« いろいろDM | トップページ | これは是れ、ガスコンの。 »

2010/09/02

江古田でダンス

 NBSから祭典枠の「饗演」の確認ハガキ。ちゃんと3日で捕れてました。よかった、よかった。席もまあまあ良いかと。ベストではないが、ゼイタク言っちゃ切りがないってくらいのとこ。名古屋旅行の請求も来て、あっという間にビンボーに( ̄▽ ̄)。

 やや遅まきながら……って、溜まってるほかのことを考えたら全然遅くないんだけど、27日に見た「Ekoda de Dance」を忘れないうちに。

 正確に言うと「EKODA de DANCE 2010」と題されたイベントの中の、「FROM 江古田 〜日芸から羽ばたいた舞踊家たち〜」という、日大芸術学部出身の3組のダンサーによる公演でした。休憩なし、正味1時間ちょっとかな。

 幕開きが、舘形比呂一 「MORIO」。森との共生がテーマ。名前に覚えはあるという程度にしか知らなかったんですが、ザ・コンボイの方なんですね。短パンに、髪を逆立ててというのかな、あれは。少年のようでもあり、小鬼のようでもあり。森(と蟲)の迷宮に翻弄されるような踊りで、濃密でした。やっぱりコンテといっても「コンテンポラリーダンス」と「コンテンポラリーバレエ」は違うんだなあ、と今更ながらに思ってみたり。

 ただ、バックに流される映像がどうにも。出来が云々ではなくて、元が映像酔いしやすいタチなので、やっぱりちょっと酔ってしまった。席が近目だったせいもあるとは思うけど。肉体での表現が充分になされているので、むしろ照明で補完するくらいの方が森の濃密な空気や湿気がストレートに感じられたような気もするんですが。でもきっと、あれがやりたかったんだろうなぁ。演出意図としてはわかるんだよな。うーむ。

 2番目が「珍しいキノコ舞踊団」の「音楽と。」 。「Fly me to the moon」「Miss you」「Non sense」「Just the two of us」の4曲に乗せて、特にプロットがあるわけではないと思うのだけど、山田郷美、篠崎芽美、茶木真由美、梶原未由、白石明世、伊藤千枝が踊る。初めて見るので、名前と顔が一致しませんです。キャミソールにレギンスなどの衣装で、どことなく昭和(しかも初期)の匂いがする。初めの「Fly……」はダンスホール風のミラーボールだし。「Fly……」と「Just……」が総出演もので、「Miss」がトリオ、「Non」がデュオ。とにかくすごく楽しいんですが、「Miss」に出ていた、緑色っぽい縞のキャミソールで、髪が黒かった(笑)のは梶原さんなのかな?(←サイトで写真を見てもわからないワタクシ……) 表情がすごく楽しくて、ついつい目が行ってしまう。ちょっと表情のつけかたが長谷川さんに似てるのかも。踊りで目がいってしまうのが「Non」の方に出ていた……誰だろう。小柄な、茶系のキャミソールの。何人でどこに出ていても、不思議と必ずそこに吸い寄せられるんです。楽しかったなー。

 最後が市原昭仁(山海塾) 「L/R」 。双子の胎児の映像からインスパイアされた作品で、L/Rは、双子のレフトとライトなんですね。いつもの白塗り剃髪裳着。胎児のように上を向いて縮こまった体制から始まり、そこへ戻っていきます。いやもう、見入っちゃいました(笑)。市原さんの肉体というのは、ぢぶんにとってはほとんど理想のようなものですが(笑)、剃髪白塗りという、一種記号化されたそれはまた、独特の力なんですね(多分、道で会っても気づかないだろうな)。時折、上を向いて魚が何かを獲るように口を開けるのが、羊水の中を思わせるような。そして彼が倒れたり座ったりした場所に、点々と白い跡が(笑)。「胎児よ、胎児よ、何故踊る」という例の詩のようなおどろしさはなく、もっと無心の、名付けがたい生命のようでもありました。もっとずっと見ていたかったなー。

 大雑把ですが。

|

« いろいろDM | トップページ | これは是れ、ガスコンの。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 江古田でダンス:

« いろいろDM | トップページ | これは是れ、ガスコンの。 »