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2011/01/25

ミッフィーin松本

Img_2430

 やあ。ぼくはちゅーりっぷだよ。

       ……ビの巨人たちじゃないんだから。

 えーと。松本市美術館です。「松本市立美術館」ではないので名称に注意(公式はこちら)。松本市民芸術館の少し先にあります。駅からだと歩いて15分くらいでしょうか。バスも出ていますが、歩いても(ぢぶん的には)苦にならないくらい。
 この美術館は、各地の「市立美術館」同様、「郷土(出身)の美術家」の作品の収集に力を入れていますが、なんといっても草間彌生。こういうインパクトのある人が「郷土(出身)の美術家」枠です。しかもそれが前面にフューチャーされてるのがすごいよなぁ。これは一度見たいなぁ。しかもちょうど企画展は、東京で観なかった「ミッフィー展」だし。というわけで、マールイの松本公演のついでに行って参りました。とりあえずは観光案内所に寄って、割引券拾って、と(笑)。

 で、大通り沿いに歩いて行くと、いきなりくだんのチューリップです。ちょっと不意打ち。

Img_2431

 これですね。先日のエントリであげた写真はこのいちばん手前のチューリップの中身。後ろの建物は展示棟。

 ホテルにチェックインしないで、荷物をしょったまま行ってしまったので、受付のおねぃさんにやさしく「コインロッカー、無料ですから♪」と言われましてん。受付のちょうど裏側がミュージアムショップとリターン式のロッカーでした。でかい遠征用バッグ(←実はこのために新調しました)がちゃんと入ったよ♪

 まずはミッフィー展。うさこちゃん(あくまでも「うさこちゃん」)は物心着いた頃から大好きですが、東京でやってた時は「この値段かー」という気がして行かなかったんですよ。忙しかったし。でも今回は常設展つきで900円(割引後)。なんかお得な気持ち。「リピート割引」というのもあります(1000円→600円)。これはいいね。
 巡回展の公式サイトはこちら。この公式ののぞき見うさこちゃんが、時々まばたきするのがカワイイのだ。

 いろいろ出てましたけれど、個人的には、作品ごとの原画(の変遷)がいちばん面白かったです。初めは色も1枚の原画に自分で塗っていたけれども、後には黒い描線と色とが別の原画になる。
 最後のコーナーで思わず読みふけってしまったけど(笑)、作品としても絵としても、やはり初期のものの方が好き。ぢぶんが小さい頃に読んだというノスタルジーもあるけれど。うさこちゃんに知恵がついてくると、面白くなくなっちゃうというか(笑)。ほら、子どもと読んでるわけじゃないから(笑)。
 いちばん好きなのはやっぱり「うみ」。手押し車に乗ったうさこちゃんといい、砂山といい、テントといい、拾った貝までがすごくいい。構図というか、グラフィック的にすごいと思うのは「じてんしゃ」。「ひこうき」もかな。ブルーナは基本的にはグラフィック・デザイナーだという気もする。

 でもやっぱり、石井桃子氏の名訳あってこそ、でもあるな、と。その後を継いだ松岡さんの訳ももちろんいいけれど、あの時代の児童文学の翻訳者って、カタカナに訳すのではなくて「日本語」に訳す、というこだわりがあって、それがリズミカルでかつ品のある「日本語」を生んでるんだよな。「品格」っていうのがあるとしたら、こういうもんよ。

 で、読んでいて思い出したこと。「ゆきのひ」で、うさこちゃんがことりに家を作ってあげるんだけど、そのお礼に「ことりはうたをうたいます」っていうくだりがあって。うちの絵本にはその後に「ぴーちくぱーちくぴっぴっぴのうたです」って書き入れてありまして(笑)。それは、母に言わせると、ぢぶんが「書け、書け」と言い張って書かせたものらしいんですけども。ずっと「ぴーちくぱーちく……」は覚えていたんですが、今回久しぶりに現品を見るまで「自分が書かせた」のは忘れてた。なくてびっくりした(笑)。

 つづく。

  

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