« 絵本、その後 | トップページ | 北上のトーク/石神井の花見 »

2011/04/10

千葉からの野菜

110409_11590001 近くの駐車場で。急に暖かくなったので、いろんな花が一斉に開いたような気がします。
 
 やっぱりダラダラな土曜日。先週壊れた(壊した?)角形ハンガーを買いに行かないと洗濯もできないので、とりあえずホームセンターに行って、ハンガーとついでに家具の下に敷く転倒防止のすべり止めを買って、そろそろしまってもよさそうなセーター類を洗って。

 毎月取っている野菜パックも届きました。先月はちょうど地震の翌土曜日が予定配達日。93年に取り始めてからずっと担当してくれているノリコさんから電話があり、箱詰めはもう終っているけど、運送屋(宅配便)が来れなくて出荷できないとの連絡。結局、月曜に不在通知が入っていて、火曜の夕方に受け取ったのでした。

 自分の取っている「ワンパック」(これ)の畑は成田にあります。ノリコさん一家をはじめとした無農薬・有機・微生物農法で野菜を育てている農家、研修生・卒業生の作る農業グループが、それぞれで収穫した野菜を詰め合わせて出荷しています。基準値を越えた葉物が出て以来、ノリコさんの畑はどうなるのだろう、30年以上もかけて作り上げた土もダメになってしまうんだろうか、という心配は、自分の気持ちを重くする要因のひとつでした。

 今日の「ワンパック」からの「おたより」には、概ね以下のようなことが書かれていました。

 国の安全基準に疑問はあるが、今はこれを目安に対策するしかなく、出荷を続けていること。それでも放射線が大気中にあり、野菜にも付着しているだろうことは事実なので、お休みしたい人、根菜だけ欲しい人は連絡して欲しいこと。付着した放射性物質は土と同様に考え、洗う(そしてゆで流す)と減るということなので、葉物は井戸水で水洗いして出荷すること(浄水場の水ではなく)。そして、自分たちの作物に自信が持てなくなったら、出荷は自ら停止するとのこと。
 そのほか、被災地の炊き出しなどに野菜や玉子をできるだけ提供すること、各生産者が作付を増やして長期の避難生活に使ってもらうことなどを決めたそうです。

 幾度かあった、ワンパックの「分岐点」でも、自分はノリコさんを信頼して20年近く野菜を食べてきました。これからも、彼女たちが「出荷する」と判断する限り、その判断を信じています。安全なものが食べられるかどうかというよりも、信頼できる生産者がいるということが、そのことだけで幸せなんだな、と思います。不思議なことに、自分とノリコさんは一度も会ったことがないんですけどね。

  

|

« 絵本、その後 | トップページ | 北上のトーク/石神井の花見 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/101065/51347121

この記事へのトラックバック一覧です: 千葉からの野菜:

« 絵本、その後 | トップページ | 北上のトーク/石神井の花見 »