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2010/09/15

静かな、というのは

 でまあ、3日経てば大概のことはネタになるもんなんですが。

 最初の角笛に追われたアルブレヒトがロイスの家に逃げ込んじゃってたら、と。家の戸を開けようとするヒラリオンと、中から開けさせまいと押さえるアルブレヒト。外に後藤、中に木村(逆でもいいんだが)、1枚の扉をはさんで「ぬおおおおおおおっっっっっっ」……って、がーまるちょばか。トレインチャンネルででもやってほしいぞ。

 あのロイスの家ってのもよくわからない位置づけのものですが、その辺はまたの機会に。

 こうして順を追っていろいろ思い起こしてみると、相当に激しい場面もあるし、アルブレヒトはアバレルヒトになっちゃうし(←ジゼルより運動量の多い狂乱の場)、最後の連続のアントルシャは「絶唱」と呼ぶにふさわしいものだったし、結構爆発も暴発もしてたな、と。……なのに、全体の印象としては不思議と「静かな」舞台でした。なんでだろ。

 思えば、ぢぶんにとっては「オネーギン」の横浜公演がそうだったんですよ。特に「手紙」。手紙のPDDはこの日も相当に激しかったはずで、両日見た人のレポなどを読んでもそうだったらしいと思うんですが、自分が感じた全体の印象は非常に静かなものでした。初日比なのかなーと思わないでもなかったんですが、そうともいえないような気がして。
 オネーギンについては、若干は思い当たるところがあるんです。つまりは、自分が舞台のどこをいちばん鮮烈に覚えているのか、というのが大きいんだろうと。手紙は全幕ものの中のPDDとしてはボリュームのあるものだと思いますが、その中でいちばん印象に残る振りというのがまったく別の場所だったので、そのイメージかなあ、とか。

 今回はどうなんだろ。そりゃ、印象に残るのはやっぱり2幕だけれども。再会して最初のPDD。見せ場のアダージョ。絶望でも希望でもない、「清らかな」とでもいうようなラスト。「愛」というよりもむしろ「赦し」の方にテーマの比重があったように思うんですが、そのせいなのかなぁ。

 とかなんとかぐるぐる考えてるんですけども。日曜日にもう一度アルブレヒトをみられるので、ちょっとそこまで取っておこうかなと思ったり、でも自分の身の内にたまった舞台を吐き出さないと自分が苦しかったり、まあいろいろです。

 やや横レスといいますか。よそで話題になっていたので。

 新書館の「バレエ101物語」。ジゼルについての歴史も結構詳しく載っていたかと。カンパニーによってドゥ・ウィリにズルマとなんとかとか、名前がついてるのはこういうわけだよー、というのも確かあったはず。
 TLに限らず、ツイッターを読む頃には、話がすでに終わっちゃってることが多いので、ここに。全然リアルタイムの情報に使ってないな、ぢぶん(笑)。

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