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2011/02/28

今月のダンマガなど。

 今日も今日とてだらだらと。荷物もちゃんと出したし、お天気もいいし、少しは外の空気も吸わんとな。

 というわけで、「ミラークラスト」らしいワタクシ(これ参照)、ダンスマガジンの発売日とて、「ミラーの速報あるかなっ♪」と、いそいそとリブロまででかけて行きましたよー♪

 ……来月号だ……orz。

 ま、それはそれとして。ベルリン来日公演のレポ、三浦氏のマラーホフインタビューにサイダコワ、ツァオ・チー、カレーニョ、フォーゲルのボレロと記事は充実してるみたいだから(←まだ読んでない)、読むところは多そうです。
 カレーニョのインタビューはパラ見だけど興味深い。今回のABTはとにかくカレーニョ優先で、彼のドンキ(日程的にやや微妙なんだが、多分間に合うだろう)とオープニングガラを取ったんですよ。ガラは、今発表されてる演目だと、カレーニョはまたアクティオンなのかなぁ。いや、好きですけどね、彼のアクティオンは。でも前回見損なったシナトラとか観たいな。

 えーと。海野さんの松山評は、いろいろとうなずくことが多かったのですが、それ以前にいろいろと考えることも多いので、できれば別項で。

 山海塾の「から・み」が1ページ。なぜか「古典芸能」枠(笑)で、渡辺保氏。主に天児さんのソロについて。……いや、正直な話、「とばり」のインパクトが強すぎて、「から・み」の記憶があまりない(T_T)。

 ま、ぼちぼちに読んで行きますか。

  表紙画像がまだはいってませんが、オシポワの海賊でした。

 さてと、結局「白鳥」は、小出さんの日はアッサンブレで申し込んであるので、ボッレの日の安いところを1枚と、横須賀の安いところを1枚取りました。考えてみればこの数年、年に1度は横須賀行ってるな。ランクの中ではいちばんよさげなところが取れたけど、横須賀の上方バルコニーはキツそうだなぁ。サイトにちゃんと「体を斜めにしてステージをご覧いただくようになりますが、舞台には近いお席となります」って書いてあるよ。まあ、お目当ては高村さんとまっつんと出るかどうかわからない人だけどな。神奈川は総体オペレータさんがテキパキしていて気持ちがいい。鎌倉だけはちょっとキレそうだったけど(←下手をくれ、と言ってるのに延々とセンターを紹介された)。取らなかった日の「本日のキャスト」に載ったら、走って当日券を買うとするか(笑)。

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2011/02/27

Taroのドラマと万博の思い出と

 予告通り、中途半端に何もしないオフの日。洗濯機は2回回したし、水香ちゃんの日の白鳥も確保したけど、後は何してたんだ。ちょっとずつ寝落ちして、サテンで本をちょっと読んで、夕飯作って食べて、岡本太郎のドラマを見て、どれみふぁワンダー見ながら寝落ちして、今に至る。寝てばっかだな。

 川崎の岡本太郎美術館に行くと(これ)、出演したCMがみられるコーナーがあるんですが、例の「芸術は爆発だ!」という一世を風靡したあのCMは、マクセルのビデオテープのだったんですね。さんざんっぱら見てるはずなのに、すっかり忘れてた。

 ドラマの方は「Taroの塔」というだけあって、万博へ向けての話。寺島しのぶのかの子がエキセントリック。松尾スズキの岡本太郎がまた得体が知れない。そして途中からかの子の愛人と一平の見分けがつかなくなっていたぢぶん( ̄▽ ̄)。

 70年安保世代が多い自分の周囲はまた「反パク」も多かったりしますが、当時5歳児の自分にとっては大阪万博は夢の祭典(笑)。ガイドブックや関連絵本などを買ってもらって、「たのしい幼稚園」の特集記事も念入りに読み、パビリオンひとつひとつを詳細に調べあげ、あれもすごい、これもすごいと夢中になっておりましたよ。なんたって人類の進歩で月の石で動く歩道ですよ。すげぇぞ!

 で、行ったんですけどね。当時、新幹線はまだ新大阪まで。母方のイナカの山口に帰るには新大阪でL特急(死語だな)に乗り換えですから、乗り換えついでに大阪万博。

 いやもう、台風直下でさ(笑)。なのにすんごい人で(笑)。ようようスイス館だけ入って(←空いてた)、ワッペン買ってもらって帰りましたとさ。アルバムを見ると、太陽の塔だのエキスポタワーだのの写真もあるので、一応、中に入らないまでも見たことは見たんだな。あまり覚えてないけど。

 呼び物のひとつが、今では珍しくもない「動く歩道」ってヤツだったんですが、これにもすごくワクワクしてたんですよね。だって「動く歩道」だよ。歩かなくても道が自動で動いてくれるんだよ、すごい科学じゃん!

 ……平たいエスカレータじゃん……。

 いやもう、がっかりしたのなんの。ただのベルトコンベアっていうか。普通のエスカレータの方が階段になる分高級な気がしましたよ。江ノ島やよみうりランドのエスカーの方がよっぽど上等じゃねぇか。その時のすごい「がっくり」な気分がそのまま、自分の大阪万博なんだよなぁ。

 岡本太郎という人は、実際につきあったら大変だろうと思うけれど、不思議な魅力のある人でもあります。彼が突きつけ続けた「否(ノン)!」を、今回のドラマではみられるのではないかと、ちょっと期待できる第1話ではありましたよ。
 今必要なのは、揺るぎない「否」であるような気も、自分にはするんだな。

 太郎と万博についてはこれが面白かった。

 「岡本太郎 (PHP新書」)。万博と太陽の塔をめぐって。コンセプト的に今回のドラマと重なる部分が多いのではないかと。

 割りと最近読んだのが「美の呪力 (新潮文庫)」。いろいろと面白かったけど、「演ずる」ということについても考えるヒントがあったりした。岡本太郎は語録botなどもあるけれど、文脈を切り離した「ことば」が浮遊するのはどうも好きじゃないし、信用ならん気がする。


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2011/02/26

相変わらず

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 これも09年の2月、摩文仁にて。

 高江ややんばるの方へは行ったことがなく、沖縄の北側は大浦・今帰仁・本部くらいなのですが、いずれも行ったころにはデジカメではなく銀塩カメラを使っていたので、するっとアップできる写真がない(T_T)。いきおい、中南部の写真になっちゃうんだよな。行った中でいちばん北になるのは伊江島なんだろうか。

 東京は春一番が吹いたとか。今もすごい風の音です。明日ベランダ開けるのがコワイくらい。きっと何か飛んでる(笑)。

 ここ1週間ほど、あまり急がなくてもいいな、というメール(メルマガとかMLのたぐい)をうっちゃらかしてたら、もうBoxの中が何が何だかわからないことに(笑……ごとじゃない)。土曜日だと思っていた講演会は2つとも今日(というか昨日だ)なのにも今頃気づいてるし。もうダメダメだ。

 土曜はとにかく洗濯と荷物出し。部屋の片付けとPCの中の片付けと、書いていないレポと整理してない写真。多分、洗濯と荷物出し以外は何もできずに寝てるんだろうけど、まあ何か中途半端にやるということで。中味のないエントリばかりで申し訳ない。コメントしたいことはたくさんあるけど、ちゃんと調べてるヒマと気力がないのさよー。

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2011/02/25

残業の谷間

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 またえらくアクセスが増えてるなと思ったら大ちゃん効果ですよ。メダリストってすごい(笑)。中味のないエントリで申し訳ないくらいだ。ぢぶんは書店勤務の書誌データ製作者なんで(いわゆる「カタロガー」というヤツだ)、ちょっくら早く見本が見られたりする、とう程度のことだからなぁ。

 ちなみにこの「カタロガー」という肩書き、欧米ではもう少し専門職としての地位もあるという話は聞くんですが、司書職制度のない自治体の多い日本では、地位どころか就職先も年収もない(T_T)。運よく図書館に就職できる人もいれば、非常勤で働く人もいれば(←「フリーの司書」)、ぢぶんみたいに下請け企業の労働者もいれば、さらにその下請け企業から派遣されたり外注受けたりと、これはこれでヒエラルキーのキツイ世界だったりするんだな。

 というわけで、今日の新刊委託が290、明日が190(爆)。今日は久方ぶりに定時で帰って、スーパーに寄ったら妙にアドレナリンが上がって、いらん物(主に食材)をずいぶん買っちゃったよー(笑)。写真は撮らなかったけど、久しぶりのタジンはパプリカ、カブ、ごぼう、人参、ヤングコーンで酒蒸し。お酒ちょっと大目で甘味たっぷり、ウマウマですー(^▽^)。メインはラムスライスと菜っ葉炒め。そののち爆睡、と。ごぼうは好きですが、和風料理(きんぴらや煮しめ)よりも、コンソメスープの具とか、今回みたいな蒸し物とかが多いかも。レンコン蒸しも癖になります。

 写真はやはり2009年の2月に沖縄、摩文仁で。世間から隔絶されてたので、ちょっと情報不足。明日も早く帰れそうだけど、きっと寝ちゃうんだな( ̄▽ ̄)。例年だと1週間ほど谷間があって、年度末スパートに入るんだけど、今年は予測が立てづらい。

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2011/02/24

雪崩のごとくムック。

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 2009年2月19日、嘉数公園の桜。ちょうど咲き始めくらいだったんだったかな。沖縄の桜は緋寒桜系が多く、花見は2月。そうか、あれからちょうど2年経つんだ。写真の整理もなにもしないままに2年経つんだな。

 とにかくひたすら会社にカンヅメ。データの夜間バッジ処理なるものがあるので、いわゆる深夜残業になることはないですが、さすがにシンドイ。この週末は寝るぞ。とにかく寝る。

