« 行っちゃった。 | トップページ | ひとり君のこと想う月夜の晩は »

2010/09/17

ふしぎーしゃ/マニアックなメモ

 いつもいつも見ていると気が付かなくなってしまうけれど、やっぱり「友佳理さんと踊る」というのは特別なことなんだ、と、浜松の舞台を観ながらちょっと思う。以前、といってももう何年も前のことだけど、中島さんがチャコットのPR紙のインタビューで「斉藤さんと踊りたい、斉藤さんの近くにいたいから女性のクラスレッスンを受けている」旨の話をしていて、その時は「若いのに殊勝だなー」くらいのことしか思わなかったのだけど、この1年くらいは客席でそれを実感する。あれは何なんだろう。友佳理さん自身の踊りがどうとかとは関係なしに……ちうわけでもないんだろうけど……舞台の上のダンサーの何かが変わっていくのが見える時がある。それは「化学変化」だの「ケミストリー」だのという得体のしれないものではなくて、友佳理さんがブースターになるようなイメージだ。友佳理さん自身はなにひとつ変わることがないように見えて、共振を増幅させていくような、その結果として相手の深層の極限までを引きずり出していくような、そんなイメージ。まったく別のタイプでありながら、美佳さんにもそういうところがある。「カリスマ」って、本当はそういうことなんじゃないだろうか、とぼんやりと思う。

 自分は今、本当にガツガツと東バの舞台を観てるけど、「遅れてきた」悲しさで、友佳理さんと高岸さんの舞台をほとんど見ていない。友佳理さんはマラーホフたちゲストダンサーと組みながら、高岸さんと木村さんと半々に組み始めた頃だったし、何より今みたいに舞台に通う余裕がなかったから、木村さんの出る日を観ちゃったら、ほかの組は観られなかったんだ(T_T)。あの頃、もう少し観る余裕があったら、ぢぶんの「高岸アンテナ」ももうちょい育ったかもしれないのに、と思ってしまふ。そして、それこそいつも観ているから気づきにくいけれど、ヒラリオンが同じ仕草、同じ振りなのにやっぱりどこか違うんだよなぁ。

 いくつかマニアックなことをメモ的に。剣泥棒。木村さんは今のところ扉から侵入中。後藤さんと平野さんは窓から。二人とも「開かねぇっ!」はナシで、いきなり窓(←なぜここにこだわる)。高岸さんのアルブレヒトは、最初の角笛のあと、うろうろせずにまっすぐ上手に逃亡。浜松ではペザントの山車はなし。横須賀でも見なかったような気がする(←アルブレヒトを探してて観てなかった)。川口でもなかったような気がするが、これは自信がない。
 平野さんのおかげでカモが気になる(笑)。カモ……。首根っこはつかまないだろう、ヒモがついてるんだから。あそこで笑いのツボに入っちゃったんだよなぁ。考えてみたら、1幕の間、カモはずっと戸口に吊るされているのであった。ウィルフリードが角笛をかけるときに「カモ、来てますよ」とか言わないだろうし。ヒラリオンも「まだ掛けっ放しかよ」と思ってる暇はないだろうし。スタダンのライト版だったかな? あれは冒頭でベルタに直接渡してたような気がする。カモ……(←おそらくもっともどうでもいいもののひとつ)。

 指揮者の井田さんのブログがすっごーーーーおく久しぶりに更新されてました(あのブログ、ファンなのだよー)。今回のプレトーク、なかなか面白いです。指揮者+コンマス+ビオラのソリスト+さくさく司会者。カンパニーとオケと観客が近くなれる、いい企画だと思いました。アダージョの頭のところ「おっさんガンガレ!」って思っちゃうもんなぁ。横須賀ではそんな余裕はなかったけど(笑)。越谷でもあるので、お時間のある方はぜひ。春日井がオケなしなのはつまらんのぅ。

|

« 行っちゃった。 | トップページ | ひとり君のこと想う月夜の晩は »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ふしぎーしゃ/マニアックなメモ:

« 行っちゃった。 | トップページ | ひとり君のこと想う月夜の晩は »