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2010/11/30

写真は萩

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 葬式疲れ。別に通夜に行って帰ってきただけなんだけど、やっぱりちょっと疲れる。なんでハーフトレンチを着てなかったかというと、重くて肩が凝るからだっていうのを思い出したよ(笑)。

 知っている人がたくさんいるところ、っていうのは疲れるんだよな……。うん。

 

 


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2010/11/29

池田龍雄展

101128_13390001 芸術の秋っつーほどのことでもないけれど、今日はこちら。岡本太郎美術館の池田龍雄〜アヴァンギャルドの軌跡展です。えらく精力的に見えるんだけども、とにかく12月に入ったらマールイが来るんで、身動きが取れないわけですよ(笑)。その前に終わらせられるものは終わらせとかないと! 

 岡本太郎の常設展→企画展という順路になっていて、結構な分量です(込みで800円)。常設展は1度観たからはしょりながらでいいやー、と思っていたら、結構展示替えになってました。もちろん、当時の新聞記事や年譜的なパネルは同じなので、そこはスルーしながら。いやしかし、ドガよりやっぱりこっちの方が落ち着くな、ぢぶん(^▽^;)。

 太郎氏についてはまたいづれ、ということにしておいて。

 池田龍雄は28年生まれ。戦後のアヴァンギャルド運動を担った画家のひとりです。そして今でも「アヴァンギャルド」を名乗る数少ない画家のひとりでもある。アヴァンギャルドは好きだけども、今回わざわざ「行くぞ!」と思い立ったのは、先日観たこちらの映画。アップリンクで公開中の「ANPO」に彼が出演していたから、が大きい。今回は総ざらい的にといえばいいのか、初期の油彩、ペンを使った風刺画/ルポルタージュ絵画群、原始美術に触発された「百仮面」シリーズ、「自分なりの天地創造神話」という膨大な連作「BRAHMAN」シリーズ、オブジェ、アンデパンダン展関連、絵本や人間座のポスターなどの印刷物、彼と交流のあった作家たちの作品、2009年制作の「場の位相」シリーズと、もうそりゃ盛りだくさんに(笑)。

 自分の興味でいくと、ペンを使った風刺画のシリーズですが(←やっぱりペン画系統が好き)、桂川寛、山下菊二、中村宏らの作品まで観られたのは嬉しい。中村宏は代表作の「砂川五番」が来てるし、山下菊二は「新ニッポン物語」だ♪

 「BRAHMAN」シリーズは、ブラフマンとくりゃそこはリンガムヨニから始まって宇宙卵だよな、というわけだけど、この大量の絵を小さな展示スペースの四方に天井までぐわっと並べた展示センスがまたいい。マンダラだよ、これは。エアブラシから球形に分裂していくマンダラ。それが次の段階では絵巻物に展開していく。「なんかスゴイ」としかいいようがない感じ。

 驚いたのは、最後の印刷物コーナーで。画家が生活費稼ぎで絵本や児童書の挿し絵を描くのは、昔はよくありましたが、なんと「ラスティと宇宙かいぶつ」がそこに! ラスティだよ、ラスティだよ、ラスティ! 小学生の時に好きで好きで好きだった本! どれくらい好きだったかというと、夏休みの「自由課題」で、挿し絵を模写して紙芝居を作ったくらい好きだった(笑)。つまり挿し絵もすごく好きだった、ってことです。翻訳ものだったので、挿し絵もてっきり原書のものだと思ってました。池田龍雄だったとはなぁ。探したら、まんだらげにありました(これ)。いつまであるか、わからないけど。自分が模写した、まさにそのページの原画が観られるなんて……(T_T)。感無量。

 図録が1500円で、やたらめったら充実しています(245ページ)。これだけあったら、ほかのもん、いらんかも(笑)。がんばって読むぞー。1月初めまで太郎美術館で、その後福岡に巡回するようです。
 
101128_15180001 写真は太郎美術館のある生田緑地(これ)。紅葉と青い葉が微妙に重なり合ってとても美しかったです。生田緑地は民家園(←遠足で行った記憶)と太郎美術館が有名ですが、散策コースもあり、ちょうど紅葉狩りにはよいかもです(科学館は工事で閉館中)。向ヶ丘遊園駅からの途中にあるダイエーの敷地内に、例の(?)「コメダ珈琲店」がオープンしていて、例の(?)ホワイトノワールを食してみようと思ったのですが、混雑していてあえなく挫折(笑)。


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2010/11/28

ドガ展から中華街へ。

 さて、昨日のドガ展から、かな。金曜は夜8時までやっているということだったのですが(通常は6時まで)、5時半くらいに入って、別展示も含めて回って7時前に出ました。思ったよりも空いていて見やすかったです。ただし、ギャラリーショップ(ドガ展内を除く)とカフェは通常営業だったらしく、出た時にはもう閉まってました。

 ……えーと。ぢぶんで再認識したことといえばですね、ぢぶんはエッチングとかリトグラフとかペン画とかデッサンとか、そういうものの方が好きだな、ということです。
 今回は「習作」という名のデッサン画が多く来ていて楽しかったです。「踊り子」シリーズに限らず(というかそれよりも)、初期の「セラスミス」のためのドレープの習作なんて凄いですよー(←正直ここがいちばん楽しかったりして)。

 そんで、肖像画にはほとんど興味がない、と(笑)。ジュール・ペローの肖像画がありまして、それは興味深いちうか。でもそれって「ペローに対する興味」だしなぁ(ちょっと誰だったか、コメディアンに似てる。誰だろう)。

 競馬場の絵もいくつか。競馬(場)がブルジョアの社交場、というのもあらためてわかります(「マイフェアレディ」のアレですね)。そしてバレエ(劇場)もまたブルジョアの社交場というつながりでもあるんだな。

 通しでいちばん気に入ったのは「二人の踊り子」という小さな絵です(舞台袖じゃない方)。「アクアチント、ドライポイント」とあるのでやはり銅版画ですね。どこがいいかといわれると困るんだけど……強いて言えば「雰囲気がいい」んだろうなぁ。「さりげなさ」というか。肖像画の中でも、マネを鉛筆と炭でちゃちゃっと描いたようなのが好きだったから、まあそういう傾向なんだろうな。でもそういう「ちゃちゃっとさりげなく」というのは、デッサンの積み重ねによって培われた技能があるからなんだよな、というのも再確認。多分、絵によらず、そういうものなんでしょうね。

 「エトワール」は思ったよりも小さかったです(笑)。けど、あの質感は確かに一見の価値はありますね。現品でなければわからないような光の透明感。

 後半は「浴女」。「踊り子」という美しい身体から「そこらのおばさん」という普通の(美しくない)肉体へと移って行くんですが、面白いことに視線は変わらないように思います。踊り子の習作の中でも、「シューズを直す」仕草がたくさん描かれていますが、前にかがんで足下を直す姿勢は、やはり前にかがんで浴槽から出入りする、あるいは身体を洗う姿とどこか似ています。丸い背中。背中、背中。ちゃんと勘定すればそんなこともないのかもしれないけど、何か同じものを見続けてるような気がします。

 関連商品も充実(笑)。展覧会なのか、即売会のCMなのかわかったもんじゃないな(こんな感じ)。エトワールの缶入りチョコはちょっとそそりましたが、するっと通り過ぎ。

 それほど時間もかからなかったので、「横浜美術館コレクション」の方も見てきました(これ)。こっちの方が落ち着く(笑)。「いいな」と思うと、ダリとエルンストだよ。マグリットは現品よりも印刷されたものの方が好きという倒錯者だし。デュビュッフェの「目印の像」が妙に好きだな。出合い頭に「これ好き!」という具合に好きだ。どう見ても発泡スチロールなんだけど。
 
101126_19200001 美術館の後はみなとみらい線で中華街へ出て、いつもの茶房へ。今日はちがうものを頼もうと思っても、つい「中華まん(肉まん・あんまん・きのこまんからセレクト)+ドライフルーツ(今日はサンザシとグリーンレーズン)+マーラーカオ」のセットを頼んじゃうんだよねぇ。中華まんも、今日は肉まんにしよう! といいつつ、つい毎回「きのこまん」を選んでしまうのだ(笑)。写真のブロック状のものがマーラーカオの角切り、生クリーム添え。
 お茶の方はジャスミン球茶。お茶も高いものは高いので、これくらいが予算的にはちょうどいいということも含めて定番。開いていくのが楽しいので、動画で載せたいところです(笑)。開くとジュンサイみたいなんだけどね。お湯をやかんでサーブしてくれるので、3杯くらいは飲めます。サンザシがお茶に合うんだー(^▽^)。

 お腹もちょっと半端な具合だったので、朝陽門の通りで肉まん(300円)を買って、食べつつ帰りました。ちょっと喰いすぎ( ̄▽ ̄)。そして、石川町へ出るつもりが、気が付けば横浜スタジアムの前にいたというのが謎。なぜだ。

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2010/11/27

マールイの鎌倉公演とか

100717_15270002 そんなわけで今日は予定通りに、バンクアートで大野一雄フェスの前売りチケットを引き換えて、パシフィコで2本講演を聞いて、横美でドガ展を見て、中華街でお茶飲んで帰りました。盛りだくさんだったなー。
 講演は2本ともおもしろかったし、横美も夜間開場時間だったので空いていて観やすかったし、肉まんは美味かったんですが、さすがにちょっと疲れてバタン、でありました。なので詳しくは後日根性があれば。

 写真は馬車道から関内駅方向への大通りにあるガードレールの飾りです。馬車道らしく馬車馬(笑)。耳がちょっと欠けちゃってますが、なかなかハンサムさんです。前回(というのは7月)に行った時の写真なんで回りが青々してますが。

 鎌倉芸術館のサイトに、マールイの「白鳥」のキャスト(予定)が出ました(これ)。ステパノワ&プハチョフの熱愛コンビ(死語?)に、ヴェンシコフのロットバルト、マルチナの王妃、A.マラーホフの家庭教師。王妃の事前発表は珍しいけど、マルチナが来てくれるのは嬉しい♪ そして父っつぁんが来ない 。・゚・(ノд`)・゚・。 らしいので、マラーホフ氏の家庭教師、と。

 いやしかし、ステパノワ&プハチョフで白鳥の全幕を観るのは初めてだからウレシイよ! プハチョフの王子は観たし(相手はボルチェンコ)、ステパノワも黒鳥だけは観たと思うんだけど。これでトロワがシヴァならいいんだけど、どうかなー。

 サイトの方には記載がないようですが、芸術館のメールマガジンによると、公演当日はロビーに、エリアナ・パブロワの衣装や写真の展示を行うそうです。鎌倉はパブロワの地元ということでの企画ですが、こちらも楽しみ。こういうご当地企画があると、遠足のしがいってもんもあるよなー。

100717_15270001 馬車馬さんのちょっとうつむいた横顔。端正です。だって馬車馬だもの。って意味不明なことを口走りつつ。馬車馬ってのも「上から読んでも……」なのか。

 えーと、その馬車道にあるアートバンクですが、現在大野一雄フェスティバル開催中です(これ)。2階で大野さんの写真等の展示や映画の上映もやっていて、これはチケットがなくても(つまり無料で)観られるんですが、今日は時間が押してたので観られずじまい。ちょっと残念。公演当日早く行く、なんてことができるだろうか。

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2010/11/26

週末は神奈川

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 座喜味城にて。昨年の2月の写真だけど、雨が降って寒いのに石壁はほんのりあたたかかった。