 こんなものも来てましたが、中を覚えてない。

「STEP!STEP!STEP! 高橋大輔―フィギュアスケートを行く」。日経ビジネス文庫です。カラー写真がかなりあったような気がする(←小口からでもわかるくらいには)。北島選手との対談入り。メダリスト対談ってとこなのかな。25日店頭搬入だったような(←曖昧)。

 いわゆる「お散歩もの」の本もだいぶ出てます。

 「古地図で歩く江戸城・大名屋敷」(別冊太陽)。
 以前から人気のあったジャンルですが、「ブラタモリ」効果もあるような。もう少しあったかくなったらなー(笑)。

 今週は、ムックがやたらとたくさん来て、それが残業を引き起こしているというのもありますが、「へー、今はこんなの流行りなんだー」というのがいちばんわかるのもムックですね。特に手芸とか料理関係。春夏ニットのものもずいぶん出たし、季節の移り変わりもこんなところで感じるという( ̄▽ ̄)。そして相変わらずケークサレも絶賛流行続行中らしい。

 ぼちぼち新入園児の母のための「手作りバック」やら「アップリケ」やら「キャラ弁」のやらが雪崩のごとくに押し寄せるのであろう。ふう。ドリル類は自分の担当外なんでいいんですけどねー。
 最近のムックにはいろんなもの(バッグとか、美容ローラーとか、シリコン鍋とか)が付いてくるので、形態注記もめんどくさいのだが、上積みできないので箱詰めもめんどくさい。平台で斜めになってるの見ると、店頭でも大変だろうなーと。でも売れてるんだろうな。「あ、こないだのムックについてたバッグだー」っていうの持ってる人、電車の中でもずいぶん見るもんな。まあ相対的に安いし、鍋や美容器なんかは、ちゃんとした使い方(レシピ)本が付いてる方が便利ってのはあるんだろうなぁ。

 そういえば今度の戦隊ものは「海賊戦隊」なんだそうな(←この手の情報もムックから)。昔(というのは志穂美悦子がいた頃の)JACがコマ劇でやった「ゆかいな海賊」を思い出しちゃったよ(←見に行った)。黒崎くんは今は沖縄でダイビングショップをやってるそうな。あ、話が沖縄に戻った。

 ガチャピンじゃない方のムックがたくさん来たら、それはそれでやかましかろうて。

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2011/02/23

ダンスタイムズのベスト

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 9月からこっち(2月初め)までの全部の残業が10時間あるかないかなのに、この1週間の残業が17時間。そりゃ身体もびっくりするわな。

 「The Dance Times」の「2010年ベストパフォーマンス&ペストアーティスト」発表(これ)。4人のライターそれぞれが、特にいくつと決めずにそれぞれの「ベスト」を選出。山野さんのベストは首藤さんなのかと思ったら「……と踊った」中村さんであった。

 4人のうち、山野さんが「ベストアーティスト」の中にタチアーナの友佳理さんを、森本さんが「ベスとパフォーマンス」の中に斎藤・木村組のオネーギン(東京)を選出。友佳理さんが褒められたってことは、木村さんも一緒に褒められたってことにしとくっ(笑)。「社交界の寵児」じゃなくて「ウォール街のビジネスマン」だったとしても……って、それだったかどうかも定かじゃないけど。

 森本さんの水香ちゃん評の「「生物と無生物のあいだ」に位置する掴み所のない不思議なチャーム」というのは、なんとなくわかるなぁ。それがいい方に転ぶときと「うにゅにゅにゅ……」になるときがあるけれど。調子の波、というよりも、「なかなかいいなあ」と思うときと「うにゅにゅにゅ……」のときの幅が大きくて、しかもそれが日によってだけでなく、1回の舞台の中での振り幅が大きかったりするんだよな。印象だけでいえば、何かを「解釈」して付け加えようとした時よりも、素でぽんっといけちゃった時の方がいい感じなんだけども(特にベジャールでは)。

 自分もスタダンのガラで観た小林ひかるさんはとてもよくて(特に「コンチェルト……」)、新国のニキヤを見に行かれなかったのは残念だったんだけど、その評判が今一つだったのがさらに残念だったので、山野さんの評はちょっとホッとしたのだった。ホッとするっていうのも変ないい方だけど。

 そして自分の中で、斎藤・木村組の「オネーギン」は、二人の「カルメン」から地続きなんですよ。そういえば、カルメンとホセ/オネーギンとタチアーナ、というのは、ある種コインの裏表なんだろうか、とぼんやりと無根拠に考えてみる。あの山梨の舞台で渦を巻いていた「情念」とでもいうようなものが、手紙のPDDではさらに大きく熱い渦になっていたように、あの時感じたんだよなぁ。それはそんなにしょっちゅう起きることではないけれど、でも自分にとって木村さんはそういうダンサーであって、多くの場合その起爆剤は友佳理さんなんだよな。
 ……またホセが見たいな。東バの衣装は白ブラウスだし(笑)。観たい物、いっぱいありすぎるけどな(苦笑)。
 

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2011/02/22

どっちにいこうかな

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 10日前の新刊点数が180。明日は360。毎度ながら極端すぎる。 
 そんなわけで11時前に帰ってきて、風呂入った後、寝落ちしてました。明日から次の歯の治療に入る予定だったけど、この調子じゃ予約キャンセルだな……。

 週末に、神奈川芸協からDM。今回は横須賀の東バの白鳥くらい。水香ちゃんの日は、一般発売で安い席を取る予定だったけど、脇のキャストが変わらないなら東京じゃなくて横須賀に行くのもアリか? と、ちょっと迷ってみる。井田さんのトークがついてるし(聞き手はまたロマン派の人か?)、なんやかんやで水香ちゃんなら高岸さんとの方がいいような気がするしなぁ。チケット代が安い分は足代で相殺だけど、今回はクラスレッスン見学はないのかなー、とか、頭ぐるぐると。ふう。てか、結局はスペインに出るか出ないか、が、いちばん重要なんですけど、どうせ当日発表だろうし。横須賀まで行って空振りだったら哀しいよな。ぐるぐるぐる。芸協の優先予約は24日〆切(郵送・FAXとも)。
 ちなみに横須賀は、24歳までの学生さんは全席半額。B席4000円→2000円、C席だったら2000円→1000円になるから、お手軽かも。横須賀は1階しか座ったことないけど、上の方はどんな具合だろう。
 
 ……白鳥のあの装置って、ミラノ・スカラ座の製作工場で作ったんだ(と、横須賀のチラシに書いてある)。へー。3幕の背景のデザインは割りと好きなんですけどね。……トナカイはともかくとして。

 写真は去年の夏の清里ですが、パン屋の花壇で撮ったので、清里であることは重要でないかも。

 

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2011/02/21

田中泯inPlan-B

 田中泯の「連続独舞 場踊り」の4日目に行ってきました。

 会場のPlan-Bは、コンクリート打ちっ放しの小さなライブスペースで、映画「山谷−やられたらやりかえせ」の上映会で2度ほど行ったことがあります。もう何年も前だな。相変わらず尻が痛かったよ……(階段上の木のベンチに座布団)。そして相変わらず運営が「お身内」で学生っぽいよ……orz。ここに限らず、「小さなライブスペース」ってそれがなぁ……。

 ま、おいといて。会場のサイトには19時開演、田中氏の公式HPには19時半開演となっているのに、途中の電車の中で気が付きまして、大汗かきながら行ったところ、「告知間違いがあったので19時半開演」となっておりました。残る公演も19時半開演となるらしい。ので、40分程ロビーで読書。
 ここはトイレが楽屋用と客用と兼用で、ロビーの奥の厨房のさらに先にあるんですが、入ろうと思ってノックしたら中から野太い「はいー」とでもいうような声が。厨房の辺りでぶらぶら待っていたら、頭にラップを巻いたオヤジが出て行くのが見えまして。「あ、田中泯」。本人の入ってるトイレをノックしちゃったよ。

 さて。舞台といいますか、床、です。傾斜のついた大きい木製の台が二つ。その片方に椅子が(当然斜めになって)置かれています。後方の横の壁近くに、巨大な振り子時計の振り子部分を思わせるような木の装置が吊り下がっています。
 客が入って暗転の後、フットライト2本だけの照明が付くと、その台の下に田中泯。ラップを巻いていたのでその上にヅラなのかと思ったら、ラップのまま。顔の前面を紅く塗り(猿面のイメージだ)、黒い短めの外套に3本ベルトを回した衣装で、台の下をゆっくりとうごめく。無音の状態が長く続き、やがて台の下のCDラジカセのスイッチを自分で入れると、ギターのソロ曲。振り子が振り子の音を立て、時折部品が落下して床に散らばるような音と、琴か何かの弦の音が散発的に響く。

 なんといいますか。ご本人の日ごろの活動のこともあって、昔のでかい農家のイメージです。横溝正史的な。時計の音と琴らしき弦の音がそういう感じ。人のいない大きな家の中に響く音。で、縁の下で高血圧の人がのっぴきならない事態になっちゃってるっていうか。
 台の上に出てくるまでが、ちょっと気が遠くなったりしましたけれども。これを「踊り」と呼ぶのかどうかわからない、むしろ「身体」を見てるんだなぁ、と思ったり。でもその「のっぴきならなさ」というのが、とてつもなく「のっぴきならない」んですよ。「存在感」というよりも「逼迫感」というか。ただごとならなくなっちゃってる感じ。

 後半、外套を脱いで黒Tシャツになってからは、動きも大きく、激しくなる部分。その腕の動きの美しさは、前半からは想像できなくもあり、ちょっとした動作が、やっぱり「ダンサー」だなあと思ったり。腕が、たとえば「白鳥」なら関節を感じさせない滑らかさだったりしますが、そうではなくて、手首、肘、肩でくっきりと3分割された中での滑らかさとでもいいますか。「一本の腕」は「三つの部分」からできている、ということがくっきりと見せられて、かつ美しいんだな。主に手首の柔らかさなのかなぁ。それはバレエを見慣れているとちょっと不思議な感覚。

