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2010/06/13

朝っぱらから金語楼2本。

 ……で、結局そんな精力的なことはできませんでしたよ、と。

 朝はちゃんと起きて、神保町で映画を見て、そこで挫折(笑)。折角神保町まで来たのだからと、いくつかCD店を回って、ついでに新宿のタワレコに寄って、うちへ帰って寝ましたとさー。

 でも、ちゃんとフィールドバレエのチケットは取りましたよ。8月5日の「白鳥の湖」。腰をおもんぱかって椅子席(安い方)です。なんと6年ぶりですよ! 楽しみだなぁ。お天気は心配ですけども。前回、7月の末で雨模様だったので(これ)、8月に入ってからの回にしてみました。まあこればっかりは当日までなんともねぇ。宿の方も予約フォームだけは送ってみました(←電話ギライ)。うまくとれるといいな。

 さて、映画の方は神保町シアター。「金語楼の三等兵」と「大笑い大福帖」の二本立て。11時開映ですが、10時から整理券配布なので、整理券をもらってから朝ご飯のつもりで10時15分ころ行ったら35番。最終的には満席に近かったんじゃないかな。えらく平均年齢高かったけど。

 「金語楼……」は59年の製作。リンクしたgoo映画とはちょっと筋が違ってまして、敬太郎と馬場は鉄橋警備に行くわけではなく、演芸会の途中で白蘭が敬太郎に「うちで借金取りが暴れてるから来てくれ」というのについていってしまい、馬場が呼びに行く。その帰り道、2人で白蘭がくれた饅頭を食おうと河原に降りたところで鉄橋にしかけられた爆弾を発見、匪賊と乱闘、という流れ。

 いやー、金語楼と坊屋三郎しかわからなかったよ! 丹波哲郎なんてどこに出てたんだ……と思ったら、伍長(敬礼訓練をする人? それとも徴兵検査の方?)だったらしい。池内淳子の芸者がアダっぽく、川田孝子の中国娘がすっごく美人だ。新婚僧侶の馬場の鮎川浩が二枚目担当(多分)。坊屋三郎は若いのに「クイントリックス!」の頃とおんなじ(笑)。そして元××(←20年上)が金語楼ファンだったのを思い出した……orz。表情の付け方がそっくり( ̄▽ ̄)ドウシテイイノヤラ……。

 金語楼の弛緩した感じが、全然「徴兵適齢期」じゃないのがなんともいえない(笑)。お定まりの徴兵検査ギャグあり(醤油はなかったけどー)、行進ギャグあり、手紙ギャグあり、妄想ギャグあり、爆弾ギャグありで、定番予定調和コースではあるんだけど、そこはよくできたコントと同じで笑っちゃうんだよね。最後は見事除隊を勝ち取るのではなく、一等兵に進級して終わり、というのも「らしい」というか。金語楼が満州行きを志願するくだりは唐突だけどな。
 59年といえば、戦争の傷跡はかつてほど生々しくなく、しかし軍隊生活へのノスタルジックなリアルさは失っていない、というあたりだろうか。「わだつみ」の最初の映画が50年。「ひめゆりの塔」の最初の映画が53年。そして最初の「ゴジラ」が54年。

 併映は「大笑い大福帖」。落語の何本かをドラマ化した「落語長屋は花ざかり」(54年)の中から「心眼」と「たらちね」の2本を抜き、それを金語楼の語りでつないだもの。「心眼」は森繁久弥が色男のあんま(色男の森繁!)、顔はイマイチだが心根の優しい女房を笠置シヅ子。「たらちね」は、チャキチャキの江戸っ子大工がエノケン、公家奉公で何事も「あーらわが君」で始まるその嫁に久慈あさみ(すっげぇ美人だ!)。いやあ、エノケンの「♪ざーくざくーのばーりばり、ちんちろりんのぽーりぽり」を久しぶりに聞いたよ(^▽^)。これだけでも早起きの甲斐があったかと。

 「エノケン MEETS トリロー」(試聴できます)。「ざーくざく」は「チンチロリン・サンバ」が曲名。

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