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2012/03/18

櫻・桜・さくら展 と桜ライン

 リブロで本を買ったら招待券をくれたので、行ってきました(これ)。

 桜をモチーフにしたあれこれを展示、というコンセプトで、写真あり、浮世絵あり、掛軸有り、蒔絵あり。まあ500円だとこんなもんかな、というくらいのところ。

 ボストン美術館秘のスポルディング・コレクションは現物は非公開ということでレプリカでしたが、大きく引き伸ばされていて、これはこれで面白い。まあ色が沈んじゃってるように思いますが、そこは仕方ないやな。こういうプリントは沈んじゃうものだし。以前は表面加工で色味が変わっちゃったもんだけど、今の技術だとどうなんだろう。花見用の豆腐田楽を作る図とか、土手の上から鳥居の上部だけが見える図とか、なかなか楽しい。正確なタイトルは忘れちゃったけど、花嵐の図がきれいだったな。黒と紫の着物の色。

 佐野藤右衛門コレクションの屏風・掛軸は、有名な物ではないと思うけど、赤い葉の混ざった葉桜が多く、そういえば染井吉野以前は「桜」といえば「山桜」だったんだなーとあらためて。

 それにしても屏風というのは優れたものだなー。屏風といい、掛軸といい、コンパクトに収納して、季節や状況(来客時とか)に合わせて好みの物に取り換えられる。しかも屏風は折り畳むことによって自立し、建具として使える実用品だし、折畳みの角度によって絵の表情が変わるという。

 さて、招待券を山ほど撒いたであろう展覧会(ぢぶんも計3枚もらった)、最後に何か売ってないと逆に不安になるってもので。ちゃんと桜の写真集やら画集やらの売店と、クレイフラワー教室の宣伝があってちょっとほっとしたり(笑)もしましたが、こんなチラシもありました。

 「桜ライン3.11」(こちら)。

 陸前高田で、津波の到達ラインに桜を植え、「津波がここまで来た」ということを可視化するというプロジェクトです。津波の後で「実はここまで津波が来たことがあった」と言われても遅い、見える形で残したい。そんな悔しさは、多少なりとも共有できるように思います。現在までに250〜300本が植樹されたそうです(ブログはこちら)。

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