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2012/09/29

オネーギン初日。

 そんなこんなで、オネーギン初日。美佳姫とマッキー、小出ちゃんとザイツェフの組。数年前のシュツットガルトの来日公演で、イェリネクとバランキエヴィッチのオネーギン、ザイツェフとフォーゲルのレンスキーを見てるはずなんだけど、オネーギンはイェリネクしか覚えてないし、レンスキーはフォーゲルしか覚えてないという( ̄▽ ̄)。いやー、どうしたもんだか。ザイツェフは見たら思い出すかな? と思ったけど、やっぱり覚えてなかった。粗末な頭だなあ。

 同じ顔合わせで日曜日もあるので、軽く。今日は3階センター。

 乳母の坂井さんとラリーナ夫人の矢島さんは初演から引き続いて今回もシングルキャスト。坂井さんの乳母はいいなあー(^▽^)。矢島さんは初演の時は「若すぎ?」と思わなくもなかったけど、今回は舞踏会の仕切りなんかもちょっと貫禄。

 美佳さんは、1幕の垢抜けない田舎娘と3幕の令夫人の差がくっきりと。初演のときも「鏡」の方がよかったと思ったけど、今回もそんな印象かな。美佳さんのリリカルさが出て、美しいタチアーナだったな。3幕は、読売のインタビューで「気持ちがゆれ動く時に、もっと凜としたものが見えても」とおっしゃってたように、凜とした……というか、ちょっと凜としすぎたような気も。

 マッキーは「正しいオネーギン」。「鏡」を見ながら、「フォーゲルは何が間違ってたんだろうな……」と、ついつい思ってしまったという( ̄▽ ̄)。踊りは完璧なんだろうなあ。脚がものすごくすらりと細くて、サポートも万全。1幕のもみあげと3幕の老けすぎがちょっと気にはなったけど、まあ「正しいオネーギン」ですよ。「レンスキーいぢめが足りない!」と思ったのはぢぶんの基準が間違ってるのはわかってるし(あはは)。……っていうか、ジェントルマンだよな、たぶん。

 ……ぢぶんの中のオネーギン、どんだけ悪人だよ……。

 というのはおいといて。

 シュツットガルトで見た時にぴんと来なかったところが木村さんの舞台で腑に落ちた、というのは何カ所かあって、それを経てもう一度見たらまた違うのかな、と思っていたのですが、実のところ、イェリネクで見た時とあまり変わらないというか、それも含めて「正しいオネーギン」なんだろうなあ、と。手練れの人のというか、踊りなれてる人のというか。しかしそれが心を打つかというのはまた別というか。

 なんというか、今日、いちばん胸にしみたのはグレーミンとタチアーナのPDDだったりしたわけですよ。あら困った。

 
 そういえば、プログラムはラドメーカーのままで、ザイツェフは挟み込みになっておりましたよ。

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