 そして最後はやはり真っ赤なフットライトの中で、台の下に戻っていくのですが、頭から二つの台の間に長い時間をかけて戻っていく、その残された両脚に、「あ、犬神家」って思っちゃったりするわけで(大汗)。いやもう、世代的限界というか、脊髄反射というか。
 ……全体、横溝正史でくくってどうするよ>ぢぶん。

 ご本人のサイトによると「舞踏家」という肩書きは使わないそうなのですが、例えば山海塾などに比べると、いろんな意味で土方巽や大野一雄の系譜なんだな、というのが素直な印象です。ちうか、天児さんの方が海外で独自の進化を遂げたというべきなのかもだけど。80年代半ば、学生だった自分らが「パフォーマンス」と呼んでいたものにも近いんだろうか。

 高校生のための情報サイト、「MAMMO.TV」で田中氏のインタビューを見つけました(これ)。「ただ「いる」だけの踊りをめざして」というタイトルですが、とても面白いです。踊りと身体、踊りと言語。「身体を使っているつもりが、実は身体のほうが私より表現してしまっていることはたくさんある」、そこが「踊り」だというのは、観る専門の自分にも、思い当たるように思います。

 どうでもいいけど「MAMMO.TV」の古藤さんって、師匠の元同僚だよ。「しこたま」をやってた頃(90年代前半?)は、共催でシンポジウムやったりしたなぁ。こんなことやってたんだ。
 さらについでですが、首藤さんのインタビューもありましたよ(これ)。「トーリ」の頃だからずいぶん前だな。

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2011/02/20

保坂氏のルポと、長崎のいくつか。

 先週・今週と「週刊朝日」に上・下で掲載された、保坂展人氏の「かくれキリシタン信仰の今後」を読みました。保坂氏は、自分にとっては、内申書裁判→青生舎→国会議員→浪人中、の人なので、そこから「かくれキリシタン」が出てくるとは思わなかったけれども。でも元々が「現場を歩くルポライター」の人ですから、そんなに驚くのも失礼っちゃ失礼やね。

 今回は、平戸と橋で結ばれている生月島が主な「現場」。そこから100キロほど離れた外海地方までを訪問取材してまとめたものです。紙幅の関係で食い足りない部分がないとは言いませんが、学問的にでも風俗的にでもなく、「過去から続いている現在のことであり、さらにその先に続いていくこと」として描き出しているのは、保坂氏ならではだろうと思います。それが「現場を歩く」ってことなんだな。しみじみと。

 下(今出てる号)を読み終える頃には、なにかちょっと胸が熱くなったりして。その「熱くなる」中身がなんなのか、自分でもよくはわからないのですが。

 長崎は好きな街です。自分は8/9がらみで行くことがほとんどで、長崎市内を何度か、それに佐世保と高島くらいしか行ったことはないのですが、心理的に近しい場所のひとつ。

 その中でもいちばん好きなのは、二十六聖人殉教地にある公園。夕暮れ近く、この高台で少し涼しくなった風に吹かれていると、慌ただしい公式/非公式の日程から離れて、面々と続く「土地そのものの記憶」を感じることができます。
 ……ええまあ、大体どこに行っても、高台で風に吹かれてぼーっとしてますけども。あと、大浦天主堂もすごく好きな場所のひとつです。行ったらはずしたくないところ。

 ぢぶんの大好きなオヤジたちは、長崎にも何人かいるけれど、その一人が稲佐山の展望台から長崎市内の状況を説明しながら、ぽつんと教えてくれたこと。
 「長崎ではね、原爆を「浦上五番崩れ」という人もいるんだよ」、と。

 「浦上崩れ」の四番までは、禁教時代のキリシタンの弾圧。原爆が浦上に落とされたのは「雲の切れ目があったから」という偶然だったけれど、浦上を徹底的に破壊した。そしてその「崩れ」という言葉は「浦上キリシタン」の中から出てきたというだけではなくて、外からのものもあったのだと。長崎の旧市街は被害が少なかったから、あれはキリスト教などという敵性国家の宗教を信じている非国民に罰が当たったのだと、被爆者へのそういう差別も長崎の中にあったんだよ、と。

 今回のルポは、浦上の話ではないけれど、自分の中のそんなことどもと何か反応したんだろうなあ。歴史はいくつもの切断面を作ることができるけれど、「土地の記憶」は切断することができない。保坂氏の文章は、そこをすくい取っているようにも思うわけです。

 もうひとつ、ちょうど「上」が掲載された頃に渡邊芳之氏(@ynabe39)のツイッター上で展開されていた「真のキリスト教」あるいは「キリスト教かそうでないか」を人が認定することは可能か、をめぐる論議を同時進行で読んでいたのも、面白かった要因のひとつだな。それはちょうど、大浦での「信徒発見」と重なる話だった。

 肝心のルポや議論の中味を書いてないけど、この辺で。
 
 保坂氏のどこどこ日記(これこれ

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2011/02/19

タジンできつね鍋

 今週に入って本格的に年度末モード。9時前に会社を出る日が続いてましたが、さすがに薬が切れたら眩暈がひどくなるわ、身体はだるいわでどうにもならず、ようやく今日は定時にあがって医者に行けました。五苓散(毎食前)に加えて、冷え対策に八味地黄丸を就寝前に。各2週間分。「年寄りっぽい薬だけど」って言われちゃいましたよ。そうか、年寄りっぽい薬なのか、八味地黄丸。

110218_20500001 そんなわけで、医者いって薬局いってなのでそんなに早く帰ったというわけでもないですが、久しぶりにおうちでタジンです。

 今日はきつね鍋。山東菜、大根(三浦)、ニンジン(黒田五寸)、ぶなぴー。それにきりたんぽと油揚げ。油揚げは「いなり用味付き」の5枚(正味2.5枚)入りを使いました。味付けは、油揚げのパックの中の汁だけ。

 んー。実は3回目なんだけど、最初に作った時が激ウマだったなぁ。あの時は「きつねうどん用味付け油揚げ2枚入り」だったんだよね。やっぱりうどん用といなり用は味が違うんだなぁ。いなり用だとちょっと甘すぎる感じ。単にうどん用のがスーパーになかったからなんだけど。
 それと前回は山東菜がワンパック(毎月取ってる産直野菜パック)のだったし。スーパーのはちょっと貧相だ。2回目の時は山東菜がなくて白菜を使ったので、それもちょっと……ではあった。

 それでもまあ、十分においしかったですよ。今回は入れなかったけど、白滝や餅入りでも美味しいと思う。うどん用油揚げでもう一度やってみよう。

 山東菜は、ワンパックから来るのは「結球してない白菜」くらいの厚みと強さがありますが、スーパーのはもっと早い内に収穫してしまうみたい(ワンパックの「間引き菜」よりちょっと大きいくらい)。でも、置いてある店自体が少ないので、見た時に買わないとー。袋には「おひたし、炒め物に」とありましたが、山東菜は鍋ですよ、やっぱり(^▽^)。白菜よりも軸が細く、黄緑の葉の部分が多いので、嵩は減りますが。見かけたら一度お試しを。

 さ、明日も出勤だ。そろそろ美容院にも行きたいんだけどな。

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2011/02/18

松山のチケ/軽くオペラ本

 5月4日の松山の「白毛女」と5日の「こどもの日スペシャル」のチケットを取りました。残業してたらぴあSTの閉店時間に間に合わなかったので、家からネットで取ったら、「白毛女」は2階が取れず。明日STで取ろうかとも思ったけれど、あるかどうかわからないので1階の前方で取っちゃいました。一か八かだな。オーチャードだし。「こどもの日」の方は2階。「白鳥」の2幕と「白毛女」の2幕の抜粋なので、「白毛女」の方もある程度は上から観られるな。こちらは森下さんと清水さんの出演がないので、違うキャストになると思うし。……安いし。

 「白鳥」なら3幕がもう一度観たかったなぁ。ロットバルトとオディールが手下をたくさん引き連れて現れた後、ルースカヤの曲でオディールの踊り(手下たちのコールド付き)があるんだけど、これがすごく面白かったんですよ。森下さんのオディールも素晴らしかったけど、群舞(「怪鳥」の女性たちが10人弱くらい?+男性2人)もよかった。夏のスペシャルをがんばって取ろう。

 【会社でチラ見しりーず】

 しばらく前に見本を見て、それきり忘れてました。今日、週報を見て思い出しました。

 「オペラ・ソムリエ 朝岡聡の いくぞ!オペラな街 ミラノ、ウィーン、パリetc. ヨーロッパをめぐるオペラの旅 」

 朝岡氏って、ぢぶんにとっては相変わらず「ニュースステーションのスポーツのお兄さん」のイメージですが、「オペラ・ソムリエ」だったんですね。そういえばクラシック番組の司会をしてたのは見たような記憶がある。出たのが半月前だから、もう「見た感じ」は忘れちゃったけど、現地の雰囲気も楽しめそうです。観劇ツアーにも役立ちそうだけど、どうなのかな。

 オペラはコミックなどもシリーズで出るようになって、書店レベルではかなりポピュラーになった感があります。チケットのお値段はポピュラーじゃないけどな。

 ヤマハの「マンガでオペラ」シリーズは、「カルメン」「椿姫」「蝶々夫人」「トゥーランドット」と来て、今月は「さまよえるオランダ人」。3月は「フィガロ」「魔笛」「アイーダ」と続くようです。なんで今月1冊で来月3冊なんだ。

   監修は中野京子氏。「さまよえるオランダ人」といえば「ベンジャミン伊東」(伊東四朗じゃない方)しか思い出さない自分は、少しこういうもので教養めいたものをたくわえるべきか。「椿姫」はラストがちょっとホラー入ってました(T_T)エガコワイ…。

 里中満智子の中公文庫のオペラシリーズ。「リング」は連載中に立ち読みで途中挫折したなぁ。どこかでまとめて読むかな。

  

 自分がオペラを見に行くことはほとんどなさそうですが、バレエとは近接領域で、オペラの曲が使われたり、オペラのバレエシーンの抜きがガラなどで演じられたり、オペラの物語でバレエを作ったりということは多々あるので、物語そのものは読んでみたいなーと思うことが多いんですよね。そういう時にはこれくらいのものがお手軽かもしれません。
 ……ヤマハのシリーズの「オネーギン」がどんななっちゃうのかコワイよー(T_T)。


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2011/02/17

バレンタインの思い出(ほろにが?)

