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2010/09/30

舘形 with Taro

100925_16020001 岡本太郎美術館の上(丘陵地帯なので「上」になるわけですが)のパブリックスペースにある「母の塔」。

 さて、25日のCプロ。珍しいキノコと入れ替わりに登場するのは舘形比呂一さん。上田遥演出・振付の『太郎と遊ぼう』〜踊る彫刻ゴールドマンショー〜です。うん、そのまんまのタイトルだ。構成は以下の通り。

 その1 母、そしてミューズ
 その2 パリ、恋に溶けて
 その3 コンドルよ、古代へ飛んでいけ!
 その4 曼荼羅
 その5 青春だ!!
 その6 パパ(太郎)ありがとう

 キノコと合わせて60分弱だったので、30分足らずでしょうか。2曲めがシャンソンで、3曲目が「コンドルは飛んでいく」で、6曲めが「素晴らしき世界」だったんだな、多分。キノコでもそうだけど、シャンソンやポップスに詳しいと、もう少し面白さも増すのかなぁ。少なくともレポ書くのはラクだな(笑)。この間に何度かブリッジ的に(軽い小物替えとか)「クシコスポスト」を使用。

 まあだから、タイトルまんまです(笑)。ゴールドのノースリーブとパンタロン(死語か?)に黒のファー付きシースルーを羽織り、電飾のついたサングラスをピカピカさせつつ、キティちゃんのカートを引いて、しゃなりしゃなりと(これも死語か?)やってくる舘形さん。点在する太郎作品の口に手をはさんでぬけなくなったりとか、お約束もちゃんと(笑)。お子さんがまたいじられてたなー(笑)。一通り会場を巡った後で、中央の大きなショーケースに入ります。ケースの中には太郎の「千手」。サングラスをはずし、カートの中からうさぎ耳やら大きな赤いリボンやらを取り出しては自分で付けてみたり、「千手」に着せてみたり。しかし、近くで観るとデカイよなぁ。ファンサイトさんによると、182cmだそうです。そして同い歳だ……はははは(学年はぢぶんが下だっ)。

 シャンソンによる2曲目は長煙管を使ってややアンニュイに。両手を上げ下げしながら「千手」のまわりを経めぐる「コンドル」は、どこか呪術的でもあり、土着的でもあり、太郎的でもあるイメージ。ギャグを随所にちりばめながらのショウダンスは、オーソドックスでもあるけれど、舘形さんのアヤシイ魅力も満載。アンコールナンバー的な「素晴らしき世界」は、それまでの楽しさがしんみりした幸せに変容していく中で、ショーケースにロール・ブラインドが降ろされていきます。

 とにかく楽しかったんですけどね(^▽^)。「千手」との対話というか、オブジェという物体を使うのではなくて、本当にそれと踊ってしまう。踊り手の楽しさと見ているぢぶんの楽しさがどんどん加速度的にシンクロしていくような。順番もよかったなぁ。キノコで楽しい気持ちに盛り上がったところで、さらにヒートアップしつつしんみり、みたいな感じで。

 江古田の時とはまったく違った作品でしたけども、それも含めてもう少し観ていきたい人です。胸のニュアンスがなんだか独特なんですよね。衣装の質感のせいもあるのかもしれないけども。コンボイもずいぶん前にテレビで観たきりだなぁ。

 ご本人のブログ(こちら)で、当日の衣装でのキノコとの写真などが見られます。

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2010/09/29

キノコ with Taro

100925_15580001 話はあっちこっちに飛びますが、25日の岡本太郎美術館です。こちらは美術館前にあるカフェの前にある池の奥にあるオブジェ「樹霊1」。樹霊というよりも、何となくギャートルズを思い出してしまうのはなぜだろう。ちなみにこのカフェ、カツサンド660円はマヨ付き。マヨがいやだからカツサンド頼んでんだよ! と暴れそうになるぢぶん。まあ200円分くらいようよう食べて、それでも身体中マヨ臭くて半泣き。嫌マヨ権切望。

 それはさておき。

 少し前の簡単なレポ(これ)へのつけたり。観たのは25日のCプロです。

 珍しいキノコ舞踊団作品(特に名前はないらしい)。振付・演出はもちろん伊藤千枝。江古田でやった(これ)「音楽と。」に近い構成とテイスト。今回配られたプログラムには音楽のタイトルが書いてなかったのですが、最初と最後がいわゆる総踊り的なもの。途中に「音楽と。」に入っていた「Non sense」のデュオ(山田郷美+茶木真由美?)、伊藤千枝のソロが入る。ソロといっても椅子に座り、両足の脛から甲にかけてパペットの顔をつけ(ゴム留め)踊らせるもの。

 使われた岡本太郎の作品は「手の椅子」(黄色のてのひらの上に座るもの)と「駄々っ子」(赤い2人掛け用の椅子)、岡本太郎のボードが3枚、太陽の塔のボード(首あたりに顔を出す穴が開いてる)が1枚。

 相変わらず個体識別できてませんが(識別はできるんだが名前が ^▽^;)、2度目にしてようやくわかってきた。表情が好きだと言っていたのが篠崎芽美で、踊りに目が行くのが茶木真由美(多分)。それでもそこにいるだけで釘付けになっちゃう伊藤千枝。太陽の塔は何人かが「顔出し」をやるけれど、伊藤さんの似合いっぷりは半端ない。そういう「圧倒的な何か」を持つ人にはかなわんなぁ。最後は客席に入り込んでアドリブも……かな。お子さん連れのお客さんがいたのですが、お子さん、結構いじられてました(笑)。とにかく楽しくてねぇ。キノコはまりするの、わかるなぁ。上原作品とのつなぎでは、カートを引いて登場する舘形さんと退場するキノコの間でのからみもありました。

 会場にはいくつかの太郎作品が点在してましたが、樹霊1のレプリカもありましたよ。色みがだいぶちがったけれど。

 江古田に次いで2度目のキノコ。単独公演の長い(?)作品だとどうなるのか、見てみたいところです。基本的に女性の身体にほとんど興味のないぢぶんですが、キノコは(見た2作品は)無条件に楽しい。それは多分、男性がおらず、かつダンサーさんも作品もみんな「オンナノコ」だからではないかと。毎回「ニュアンス汲み取れよ」みたいな言語表現で申し訳ないんですが。
 
 ちょっと遅くなったので、上田作品についてはまた。

 キノコメンバーの梶原さんのブログ(こちら)で、江古田の楽屋の写真が見られます。山海塾の市原さんの舞台では絶対に観られないであろう姿も。必見( ̄▽ ̄)。

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2010/09/28

横須賀のクラスなど

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 浜松にて。もうじきおやつタイムなので、期待いっぱいでわらわらと集まってきてます(笑)。

 アッサンブレの通信着。「M」にむけての、高岸+小林+ナガセ鼎談。「ベジャールさんに振り付けてもらっていいなー、いいなー」とうらやましがるナガセくんが可愛いっす(笑)。いやいや、ナガセくん、何気に大物だと思いますけどね。楽屋日記はヨーロッパツアー。女子討ち入り(トラ要員)見たいなー。海外ツアーに行かないと見られないけどな。プリンシパルのトラもか。台湾くらい近場の海外なら見に行けないこともないんだが。
 木村さん関連では「饗演」インタビューと、トピック欄にちっこくハンブルグの感想が出ています。三浦氏とのインタビューでも出てきましたが、短い期間ながらもかなり刺激的だったようなので、来年は一発ノイマイヤーをお願いしたいところです。俳句と時節は本当に今のうちに、きちんとした映像を残して欲しいし。ロミジュリは再来年だものねぇ。楽しみだけど、まだ先だよねぇ……。

 さてと。横須賀公演はクラスレッスンの見学つきでありました。クラスの見学は面白いので、できるだけ行くようにしています(マールイのも何度か見た♪)。特にセンターは、日頃見ることができない若手の動きがゆっくり見られるのがウレシイ。跳びものが得意な人、回り物が得意な人、派手ではないけど動きがきれいだったり、ひとつひとつが丁寧で好感度の高い人。女性は舞台メイクじゃないと個体識別できなかったりして(笑)。

 とはいえ、バーの時はもうロックオン状態(笑)。いつも最前列には来てくれませんが、人の間から腕が翻るたびにシアワセ。時間いっぱいバーレッスンだけ見てても飽きないだろうな。この日は初役主演を控えていたせいか、内側に沈潜していく感じ……というか、静かでした(おいおい)。
 逆にというかなんというか、友佳理さんの方はちょっと何かつかみかねてるというか。主演舞台の前だし、こうしてレッスン自体を人前でやるというのも人によってはストレスだよなあ、とか思いつつ。しかしそれよりも、自分のイメージと自分の動きに齟齬があるのかな? という気もしたり。慣れてはいるでしょうが、本番前のレッスンを鏡のないところでやるのもいろいろ大変だろうな、と思ったりもします。ラインとか動きとか、自分の目で確認できないですもんね。

 本番前の公開レッスンって、パドックだなあと、つくづく(^▽^)。好きだから、あれば嬉しいし見に行っちゃいますけどね。

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2010/09/27

雨の日曜日。

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 浜松のコツメ。浜松にいるのはミツグくんとアヤメちゃんだけど、どっちだろう。
 浜松の動物園は浜名湖からすぐのところですが、やはり平日の浜松だけあって、ひっきりなしにFAが飛びます。FA(ファントム)とEA(プラウラー)だけは、機影を見なくても大概わかります。FAは近いとそれこそ「轟音」とですが、なによりも「衝撃波」といわれるほど、空気が動きます。浜名湖辺りだとかなり高度があるので身体にまとわりつくくらいですが、岩国のホールの近くだと、まさに音が身体を包み込むように空気が動きます。EAはそれほど強い音ではありませんが、やたらと人間の神経を逆なでする音を出します。自分の頭の辺りで「曇りガラスを爪で引っ掛かれているような」、そういう音。
 ヘリはね。子どもの頃に家の近く(歩いて10分足らずのところ)に落ちたんで、上を飛ばれるとやっぱりいい気はしないやね。

 「このままではらちがあかん」と唐突に……ではなく思い立ち、バレエ関係を中心にした紙類の整理。ええ、今でもらちがあいてませんです(T_T)。寝る場所がありません。
 ファイルはもう1ヶ月近く前に買ってあったのに、何もやってないっつーのもしょうもないし、と思ってしまったが運の尽き。先週の事務所の引っ越しで引き上げたミニコミのバックナンバーやらで、もう何が何やら……。ダブってるチラシとか、ちょっと気になって取ってあったけど結局行かなかったチラシやら、ずいぶん捨てましたけれども。NBSニュースやアッサンブレのヌケ番号がないかを確認したり(なかった……ホ)。何枚持ってても捨てられないチラシとかあるんですよねぇ。馬鹿みたいに。

 とにかく寝る場所をつくらんと(笑)。あ、地震だ!(マジです)

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2010/09/26

Taroと踊った!

