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2011/10/09

ゴーストライター

 つうことで、「ゴーストライター」を見てきました(これ)。思いの外、面白かった! 元英国首相の自叙伝のゴーストライターが思わぬ陰謀にぶちあたる話だけど、主人公のゴーストライターがユアン・マクレガーで、元首相がピアース・ブロスナン。どっちも好きだから見に行くよ(でもボンドはコネリー派)。

 ネタバレしちゃったら何にもならない映画だからあまり語りませんが(笑)、ユアン・マクレガーは「詰めの甘い男」がほんに似合うなあ( ̄ー ̄)ニヤリ。オビワンの詰めの甘さも「ホントにジュダイか、おい」ってなカンジでしたが(いやあれはアレック・ギネスからして……)、このゴーストもほんと甘い。まあでも所詮はゴーストライター。探偵でもスパイでもないですからね。「ナイロビの蜂」の女性活動家の甘さは「なんぼなんでもあり得ない」レベルだったけど、トーシローのライターならこれはこれでリアリティかも。いやもうホントに、お前ら権力なめすぎ、って( ̄▽ ̄)。

 ……考えてみると、自分にとっての「ナイロビの蜂」の「お口あんぐり( ゚д゚)ポカーン」感って、バレエファンにとっての「ブラックスワン」みたいなもんかもしれないなあ。「ブラックスワン」見てないけど。

 主要人物としては、その二人と、元首相の妻にオリビア・ウィリアムズ、秘書にキム・キャトラル。この四巴がなかなかに素晴らしい。舞台のほとんどは、元首相の別荘(?)のあるアメリカの小島だけれど、曇時々嵐ばかりの風の強いアメリカらしくない場所でイギリス人たちの繰り広げるドラマというのもまたよろし。若くてきれいな秘書にべったりの元首相と古女房、みたいに見えて、実年齢はオリビアの方がキムより一回り下ってのがすごいなー。

 結末を見た後に振り返ると、実に示唆的な「細かいこと」(例えばなぜ妻がイギリスに帰りたがるかとか)がちりばめられていて、それを読み解くのもまた一興。久しぶりに原作を読んでみたくなる映画だったな。そして「物語を牽引していく」真の主役はゴーストライターではなく、冒頭で殺された男、いわばゴーストであるというのも、ちょっと「レベッカ」っぽいやね♪

 それにつけても、女とCIAはコワイねえ( ̄▽ ̄)マッタク。桑原、桑原。

 ちなみに渋谷のヒューマントラストで11時過ぎの回を見ましたが、がら空きでした。今がチャンスかも(笑)。しかし本当にあそこのビル、中に入ってからがわかりづらいなー。

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