 まだ師匠の事務所でも「若手」だった頃の話。

 師匠の2度目のガン(胃)の手術が終ったのが、ちょうど2月の初めだったのだと思う。「もう面会に来ていいよ(=暇だから来い!)。食事制限もないよ(=何でも持ってこい!)」という連絡があったので、デパ地下かなにかでバレンタイン用のチョコレートを買って、見舞いに行きました。

 病室で「えー、季節物ですけどー……」と言いながら包みを差し出すと、師匠がきょとんとした顔をして「なんでチョコレートが季節物なんだ」と本気で聞くので、こちらも予期せぬリアクションにどーしたものかと思っていたら、脇からオツレアイが「あなたっ! 世間はね、バレンタインなのよっ! バレンタインにはチョコレートなのよっ!」と叱ってくださいまして。Y子さん、ありがとう(ノ_-。)。

 「いやいやそれはどうも、お気遣いいただきまして」「いえいえこちらこそどうも」と、二人して大汗かきながら、まるで水飲み鳥のように互いに最敬礼しまくり。

 そうしたら師匠が、それで気を良くしたんだか照れ隠しなんだか間が持たなくなったんだか、おもむろに浴衣の前をはだけて、「今回はここからメスを入れてね、こういうふうに……」と手術の状況を見てきたように説明を始め(←本人は麻酔かかってるから見てません)、それを「はあ、はあ」と拝聴し、そうしたらさらに気を良くしたんだか調子に乗ったんだかサービスなのか、「前回の手術の時はね……」と始めかけたのを、「い、いえっ、それはまたの機会にっ」と押しとどめて(←ちなみに「前回」は膀胱ガン)。ええ、結局「またの機会」はなくてすみましたが、師匠はちょっと説明したさそうにしてらっしゃいましたです。

 術後の経過は良好で、3月の初めには事務所にも顔を出すようになりました。病院と事務所が歩いて10分だから、通院ついでみたいなもんですが。

 そうしたらある日、ヤマザキパンの白い紙袋を渡されまして。「なんでもホワイトデーというものだそうだから、チョコレートを買ってきたよ」とおっしゃるんですよ。ははあ、オツレアイに何か言われたんだなー、と思いつつありがたく頂戴し、袋の口を開いてみたら、中にはガーナとかルックとか明治ブラックとか、事務所のあるマンションの隣のヤマザキパンに並んでる板チョコが6、7枚でしょうか。

 「何がいいかわからなかったから、下のパン屋にあったのをいろいろ買ってみたよ」とまあ、そのあたりはとやかくは申しません。いやしかし、本当にどこから見てもそういう詰め合わせだな。紙袋だって、文字通り「パン屋の紙袋」がそのまんまだし。それでも父と2つ違い、少国民世代の師匠のホワイトデーですよ。ウレシイじゃないですか。あんまり嬉しかったのか照れ隠しか、つい口からぽろっと出ちゃったんですよ。

 「パチンコの景品みたいですね」

 ……いやもうまったく(大汗)。「なんだ、ちゃんとお金を払って買ってきたのにパチンコとは!」とすっかりおかんむりの師匠。いや、そりゃそうだ、そうだけどさ。でも怒る方向が微妙にあさってな気がします、師匠。

 なんやかんや言って、人生でいちばんインパクトのあるバレンタインとホワイトデーでした。師匠と不肖の弟子の自分は、大概こんな具合にお互い「微妙にあさって」な関係でありました。……って、まだ師匠、お元気ですけど。

 あ、初めて「彼氏」って人にあげたのは、いわゆる「手作りチョコ」(←溶かして固めただけ)でしたが、「これ、手作りでしょう? 豆から作るだから大変だよねー」と言われた時には、それはそれで途方にくれたもんです。以来、二度と作ってません。

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2011/02/16

少年文庫のバレエ

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 寒いので、ちょっとあったかそうな花。9月の徳川園で。

 読売の夕刊に「ダンス・イン・ザ・ミラー」の評が出たというので(早い)、帰りに駅の売店で購入。評者が海野さんなので明後日なことは出てないだろうと思いつつ(←前回アレがソレだったからなあ)。まあ、この字数で書けと言われたらこんなかな、というまんべんない感じでした。写真がカラー。フィナーレの、木村さんが鏡を持ってぐるぐるしてて、全員がジャンプしてるところ。また写真は全部これになるのかな。ほかのも出るかな。いい写真だけど小さいからなぁ。

 しかし、久しぶりに読売の夕刊を買ったけど、字が大きいねぇ。まだ老眼はないけど慢性疲れ目のぢぶんとしては嬉しくなくはないが、その分文章は減るわけだから痛しかゆし。

 岩波少年文庫の新刊です。

 「バレエものがたり」。「ジゼル」「コッペリア」「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「火の鳥」の6話を収録とのこと。「火の鳥」は演目としては(日本では)ややマイナーな気がするけども、「童話集」としてはまとまりがいいのかな。「眠り」はちゃんと4人の王子と童話のお客さんたちが出るんだろうか。……とかとか。少年文庫だし、翻訳が神戸さんだから子ども向けだと思いますが(そりゃそうだ)、お子さんと見に行く前やちょっとしたプレゼントによいかもですね。17日店頭搬入予定。岩波だから現品はまだ見てませんよー(←殿様商売なので絶対に前見本は来ない)。

 小さい頃、小学館の学年別学習雑誌のバレエ漫画(谷幸子だ)の関連ページに出ていた、バレエのお話ってワクワクして読んでましたねぇ。字数が少ないから「どういう話だ」っていうのもあったし。「石の花」とか「ペトルーシュカ」とか、自分がバレエを見始めるまで「あらすじは読んだことあるけどまったくもって謎」でしたよ。

 ほかに「少年文庫」枠で載せるとしたらどういうチョイスがあるかな。子ども向けのお話で(「マイヤリング」辺りは不可)、割りとよく上演されていて(「シルヴィア」は全幕上演があまりないから不可?)、お話として読んでも面白いもの(「シンデレラ」「おやゆびひめ」などは話がポピュラーなので除く、とか)。

 「ドンキ」や「シルフ」「ロミジュリ」辺りが入るかな? 「ロミジュリ」はわざわざバレエ枠で読まなくてもよい気がするし、「シルフ」は話が微妙に子ども向けではない枠かも(笑)。「リーズ」も話そのものは割りとえげつないし。「バヤデルカ」も……。うん、こうしてみると「火の鳥」は健全だな。
 ……あらためて、身もふたもない話が多いよな、としみじみと。
 

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2011/02/15

週明けから

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 ……こんな感じ。この人は上野動物園のナマケモノですが(撮影は10月)。

 先週末の感じだとそう忙しくなるはずではなかったんですが、さすがに週明けだけあって、フタを開けて見たらパートさん二人お休み。よって残業。それさえなきゃなんつうことはない業量だったんだが。おかげで薬を取りに行き損なってしまった。ちょっと眩暈がしてたんだけどな。

 NHKの深夜番組が結構おもしろくてハマってたりします(正確には深夜に再放送してる番組だ)。「恋する日本語」(これ)が面白いですねー。マダム役の余貴美子がほとんど岸恵子みたいでびっくりしたよ(←いまだにニュースステーションのお姉さんのイメージが)。「ご近所の大作家」の書生役、窪田正孝がいい味だ。彼が「恋の処方箋」を持って登場するテーマ曲は「ジゼル」の序曲( ̄▽ ̄)。この仰々しさがたまらん♪

 それにしても「Taroの塔」(これ)の松尾スズキの岡本太郎がなんかスゴイ(予告編だけど)。そして主題歌(?)が美輪サマ。小松左京がカンニング竹山って( ̄▽ ̄)。何考えてんだかNHK。ちなみにぢぶんは太陽の塔の裏の「黒い太陽」が大好きだったりする。

 えーと。PlanBの田中泯、20日の予約を取りました。楽しみー♪ 

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2011/02/14

ぐだぐだした日。

 完オフなので、部屋の片付けをしつつ、「ミラー」のレポを書いてしまおうと思っていたのに、結局だらだらとしてたりして。でもまあ、本棚の整理をだいぶしましたよ。売るわけにもいかないくらい日焼けしてるマンガや、雑誌類を次の資源ゴミで出せるように。「なんでこんな興味のない特集の号があるんだ?」と思うと、師匠かダンナかぢぶんが書いてるっつう……orz。「けーし風」もひとそろい処分。恵徳さんのコラムのために買ってたようなもんだから、単行本にまとめたヤツ(高いけど)を買えばいいや。
 ……そんなことしながら、思わず神坂智子なんて読んじゃったり(笑)。

