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2009/12/06

松山というサンクチュアリ

 そんなわけで、傷心中の小心者は、マリインスキー祭り真っ最中の上野に背を向けて、府中に森下さんのクララを観に行きましたとさ。

 いやー、バレエ友達と飲みながらですね、「一度は森下さんのクララを見ておきたいんだけど」と漏らしたら、「一刻も早い方がいいですよっ!!」と言われたもんで、あたふたと見に行ったのが昨年のちょうど今頃(しかもやっぱり府中)。森下さんは、昨年と変わらぬ「クララ」であり、……清水さんは昨年よりもちょっと大変そうでした。むしろ、清水さんを即刻観るべきだろうなぁ(失礼な言い方だ)。

 ま、要するに去年観て、いろいろ思ったにも関わらずそれをちゃんと残せなくて、でもやっぱり残しておきたくて今年も観に行った、という部分もあります。プロダクションとしても割りと好きだし。ただ、それをうまく他人に伝えられるか、というのはあんまり自信がないんだな……。特に若い人に自分の語彙が通じる気があまりしない。うーん。それは何というか、自分の通ってきた時代背景みたいなものとからんでくるからなんですね。

 前回観た時に、「あ、ここはサンクチュアリなんだ」と思ったわけです。森下さんという稀代の「聖少女」を中心とした、サンクチュアリ。それは、東バや牧や新国立やKや、そういった「外の世界」とはまったく別の、特殊な進化を遂げたもうひとつの世界だと、自分は思います。それはまさしく「日本のバレエ」のもうひとつの姿でもあるんですね。ここまできたらもう、それをたいせつにたいせつに守り抜いて欲しい。そんなふうに自分などは思うのです。

 それはそれとして、ツボどころも結構多くてねー♪ 今日はもう、ドロッセルマイヤー(とアラブと葦笛……すごい早替えだ)の橋本達八さんが素敵でしたですよー。重量感のある、タモリ系のドロッセルマイヤー。去年も「いいなー♪」でしたが、今年はさらに「いいなー♪」でした。

 あと、「1年ぶりだけどわかるかな?」と思っていた垰田さん(客人→ネズミキング→水の精→葦笛)。昨年の葦笛で、すっかり「うほ♪」だったんですよね。むしろ垰さん観に行ったといっても過言ではないくらいだ(^^)。松山男性陣では際立ってプロポーションがよく、王子系ビジュアルですが、何といいますか、ナガセくんに周藤くん足して、間違ってちょっとルダコも入っちゃったみたいな。昨年ほどアワアワしてなかったですけど、目が行く、目が行く(笑)。
 
 それからトナカイ! ここのドロッセルマイヤーは、トナカイの引くそりに乗って登場するんですが、このトナカイがねー、ヤックルなんですよ♪ すっごいお気に入り。カブキの猪の次に好きだな。松山のくるみは、お菓子投げこそないものの、最後にクリスマス・キャロル・メドレーがついてます。そこでねぇ、そり付けたまんまでロン・ド・ジャンブを繰り返すヤックルがホントにカワイイんだなー♪ カテコにも出て欲しい(本編は中に2人、フィナーレは多分1人の編成)。

 さ、書けるかな?

 

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コメント

松山のくるみ、今でも最後に第九を歌ったりするのですか?あれはちょっと。。。と思うのですが。。。
しかし舞台は豪華ですよね。

投稿: Hogawann | 2009/12/07 00:01

第九単独でではないですが、クリスマスメドレーの冒頭に入ってました。
歌ってはいたのかな……。
楽譜を持って行進する個所はありましたが、歌声までは聞こえて来なかったような。
ただ、2階席でしたので、本当に歌ってたのに聞こえなかったのか、歌っているような演出だったのかまでは、ちょっと自信が(笑)。
「お正月」のメロディーが来ると、急に舞台が「紅白」めいて見えるのがおかしかったです。
そんなところも含めて「日本的」でしたね。
まあ、ここの「くるみ」は基本的に子ども向けのプロダクションだと思うので、これはこれでアリかと。

投稿: 綾瀬川 | 2009/12/07 01:43

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