 さてと。明日は休みが取れたので、横浜までいくついでにアートバンクで大野フェスのチケット引き換えをしてこようかと。大野フェスのチケットは、当日でも30分前から引き換えができるのですが、整理番号つきで事前引き換えをしているんですよね。全席自由だし、アートバンクはいわゆるフリースペースで劇場ではない=平場なので、できれば早めに入りたい(笑)。みなとみらいまで行くなら馬車道まで行ってもたいしてかわらないっつーことで。馬車道の駅あたりだと、ちゃっと入ってちゃっと食べられるところがなかったような気がするんだよな。みなとみらいだと混んでて高そうな気がするし(笑)。横浜駅で食べた方が無難な気がする。

 でまあ、そんなばたばたなので27日のPlan-Bはパスして、28日にお天気がよければ、岡本太郎美術館で池田龍雄展(これ)を見ようかと。25日からの後期展示(入替え)に見たい絵が入っているようなので、行かずに待っていたのだ。会期が長いと思って油断してるといけなくなっちゃうからなぁ。

 川崎でATG特集もやっていて(これ)、それはそれで魅力的なんだが、駅からバスってのがおっくうなんだ。電車で遠いのは全然気にならないし、雨でなければ徒歩20分も問題ないんだけど、「バス」ってなった途端におっくうなんだよなぁ(笑)。

 神奈川方面ばっかりだな。

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2010/11/25

リヒターの続き。

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 もはや、どの写真を使ってないのかわからなくなってきた(笑)。そんなことより、フォトアルバムにアップしちまえばいいんだが。てか、寝落ちしてる間にデフラグかければいいんだよなあ。起動ディスク、探せばなあ(笑)。

 東バ公式は「M」のリハ。今回の射手は永田くんだ! 劇場中が緊張する一瞬だ。ガンガレ!

 岩波少年文庫のリヒターなんだから、図書館にいきゃいくらでもあるんじゃないかと思って、会社帰りに寄ってみる。「フリードリヒ」だけないなあ、と思いきや、別のところにまとめ展示になっていた。ので、「若い兵士」ともども借り出し。「三部作」だけどそれぞれが「続編」ではなく、話自体はつながっているようなないような。「若い兵士」は「ぼく」が母親と疎開しているあたりから始まり、現在新兵教育中。

 それにしても、「ドレスデン、運命の日」(これ)でもそうだし、多分「プライベート・ライアン」でもそうだったと思うけれど、ヨーロッパ(というよりドイツあたり)の家だと、空襲のあとは「瓦礫の山」なんだなぁ。「アンダー・グラウンド」の冒頭なんかでもそうだ。だから、空襲のあとは、瓦礫を崩して死者を(運がよければ生者を)掘り出すところから始まる。日本のような「一面の焼け野原」とはまた違う光景。ヨーロッパ戦線でのこうした描写を読むと、「日本の家は紙と木だからよく燃える」とはよう言ったもんだな、と思う。防空壕も規模が違うしなぁ。その辺りの想像力を補完するのには「ドレスデン……」はよくできた映画だ。話は結構無茶だったが。

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2010/11/24

寝過ぎの日。

101123_20310001 どんだけ寝たんだろ。10時近くに起きてご飯食べて、一度落ちたあとは昼のニュースで、その後1時間くらいは起きてたと思うんだけど、3時頃になって雨も上がってるし少しは外に出なくちゃなあ、と思って、その後は4時。それから出かけて10時の後は1時。

 まあとにかく疲れ目と肩凝りが尋常じゃなかったので、美容院に行かなくちゃ、と思っていたのをてもみんに変更。15分待ちですんなり入って、20分コース+ヘッド10分。頭、結構来るなぁ。身体中バリバリ(笑)。担当のお兄さんがちょっと弾くん似だったよ(^▽^)。

 今日はきわみタジンで鶏つみれ。鍋なのかスープなのかよくわからない(笑)。スーパーで6個入り230円の生鶏つみれがさらに半額だったのさー♪ 
 タジンにちょろっと油ひいて、煮崩れない程度につみれの表面を焼いたら水を入れて、タマネギ、キャベツ、ほうれん草、マッシュルーム、ラディッシュ。野菜のかさが減ったあたりで粉末ブイヨン投入。ちょっとスープの味が濃かったけど、鶏つみれがウマー(^▽^)。やっぱ、練り物混ざりのじゃなくて、生のが美味いよなぁ。ラディッシュはサラダに使うことが多いと思うけど、スープや味噌汁の具としても重宝します。しょせん大根(笑)。長く煮ると色落ちするけどね。

 そんでまた、1パック190円のびんとろまぐろが美味くてなぁ(^▽^)。

 
 考えるためのいくつかのヒント。

 いやもう、なんだってあんな馬鹿な海域で軍事演習やってんだろう、が、ひとつ。まさか島に砲撃するとは韓国側も(もしかしたら北朝鮮側も)思ってなかっただろうけど、艦艇同士の小競り合いは「さあ、やりましょう♪」って言ってるようなもんだけどなぁ。韓国の国内事情について、誰も触れないのはなぜだろう(←これは素朴な疑問)。
 「停戦協定」はあくまでも「停戦」であって(いわゆる「撃ち方やめ」。銃は構えたまま)、「戦争中」に変わりはない。一方の当事者は「韓国軍」ではなく「国連軍」(正規の「国連軍」ではない)であり、その司令部は東京都の横田基地内にある。今どき対沿岸砲なんてものを積んでることにちょっと驚いたが、考えてみれば戦闘状態に復帰した後の主戦場を考えれば、ミサイルよりもその方が合理的なわけだ(←訂正。陸上部隊の固定砲だ。そりゃ近すぎだ)。もちろんほかの要因もあるだろうが。 

 角度を変えて。市街地を空爆して民間人を山ほど殺してきた米軍がそこにいるのに、それは「怖くない」で、北朝鮮が「怖い」のはなぜか。それが「銃口がこっちを向いているような気がする」というだけのことなら、話は簡単だ。銃口を下に向けさせるために何が必要かを考えればいい。ブルーリッジのトマホークは、母港横須賀に停泊している状態で平壌を射程距離に入れている。舞鶴に入港すれば、半島全部が射程距離に入る。「トマホークが自分に向かっている」と思っている人たちと、どのように対するべきか。「自分が北朝鮮に対して持っている感情」と同質のものを「北朝鮮の人民は日本に対して持っている」と思うだけの想像力を持つこと。そういう国と交渉するのだということを忘れないこと。

 それにしても、あのニュースの読み方って、日本の戦前・戦中のニュース映画にそっくりだよなぁ。「戦前」っていう時って、15年戦争の前までなの? それとも1941年? 「戦前戦後」っていうときに「戦中」はどこに落っこちるの?(←これは素朴な疑問)

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2010/11/23

タジンでカレー

101031_20290001 連休の間でパートさんのお休みもあったりしましたが、なぜか、細目入力の必要なセット品が集中して搬入されてきて、久しぶりの残業。なので、これはしばらく前の写真です。

 たち吉の方のタジンで初カレー。小さいイシガキの方は深さがないので汁物はできないんですが、こちらなら十分。ただし、カレーの中にご飯をぶちこむ格好になるので、あまり見た目はよくないかも。ぐっちゃんぐっちゃんにかき混ぜて食べるのには恰好の器です( ̄▽ ̄)。

 この時は何だったかな。メインはささ身。セロリ(主に葉)の千切り(出汁用)、じゃがいも、タマネギ、ピーマン、エリンギ……くらいかな。火が通ったところでルーを割り入れるのは普通のカレーと同じ。大体1.5人前くらい作って、お弁当用に半人前ほどを使います。タッパーにご飯を盛っておいて、それにかけた残りが夕飯用。タッパーごと冷凍すれば翌日でなくても持っていけるし。会社に電子レンジがあって助かる。

 作っている最中は「底に焦げ付いてるか?」という感触があったのですが、食べながらはがせました。鍋の加工自体が、底にくっついた物がはげやすいようにできているかもです。それでも焦げる時は焦げるのでして(笑)、「重曹煮」(重曹を煮て焦げをはがす)もすでに一度やりました。ははは。タジンを木じゃくしでかき混ぜてると、マッジの気分ですよ( ̄▽ ̄)ミタイナー。

 まあ、普通の鍋で作ったのとどうちがうかといわれるとよくわかりませんが、少量作る分には普通の鍋よりいいような気がします。洗うのは格段に楽(笑)。3〜4人前なら普通の鍋でいいな。

 ちなみにうちで取っている無農薬野菜は千葉の露地ものなので、ニンジンやタマネギ、じゃがいもなどの野菜も、露地で採れるシーズン(と貯蔵品がある間)しか入りません。スーパーで買う時もあるけど、ない時はないまま。タマネギのかわりに長ネギ入れたり(リーキが美味い!)、じゃがいもじゃなくてサツマイモやカボチャを入れたり、野菜によってメインの肉を変えたり、あるものをテキトーにぶち込んでます。そんでもカレーはしょせんカレーなんで、大概美味しくいただけるもんです(大根は不許可←やってみた)。

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2010/11/22

ぼく(たち)もそこに。

 オフの日曜。とにもかくにも冬物を(いちばん厚いのを除いて)全部出す。Tシャツだのトレーナーだのを全部入れる。半日、服をたたんでたような気がする。あとはロイヤルの「ロミジュリ」にチャプターを付けながら、新聞を切る。とりあえず、2幕の最後まで。古いDVDデッキだと、録画時に指定した分数で勝手にチャプターを切ってくれるんだが(たとえば5分おきとか)、今のデッキは自分でふらないとならないから面倒だ。「好きなところにふれる」と「自動でふってくれる」が選べるといいのになぁ。高い機械はできるのかな。

 さて、そんなことをしながらも読み終わりました。

 「ぼくたちもそこにいた」 ハンス・ペーター リヒター著 上田 真而子 訳 岩波少年文庫

 中学生辺りの定番「あのころはフリードリヒがいた」の続編。続編といっても、時間軸的には並行している個所もあります(フリードリヒもちょこっと出てくる)。
 1933年から43年のドイツのおそらくは地方都市。「ぼく」の8歳から18歳までの日々が、エピソードの積み重ねで描かれます。

 「ぼく」の年上の友人、ハインツ。おそらくナチスの地方組織の高官の父の元、裕福な家庭に育つ彼は、清廉潔白で正義感が強く、友達の誰からも慕われている。もう一人の友人ギュンターは、共産主義者でヒトラーを公然と批判したために投獄され、失職した父を持つ。ユダヤ人のフリードリヒがいじめられている場に出くわせば躊躇なく飛び出していって彼をかばい、ナチスの少年組織であるドイツ少年団にもぎりぎりまで入らない彼を、級友たちはこころよく思っていない。ごく普通の「ぼく」は、二人の友人たちとドイツ少年団からヒトラーユーゲントへと日々を過ごし、ハインツが志願兵となって以降はギュンターと共に、空襲・学童疎開・軍事教練を体験し、新兵として少尉となったハインツの部隊に配属される。

 徹頭徹尾「ぼく」の目で描かれた文章は、場面の状況説明が少なく捉えにくい(例えば「ぼくたち」というのが3人のことなのか、もう少し大きな単位なのか、前章とのつながりはあるのかないのか、など)部分もありますが、時代の状況を淡々と写し取っていきます。「ぼく」の母親をはじめ、ナチスを快く思ってなかった人たちがどのように態度を変えていくのか。そのために何がどのような役割を果たしたのか。「ぼく」の父親はある種の「典型」なんでしょう。