 夕飯の買い物に出たついでに「クララ」を立ち読み。ペレンとコリッパーの対談(?)。「それを言ったのはこの口かーーっ!」……とか(←もちろんペレンにではない)。
 NBAコンクールの高校生男子1位を福士宙夢くんが受賞してました。5年前の「M」の時に「少年」をやった子役さんですね(この名前は忘れないよなぁ……)。舞台度胸のいい子だったな。今はDUOにいるんですね。いや、元々DUO所属だったのかもしれないけど、何となく東バのスクールの子だと思っていた。わからんけども。でもまあ、こうして着々と進んでいるのを見るのは、なんとなくいいもんです。
 こういうコンクールの結果って、5年以上経って「おお、こんなところにこの人が!」っていうのが楽しかったりするけども。

 えーと。格納庫に突っ込むべきキャスト表を少し整備して突っ込みました。やっぱり自分が見たもののキャストがすこっと見られる方が便利なんで。
 本館のページを作っているソフト(Freeway)が以前から調子が悪いのですが、Macの方に問題があるようで、そちらが解決するまではしばらくココログのみの更新になりそうです。今まで本館の方に上げてたようなレポは、とりあえず格納庫に突っ込むことになります(書ければ、ですが)。見た公演については、左ブロックの「鑑賞記録」が一覧表になってます。携帯からだと見えないのがネックですが。

 次は3月末のOFCまで予定がないのですが、スタダンのトリプルビル(都さんじゃない方)には行くつもりでいます。後は2月後半の田中泯の独舞に行きたいな(これ)。前回見そびれたから今度こそ。
 PlanB、トップページがまだ「山谷」だと思ったら、3月に上映会あるのか。久しぶりに見ようかなー♪

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2011/02/13

ミーハー的日本画の前衛

 朝、ツイッターで入ってきた「朝日の土曜日版の一面に天児さん」という一報で、出がけにコンビニに走りました(笑)。「フロントランナー」ちう、2面を使った記事。いやもう、70年代の天児さん(剃髪前)の写真が(笑)。平野さん系イケメンですかね? 蝉丸さんの、大道具係で無理難題に泣かされた、というコメントに、「とばり」の星の幕(黒い大幕に星図を拡大してひとつずつ穴を開けた)のを思い出しちゃったり。

 そんなことをしつつ、昨日の予告通り、竹橋の国立近代美術館の「「日本画」の前衛展」に行ってきました。話に聞く「歴程」の作品がこんなに集まるなんて! ともう、入った瞬間からアドレナリン上がりっ放し(笑)。「歴程」は昭和初期から戦中に至る日本の前衛美術運動を担った団体ですが、まとまって観る機会は(自分には)あまりなかったんですよ。はー、最終日前ぎりぎりだったけど、行けてよかった。ガラスケース破って抱きしめたいような絵がいっぱいだった(←犯罪です)。

 なんといっても船田玉樹の「花の夕」が! すでにそこで「ひーんヽ(´▽`)/」なんですが、今回のお目当てのひとつはなんといっても丸木位里(←もうファンだから)。俊さんとの一連の競作は観る機会も多いんですが、彼の水墨画は大好き(逆に実は俊さんの絵は苦手だったりするのだ……ごにょごにょ)。戦後のものは丸木美術館でも佐喜眞美術館でも観られるけど、歴程時代のは(多分)図版でしか観たことない(←丸木でやった回顧展に行きそびれたぢぶんが悪いんですけどね)。

 まあ、歴程時代っていったって、歴程にいたのは1年かそこらだから、2、3枚ちょこちょこっとあるだけだろうと思っていたら、結構な枚数があった。広島県美のがずいぶん来てたのが嬉しいなぁ。個人蔵のもいくつかあったし。「らくだ」の実物は初めて観たし、でもやっぱり「竹」が好き、とか。冷静な鑑賞者を装いながら、相当はしゃいでましたな(笑)。遠くからでもあの墨流しが見えると、キタ━━(゚∀゚)━━!!!  ってなっちゃうし。で、戦前からの流れを観てると、この技法が「原爆の図」に収斂していくんだなーというのも見えたりして。あの一連の「図」を絵画的に論評しているのは、自分の読んだのはヨシダヨシエくらいで、あまりみつからないんだけど、すごくアバンギャルドなんですよ。どうして日本の美術評論家とかアートファンとかって、そういうところをちゃんと見てくれないんだろう。ぐちぐち。

 靉光がいくつも観られたのもウレシイ。岩橋英遠も。それから、解説文がとてもよかったです。丁寧にわかりやすくまとめられていて、しかもコンパクト。日本語しかなかったのがオシイ。

 まあ観ながら考えたことはまたにして。またがあるのか。

 丸木の学芸員さんが本展の企画者、京都国立近代美術館学芸課長・山野英嗣氏の講演を聞いてのお話が丸木のブログ(こちら)にあります。13日が最終ですが、その後、広島へと巡回します。ぜひ。

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2011/02/12

未だ休憩中

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 まだちょっとお休み。

 明日は野菜の受け取り→竹橋の美術館→歯医者、の予定だけどどうなるかな?

 今出ている「週刊朝日」に、保坂展人氏がかくれキリシタンについてのルポを書いている(前編)。ようやく買ったので、明日移動中に読もうかな、と。

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2011/02/11

休憩中。

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 いやー、嵐のような業務であった。さすがにへばった。〆切が3時半なのに本社からの回答がきたのが昼前で、そこから段ボール2箱半分一気入力という……orz。なので残業にはならないんだが、へばった。45回転(死語)で仕事したよ。

 東バのスクールとリハ風景が出るかも、という「天空散歩」には間に合いましたことですよ。テレビ東京の5分番組ですね。空から街を見る、いくつかお店なども紹介するというコンセプトで、今日は目黒。とんかつ屋さんとカフェ(女の子が好きそうだなー)となぜか目黒御殿(笑)。確かにランドマークになるな、あれは。
 「ミラー」のリハ風景がちょっとと、付け足しのようにスクールのお子さんのバーレッスンが出ました。「ミラー」の方は奈良さんが短いながらもアップに。木村さんは床に座った後ろ姿だけだけど、流した脚がちょっとウレシイ♪ 杉山くんもちらっと。あと識別できるのは飯田監督くらいか(←どこにいても識別可能)。まあ5分番組で3ヶ所紹介なのでこんなもんかと。映っただけ御の字(^▽^)。あとバヤの映像が少し流れました。

 番組サイトはこれ。5分番組は結構好きだったりするんですよね。なんということはないけど和むようなものが多くて。あとは情報系。意外と好きなのが「ぴかぴかマンボ」だ(実践しないけど)。

 ……番組サイトのGoogleマップを見ながら「目黒エンペラーってまだあるんだー」と思うぢぶん( ̄▽ ̄)。年が知れるなぁ。年、なのか、知れるのは。

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2011/02/10

6月の白鳥

 東バ公式更新。ミラーの写真いろいろ。あの背中写真は前からみるとああなんだ♪ 成程だなぁ。群舞側からみることってないもんね。煽られそうだな。

 えーと、まだまだいろいろありますが、山海塾も「ミラー」も終ってほどよい時期に残業体制、と(笑)。先週じゃなくてよかった。本務(新刊書)のほかに、年度末予算消化のためのデータベース請負業務が入ってくる季節になったからなぁ。まあ2〜3月はあまり公演もないし、ちまちまと溜まっている作業とかなんとかをしつつ、残業で少し稼がないと。

 噂になっていた、熊さんところの宮尾さんの写真集も見本が来てました。

 Amazonだと16日発売みたいです。店頭搬入は15日だったような。まだ「チラ見」どころか、通りがかりに「お、来てるな」というレベルでしか見てませんが。
 ……ちょっとうらやましい気持ち。ごにょごにょ。

 アッサンブレの白鳥優先予約も始まってます。北上は行くんですが。またKさんだけオケなしかよとかどうせファンは地方でも付いてくると思われてるんじゃないかとか、汚れちまった僕はごにょごにょしてますが、でも行くんですよ、結局( ̄▽ ̄)ソリャマアネ。とりあえず踊ってくれるだけでも有り難い。ごにょごにょ。

 で、参考に前回の北上くいっぱぐれなかった日記を載せておくかな、と思っていた矢先に、すでに参考にされていたという(笑)。
 こちらです。その一つ前のエントリが、前回の北上公演について。多分、これがホールメモを書き始めた最初のエントリじゃないかな。「次も行くのか、おい」とか、ぢぶんで書いてるよ……おいおい。

 前回はマチネだったんで日帰りで十分だったんですが、今回はソワレだから泊りか高速バスにならざるを得ない、と。仙台まで戻って泊るのがよさげですが、仙台観光はこの間やっちゃったしな……っていつの話( ̄▽ ̄)。

 この時は本当に間際にチケットを取ったので、ホールに電話して当日精算だったはず。当該記事を見ると、電話予約の時に座席指定ができたらしい。もうあまり残ってなかったと思うけれど。
 んで、その前に東バに電話してエチュードのキャストを確認したら、「ゴトウ・フジムラです」って言われて、あー木村さんじゃないんだー……フジムラって誰(←ただのききそこまちがい)とか、クラスレッスンがついてて後輩に迷惑かけてたプリンシパルが一人いたとか、そういうどうでもいいことを芋づる式に思い出したりするのであった。またクラスあるといいな。

 ……えーと。

 東京公演の方。一応「予定される出演者」に木村さんと井脇さんが入っているので両名のスペインがあるとよいなーと、期待してみる。井脇さんもまだ王妃ではもったいないし、木村さんも王妃……はやらないよな、うん。今のところ、男性スペイン要員が木村・後藤・弾、ロットバルトが高岸・木村・後藤・武尊・弾なので、うまく組み合わせれば回せなくはないけど、地方公演も考えると増員有りかな。あと4ヶ月あるし。後は横須賀でロットバルトを踊ってくれれば助かるんですが。新潟はさすがにキツイ。ごにょごにょ。

