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2012/09/30

オネーギン2日めちょろっと。

Ca3k0286


 終演後の不忍弁天堂と蓮池。蓮の青い匂いが涼やかで、舞台の酔いを冷ましてくれる。

 
 初演の舞台があまりにも「特別な舞台」だったので、ずっとどこか「初演負け」になるんじゃないかという気持ちがあって(←ひどいファンだなあ)。アッサンブレでのインタビューを読むと、ご本人もそういうプレッシャーはあるんだろうなあ、と思いつつ、あんな「特別なこと」はそう何度もあるもんじゃない、と自分に言い聞かせたり、まあなんか気がもめましたよ( ̄▽ ̄)。ヒドイなあ、ホント。

 技の精度は確実に上がっていたと思います。「鏡」の櫓だって前回に比べりゃあ……(^▽^)あは。友佳理さんの動きにシャープさが増して、そのうえでそのときの感情にあわせて崩している部分があって、それは友佳理さんの本領だなあ、と。ぢぶんはむしろ、精度を上げることで失うものの方を考えていたんですが、それはほとんどなかったように思います。「鏡」はとにかく「手紙」は今回くらいが限度かなあ。これ以上なめらかになると、二人の持つ「凄さ」は目減りしていくような気がする。

 といいつつ、この二人が舞台に乗っちゃえば、少なくとも「手紙」に関してはこうなっちゃうんだろうなー、とも。踊る方の理性がぶっとんじゃってるもの( ̄▽ ̄)。パのひとつひとつをドラマとして展開していくのはこのところの木村さんの作風だけど、それを突き詰めるとこうなるんだろうなー、と。友佳理さんはね、もう舞台に乗っちゃったら友佳理さんだから(^▽^)。二人とも、パがドラマになるというよりも、パが人そのものであるような。なんていえばいいんだろう。

 最近はドラマの方に重点があったように思う木村さんの踊りですが、今日はよく歌っていました。最初のヴァリエーションもだけど、3幕の女性たちとの場面はやはり美しい。十分に歌いながら、オネーギンの虚しい来し方が存分に響いてくる。

 最初のカテコでは二人が支え合うように……というか、友佳理さんの肩を抱くことで木村さんがようやく立っているかのような。そこでほっとしたのか、友佳理さんの頭をそっと抱き寄せるのが、もうむちゃくちゃ幸せというか(←前回も書いたような)。後ろや上の階はわからないですが、1階の通路より前は8割方スタオベだったんじゃないかな。数字に根拠はないけど。

 とりあえずこんなところで。明日は休養日。

 あ、3幕の白髪はもう少し少なくていいです!

 

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コメント

綾瀬川さんおはようございます。

昨日、1年ぶりに会うつもりだった友達との予定をキャンセルし観てきてしまいました!
3幕は泣きっぱなし・・・
いや~観に行って良かったです。

何回目かのカテコで、ゆかりさんが木村さんの手を探していたのが印象的でした。(子供が無意識に親の手を求めるような、微笑ましい愛を感じました)

3階席だったのでスタオペではなかったけど
みんな幸せそうな顔で拍手していました。

今日も幸せを味わいたいです。

投稿: Nc | 2012/09/30 09:20

おーっ、結局予定変更なさったんですか!
でもその甲斐があったようでよかったです−。
3幕は胸がつまってしまって、息が苦しくて
終演後、自分がぜいぜいしてました(←もう馬鹿みたい)。
すごく幸せなカテコでしたねー。

ゲストの公演は、日を追うごとによくなることが多いので、
1日おいた今日の舞台は初日よりずっといいんじゃないかと思います。
(今頃2幕かなー)
今、雨も降り始めました。
帰り道、どうかお気をつけて。

投稿: 綾瀬川 | 2012/09/30 16:14

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