはこれで楽しみだな。悪の司令モード。……花嫁の父モードも?
 ラジャがくるなら、もしかしたらあとの2日は大僧正かも知れないし。まあそこらは8月までわかんないんだろうけどなぁ。

 ……ここまで来て、誰の話かまるきし書いてないじゃないか、と思うが、まあいいや。

 えーと。ソロルの発表までは、最悪「ニキヤの担ぎ手の奴隷だけ」という予想もしてはいて、その後も「ソロルのみ1日だけ」という予想もしていたので、それに比べりゃありがたいこってす。

 横内くんは、今ちょっと昇り調子というか、アグレッシブな感じがするので楽しみですねー。ぢぶん的には木村さんの大僧正で小笠原くんのマグダヴェーヤってのが見てみたいとは思いますが、どうなるやら。

 公式ブログの方。次のクエスチョンがなかなかアップされないのは回答者が回答してないんだろうと思いつつ、とにかく更新されました。
 「禁酒中って、だいじょうぶなんですかっ」と思ってしまったぢぶんは、心配のベクトルをとことんまちがってると思いました。

 バレエフェスの各ダンサーの演目も発表。ぢつのところ、一度にいろんなものがわさわさ入ってきて、テンション自体は無性に高かったりします。すごく物入りになることがわかっているので、もしかしたらどれかひとつは……と思っていたのに、やっぱりジルは3つとも見たいよ……。まあガラはまだ抽選結果出てないからわかんないけども。いっそはずれてくれれば諦めもつくかねぃ。幕見があればいいのになぁ。
 
 しかしそれよりも何よりも、全幕プロの東バ側のキャストを出してくださいましよー。

 今月はジゼルってことで、百合と月。来月は……シヴァはドンキだとすると……剃刀? いやそれは……。牛と月だと妙に禅的画面にはなるけどな。ねぇだろ、そんな素材。

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2009/06/01

第2会場では

090524_19110001 てなわけで今日のシンポの話とか、まだヴェローナ大公が出てきたところまでのR&Jレポとか、いろいろあるんですけど、とりあえず東博の出口まで行こうかと(苦笑)。写真は夜の東博(本館)。

 阿修羅周りというか、えー、「メッカのカアバの周り」を思い出しちゃいました。規模が全然違うけどな。

 一度中央通路に出てから第2会場。みなさん目的を達したからか、疲れちゃったのか、ここまで来ると人は多いが滞留はしてない。いきなりのっけから四天王像(中金堂)で、「い、いらしてたんですかいっ!」と不必要にびびってみたり。こんなに一度にお留守にして、奈良の守りは大丈夫なんかい、って気になりますが、まあまだ山ほどいらっしゃいますからなぁ。興福寺だけでも。
 しかしやっぱり近くで見るとでかいなー。奈良の乾漆仏の繊細さも好きですが、鎌倉系の強さも好き(でもどうせなら南円堂の……ごにょごにょ)。

 突き当たりは薬王・薬上の二人。薬師系の兄弟菩薩です。脇侍として創られたのでややシンメトリー。今回の中でいちばん大きな仏さま。人込みの中でおばあちゃんがじっと拝んでいて、「同志〜♪」と手を握りたい気持ち(^^)。像が大きいので、出口近くから振り返る感じで相対しました。やっぱり大きいです(^^)。いろんな意味で。仏教でいうところの「悲」というのは「悲しい」という意味ではなくてもっと包容力のあることばですが、思い浮かぶのはそうしたことばです。
 飛天や仏頭も来てたけど、結構破損してたなぁ……。

 こういう構成で見せたい、という展示意図は非常に明確でしたが、いかんせん第1会場と第2会場の密度が違い過ぎて、ペース配分を誤った感じ。まあ最後の方の密度が高いと、それはそれで疲れるから多少尻つぼみの方がいいとは言えるんですが。むしろ、トップに阿修羅もってっちゃって、後は安心して回るってのも(展示方法としてはかなり邪道ですが)、いっそひと思いにそうしてくれ、って気もしました。
 本当はやっぱりちゃんと現地のお堂で見たいですけどね。受けとるものが博物館とは段違いなので。

 近代以降のものはともかくとして、仏像というものは、創るもの、依頼するもの、預かるもの(寺にせよ個人にせよ)、それを守るもの、たくさんの想いの積み重ねがあって、長い長い年月の中で、「仏像」として創り上げられてきたのだと、ぢぶんはそんな風に思います。今彼らが美しいとすれば、その想いの積み重ねによるのだと。

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 さて、日付はかわりましたが、シヴァっちの誕生日でした。20代最後の年が実り多きものでありますように。なんか今年もやきもきしそうなんだけど、その一連が彼にとっての財産にもなりますように。
 1日だけ、彼へのトップイラストです。

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