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2011/02/09

さらに続き。

 はしゃぎすぎたというわけでもあるようなないような、とにかく疲れた(笑)。でも公式ツイッターによると、もう指導者が来てバヤのリハが始まってるそうで、また大変な職業だよな、とかなんとか。

 書きたいことはたくさんあるんだよな、例によってー(笑)。

 もう観られないかな、と思っていた「火の鳥」。今回はアタックだけだったけど、やっぱりウレシイ。身体というよりも、脚の伸びやかさなどはやはりユニタードの方があるかなーとは思うけれど、上半身の美しさは格別。3日めは、バロッコからすでに疾走していて、これで最後まで行けるんか、と余計な心配をしてしまうほどだったけど、「火の鳥」もすごい高揚感と疾走感だった。初日はむしろ白鳥的な「大きな鳥」だったのに、3日めは猛禽類というか、2772というか(←古い)。それでも衣装がジーンズ1枚だから、「青年」という枠ははずし切らずにいて、そりゃもうかっちょよかったわけですよ(笑)。ストラヴィンスキーのあの音楽は、翼が風を切る音だったんだなぁ。初めて知った。いつものテープなのに。

 1ヴァリは松下さん、2ヴァリは高橋さん。二人とも働き者だー。松下さんのヴァリがすごく力がある。二人ともバロッコ→アタック→グレゴリオと木村さんとからんでいくんだけど、バロッコでは松下さんは「ダンス」という鏡の向こう側を牽引するもう一人の「青年」、高橋さんは間をつなぐトリックスターでもあって、それがアタックを経てグレゴリオの場面でもう一度重なり合うような。二人が出ずっぱりで踊っているのは、単に踊りが上手いから役が多いということではなくて、そういう「役回り」だったような気がします。グレゴリオで、舞台奥から木村さんに導かれてすっと出てくる高橋さんや松下さんを観ていたら、そんな気がしましたよ。

 とりあえず。

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2011/02/08

補足的に

 というわけで、やっぱりiPodに入れるようなのも欲しいよな、とて、グレゴリオ聖歌のCDもいろいろ探してみたんですが、やっぱり聖歌隊と合唱隊のしかみつからないんだよなー。ううむ。
 自分は元々クラシックの女声が(高ければ高いほど)苦手で、男声ソロが(低ければ低いほど)いちばん好きなんですが、男声コーラスもわりと好き。いちばん身近な男声コーラスって、ダークダックスだったりするけどな(でもほらワグネルだし)。
 ……しかし、今回はソロがいいんだよなー。うーん。

 で、以前も取り上げましたが、この1枚。

 「ミュージック・フォー・モーリス・ベジャール」。ピエール・アンリがベジャールに提供した楽曲集。「現代のためのミサ」からは、「ジェリコ・ジャーク」「ティーン・トニック」「プロローグ」「サイケロック」の4曲を収録。このうち「ティーン・トニック」は多分今回は使われていなくて、最後にもう1曲別の曲を使ってるかと思われます(公式にあるリハ映像からだとそうだと思うんだけど、というレベルですが)。「プロローグ」「サイケ・ロック」「ジェリコ・ジャーク」と並べ直すと、舞台の雰囲気が味わえるかと。

こちらは全曲盤のジャケット。オリジナルの衣装はこんな感じだったんでしょうか。「b」の中のベジャールの横顔がちょっとイイ♪ 両方とも試聴できないのが難だなぁ。

 昨日の補足的に。

 「チェロ」は、1日めはすごく面白く、2日めは「おお、ここはこういうことか(←初日に前の人の頭で見えなかったところあり)」と納得し、3日めは……ちょっと飽きてました。こういう演目の宿命だろうなぁ。マン・レイを持ち出すまでもなく、チェロというのは女体のメタファーですが、「少年」というか「男」というか、が執心してるのも「音楽家としてチェロの音色に」ではなく、物体としてのチェロ。「可憐な少女」に対する「古びたチェロ」なので、「成熟した(年増の)女性」くらいに考えてもいいのかなー、というのはうがちすぎとして(笑)、そこで最後のチェロ←→少女の転換はごく自然な成り行きなんだな。

 水香ちゃんのボレロは何度か観ているけど、今回は「いちばん」かどうかはわからないけど、よい方にランクされるものだと思う。「おお、そこはいいぞ!」と「あちゃー?」が交互に来るんで、疲れるといえば疲れるんだけど。前半の方がいいと思うのは自分的好みかもしれないけど、今回は「胆の座った表情」といいますか、「台の上に乗る覚悟」みたいなのが感じられたのがいちばんよかったです。


 あとあれですね、木村さんのラーメン頭というのも、小一時間ほど……。確か前2日はそんなでもなかったと思うんだけど、気のせいだろうか。
 

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2011/02/07

最終日のセンチメンタル

 楽日の終った後はいつもそうですが、今回も相当にセンチメンタルな気分です。

 自分にとって、「書く」というのはひとつの区切りであって、ある程度まとまったものを書いてしまえばそこで切り替えて次に行ける。でも切り替えたくなくてぐずぐずと書かずにいるってのもあったりして(苦笑)。

 今日は3日間の中でいちばん引きの席で、下手のサブ。舞台全体の構成が(物理的にも作品的にも)だいぶ見えました。本当は初日にこれくらいの席で見るのがいいんだろうな。

 で、冒頭のロックからの転換も含めて、確かに「カブキ」を思わせるんですが、もうひとつ言うならこれは、最初のベジャールの構想通りに「若者が現代に帰る」がついた「カブキ」でもあるなあ、と。あの一振りの刀が鏡になり、行き交う「人形浄瑠璃」のような師直たちの間をタイムスリップしていくように、メロディーの手に引かれ、原初のカップルからめぐるダンスの旅。アタックに倒れた「男」は、涅槃を思わせるグレゴリオ聖歌の最後に、「切腹」という死のかわりに未来という希望を見つけ、仲間たちのところに戻っていった。そんなふうにも思いました。

 グレゴリオ聖歌の場面は、3日とも美しかったけれども、今日の木村さんは音楽そのものでした。「今日は身体がよく歌ってるな」と思うことは時々あるけど、ここまでなのは久しぶり。三浦氏の言うように、それは「音に合っている」とは違うんです。音の取り方とかではなく、動きの滑らかさだけではなく、彼の場合は「音と戯れる」というのとも違う。何なんだろう。身体の中で鳴っている音がぼろぼろと外に溢れ出てくるような時もあるし、でも今日はもっと静かで、もっと強く、もっとやさしい。

 あちこち回って、ユーチューブでようやく見つけました。違法動画かどうか、自分の語学力ではわからないので(笑)、リンクだけ(これ)。帰りにタワレコ寄ったり、あちこち検索かけたりしたんだけど、なかなかないんだよな。「Incipit Lamentatio Jeremiae Prophetae」。バビロン捕囚を嘆くエレミヤの哀歌です。合唱のはあるんだけど、男声ソロのがない。
 ……ちがってたりして。聞き分けができるほど聴いてないからなあ、グレゴリオ。昨日の「鏡」だって、結局禁色の半分の直径だったし(←いやもう本当に何見てるんだか)。

 ひとつ、センチメンタルついでに思うのは、佐々木さんはゲネだけでもご覧になれたでしょうか、ということ。「オネーギン」の時は、友佳理さんと木村さんのゲネを観にいらしてたと、友佳理さんの本にありました。「オネーギン」と並んで佐々木さんの「やりたいこと」のひとつだった、「エロスタナトス」の日本版。本当は今日の舞台を観て欲しかったと思うけれど。そして「やりたいことは全部やった」なんて言わないで欲しいと思うけれど。

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2011/02/06

「ミラー」2日めのとりとめのないこと

 今日のボレロは高岸さん。高岸さんのメロディは初めてで、「ようやく」といった気分でしたよ。
 いやもう、大将にはかなわないなー(笑)。「東京バレエ団のボレロ」でした。首藤さんにせよ、後藤さんや水香ちゃんにせよ、それは「首藤さんのボレロ」つまり「誰々のボレロ」だし、ギエムやニコラが台にいるときは「誰々と東バのリズム」なんだけど、大将のボレロはリズムをひっくるめてまるごと「東バのボレロ」だ。カンパニーのトップが踊るというのはこういうことなんだなぁ。木村さんが乗ってもそうなるのかもしれないし、暴走しちゃうのかもしれないけど、やっぱり見たいと、昨日とは別の意味で思ったり。東バを率いる二本の柱であることは間違いないから。

 「ダンス・イン・ザ・ミラー」は初日よりもぐっとよかった! 動きそのものは初日の方がよかったかな、というところもあったんだけど(今日のほうが席が近かったからかも)、作品に対する「確信」みたいなものが感じられて、全体がより鮮明になった感じ。単に自分が2回観たからかもしれませんが。

 昨日は前に座っていた人がガタイがよくて、見えない部分が結構あったんだけど、今日は「わー、こんな前で観てどうするんだよー」というくらい前だったので、非常にいろいろといろいろでした(笑)。んで、どこで「木村さんを見なくていいか」もわかってるので(笑)、安心していろいろと。舞楽の小笠原さんが鬼気迫る感じ。そして舞楽は高村さんが好きなんだよな。カワイイ系の役はもちろん似合うけど、モダンの時はまた違った雰囲気で好き。ジーンズ姿も観たかったけど。

 「視線」について、ダンマガの「M」がらみでこの間考えたばかりなんだけど、それはいいタイミングだったんだな。木村さんの「男」が観ているものは、必ずしも木村さんが向いている方向にはないというか。例えば「ヘリオガ」では客席の方を向いているけれど、彼が見入っているのは舞台の上だとか、鏡を覗き込む時もそうではないかとか。

