« どれもやりっぱなし | トップページ | 「落葉」「夢のまにまに」アップしました »

2009/11/08

グルジアの……なんだろう

 というわけで、とにかく午前中に起きてグルジア映画と文化の集いに行ってきました。会場の立正大大崎校舎ってどこね、と思ったら、ゆうぽうとの裏やん(^^)。

 映画の方はまとめ中。さすが「ワインの国グルジア」らしく、ワイン工場に働く青年の話でした。66年の白黒作品。日本では82年に岩波で公開されたそうで、なるほどどこから見ても「岩波映画」の味わいでしたよ(^^)。

 その後の主催者の井上氏のトークはちょっとぐだぐだでしたが、前田弘毅氏の話とその後のトビリシ大のクパタゼ氏の話は面白かったな。前田氏は見た瞬間に「『風雲児たち』(みなもと太郎)の誰かに似てる……」と思ったんだけど、歯切れのよいしゃべりで、グルジア語もべらべら(多分)。もう15年ほどもグルジア研究に携わっていらっしゃるとか。今度来日したクパタゼ氏とはもう10年来の仲だそうで、通訳の息もぴったりで気持ち良かったな。日本語しかできないぢぶんにとっては、こういう催しって本当に通訳次第だったりするからさ。

 映画と直に関係しないことをいくつか。
 「グルジア」の名称について、「ロシア語由来のこの名前をやめて「ジョージア」と呼んでくれ」という現政権の主張は知られていると思いますが、今日の映画「落葉」を撮影したイオセリアニ監督は「ゲオルギア」という名称を提起し、実際にそれを使用しているそうです。語源は「聖ゲオルギオス」(セント・ジョージ)なので、それにより近く、という感じかな。

 前田氏の話は、直前まで滞在していたグルジアの様子などをPowerPointで(ちょっと名所案内風だけど、あまり見る機会がないから面白かった)。クパタゼ氏は、グルジア・ロシア関係の近現代史が専門で、より細かくいうと、帝政末期の議会におけるグルジア人議員の活動を研究しているそうです。というわけで、映画についてのいくつかの話のほかは、グルジア・ロシア関係史の話。
 映画に則して……でもありますが、グルジアの映画・文学というのは象徴と比喩によるコードが複雑に埋め込まれているのが特徴だそうで、今回の「落葉」という映画についてもいくつかコード解読がありました。「閉鎖的状況で自由を求めようとすると、冗談的な状況に陥る」けれども、それはただのコメディではなく、象徴と比喩で読むことができる、と。そういや、今年公開された「懺悔」も、監督はちがう人ですが、コード埋め込みすぎってくらいに埋め込まれてたなぁ。
 80年代後半にグルジアで独立運動が激しく盛り上がったのは、人々が60年代のそうしたグルジア文化の埋め込まれたコードによって成長したということ、「ロシア的」でない考え方に触れたことが大きく関わっているのではないか、という指摘が印象的でした。

 帰ったら、アッサンブレから通知。ルグリガラのAプロのアッサンブレ先行予約のお知らせ。でもSとAのみなんだよなー。文化会館だとBまであるんだけど、ゆうぽうとだとAまでなんだよねぇ。アッサンブレでAを取ると、大概前のサイドになっちゃうんだよな。Aなら2階サイドの方がいいんだけど。1日は祭典追加で取ってあるから、もう1日は我慢するか。2月の平日だし。
 あとはくるみのキャスト変更と、ポイント早く使ってね♪ のお知らせ。

 いろいろと煩悩は多いんだけどね(笑)。

|

« どれもやりっぱなし | トップページ | 「落葉」「夢のまにまに」アップしました »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: グルジアの……なんだろう:

« どれもやりっぱなし | トップページ | 「落葉」「夢のまにまに」アップしました »