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2010/09/10

ジゼル東京2日め

 というわけで、11都市12公演のジゼルツアー、東京2日目がマイ初日。

 まずもって、岡崎くんペザントデビューおめでとう! 今日は若手組だけど、応援してますの4人が揃い踏みなのでちょっとウレシイ♪ といっても、小笠原くんはもう盤石だし、自然と岡崎くん応援モードだ。最初のパートはちょっと緊張してたみたいだけど、男性パートになってからはだいぶよかった。若手が気合いたっぷりなのはいいねぇ。梅沢くんは緊張しぃが抜けるといいのになぁ。踊れてるのになぁ(←毎回誰かしらに言ってるような気が)。

 こちらも初役のウィルフリード武尊くん。最近老け役とか変な角付きとかが多かったけど、こうしてみるとやっぱり見栄えがするなー。従者とはいえ農民とはちがう「むこうの社会の人」の感じが出てた。

 乾さんと奈良さんのドゥ・ウィリがすごくよかった! 乾さんは広がりがぐんと出て、もうミルタでもいいじゃんってくらい。奈良さんはたおやかさがプラス。ちょっとしたラインがきれい。海外ツアーで中堅がぐっと一皮むけてきていい感じだ。

 主役はコジョカルとコボー。うーん。1幕はちょっと木に竹を継いだ感じ。違う版がふたつ混在しているような。まあジゼルもアルブレヒトも、そもそも村の中から浮いた存在だといえばそういう気もするけども。くるみの時はすんなり入ってたのになぁ。ふむ?
 演出がいくつか変更になったのか、主演に合わせて変更したのか、そこらは明日川口で見ればわかるかな。ヒラリオンがロイスの家の扉を押して、開いちゃったときにはびっくりしたよ。

 で。考えなしの男が2幕でジゼルと踊るうちに真の愛を知る、という話になるんだなーと、ウィリに取り囲まれた後のPDDを見ながら思っていたんですが、なんか最後まで考えなしだったような気も。アルブレヒトのヴァリの後は、ブリゼではなくアントルシャの連続。すごい技だというのはわかるんだけど、折角だからブリゼ観たかった、とぜいたくを言う。

 コジョカルの踊りは繊細なところと、時折はっとするほど強いところと。個人的には装飾音譜が多すぎてちょっと疲れる。ロングトーンだと思ってたところがトリルになる感じ。モーツァルトが好きな人は好きなんじゃないかと、なんの根拠もなく思う。
 コジョカルのジュリエットは観てないのだけど、なんとなくジュリエット的なジゼルというか。1幕は世間知らずのお嬢さん。2幕は「愛」というよりむしろ「意志」の方を感じたな。強い意志。まわりのウィリたちが影なのに、一人だけ人間であるような。

 東バのウィリはいつも「群体」のイメージだけれども、今日はミルタに操られているというか、意志のあるのはミルタ一人で、あとはミルタによって支配される影。そんなイメージ。うなじのラインが亡霊だ。だから、意志のあるのはジゼルとミルタだけ。ジゼルひとりがミルタに反する意志をもっているわけだから、「人間的」であるのも、そうかと思う。

 そんなわけで木村さんはー。ところどころ勝手がちがうというか、咬み合ってないなー、というところはありましたが、それがヒラリオンぽくもあり(笑)。いや、おかげで中盤の三つ巴の場面の暑苦しいこと(笑)。本人比ではやや抑え目でしたか。あくまで「本人比」ですが。抑え目というよりも、主役に併せた仕様かな。

 半端ですが、続きますー。

 ……それにしても、あの無駄に豪華な槍持隊と鷹匠はなんだったんだか(笑)。個体識別テストかと思ったよ( ̄▽ ̄)。まあ、海外公演だとプリンシパルがトラやってるくらいだからなぁ。

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