 近くで見られてウハウハでもあったけど、フィナーレのボリビア・マンタは2階から観たほうが盛り上がるだろうなぁ。「メロディーたち」も上から観たらさらにいいような気がするし。

 「火の鳥」の木村さんは、ユニタードの時よりも手足の長さが強調される感じ。振りは多少変わっていて、2ヴァリと相似形で両手を挙げるところで鏡を見に行ったり。舞台前ギリギリで飛べない鳥のように羽ばたくのもそうだったかな。あの羽ばたきの大きさにヤられてしまうよ。「M」の中に飛び込んでいくのもいいんだよね。「アタック」ちうタイトルになってはいるけど、パルチザンのような「明確な敵」が相手ではなく、むしろどんどん歓びに満ちていくように思えるのは、木村さんがそれまで溜めていた「踊り」へのエネルギーが出てくるからなんだろうか。バロッコのシスにからむ時とか、本当に楽しそうだもんなぁ。してみると、「ダンスを発見した男の旅」というのはそういうことなのかもしれない(ってどういうこと)。

 「未来……」の美しさはいうまでもないけど、何かもう「法悦」に近いんじゃないかと。グレゴリオ聖歌の効果もあるかもしれないけど。フィナーレ、今日は位置的に、木村さんが持っている鏡に木村さん自身が映っているのが見えて、余禄のような「ダンサー・イン・ザ・ミラー」(^▽^)。北極星に導かれた者が北極星そのものになるような。ってお星さまにしてどうするよ。

 すごくどうでもいいこと。休憩時間に鏡を撤去してるのを見ながら、最後に木村さんが持ってくるくる廻るのは「舞楽」の鏡だけど、置いてあるのは「禁色」の鏡だったのかと(サイズがそれくらいだった……って、「禁色」のはもっと大きいかと思い直してみたりして)。
 あ! もっとどうでもいいけど、今日はちゃんと深編笠の向きがあってたよ! 昨日は横向きにかぶせちゃってたから、ちゃんと前が見えるのかハラハラしてしまったのだった(いつの間にか直してたけど)。 
 

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2011/02/05

ミラー初日

 初日なのでさらっと。

 追加演目の「チェロのための5つのプレリュード」は高橋さんと美佳さん。チェロに夢中な少年と、その恋人の少女。初演はミルクとオルザ、日本ではクリスティーヌと十市さんが踊ったとのことだけど、十市さんへの宛振りだといわれても信じちゃうな(笑)。美佳さんは無敵にかわいいし、高橋さんは高橋さんらしくて、この二人で観られることがウレシイ演目。

 さて「ミラー」。いやもう、木村さんがなんであんなに若々しいのか(笑)。びっくりするのも失礼なんだろけど、つか、ぢぶんがびっくりしてどうするんだと思うけど(笑)、本当に「若者」になっちゃったりするからなぁ。鏡の前に座っている時は大人なのに、目の前の踊りにワクワクしながら見入っている時は少年になってしまう。狂言回しというよりも「目撃者」に近い位置から、火の鳥を経て「未来のためのミサ」の中でどんどん変容していくのを、こちらは呆然と「目撃」しているわけで、ある意味ではメタになってるのか。「未来……」は本領だなぁ。美しかったです。もう本当に。

 「ヘリオガ…」は水香ちゃんと弾くん。ルジマトフとアルティナイの映像しか見たことがないけど、水香ちゃんがよかったですよ。生々しくならずに、ドライな感じだけれども、かえってその方がいい気がする。「M」の群舞は、初めてちゃんと群舞を観たかもなぁ(笑)。杉山くんのクラシックポジションがきれいで、なんだかそっちばかり観てしまった。ボレロでは、以前中谷くんがいたポジションにいて、中谷くんのリズムもとても好きだったのだけど、杉山くんもここ2年くらいでぐんといい感じになってるなあ、と思ったり。

 ……いかん、書きながら寝おちしてた。

 ラストはさわやかだけど、少し弱いのかなぁ。それまでの一連が強い、ということはあるけれど。観た時は「80日間」のラストを思い出して、これはジルのテイストなのかな? と思ったり、帰ってから思い出してみると「タムタム」のラストのようでもあり。

 「ボレロ」は、松下さんがすごく頼もしくなったなあ、と。ナガセさんがマイペースな分、ボレロに限らず舞台を牽引していく役回りになってきてる。後藤さんの「軽み」は、いい方向に転ぶ時もあるし、ボレロでもそういう時もあるんだけど、今日はいかんせん……かな。肉体そのものに「力」があるといいのに、と思うけど、それじゃ後藤さんじゃないような気もしたり(笑)。リズムもメロディも、ちょっと爪先の使い方などが以前と違う個所があったような。直前にあれだけ「チェロ」を踊った高橋さんがちゃんとボレロも踊っていてびっくり(笑)。

 まだ日程があるから、とりあえず。

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2011/02/04

山海塾「とばり」(訂正あり)

 とりあえず最初に、とにかく北上の王子は見に行くよ! とだけ叫んでおいて( ̄▽ ̄)。6月ならもう夏季休暇取得期間だし、なんとかなるだろう。せめて金曜ならなぁ。

 で、今日も今日とて山海塾。天児さんのアフタートーク付きでした。話題はいくつかありましたが、日ごろの身体のケアについての質問が個人的に興味深いというか。天児さんとて、30後半から40歳に入ったところで、やはり「年だなー」と思ったのだそうですよ。そこで、ストレッチ中心にトレーニングを変えたところ、筋肉が柔らかくなったのだそうです。ものすごく端折った言い方ですが。今は公演前は、公演となるべく同じ時間ストレッチをし(他人が見たらごろごろしてるだけみたいに見えるそうな)、演目の音楽を聴きながら通しで(イメージトレーニングとして)踊るのだそうです。「メディテーションではなく」とわざわざことわるところが可笑しかったりして(^^)。やっぱり肩凝りとかも、ストレッチなんだろうなぁ。

 さて、「とばり」。とほうもなく美しかったです。山海塾のHPにある11演目のうち、自分がみたのは5演目目だけど、こんな風に「何もかも持っていかれてしまう」ような感覚は初めてかも。最初の1場面目を見ながら「今日はCD買う!」って思って(笑)、ポスターを諦めてCDを買いました。今、聞きながら書いてます。
 
 白い舞台の中央に黒い楕円のステージ。今日の装置はこれだけです。白い舞台は下から発光してるかのように見えるけれど、いつも通りの砂に光が当たってそう見えるもの。黒の楕円は場面によっては星ぼしが光り(東京の8月の星空だそうな)、背景の黒幕にも場面によって星ぼしが光る(北極の8月の星空だそうな)。

 3/4人に別れたアンサンブルは、3の方に蝉丸さんと長谷川さんともう一人。今日はなんだか、蝉丸さんが圧倒的でした。そしてそこから一歩も引かない(引く引かないじゃないんだけど)長谷川さんがまたすごい。若いのに、身体の中に込められた力がすごく強い。中ほどの、星ぼしを映した楕円の周囲で三人が踊る場面。楕円のステージは、宇宙船の底に明けられた穴から見える宇宙のようでもあり、空の星ぼしを映し出した湖のようでもあり、とても神秘的。その縁(ふち)で踊り、やがて楕円の上にあがり。同じ振付でユニゾンで踊っていても、蝉丸さんの身体は一切の感情を超越しているように見え、長谷川さんはその指先から無垢な感情がこぼれ落ちてくるように思える。まるで世親と阿難のよう。

 始めの、行き交う人々の動きのユーモラスさ。天児さんと彼の周囲を回る4人との踊り。ゆっくりと、されど途切れることのない、波のように。地を這いつくばる身体。青のワンピースの4人。いつもそうだけど、今日は特に、急に「すささささささっ!」と速度が上がるところにドキドキ。

 終盤、天児さんの2つ目のソロ。手を伸ばしても届かないもの。希求、諦念、畏れ、哀しみ。こんなふうに人の内面の弱さをさらけ出すような天児さんの踊りは初めて(っていうほど観てないにしても)。求めても求めても届かない光と、その光そのものへのおののきのような。

 「暗黒舞踏」ということばはもはや似付かわしくないのではないかと、そんな気もしました。それは「ソフィスティケートされた」という意味ばかりではなく、地に這いながらも天上へと向かう腕や指や眼差し、どこか浄化されたような空気、それらすべてを含み込んで。

 「とばり」初演のときのe+の記事を見つけました(これ)。一番下が、その楕円の写真。動画も「とき」の方は観られるけど、動画で観てもつまんないんだよなぁ。
 8月の黒藤院行くぞー、ってどんだけ先の話(これ)。【訂正】←すみません、去年の8月のインフォでしたo(_ _)oペコ、ってどんだけ前の話(大汗)。

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2011/02/03

マスロボエフという同期

 もうすぐ「ミラー」開幕とて、東バ公式もさくさくっと更新。衣装もちらっと見られます。ベルカントの男性衣装がなんかスゴイだったり、「旅人」は衣装替えなしなんだろうかとか(で、脱ぐのはありなのかとか)、まあいろいろと(^▽^)イヤー。
 白鳥のキャストもロットバルト・トロワ・道化が発表になりまして。……スペインは?(←そこだけ出るはずはないだろ、そりゃ)。ぐずぐず。いや、久しぶりに小笠原さんの道化は楽しみだし、武尊兄ちゃんのロットバルトも楽しみですけども。ぐずぐず。
 ま、明日は山海塾なんですけどね。ゲネは見ずに、本番一発を楽しみにしますですよ。

