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2011/01/27

松本市美術館の続き

 HDDの取説を読んでは寝落ち、歯医者の麻酔が切れては寝落ち。とりあえずすぐにでもバックアップできるところまでは行ったので、あとは本体のいらないものを捨てていかないとな。実生活もPCの中も、物が多いとストレスが溜まる一方だ。でも寝落ちしてるけど。

 会社でチラ見シリーズ。(←いつからそんなシリーズ ( ̄▽ ̄))

 「ピナ・バウシュ タンツ・テアターとともに」。新書館ではなく三元社です。写真はすべてモノクロですが、それなりに枚数あります。書誌上でいうところの21cmではなかったろうか。31日書店搬入予定のようです。


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 松本市立美術館の、ミッフィー展を出たところから。

 2Fが企画展。3Fが常設展。常設展の目玉は「郷土の芸術家」草間彌生です(これ)。見るからにエキセントリック。1929年生まれ。オノヨーコが33年生まれですが、自分はなんとなくですが、二人に通ずるものを感じます。作品に、というよりも、彼女たちが逃れ、あるいは勝ち取るべく闘ってきたものの影、とでもいうか。

 美術館に入る前のこの、のたうちまわり、鎌首をもたげるチューリップも目を引きますが、エントランスにも例の黄色いドットかぼちゃのオブジェが、でーんとあります。

 3Fの展示室は、絵もいくつかありますが、立体構成……というよりも、部屋そのもの、というべき作品もいくつか。通路の両側に、ひたすらピンクの水玉模様の「ピンク・ドッツ」を抜け、おそるおそるドアを開くと「鏡の通路」。合わせ鏡を使った無限の空間は、果てしなく広がる赤い草原の中にひとりぽつんと取り残されたような、寄る辺無い気分に。もう一度おそるおそるドアを開ければ、今度はドットのついたマネキンたち。さらに公式サイトにある「信濃の灯」は、鏡の部屋と万華鏡のミクスチュア。入ってから出るまでがびっくりハウスのようです。冷静に考えれば、かなり狭い展示室なのに。

 となりの展示室のコレクション展「絵画のなかの花」は、同館のコレクションから花の絵を選んだもので、やや凡庸。ここにも草間彌生がいくつかあったけれど。同じくコレクション展の滝川二郎は、サイトにある闘牛場の絵が確かによかったかな、と。確かに「松本出身者」でくくれるんだけれど。
 あとは書が少しあったり。見た時と展示替えがあったようだけど、田村一男の記念展示室は、アトリエの一部を再現してあり、ちょっとロッジ風の木の造りで、すごく気持ちのいい空間。

 水曜の昼間とて、ほかにほとんど人がいなくて、どこの展示室でも係員のおねぃさんとマンツーマンになってしまったのがちょっとなぁ(笑)。

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 構内のコーラの自動販売機も草間彌生風。

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 コーラがさらにポップなコーラに(笑)。いちばん上の段の水玉コーラはダミー。

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 市内循環バスも草間彌生仕様です。一部ヒノマルもありますが。松の内も過ぎてるのにいつまで掛けてるんだか。(……こうすれば無化できるのかもなぁ)

110121_00190001 ミュージアムショップの草間彌生グッズはちょっと高かったし、ミッフィー展のグッズは、要はミッフィーなので(オリジナルグッズもあったけど)、記念に200円でブルーナのストラップのガチャガチャをやってみました。10種類くらいあるうち、出てきたのは「おたんじょうび」の花柄ワンピースのうさこちゃん♪ (←でも本当は象ねらいだったりして)。いっしょに写ってるマグは、ローソンのシールを地道に集めた成果です。カップの裏っかわには後ろ姿が書いてあってなかなかカワイイ。


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