100925_16180001 そんなわけで行ってきましたよ、岡本太郎美術館の「Taroと踊ろう!」。明日(26日)もう1日あるからあまりネタバレじゃない方がいいのか、面白いから行け! というためにちゃんと書いた方がいいのか、迷いますな。

 観たのは17時開演の回。珍しいキノコ舞踊団と、上田遥振付舘形比呂一ソロの2本立て。合わせて1時間弱でした。場所は美術館の企画展示室。岡本太郎の作品のレプリカがいくつかと、本人のレプリカ(酒屋の看板みたいなヤツ)がいくつかを使って踊る。展示室なので、もちろん平たい床の上です。テープで仕切られた中に座布団と、いくつかの椅子席が用意されています。一瞬、椅子席にしようかと思ったんですが、最前列の座布団が空いていたのでそちらへ(全席自由)。

 キノコ→上田作品の順だったんですが、最前列で観るキノコは迫力でしたー(^▽^)。ただ、寝ころんだり這ったりする振りがありますし、中盤の伊藤さんのソロは、脚に人形(の顔)をつけて踊らせるものなので、後ろの方だと観づらいかもです。できることなら前の方を確保した方がストレスが少ないかも。太郎看板の影になって見えない部分もそれなりにあるし。
 上田さんの作品は、真ん中のショーケースの中で。つなぎの時間に移動できますが、舘形ファンはケースに近いところを狙うのも手かと。

 行くのを決めた時にはプレイガイドでは販売終了していたので、JCDNの予約(会場で精算した順に整理番号がもらえる)で行き、2時過ぎについたところで21番でした。そんなに人が少ないのか? と思ったんですが、複数のプレイガイドで同じ整理番号を発行しているとかで、「1〜10番の整理番号」の人が20人以上はいたんじゃないかな( ̄▽ ̄)。珍しいシステムだ。

 公演そのものはすっごおおおく、楽しかったです! いやいや思い出して行ってよかった( ̄▽ ̄)。キノコはこの間の江古田と同じような構成。1曲(デュオ)は江古田と同じだったと思う。ジャズに乗せたプロットレスのダンスだけど、伊藤千枝が太郎看板をかついで歩くだけで、なんであんなにオカシイんだか(笑)。ああいう人にはかなわんなー。太陽の塔が似合いすぎ(笑)。

 舘形さんは近くで観るとさすがにデカイ。ショウ・ダンス系と言えばいいんだろうか? どちらかというとこっち系統が本筋なのか? つうことでよくわかりませんが、もうサービスたっぷりでした。太郎の彫刻「千手」と存分にからみながらのダンスですが、中でも「コンドルは飛んでいく」に乗せた踊りはいろんな意味で「太郎的」。最後の「素晴らしき世界」(サッチモ)では、幸せで泣けてきちゃったよ。

 というわけで、会社の憂さをすっかりはらしてもらったのでした。「踊ろう」のチケットで美術館の常設展も観られます(企画展は、展示室をダンスに使っちゃってるからやってない)。

 とりあえず。とりあえずでない時はあるのか。

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2010/09/25

週末はTaroと。

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 熱田神宮のカメ。天神さまは菅公だからいいんだが、デカイ神社に行くとつくづくぢぶんはまつろわねぇよな、とそんなことばかり実感する。まあ、熱田はヤマトタケルだし、ヤマトタケルといえばもうゆうきまさみでしか思い出さないからそれはそれでいいんだが。

 ええと。この週末は「Taroと踊ろう!」に行く予定です。川崎の岡本太郎美術館で、上田遥、広崎うらん、珍しいキノコの作品を2組ずつ3プロ上演します。上田さんの作品は舘形比呂一さんが出るので、上田+珍しいキノコで観ようかと。この間の江古田みたいなもんだな(笑)。美術館も一度ちゃんと行ってみたかったのでちょうどいいチャンスだし。うっかり太陽の塔のレプリカなど買ってしまわないように気をつけないと(笑)。顔のグラスはないだろうなー。あれは欲しかったけどなー。

 

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2010/09/24

また幻の二重唱

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 19日、蓬左文庫前の百日紅。百日紅といえばつい「私の名は金田一耕介、」と遊んでしまうワタクシ。蓬左文庫の前でそんなことしてるばやいかーーっ! といいつつ、中には入らなかったんですけども。

 特に予定はないものの、洗濯くらいはなー、と思っていたら土砂降り。近くに雷落ちたみたいだし。だらだらと家で何もせずに過ごしました。半分くらいは寝てたな。

 HMVからCDが届く。くそおー、やられたよ! やっと見つけたと思ったチャイコのロミジュリ二重唱、国内盤の方には収録されてないでやんの 。・゚・(ノд`)・゚・。 。ひーん。
 これ。EUR盤には5番のほかにロミジュリ二重唱、スペードの女王が入っていますが、「その他のバージョン・国内盤」にリンクされた方には5番しかクレジットがないんですよね。でも「その他のバージョン」だから同じ盤面だよなぁ、リンクされてるし、HMVの商品説明は間違いが結構あるしさ……。てんで、いちかばちかで国内盤を取ってみたんですけどね。
 ええ、5番しか入ってませんでしたよ。しくしく。仕方ないから注文し直しです。くすんくすん。まあ、ついでなのでジゼルのボニング盤とか併せてマルチバイにしておきましたけど。

 ロミジュリの二重唱は、例の三浦氏のインタビューにある通り、本当にCDがみつからないんですよ。さんざんっぱら検索かけて、今回が初めてでした。オネーギンの「鏡」の主旋律になってるはずなんですけども。三浦氏が「えらいこっちゃ」と思って二重唱をがんがん聴いてた時に、ぢぶんは「えらいこっちゃ」と思ってフランチェスカ(手紙の主旋律)をがんがん聴いてたんだよなぁ。何やってんだか。

 もう1枚はナクソスのチャイコピアノ音楽全集の1(これ)。ヤブロンスカヤによるもので、2は前に買いましてん。「パワーと力こぶ」のグランドソナタ(37)と6つの小品(51)入り。51は「ロマンス」ですね。グレーミンのPDD。ついでに「少し踊るようなポルカ」は1幕最初のオリガと娘たちの踊り。51も意外とみつからないんですよ。プレトニョフあたりが出しててもよさそうなもんですが。困った時のナクソスだなぁ。今回は帯書きが今一つ奮ってないですが。

 どちらもAmazonにはなかったもので、微妙にHMVとの品ぞろえの差異を感じます。自分の体感だと、クラシックの輸入盤はHMVの方が強いような気がする。全体量はAmazonの方が多そうですけども。

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2010/09/23

写真、来た。

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 19日、徳川園にて。萩とサルスベリがちょうどきれいでした。萩は大好きなので、いくらでも撮ってしまう(笑)。きれいに撮るのは難しいんですけどね。大きな一輪ものの花の方が撮りやすい。

 うちにもいろんな検索でいろんな方がいらっさいます。毎回「綾瀬川敵生活」でいらっさる方はそこまで敵対なさらんでも……とか。そんなに闘ってないですから、今は。いやそれより、「ロミオとシルエット」でいらっさった方……。お役に立てなくてすみませんです(多分)。よくそれでヒットしたなぁ。

 「M」のアッサンブレ枠のチケットが着。お楽しみの舞台写真もちゃんと同封されてました。木村さんはオネーギン♪ 結局、鏡の写真はひとつも流れてないなぁ。あの黒ブラウス姿も捕って(←!)おきたかったんだが。今度の写真も好きだからよいのですが。以前もらったのはルドルフとジェイムズだったから、これでアルブレヒトが来ればロマン派三部作コンプリートだなー、という野望は果たせず( ̄▽ ̄)。時期的にちょっと無理でしたか。来年に期待。……考えてみたら、この3本に主演してるのは木村さんだけなんだな。意外。後藤さんのジェイムズはありそうだけど、高岸さんのルドルフは想像がつかん。
 ついでに先週の末、「饗演」の祭典枠チケットが届きました。……まあ、それはそれだけだけど。

 先月末から社内でいろいろとありまして、もうこの2日間はアルブレヒトどころの騒ぎではなかったんですが、ようやくなんとかなりそうになってきました。今度ばかりはぢぶんも争議覚悟でしたが、今日、なんとか上からの回答がありまして、抜本的解決にはなんらなってないんですけど、とにかく「回答があった」事自体を評価しないと始まらないという……orz。そんなこんなで、横須賀の分も春日井の分も、すこんと身体から抜けちゃったようどうしよう……(ノ_-。)クソオ。
 ……闘ってるじゃん、って、これは「暴れてる」んですよ。どちらかといえば。

 というところだったので、写真が来たのは嬉しかったのさー♪ CD聴きながらリハビリ(?)中。やっぱりボニングのヤツ、買おうかなぁ。あれはペザントが入ってるんですよね。今持っているのはロンドンシンフォニーの輸入盤で、音色は割りと好きだけど、うちのマックのスロットと相性が悪いのか、きゅるきゅるノイズが多い(←いかにも盤面が不安定な感じ)。原曲版だから構成が違うしな。
 会社辞めなくてすみそうだから、ちょっと気(と財布)が緩んでいるぢぶん( ̄▽ ̄)。

 

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2010/09/22

名古屋くいっぱぐれ日記

 そんなわけで、アルブレヒト2daysは早くも終わってしまいましたが、ツアーはまだまだ続いています。今日(昨日か)が大分でヒラリオン、26日(福山)、28日(富山)が公爵?、月が変わって3日が越谷でヒラリオン、楽日の石巻は公爵なのかな。福山は通るけど降りたことのないところだ。そういえば以前、防府でマールイの公演があってびっくりしたなぁ。

 さて、今回のくいっぱぐれ日記。やたらと半端な時間ができてしまって、非常に効率の悪い2日間でした。行った先もあまりよくはなかったしなぁ。まっすぐ東山動物園に行けばよかったかな。

 19日 朝食(こだま内) こんがりやのおにぎり2個。こんがりやは品川の駅中にあるおにぎり屋ですが、ここのゴマみそ焼きおにぎりが好物で、新幹線に乗る時は大概これ♪ イートインがあるといいのになぁ。おにぎり好きで、ほんのり屋の前も素通りするのがツライ(笑)。品川の駅中は、こんがりやの隣のいなり専門店豆狸も定番♪ 要するに米の飯が好きなんだよな。ほかにキオスクでオヤツ用に焼きショコラを1つ。

 1時前に名古屋着。朝食が遅めだったのでそのまま熱田神宮へ。地下鉄で栄乗り換え、伝馬町下車。熱田駅まで歩くも、周辺に何もなし。JRで大曽根へ出て、徳川園へ。一回りして、大曽根駅へ戻るも、特に何ということもなく、4時前に駅の下のセルフコーヒー店でスパゲッティとアイスティー。お腹がすいたら幕間にでも食べるつもりで、ベーカリーで菓子パンをひとつ買っておく。
 大曽根からJRで春日井へ。早く着いたのでどこかへ入ろうかと思うに、何もなし。住宅地図によるとホールのそばにマックがあるようなので、そこへ入ろうかと思うに、つぶれた後らしく当該地に何もなし(笑)。
 終演後、どこかに入るのもおっくうな気がして、コンビニでおにぎり1個とささみ薫製、ネクターカクテル(小)を購入。大曽根で買った菓子パンとをプラスして部屋で1杯。

 20日。ホテルの無料サービスの朝食。ロールパン2個、マーマレード、ヨーグルト、ミネストローネ。そのまま伊勢へ行き、おかげ横丁のとっつきの店で伊勢うどん(冷やし、卵入り、500円)。タレが甘辛。薬味は刻みネギだけ。おかかが欲しい。店のおばちゃんがとても感じのよい人でした。横丁で酒粕の冷やし甘酒180円。これがめちゃくちゃおいしかったよー! 元々酒粕の甘酒は好物ですが、ボトルで買って帰りたいほど美味かった。

100920_18040001 夕飯はこだまで駅弁。コーチンわっぱ飯850円。駅弁のそぼろにはずれなし、だな。全体に甘めのオーソドックスな駅弁味で、無駄がない。車内販売のコーヒーに徳川園で買ったみやげのモナカで食後の一息。ちょっとわっぱ飯の量が少なかったので、品川の豆狸で稲荷2個買って帰り、夜食にいただきました。