 タイトルの「ぼくたちはそこにいた」。リヒターの巻頭言では「わたしは参加していた。単なる目撃者ではなかった」とあります。ナチスを支えたのは自分を含めた「一般庶民」であり「少年少女」であったという、強い自覚の元に、この本は書かれています。それはギュンターであれ、ギュンターの父であれ、同じ重さで背負っている。戦前も戦中も、さまざまな人がさまざまな形で巻き込まれていき、やがてその役割を担う。それはおそらく、どの社会でも同じ。戦前・戦中の日本のみならず、今の日本に通じる、というよりも今もまさにそうであろうと、思います。

 親の立場は違えど、固い信頼と友情で結ばれたハインツとギュンター(←「ぼく」はちょっとオミソなんだよなぁ)。とりわけ「慕う」とでも言った方がしっくりくるギュンターの言動は、忠実な「ヒトラーの少年」だったハインツの、何かを少しずつ変えていく。物語は激しい戦闘の中で、二人の生死がわからないまま唐突に終わる。

 されど続編があります。
  「若い兵士のとき」。志願してから敗戦まで。「あのころはフリードリヒがいた」と合わせて三部作になってます。どこかで探してこないとな。

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2010/11/21

辺野古の絵葉書できました。

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 ダンナこと山本英夫の辺野古の絵葉書、第2集ができました。今回は今年の7月と9月に撮った中からセレクト。辺野古河口のコメツキガニの群れ、ツノメガニ、シオマネキ、アジサシ、マングローブ林、海と、自然写真のみでまとめました。本人の能書によると、「辺野古川、大浦川、長島・平島周辺の海、やんばるの森と、海の繋がりに注目」したのだそうです。
 辺野古・大浦湾といえばサンゴ礁とジュゴンを思い浮かべますが、河口一帯は干潟でもあります。そこでは干潟の生物たちが暮らし、鳥が飛来する、そういう場所でもあるわけです。
 ……フラッシュでカニが光っちゃった( ̄▽ ̄)。


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 こちらが昨年作った第1集。ヤドカリ、クロサギ、ミサゴなどもありますが、キャンプ・シュワブとの境の鉄条網の写真などもある作り。現在2刷。

 昨年の辺野古写真展に続く、今年の普天間の写真展は、大手にはあまり(いやほとんどだな)取り上げられませんでしたが、おかげさまであちこちに呼んでくださる方がいらして、関東甲信越関西と、会場規模とご要望にお応えして、手持ちパネルを組み替えたり、スライド&トーク形式でやったり(スライドだよ!)しながら巡回させていただいております。o(_ _)oペコ。ちなみにスライドは機材ごと出張してます。荷物がデカイよ!

 とりあえず、うちのブログからも絶賛注文受付中。左ブロックの「メールを送信」をクリックするか、携帯でしたらプロフィールページにアドレスが載ってますので、ご連絡先をお送りください。折り返し、山本から連絡を入れさせるか、ぢぶんから再連絡します(←ダンナ、メールができません (ノ_-。)クソオ)。ご質問はコメント欄にもどうぞ(ココログの仕様で鍵コメはできません……orz)。

 ポストカード「沖縄・辺野古」第1集・第2集 撮影:山本英夫
  各9枚入り500円 送料は4部まで80円、9部まで160円、10部以上無料。

 言わずもがなですが、漫画家の「山本英夫」氏とはまったくの他人です(笑)。時々、ダンナの講演日程が漫画家さんのスケジュール(多分、ファンか誰かの作っているサイト上の)に載ってるらしい( ̄▽ ̄)イヤー。

 ついでに。携帯からだと見えませんが、左ブロックにWWFJの「国際ジュゴン年」のブログパーツを付けてます。付けたのは10月末だったんですが、その後頭数(貼り付けてあるブログ数)が増えてるんですよ。ぢぶんのが確か1094頭めくらいだったと思うんですが、今は1128頭。ぢぶんも貼る時に「あと2ヶ月だから今さらいいかなー」などとためらったので、その割りには伸びてるな、と。毎日結構楽しみです。このジュゴン、大概は浮いてますが、たまに下の海草で食事したり、親子連れで泳いだりしてます。まあ、「役に立つ」もんでもないですが。下のロゴをクリックすると、WWFJのキャンペーンページに飛びます。

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2010/11/20

ロミジュリあれこれ

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 瞑想するハシビロコウ。他所で使うのにリサイズしたのでリユース。お気に入りの表情であります。

 芸術劇場のロミジュリを眺めながら、ノイマイヤー版ってどんなんだっけか、とちょっと思い出そうとして、冒頭でロレンスをぶん投げるロミオとか、常にオオトラのティボルトとか、自損するマキューシオとか、そのマキューシオを足でこずくロミオとか、あわあわするロレンスとか、もはやそんなものしか覚えていないのに気づく( ̄▽ ̄)イヤー。ある意味インパクトの多い版だったな。最終幕のロレンスなんかもう、走れメロスかと。清水版ももう一度観たいな(←くせになってる)。ティボルトに向かってロミオが「さあ、剣を捨てて話し合おう!」と言うのにですね、清水さんのロミオだと「このこざかしい若造めが!」と返したくなるんですが、石井さんのロミオだと「……お前、昨日悪いもん喰ったんじゃないか?」と本気で心配したくなるという(笑)。

 ま、それはおいといて、クッションダンス(クッションないけど)で、一族郎党を率いるギャリーがやっぱりすごくカッチョエエ! なんですよ。やっぱ、ここはパパの出番だよなぁ。どの版でもクッションダンスは好きですが、ノイマイヤー版がどんなのだったか、どうにも思い出せない。ママとティボルトが年中いちゃついてたような記憶はあるんだが(笑)。そしてモンタギュー夫婦は影が薄い、と。マクミラン版だと最初だけか、出てくるの。

 ロミジュリはいろんな版があるけど、それぞれに面白い。でもやっぱり、曲の入れ替えが少ない方が「枠内での工夫」が見えて面白いですね。ワシリーエフ版は目が疲れるけど、ママのすさまじいまでの破壊力が魅力的だし(そこか?)、いかにもソビエト・バレエという古式ゆかしいラブロフスキー版も、中間発展的なクランコ版も好き。ボヤルチコフ版を観損ねたのは不覚にもほどがありますが(笑)、ヴィノグラ版は今度観られるしな。そして「ウエストサイド」はやっぱりうまくできてると思う。

 で、昨日のエントリに「12日がマールイ一発目」と書いたものの、実はその前にロミジュリがあったんですよ(大汗)。だって、毎年「最初はくるみ」だからさー。ダイジョブかな、ぢぶん。光藍社さん、今年も「本日のキャスト表」をアップしてくれるだろうか。PDFだと携帯から読めないけど(ぢぶんのは)、あるのとないのとじゃ大違いだよね。……音羽の方を向いて拝んでおけばいいのか? (*_ _)人

 

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2010/11/19

大野一雄フェスとか

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 鳥が続いたので蓮。どのみち上野動物園内ですが。しかももう1ヶ月も前の写真だよ( ̄▽ ̄)。

 図書館総合展のフォーラムが2つとも取れたので、あとは休みが取れるかどうかだけ。きちんとした講演のダブルヘッダーなんて久しぶりだから、頭がついていけるか不安だ。
 この2、3日でいきなり新刊件数が上がってウレシイヽ(´▽`)/。仕事が潤沢にあるっていいよなぁ。それでも人余り状態にちがいはないし、多分あと2日くらいしたらまた下がるんだな(←大体の波が読める)。ひところ、すごい勢いで出ていた自費出版系流通本の点数が今年はがくんと落ちたので、やっぱり出版に限らず不況なんだろうなぁ。

 明日(20日)から大野一雄フェスティバルが始まります(これ)。どうしようかなー、と思っていたんだけど、12月11日の大野慶人さんとタンツテアターのコラボだけ行くことにしました。10月の日韓のに行きそびれちゃったし、慶人さんの踊りは一度ちゃんと見たいので。タンツテアターからはジュリー・アンヌ・スタンザクとエディー・マルティネスが参加。ただテレビで観た「私と踊って」は、ぢぶんはダメだったんですよね。女性の金切り声が耐えらんなくて音声切ったんだけど、途中で消してしまった。ドキュメンタリーの方は途中から見たけど面白そうだったので、今回は大丈夫だといいな。
 学生・シニアは前売りから500円引きですが、横浜在住者は前売り半額だそうです。狙い目かも。「在住を証明する書類」っていうのを「存在を証明する書類」って読んじゃったよ( ̄▽ ̄)。なんだそれは。

 ちなみに12日は多摩のマールイに行く予定ですけども(今シーズン一発目!)。誰が来るのか(来ないのか)ドキドキです。父っつぁん、来てくれるかな……。12月と1月は忙しいな。

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2010/11/18

年末に向けて……?

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 上野動物園内の不忍池で営巣中のオオワシ(だと思う)夫婦。不忍方面の出口にいちばん近い辺りです。上野動物園のHPもさー、もう少し「何がどこにいる」あるいは「どこに何がいる」かのっけてもらえないものかと。不便でしょうがないだよ。

 さて、書くことはたくさんあるけれど、平日はとかく、寝る子は太る状態。よく寝るよ、ぢぶん。次のチケットは12月はじめの山海塾(相模大野)ですが、27日の中野の田中泯がまだ空いてたら行こうかな……。そして、26日の図書館総合展(横浜パシフィコ)にどうやらいけそうな気配なので、ドガ展をひっかけてこようかと。せっかくご近所だもんねぇ。……って、仕事の具合次第ではあるのですが。てか、フォーラムもう取れなかったりして(笑)。

 それが終わるといよいよマールイ来日です。その合間に「M」。あっという間だな。

 今年もJVC (日本国際ボランティアセンター)のカレンダーの案内が来ました(これ)。今年は「アジアの瞳」。五月の写真、ちょっと見じゃ池の中だなんてわかんないよ(^▽^)。
 今年は設立30周年だとかで、イベントもいろいろ開催中です(これ)。ポール・ポリヴニックを指揮に向かえたコンサート(大阪は「クリスマス・オラトリオ」、東京は「メサイア」)などもあります。合唱はボランティアですが、ソリストはアメリカとかから来るらしい(←テリトリー外なので経歴をみてもよくわからない)。
 書き損じハガキも集めているそうなので、年賀状の書き損じが出た折りにはぜひ(これ)。

 なんか、「年末」って雰囲気ですねー。うちの中高も、クリスマス礼拝には「ハレルヤコーラス」だったなぁ(そして古切手仕分け)。

 年賀状、前回の酉年以来、原則「バレエの中の干支」でやって来ましたが、バレエに出るウサギってなんだろ? ピーターラビットは除外して(だってあれはピーターラビットだもん)。

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2010/11/17

THINKING「O」7号

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 上野動物園のヘビクイワシ。レギンスはいてます。お子さんが「このとり、おおきいねー、おおきいねー」と感心してました。「パパよりおおきいよねー」。……いえ、そこまでは大きくないです。てか、パパ隣にいるだろう(←パパ、ちょっと困ってた)。

 たまたまといえばたまたまですが、今これを読んでいます。

 「大澤真幸THINKING「O」7号」 角田光代、森達也との対談。
 大澤真幸の対談を中心とした、個人月刊誌。気にしつつもあまりちゃんと読んで来なかった書き手のひとりですが、森達也の方はわりと好きなので(ちうか、信用している書き手なので)、本屋で平積みになっているのを買ってみた。

