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2009/08/18

まつりのおわり

 オマージュ・ア・ベジャール最終日。だから初日と最終日だけだってば。

 半月がかりのバレエフェスの終わりというよりも、ぢぶんにとっては1年ちょっとかけたベジャール追悼プロの最終日、という気持ちです。
 ……それにしてはちょっと不完全燃焼というか、昨日テンション上がり過ぎたというか。たとえば、昨日初めて観た演出の面白さは今日はもうわかっていたりというような、ちょっとしたことの積み重ねで乗り切れなかったような気もするし、そうでない部分ももちろんある、と。

 昨日つかみきれなかったものがふっと落ちてきた、そんなものももちろんあります。昨日はかぶり付きに近いくらいの前席だったし、今日は前ブロックの後方で、しかもいつも通りに左右に席を振ってくれていたので、「鳥」はようやく群舞との具合がわかったし(←単に真ん中しか観てなかっただけじゃないのさー)、ボレロやルーミーも違う人を観ることができたり(笑)。「ジャタンドレ」の切なさは今日の方がきたし、舞台そのものの幸福感は昨日の方だったように思うし。

 いろんなことを考えてみています。ぢぶんが考えてもしかたないんだけど。

 簡単に。「ルーミー」は昨日よりもぐっとよかったような気がします。由良之助のソロは、全幕だと踊る方も観る方も感情の高まりの中でがーっと行くけど、抜きでやるのは難しい(つか向いていない)よなあ。山崎街道の後、1幕の最後であの長ソロだから、全幕の方が大変そうな気がするけど、そういうものでもないんだなぁ。ロスは今日の方が迫力があったような気がする。「鳥」は、昨日の幸福感はまあ個人的なものだからアレとして(苦笑)、もう少し全体の絡み(女性相互も、鳥とも)が出てくるともっといいかも。「アダージェット」も今日の方がすっと入って行けたのは、まあ個人的なテンションの差だろうけどな……。「バクチ」はマモノの夫婦(笑)。崇拝者も今日の方がノっていたと思いますが、ソロの後辺りから、木村さんの踊りの「何か」が、崇拝者を巻き込んでいるような、そんな印象も(←結構、人を巻き込みがちな気が)。イレールは、昨日の方が身体のコントロールがよかったような気がするけど、動きの端々が美しい。水香ちゃんのボレロは、アレですね。正月から踊りこんでるだけあって、動きはずいぶんきれいになったと思う。虚心に踊ることによってぐるりと一周して、舞台そのものは初役の時に返っちゃったようなイメージ。なんかもう、この人はこれでいいや、とちょっと思う(←おいおい)。

 全体の構成などについては、別に。

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