 連れがあると、名物をあれこれ食べたりもするんですが、一人だと「並ぶならいいや」が先に立ってしまうんですよね。特に食に執着がないのかな。それにしても米飯率が高すぎるぞ(笑)。

 行った先で撮った写真はまたいずれー。

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2010/09/21

あらためて、春日井。

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 「どうしよう、オレ、こんな格好だよ」
 「そんなこと言っても知りませんよぅー 。・゚・(ノд`)・゚・。 」
   ……しょうもない主人だけど、主人なんだからもう少し親身になってやれよ、ウィル。

 「ジゼル」、春日井公演です。斎藤+木村+平野+田中。ジゼル・アルブレヒト・ミルタ・バチルド以外は総取っ換えのキャストでした。ウィルフリードは弾くん。

 なんで春日井はテープなんだよー、と、ぶーたれてたわけですが、劇場に入ったらそのわけは明白。前方座席(オケピ部分)をつぶして舞台を延長。それでもかなり狭かったです。サイトには間口19.3m×奥行12.0m×高さ8.0mとあるので、取手の大ホールよりちょっと大きいくらいですね。マールイ夏ガラのサイズです。よくこの奥行で全幕……。というか、この規模の会館でオケピがあるってのがある意味すごいんですが。ちなみに静岡が間口20m×奥行19m× 高さ10m。

 まあ、ジゼルでよかった。セット簡便だし。そんなわけで1幕はスロープなし。2幕、ミルタが紗幕の後ろを通る演出はそのまま、ウィリもフル人数で出演ですが、両脇に整列した時に4名ほど仮設側に出っ張っておりました。袖への出入りのコースもいつもと違いますが、ヒラリオンを殺してアルブレヒトが引き出される場面、8人まとめて奥のセットの間から捌けるのはかなり窮屈そう(汗)。アルブレヒトが墓の前に立つと、ウィリの向こうになってみえなくなっちゃうしな。仮設舞台の部分はやっぱり音が響くし。

 そんなこんなありつつも、いい舞台でありましたよ。全体にいろいろと整理されて、横須賀と比べると、良くも悪くも普通のジゼルになってました。

 平野さんのヒラリオンも、川口と比べると動きがすっきりして(カモの目方は計ってましたが)、2幕のシェネも2場面ともちゃんと音と合ってたし。2幕の出は中央板付きですが座るのは墓まで行ってから。いちばん気になっていた狂乱の場の「ジゼルが花を摘みに来る」ところでそっぽ向いていたのも、ちゃんとジゼルと向きあってました。年齢もぐっとあがった気がする。見慣れたのか、席が今回の方が近かったからか、よくわかりませんが。

 木村さんのアルブレヒトも、すこんと力が抜けて、いろんな意味でわかりやすく。相変わらず怒りっぽくて尊大ですが、ジゼルとすごす時間が「いちばん大切なもの」であることにあまり迷いはなかったです。あまり暴れなかったのは、舞台が狭かったからか、ウィルフリードが弾くんだったからか、指導が入ったからか、2幕まで体力を温存すべきだと思ったか。
 今回、いちばん印象的だったのは、ヒラリオンに正体をばらされて剣を差し出された時の、ヒラリオンへの剥き出しの憎悪。それはほとんど殺意だったと思います。自分の大切な、大切な世界を壊したものへの怒りと憎しみ。

 踊りの方は横須賀よりも一段と洗練されて隙がない。そんなに大きく跳んでだいじょぶかー、というくらいどのジュテも高さとスピードがありました。ヴァリエーションの最後は倒れて上に手を上げるポーズ付き(横須賀は倒れ込むだけ)。アンバーで入るアントルシャは、横須賀よりもさらに高さも速度もあり、「全部アンバーで跳べるんじゃ?」というくらい余裕がありました。……あんまり跳べるんで、本人も最後の方はちょっとアントルシャ・ハイかと(そんなものあるのか?)。
 まあその分、リアルに死にそうな切実感は減ったから、善し悪しではあるけども。難しいもんだねぇ。

 カテコがかなり長かったので後ろを振り返ったら、結構なスタオベになってました。友佳理さんの手にキッスは、すっかり定番化。
 初日のような「何かが憑いた」舞台ではありませんでしたが、どこでもいつでもこのままのクオリティで上演し続けられることを確信できるような、精度の高い舞台でありました。だって毎回あんなテンションだったら木村さんが死んじゃうよ(笑)、というか。

 今日のところはこれで。田中さんのミルタとか、二人のウィルフリードとか、いろいろあるんですけども。
 かすがいの広報誌の友佳理さんのインタビューを読みつつ、友佳理さんとリード・アンダーソンには足を向けて寝られないなぁ、と(笑)。

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2010/09/20

春日井

どこでも寝落ちなぢぶんZZzz....。

携帯からなので少しだけ。


平野さんのヒラリオンは余計な動きが減ってすっきりと。これくらいの方がかえって伝わってくるものが強い気がします。

木村さんもあちこち整理された感じ。1幕のラブラブ度アップ。多分、今日のアルブレヒトが彼のアルブレヒトなんだろうな。踊りはさらに冴えていた。怖いものなしだな。
残りは帰ってからー(ρ_-)oネムイ…。

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2010/09/19

あしたのしたく。

 ばたばたと明日の支度。何を着て行けばいいのかさっぱりわからんぞ。暑いのか、寒いのか。

 今日は朝からマールイの鎌倉公演のチケ取り。白鳥でまだキャストが出ていないのはここだけ。チラシにある通りコシェレワがオデットを踊るとしたら、ここ以外にはもう日程がない。一度くらいコシェレワが観たいのだよーー 。・゚・(ノд`)・゚・。 。そして、あわよくばシヴァっちの王子熱望。この冬のジークフリートはほとんどルジマトフになってしまったので(何でだー 。・゚・(ノд`)・゚・。 )、コリッパーもヤフニュークも今のところ登板予定がない。プハチョフは2回。誰が来るかは本当にわからないけど、とにかく取った。でも10時20分くらいかな? つながった時にはもうあまりいい席はなかったなぁ。兵庫のジゼルも一応取ったけど、席はまあまあくらいのところ。だって一般発売日の朝に、横須賀でクラスレッスンを観てたんだよ(ノ_-。)ソレハソレデシアワセダッタサ。まあこれもアルベルト次第なので、……ええまあ。くそぉ。

 さて、アルブレヒト。横須賀と春日井ではアプローチは変わらないだろうと思うのですが、少しずつ整理されて、熱そのものは少し下がるというパターンになるのかならないのか、結構ドキドキです。オケじゃなくてテープだし。
 ウィルフリード、武尊くんだといいなあ。木村さんのことだから、狂乱の場では多少羽交い締めにされてもがいて、「殿中でござる」くらいのことにはなるだろうし、野辺さんのいない今となっては止められるのは武尊くんくらいだよねぇと、……ええ、監督がそう考えたかどうかは知りませんが、横須賀では武尊くんでした(いいウィルフリードだったよ!)。やっぱり本気だしちゃったらそりゃ、武尊くんくらいでしょう。止められるのは。後は高岸さんだ。高岸さんのウィルフリード。アルブレヒトをグーで殴って、肩にかついで帰っちゃうな。……ジゼルの目は醒めそうな気がするが。

 なんの話だ。

 えーと、気になる場面がひとつあって。多分ジゼルが剣で結界を書き、アルブレヒトが軽く暴れて(軽く?)、おいおいアルブレヒトの方が剣を取っちゃうよー、というところでウィルフリードが止めに入った後だと思うんですが。木村さんが武尊くんに向かって、自分の心臓をつかむようなマイムを入れたんですよ。自分の胸が痛むのかなとその時は思ったんですが、あれはジゼルの心臓の話をしてたのかな、と。アルブレヒトは前の場面で、ジゼルは心臓が悪いから踊ったら死んでしまうよ、というベルタの話を聞いているんですが、その話をここへ持ってきたアルブレヒトは自分は見たことがなかったので。だからアルブレヒトはあそこまで暴れるのかな、とも思ったわけです。ウィルフリードを引きずってたもんなぁ。……何もなくても暴れそうな気もしますが。
 まあその辺も、もう一度みてこようかと。

 舞台だから、決して「再現」にはならないとは思うのですが、そんなところも含めて、楽しみなような、怖いようなです。何より明日(今日か)が終わってしまったら、次にみられるかどうかもわからない。始まる前から淋しくもあったりするのは困ったもんですな。

 いやもうこうなると、友佳理さんのシルフでジェイムズを観たいんですけども。あのアントルシャ観ちゃったら、またラコットで観たくもなるわけですよ。ドナウの2幕冒頭のPDDとかさー(←このPDDは本当に絶品なんだが)。と思いつつ、1幕の最後を思い出していたら、カルメンもまた観たくなったりして。煩悩が多いなー。
 

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2010/09/18

ひとり君のこと想う月夜の晩は

100918_01290001 まだ頭の中にはいろいろな場面がかけめぐってはいるけれど、17日はほかのすべてのことを脇に置いて、もうひとりの大切な「カズさん」を想う。あれから4年。本当に、あっという間だったな。

 4月16日の誕生日と9月17日の命日。ぴったり半年ってところがガベさんらしい几帳面さ……というわけじゃ全然ないけど。亡くなる前から引退状態で、CD−Boxの座談会にも姿を現さなかったガベさんについては、もう新しい情報が入るなんてことはほとんどないから、少しずつ少しずつ、自分の内側を掘り起こしてみるしかないんだな。CDを聞きながら、ああだったこうだった、と。

 この4年間でいちばんたくさん聴いたのは、多分「八月の都会」だ。アルバムでいちばん好きなのは「ボートハウス」。スラップらしい、とは何をもってそういうのかわからないけれど、でもスラップらしい(笑)。音楽的にも。この後の「コバルトムーン」は、コーラスグループとしてのスラップ(初期からは考えられないよ!)を前面に出していて、アルバムとしてのまとまりも完成度も高いけど、ガベさんのモズライトを聴くにはちょっと物足りなかったり(笑)。その後、ユージが抜けてボーカルが心細くなったのもあるのかもしれないけれど、「ラブポーション」あたりで路線回帰したものの、バンドとしての活動そのものがなくなってしまったし。

 4年経った今でも、「INVITATION」と「愛のリメンバー」だけは怖くて聴けない。だから必然的に、「直線回帰」がいちばん聴いてないアルバムになった。「愛のリメンバー」は徳間から出たライブLP、「モロGS」の通常バージョン、「直線回帰」のアカペラ版、と少なくとも3回録音されてるけど、聴いてしまうと終わってしまうような気がして、どうにも聴けないままでいる。4年経つのに。

 時折すごく会いたくなる。芝居でもライブでもいいから本人が見たい。今彼が生きていたとしてもそういう機会はないだろうとわかっているにしても。「舞台を降りる」というのはそういうことなんだ。

 そんなことも、今ぢぶんがガツガツしてる遠因ではあるんだな。日頃はあまり意識しないけど。

 タイトルは「りんりん電話」。「もしもし? あ、ぼく、かずゆきー」というあの、すこーんと抜けた明るい声と「てへへへ」が好き(そして野島さんの「別れのキッス」が絶品( ̄▽ ̄))。それに先立つ「愛ちゃん」でも「あ、ぼく、かずゆきー」でインしてたな(^▽^)。それにしても全然月夜じゃないなあ、今夜は。大体なんだよ、「月夜の晩」って(笑)。