 対談部分を読み終えた今日になって、裁判員による死刑判決が出たのは偶然だけど、この中で森氏が指摘していた「以前であれば、「死刑を選択せざるを得ない」的なフレーズが普通の書き方だった」ところから「死刑を選択しない理由がない」への変化、すなわち「犯罪を基準にして死刑が適用できるかではなく、死刑を基準にしてそこに当てはまるかどうか」という「ベクトルの逆転」(大澤氏)がそのまま出てきて寒い気持ちに。

 なんか、死刑制度にしろ、割り箸論にしろ(←並べるか?)、80年代から足踏みしてるなぁ。自分の中ではもうこの論議については次のステージに移っただろうと思っていると、実は全然そんなことはない、という。
 その中で大澤氏の「人は他人を殺すことができない」という事実命題論と、実際に被害者遺族に取材した森氏の「被害者の気持ち」(当事者の気持ちは一様ではないし、非当事者が「わかる」といえるものではない)については、何度でも立ち返ってみるべき場所だろう、と。

 特集タイトルの「「人生という物語」の呪縛から逃れて」はよくわからなかったが、二本の対談それぞれは面白かった。角田光代は読んでないけど、そのうち読んでみるかな。

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2010/11/16

たまにはヒメとか

101114_13270002 さて、この夏は猛暑にも関わらず……というよりも、猛暑のおかげで「もじゃもじゃペーター」と化していたヒメでございますが、もう11月もなかばというのに、やっぱり「もじゃもじゃペーター」です。これでもずいぶん下葉を切ったんですけどね。去年の今頃はもう休眠期に入ってたのに、まだ新しい芽が出てるよ……。買った時にはこんな感じで、イモから三本の幹が出てたんですが、ついに五本目の芽が出ましたよ(液肥のすぐ左の小さな葉)。四本目(いちばん左)ももう、根元の方はイモ化し始めてるし。これ以上鉢を大きくすると、ベランダと室内を出し入れするには重くなるし、イモ分けしなくちゃいけないんだろうなぁ(←自信がない)。

 シャンブルの帰りにダンナと夕食。最近のペリカン萌えの話など。したら、印旛沼に何年か前から桃色ペリカンが住み着いてるとかっ♪ 「おおっ、(でも袋には触らせてくれないだろな……)」というわけで帰ってらググってみたら、94年から棲んでるらしい。おおっ、というかなんつうか、ぢぶん93年まで我孫子に住んでたんだよなぁ。入れ違いかい……orz。でもぼちぼち冬鳥が来る季節。久しぶりに鳥見に行くかねー、などなど。

 したら、松江のフォーゲルパーク(ここ)というところでは、ペリカンのお触りタイムもあるらしいっ♪ おおーっ! オオハシのくちばしとか、つかんでみたいぞっ(←ダメです)。
 フォーゲルパークというと、なんか大きなお兄さんとかいそうですけども(笑)。むかし、マールイが松江公演やったなぁ。どこか公演やってくれないかなぁ(←おいおい)。支店は掛川や神戸にあるみたいだけど、ペリカンに触れるのは松江だけのようだ。

 脈絡ないですが。
 「マトリョーシカ大図鑑」。立ち読みですが、図版満載(というより「おもに図」)。個人的には「おおきなかぶ」の登場人物(動物か)が次々出てくるヤツが欲しいです(^▽^)。お約束の歴代書記長/大統領や、日本のこけし柄のもの、マトリョーシカ柄のグッズなども載ってます。ガラガラがカワイイ(マラカスかと思った 笑)。ファン、必見。 

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2010/11/15

シャンブルのおやゆび姫

 ということで、今日はシャンブルウエストの「おやゆび姫」。清里のフィールドバレエに行った時の会場プレゼントで当たったチケットで、3列目の上手いちばんはじっこ(SS席のあるS席)。オケピに近くてあまりいい場所じゃないんだよなー、と思ったのですが、今回は音楽がモーツァルトメドレーだったので、それほど気にならなかったです。ロシア系の「打楽器怒濤!」があると、弦と分離して気持ち悪いんですけどね。本来の意味での見切れ(袖中が見えてしまうこと)はかなりありましたが、まあそりゃしょうがないわな(笑)。

 それにしても、たまに中堅どころの公演に行くと、ちゃんと事前に公式サイトにキャストが出て、終演時間やら休憩時間やらが出て、それがプリントされて配られるというのはありがたいものだなと思うな……。ゆうぽうとだから、玄関先(?)に上演予定の看板は出てたけど、中にはなんの掲示もないので、入口のもぎりのところにいた人に「終演は何時ですか?」と聞いたら「5時10分頃です」と言われまして。4時開演で5時10分? 2幕ものだけど子ども向け作品だし、通し上演ならそれくらいかな? ……って、終わったら6時20分……orz。どこが5時だよ、こら。それにしても、4時開演ってこの半端な時間はなんだろう。キャスト表は結局なかったようですが、プログラム(1000円)には子細に載ってました。
 そしてなぜか男性がやたら多い客席。出演者の友達風の男の子(20代くらい?)も多かったですが、年配客も多かった。ご親族というよりも偉いさん的な雰囲気の。男性トイレが列になってたもんなー。

 さて、肝心の公演の方ですが、素直に楽しかったですー♪ おやゆび姫なので、カエルあり、ネズミあり、モグラあり、蝶々ありで、衣装がやや「豪華なコスプレ」というか「豪華な発表会」というか、そういう系統に走りがちでしたが、とにかく立派で色鮮やかで、可愛くかつ楽しい。かぶり物はなく、帽子多用。カエルなら帽子に目玉がついてるとか。ネズミだけは帽子が大きくてややかぶり物に近かったです。カエル、緑のトゥシューズの甲のところに水かきが貼り付けてあったりして、なかなか凝ってました。2幕の花の国はちょっと「そ、それは……」という衣装もあったりしましたが。

 1幕はおやゆび姫の誕生から、ツバメに連れられてネズミのおばさんの家を去るまでが、ほぼノンストップ。音楽はモーツァルトをメドレーにしてあるようですが、モーツァルトは聞かないからわかんないんだよな(笑)。「◎◎の踊り」があってレベランス、というのではなく、次から次から切れ目なく音楽が続き、話がさくさく進みます。2幕はディベルティスマン。ツバメに連れられて花の国にきたおやゆび姫と花の国の王子、花の精だの騎士だの女王と王だのキューピッドだのツバメだのが踊るわ踊るわ。

 おやゆび姫は吉本真由美さん。メイクや体型は一世代前のプリマだな、と思わなくもないですが、お人形さんのようにカワイイ。初めから終わりまで、おやゆび姫を見守る存在としてキューピッドが出るのですが、これが山本美友さんで、清里でみた時のオデットです。軽快で、随所でキレのあるジャンプを見せてました。男性の中でテクニック的に難しそうなツバメには、元バーミンガムの山本康介さん。日本に帰って来られたとのことですが、シャンブルに所属というわけではなさそうです。バーミンガムなら前回の来日の時に見てるかも……と思ったら、「美女と野獣」のカラスでした。うーん、カラスでツバメか(笑)。王子は土方一生さん。見た目がちょっとヤンキーでしたが(おいおい)、サポートは割りとしっかりしてたかな。モグラを正木さんが演じてましたが、これがイイ(笑)。不器用なオヤジの初恋っぷりが大笑いでした。

 しかし、やっぱり白眉なのは花の国の女王の川口ゆり子さんと王様の逸見さんのPDD。川口さん、ちゃんとクラシックチュチュですよ。ヴァリエーションはとても短いですが、「輪郭のくっきりした踊り」というのはこういうものなんだなー、としみじみ思います。そんで、逸見さんは芯からノーブルだなあ、と(笑)。王というよりは、何があろうと川口さんを守り切る騎士さまのような(笑)。それでいて包み込むような愛情に溢れたアダージョはもう、見ている方が幸せいっぱいです。いやー、眼福。アレですね、「王と女王」じゃなくて「女王と王婿」。それでもいいのよ、本人達が幸せならば。

 子ども向けプロダクションですが、たまにはこういう肩の力が抜けるものもいいもんです。ええ、サイド席なんで、実際は肩は凝りましたけども。

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2010/11/14

アリアとかとか

 自分の写真でいうのもなんだが、昨日のエントリのペリカン大写しを見るたびに、あのくちばしの下のぷるぷるしたところに触ってみたくてたまらない(笑)。うさぎとかイルカとか、動物園や水族館で触らせてくれる動物もあるけど、ペリカンを触らせてくれるところはないよなぁ。放し飼いになってるところはあるけど、捕獲する前に負傷しそうな気がするよ(←大型鳥類は結構気が荒い)。小鳥が飼えるマンションはあるけど、ペリカンは無理だよなぁ(「小鳥さん」と名付ければOKか?)。

 さて、BBL。今日は1階前方のちょっと後ろ目、上手の中よりという、ご贔屓貼り付きでないときとしてはいちばんいいくらいの席だったんですが。

 うーん。今回のBBLは3日とも、なんとなく「つるつるつるっ」と入っていって抜けていった、という感じです。見てるときは面白かったり美しかったりなんですが、後を引かない。「奇跡」と逆の日程だったら、また違ったかもしれないけどなぁ。

 「三人のソナタ」は、ドメニコ、ロス、シャルキナ。豪華だーヽ(´▽`)/。プログラムによると「死んだ直後の、出口のない部屋に閉じこめられた三人の悲劇的な対立」だそうですが、途中で出口が開くんだよな。でも、誰もそこから出られない、あるいは出ようとしない。事前知識なしに観ると、ドメニコを中心とした三角関係のようでもあり、ロスとシャルキナが親子のようでもあり、段々に「娘(シャルキナ)に鞍替えした母(ロス)のカレシ(ドメニコ)」のような妄想も(笑)。ドメニコは、踊りにはちょっと年齢を感じなくもないけど(そりゃしょうがない)、男のこずるさはやっぱりこういうオヤジじゃないとー♪ 

 「火の鳥」は。えーと。やっぱり改定前の方が作品として好きだな。フェニックスが一人じゃなくて、援軍を率いて来る方の版。今のエンディングは火の鳥とフェニックスのパーソナルなつながりになるんだろうけど、やっぱり「孤立したパルチザンと革命軍本隊」の方が好きなんですよ(笑)。那須野さんの「火の鳥」は、パルチザンというより学生運動のようだ。なるべくしてなったリーダーじゃなくて「拾ったメットが赤かった」的な。「恋する兵士」も「ハイスクール出て海兵隊入って上等兵」くらいのイメージだったけども。どっちも肉体の色気が欲しい役だからなぁ。
 シャコンのフェニックスがすごくよかった。出てきた時は那須野さんよりもずっと大きい気がしたんだけど、合体シーン(笑)では同じくらいの背丈だったのでびっくり。腕の長さとかだろうか。援軍というよりも救世主のようであったよ。

 サプライズ演目の「メフィストワルツ」。今日はこれがいちばん! ストレッチャーに乗った若い娘の死体を甦らせるメフィストと死体の娘のPDD。というのがぢぶんの見た「物語」のように思うんだけど、正しいかどうかは不明。最後のオチが、予想の範囲とはいえ、イイ(^▽^)。なにしろクピンスキーが妖しいし、ティエルヘルム(覚えづらい)もカワイイさの中のやや悪魔的なコワサがよくて、ストレッチャーや衣装は現代的なのに、ゴシックホラーのようであった。フランケンシュタイン(デ・ニーロ版)を思い出してしまったよ。

