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2010/07/18

大野一雄の会

100717_15390001 今日の馬車道の空。

 「ブラヴォー! 大野一雄の会」(公式サイト)へ行ってきました。先頃亡くなった大野一雄さんの追悼会です。ぢぶんは大野さんは映像と写真でしか見たことがなく、いわば「間に合わなかった」クチなので、行ってもいいものかどうか迷ったんですが、だからこそなにがしか直に触れたいと思い、そしてこれがおそらく最後のチャンスなのだろうと思い、ちょっくら高目の敷居をまたぐことにしましたよ。

 行ってよかったです。断片的な印象に、ほんの少しデフラグがかかった感じ。

 会場のBankARTは横浜の赤レンガ倉庫の近く、海岸通り沿い。打ちっ放しのフリースペースみたいなホールで、中央に祭壇がしつらえられ、遺影、献花台、衣装など。献花台の隅の帽子から溢れるように盛られた花が、横たわる大野さんのようでもありました。

 祭壇の両脇に大きなスクリーンが立てられ、えーと、タイトルがあったような気もするけど忘れた。映像作品が流されてました。白黒のショットに「大野語録」とでもいうような「言葉」がかぶされる前半と、実際のパフォーマンスを撮った後半とで1クールになってるもの(だと思う)。後半は2種類あったような気がする。

 14時開会で礼拝があったのですが、18時から大野慶人氏のパフォーマンスがあるというので、16時前くらいに会場に。受け付けしてすぐに、その流されている映像を途中から最後まで見て、それから献花。周囲の展示写真等を見て、その映像作品をさらに1クール半見ました。

 写真は舞台と楽屋、細江英公氏の撮った「胡蝶の夢」。ほかに公演のポスター。別室に小さなテレビでインタビュー番組か何かの上映(2種類)。各新聞の追悼記事のファイルなどがあり、しっかり読み込んでしまった。そしていきなり場違いな感じでオブラスツォーワのダンマガ(オネーギンにこんなところで会おうとわ 笑)。そっか、追悼記事が載ってましたっけか。

 で、BankARTの売店(書籍充実しすぎ!)の関連書コーナーで、大野さん関連の本1冊と、公演時に作られた「大野一雄と土方巽の60年代」を購入(結局散財)。受付でもらったドリンク券で運河を見ながらお茶。定時近くに空いていた「前だけど端っこ」の席をゲット。ライトリハのモデルになってたスタッフさんを鑑賞したり(おいおい)。

 18時ちょい過ぎから「式次第」。写真家の細江氏の弔辞(のようなもの)があり、献杯。その後、大野慶人氏が、大野一雄さんの指人形(パペット)を踊らせるパフォーマンス。ぢぶんの席からは真ん中の柱がじゃまで、直接はほとんど見えなかったのですが、両脇のスクリーンに映されてました。そのスクリーンに立ちはだかって写真撮ってる馬鹿者がいたけどな(←その後最前列に陣取ってたので、スタッフではなかった模様)。
 1曲は録音で、白の衣装。2曲目は大野さんの長男の永谷幸人さんがギターの弾き語りで「好きにならずにいられない」を歌うのに合わせて、黒の衣装のパペットで。これがなんともすてきでした。パペットなのに、本当に大野さんみたいなんですよ。もちろん顔も似てるんだけど(笑)、手の震えとか、もうそっくりで。永谷さんの張りのある低い声もすてきでした。考えてみたら、慶人さんも永谷さんも70過ぎてるんだよな……。なんかスゴイ一家だ。なんかもう、じんわりきちゃったよ。

 中継ページ(これ)で、式の様子が見られます。ちょっと遠いのと、慶人氏の顔が光っちゃってる(塗ってないのに)のでパペットの踊りはよくわからないですが、雰囲気はわかるかと。8分を過ぎたあたりから細江氏のお話、19分あたりから慶人氏のパフォーマンスです。全体で30分くらい。

 ちょうど、東中野のポレポレ座で「大野一雄 ひとりごとのように」を上映してるんですよねぇ(これ)。レイトショーだから、わかってれば今日の帰りに寄れたのにな。近いから、明日早めに夕飯食べて、行ってきてもいいんだけど。うーむ。
 

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