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2010/09/17

ふしぎーしゃ/マニアックなメモ

 いつもいつも見ていると気が付かなくなってしまうけれど、やっぱり「友佳理さんと踊る」というのは特別なことなんだ、と、浜松の舞台を観ながらちょっと思う。以前、といってももう何年も前のことだけど、中島さんがチャコットのPR紙のインタビューで「斉藤さんと踊りたい、斉藤さんの近くにいたいから女性のクラスレッスンを受けている」旨の話をしていて、その時は「若いのに殊勝だなー」くらいのことしか思わなかったのだけど、この1年くらいは客席でそれを実感する。あれは何なんだろう。友佳理さん自身の踊りがどうとかとは関係なしに……ちうわけでもないんだろうけど……舞台の上のダンサーの何かが変わっていくのが見える時がある。それは「化学変化」だの「ケミストリー」だのという得体のしれないものではなくて、友佳理さんがブースターになるようなイメージだ。友佳理さん自身はなにひとつ変わることがないように見えて、共振を増幅させていくような、その結果として相手の深層の極限までを引きずり出していくような、そんなイメージ。まったく別のタイプでありながら、美佳さんにもそういうところがある。「カリスマ」って、本当はそういうことなんじゃないだろうか、とぼんやりと思う。

 自分は今、本当にガツガツと東バの舞台を観てるけど、「遅れてきた」悲しさで、友佳理さんと高岸さんの舞台をほとんど見ていない。友佳理さんはマラーホフたちゲストダンサーと組みながら、高岸さんと木村さんと半々に組み始めた頃だったし、何より今みたいに舞台に通う余裕がなかったから、木村さんの出る日を観ちゃったら、ほかの組は観られなかったんだ(T_T)。あの頃、もう少し観る余裕があったら、ぢぶんの「高岸アンテナ」ももうちょい育ったかもしれないのに、と思ってしまふ。そして、それこそいつも観ているから気づきにくいけれど、ヒラリオンが同じ仕草、同じ振りなのにやっぱりどこか違うんだよなぁ。

 いくつかマニアックなことをメモ的に。剣泥棒。木村さんは今のところ扉から侵入中。後藤さんと平野さんは窓から。二人とも「開かねぇっ!」はナシで、いきなり窓(←なぜここにこだわる)。高岸さんのアルブレヒトは、最初の角笛のあと、うろうろせずにまっすぐ上手に逃亡。浜松ではペザントの山車はなし。横須賀でも見なかったような気がする(←アルブレヒトを探してて観てなかった)。川口でもなかったような気がするが、これは自信がない。
 平野さんのおかげでカモが気になる(笑)。カモ……。首根っこはつかまないだろう、ヒモがついてるんだから。あそこで笑いのツボに入っちゃったんだよなぁ。考えてみたら、1幕の間、カモはずっと戸口に吊るされているのであった。ウィルフリードが角笛をかけるときに「カモ、来てますよ」とか言わないだろうし。ヒラリオンも「まだ掛けっ放しかよ」と思ってる暇はないだろうし。スタダンのライト版だったかな? あれは冒頭でベルタに直接渡してたような気がする。カモ……(←おそらくもっともどうでもいいもののひとつ)。

 指揮者の井田さんのブログがすっごーーーーおく久しぶりに更新されてました(あのブログ、ファンなのだよー)。今回のプレトーク、なかなか面白いです。指揮者+コンマス+ビオラのソリスト+さくさく司会者。カンパニーとオケと観客が近くなれる、いい企画だと思いました。アダージョの頭のところ「おっさんガンガレ!」って思っちゃうもんなぁ。横須賀ではそんな余裕はなかったけど(笑)。越谷でもあるので、お時間のある方はぜひ。春日井がオケなしなのはつまらんのぅ。

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2010/09/16

行っちゃった。

Img_2077

 コツメカワウソ。どこで撮ったかといえば、静岡の向こうの方ですよー。雨が降らなかったのはよかったけど、「管区気象台出て来い!」と思うくらい蒸し暑かった。ちょっと白っぽいのは、ガラス越しに撮っているから。

 というわけで高岸+上野+木村+高木組。棚卸しの前作業中になにやってんだか。ですが。

 アルブレヒトの谷間でヒラリオンをみて考察しよう、とか思ったわけではなく、単純に「もう1回くらい見たいなー」と思ったら、日帰りできるのがここくらいだった、というわけで。チケット取ったときには、棚卸しの本日程もわかんなかったしさー(あと2日くらい後だと思ってた)。

 よく考えると、これだけ東バのジゼルを見てきて、生で自前のアルブレヒトを観たのは後藤さんが最初だったという……orz。オソロシイ。高岸さんは水香ちゃんとで見たと思っていたら、それも勘違いだったし。

 同じ振り、同じマイム、同じ仕草でも違う人がやればまったく違うものになるのは、そりゃそうなんだけど。こうしてみると、後藤さんは割りと独自路線だけれど、木村さんと高岸さんは割りに近い動きで構成しているように思える。なのに、伝わってくる量が全然違うのは、ぢぶんの「高岸アンテナ」の感度が悪い(そしてもう一つのアンテナの方は……)だろうと思いつつもだな。脇で見る時の高岸さんは面白いんだよな。ソロルの時にかなり思ったけれど、真ん中にいくと「どうしたいのか、ようわからん」という感じになるような気がする。プリマを立てて、自分が引きすぎるんだろうか。

 2幕のヴァリエーションは振りがかなり変わっていたと思う。その後はブリゼ。あまり死にそうにない。ラストは百合を落としながら下がっていくけども、立てひざになって墓の方を向くポーズは木村さんと近い。でも花は全部落としちゃう。

 水香ちゃんのジゼル、1幕は嫌いじゃないんだが。2幕はやっぱり装飾音がキツイ。もっとシンプルでいいのに。ペザントは若手組。岡崎くんの表情にだいぶ余裕が出てきた。あとは最初のアダージョ(のリフトとサポート)だけだな。

 ヒラリオンはまだちょっとお疲れ目かも。死にそうな場面だからそう見えるのかな。高岸さんとの対決は迫力だけど、時々ヒラリオンの方が身分が高そうな時が(笑)。ちょっと引き目の席で、高岸さんのアルブレヒトと両方みてたので(頑張った!)、自分もあまり集中してなかったかなぁ。

 ウィルフリードは弾くん。演技の方はまだまだかな。手の仕草がずいぶんきれいになった。狂乱の場は、アルブレヒト・ウィルフリードともに、普通にたちんぼ。武尊くん、大変だったよなぁ(T^T)。

 だめだ、眠い……。いつもより遅く起きたのに。


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2010/09/15

静かな、というのは

 でまあ、3日経てば大概のことはネタになるもんなんですが。

 最初の角笛に追われたアルブレヒトがロイスの家に逃げ込んじゃってたら、と。家の戸を開けようとするヒラリオンと、中から開けさせまいと押さえるアルブレヒト。外に後藤、中に木村(逆でもいいんだが)、1枚の扉をはさんで「ぬおおおおおおおっっっっっっ」……って、がーまるちょばか。トレインチャンネルででもやってほしいぞ。

 あのロイスの家ってのもよくわからない位置づけのものですが、その辺はまたの機会に。

 こうして順を追っていろいろ思い起こしてみると、相当に激しい場面もあるし、アルブレヒトはアバレルヒトになっちゃうし(←ジゼルより運動量の多い狂乱の場)、最後の連続のアントルシャは「絶唱」と呼ぶにふさわしいものだったし、結構爆発も暴発もしてたな、と。……なのに、全体の印象としては不思議と「静かな」舞台でした。なんでだろ。

 思えば、ぢぶんにとっては「オネーギン」の横浜公演がそうだったんですよ。特に「手紙」。手紙のPDDはこの日も相当に激しかったはずで、両日見た人のレポなどを読んでもそうだったらしいと思うんですが、自分が感じた全体の印象は非常に静かなものでした。初日比なのかなーと思わないでもなかったんですが、そうともいえないような気がして。
 オネーギンについては、若干は思い当たるところがあるんです。つまりは、自分が舞台のどこをいちばん鮮烈に覚えているのか、というのが大きいんだろうと。手紙は全幕ものの中のPDDとしてはボリュームのあるものだと思いますが、その中でいちばん印象に残る振りというのがまったく別の場所だったので、そのイメージかなあ、とか。

 今回はどうなんだろ。そりゃ、印象に残るのはやっぱり2幕だけれども。再会して最初のPDD。見せ場のアダージョ。絶望でも希望でもない、「清らかな」とでもいうようなラスト。「愛」というよりもむしろ「赦し」の方にテーマの比重があったように思うんですが、そのせいなのかなぁ。

 とかなんとかぐるぐる考えてるんですけども。日曜日にもう一度アルブレヒトをみられるので、ちょっとそこまで取っておこうかなと思ったり、でも自分の身の内にたまった舞台を吐き出さないと自分が苦しかったり、まあいろいろです。

 やや横レスといいますか。よそで話題になっていたので。

 新書館の「バレエ101物語」。ジゼルについての歴史も結構詳しく載っていたかと。カンパニーによってドゥ・ウィリにズルマとなんとかとか、名前がついてるのはこういうわけだよー、というのも確かあったはず。
 TLに限らず、ツイッターを読む頃には、話がすでに終わっちゃってることが多いので、ここに。全然リアルタイムの情報に使ってないな、ぢぶん(笑)。

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2010/09/14

続きのようなそうでないような

 仕事がない、と、仕事にならない、はまったく違うはずなんだが、今日のところは両方だ。もうじき棚卸しなのにこんなに暇でいいのか。もっとも、暇の要因のひとつは「人が増えた」にあるんだが(笑)。

 さてと。横須賀の続き。気が付けば自分、いちばんたくさんみたアルブレヒトは、実はマラーホフだという気がする。「普通」はラブロフスキー版のマラーホフなのか(フォーゲルはほぼマラーホフ踏襲だし)。

 といっても、ちょっと戻ります。友佳理さんのジゼルは基本的にはいつもと変わりませんが、やや年齢が高目設定だったかと。時折アルブレヒトが見せる迷いを、ジゼルなりに嗅ぎ取っていたんだろうな、と思ったりもします。公爵一行の角笛の音を聞いて森の中に消えたアルブレヒトは、収穫祭のにぎわいの中に帰ってきて、ジゼルのソロの後に二人で捌けるのが普通だったような。後藤さんはどうしてたっけな(←もう覚えてない粗末なぢぶん)。
 それがまったく帰ってこない。あんまり帰ってこないんで、裏でへばってるんじゃ……とか失礼なことまで考えるワタクシ。ジゼルはソロを踊りながらもアルブレヒトを探しますが、結局戻ってこないので、しばらくは戸口でお母さんとペザントの踊りを眺め、やがてしょんぼりして二人で家に入ってしまいます。だから最後の最後、ようやくアルブレヒトが戻ってきた時は嬉しかったし、安心したと思うんですよね。

 アルブレヒトはアルブレヒトで、角笛の音に「まずいよ、オレこんな格好だし」って、一度はジゼルの家に隠れようとして止め(お母さんいるしね)、ロイスの家に……と思って止め(踏み込まれたらアウトだしね)、ウィルフリードはどっか行っちゃってるし(って自分がそうさせたんだが)、「ちっ!」って(←お貴族にあるまじき行為ですぜ( ̄▽ ̄))逃げてっちゃうんですが。でも戻ってきちゃうんだ。危険地帯だってわかってるのに。そのまんま城に帰っちゃえばよかったのに。それくらいジゼルに会いたかったっていうのは、ジゼルを抱きしめた時にダダ漏れ。そんな二人の喜びがギャロップのステップになる。

