« 今日は寝ます | トップページ | 寒桜 »

2011/03/18

スタダン「幸福の王子」の覚書

 土曜が出勤なので、今日は残業しないでいいかなと思ったのだけど、パートさん(というよりもフリーターの若い人たちなんだけど、就業時間が社員より短いので社内区分的には「パート」になります)たちが「残業しましょうか?」と聞いてきてくれたので、そのままみんなで1時間だけ残業。そもそも例年よりも少ない人数で年度末業務に突入しなくちゃいけないというのに、月初めにいきなり退職者が出たりして(←以前のボヤキはこれ)、どうにも無茶な状態なので本当にありがたいんですが、一方ではこんな状況なので残業してもらって停電になったり、電車が停まったりしたら……と思うと早く帰ってくれた方が安心だとも思ったり、でもわざわざ言いに来てくれるというのは、こちらを心配してくれるとともに少しでも(地震で来れなかった分などを)稼ぎたい気持ちもあるんだろうな、と、まあいろいろと中間管理職(ヒラ社員だけど)としては悩ましくもあります。来週の残業を極力減らせるよう、明日がんばって追い込みをかけよう。

 昨夜は久しぶりにゆっくり寝ました。やはり二度ほど目は覚めましたが(薬の作用でトイレが近い)、その後寝つけないということもなく。さっきも、11時過ぎにダンナの電話で起こされるまではぐっすりでした。やっぱり疲れてるなー。

 スタダンの公演について書き損なっていますが、トリプルビルのうち、2作はいわゆる「コンテ」で、鈴木稔氏の「幸福の王子」が「物語バレエ」。鈴木氏の「物語バレエ」は、ドラクエなどもそうですが、クラシックを基本に、アクロバティックな動きはそう多くなく、比較的シンプルに、しかし「物語」を伝えることを大切に、という作風であるかと思います(日本語が変だ)。

 「幸福の王子」は二人の天使(林ゆりえ・吉瀬智弘)が、「この世でいちばん尊いものをふたつ持ってくるように」と言われる場面から始まる1幕物。誰でも知っている話のはずなんですが、このくだりは忘れてました(笑)。天使の林さんがとってもキュート。吉瀬さんは背が高くて、衣装(白のランニング?的な上と短パンで、背中に羽根の絵)のせいか、ちょっと「体操のお兄さん」っぽいイメージ。

 王子は大野大輔さんで、おっとりとした育ちのよさからくる優しさがぴったり。動きもノーブルで、牧の塚田さんに雰囲気が近いかな? 正直、デジレやアルブレヒトではないような気がしますが、イヤミのない「身分の高さ」という意味ではまさに「王子」です。
 使いのツバメは福原さん。衣装が、ひざ下で絞った黒のパンツなので、折角の脚のラインがキレイに見えないのがちょっと残念。黒タイツじゃダメなのかなぁ。見た目のイメージがちょっとナガセくんとダブるんですよね。ナルシーじゃないナガセ(そんなのナガセじゃないぞ!)というか。
 「町の権力者」の新田さん、黒田さんの俗物ぶりもいい。こういう「適材適所」の配役をみると、座付き振付家の強みを感じます。

 音楽はショパンを組み合わせて。このかん、地震速報の音などがこびりついた耳を、この舞台で使われた「英雄ポロネーズ」や「ショパニアーナ」の「マズルカ」の曲が助けてくれました。
 また、おちついたらゆっくり書きたいと思いますが(いつだ)、いろいろ迷ったけれども行ってよかったです。しかたないとはいえ、もう少したくさんの人に見て欲しかったなぁ。スタダンの皆さん、ありがとうございました。

|

« 今日は寝ます | トップページ | 寒桜 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: スタダン「幸福の王子」の覚書:

« 今日は寝ます | トップページ | 寒桜 »