 最後はジルの振り付けた「アリア」。映画「ベジャールそしてバレエはつづく」でリハ風景などをみていたので期待値は高かったんだけど、中途半端に見覚えがあったのが逆によくなかったかも。場面のひとつひとつは面白い動きだし、クオリティも高いと思うけど、作品全体としてどうかといわれると「うーん」な感じ。ロスとイワノワのユニゾンなんかすごくいいんだけどもね。映画でズアナバールがやっていた役はシャルキナ。ズアナバールがやるともっと「女神」っぽいのかなと思うけど、シャルキナの小悪魔っぷりもイイ。アロザレーナが弾く(というか乗る?)ピアノ自転車がお気に入りだ(笑)。
 音楽が、「こ、こんなミニマル今どきどこから……!」と思ったら、オリジナルも入っているようです。音楽に合わせて振りをつけるというよりも、振りに合うような音楽、というイメージ。

 というわけで、今回の一連のBBL公演では、シャコンとクピンスキー株が大上昇でした(^▽^)。ドメニコ、イワノワ、シャルキナといった今までのご贔屓さんも堪能できた。新たな「発見」はマルコ・メレンダとルルー=コルノ、それに大貫さん。ティエリーが群舞でしかみられなかったのが心残りだな。せめてパルチザンのヴァリエーションを踊って欲しかったなぁ。

 さて、無事にドメニコもみられたし(笑)、明日(日曜日)はシャンブル・ウエストの「おやゆびひめ」に行くことにしました。清里での「ご来場者にペアチケットプレゼント!」ってヤツに当たりまして(笑)。BBLのチケットを取ってない方の日でよかった。座席は全然好みのところじゃないんだけど、まあ文句は言えないわな。キャストは公式には出てないんですが、逸見さんと川口ゆりこさん(←もちろんおやゆびひめではない)が出るそうなので楽しみです。結局ダンナは仕事になっちゃったけどな。

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2010/11/13

2月はどうすりゃ。

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 葛根湯が切れたので、しょうがないから買い置きのパブロン飲むかーと思ったら、パブロンの箱の中にごちゃっと葛根湯が入っていた、と( ̄▽ ̄)。自分でも何をどうしてるのか、さっぱりわからん。

 さっぱりわからんのは2月の東バのチケットだったりもする。うーん、難しいです、ペリカンさま。なまねこ、なまねこ……。

 いや、システム的にはそうむずかしいわけじゃないんです。公演が3日間あって、K村さんの役が固定だとする。ボレロもあるし、一度は上から見たい。初日の高いテンションは相変わらずだけど、最近はテンションが高いままでいい具合にコントロールできてるから、やっぱり近くで見たい。最終日は最終日なりに近くで見たい。普通なら迷わず2日めを安席で見るんだけど、2日めのボレロが高岸さんなんだよなー(笑)。高岸さんのボレロは次の機会があるかないかわからないと思うと、近くで見ておきたいやん(笑)。しかも今回の割引枠だと、アッサンブレでSを3枚買うと、通常料金のA席と同じ料金になるという。しかし、アッサンブレ枠だとS/A共に2階席は取れないんだよなぁ。いやあ、どんどんわからなくなるぞ。どうすればほめられるんだ( ̄▽ ̄)。〆切は22日。うーむ。
 ちなみにゲネの日は山海塾に行く予定。ゲネなら2階席かもだけど、今回は3日間あるから本番までのお楽しみにしとく。 

 「80日間」を見ながら、「ミラー」もこんな感じになるのかなあ、「80日間」の「旅人」は結構踊るけど「進行役」はうろうろしてるだけだったらアレだなぁ、などと思ったり。「火の鳥」は写真で見た感じだとフェニックスの方のような気もするし(←訂正。パルチザンの戦闘の最初のところだ。そもそもフェニックスにコールドがつかなくなったのを忘れてた)。会場先行予約用紙の裏にあるPDDの写真は何だろう。とかとか。ふーむ。まあ、あれこれ考えてもしょうがないんですけどね。

 そういえば、今さらのように「M」のチラシが三島フューチャー版にリニューアルされてたような。

 ほかにも公式の方はもろもろ更新。男の子たちのマネキンはちょっと見てみたかったなぁ。通りの方からね。……(^▽^)。

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2010/11/12

基本的には興味の外

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 2006年12月撮影の入間基地。奥にパトリオット。この時は古巣から「初心者向けの見学会をやるから手伝え」で駆り出されたような記憶。

 現場から離れて何年か経つので、あまり積極的になにかものを言う気にはなかなかならない。制作現場からでも今年の初めに引いているから、情報が古いうえに記憶が飛んでたりもするからな(笑)。

 で、今回の話。「他人事としての論評」をちょっとだけ、しかやらないからね。しかもうんと不誠実にしかやらないよ(笑)。

 「動画アップ」の報はご多分に漏れず(まただ)ツイッターからだけど、「ああーあ、やっちゃった馬鹿が出たな、これで「日本の威光」とやらは地に墮ちるぞ」ってのが脊髄感覚。公安情報の大々的なリークがあったばかりだから、これが万一(というよりこの時点で万に九千くらいなんだが)海保内部からだったら、全部パアだ、外務省も防衛省も経団連もかわいそうに( ̄▽ ̄)(←思ってない)。

 ……ええ、元からそんな立派な外交か、っていう問題はさておいて。ただでさえ「対等な外交交渉の相手」になんてしてもらってないのに、内部からコレが出ちゃったら、今後誰もまっとうな交渉相手にはしてくれないだろうなぁ。「あんたに教えるとバラしちゃうから、大事なことは教えてあげないもんねー」って言われてオシマイ。中国首脳との会談問題でこじれたばっかりだったのにね。

 海保が国内でどういう風にみられているかはさておき、対外的には「コーストガード」いわゆる「国境警備隊」として軍隊と警察の中間くらいにみられることもあるわけです。そこの情報の取り扱いがずさんで、職員が勝手にばらまけるとなったらアンタ、どこの国がそんなとこと同盟組みますかね? 「機密」かどうかじゃないんです。「情報」なんです。

 97ガイドライン以降、防衛庁/省も経団連も、がんばってがんばって、一所懸命に「これだけ情報漏洩防止のために法律も作ります、大丈夫です」って、ようやく悲願の「武器輸出三原則撤廃」の光が見えてきたってとこで、コレだよ( ̄▽ ̄)。プロジェクトXご破算。さよなら、日米共同開発。ブラックボックスの取り付けだけでガマンします。中が見たいなんて大それたこと、もう言いません。

 だからこれが「軍事同盟粉砕! 軍産複合体解体!」っていうスローガンの元に民間からハックしてまき散らしたんならある種の「英雄」なわけですが(笑)、「国益」って意味じゃ、今回の一連の中で一番の迷惑野郎だと思いますけどね。それを元防衛大臣含めて「国益大好き」のみなさんが英雄視してかばい立てだ。平和ボケもいいとこだな。

 まあその元大臣がかばい立てしてるところを見ると、山川氏的な謀略論に踏み込みたくなる誘惑にかられないでもないけど(笑)、実際「もっと立派な秘密保護法作ります! 今回のはそのための布石なんです!」とかがんばる方向でナシはついてるんでしょうかねぃ。動機が「正義」である場合は、どんな厳罰がついても抑止にはならないですが。むしろ厳罰にするほど本人のヒロイズムは満たされるわけだから。……また思いやり予算をふんだくられるんだろうな。本当に迷惑だな。

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2010/11/11

80分間最終日。

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 秋の不忍。ガマの穂は昔、花材としてよく使っていたけれど、やはり野に置け……じゃなくて池に置け、か。

 さて、「80分間」の最終日。ドメニコのウィーンを近くで見るぞーと思っていたら、最終日に来てキャスト変更(T_T)。しくしく。さすがに3日連続はキツイかなー。今日は、ドメニコ&アロザレーナのオヤジーズがちょっとお疲れめ。となると、やはりファブローとクピンスキーだなぁ。ファブローの体力はスゴイよね。踊りもスゴイけれども、体力もスゴイ。男性群舞になると、目が行くのは大貫さん。ウィーンのようなクラシカルな振りはやっぱりキレイだし、バクチの型もなかなかに決まってたんじゃないかな。今日「ドナウ」を踊ったルルー=コルノがカワイイ♪ そして近くで見ると、「旅人」のメレンダがなかなかいい表情だ。ドメニコも、お疲れっぽいなりにえらく楽しそうでもあったしなぁ。……どこもベテランは楽しむことを知ってるってことですかねぃ( ̄▽ ̄)。そういえば、まだティエリーをちゃんと見ていないような気がする。

 95分通し公演だけど、パルジファル/インドの間で第1部/第2部に別れてるものなら、そこで休憩があってもよかったように思うなぁ(つながりはパルジファルの前のような気がするけど)。いやもう、腰とハナがさ(笑)。

 それにしても、公演によってポスターを売ってたり売ってなかったりだなぁ。たまたま余った時だけ売ってるのかもしれないけど、「M」と「ミラー」では販売頼みますです! よろしくよろしくですよ(*_ _)人。

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2010/11/10

日付が変わる前に

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 11月10日です。BBLが7時開演でちょっと間があったので、いきがてら友佳理さんの文庫本を買って、終演後にイタトマでケーキなど食べつつ一服しながら、書き下ろし部分にちゃちゃっと目を通して。

 最終章「オネーギン」と文庫版用後書きが加筆されています。最終章は、横浜の講演で友佳理さんが語った「オネーギン」の話(これから3日連続)とかぶる部分はもちろんありますが、より友佳理さんに近い……というのも変だけれど、そんな風に思います。マクシーモアの亡くなった前後のこと、フョードロフやセルゲイくんの支え、トライアウト、木村さんとの練習、舞台当日。そして、アッサンブレの通信で「答えをみつけた」とコメントしていた、その「答え」。どれについても長く触れられているわけではありませんが、制作発表から見続けてきた(ネット等でですが)ぢぶんにとっては、臨場感を味わえるものでした。

 ……ええ、やっぱりそんなこったろうと思ったりとか(ノ_-。)ドコトワイワンガ。

 巻末に付けられた舞台評の抜粋の最後は、三浦氏が毎日に書いた、あの評です。もちろん本当に抜粋だけれど、それを読みながらあらためて「よかったなぁ」としみじみ思いました。友佳理さんも木村さんもよかったねぇ、本当によかったなあ、と。もちろんこれが終わりではなくて、お二人ともそれこそ「ショウ・マスト・ゴー・オン」なわけですが、なんだかひとつ大きく結実した確かなもの、というものがあそこにはあったんだよな、と、あらためて思います。


 この1年。すこぶるキレのいいスペインとどうみても「ママの元カレ」なドロッセルマイヤーから始まって、アミンタ、師直、オネーギン、ハサピコ、エスパーダ、ヒラリオン、公爵、怒濤のアルブレヒト、そしてビーグルのしっぽみたいに「ウレシイ」がぱんぱんに詰まったペトルーシュカ。ご本人も充実していたと思いますが、ファン冥利につきる1年でありました。振り返ってみると、本当に幸せな1年だったなぁ(別のところはいろいろキツかったです(ノ_-。))。
 「M」と「ダンス・イン・ザ・ミラー」から始まる次の1年。ひとつひとつの舞台が大事であることはどんな場合にもそうなんだけれど、本当にひとつひとつをたいせつに見続けていたい(←そして迷惑をまき散らす、と)。1日でも長く舞台に立ち続けてくれるよう、目黒の方を向いて拝んでみる(*_ _)人。

 いつの間にか話が友佳理さんから離れてるけど、だって今日はいいんだもんヽ(´▽`)/パズドラヴリヤーユ!