 で、角笛がヒラリオンによって吹かれるわけですが。

 アルブレヒトの手から、たたきつけるでなく、取り落とすでなく、ゆっくりと落とされる剣が印象的でした。上手側に戻って手早く身繕いをし、ウィルフリードに自分の姿を確認させてから、公爵とバチルドを迎える。それはもう、ジゼルが見たこともないような人だったと思うわけです。アルブレヒトにしてみれば、自分の正体をさらしてしまえばジゼルも諦めるだろう、くらいに思ってたんじゃないかと思うんですよね。残酷なことではあるけど、しょせん身分違い。そこを超えてくるとは思ってないから、バチルドの手にキスをして、公爵一行と城に帰ってしまえばそれでおしまい。

 そうは問屋が卸さないのにさー。

 ……昨日から進んでないじゃん( ̄▽ ̄)。

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2010/09/13

アルブレヒト、横須賀の1幕

 このところ、木村さんの舞台はいい意味で裏切られることが多くて、それはファン冥利につきるのだけど。思いも寄らない人物像を提示されながら、でも提示されればそれしかないだろう、と思わせてくれる。

 最初は「ご領主さまのお忍び」かと(笑)。恋に浮かれた若者でもなく、プレイボーイのお貴族さまでもなく、初めから自分のしていることがわかっているアルブレヒトだったように思います。自分の立場も、この恋がほんのつかの間であることも、長引けば自分が彼女を不幸にしてしまうこともすべて知っていて、それでも自分の手の中にある小さな花を手放すことができずにいる、そんな苦しい恋。「その時」が来たら、城に帰って婚約者と結婚して貴族社会で暮らさなくてはいけない。でもかわいくてたまらない、離したくない。もう少しだけ。でも……、と思いながら過ごすうちに、「その時」は最悪の状態でやってきてしまった。ある意味では、もっとも「罪深い」アルブレヒト。

 美しい立ち居振る舞いの端々に高圧さが現れて、支配階級の人なんだなーと(しかもちょっと短気)。ジゼルに対しても時々上から目線です。ヒラリオンがからんでくる場面で、自分の顔を見せまいとする仕草があり、ぶどう娘たちにもちょっと躊躇しているようでした。収穫祭でも最後の最後まで姿を現さずに(間に合わないかと思ったよ ^^)、ジゼルがソロを踊りながら何度もアルブレヒトを探していました。なるべくなら村人たちに姿を見せたくない、でもジゼルに会いたい気持ちも抑えられない。戻ってこないでそのまま城に帰っちゃえばよかったのにね(それじゃ話が続かないけどー)。

 なので、ヒラリオンが自分の剣を持って現れた時、もう覚悟はついていたのだと思います。「潮時だ」という(でも腹が立つから剣持って追いかけちゃうんだ ^^)。角笛が吹かれた時も逃げ惑うこともなく、公爵とバチルドを迎えます。すべてが終わったはずだった。

 でも、世の中そんなにおきれいにはいかないんだよ、と。

 えーと。踊りは終始、いうことなしに美しかったです。踊りだけではなくて、どんな仕草の時も指の先の先まで美しかった。ジゼルのお母さんに挨拶する時など、どーみても農民じゃねぇだろ、それという( ̄▽ ̄)バレバレ。アレじゃお母さん、不審に思うよなぁ。アルブレヒトが戻ってきた時、すごくイヤそうだったですよ。1幕の短いヴァリエーションはよく身体が歌っていて、ぶどう娘たちとの場面では、二人の踊りが恋の喜びで溢れてました。収穫祭の最後、ギャロップで前に出る直前ギリギリに戻ってきたアルブレヒトとジゼルが抱きあった時に、あきらめきれないアルブレヒトの想いとジゼルの安堵感が重なり合って、その本当に直後に起きる破局を思って胸が苦しかったです。

 後藤さんのヒラリオンは今シーズン初めてですが、以前よりも動きが整理されて、かつ笑顔はちょっと怖い(笑)。帽子をかぶらないので、アルブレヒトの正体を暴く場面では、大仰にレベランスをしてみせます。剣泥棒は窓から。木村さん、なんで家の中まで入っちゃったんだろうな(笑)。
 ペザントは松組。平野さんがちょっと体調が悪そう。ナガセさんは相変わらずマイペース。お茶くみは小笠原くん、槍持に梅沢くん、井上くんなどなど、あそこいらはペザントで交替勤務なんだな。

 

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2010/09/12

前夜。

 はー。そんなわけでいよいよ明日です。明日までにやっておこうと思ったことはほとんど終わってません。気分は8月31日の小学生+遠足前の小学生だ。明日何時に起きればいいんだ。もう明日じゃなくて今日だけど。
 最近わりと調子よさげだし、相手は友佳理さんだし、すっごく楽しみー♪ と思っていたんだけど、今頃になってぢぶんがドキドキしてやんの。なにやってんだか。

 東京・川口と見てなんともなしに思ったけれど。木村さんは先だってのインタビューで、自分には芝居のメソッドがないから本気でジゼルを愛するしかない、という趣旨のことを言っていたけれど、結局はそれがよかったんだろうなあ、と。そこを通過したからあれだけ多くのものが響いてくるのだと思う。ヒラリオンであれ、そうでない役であれ。初めてヒラリオンをみた時の、あの指先からぼろぼろとことばが落ちてくるような、あの衝撃は忘れられないけれど、あれはメソッドからは出て来ないものだと思うから。

 でもね、結局いちばん大切なのは、自分の役を愛することなんじゃないかと、それがこの夏に思ったこと。自分がどう見せたいかはもちろん大切だけど、役を見せるための自分、でもあるんだな。多分。

 横須賀は10時半からクラスレッスンの見学、2時過ぎから指揮者の井田さん、ニューシティのコンマスのプレトークつき(川口では+ビオラの中川さん……だったかな?)、3時開演。学生は全席半額だそうな。ミルタは田中さん、ヒラリオンは後藤さん。

 初役の主演の初日を見られるのは、本当に幸せ。あとは……、なるようになるだろ。ならないようにはならないんだから。舞台の神様の祝福がありますように。

 思い出したので追記。ダンスタイムズに9日の短評が上がってます。木村さんのヒラリオンを知っている人には納得だけど、知らないと何のことやら(笑)。「さっぱり」ってのがいいな、「さっぱり」だもんな。

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クレイジーなチャック

 日本有数のトロンボーン奏者を失ったショックは大きい。

 ……超個人的には(実家近辺の)ランドマークさんの訃報でもある……orz。
    用例:「谷啓んちの一本向こうを曲って」

 正月、深大寺からの帰りに通りかかると、庭でお孫さんと凧揚げしてたりするのをお見かけした頃もあったのですが。

 クレイジーも二人になってしまった。淋しい。

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2010/09/11

ジゼル、川口

 さて、ゲスト抜き公演1発め。川口の「ジゼル」は美佳姫と後藤さん(初役)、ヒラリオンは平野さん(初役)でミルタが井脇さん。ペザントは9日と同じ若手組(連投かい!)。川島さんのバチルドに木村公爵でした。ウィルフリードは弾くん。

 やっぱりジゼルはシンプル・イズ・ベストだな。プレーンなロマンチックチュチュのような美佳姫のジゼル。「たゆたう」ということばがしっくりくる2幕。

 後藤さんのアルブレヒトは、ちょっと女性的なところも含めて「青年貴族」でありました。近衛隊に入っちゃう方じゃなくて、詩かなにかたしなむ方の。初めての恋に舞い上がっちゃったけど、ジゼルの愛に救われて、そこから決然と歩き出す意志を持った大人の男へと成長していく道筋が明確でした。ちょっと意外な結末ではあったけど、後藤さんの個性が生きていたな。

 井脇さんのミルタは久しぶりだけど、やはり若手と比べるとベテランの持つ重みが強み。アルブレヒトを踊らせる時のマイムが迫力。

 いやそれにしても、平野さんのヒラリオンが面白すぎてー(^▽^)。というのはあまり誉め言葉ではないのかな……。どうなんだろ。路線的には木村さん踏襲。その中で差異を出そうという試みはあちこちにあったけれども。ガマーシュでもそうなんだけど、どうしても技巧の方が先に立っちゃって、ダイレクトに響いてこない。なんかもっとぶちキレちゃってもよかったんじゃないだろうか。まあ初役だから、まだまだ試行錯誤しながらなんだろうけどなぁ。判官だともっと直球で来るのにね。
 数年前の木村さんも「生徒会長」ではあったけど、平野さんはもっと子どもっぽく見える。サイズの問題(だけ)じゃないような気がするんだけどなぁ。表情の付け方だろうか。帽子がある意味似合いすぎてるからなんだろうか。なので、ジゼルは「憧れの隣のお姉さん」。背伸びしてみたけど手が届かなかった。そんな感じ。後藤さんのヒラリオンとは違う方向で一人よがりな恋。2幕は「無念ーー!」な感じ。意図はわかるが、もう少し踊りで見せて欲しい気も。
 剣を取るのは窓からで、スカートへのキスはナシ。冒頭の投げキスもなかったな。火の玉に追われるところは全力疾走。

 川島さんのバチルドは品がいい。狂乱の場でアルブレヒトの前に立ちはだかる時の強さもいい。公爵にうながされても、そのまま硬直したかのように動かず、じっとアルブレヒトを見つめる。ヨリは絶対に戻らないな。

 公爵様は鷹揚な領主様ですが、時々好奇心旺盛であらっしゃいました。楽しそうだったな。かっこよかったからいいけど。帽子のサイズも合うようになったし。
 ……ヒラリオンのチロル帽を大人としてかぶりこなせる木村さんは、妙にすごい人なんだろうか、とちょっと思ったり。

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2010/09/10

2日めの狂乱

 続き。なんで続きを書いてるかというと、生産調整で休みなのだ。いくら暇だからといっても土曜出勤日に部署を空にするわけにはいかないので、ぢぶんだけ今日休んで土曜に出勤なのだ。
 なので、生ゴミバケツを洗ったり。腰に来るからイヤなんだけど、ふと思い立って風呂場(洗い場があるのにトイレと一体型という妙な作り)でトイレに座ってやってみたら、これがラクだ! なんで思いつかなかったんだろ。そしてトイレマジックリンは油汚れにめちゃ強いぞ! 気がつかなかったなー。

 閑話休題で狂乱の場。

 いつもだと、アルブレヒトはウィルフリードに押さえられたままジゼルに近づけず、ジゼルとヒラリオンと村人たちの世界と、アルブレヒトたち貴族の世界に二分されたままで場が展開していきますが、コボーのアルブレヒトはジゼルのそばに行くんですよね。そして家に連れて入ろうとする。ヒラリオンはそれを遠くから促す。……ジゼルが自分を愛してるかとか、アルブレヒトがどうだとか、そういうのはもう放棄しちゃってるんだな、というのが昨日は強かったな、と。

 ヒラリオンの「そんなはずじゃなかった」は、ジゼルがバチルドとアルブレヒトの間に割って入った時から始まりますが、決定的になるのはいつも、見えない花をジゼルが摘みにくる時。コジョカルのジゼルは、首飾りを捨てる時もたたきつけるのではなく、ぽいっ、と、まるで子どもが「こんなのいらない」っていうみたい。誰に対する怒りでもなく、嘆きでもなく、「ぜーんぶ、うそだったんだ」っていう虚しさで、からっぽになってしまう。それは途中でお母さんもアルブレヒトもわからなくなっちゃったくらいの壊れ方で、誰が介入する余地もないほど。ヒラリオンはいたたまれなくなってその場から去ろうとし、かろうじて踏みとどまり。以前の、カラッポの手を見つめ続けるのも好きでしたが、その頃の「もらい泣き」的な気持ちよりも、もっと……なんというかな。ヒラリオンが心臓を何かにギリギリつかまれてるような、そういう苦しみがダイレクトにくるような、そんな感じなんです。ジゼルよりもヒラリオンの心臓の方が先にどうかなるんじゃないかと思っちまった。

