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2010/10/11

オーストラリアの白鳥

 というわけで、行ってきました。2日めのキャストはアンバー・スコットのオデット、アダム・ブルの王子、ダニエル・ロウの男爵夫人。3人以外はシングルキャストです。前回観た時(その時のレポはこれ)は、カースティ・マーティン、ダミアン・ウェルチ、オリヴィア・ベル。脇のキャストは半分くらいは同じですね。そして今ざっと読んでみたら、感想も余りかわらないかも(笑)。

 前回よりも、ダイアナ=チャールズ=カミラ夫人という図式の生々しさを感じないのは、もはやぢぶんの方に「ダイアナの物語」が生々しく残っていない、ということでもあるんだろうなぁ。あと5年もすれば「ダイアナの物語」の方は忘れられて、普通に「優柔不断な王子の三角関係の物語」に漂白されていくのかもしれない。いまだに英連邦の一翼であるオーストラリアや、イギリスにおいてはまた別だろうし、キャストによっては違うのかも知れないけれど。……そもそも、チャールズとカミラも結婚しちゃったし(笑)。現実はしたたかだなー。

 今日は3階L(下手)側で「円盤とフォーメーションを見るぞ」の日(^▽^)。前回R(上手)でチャルダッシュのソリストがほとんど見えなかったのでLを取ったんですが、今度は4幕のオデットと王子が床でごろごろするところが下半身しか見えなかった(T_T)。いやもう、各人一斉に前のめり、でしたよ(笑)。もう少し中ほどでやってくれないもんかなぁ。上手が空の状態だから、真ん中まで行かなくても、せめて1/3くらいのところにならないかなぁ。

 白鳥のコールドは、上から観るとちょっとばたばた気味だったり、折角まっすぐ並んだんだからそれを保とうとか、やっぱり普通のクラシックチュチュの方が整列した時に見栄えがするかなだったりはあるんですが、……まあ一度上から観ておいて損はないな。むしろ1幕を俯瞰で観るのが面白かったです。2幕の円盤がそのまま庭園の池になっているのがよくわかるし、オデットがフェッテで周囲を蹴散らしていくところも楽しい♪ 例の裾のやたらと長いドレスのあしらいや、3幕のリフトも。そしてまたしても、2幕の円盤の上にオデットが出るところがわからなかったよ……orz。どこ観てたんだ、ぢぶん。
 コールドの衣装については、2幕はフォーメーションを組んだ時に「すとん」としちゃって、クラシックチュチュくらい場所を取った方がいいかなと(16人だしね)思うんですが、4幕は「すとん」としてた方がいいような気がする。まあ、円盤に乗ったときにクラシックチュチュだと邪魔なんだろうと思うけれど。

 そんなわけで、主役の3人についてはあまり細かい表情などは観ていなかった(あまりオペグラを使わなかったので)のですが、オデットの身の軽さがすごいもんだな、と。2幕までの痛々しさが本当に痛々しい(妙な日本語だ)。結末は前回の方が「オデットの絶望」がすんなり伝わってきて腑に落ちたような気がしたなぁ。男爵夫人のダニエル・ロウは、ベルやルシンダと比べるとちょっと迫力がない。けれどその分、3幕以降の哀れさは際立っていて、「何もかもいっぺんに失くした女」は弱いなー、と。オデットとの相似関係という意味では面白い。

 脇では、公爵の婚約者の本坊さんの無邪気さがいい。前回のヴァーゴティスの、いかにも王族でないやや品の落ちるような(けれど人間的な情はあるような)婚約者に比べると大人しめなような気がしますが、王族には持ちえない無邪気さと人のよさが可愛く、また王族の冷血さとある種の品の悪さを浮き出させてました。そこはゲイの伯爵もそうなんだけどね(笑)。いやー、伯爵の恋人のツ・チャオ・チョウが、写真で観るとちょっとカワイイのに、なんであんな髪形にしちゃったんだか( ̄▽ ̄)。そこにリアリズムは求めてないぞ、と。

 というわけで、明日はえらく前方席なので、ルシンダとイーストーのドラマをゆっくり堪能しようかと。朝、ちゃんと起きられたら動物園だ(笑)。アトレ上野にある初音のカツサンドが好きなのさー♪

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