 というわけで、「ミラー」で頭いっぱいになる前に、マールイの続きというか。まだ書くのか。

 シヴァのファンにとってのこの3年間。あるいはボヤルチコフ率いるマールイが好きだったぢぶんにとってのこの3年といってもいいと思うのですが、それはやはり相当にキツイ3年でありました。特に最初の年はもうどうしていいのやら途方に暮れる、という以外にはいいようがなく、ごひいきさんが一人抜け、二人抜け、三人抜け、四人抜け、五人……という中で、もう見るのをやめなくてはならないんじゃないかと思ったことも、実は1度や2度じゃありませんでした。

 それでもなんとか踏みとどまっていたのは実は、……コールドの前列で黙々と踊るモロゾフとマスロボエフだったり、時に圧倒的な存在を主張するブレグバーゼ=父っつぁんだったり、マイペースに飄々としてるポドショーノフだったり……したわけです。もちろん、「健気」がチュチュ着てるようなコシェレワとかね。

 モロゾフとマスロボエフは、カンパニーの中核を担う「98年組」(98年入団者。キーロフの募集がなかったこともあって、ワガノワから大量にマールイに入った)。シヴァやペレンの同期だということもありますが、それ以上に……なんというか、自分の同期のような気もするんですよ、98年組は。というのは、自分がマールイを見始めたのは2001年の正月からですが、ちょうど入団3年目の彼らが、日本公演でも前面に出始めた頃なんですね。若手ぴちぴち、いよいよ日本でも主役デビュー、っていう彼らといっしょに来たような、そういう気分。で、白鳥の1幕の出だし、赤の衣装を着て黙々と踊る二人を見るにつけ、「あー、あんたらが黙々とコールド踊ってるんなら、もう少しつきあわないわけにはいかんよなあ」と、まあそういう3年間でもあったのでありますよ。

 まあ、モロゾフのロミオもエスパーダも見損なっちゃいましたけどね。そのかわり、今年はどういうわけか、マスロボエフ祭りでありました。

 大体、それほど小柄なわけでもないのに、なんだって未だに毎回くるみの「男の子」なんだか(ずっと王子やってた頃もあったのに)。で、なんだってそれがあんなに楽しそうなんだか(笑)。毎年結構楽しそうに空気銃ぶっぱなしてたりしてましたが、今年は妙にやる気を出してまして。23日のソワレだよ。捌けようとするフリッツの腕をいきなりつかんだと思ったら、そのままふんばって何がなんでも捌かせまいとしてフリッツのクズネツォフを本気で焦らせてるし。人形芝居が始まったら、立ち上がろうとしたフリッツの腕をつかんで引きずり倒したと思ったらねじ伏せてるし。

 ……あんた、クズネツォフに恨みでも( ̄▽ ̄)テイウカ、ジャイアン?

 この日の「男の子」たちときたら、誰も彼もやりたい放題で、折角の人形芝居もピエロの踊りも誰も見ちゃいません。ドロッセルマイヤー氏がちょっと困り加減に「さあさあ、みんな人形が踊るよ」と促してるのに、中指立ててるヤツがいるし(←誰だよ!)。
 でもそんなマスロボエフとフリッツも本当は仲良しらしく、コロンビーヌが踊り始めたら、二人で見ながらずっと議論を続けておりました。真剣そのものです。

 ……絶対、コロンビーヌのスカートの内部についての議論( ̄▽ ̄)ダンゲン。男の子だねぇ。

 どういうやる気スイッチが入っちゃったのか、ほかにもずいぶんやらかしてましたが。

 さすがに白鳥は普通に踊ってましたけども。ハンガリーのコールドで、時々「いきなり満面笑顔!」になったりするもんだから、ちょっと目が離せなかったですけどもね。なんだったんだろ、アレ。

 そんなですから、松本のドンキでも妙なやる気でしたけども。ただ、こちらは踊りの方もやる気満々。闘牛士の踊りで「おおっ?」という大きなジャンプを見せたかと思えば、カミロワを口説き倒してるし。
 彼のジプシーは初めてみたけれど、いやもう驚いた。ここのドンキのジプシーといえば、濃い兄さんがガンガンに踊りまくり、憂愁の姉さんが悲哀たっぷりに魅せる、ちうものだと思っていましたが。マスロボエフとスホワのジプシーは……そこだけでドラマになってたよ。マールイのこの場面では初めてだ。もちろん、マスロボエフの踊りもよかったんです。ジャンプは高いし、キレがあるし、安定感もあって、ちょっと男臭くて。で、ほれ合ってるのに突き放しては追い、自由な男と奔放な女の駆け引きではない真剣勝負があって、「なぜこの場面か」がすとんと腑に落ちるような「PDD」になってましたよ。またマスロボエフのムチが、妙に優しいんだなー♪ これは人柄ですかねぃ。もう少しびしばし鳴ってもいいんだけど、これはこれでいいな、とも(←ツァルのムチが凄かったからね 笑)。人形芝居の脇でもちゃんと「頭領」やってましたしねー。あの髪形は似合わないけどな。
 
 ま、それでも居酒屋では立位体前屈とかやってたわけですが( ̄▽ ̄)。

 3幕になったらちゃんとファンダンゴのコールドもやってました。いつ見てもそこにマスロボエフ。夢の場にもチュチュ着て出てたんじゃないかと思うよ(出てません)。さすがに踊りすぎてバテたらしく、去っていくドンキ主従に手を振る頃には、目がうつろになってましたがな。

 というわけで……なんだったんですかね、今年のこのマスロボエフ祭りは。

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2011/02/02

オンステージ新聞とか

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 写真は本文とは関わりなく、正月の草津で。

 ぢぶんは「共通一次」世代で、しかも受験しなかったけど(笑)、父親が2年に一度の「お当番」で試験官をやってたものだから、「共通一次」といえば雪のイメージ。80〜90年代ですけども。「あー、今年も雪かよ」とボヤきつつ出かけたもんです。ぢぶんの私大入試は1月末だったけども、その時も大雪で、一緒に受けた友人が「電車止まった……orz」と、別室受験になってましたっけよ。東京は雪が降らなくなったなぁ。

 さて、30日にパブリックシアターに行った帰りに、DANZAを拾いに渋谷のチャコットまで。池袋のHMVが改装中なんで不便でしょうがない(再オープンは2/8)。芸術劇場のはすぐなくなっちゃうんだよなぁ。小出さんのインタビューとかMやBBLのレビューとか、モロモロ。ここの「バレエガイド」は場別に細かく踊りが書いてあって、見る前に読むと役に立つ時とつまらない時があるけど、見た後には役に立つ(笑)。

 で、珍しく、オン・ステージ新聞なんかも買っちゃいましたよ。1面がMの(未出の)写真だったからさー(笑)。禁色だけど、微妙に違う場面。撮影は瀬戸さんで、評の方は山野さん。この手の評はどうしても、半分がとこ「作品解説」になっちゃうんだけど、しょうがないんだろうな。枚数が少ないから、そこははしょってくれてもイイと思うのは、自分が不作法なんだろう。

 1面のもうひとつはスーシャとルジマトフのジゼル。結局、今回はジゼルを見なかったな。評は池野恵さん。2幕は「時折オーケストラの演奏が暴走するかのように大きな音で驚かせた以外は、各出演者の淡泊な表現がそれなりの効果を上げていた」そうで、………( ̄▽ ̄)ヤッチャッテタカ、オケ。いや、まあ、ファンとしては「暴走なくして何のマールイ管」と思ったりするんだけど、ええまあ。どこでやらかしちゃったんだろな(←聞きたかったりして)。

 ……うんまあ、悪食だからさ。

 小さい新聞ながらも、記事はいろいろと。谷桃子さんももう卒寿かー、とか。以前のロミジュリの時にロビーでお姿を拝見しましたが、お元気そうで何よりです。

 これからで面白そうなのは、横浜の赤レンガ倉庫1号館で開かれる「舞台写真展」ですね(これ)。29名の写真家が撮影した、バレエやモダンダンスの写真の展示だそうで、ピナ・バウシュ、森下洋子、ヌレエフ、ジョルジュ・ドンなどなど。2/5〜2/20。横浜に行く用事があるかなぁ。

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2011/02/01

ヤリイカでタジン

 このところ歯医者にかまけてて、自律神経の方の薬を取りに行ってなかったのも悪かったよなー、ということで、久しぶりに医者。家の近くで「内科・脳神経外科」の看板を出してる開業医でCTも取れたりするんですが、なぜか処方は漢方(保険適用)という。
 で、今回は五苓散を1週間分。それでめまいが取れたら加味逍遙散に戻して、それから貧血治療……って、いつになればたどりつくやら(笑)。漢方はアトピーも胃炎も出なくて助かりますが(保険適用も助かる)、食前って飲むの忘れちゃうんだよな。

110126_20320001 こちらはしばらく前のタジン。煮物に挑戦! というよりも、単に冷凍庫のヤリイカを処分しよう、ということで。いか大根にするか、いか里芋にするか悩んだものの、家にあった里芋の量が半端だったので、いか大根里芋になりましたとさ(笑)。ヤリイカは3つに切って冷凍してあったので、凍ったのをそのまま。里芋は塩もみして、大根と舞茸を入れて、お酒と水を入れて火が通るまで放置。火が通ったらめんつゆを適当にちゃらーっと回しかけて、水分がなくなる程度までまた放置。後から加えるには、顆粒のだしよりもめんつゆの方が便利ですね。タジンはイシガキの19を使用。

 ……まあ、タジンでも小鍋でもそれほど味に変わりはないような気はしますが(笑)。小鍋の側面に焼き付いたアクをがしがしこすり落とすよりも、後片づけが格段に楽です。味よりもむしろ「片付けが楽」だからタジンを使ってるような気もしますだよ( ̄▽ ̄)デモダイジ。

 この日はほかに筍釜飯(インスタント)と、シメジとワカメと玉子の味噌汁。玉子の味噌汁、好きなんですよね。

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