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2010/02/19

二度寝の夢

 「どうして「愛される」って思ったの?」
 「本棚の中身が同じだから」


 パロ屋の頭の中はとっ散らかっていて、接触が微妙な配線になっているものではあるけれど、二度寝の夢で自分の頭の中の散らかり具合を見せつけられるとしばし愕然。配線の接点が微妙だから、はずみで関係のないはずのものがつながったりはなれたりは日常茶飯事であるけれど、こんな風に自分の頭の中は、あれとこれ、これとそれとがごちゃごちゃなのか。

 それでも、盆でも正月でも、ましてや命日でも誕生日でもないくせに、化けて出てくることはないじゃないか、がべさん。目覚めた後はツライだの切ないだのいうよりもただ呆然として、ああ、あと15分目覚めなければ出勤を諦めたのに、とか。

 二度寝の夢は、どうして鮮明で長いのか。ほんの短い時間のはずなのに。

 そして冒頭の会話。確かに本棚には持ち主の思想が詰まっているものだが(だからこそ、図書館の貸出履歴の保護は「図書館の自由」の中に含まれているはずなのだが)。ちなみに問いの方が自分。そう答えられても、と夢の中でも思った。そしてなぜ、そこでシュテッケンについて語るよ、ぢぶん(←しかも夢の中だけあって支離滅裂)。「実は松坂慶子なの」って言われた方がまだマシだ。夢自体はノーテンキだったんだけどなぁ。

 夢らしいリアルさの中で、なぜか「Wow Wow Wow」がガンガンにかかっていた。なんでそれだ。というより、なんでそんなものの歌詞まで覚えてるんだ、ぢぶん。それにしてもこっ恥ずかしい。ソロアルバムの曲って、どうしてあんなにこっ恥ずかしい曲ばっかなんだ。

 10代の自分にさすがに「王子」はなかったけれど(笑)、たしかに今風にいえばそういうことになるのかな。やっぱり黒。でもモズライトはサンバースト。サンバースト王子。なんだそれは。
 
 もしもがべさんが70歳まで生きていたとしたら、きっと訃報欄にも載りはしなかったろうし、ぢぶんの中でも「すごく好きだった人」のまま、消息不明でフェイドアウトしていったのかもしれない。けれどいきなりもぎとられてしまった人というのは、こんな風にに自分の中に、突き刺さるように居続けてしまうものなのか。

 「Wow Wow Wow」が頭の中でガンガン響く。二度寝の夢は鮮明な分だけ始末に悪い。


 


*「実は松坂慶子なの」……アルバム「GS伝説」所収「愛の逃亡者」のバカ騒ぎでのがべさんの「実はあたし、松坂慶子なの。あはーん」より。二度とこんなバカな企画は通らないだろう。というか、なんであんな企画が通ったんだか。

*「Wow Wow Wow」……ソロアルバム「摩天楼ラブ」所収。振られ癖のあるナンパ男の歌。2番のサビが「それでもこりずに夢をみる僕もプリンス」

*「モズライトはサンバースト」……モズライトはギターのメーカー。サンバーストはギターの定番カラーのひとつで、内側に向かって、黒から赤を経て黄色(ナチュラル)へのグラデーション。赤を経ない場合はゴールデン・サンバースト。ライブではいくつかのギターの持ち替えをしていたけれど、サンバーストのモズライトでのテケテケががべさんのトレードマーク。

……がべさんも「カズさん」なんだなあ、と思う。それをいったらうちの父(80)だって「カズさん」なんだが(←兄の「昭一」と合わせて「昭和」兄弟)。

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コメント

最近、忙しくて夢を見たはずなのに覚えてないです。
でも意味深な夢だったら悩むよね~。
ぜひ、シュテッケンについての語りを拝聴してみたいです。

投稿: ばむ | 2010/02/19 08:47

まあ意味深というか、「滝沢でインタビュー」みたいな
健全な夢でしたけどね(笑)。
起きた瞬間は
「てめー、がべー、どこまでノーテンキなんだ、ちくしょー」
でしたよ。はははは……orz。

投稿: 綾瀬川 | 2010/02/20 01:14

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