 写真は、友佳理さんの講演の日、山下公園で。前に使ったような気もするけど、いいやね(笑)。

 サブタイトルが変わってた。


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80分間は95分。

 そんなこんなで「80分間世界一周」マイ初日。熱も咳も出なかっただけラッキー♪ な風邪っぴき。ハナもまだ「怒濤」にはなってないので、劇場でも人様に迷惑をかけるほどではなかったのは幸いでしたが、背中が痛くて95分座りっぱは正直きつかった(T_T)。それ以上に会社のことの方がキツイんですけどね。いくら部長から言質を取ったとはいえ、1週間やそこらで何が変わるでもなし。それでも初音のミルカツサンドはおいしくいただけたので、そんなにひどくはないと思うんですが。

 今日は3階から全体を見る日。それにしてもアレだ、ドメニコのPDDのところだけ、自分のテンションが自動的に上がったってのはどうなんだ(笑)。ドメニコもいろんなところに年齢を感じないわけではないけど、やっぱり好きなんですよねぇ。ウィーンの場面で、すっと腕を開いただけで、アドレナリンが出たよ、自分(笑)。そしてアロザレーナがやっぱり素晴らしい。動きの美しさではまだまだナンバー1だなぁ。惚れ惚れする。「アリア」が楽しみだー♪ ジルは「踊り」の場面は少ないけど、相変わらず刃物のように鋭い踊り。……40代、みんな元気だ(笑)。まだまだいけるよ、頼もしいじゃないか。

 個人的には、前半の見どころはファブローのエジプト、後半はアロザレーナのジャズ(サンフランシスコ)と、クピンスキーのアンデスかな。クピンスキーのソロもすごくよかった。ファブローのソロは照明が緑だったので、「あ、イスラムか」と思ったらエジプトだったという(笑)。まあエジプトもね、「成せばなる/ナセルはアラブの大統領」っていうくらいで。

 ……えーと。女性は群舞になると、やっぱりイワノワとシャルキナに目がいくんですが、イワノワは今日も素敵でしたですー♪ ジルとロスは別格として、好きなのはやっぱりドメニコとイワノワなんですよ。まあ結局、好みがクラシック寄りなんでしょうね、ぢぶん。……オヤジ寄りともいうか。

 ヴェネツィアの男性コールドで一人、ちょっと気になる人がいたんですが、プログラムの写真で見た感じだとナヴァロだったのかな? 赤のボディタイツで黒髪の。足のラインがすごくきれいだったんですよね。踊りが群を抜いてうまいかっていうと、……ごにょごにょ……なんですが。那須野さんはちょっと固い気がしたけど、ケガ明けのせいかな。インドの集団バクチがおもしろかった。これは上から見た方がおもしろいかも。照明も床に描かれる模様なんかは上から見るとぐっときれいだし。

 体調のこともあってノりきれなかったし、正直1度でよかったかなと思わなくもないですが、明日は1階からじっくり見る日なので、そばで見たら「すげー!」って言うかもしれません。キャストは変わるんだろうか。

 「80分間……」というタイトルはもちろん「80日間……」に引っかけてあるんだけど、ベジャール自身は「80年間世界一周」だったのかなぁ、なんてこともしみじみと思ってみたり。「世界」は「地球上の国々」ちう意味ではなく、もう少し観念的とでもいうような意味合いでだけれども。
 

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2010/11/09

買った本、いろいろ

 寒くなる前に本を売りに行こうというわけで、日曜は自転車でブック某まで。54冊で2500円ほど。まあこんなもんだな。8割がた文庫と新書とコミックだし。しかし、ブック某で買った文庫が「買い取り不可」になったのは解せん(笑)。それにしても自転車、本を売りに行く時にしか使わんなー。

 最近買った本。まずは神田の古本市で。ぢぶんが行ったのは6日の夕方でしたが、すずらん通りの版元ヤレ本屋台群は大にぎわい(笑)。屋台の上の版元の名前を見ながら物色。青林堂さんとか、混んでましたねー。法経系は比較的空いていて、食い物系はさらに充実。よしもとの出店も出てたなー。

  
 岡本太郎「歓喜」。二玄社さんのブースで半額。絵、写真、パブリックアート、文章とまんべんなく。ぢぶんの好きな「装える戦士」も入っているけど、あの赤はやっぱり出ないよねぇ。
 野村正起「沖縄戦敗兵日記 玉砕戦一等兵の手記」。44年8月に沖縄に配備されてから、45年9月14日に投降するまでの従軍日記。6.23はおろか、8.15も「終戦」ではないという戦場の一例。八木にて自由価格本1300→800円。
 日高六郎「戦争のなかで考えたこと ある家族の物語」。1917年青島生まれの日高さんの少年期から敗戦までの自伝。日高さんって、原稿もよくもらってたし、シンポや講演にも来てもらってたけど、有名なこれを読んでなかったことにきづいた(笑)。八木にて自由価格本2200→800円。

 渋谷ブックオフにて。

  
 松谷みよこ「モモちゃんとアカネちゃん」。ご多分に漏れずモモちゃんで育った世代ですが、アカネちゃんとは馴染みが薄い(笑)。その後の経過は「びわの実学校」で飛び飛びに読みましたが、先日久しぶりにパパの死の前後を読む機会があって、ちょっと通しで読んでみたくなりまして。580→150円。
 佐藤さとる「コロボックル童話集」。ご多分に漏れず佐藤さとるで育った世代ですが、最近復刊ドットコムで全集刊行開始となりまして。そちらが高かったので、つい(笑)。「わんぱく天国」が好きなんですけども。図書館で児童書を担当してる友人の話では、最近は松谷みよ子も佐藤さとるも出ないみたいです。やっぱり「ずっこけ」と「さのすけじいさん」と「ゾロリ」なんだとか。それも悪くはないけどさぁ。580→105円。
 リヒター「ぼくたちもそこにいた」。ご多分に漏れず「あの頃はフリードリヒがいた」で感想文を書いた世代ですが、続編だそうです。続編、あったんだ。720→105円。
 

  
 岡本太郎「今日の芸術」。いやー、面白いんだ、やっぱ(笑)。語録とか箴言とか名言とかキライなんで、きちんとしたものを読もうと思って。495→300円。
 平野暁臣「岡本太郎 太陽の塔と最後の闘い」。これはもう読んだ。万博論として読んでも面白い。太陽の塔は、勝ったように見えた負け戦、でもあったんだな。ご多分に漏れず、大阪万博に行った世代だからさー(←当時5歳)。760→420円。
 中山浩男「進化する劇場」。マネージメント的な裏話もないではないが、基本、舞台構造の話。だからこそ面白そうという(笑)。2500→1300円。
 あと、Amazonにはないけど、「黄金期フランドル絵画の巨匠たち展」図録を買いました。ちょうど渋谷店で、「洋書・雑誌半額フェア」をやってまして、これは雑誌に該当していたらしい(笑)。2001年に伊勢丹美術館でやったらしきもの。店頭価格1000→500円。多分、2000円以上はしたんじゃないかなぁ。

 いつ読むつもりなんすかね( ̄▽ ̄)。
 

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2010/11/08

とりあえず最後まで。

 風邪ひいた。のどに来た。とりあえずのどだけ。BBLは明日からだけど、ぢぶんは火曜から。いまのところ、「80分間」×2,「アリア」×1の予定だけど、「ソナタ」のキャスト次第でもう1日増えるかも。でも14日はシャンブルに行こうかというのもあるんですよねぇ。行きがかり上なんですが(笑)。

 訂正を1件。「ペト」の魔術師は両日武尊くんでしたよ(←キャスト表確認したらそうなってた)。弾くんが初役で入るという話があったので、てっきり初日が武尊くんなら2日めは弾くんだと思ってました。すみません。そりゃ、顔がそっくりなはずだわ( ̄▽ ̄)イヤー。

 さて、4日の「饗演」の続き。

 マーラーは、自分的には「2日め」モード。前にBBLを観たのは2年前だけど、全体にというか、最終楽章に出ていた人たちはというべきなのか、腕の表情が以前よりも格段に美しくなっているような気がします。これは演目や役によってそれが際立って見えるとは思うのですが。それとただ「歩く」ときの背中側の(あるいは背骨の)ラインです。これがやはりBBL独特のような気がする。整骨に行くと一発で矯正されるライン(←自分、その傾向)。腰に来そうだなー。
 2日めなので、藤村さんや合唱も堪能しようと思ったのですが、L席だったので、藤村さんがギリギリ見えるかどうかくらい。少年少女合唱団の「びむぼむ」がカワイイ♪ 
 ……といいつつ、実はシャコンが出た辺りでちょっとだけ落ちました……orz。ぐったりしてた上に、最初にちょっとテンションあがっちゃったからなぁ(だからって、自分まで「ぐう」になるたぁ)。

 で、幕間にビュッフェ一直線、コーヒー補充です。4Lからは遠い……。余談ながら、冬場だけでいいから、あったかいココアとかスープとかあるとウレシイんですけどもねぇ。ぢぶんの主に疲れ目からくる頭痛って、あったかい甘いものでそれなりに緩和されるので、ココアがあるととてもウレシイ。胃の具合でコーヒーがツライ時もあるし。国際フォーラムはスープがあるのだけは評価できるよな(コーヒーまずいけど)。

 チャージ終了でハルサイ。トップの若者は松下さん。4階からでも気合い十分だ!ついつい生真面目さとか人のよさが前に出てしまう彼だけど、今回は「がっつり」でしたよ。「ペト」もいい顔で踊っていたし。すごく頼もしくなったなぁーヽ(´▽`)/。前半は群舞の要をがっしりと押さえる役割も。武尊くんのリーダーは初見だけれど、上から観るとちょっと動きが硬くなっちゃってたかと。いつもだともっと大きく動けると思うんだけど、緊張してしまってただろうか。リーダーは、東バの版と左右の動きの割り振りが違っていたと思うから(右側の振りを左側が踊るみたいな)、何年も踊ってなかった高岸さんはともかく、ちょっと大変だったかも。

 群舞からは小笠原さんと、井上くんも……かな? 抜けていたような。誰が入っていたかまではよくわからないけど、そのせいか、生贄が決まった後の男性パートでは、妙に杉山くんに目が行ったりして(^▽^)。彼も、探してもよくわからない日と、ぽんっとこっちに飛び込んでくる日とがあるんですよね。座席との位置関係もあるかと思うんですが。なんだろうなー。ハルサイにしては柔らかくて、優しくて、弱いのは確かなんですが、そのひたむきさが妙に「ハルサイ」であったりもするように思えるんだな(笑)。いろいろ大変かとは思うんですが、長くがんばって欲しいですー(←本当に)。

