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2010/05/18

オネーギンの音楽、ふたたび

 三者三様だったオネーギンたちについていろいろ考えながら、後藤さんについて何か言葉がみつけにくいな、と思いまして。それはつまり、初日の高岸さんと、2日めの木村さんとの方向に開きがあって、後藤さんについて何か言おうと思うと2人の間にすここん、すここんと落ちてしまうという、そんな気がする。底辺のやたら長い二等辺三角形のようなイメージ。違う順番で見ればまた違うイメージなんだろうけどなぁ。何よりも、オネーギンが単体で存在するはずもなく、違うタチアーナと組めば違うオネーギンが出てきたんだろうと思うけれども。

 さて、今回のプログラムには使用曲の一覧がついています。シュツットガルト版(盤か)の曲番に合わせて、チャイコフスキーの元の曲名が表にしてあります。これは便利。前回のシュツットガルト来日の時のプログラムには解説文しかなくて、文章の中から曲名を拾ってたんですよね。それでも全部が載ってるわけじゃなかったし。

  シュツットガルトシンフォニーオーケストラによるバレエ版のCD。指揮はもちろんタゲル氏。在庫はまだちょっとあるみたいですね。この1週間ほど聞きまくりです(笑)。

 使用曲一覧表をまるまる載せるのはいくらなんでも「引用」の範囲を逸脱してると思うので、ここではやりませんが、以下の曲集から抜いてオーケストラに編曲してあります。

・ピアノ曲集「四季」
・6つの小品 作品19&51
・即興曲変イ長調
・オペラ「チェレヴィチキ(かわいい靴)」
・歌曲「ロミオとジュリエット」二重唱曲
・18の小品 作品72
・3つの小品 作品9
・幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」

 チャイコファンなら、バレエを見ながらでも「この曲がこんなところに!」という楽しみもあるんだろうけど(かえって気が散るかな……)、そういう素養はないからなぁ(^^)。
 編曲が違うからもちろんイメージは違うし、バレエのサントラとしてはシュツットガルト盤があればいいように思うけど、音の源流をたどってみるのもまた楽しってことで。

 前回ぢぶんが買ったのはコレ。
 プレトニョフの「四季」(試聴できます)。同時収録の「6つの小品」は作品21なので、バレエでは使用されてない方ですね。
 
 とりあえず18の小品集は欲しいなぁ。Amazonだとやっぱりプレトニョフ盤くらいなのだけど(またしても……)、もう少し安いのがあれば(笑)。
 というのも、18の16「5拍子のワルツ」が2幕1場の最後、オネーギンとオリガのPDDなんだけど、この2日、もうあればっかりが頭の中を回ってるわけ。どういうわけなんだよ。ついでに18の15「ショパン風に」は、ペテルブルグ系(?)「白鳥」の4幕、王子とオデットのPDDの原曲です。ちょっとお得な気が(笑)。

 プレトニョフ盤(試聴できます)。18に限らず関連オススメ盤とか(安いのとか)ありましたら、ぜひ。

 去年の「月に寄せる」も、プログラムに場面ごとの使用楽曲一覧がついていてとても便利でした。いちばん欲しかったペルトの「ドライクラングスコンチェルト」は盤が見つからなかったけれど、曲名がわからなかったら探しようもないもんね。今後とも、ぜひぜひお願いしたいです。

 

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