少年文庫のバレエ
寒いので、ちょっとあったかそうな花。9月の徳川園で。
読売の夕刊に「ダンス・イン・ザ・ミラー」の評が出たというので(早い)、帰りに駅の売店で購入。評者が海野さんなので明後日なことは出てないだろうと思いつつ(←前回アレがソレだったからなあ)。まあ、この字数で書けと言われたらこんなかな、というまんべんない感じでした。写真がカラー。フィナーレの、木村さんが鏡を持ってぐるぐるしてて、全員がジャンプしてるところ。また写真は全部これになるのかな。ほかのも出るかな。いい写真だけど小さいからなぁ。
しかし、久しぶりに読売の夕刊を買ったけど、字が大きいねぇ。まだ老眼はないけど慢性疲れ目のぢぶんとしては嬉しくなくはないが、その分文章は減るわけだから痛しかゆし。
岩波少年文庫の新刊です。
「バレエものがたり」。「ジゼル」「コッペリア」「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「火の鳥」の6話を収録とのこと。「火の鳥」は演目としては(日本では)ややマイナーな気がするけども、「童話集」としてはまとまりがいいのかな。「眠り」はちゃんと4人の王子と童話のお客さんたちが出るんだろうか。……とかとか。少年文庫だし、翻訳が神戸さんだから子ども向けだと思いますが(そりゃそうだ)、お子さんと見に行く前やちょっとしたプレゼントによいかもですね。17日店頭搬入予定。岩波だから現品はまだ見てませんよー(←殿様商売なので絶対に前見本は来ない)。
小さい頃、小学館の学年別学習雑誌のバレエ漫画(谷幸子だ)の関連ページに出ていた、バレエのお話ってワクワクして読んでましたねぇ。字数が少ないから「どういう話だ」っていうのもあったし。「石の花」とか「ペトルーシュカ」とか、自分がバレエを見始めるまで「あらすじは読んだことあるけどまったくもって謎」でしたよ。
ほかに「少年文庫」枠で載せるとしたらどういうチョイスがあるかな。子ども向けのお話で(「マイヤリング」辺りは不可)、割りとよく上演されていて(「シルヴィア」は全幕上演があまりないから不可?)、お話として読んでも面白いもの(「シンデレラ」「おやゆびひめ」などは話がポピュラーなので除く、とか)。
「ドンキ」や「シルフ」「ロミジュリ」辺りが入るかな? 「ロミジュリ」はわざわざバレエ枠で読まなくてもよい気がするし、「シルフ」は話が微妙に子ども向けではない枠かも(笑)。「リーズ」も話そのものは割りとえげつないし。「バヤデルカ」も……。うん、こうしてみると「火の鳥」は健全だな。
……あらためて、身もふたもない話が多いよな、としみじみと。
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