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2009/08/07

取り急ぎの白鳥

 というわけで、白鳥。監督がいつもの地味なかりゆしウェアのようなシャツをざっくり着て、うちわ(フェスの)持って歩いているのを見たら、「あー、祭りなんだなー」と妙な感慨が。

 久しぶりに、気合いの入りまくったロットバルトの断末魔を堪能しましたー♪ (←いきなりそこか)
 出のソロからノリノリでしたが、4幕はもう「ロットバルトはこう踊るんだ!」みたいな勢いというか。なんといいますか、「強いところは強い」「やられるときはやられる」っていうメリハリっつーか。木村さんのロットバルトを見るのは初めてではないけれども、今日の4幕はちょっと目からウロコ。そして、普通ならのたうち回った後でそのまま上手袖に捌けるんですが……つまり、ロットバルトは「やられる」けれども生死の程は定かじゃなかったりするので、ここで「そそくさ」になっちゃう時もあるわけですが……立ち上がって数歩進んだ後、坂の途中(爆破された「ロットバルトの岩」の前のところ)で、ぐわっと力尽きて死んでました。いやー、ここで力尽きたロットバルトは初めて見たかも(←忘れてたり、見てなかったりしてるだけかもだが)。ちょっとびっくりしたので、そのままオペグラで確認したけどやっぱり死んでるし。スモークにまぎれて匍匐前進で捌けたりするんじゃないかと思ってそのまま見てたけどやっぱり死んでるし。……だと思うんだけど。

 ………orz (←真ん中見忘れてやんの)

 ロホは、2幕はやや蠱惑的なオデット。オディールの方が本領発揮ではあるけれど、オデットもいい。回転もバランスも超絶だったけど、キトリの時とちがって「見せつける」感じがなく、さらっと。ボネッリの印象が薄いなぁ。本当に「王子」だったんですけどね。立ち居振る舞いといい、素直なキャラといい。

 道化の松下さんは、もう少し弾けてもいい気がしたけど、テクニックは万全。1幕の大回転の軸のぶれなさはすごい。トロワは高村さんが1ヴァリ、佐伯さんが2ヴァリ。高村さん、貫録のある可愛さっていうんでしょうか。無敵だ。白鳥のコールドは、ジゼルのウィリの時もそうだったけれど、「群体」感がアップ。ひとつの群れでひとつの意思、というか。コールド全体でひとつの生き物ののようだった。東バのスペインは見どころのひとつだけど、いつになくぐだぐだ。ちょっとびっくりだ。平野さんは相変わらずシャープだけど、後藤さんとの合わせがえらくちぐはぐ。どっちがどう、というよりも、二人の方向性が全然違っちゃったんだろうか。この組み合わせで何度も見ているのに、こんな風に感じたのは初めてだな。

 3月に王子の衣装を新調するなら、先にロットバルトを新調して欲しかったよな、やっぱり……orz。

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コメント

ええもう、すばらしい断末魔でしたねえ(しみじみ)。
のたうちまわるところとか、ばっさばっさとね、
さっきまであんなに無敵INGだったはずなのに、
潔い断末魔(←???)でございました。
白鳥たちもとても美しかったです。
3羽がとても美しくて。。。

投稿: おロシア人 | 2009/08/07 18:13

あの断末魔を見たいばっかりに、
「ロットバルトかも?」な時の白鳥は上の階を取るようにしてますのですよ(笑)。えへへ。
あれは上から見なくっちゃ!
あんだけのたうち回って「すごすご」で引っ込んだら大笑いだなーと
思いながら見ていたので(ヒドイ……)1本とられましたです。

高村さんのトロワには間に合いました?
ナポリも可愛いのに存在感ばっちし、でしたねー♪

投稿: 綾瀬川 | 2009/08/08 00:00

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