 そこから先の彼は、「向こう側」に行ってしまったジゼルの心を取り戻すこと−−自分に、ではなくて現実の世界に−−ことしか頭にないのだろうと、いつも思います。ジゼルがミルタの影を追って上手に、指を差しながら下手に走っていく場面では、コボーが上手側におらず(中央でジゼルについていたから)、どうみたってまったく正気じゃないのに、一瞬正気を取り戻したかと勘違いして腕を広げて待ってしまうヒラリオンがいつもよりはるかに咬み合ってないんですが、その後の愕然とした表情がすごく良くてですね(笑)。

 ジゼルが走り始めた後、ジゼルの方は決して村人の中にはいらないのが印象的で。何かを探し求めるようなジゼルもいるんですが、コジョカルはむしろおびえていたのかなぁ。木村さんの方はジゼルを捕まえようと、追いかけるというよりも右往左往というか。いつもは中にずぽっと入ってから奥に回って先回りをする格好で正面からジゼルを捕まえますが、今回はコジョカルのコースが違ったのか、そういう演出なのか、危うく取り逃がしそうになるのを後ろからつかんで強引に抱き寄せてました。いやあ、剣を取り上げる時もそうなんだけど、こういう時は妙に男くさくてねぇ(^▽^)スキー♪ ま、そういう強引さ……もとい、強さ(と物理的なショック)がようやく、一瞬でもジゼルを正気に戻すわけで。その一瞬の安堵の表情があるので、その後がつらいんですが、今回は本当に「アルブレヒトなんざどうでもいい」だったなー(^▽^)。 

 いやそれにしても、ヒラリオンのあのブーツは脚をすっきり見せるというのもあるんだと思うんですが、今回もきれいかったなー♪ 

 そして今日は平野くんのデビュー。悪役っぽくくるかと思うんだけど、どうかなー。

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ジゼル東京2日め

 というわけで、11都市12公演のジゼルツアー、東京2日目がマイ初日。

 まずもって、岡崎くんペザントデビューおめでとう! 今日は若手組だけど、応援してますの4人が揃い踏みなのでちょっとウレシイ♪ といっても、小笠原くんはもう盤石だし、自然と岡崎くん応援モードだ。最初のパートはちょっと緊張してたみたいだけど、男性パートになってからはだいぶよかった。若手が気合いたっぷりなのはいいねぇ。梅沢くんは緊張しぃが抜けるといいのになぁ。踊れてるのになぁ(←毎回誰かしらに言ってるような気が)。

 こちらも初役のウィルフリード武尊くん。最近老け役とか変な角付きとかが多かったけど、こうしてみるとやっぱり見栄えがするなー。従者とはいえ農民とはちがう「むこうの社会の人」の感じが出てた。

 乾さんと奈良さんのドゥ・ウィリがすごくよかった! 乾さんは広がりがぐんと出て、もうミルタでもいいじゃんってくらい。奈良さんはたおやかさがプラス。ちょっとしたラインがきれい。海外ツアーで中堅がぐっと一皮むけてきていい感じだ。

 主役はコジョカルとコボー。うーん。1幕はちょっと木に竹を継いだ感じ。違う版がふたつ混在しているような。まあジゼルもアルブレヒトも、そもそも村の中から浮いた存在だといえばそういう気もするけども。くるみの時はすんなり入ってたのになぁ。ふむ?
 演出がいくつか変更になったのか、主演に合わせて変更したのか、そこらは明日川口で見ればわかるかな。ヒラリオンがロイスの家の扉を押して、開いちゃったときにはびっくりしたよ。

 で。考えなしの男が2幕でジゼルと踊るうちに真の愛を知る、という話になるんだなーと、ウィリに取り囲まれた後のPDDを見ながら思っていたんですが、なんか最後まで考えなしだったような気も。アルブレヒトのヴァリの後は、ブリゼではなくアントルシャの連続。すごい技だというのはわかるんだけど、折角だからブリゼ観たかった、とぜいたくを言う。

 コジョカルの踊りは繊細なところと、時折はっとするほど強いところと。個人的には装飾音譜が多すぎてちょっと疲れる。ロングトーンだと思ってたところがトリルになる感じ。モーツァルトが好きな人は好きなんじゃないかと、なんの根拠もなく思う。
 コジョカルのジュリエットは観てないのだけど、なんとなくジュリエット的なジゼルというか。1幕は世間知らずのお嬢さん。2幕は「愛」というよりむしろ「意志」の方を感じたな。強い意志。まわりのウィリたちが影なのに、一人だけ人間であるような。

 東バのウィリはいつも「群体」のイメージだけれども、今日はミルタに操られているというか、意志のあるのはミルタ一人で、あとはミルタによって支配される影。そんなイメージ。うなじのラインが亡霊だ。だから、意志のあるのはジゼルとミルタだけ。ジゼルひとりがミルタに反する意志をもっているわけだから、「人間的」であるのも、そうかと思う。

 そんなわけで木村さんはー。ところどころ勝手がちがうというか、咬み合ってないなー、というところはありましたが、それがヒラリオンぽくもあり(笑)。いや、おかげで中盤の三つ巴の場面の暑苦しいこと(笑)。本人比ではやや抑え目でしたか。あくまで「本人比」ですが。抑え目というよりも、主役に併せた仕様かな。

 半端ですが、続きますー。

 ……それにしても、あの無駄に豪華な槍持隊と鷹匠はなんだったんだか(笑)。個体識別テストかと思ったよ( ̄▽ ̄)。まあ、海外公演だとプリンシパルがトラやってるくらいだからなぁ。

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2010/09/09

ようやく涼しい…かな

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 ジゼルといえば百合。っていっても、イメージ的にはテッポウユリだよな。これはスカシユリの類い。清里ハイランズのフラワーコースで。

 うちの会社(埼玉との県境)辺りでは、そんなにひどい雨風ってことはなかったんだけど(夕方にはやんだし)、あちこちすごかったみたいでニュース見てびっくりしてます。住んでる辺りはいわゆる「ゲリラ豪雨地帯」なんだけど、台風とゲリラ豪雨とはまた別だしな。

 昨日は昨日でクソ暑い中を避難訓練だったんだけど、まあ今日じゃなくてよかったよね、と。今日だったら延期になったのかな。今日は今日とて午後から財務諸表関連の研修でカンヅメだったし。

 そういえば今年の夏は夕立が少なかった。水不足という話は聞かなかったけど、こんなに雨の降らない夏も珍しいんじゃないのだろうか。小さい頃(というのは70年代くらいだ)、お盆が終わった頃(8月20日前後)に山口(母親の実家だ)に帰省して、帰り道はいつも台風と鬼ごっこで「どっちが先に東京に着くか!」だったんだけど、その頃の台風もなくなったよなぁ。来る回数が減ってるのか、来る時期が変わったのか。

 ジゼルは明日がマイ初日。もう楽しみで、楽しみで。アルブレヒトを経由するとヒラリオンも何かが変わるかな? コンセプトは同じでも、ディテールは毎回違うけども。エスパーダの時に「高木さんが相手だとエスコートが無性に優しいじゃん!」と思ったけども(しかもどこかエラソウだし)、あれはアルブレヒト効果なのかなぁ。公式にあがっている狂乱の場の最後の背中の反りとか、剣を持ってアルブレヒトを指さす時の踏み込みとか、やっぱりほかの人では物足りんのよー(平野さんがどこまでやるか、楽しみ♪)。主役4組は網羅するから、脇のキャストも一通り網羅できると思うんだけどな。

 今、テレビでやってた防災官による台風の時の心得
  ・外に出ない。
  ・台風が来る前に、飛びそうなものをしまう。
  ・外へ出る時は飛んでくる物に注意する。

 ごもっとも。

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2010/09/08

明日からジゼル

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 清里のハイランズ(パノラマコース)で。フウロソウのたぐいのもの。

 NBSから、アッサンブレ枠のMの予約ハガキ着。少し引き目のセンターとほどほど前のサブセンターでなかなかいい感じかも。前回、禁色の鏡を正面からみられなかったので、センターで見られるのはウレシイ。アッサンブレ特典のお写真も楽しみ♪ 大概、その年の舞台の中から「いい役」が来るから、今回はオネーギンかアルブレヒトかな(穴はアミンタ)。以前もらったのはルドルフとジェームズだから……って両方ラコット(^▽^)。いやいや、ある意味レアな取り合せ。

 オーストラリアバレエの祭典枠チケットも。こちらも同様な感じ。白鳥を見るには近いけど、別キャストの日に3階席を確保してあるからよいのだ。あの円盤はやっぱり上から見ねば。くるみの日が出勤の土曜に当たっちゃったんだよなぁ。10月だからまだ休めると思うけど。

 東バ公式はジゼルリハ。アルブレヒトなんだなぁ。しみじみと……。友佳理さんともいい感じだし。はーヽ(´▽`)/。リハ写真でしみじみしてもしょうがないですが。狂乱の写真なんかいいですよー。吉川さんGJだなぁ。気になっていたウィルフリードは柄本兄弟。アルブレヒトがデカイから止めに入るウィルフリードもある程度大きさがいるもんね。武尊くんは公爵来るかな、と思ったけども。公爵二人がアルブレヒトとヒラリオンで出払っちゃう日があるから、誰かが初役で入るはずなんだけど、アルブレヒト3人で回す(高岸さんがin)のか、ヒラリオン3人で回すのか(平野さんがin)、まったく別に入るのか。アルブレヒトのお父さんに見える人って誰……。

 2幕のアルブレヒトは紫タイツがデフォルトで(夜の森だからね)、後藤さんのチラシ用写真はちゃんと紫なんだけど、木村さんは白。高岸さんは黒だったかな。やっぱりここは、白でいってほしいんですよー。2幕は照明も背景も暗いから、紫や黒だと見づらいんですよ。黒は似合うし、紫も見てみたいけど、折角だから白でブリゼを堪能したいですー(*_ _)人 ←ちょっと拝んでみる。

 それにしてもジゼル祭り、「台風か猛暑か」の二者択一って、波乱の幕開けですな。無事に幕が開きますように。

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2010/09/07

NBSのDMとか

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 これも清里のワレモコウ。いつまでも暑いなー、といいながらも、今日の夜などはだいぶ涼しくてむしろ外の方が気持ち良かったりするんだけど、それにしてもいつまでも暑いなー。

 NBSからDM。ベルリンの「シンデレラ」の配役変更(1月16日の「シンデレラ」のマラーホフ→クレンシュテッター)と、ガラの料金変更(と「これが死か」をやるという新情報)に伴って、祭典会員でもう申し込んじゃった人は変更・追加ができますよ、というお知らせ入り。14日までにNBSへ電話で連絡のこと、だそうです。そういう措置があるんだなー。先行発売前だし、祭典会員の申込もまだ期間中だからできるんだろうけど。

 まあぢぶんはどういう配役でどういう演目になろうが、シンデレラは16日にしか見られないし、1月は平日に定時退社なんてできないんで、関係ないっちゃ関係ないんですが(T_T)。
 あとはマールイが来日して、プログラムでキャストを確認してからだな。その結果、兵庫も松本も行かなくていい、ということになったらマラーホフのガラは見られるかもしれないが、それはそれでそれ以上に暴れる。ま、マールイがらみになるのでこれ以上は自粛。