 女性パートのまとまりは初日とは雲泥の差。さすが2日め、というべきなんだろうなぁ。とにかく井脇さんが圧倒的。女性の生贄に関しては、ぢぶんはもう美佳姫命で、井脇さんでも物足りないと思うことがあるのですが、この日の井脇さんは何か憑いてたような(笑)。男性たちに囲まれた後、ライトを浴びて立ち上がる、それだけで舞台全部を支配してしまう。いつもだと男性の生贄が後輩なので(笑)、井脇さんの常として自分が引っ張ろうとするのが見えちゃうんだけど、シャコンに抱かれた後に、すうっと素直に身をゆだねていくのが新鮮というか、いいなあ、と。
 初日はどことなくお互いの探り合いのようなものも感じられたんですが、さすがに2日め、思いきりが違ったように思います。特に男女混合になってからは勢いが違ったなぁ。

 それにつけても、あらためて「音の力」を思いましたよ。前にニューシティの定期(アニハーノフ指揮)を聞いた時に、オケピとステージじゃ全然音が違うんだねぇ、などと言っていたのですが、オケピに入ってこの音! すげぇよ。いつものバレエのオケピよりも人数も多かった(と思う)し、しかしそれにしても、いやはや。まあ、いつものオケピの人数なんかはギャラの問題もあるんだろうし、そこのクオリティを求めればチケット代があがるのは当然なんで、まあ……ごにょごにょ……なところはありますけれども。

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2010/11/07

さらに半端に続き。

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 語らっているわけではなく、通りがかっただけのふたり。

 どうせSちゃんは月曜まで出社しないだろうと高をくくって原稿の締め切りを踏み倒してるんだけど、今日をまるまる無為に潰してしまったので、明日どーすればいいのかわかりゃーせんで。
 無為にっていっても一応、「饗演」で飛んでしまった頭を戻しにもう一度映画を見に行って、折角ならとついていたトークまで聞いたらこれがまた面白くないうえにえらく時間が長くて、折角見直した映画の「書こうとしたこと」がまたしても飛んでしまったという(ノ_-。)クソオ。

 ペトルーシュカについてはもう少し書きたいのはやまやまなんだけど、どこをどう振っても「ベテランがひとり、舞台を満喫してた」しか出て来ないような気も(笑)。いやホントに若々しかったです(^▽^)。「娘」をうっとり眺める場面も、「娘」のソロを囲んで眺めながら「ほら、あの子がいちばんカワイイだろうが!」とやたら自慢するところも、ちょっと心配だった佐伯さんとの踊りも、なんといいますか、若かったです(笑)。投げキスの「チュッ!」が4階まで聞こえたよ。松下くんが一緒にノってくれててよかったなぁ。

 東バのベジャールについてはこちらに書いたんだけど、2日間上から見て、「ペトルーシュカ」が東バに来たというのも「腑に落ちた」ことのひとつだったりします。ペトはどうしても一点集中で見がちだったり(あははは)、近場の席をとったりだったので、あまり全体像が見えてなかったんだなぁ(あははは)。特に「全体」で言えば、2日目の方が固さが取れてて楽しかったな。美佳さんの「娘」はやっぱり無敵だし、群舞に入った時のリードとしての強さもあるけれども。

 作品としてのインパクトはほかの2本に比べて弱いかもしれないけれど、自分は「ベジャールが愛した東京バレエ団」がよい具合に出たよい舞台だったと思います。それがいちばんじゃない? 
 ベジャールから溝下さんへ、溝下さんから飯田さんへ、受け継がれるものはちゃんと受け継がれている。その時間に立ち合ってきたベテランたちが、舞台で(稽古場でも)それを支え、リードする。それを感じることができて、嬉しかったのでありますよヽ(´▽`)/。

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2010/11/06

中途半端に続き。

 そうこうするうちにカカトの割れる季節となりましたが、みなさんいかがおすごしですか。歩くとイタイ綾瀬川です(マジに痛い T_T)。それでもLushの足用スクラブ+クリームを導入して以降、例年常時3〜6くらいのクレパスを作っていたのが1ヶ所程度ですむようになって、ずいぶんと楽ですよ。クリームはハンドクリームを兼用してますが。手の親指もすぐ割れるんで、携帯のメールが打てません(笑)。それでなくても打てないけどな。

 さて、昨日の続き。

 さすがにやや「2日目だなー(←何となく既視感で初日より自分のテンションが低い)」との感があったり、会社でのぐったりがそのまま肩凝りに反映されていたりということはありつつも、絶妙すぎる青年とか、初日よりは落ち着いてるように見えつつも結局フルに楽しんでる友人とか(若いなー)、その友人にきちんとからんでくれてる頼もしい働き者とか、やっぱり近くで見たかったっす(T_T)と思いつつも。

 それでも2日間上から眺めて、なんとはなしに腑に落ちることもいろいろ。

 ロシアというよりはソビエト、な気がします。「民衆一般」というよりも、工場労働者。ロボット振りはそんなところのイメージだと思うんですよ。かつての流行りの言葉でいえば「人間性の疎外」ってヤツ。恋と祭りはそれを解放する「ハレ」の場だけれど、その一瞬の間隙を突いて人間不信を囁く者がいる。

 おお、こうして書いてみると、ソビエトっぽいではないか! ……いや、どこでもおんなじですけどね。

 今回の後藤さんの「青年」と木村さんの「友人」とはその辺がはっきりと見える作りだったかと。

 ナガセくんの「青年」は、もっと現代風で、若者の若者らしい軽さや無邪気さ、無防備さが前に出る。年齢とともに変わっていくんだろうけどなぁ。
 でも思い出したのはスニフなんだな。テレビ版のムーミンで、スニフが「笑いの仮面」をかぶるエピソード。細かいことは忘れちゃったんですが、スニフが「笑いの仮面」をつけたら取れなくなって、スニフを泣かせることができなければ、スニフは仮面をつけたまま連れていかれてしまう、と。いや、すごいコワイ話なんですよ。今でもそれだけ覚えてるくらいですから。みんながスニフを泣かせようとして悲しい話をしたりするんですが、つけてるのが「笑いの仮面」なので、何をしても笑ってしまうんです。それで最後にみんなもう諦めて、ムーミンが「さようなら、スニフ」って言って泣くと、初めてスニフが涙を流して仮面がはずれるという話。
 そんなものを思い出したりしまして。「青年」は結局、連れていかれちゃうんですけどね。

 ……すみません、半端だけどここまで。
 

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2010/11/05

2日め。

 さすがにかなり疲れたので、ちゃちゃっと書いて寝ようと思ったのに、昨日ゆでた栗を食べ始めたら止まらなかったという(笑)。栗って、ゆで栗でも甘栗でもそうだけど、おいしいのに当たると「もうひとつ!」ってなって、はずれに当たると「くそお!」で、結局次々食べちゃうんだよな……orz。

 さて、楽日です。会社の面接でかなり凶行に……じゃなくて強行に暴れまして(笑)、部長から言質は取ったものの、相当にくたびれました。それも自分の待遇じゃなくて、パートさんのリストラをさせないためだからなぁ……。いやもうぐったり。

 今日は4階L。3階正面よりも標高はやや高いですが、舞台には近い。肩がちょっと凝るけど(笑)。昨日見た時に、「友人」が意外と下手側に回るので死角に入るかな? と思ったけれど、4場の長瀬さんのソロを囲む時以外はなんとかセーフでした。

 その「ペトルーシュカ」。ナガセ+佐伯+木村。ナガセさんたちの組は去年のベジャール・ガラでデビューでしたが、その時は見そびれて、今回が初見。本来は平野さんが友人で入るはずでしたが、ケガ降板で木村さんが代役。初顔合わせかと思います。危惧したほどの違和感はなかったよーー(^▽^)ホッ。

 いやいや、ナガセさんの青年は、予想以上の傑作。傑作というと語弊があるけど、ほかに思いつかん。型はそりゃ後藤さんの方が一日の長なんだが、軽妙さと甘さとエキセントリックな線の細さの混ざり具合が絶妙。無邪気な青年がほんの悪戯心で手にした仮面に翻弄されまくった揚げ句に破滅する、というのが妙にリアル(笑)。ちょっと心配だったスタミナも落ちることなく。迷宮の中でも、時に影と楽しそうに戯れてみたりして。そしてイっちゃった時の顔も半端じゃない。佐伯さんがなー。踊りはいいんだけど、もう少し表情が出ればなぁ。群舞は今日の方がリラックス。魔術師は弾くん。日頃「体つきがそっくりだけど顔は似てない」と思った兄弟ですが、あのマジシャンの格好だとそっくりだ(笑)。実は顔も似てるのか(そりゃ兄弟だからさあ)。

 木村さんの友人は、出だしは昨日に比べると抑えてるかな? とも思ったんですが、踊り始めればやっぱり楽しくなっちゃったらしくて、あっという間に全開に(笑)。今日は娘への恋心が勝ってたかな。佐伯さんがおとなしめなので、積極的に出ていってた気もしますが、単に楽しんでただけかもしれない(笑)。振りも仕草もおんなじなのに、本当にちょっとしたニュアンスなんだよなぁ。

 う。起きてられなくなってきた。続きはまた(多分)。

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2010/11/04

饗演初日。

 あれこればたばたしているうちに、「奇跡の饗演」初日です。初日と楽日しかないけどな。

 いくつか情報を。2月の「ダンサー・イン・ザ・ミラー」と4月のバヤで上下1枚に組んだチラシがペンギンカフェの時に配られていましたが、各々独立した本ビラができてました。サラファーノフの肩書きが「2011年よりミハイロフスキー・バレエ」になってるのがちょっと笑える。今からマールイとは書けないし、上演時にはマリインスキーじゃないしってことで妙に半端になっちゃったのね。

 「ミラー」の方はリハ写真ですが、メインは公式サイトにあがっていた、木村さんど真ん中の写真。裏面は新しい写真もいくつかあります。コンセプトは「亡き偉大なベジャールへの祈りと、未来への希望」。ダンスマガジンのジルのインタビューでは「ベジャールとダンスに捧げる旅」となっていましたが、「希望」が終着駅になるのかな。今まで上がった写真の具合では、木村さんが狂言回し的に「旅人」のような役をやるのだろうかと思っていたのですが、写真のキャプションでは「進行役」とのことでした。「エロスタナトス」はもうおぼろげにしか覚えてないのですが、確かそんな役回りがあったような、と。佐々木団長の本に「エロスタナトスの日本版をやりたい」とありましたが、これがそれになるわけですね。「オネーギン」上演と並ぶ佐々木さんの願いが叶うんだなぁ……。
 一応、「リハーサル途中の新作のため公演当日までに内容に変更が生じる可能性が多くあります」とあるので、そこはね。自分に言い聞かせながら。「多く」ってとこがミソなのかな。

 さて、今日の舞台。何がすごいって、いちばんすごいのはオケでしたよ。クラシックファンに言わせたら「当たり前だろう」なんだろうけど、いやー、すごかったです。席は3階センターだったんですが、ピアノが舞台の下にほぼ入っちゃってたように見えたんですが、あれは舞台の上だとどんな風に聞こえるんだろう。ロックやポップスのコンサートだと舞台上に「返し」のスピーカーがありますが、そういうわけにいかないもんねぇ。

