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2010/09/10

2日めの狂乱

 続き。なんで続きを書いてるかというと、生産調整で休みなのだ。いくら暇だからといっても土曜出勤日に部署を空にするわけにはいかないので、ぢぶんだけ今日休んで土曜に出勤なのだ。
 なので、生ゴミバケツを洗ったり。腰に来るからイヤなんだけど、ふと思い立って風呂場(洗い場があるのにトイレと一体型という妙な作り)でトイレに座ってやってみたら、これがラクだ! なんで思いつかなかったんだろ。そしてトイレマジックリンは油汚れにめちゃ強いぞ! 気がつかなかったなー。

 閑話休題で狂乱の場。

 いつもだと、アルブレヒトはウィルフリードに押さえられたままジゼルに近づけず、ジゼルとヒラリオンと村人たちの世界と、アルブレヒトたち貴族の世界に二分されたままで場が展開していきますが、コボーのアルブレヒトはジゼルのそばに行くんですよね。そして家に連れて入ろうとする。ヒラリオンはそれを遠くから促す。……ジゼルが自分を愛してるかとか、アルブレヒトがどうだとか、そういうのはもう放棄しちゃってるんだな、というのが昨日は強かったな、と。

 ヒラリオンの「そんなはずじゃなかった」は、ジゼルがバチルドとアルブレヒトの間に割って入った時から始まりますが、決定的になるのはいつも、見えない花をジゼルが摘みにくる時。コジョカルのジゼルは、首飾りを捨てる時もたたきつけるのではなく、ぽいっ、と、まるで子どもが「こんなのいらない」っていうみたい。誰に対する怒りでもなく、嘆きでもなく、「ぜーんぶ、うそだったんだ」っていう虚しさで、からっぽになってしまう。それは途中でお母さんもアルブレヒトもわからなくなっちゃったくらいの壊れ方で、誰が介入する余地もないほど。ヒラリオンはいたたまれなくなってその場から去ろうとし、かろうじて踏みとどまり。以前の、カラッポの手を見つめ続けるのも好きでしたが、その頃の「もらい泣き」的な気持ちよりも、もっと……なんというかな。ヒラリオンが心臓を何かにギリギリつかまれてるような、そういう苦しみがダイレクトにくるような、そんな感じなんです。ジゼルよりもヒラリオンの心臓の方が先にどうかなるんじゃないかと思っちまった。

 そこから先の彼は、「向こう側」に行ってしまったジゼルの心を取り戻すこと−−自分に、ではなくて現実の世界に−−ことしか頭にないのだろうと、いつも思います。ジゼルがミルタの影を追って上手に、指を差しながら下手に走っていく場面では、コボーが上手側におらず(中央でジゼルについていたから)、どうみたってまったく正気じゃないのに、一瞬正気を取り戻したかと勘違いして腕を広げて待ってしまうヒラリオンがいつもよりはるかに咬み合ってないんですが、その後の愕然とした表情がすごく良くてですね(笑)。

 ジゼルが走り始めた後、ジゼルの方は決して村人の中にはいらないのが印象的で。何かを探し求めるようなジゼルもいるんですが、コジョカルはむしろおびえていたのかなぁ。木村さんの方はジゼルを捕まえようと、追いかけるというよりも右往左往というか。いつもは中にずぽっと入ってから奥に回って先回りをする格好で正面からジゼルを捕まえますが、今回はコジョカルのコースが違ったのか、そういう演出なのか、危うく取り逃がしそうになるのを後ろからつかんで強引に抱き寄せてました。いやあ、剣を取り上げる時もそうなんだけど、こういう時は妙に男くさくてねぇ(^▽^)スキー♪ ま、そういう強引さ……もとい、強さ(と物理的なショック)がようやく、一瞬でもジゼルを正気に戻すわけで。その一瞬の安堵の表情があるので、その後がつらいんですが、今回は本当に「アルブレヒトなんざどうでもいい」だったなー(^▽^)。 

 いやそれにしても、ヒラリオンのあのブーツは脚をすっきり見せるというのもあるんだと思うんですが、今回もきれいかったなー♪ 

 そして今日は平野くんのデビュー。悪役っぽくくるかと思うんだけど、どうかなー。

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