 NBSニュースの方はツァオ・チーのミニインタビューがあったり、那須野さんのインタビューがあったり。

 日曜はそんなわけで、修理屋を待ちながらだらだらとカワウソの中継を見たり、東バ公式のジルにいじられて……もとい、指導されてる人を見たり。虚無僧が気になる。本当にアレをかぶるのか、それとも何かの代替品なのか。……代替品って、そもそも元々東バにあったんだろうか。似合いそうだけどな、虚無僧。黒の着流しに角帯きりっと締めちゃって。虚無僧といえば嵯川哲朗だけどな(いつの時代だ)。

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2010/09/06

ゆく……の流れは絶えずして

 今日はトイレ話なので、お食事中の方は食べ終わってからどんぞ。

 そんなわけで、いろいろ番狂わせな日曜日。そもそも土曜日に映画が終わったあとに急いで都立中央に行ったんですが、閉館時間の17:30には間に合ったものの複写申込時間の16:30には間に合いませんで……orz。くそお。31でアイス食って帰っただけかよ。

 今日は昼過ぎに家を出て広尾まで行けば余裕のよっちゃん……のはずだったんですが。出がけにいったトイレの水が止まらなくなり(T_T)。今までも時々あったんですけどね。うちは元々水圧が弱いので、レバーをぐわっ! とやってしまいがちなんですが、それで止まらなくなるという。

 ……えーと。古いマンションなんで、トイレに個別タンクがないんです。古いスーパーや区民会館にある、レバーがついてるだけのヤツ(洋式)。今までは、レバーを「くいくいくいっ」って何度かやってやると止まっていたんですが、今回は一行に止まる気配がない(T_T)。水は中をぐるぐる回ってるだけなので、止まらなくなっても溢れることはない。水道代は月極一律料金で(←古い物件なので、建物一括契約になってる)なのでそちらの心配もしなくていい。とはいえ、いつまでも出っ放しってわけにもいかない。うるさいし、近所迷惑だ。

 30分ほど経った辺りで諦めまして、管理会社に電話したところがこれが休みなんだなー(笑)。緊急連絡先の担当さんの携帯にもかけてみたんですが、これが「緊急事態」かどうかもよくわからんし、とりあえずつながらないし。仕方ないので、火災保険についている「暮らしの救急車」ってヤツに電話しまして。これは24時間態勢で台所だの水回りだののちょっとしたことに対応してくれるサービスで、年2回ですが無料で出張してくれるんです。ただし、部品や規程を超えるような大事の時は有料。ここに電話しましたら、最速で5時過ぎになると。この時点で2時前です。あと3時間ちょっと。まあ背に腹は替えられないんで一応頼んで。

 そうこうするうちに、担当さんから折り返しの電話。「レバー、くいくいってやったら止まりませんかねぃ?」って……もしかしてうちだけじゃないのか。とりあえず、火災保険のサービスに頼んだということで、じゃあ後で報告ください、っていうことになりまして。

 5時過ぎに無事に救急車到着。トイレ見るなり「うわあ、これかよ!」って……(T_T)。担当のおいちゃんがとりあえず元栓締めてくれて、その後しばらく悩んでました。で、車から部品を取ってきて、レバーの上のぶっといところの頭をぱかっとはずして、中のでかいコマのようなものを交換してくれて無事終了。「よかったねぇ、1個だけあったよ、コレ」。普通、家庭用では使わないもんなあ。しばらく悩んでたのは、部品の在庫を脳内検索してたのか。

 で、「コレ」のお値段が8400円Σ( ̄ロ ̄lll)。「部品、有料だけどいい?」って聞かれた理由がわかりましたよ。電話の時点で部品有料とは聞いていたので「いいですよー」と軽く答えたんですけども。だって、見た感じではせいぜい2500円くらいだろうと思ったし。でもねえ、「だったらいいです」って言えないじゃないですか。トイレだし。今夜使えなかったら困るんだし。領収書送ったらお金返ってくるよな……多分。
 その「コレ」てのがつまり「フラッシュバルブユニット」っていうんですが。画像があるかと思って検索してみたけどみつからなかったなぁ。ハンズ辺りにあるのかしらん。ハンズのネットショップにはなかったけど。

 おいちゃん、帰りがけに「レバー、あまり、ぐい!ってやらない方がいいよ。これ、レバーもくるかもしれないよ」って……orz。うちのマンション(賃貸)も、築40年近いからなぁ。……マンションは40になっても心技体が充実するわけじゃないもんな。古いなりの良さはあるんだけどね。住人がいいかげん、とか。

 えーと。9日からジゼル祭りなんで、それ以前になんとかできるものはなんとかしようかと、とりあえずエスパーダ日記だけ書き始めてます。9日の東京ヒラリオンから始まって、10/5の越谷ヒラリオンまで1ヶ月のお祭りさー♪ (さっき、誤変換で「ジゼル祀り」に。それはそれで合っているような気も)

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2010/09/05

カワウソ中継中

 千葉市動物園でカワウソ舎のライブ中継をやってます。USTREAM。

 

 カメラが巣穴前固定なので、出入りするところしか見られませんが、これを閉園時間まで毎日流すってその心意気がすげぇな。

 ここのカワウソさんは、夫婦2匹、1歳のボーイズ3匹、この7月に生まれたばかりのちびうそズ4匹。……だったと思う。ベビーのくせに面構えが良すぎ( ̄▽ ̄)。時々、出ようとするちびズと入れようとするボーイズの乱闘が見られます。

 そしてぢぶんはこのクソ暑い中を広尾までだ。くそお。

【追記】さっきちょっとプールの方の中継もやってた。そしてトイレの水が止まらなくなったので、出かける予定中止で修理人待ちだ。くそお。タンクレスだから自分じゃどうにもならん。

【さらに】17:30修理終了。保険適用・部品代のみ支払いで8400円! かー。Kさんの舞台1回見られるじゃん。って、トイレと比較しますか、ぢぶん。

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小さな村の。

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 清里で。マメ科植物。

 「小さな村の小さなダンサー」を見てきました。まだまだこれからの方もいらっさるかと思うのであまり書きませんが(というか今日は疲れた)、噂にたがわぬ面白い映画で、主演のツァオ・チーも噂にたがわぬいいダンサーかつ役者でありましたよ。前回のBRB来日でみ損ねたのがつくづく悔やまれるなー。あの時も悔やんだけどなー。少年時代を演じる子役は北京の体操学校の生徒、バレエ学校の生徒時代を演じるのは06年ローザンヌでスカラをとって現在オーストラリア・バレエ団にいるグオ・チャンウ。この3人の流れがとてもスムーズで、本当にツァオ・チーの子ども時代かと思ってしまうよ(笑)。当時のぱっつん前髪が可愛い、可愛い(笑)。グオは今度の豪バレエ団の来日に同行するのかな? プログラムの写真を見ると、太腿の筋肉のつき方がなんとも妙な感じだ。そして中国側のオヤジたちがまたいい味。ワン・シュアンパオいいなー♪ あれきっと、観たのが「ジゼル」か「白鳥」だったら、「なぜズボンをはかない」って聞いちゃうんだろうな(笑)。江青が妙にそっくりだったのも笑っちゃったな。リー・ツンシンって、姉と同い年なんだよなぁ。時代の匂いをぢぶんも何となくは覚えているけれども。

 それにしても「小さな村の……」という邦題は、いかにもBunkamura好みではあるけれど、ちょっといただけない感じ。小さな村にいる時は小さなダンサーじゃないし。「こういうタイトル好きでしょ?」って言われてるみたいなタイトルだ。

 ル・シネマでは、秋に来日する豪バレエ団の予告編がありました。映画館の予告編でNBSを観るとわっ! まあ映画の中に出てくるからなんでしょうが、なんかびっくらしたよ。来年のBRB、ツァオ・チーの日は混んじゃうかなぁ。

 今日も混むのはわかっていたので、オンライン指定席。やっぱ便利。ル・シネマだと1700円で当日券より安いので使っています。先日「フェアウェル」を見たシネマライズだと1600円。クレジット決済なので、あっちこっちにカード番号を打ち込むのはちょっと抵抗があるんですが、寄る年波には勝てないというか(笑)。当日券より高くなるところでは使う気がしないあたりが微妙に貧乏性だな。

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2010/09/04

ミシマに至る回転扉

 やらなきゃならないことが多すぎてめまいがする。コンロの掃除とか、あれの掃除とかこれの掃除とかそれの掃除とか。この週末の目標はそのほかにツァオチーの映画と都立中央図書館。やれやれ。

 「バレリーナへの道」最新刊。
 入荷チェックの時にチラ見しただけですが、裏表紙が「神髄」の「シェヘラザード」。結局この公演は行かなかったんですが、「これが噂の……Σ( ̄ロ ̄lll)」という、シェヘラザードの衣装。いやいや、女性奴隷の衣装はまさにロシアの神髄。ロシアじゃなくてウクライナですが。むしろ旧ソの神髄というべきなのか。刺青襦袢かと思った。旧ソ圏以外じゃ絶対あり得んな、これは。ゾベイダ役のフィリピエワの赤い衣装というのも、想像とはかなり雰囲気が違っていた。やっぱり百聞は一見にしかずだな。


 「回想 回転扉の三島由紀夫」
 しばらく前にやはりブック某で安く出ていたので。清里の行き帰りでするっと読んじゃいました。発売の時に物議をかもしたミシマの「弟」による回想本。アレですね。「みんな、そこは言わない約束にしてただろーー!!」という非難の声が行間から聞こえてくるような(笑)。

 ま、それはそれとして非常に面白かったです。著者は舞台評論から三島の戯曲のいくつか、そして映画「憂国」を演出した人物なので、作家としてではなく演劇界における三島のふるまいが話の中心。ぢぶんは、三島の戯曲はいくつか読んだし、舞台や映画も見たけれども、演劇というフィールドにおける三島というものはほとんど考えたことがなかったので。佐々木さんの本にもちょろっと出てくるし、美輪サマのインタビューなどでは読んでいたんですが。

 ま、それはそれとして別の文脈でもやっぱり面白かったです。刊行当時はたしか「暴露本」的な言われ方もしてたかと思うんですが、むしろ「ラブレター」だよな、これは(笑)。共感するというのとはまた違うかもしれないけれども、「ああ、やっちゃうんだよな、そういうことって(笑)」という著者のふるまいが結構ありまして。春日井建とのくだりなんかは、笑っちゃいけないと思いながらも大笑いというか。「ははは、そうやられたらそうやっちゃうよねー(大汗)」てな具合で。……いや、身に覚えありすぎのぢぶんもどうかと思いますが。

 ま、それはそれとして。「春画」と「残酷画」というのは地続きのものだとぢぶんは思うのですが、そんな文脈でもまた面白かったです。映画「憂国」は見る機会がなかったんですが(ついでにジュリーの出た「ミシマ」も見る機会がないんだよな)。

 かようにいろんなことが「あ、そうか」「あ、そうか」って具合に腑に落ちていくんですが、時節柄といいますか、「M」のあれこれについても示唆的なことはありました。最後近く、切腹した少年の腹から引き出される血のリボンについても、「1」「2」「3」のそれぞれのミシマの中での役割も、以前見た時に書いたのですが、それを補完するような感じでしょうか。世間的に見て表出されるミシマが「1」であり、彼の「外」にある理想像が「聖セバスチャン」であるとするならば、彼自身が最終的に行き着いたのが「3」であるようにも思うんですよ。「2」と「3」による二人の踊りはいくつかあったと記憶していますが、終盤、薔薇を手にした「2」と抜き身の日本刀を手にした「3」とが手をとりあって去っていく場面は忘れ難く、今の二人ならどう踊るだろう、と思ったりもするわけで。

