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2009/07/05

ヨハネ受難曲

 予定通りすみだトリフォニーで「合唱舞踊劇 ヨハネ受難曲」を見てきました。振り付けは佐多達枝さん。照明は「庭園」でも活躍した足立さん。

 とってもよかったですー。なるほど「合唱舞踊劇」というのはこのようなものか、と。受難曲だったのもよかったかな。「ヨハネ受難曲」を通しで聴くのは初めてですが、なんたってプロテスタント系のプチブル女子校に6年も通ってましたからね(笑)。礼拝中の暇つぶしに、4福音書と使徒行伝、黙示録は全部読んでます(←礼拝の趣旨に沿ってるような、沿ってないような)。ヨハネ伝は好きでしたしね(^^)。

 えーと。入ったら後藤和雄さんがケガで降板の貼り紙(T_T)。そういえばそんな話をどこかで読んだような気がする……というのを、今朝方、佐多さんのサイト(ここ)を見た時に思い出したので、ショックはちょっと少なめでしたが……。配られたプログラム(歌詞の対訳が全部出てました!)には和雄さんの写真もあり、男性ダンサーも増えてはいなかったので(カテコで人数確認 ^^)、ユダ役の石井さんが踊るパートを増やしたのではないかと思います。どうなのかな。

 というわけなんですが、石井竜一さんがこんなにぢぶん好みとは思わなかったよー(笑)。びっくりしたなぁ。「庭園」で見た時には、そんなにいいとは思わなかったんだよな(和雄さんと坂本さんに眼が行ってたしー)。パの精確さとか、動きの美しさでいうときっと武石さんなんですが(←今日も微妙に王子)、有無をもいわせぬ強さのようなものがあって、眼が離せませんでした。男性は、イエス役の堀内充さん以外は、あらゆる役を4人の男性(武石/石井/穴吹淳/登坂太頼+後藤和雄)が踊るんですが、石井さんは一応ユダの役名が入っています。そこいらもツボだったのかもしれないけどなー。見た目の好みからいうとがっちりしすぎではあるんですが、なんだかとってもよかったなぁ。

 マグダラのマリアが島田衣子さん。こちらも役名は特に必要なく、ソロがひとつ(部分的に武石/石井とのトロワ)、斎藤隆子さん、関口淳子さんとのトロワ(部分的にシス)がひとつ。ソロ(というかトロワというか)が素晴らしかったです。ソプラノのアリアとぴったりあって。関口さんもよかったなぁ。

 合唱も独唱もとてもよかった。ダンスと音楽と歌とがばらばらになることがなく、それぞれが重なり合って気持ちの良い空間になってた。歌手とダンサーとがからむ場面もあり、ペテロやピラトはダンサーなしで歌手だけが芝居も演じ、それもまたよかったです。

 そしてイエス役の堀内さん。やはり体形的には前の世代のダンサーだという感じはあるのですが、上半身の美しさ、風格、存在感。そして美し過ぎないフォルムがドラマでした。高速ピルエットは「スゲー(くちあんぐり)」でしたよ。いたぶられまくりだったけどな(←まさしく受難)。

 「庭園」から比べると、素材が素材だけにかなりクラシカルだったと思います。ベジャールなども含めて、クラシックを規範にしたモダン、というのが、今のぢぶんにはいちばんしっくりくるのかもしれません。

 あ、「つめもの衣装、キタ━━(゚∀゚)━━!!! 」もありました。ちょっと唐突だったけどな。

 来年の4月には、OFCで「合唱と群舞のショーケース」をやるそうです。バッハの「カンタータ106番」、ブラームスの「愛の歌」、ペルトの「ミサ・シラビカ」の3本。いけるといいな。
 

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