 「ペトルーシュカ」は後藤+吉岡+木村。後藤さんは、普通は最後がガス欠になることが多いんだけど、なぜかペトと由良之助は毎回尻上がりにいいんだよな(笑)。今日はいつもよりもエンジンのかかりが遅かったけれど、やっぱり緊張してたんでしょうか。群舞もややスロースタート。友人が前に出る辺りでようやくエンジンがかかってきた感じ。美佳さんがリードを取る時の女性群舞、木村さんがリードを取る時の男性群舞はやはり「これだよ!」って思ってしまうのはファンの欲目かもしれないけど、二人の牽引力ってのはあるように思います。4場は本領発揮。「影」はムーア人が高橋さん、バレリーナが氷室ック、ペトが小笠原さん……であってるかな? 氷室ックのバレリーナは妙に好きなんだけど(笑)。
 木村さんは、そりゃもう楽しそうでしたともさ(^▽^)。美佳さんもそうだけど、オケがいい時は本当に身体に出るなぁ。前回の「火の鳥」とは違ってソロでぐいぐいいくわけではないけれど(見損なったのが本当に悔やまれますだよ)、初手から全開。……ある意味マイペースな人だけど、結果的に(?)牽引すべきところはしてるからいいのかー。今日は娘への恋心よりも青年への友情が勝ってましたが、明日のキャストだとどんなんなっちゃうんだか( ̄▽ ̄)イヤー。そして美佳さんの前髪はやっぱり無敵。

 「愛が……」は初見。ファブローが観るたびにどんどんよくなる。前回の来日公演の時に「前よりずっといい!」と思ったのですが、今回も「前よりずっといい!」と思った。すごいなぁ。6年前に「頭からっぽのヤンキー」のようだと思ったのが嘘のようだ。「子ども」の大貫さんは確か今年入団だったと思うけど、カンパニーへの馴染み具合といい、作品への馴染み具合といい、とても初年度とは思えないくらい。一瞬、那須野さんかと思ったよ。すごい人が入ってきたなぁ。最終楽章、ご贔屓のイワノワも「前よりずっといい!」だ。腕の表情なんじゃないかと思う。うっとりー♪ と眺めていたけど、ロスが出てきたらやっぱり別格。明日はドメニコが出るみたいなので(プログラムのキャスト一覧によれば)、楽しみ。

 「ハルサイ」は、思ったよりも不協和音がなかった。意外にすんなりと混合チームになっていたけれど、東バ単体で観る時よりもあっさり味になっていたような気がするのは3階席のせいか。ティンパニが入るとオケに負ける気がする。リーダーの振りが東バ仕様の二人分ががらがらぽんになっていたので、観ながらやや混乱(←上手リーダーの振りで覚えてるぢぶん( ̄▽ ̄))。初役時に羊膜をつけてたようなナガセくんの生贄は、相変わらず「無防備な肉体」そのものだけれど、ちょっと腹に一物入ったような(笑)。久しぶりに後ろに下がった小笠原くんのチンピラっぷりがまたいい。彼のアグレッシブな若者も大好きなんだけど、今回は何気に群舞を締めてる感もあり。女性パートはもう少し揃うとなー、と思わなくもないけど、それはそれとして。シャルキナは自分の中では「可憐」なんだけど、ナガセくんとあわせるとやっぱりお姉さんに見える。気丈な少女というイメージだろうか。リーダーのロシャが、高岸さんより大きくてびっくり(笑)。

 明日は上司とケンカしなくちゃならないんだけど(←おいおい)、ちゃんと開演に間に合うようにがんばらないとな。

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2010/11/03

ペンギンカフェ、アップ/明日から「饗演」

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 10月11日の上野で。ペンギン・カフェでペンギンというのも何なので、シマウマの方にしてみた(笑)。

 ということで、舞踊館に新国立の「ペンギン・カフェ」をアップしました。ラインは「PeNGuin」さんからいただきました。マカロニペンギンだそうです。なかなかペンギンのラインがなくて、えらく時間がかかっちゃったよ。

 さて、明日からいよいよ「饗演」。ブログのイラストもそれ用に……って、ペトルーシュカっぽい月ってなんだよ(笑)。鏡っぽいので探してみたんですが、これはまあクリスタルだよな……。でも一応鏡の迷宮をね、まあ一応。「ペトルーシュカ」は、K村さんと出会った演目なので、やっぱりそこはかとなく思い入れがあるんだな。今回は2日とも標高の高いところからだけど、考えてみればあれを上から見たことはないので、群舞を楽しみにしておこう。あっという間に2日間終わっちゃうんだろうな。上からだと、鏡の効果は余りわからないかな?

 NBS公式にも、東バ公式にも、合同リハの様子が上がっています。今回の「ハルサイ」は衣装もBBLのものを使うそうで、いつもよりもカラフルです。踊りの方もBBL仕様というか、そちらに合わせる感じなのかな。ハルサイは井上道義の指揮で東響の生オケでやったけど、ペトルーシュカの生オケでの上演は初めてだそう。確かにそうかも。フォーキン版は生オケでやったと記憶。井脇さんもご自分のサイトにリハの様子を書いてくださってます。メータはバレエを振るのは初めてだそうですが、かなりいい感触のようです。ワクワクというよりはドキドキだな。

 そしてぢぶんはいつ原稿を書くんだ。締め切りは5日なんだが(笑)。

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2010/11/02

ビントレーのミニトーク

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 ペリカン・カフェだな、これじゃ( ̄▽ ̄)。

 新国立のペンギンカフェの方は概ね書き終わったので、明日あたり組んでアップできると思います。いつインパの原稿書くんだ、ぢぶん……orz。

 終了後のビントレーのミニトークの覚えていることをいくつか。ちゃんとメモを取っていなかったので、大雑把かつ不正確かもしれません。間違っていたらご指摘ください。劇場に入る時にキャスト表と一緒に「質問用紙」というのを配布されて、あらかじめそれに書いて出した質問に答えるという方式でした。20分ほど。

・今回のプログラムの選定について
   日本の観客が19世紀のバレエをとても好きだということがわかったので、今回は20世紀のバレエを紹介するプログラムにした。その中に、自分の作品も入れてもらえれば、と思った。

・オオツノヒツジはどこから見ているのか。
   鼻の先が網のようになっていて、そこから外が見えるが、とても視野が狭い。周りが明るい時はまだいいが、暗くてスポットライトが当たっている時は、床も壁も見えず、見えるのはパートナーだけ。オオツノヒツジにキャストされた2人には「君たちはいちばんハードな役に当たったんだよ」と言ったが、信じていなかったと思う。マスクをかぶるまでは。だからこの作品でいちばんハードなのはオオツノヒツジで、2番目にハードなのはそのパートナー。

・「振付家を志している17歳」から。自分の表現したいことをダンサーに伝えるためにはどうしたらよいか。ほかにも同趣旨の質問あり。
   自分も17歳のころ、同じことを聞きたくてしょうがなかった。実際に踊って見せることもあるが、結局は経験を重ねるしかない。

・新国立のこれからのプログラムについて。ザハロワなどのゲストを呼ぶかどうかなど。
   ゲストはこれからも呼ぶことになるだろう。20世紀のバレエを紹介し、見てもらうことで19世紀のバレエをより理解し、21世紀のバレエにつなげたい(この辺りちょっと不確か)。

 えーと。バランシンがいかに偉大な振付家かとか、男性ダンサーは男らしくパワフルだったかエネルギッシュだったか、そういう方がよくて、女っぽい男性ダンサーは好みでないとか、新国立の監督を引き受けるに当たっていちばん不安だったのは2つのカンパニーを行き来する時間のことだったとか、今ペンギンたちは人間に何を言いたいと思うかとか、いろいろあったんですが、今振り返るとヒツジの話しか覚えてないという(笑)。相変わらず粗末な頭ですみません。

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2010/11/01

骨からの戦世

 さて、今日(日曜日)は寝て曜日の予定だったんですが、結局、明大での写真展→神保町の古本まつり→新宿ハンズ、というコース。

 明大の写真展は、先のエントリに上げた「骨からの戦世」。人に薦めるからには、やっぱり自分でも行かんといけんよな、というのもありまして。明大に入ってすぐの左側、アカデミーコモンの1F。エントランスをパーテーションで区切ったような場所です。もちろん無料。

 沖縄での戦没者遺骨収集現場で撮られた写真です。そのほとんどは、土に半ば埋もれたものを丹念に掘り出していく過程の写真。化石の発掘現場の写真だといわれても、そのまま信じてしまいそうです。

 もう「収集」じゃなくて「発掘」の段階になっているんだ。65年。多くは道路や住宅の建設現場から「出土」した、そうした骨たち。ぢぶんの実家の辺りは弥生式だかなんだかの土器がよく出るところで、マンションだのスーパーだのの工事のたびに「遺跡調査」で2〜3ヶ月止まるのは当たり前なんだけれど、それが弥生時代ではなく65年前の遺骨なわけだ。
 もっとも江東区育ちの友人によれば、やはりマンションができる時などには「あそこはねー、(大空襲の時の遺骨が)たくさん出るわよねー」という会話はよくあるそうな。それを聞く位置にいるか、いないか。

 靴を履いたままの骨の足。それはまさに「かつて生きていた人」であって、埋葬されたものではないのだということを感じさせる。そんな骨に見入りながらも、自分を動けなくしたのは、骨ではなくて万年筆だ。

 万年筆。戦没者の遺品として、今までも幾度となく目にしてきた。骨があたかも化石の発掘現場から掘り出されたように見えるのに比べ、万年筆やそのほかの遺品は、「出土した」というにはあまりにも新しい。万年筆はその名の通り、きちんとペン先を手入れしていれば長く使うことができる。戦没者に限らず、遺品あるいは形見として手渡されるのは、それが長持ちするものであると同時に、故人の、例えば胸ポケットに入っているような、ごくごく身近な品であるからではないだろうか。
 自分の子どもの頃、万年筆というのは大人の象徴のように思っていた。手紙でも書類でも、アレで書くのがカッコイイ大人(の男)なんだ。実際、昭和前期の万年筆は今よりも高価な品だったろうし、ある種のインテリの印でもあったろう(例えば学徒兵のような)。それで何を書くのか。書かれた言葉は持ち主そのものではないのか。持ち主の思考をその美しいフォルムに詰め込んだ、万年筆とはそんなものだったのではないか。

 写真を見ながら、自分の頭に浮かんでいたのは例の「骨のうたう」だった。「戦死やあわれ/兵隊の死ぬるやあわれ」で始まる竹内浩三の詩にうたわれた兵隊の死は沖縄ではなく「遠い異国」であるけれども(本人が戦死したのはフィリピンだが、詩は内地にいた時分のもの)。
 竹内浩三もまた、「書く動物」だった。どんな状況でも書かずにはいられない、その衝動の強さが日記に遺されている。万年筆がそんなことも思い起こさせた、ような気がする。

 ひるがえって、もはや万年筆で何かを書くということのめっきり減った今の時代。自分たちの発した言葉は、見たこともないプロバイダのサーバーに溜まっていくだけなんだろうか? これだけ「書く」ことが、「書く」ことの意味が軽くなって、文脈を失った言葉がただただ浮遊している時代に、それでもなお「書く」ということはどういうことなんだろうか。

 とまあ、写真からやや離れたことも思い巡らしつつ。

 とにかくも、お時間のある方はぜひ。発掘した頭蓋骨からなかば化石化した脳が出た場面もDVDで上映されていました。
 


写真展はこちら。
 【比嘉豊光写真展 骨からの戦世(いくさゆ)—65年目の沖縄戦】
2010年10月29日(金)—11月5日(金) 無休 入場無料
     10:00—18:00 ただし10/29は14:00から、11/5は15:00まで。
会場:明治大学駿河台キャンパスアカデミーコモン1F展示スペース
    JR御茶ノ水駅下車徒歩3分
主催:比嘉豊光写真展実行委員会
お問い合わせ:明治大学理工学部芸術学研究室 (こちら)
電話044-934-7284 FAX044-934-7908 

 

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