 おお! 今日もちゃんとそこに話が行き着いたではないか(笑)。

 ま、それはそれとして余談ですが。「禁色」にせよ「沈める滝」にせよ「スタア」にせよ、ああいう「恋愛面に問題のある美男子」の話だと、マイキャストが光一くんになるのはなぜだろー(^▽^)。

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2010/09/03

これは是れ、ガスコンの。

 1979年の映画です。かれこれ30年前(!)に一度観たきりの映画。その中で幾度となく繰り返されたこの言葉。「これは是れ、ガスコンの青年隊」。

 映画はこれ。「英霊たちの応援歌 最後の早慶戦」。「東京12チャンネル開局15周年記念映画」ですよ、ああた。テレビ東京じゃないですよ、「東京12チャンネル」。併映は松方弘樹主演の「隠密同心」で、こっちを観にいったんだよな、実際は(大和田獏が若殿役だよ…… 笑)。

 監督は岡本喜八。喜八つぁんにしてはストレートな映画です。文部省の六大学野球連盟解散命令から最後の早慶戦を経て学徒出陣、新兵訓練、特攻、と、早大バッテリーの永島敏行と中村秀和を軸に話は進んで行きますが。

 しかしそれよりも印象に残る役は3人。多分、観ている最中にいちばん目を引くのが、明大落研の部長、山田隆夫。ギャグ担当で、ことあるごとに「罰則」として兵舎のグラウンドを走らされる姿は笑いを誘いつつ、やがて哀しい。もう一人、早大野球部顧問の東野英次郎(←英次郎なりに若い)。ファンですけどね、ぢぶん(ジジイ好き)。そして個人的にはいちばんいつまでも残り続けたのが法政大野球部から劇団活動に入った本田博太郎。いや、正直、今回プログラム(よく残ってたなー)を読み直すまで、演劇部長だと思ってましたが(粗末な記憶)。彼が繰り返しつぶやく言葉が「これは是れ、ガスコンの青年隊」。

 映画をちゃんと見直せばすぐにわかる程度のことなんですが、これが何なのかもう30年来、謎のまんまでうっちゃらかしてあって。思い出した時にいろんなアプローチで検索かけてみたりしてたんですけどね。いやいや、記憶が粗末なことに「青年団」だと思ってたんだよ、ぢぶん。そりゃ引っ掛かるわけないわ。まあね。30年前ですからね。ろーてぃーんよ、ろーてぃーん。

 と、まあ教養ある人には今さらな話ですが、もちろんこれは「シラノ・ド・ベルジュラック」からの引用です。うん、話は知っているが読んだことのない本のひとつだ(笑)。メトードローズだかブルクミュラーだかの練習曲でも弾いたことはあるが。

 「これは是れ、ガスコンの青年隊」。シラノの属する青年隊を讚える歌。アラスの包囲戦に参戦し、飢えに苦しみながら、ロクサアヌが慰問に来たその日に総攻撃を受けて壊滅する「ガスコンの青年隊」。

 演劇という新たな喜びを得ながらも、恋人を残して出征した本田がやや微笑んでつぶやくこのセリフ。もちろん観た時にその意味などはわかっていなかったけれども、自らの部隊を、おそらくとりわけどんな時にもおどけてみせるのを忘れない山田隆夫演ずる落研の正木の姿に、彼は「ガスコンの青年隊」を重ねてみていたわけです。その最後の姿を含めて。芝居と現実はいつか重なりあって、「ガスコンの青年隊」として自分もまた死んでいく。そこにあるささやかな「喜び」が、今思えばやたらと哀しい。だからこそ、わからないなりに子どもの自分にもその言葉は残っていたのかも。

 東野英次郎演じる教師の元に、教え子は一人も帰ってこなかった。敗戦後、地中に埋めておいた野球道具を、彼は一人で掘り出します。緑色の草に、木箱に詰められた真っ白な球が眩しく光る。その白の鮮烈さと、本田のつぶやく「ガスコンの青年隊」。30年を経て、それだけが今も心の片隅に残っているのです。

 ブック某で250円の棚にあったんで、ようやく「シラノ」を読みましたよ、という話でもありますが、9月2日は本来の敗戦記念日(降伏文書調印日)だから、こんな話もよかろうかと。……レンタルででも観とけよなぁ、ぢぶん。

 

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2010/09/02

江古田でダンス

 NBSから祭典枠の「饗演」の確認ハガキ。ちゃんと3日で捕れてました。よかった、よかった。席もまあまあ良いかと。ベストではないが、ゼイタク言っちゃ切りがないってくらいのとこ。名古屋旅行の請求も来て、あっという間にビンボーに( ̄▽ ̄)。

 やや遅まきながら……って、溜まってるほかのことを考えたら全然遅くないんだけど、27日に見た「Ekoda de Dance」を忘れないうちに。

 正確に言うと「EKODA de DANCE 2010」と題されたイベントの中の、「FROM 江古田 〜日芸から羽ばたいた舞踊家たち〜」という、日大芸術学部出身の3組のダンサーによる公演でした。休憩なし、正味1時間ちょっとかな。

 幕開きが、舘形比呂一 「MORIO」。森との共生がテーマ。名前に覚えはあるという程度にしか知らなかったんですが、ザ・コンボイの方なんですね。短パンに、髪を逆立ててというのかな、あれは。少年のようでもあり、小鬼のようでもあり。森(と蟲)の迷宮に翻弄されるような踊りで、濃密でした。やっぱりコンテといっても「コンテンポラリーダンス」と「コンテンポラリーバレエ」は違うんだなあ、と今更ながらに思ってみたり。

 ただ、バックに流される映像がどうにも。出来が云々ではなくて、元が映像酔いしやすいタチなので、やっぱりちょっと酔ってしまった。席が近目だったせいもあるとは思うけど。肉体での表現が充分になされているので、むしろ照明で補完するくらいの方が森の濃密な空気や湿気がストレートに感じられたような気もするんですが。でもきっと、あれがやりたかったんだろうなぁ。演出意図としてはわかるんだよな。うーむ。

 2番目が「珍しいキノコ舞踊団」の「音楽と。」 。「Fly me to the moon」「Miss you」「Non sense」「Just the two of us」の4曲に乗せて、特にプロットがあるわけではないと思うのだけど、山田郷美、篠崎芽美、茶木真由美、梶原未由、白石明世、伊藤千枝が踊る。初めて見るので、名前と顔が一致しませんです。キャミソールにレギンスなどの衣装で、どことなく昭和(しかも初期)の匂いがする。初めの「Fly……」はダンスホール風のミラーボールだし。「Fly……」と「Just……」が総出演もので、「Miss」がトリオ、「Non」がデュオ。とにかくすごく楽しいんですが、「Miss」に出ていた、緑色っぽい縞のキャミソールで、髪が黒かった(笑)のは梶原さんなのかな?(←サイトで写真を見てもわからないワタクシ……) 表情がすごく楽しくて、ついつい目が行ってしまう。ちょっと表情のつけかたが長谷川さんに似てるのかも。踊りで目がいってしまうのが「Non」の方に出ていた……誰だろう。小柄な、茶系のキャミソールの。何人でどこに出ていても、不思議と必ずそこに吸い寄せられるんです。楽しかったなー。

 最後が市原昭仁(山海塾) 「L/R」 。双子の胎児の映像からインスパイアされた作品で、L/Rは、双子のレフトとライトなんですね。いつもの白塗り剃髪裳着。胎児のように上を向いて縮こまった体制から始まり、そこへ戻っていきます。いやもう、見入っちゃいました(笑)。市原さんの肉体というのは、ぢぶんにとってはほとんど理想のようなものですが(笑)、剃髪白塗りという、一種記号化されたそれはまた、独特の力なんですね(多分、道で会っても気づかないだろうな)。時折、上を向いて魚が何かを獲るように口を開けるのが、羊水の中を思わせるような。そして彼が倒れたり座ったりした場所に、点々と白い跡が(笑)。「胎児よ、胎児よ、何故踊る」という例の詩のようなおどろしさはなく、もっと無心の、名付けがたい生命のようでもありました。もっとずっと見ていたかったなー。

 大雑把ですが。

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2010/09/01

いろいろDM

 そうそう、そんなわけで今日はまだ寝落ちしてないんですよ! でもこの時間(笑)。昨日寝過ぎてるからなぁ。いろいろやらないと(ゴミの日に向けてシュレッダーとか)。

 このかんに来たものとか。

 アルス東京さんからDMが来ました。少年合唱団という、ぢぶんの興味とはまったく明後日なものではありますが、サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエ(ペトゥホフ父んち)の来日情報もちょっとだけ。

 2011年冬来日決定!!「白鳥の湖」&「ロミオとジュリエット」
  来日の度にファンを増やす洗練された舞台に乞うご期待!! 
  *詳細は決まり次第、随時お知らせいたします。

 全文です(ノ_-。)。まあ1年以上も先だしね。白鳥もロミオも見てないから楽しみです。できることなら、家庭教師にシードロフ先生、ロレンス神父orジュリエットパパにシードロフ先生と、アナトーリづくしでお願いしたい。大公orパパはペトゥホフ父でも可(多分、あのお腹でも大丈夫)。

 光藍社からもDMが来ましたが、サイトで更新された以上の情報はありませんでした。ドンキの写真のエスパーダ(黒)がシヴァですねー♪ 顔が見えないけど(笑)。

 それにしても光藍社さんてば、マールイ管の「ニューイヤー・バレエ・ワルツの祭典」が1/3(フォーラムA)、ウィンナー・ワルツ・オーケストラの「宮殿祝賀コンサート」(いつもの)が1/3-4(オペラシティ)+1/16(みなとみらい)、サンクトペテルブルク室内合奏団の「ウィンナー・ワルツとニューイヤー名曲セレクション」が1/3(大宮)〜1/10(オペラシティ)って……。自社でワルツ3本、東京と大宮で同日公演。どれか2010年の誤植じゃないかと思っちゃったよ。新国と東バで日程がかぶるとかいうレベルの問題ですらないんじゃ……。いやまあ、いいですけど。
 そしてそれとは別にアニハーノフ&ニューシティの「華麗なるウィンナワルツの祭典」があるわけで。ずんたった。

 お知らせいただいた、シヴァ+エフセーエワのドンキDVDは、HMVでマルチバイにするよりも、Amazonの方が安いようです(←結局3枚集まらなくてマルチバイ断念中)。まだ発売まで間があるのでまたマルチバイも始まるだろうし。いろいろ検討中。

 フェドートフのドンキのCDも届きました! マリインスキー版……というか、ライブ盤のようです。少なくとも2枚目は。1枚目は拍手がないのに、2枚目には入ってる。と思う。1枚目を聞き逃してるだけだろうか。狂言自殺の場面では、ナイフが落ちるとおぼしき音がしてるし。ふむ? オペラのライブ盤はよくあるけど、バレエのライブ盤はライブの意味があるんだかないんだか(^▽^)。
 なので、エスパーダの酒場のソロは、マリインカ/マールイ/バリシニコフ版で使われてるアレです(牛じゃない方)。ファンダンゴもフル、ボレロはナシ。ジプシーの音楽もマリインカ仕様。この版のジプシーは、中間部の男女のコールドが前に出てくるところが好きなんだよねぇ(ワシリーエフ版だとエスパーダのソロの出だしの部分)。

 9月に入ったので百合と月。やっぱ百合でしょ。あと10日ちょい。
 

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